中小企業向けクラウドERP(基幹システム)18選比較!導入メリットや選び方
おすすめERPの資料を厳選。各サービスの料金プランや機能、特徴がまとまった資料を無料で資料請求可能です。資料請求特典の比較表では、価格や細かい機能、連携サービスなど、代表的なERPを含むサービスを徹底比較しています。ぜひERPを比較する際や稟議を作成する際にご利用ください。
目次を閉じる
- ERPとは
- ERPの対応範囲
- 業務における中小企業の問題点とERPの導入率
- 中小企業におけるERPの必要性
- 中小企業でのERPシェア率
- 中小企業向けクラウドERPツールの選び方
- 中小企業向けクラウドERPツールの導入目的を確認する
- 中小企業向けクラウドERPツールの機能を確認する
- 中小企業向けクラウドERPツールを導入する際の注意点を確認する
- 中小企業向けクラウドERPツールの料金・価格相場を確認する
- 中小企業におすすめのクラウドERP比較18選
- マネーフォワード クラウドERP
- GRANDIT miraimil
- Microsoft Dynamics 365 Business Central
- freee統合型ERP
- freee会計
- SMILE V Air
- RobotERP ツバイソ
- SmileWorks
- Biz∫(ビズインテグラル)
- ProActive C4
- infor
- Oracle NetSuite
- SKit FLEXi
- ZAC
- Reforma PSA
- SAP Business ByDesign
- GEN
- GLOVIA きらら
- 中小企業のERPの導入メリット
- 人手不足に対応できる
- 生産性の向上が期待できる
- 迅速な経営戦略を実現
- DXの推進に不可欠である
- 中小企業のERPの導入デメリット
- 業務のプロセスに合わない可能性がある
- 導入当初は社員が混乱する
- ERPを中小企業に導入する際の注意点
- ERPを活用する業務の範囲を明確にする
- 特定の業界・業種への対応
- 社内で運用体制を構築する
- 中小企業がERPを導入するメリットは大きい
- ERP関連記事
- BOXILとは
ボクシルおすすめERP(基幹システム) 【Sponsored】
RobotERP ツバイソ |
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・売上や調達のプロセス、個別原価計算、財務会計、顧客管理などを一元化 ・外部アプリやSalesforceとの連携、柔軟なカスタマイズが可能 ・企業会計基準、法規制、内部統制基準、原価計算基準に準拠 |
まず中小企業におすすめのクラウドERPを比較表にしたので、項目ごとに比較しましょう。なお、ERPの選び方についてはこちらの記事を参考にしてください。
【特典比較表つき】『ERP(基幹システム)の資料10選』 はこちら⇒無料ダウンロード
一覧で料金・機能を比較したい方にはBOXILが作成した比較表がおすすめです。各社サービスを一覧で比較したい方は、下のリンクよりダウンロードしてください。
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※ダウンロード可能な資料数は、BOXILでの掲載状況によって増減する場合があります。
ERPとは
ERPとは、Enterprise Resource Planning(企業資源計画)の略称で、企業の基幹システムのことです。ERPは、企業のもつ資源であるヒト・モノ・カネ・情報を一元管理するシステムで、ERPシステムやERPパッケージとも呼ばれます。
人事管理・在庫管理・販売管理など、業務システムがばらばらであると情報共有がスムーズに行えず、非効率な面が出てきます。ERPを使えば、一括で基幹業務管理ができるため、業務の全面的な効率化が可能になり、経営戦略の迅速な意思決定を実現できるでしょう。中小企業診断士がERPの導入コンサルティングを行う場合もあります。
ERPの対応範囲
ERPが対応できる業務は、主に「人事・会計・販売・生産」の4種類です。それぞれの分野で次のような業務に対応できます。
- 人事:給与管理・勤怠管理・人事評価など
- 会計:経費精算・債権債務管理・会計管理・資産管理など
- 販売:受注管理・案件管理・請求管理・顧客管理など
- 生産:品質管理・在庫管理・原価管理など
ただし、システムによっては対応していない分野・業務もあります。また必要な機能・システムだけを組み合わせられるERPもあります。
業務における中小企業の問題点とERPの導入率
中小企業が抱える大きな問題点としては、IT投資の遅れや分断が挙げられます。中小企業庁の調査※によれば、中小企業における基幹システム(ERP)の導入率は21.5%であり、ITツールを利用している企業のなかでも3分の1程度しか導入していません。
また給与・経理業務ソフトは40.3%、Excelといった一般オフィスシステムは55.9%で導入されている一方、それぞれのソフト・システムが単体で導入されているケースは少なくありません。しかしシステムが分断されていると、転記や共有に手間がかかりデータの入力ミスも発生しやすくなります。
また組織全体でデータの一元管理ができないため、リアルタイムで経営判断を行うことが難しく、迅速な対応や組織全体での業務最適化を図ることも難しいでしょう。くわえてシステムそれぞれでバージョンアップやカスタマイズを行うのは手間がかかり、コストも増加しやすいことから、システムの機能不足や老朽化も課題の1つです。
※出典:中小企業庁「中小企業・小規模事業者のIT利用の状況及び課題について」(2024年2月20日閲覧)
中小企業におけるERPの必要性
ERPは部署の垣根を越えて情報を一元管理できるので、導入することで業務効率化が期待できます。1度情報を入力すれば、ほかのシステムへは自動で転記されるため、操作ミスや入力ミスを軽減でき、1度ログインすれば必要な情報はすべて確認できます。
また組織全体の情報がリアルタイムで分析できるため、迅速な経営判断もできるでしょう。近年はインターネットを介してシステムを利用する、クラウド型が主流になってきていることも重要なポイントです。自社サーバーに1からシステムを構築するオンプレミス型よりもコストを抑えて導入できるため、高い初期費用を用意する必要がなく、スモールスタートではじめられます。
中小企業でのERPシェア率
IT市場専門の調査会社であるノークリサーチの調査※によれば、中堅・中小市場におけるERPのシェア率は、第1位が大塚商会のSMILEシリーズ(V・BS・Air)です。第2位は28.8%で富士通のGLOVIAシリーズ、第3位、第4位はSAPシリーズが続きます。
ほかにも日本マイクロソフトのMicrosoft Dynamics 365といった、国内外を問わず大手有名メーカーの提供するERPパッケージが人気です。ただし、前述したようにERPは対応している業務の範囲や機能が大きく異なるため、実際に導入を検討する際はサービスの特徴や機能も確認することが重要です。この記事では、上記で紹介したシステムも含め、幅広い製品比較ができるため、ぜひ参考にしてください。
※出典:ノークリサーチ「2023年 中堅・中小市場におけるERPの社数シェアと有力な差別化ポイント」(2024年2月20日閲覧)
次の記事では、ERPのメリット・デメリットをそれぞれ紹介しているので、ぜひチェックしてください。
中小企業向けクラウドERPツールの選び方
中小企業向けクラウドERPツールを選ぶ際は、次の流れで確認しましょう。
- 中小企業向けクラウドERPツールの導入目的を確認する
- 中小企業向けクラウドERPツールの機能を確認する
- 中小企業向けクラウドERPツールを導入する際の注意点を確認する
- 中小企業向けクラウドERPツールの料金・価格相場を確認する
中小企業向けクラウドERPツールの導入目的を確認する
中小企業向けクラウドERPツールの導入を検討する際は、まず導入目的を明確にしましょう。主な導入目的は次のとおりです。
導入目的 | 詳細 |
---|---|
広範囲の業務にERPを導入したい | 汎用性の高いERPがおすすめ |
自社に合ったシステムにカスタマイズしたい | コンポーネント型ERPがおすすめ |
一定の業務範囲でのみERPを導入したい | 人事や会計など部分的な業務効率化を得意とするタイプがおすすめ |
中小企業向けクラウドERPツールの機能を確認する
中小企業向けクラウドERPツールでできること、利用できる機能は次のとおりです。上記の導入目的・課題をどのように解決できるかを記載しているため、必要な機能を洗い出し、システムごとに機能比較を行いましょう。
【基本的な機能】
機能 | 詳細 |
---|---|
人事・給与管理機能 | 勤怠管理や目標管理、給与計算など、社員にかかわる情報を一か所に集めておくことで、より効率的な人事業務ができるようになる |
販売管理集計機能 | 実施したアンケート結果をリアルタイムに集計できる |
生産管理機能 | 在庫確認や品質管理、原価管理ができる |
資産管理機能 | ERPで固定資産台帳を管理し、減価償却をサポートする |
債権・債務管理機能 | 売掛金の管理や入金による債権消込を実施する |
経費精算機能 | 備品の購入や交通費の支払いができる |
会計管理機能 | ERPで財務諸表や決算書を作成できる |
中小企業向けクラウドERPツールを導入する際の注意点を確認する
中小企業向けクラウドERPツールを導入する際、失敗しないために次の項目も確認しておきましょう。
確認事項 | 詳細 |
---|---|
コストパフォーマンス | ユーザーの増加や機能オプションの追加で費用が高額になりやすいので、かかる費用のシミュレーションを行いましょう |
クラウド型とオンプレミス型 | 中小企業では、メンテナンスにかかる工数を抑えられるクラウド型がおすすめ |
サポートの充実度 | トラブル対応のほか、法改正や業務内容が変更された際にどのようなサポートが受けられるか確認しましょう、導入や運用に不安を感じる場合はコンサルティングサービスがあると安心です |
システム連携 | すでに会計システムや販売管理システムを導入している場合は、これらとシームレスに連携ができるか確認しましょう |
多言語・多通貨 | 海外に拠点がある場合や、海外との取引を行っている場合は、言語や通貨、各国の税制に対応しているか確認してください |
中小企業向けクラウドERPツールの料金・価格相場を確認する
中小企業向けクラウドERPツールの料金は、イニシャルコストとランニングコストの2種類が必要です。オンプレミス型のイニシャルコストはライセンス・導入・開発コストがかかり、相場は100万円〜1,000万円とかなり高額です。その代わりランニングコストは社内の人件費になり、長期間使用するほど割安になります。
クラウド型のイニシャルコストは、ライセンスと導入コストがかかります。ライセンス費用は、ユーザー一人あたり数千〜数万円が相場です。クラウド型はハードウェアが不要なため、オンプレミス型に比べて導入コストは安く抑えられます。会社によっては無料の場合もあり、かかっても数十万程度でしょう。
その代わり、ランニングコストとして月額利用料が必要です。ユーザー一人あたり数千〜数万円程度ですが、ユーザー数で変化するため社員数が多い場合は、費用が高額になります。また利用する機能の数によって料金が変化するケースも多々あります。具体的な価格については見積もりを依頼して比較するとよいでしょう。
中小企業におすすめのクラウドERP比較18選
中小企業におすすめの人気ERPシステム・ソフトウェアを厳選して紹介します。国産のシステムや使いやすいシステムについて、口コミ評価も含めて紹介しているため、ぜひサービスを比較する際の参考にしてください。
マネーフォワード クラウドERP - 株式会社マネーフォワード
- 財務会計や経費精算に強い
- 勤怠管理や人事管理も提供
- 個別のサービス利用も可能
マネーフォワード クラウドERPは、マネーフォワード クラウド会計をはじめ、マネーフォワードが提供している複数の基幹システムを、まとめて利用できる日本製のERPです。財務会計や経費精算といった会計まわりの強みはそのままに、給与計算や勤怠管理といった人事労務の業務も効率化できます。それぞれのシステムは単体でも提供されているため、必要に応じてシステムを組み合わせるとよいでしょう。
機能一覧
項目 | 詳細 |
---|---|
財務会計 | ○ |
管理会計 | ○ |
予実管理 | ○ |
経費管理 | ○ |
債権管理 | ○ |
債務管理 | ○ |
資産管理 | − |
採用管理 | − |
人事管理 | − |
労務管理 | − |
販売管理 | ○ |
購買管理・受発注管理 | ○ |
在庫管理・倉庫管理 | − |
生産管理・開発管理 | − |
BI | ○ |
CRM・SFA | − |
料金プラン
項目 | 詳細 |
---|---|
初期費用 | 要問い合わせ |
月額固定費用 | 要問い合わせ |
月額従量課金 | 要問い合わせ |
無料プラン | − |
無料トライアル | − |
GRANDIT miraimil - GRANDIT株式会社
- 商社・卸売業、サービス業に特化
- 主な基幹業務機能から利用したいものを選択可能
- 承認ワークフロー機能を標準搭載
GRANDIT miraimilは、中小企業向けの拡張性の高い統合型クラウドERPです。社内のさまざまなデータを一元管理し、業務を自動化・連携することでテレワークやペーパーレス化を推進します。
またGRANDIT miraimilは経理や販売、調達在庫、⼈事、給与など主な基幹業務機能を業種ごとに自由に組み合わせて利用可能です。承認ワークフロー機能を標準搭載しており、業務処理の効率化と経営の意思決定のスピードアップを実現します。
機能一覧
項目 | 詳細 |
---|---|
財務会計 | ○ |
管理会計 | ○ |
予実管理 | ○ |
経費管理 | ○ |
債権管理 | ○ |
債務管理 | ○ |
資産管理 | ○ |
採用管理 | − |
人事管理 | ○ |
労務管理 | − |
販売管理 | ○ |
購買管理・受発注管理 | ○ |
在庫管理・倉庫管理 | ○ |
生産管理・開発管理 | − |
BI | ○ |
CRM・SFA | − |
料金プラン
項目 | 詳細 |
---|---|
初期費用 | 要問い合わせ |
月額固定費用 | 要問い合わせ |
月額従量課金 | 要問い合わせ |
無料プラン | 要問い合わせ |
無料トライアル | − |
Microsoft Dynamics 365 Business Central - 株式会社パシフィックビジネスコンサルティング
- 国内外のグループ会社も一元管理
- 世界各国の税制や商習慣に対応したローカライゼーション機能
- 多くのMicrosoft製品と連携可能
Microsoft Dynamics 365 Business Centralは、世界各国の商習慣に対応しているERPシステムです。拠点ごとの細かな要件差異も吸収でき、財務データの単純合算連結に対応できる機能も標準搭載しています。
生産、販売管理機能のほか、サービス管理やプロジェクト管理、マーケティング管理などにも対応可能です。Microsoft Power BIやMicrosoft Excelなど、Microsoft製品と連携できるため、利用中のMicrosoft製品への2重入力や転記ミス削減にも役立ちます。
機能一覧
財務会計 | 管理会計 | 予実管理 | 経費管理 |
---|---|---|---|
○ | ○ | ○ | ○ |
債権管理 | 債務管理 | 資産管理 | 採用管理 |
---|---|---|---|
○ | ○ | ○ | - |
人事管理 | 労務管理 | 販売管理 | 購買管理・受発注管理 |
---|---|---|---|
○ | - | ○ | ○ |
在庫管理・倉庫管理 | 生産管理・開発管理 | BI | CRM・SFA |
---|---|---|---|
○ | ○ | - | ○ |
料金プラン
初期費用:−
月額固定費用:8,750円〜/ユーザー
月額従量課金:−
無料プラン:−
無料トライアル:○
freee統合型ERP - フリー株式会社
- 案件ごとの進捗、顧客情報、請求書といった書類を一元管理
- 受発注や請求状況、案件別粗利などをリアルタイムに可視化
- インボイス制度、電子帳簿保存法に対応した帳票を発行可能
freee統合型ERPは、案件管理から入金、支払管理までを統合した日本製のERPです。現場の案件管理から請求、入金・支払いなどの管理を、ワークフローで統制しながらまとめられ、案件別の粗利も自動算出できます。
案件ごとの粗利にくわえ、部門、営業担当ごとのレポートを自動で可視化できるため、スムーズな経営判断にも役立ちます。また、請求書といった帳票は、システムから作成しメールで送信可能です。
機能一覧
財務会計 | 管理会計 | 予実管理 | 経費管理 |
---|---|---|---|
- | - | ○ | ○ |
債権管理 | 債務管理 | 資産管理 | 採用管理 |
---|---|---|---|
○ | ○ | - | - |
人事管理 | 労務管理 | 販売管理 | 購買管理・受発注管理 |
---|---|---|---|
- | - | ○ | ○ |
在庫管理・倉庫管理 | 生産管理・開発管理 | BI | CRM・SFA |
---|---|---|---|
- | ○ | - | - |
料金プラン
要問い合わせ
- 上場企業も使える会計に強いERP
- 小規模事業者や中小企業でも使いやすい
- 低価格からの導入が可能
freee会計は、個人から中小企業を中心に中堅企業にまで対応しているシステムです。規模の小さな企業なら確定申告や月次決算が楽に、中小企業や中堅企業なら、人事管理および勤怠管理と組み合わせて広範囲のバックオフィス業務をカバーできます。会計をメインに人事まわりまで対応したい企業におすすめです。
- 販売管理、会計管理、人事給与管理機能を選択利用
- タブレットやスマートフォン利用に対応
- ISO27001認証取得の大塚商会のデータセンターでデータ管理
SMILE V Airは、人材活用や管理会計、販売システムなどに対応できる日本製のクラウド型ERPシステムです。管理機能それぞれを単体利用できるほか、スケジューラや文書管理、ワークフローを管理できる情報系システムとの一体運用も可能です。
対応業務が異なる複数プランを提供しており、会計、給与管理は1ライセンス、単独利用限定のライトパックも提供しています。
機能一覧
財務会計 | 管理会計 | 予実管理 | 経費管理 |
---|---|---|---|
○ | ○ | ○ | ○ |
債権管理 | 債務管理 | 資産管理 | 採用管理 |
---|---|---|---|
○ | ○ | ○ | - |
人事管理 | 労務管理 | 販売管理 | 購買管理・受発注管理 |
---|---|---|---|
○ | - | ○ | ○ |
在庫管理・倉庫管理 | 生産管理・開発管理 | BI | CRM・SFA |
---|---|---|---|
○ | - | - | - |
料金プラン
初期費用:要問い合わせ
月額固定費用:要問い合わせ
月額従量課金:要問い合わせ
無料プラン:−
無料トライアル:○(30日間)
RobotERP ツバイソ - ツバイソ株式会社
- 必要な能力、機能に応じ柔軟なカスタマイズに対応
- 債権債務や財務会計、顧客管理などを統合プラットフォーム化
- 企業会計基準、法規制、内部統制基準、原価計算基準に準拠
RobotERP ツバイソは、顧客や案件と業務プロセスを紐づけて管理できる統合基幹業務プラットフォームです。売上や制作、調達などの業務プロセス、債権債務、財務会計などをまとめて管理できます。
蓄積データをもとに、リアルタイムで損益予測や実績の把握が可能です。公認会計士を含む、業務、会計、ITの専門家がヒアリングをもとにオーダメイドで提案してくれます。機能ごとの料金が細かくわかれており、組み合わせ次第で、基幹システムが安い料金で利用できます。スモールスタートではじめたい企業におすすめです。
機能一覧
項目 | 詳細 |
---|---|
財務会計 | ○ |
管理会計 | ○ |
予実管理 | ○ |
経費管理 | ○ |
債権管理 | ○ |
債務管理 | ○ |
資産管理 | ○ |
採用管理 | − |
人事管理 | ○ |
労務管理 | ○ |
販売管理 | ○ |
購買管理・受発注管理 | ○ |
在庫管理・倉庫管理 | − |
生産管理・開発管理 | ○ |
BI | ○ |
CRM・SFA | ○(ツバイソPSAにて可能) |
料金プラン
項目 | 詳細 |
---|---|
初期費用 | 要問い合わせ |
月額固定費用 | -- |
月額従量課金 | 法人ライセンス料金(アカウント数や取引先の数に応じて数百~数千円)+ユーザーライセンス料金(120円~/ユーザー) |
無料プラン | − |
無料トライアル | ○(30日間) |
「RobotERP ツバイソ」の導入事例 【PR】
導入企業:TOKYO BIG HOUSE株式会社(旧株式会社 プログレス)
導入前の課題:部分的なIT化により業務効率を上げるはずの仕組みが業務を圧迫していた。
導入後の効果:複数のソフトウェアの連携に適したREST APIにより他システムとの連携が容易となり、顧客情報や製造原価のデータベース一元化、情報反映時の人的ミス排除などが可能となった。結果、月次決算の早期化にもつながる。
SmileWorks - 株式会社スマイルワークス
- 会計、販売、給与の機能を必要に応じ選択導入
- 取引先と受発注に関するやり取りが可能なEDI機能を搭載
- プロジェクト別収支管理や配賦機能なども利用可能
SmileWorksは、中小企業向け共通ERP標準仕様に準拠したサービスとして認証されたクラウドERPです。販売管理、給与管理、財務会計などを統合し、会計仕訳や資金繰り表の作成を自動化できます。
プロジェクトごとに仕入れや経費、社内工数などを管理できるほか、受注額や原価など関連帳票を自動で発行可能です。また小規模事業者向けにはインボイス特別プランが用意されており、初期費用無料、月額費用3,000円から利用できます。
機能一覧
項目 | 詳細 |
---|---|
財務会計 | ○ |
管理会計 | − |
予実管理 | − |
経費管理 | ○ |
債権管理 | − |
債務管理 | ○ |
資産管理 | ○ |
採用管理 | − |
人事管理 | − |
労務管理 | − |
販売管理 | ○ |
購買管理・受発注管理 | ○ |
在庫管理・倉庫管理 | ○ |
生産管理・開発管理 | − |
BI | − |
CRM・SFA | − |
料金プラン
項目 | 詳細 |
---|---|
初期費用 | 30,000円(税抜)〜 |
月額固定費用 | 10,000円(税抜)〜 |
月額従量課金 | -- |
無料プラン | − |
無料トライアル | 〇(申し込み日の翌月末日まで) |
Biz∫(ビズインテグラル) - 株式会社NTTデータ・ビズインテグラル
- 製造、輸送、小売など業種、規模問わず導入実績
- ITや建設、商社など業務に合った業界テンプレート
- 単体会計とグループ会計の統一管理が可能
Biz∫(ビズインテグラル)は、利用機能とユーザー数に応じたライセンス体系で導入できる純国産ERPです。為替予約に対応の商社向けテンプレートをはじめ、業界特有の要件に合った業界テンプレートにより、スムーズに導入できます。
一般会計のみ、購買のみなど業務単位で利用でき、事業拡大に合わせた追加導入にも対応しています。
機能一覧
項目 | 詳細 |
---|---|
財務会計 | ○ |
管理会計 | ○ |
予実管理 | ○ |
経費管理 | ○ |
債権管理 | ○ |
債務管理 | ○ |
資産管理 | ○ |
採用管理 | ○ |
人事管理 | ○ |
労務管理 | ○ |
販売管理 | ○ |
購買管理・受発注管理 | ○ |
在庫管理・倉庫管理 | ○ |
生産管理・開発管理 | −※1 |
BI | ○ |
CRM・SFA | −※2 |
※1:連携製品により対応。
※2:別製品との連携により対応
料金プラン
項目 | 詳細 |
---|---|
初期費用 | 要問い合わせ |
月額固定費用 | 要問い合わせ |
月額従量課金 | 要問い合わせ |
無料プラン | 要問い合わせ |
無料トライアル | − |
ProActive C4 - SCSK株式会社
- 製造業、流通、金融業など幅広い業界で導入実績
- 会計から勤怠管理まで基幹業務全般をサポート
- 課題に応じ連携ソリューションやBPOなどを含む提案が可能
ProActive C4は、会計、人事給与、販売管理、経費、勤怠管理の基幹業務全般に対応したERPです。必要な業務システムからの段階的導入、システムを中心にしたBPOサービス、連携サービスなど、課題に応じ周辺ソリューションを含む提案を受けられます。
雇用形態や国籍の異なる社員情報、勤怠情報や経費精算などを一元管理できるほか、人材情報デーベースを構築し戦略的な人材マネジメントも可能です。利用する対象業務、ユーザー数に応じた料金プランで利用でき、ニーズに応じた保守サービスも選択利用できます。
機能一覧
項目 | 詳細 |
---|---|
財務会計 | ○ |
管理会計 | ○ |
予実管理 | − |
経費管理 | ○ |
債権管理 | ○ |
債務管理 | ○ |
資産管理 | ○ |
採用管理 | − |
人事管理 | ○ |
労務管理 | − |
販売管理 | ○ |
購買管理・受発注管理 | ○ |
在庫管理・倉庫管理 | ○ |
生産管理・開発管理 | − |
BI | − |
CRM・SFA | − |
料金プラン
項目 | 詳細 |
---|---|
初期費用 | 要問い合わせ |
月額固定費用 | 要問い合わせ |
月額従量課金 | 要問い合わせ |
無料プラン | − |
無料トライアル | 要問い合わせ※ |
※トライアル環境の提供あり。詳細要問い合わせ。
- 流通業・製造業・サービス業特化のERP
- 製品設計や製造管理、原価管理など業界特化機能を搭載
- 多言語、多通貨に対応
inforは、流通業・製造業・サービス業に特化したERPです。例として製造業であれば見込、受注組立、繰返生産などの混合モードに対応し、複雑な生産管理が可能です。
それぞれの業界・業種に合わせた特有の機能がそろっており、事前に設定がされているため、スピーディーにシステムを導入できます。サプライチェーン管理やタレントマネジメント管理なども行え、収益性をダッシュボードにより可視化できます。
機能一覧
財務会計 | 管理会計 | 予実管理 | 経費管理 |
---|---|---|---|
○ | ○ | ○ | - |
債権管理 | 債務管理 | 資産管理 | 採用管理 |
---|---|---|---|
○ | ○ | ○ | - |
人事管理 | 労務管理 | 販売管理 | 購買管理・受発注管理 |
---|---|---|---|
○ | ○ | ○ | ○ |
在庫管理・倉庫管理 | 生産管理・開発管理 | BI | CRM・SFA |
---|---|---|---|
○ | ○ | ○ | ○ |
料金プラン
初期費用:要問い合わせ
月額固定費用:要問い合わせ
月額従量課金:要問い合わせ
無料プラン:要問い合わせ
無料トライアル:要問い合わせ
Oracle NetSuite - 日本オラクル株式会社
- スタートアップから大企業まで全世界での導入実績
- 会社経営に必要な業務アプリケーションを一元管理
- リアルタイムなBIで「経営の今を見える化」
Oracle NetSuite(オラクル ネットスイート)は、スタートアップから大企業まで全世界での導入実績を誇るクラウドERPシステムです。会社経営に必要な業務アプリケーション機能を単一のシステムで管理できるため、業務プロセスの一元化ができます。事業拡大、分社化、さらに新しいビジネスモデルへの変更も柔軟に素早く対応可能です。
機能一覧
項目 | 詳細 |
---|---|
財務会計 | ○ |
管理会計 | ○ |
予実管理 | ○ |
経費管理 | ○(NetSuite SRPにて可能) |
債権管理 | ○ |
債務管理 | ○ |
資産管理 | ○ |
採用管理 | − |
人事管理 | ○ |
労務管理 | ○ |
販売管理 | ○ |
購買管理・受発注管理 | ○ |
在庫管理・倉庫管理 | ○ |
生産管理・開発管理 | ○ |
BI | ○ |
CRM・SFA | ○ |
料金プラン
項目 | 詳細 |
---|---|
初期費用 | 要問い合わせ |
月額固定費用 | 要問い合わせ |
月額従量課金 | 要問い合わせ |
無料プラン | − |
無料トライアル | − |
SKit FLEXi - 株式会社エヌ・ティ・ティ・データ・セキスイシステムズ
- 販売・仕入・在庫管理、会計、情報分析機能で構成
- 導入サポートから稼働後の運用サポートまで専門のSEが対応
- 必要な機能、利用者数、データ量に応じて柔軟に利用可能
SKit FLEXiは、卸売業を中心とした複合業態に対応したクラウド型ERPです。将来の企業成長を見越した大規模投資が不要で、輸入業務や事業領域などの拡大に合わせ柔軟にシステムを拡張できます。
運用全体の委託にも対応しており、情報システム担当の人材不足といった課題を抱える企業にもおすすめです。また、稼働までの導入サポート、稼働後のヘルプデスクなどを専門のシステムエンジニアがサポートしてくれます。
機能一覧
財務会計 | 管理会計 | 予実管理 | 経費管理 |
---|---|---|---|
○ | ○ | - | - |
債権管理 | 債務管理 | 資産管理 | 採用管理 |
---|---|---|---|
○ | ○ | ○ | - |
人事管理 | 労務管理 | 販売管理 | 購買管理・受発注管理 |
---|---|---|---|
- | - | ○ | ○ |
在庫管理・倉庫管理 | 生産管理・開発管理 | BI | CRM・SFA |
---|---|---|---|
○ | - | ○ | - |
料金プラン
要問い合わせ
- 案件・契約・プロジェクト単位で進行する業種に最適
- 会計ソフトとの連携で会計管理も効率化
- セミナーや講座でERPの使い方を支援
クラウドERP ZACは、プロジェクト管理や勤怠管理、販売管理をベースに管理会計、経営モニタリングの機能も搭載しているERPです。プロジェクト収支や部門収支をモニタリングできるほか、システムとの連携で売上や経費のデータを会計ソフトに取り込めます。初期設定には費用がかかるものの、コンサルタントによる導入支援は無料なのも中小企業にうれしいポイントです。
機能一覧
項目 | 詳細 |
---|---|
財務会計 | −(オプションにて外部サービスと連携) |
管理会計 | ○ |
予実管理 | ○ |
経費管理 | ○ |
債権管理 | ○ |
債務管理 | ○ |
資産管理 | − |
採用管理 | − |
人事管理 | − |
労務管理 | ○ |
販売管理 | ○ |
購買管理・受発注管理 | ○ |
在庫管理・倉庫管理 | ○ |
生産管理・開発管理 | ○ |
BI | ○ |
CRM・SFA | ○ |
料金プラン
項目 | 詳細 |
---|---|
初期費用 | 10万円〜 |
月額固定費用 | 要問い合わせ |
月額従量課金 | 要問い合わせ |
無料プラン | − |
無料トライアル | −(無料デモあり) |
- 顧客管理やプロジェクト管理などさまざまな機能
- プロジェクトごとの経費・利益をひと目で確認できる
- 初期費用無料、月額300円~/ユーザーから利用できる
Reforma PSA(レフォルマ ピーエスエー)は、ITやWeb、広告といったクリエイティブ業に適した基幹システムです。顧客管理やプロジェクト管理、経費精算などをまとめて効率化します。
プロジェクトごとの経費や利益をひと目で確認でき、単一のERPでまとめて売上につなげたい企業にはおすすめです。また、初期費用無料、月額料金300円~/ユーザーと、価格が安いのも中小企業におすすめしたいポイントです。
機能一覧
項目 | 詳細 |
---|---|
財務会計 | − |
管理会計 | ○ |
予実管理 | ○ |
経費管理 | ○ |
債権管理 | ○ |
債務管理 | ○ |
資産管理 | − |
採用管理 | − |
人事管理 | − |
労務管理 | − |
販売管理 | ○ |
購買管理・受発注管理 | ○ |
在庫管理・倉庫管理 | − |
生産管理・開発管理 | − |
BI | ○ |
CRM・SFA | − |
料金プラン
項目 | 詳細 |
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初期費用 | 0円 |
月額固定費用 | -- |
月額従量課金 | 300円〜/ユーザー |
無料プラン | − |
無料トライアル | −(デモあり) |
SAP Business ByDesign - SCSK Minoriソリューションズ株式会社
- 中堅企業向けクラウド型ERPシステム
- 短期間かつ低コストで導入
- ビジネスの成長を目的に構築された機能
SAP Business ByDesignは、財務や人事、顧客管理やプロジェクト管理など、社内の多くの業務プロセスと情報を一元管理できるERPシステムです。低コストかつ短期間で、大企業向けERPと同等の機能を導入できます。中小企業の課題となる人的リソースの不足も、ERPによる業務の効率化により、コア業務に集中させることで解決に導きます。
機能一覧
項目 | 詳細 |
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財務会計 | ○ |
管理会計 | ○ |
予実管理 | ○ |
経費管理 | − |
債権管理 | ○ |
債務管理 | ○ |
資産管理 | ○ |
採用管理 | − |
人事管理 | ○ |
労務管理 | ○ |
販売管理 | ○ |
購買管理・受発注管理 | ○ |
在庫管理・倉庫管理 | ○ |
生産管理・開発管理 | ○ |
BI | ○ |
CRM・SFA | ○ |
料金プラン
項目 | 詳細 |
---|---|
初期費用 | 要問い合わせ |
月額固定費用 | 要問い合わせ |
月額従量課金 | 要問い合わせ |
無料プラン | − |
無料トライアル | ○(30日間) |
- アパレル、化粧品、食品など業界別に機能が用意されたERP
- コーディングなしでカスタマイズ可能
- WindowsとMac両方に対応
GEN(ジェン)は、洗練された中小企業向けの純国産クラウドERPです。販売・在庫・生産・管理会計・顧客管理・ワークフローなどがブラウザで一元管理できます。商社やメーカー、アパレル、化粧品・食品、クリエイティブなどの業界別ERPサービスが用意されています。
コーディング不要で帳票、高度な集計、画面設計、計算式の追加が可能です。導入時トレーニングと、運用時のチャット・メール・Web通話・画面共有とサポート体制も十分です。無料トライアルも提供されています。
機能一覧
項目 | 詳細 |
---|---|
財務会計 | − |
管理会計 | ○ |
予実管理 | ○ |
経費管理 | − |
債権管理 | ○ |
債務管理 | ○ |
資産管理 | − |
採用管理 | − |
人事管理 | − |
労務管理 | − |
販売管理 | ○ |
購買管理・受発注管理 | ○ |
在庫管理・倉庫管理 | ○ |
生産管理・開発管理 | ○ |
BI | ○ |
CRM・SFA | ○ |
料金プラン
項目 | 詳細 |
---|---|
初期費用 | 要問い合わせ |
月額固定費用 | 20,000円(税抜) |
月額従量課金 | 3,200円(税抜)~/ユーザー |
無料プラン | − |
無料トライアル | ○ |
GLOVIA きらら
- 販売管理・会計・人事給与に対応
- 使いたい機能だけを選べる
- 充実のヘルプデスクサポート
GLOVIA きららは、富士通Japan株式会社が提供する、中堅企業向けのクラウド型統合ERPパッケージです。販売管理・会計・人事給与の3つの基幹業務をラインナップしており、業務に合わせて使いたい機能だけを選べるのが魅力です。共通のマスタを保有することにより、各業務間のシームレスな連携をボタンクリックのみで実現します。システムや制度に関する質問や相談にも、業務に精通したプロが電話で答えくれるので安心して利用できます。
機能一覧
項目 | 詳細 |
---|---|
財務会計 | ○ |
管理会計 | ○ |
予実管理 | ○ |
経費管理 | ○(オプション) |
債権管理 | ○ |
債務管理 | ○ |
資産管理 | ○(オプション) |
採用管理 | − |
人事管理 | ○ |
労務管理 | ○ |
販売管理 | ○ |
購買管理・受発注管理 | ○ |
在庫管理・倉庫管理 | ○ |
生産管理・開発管理 | − |
BI | ○(オプション) |
CRM・SFA | ○(オプション) |
料金プラン
項目 | 詳細 |
---|---|
初期費用 | 要問い合わせ |
月額固定費用 | 要問い合わせ |
月額従量課金 | 要問い合わせ |
無料プラン | − |
無料トライアル | − |
中小企業のERPの導入メリット
ERPは従来、高価なオンプレミス型のパッケージが主流だったため、主に大企業を中心に導入されてきました。しかし最近では、クラウドサービスへの移行とSaaSモデルのトレンドにより、クラウド型のERPを提供するベンダーが増えています。
クラウドERPはクラウドならではの導入コストの低さ、導入までの期間の短さ、スモールスタートが可能であり、中小企業でも導入・運用できるといった特徴を備えています。
人手不足に対応できる
中小企業が最も頭を悩ます人手不足について、ERPを導入することで対応できます。ERPを導入すると、経理や生産管理といった専門知識や経験が必要な基幹業務から、在庫管理、勤怠・給与・経費精算といった手間のかかる業務までをまとめて効率化できます。
ERPにより基幹業務に携わる人員を削減できるのは、中小企業にとって大きなメリットです。
生産性の向上が期待できる
ERPを導入して手間のかかる業務を効率化できれば、従業員はコア業務に集中できるようになり、中小企業の生産性の向上につながることもメリットです。クラウドERPでは、テレワークに移行しても生産性が維持でき、柔軟な働き方にも対応できるため、従業員の満足度が高まります。
迅速な経営戦略を実現
ERPにより、中小企業のヒト・モノ・カネ・情報を1つに集めることで、経営陣は迅速に精度の高い経営戦略を立て、実行できるようになります。中小企業は危機に遭遇した際にも的確な経営判断により耐性がつき、経営資源を成長のために最適化して配分できます。
DXの推進に不可欠である
もう1つのメリットは、クラウドERPを中心に、ペーパーレス化やDX(デジタルトランスフォーメーション)の推進に取り組めることです。中小企業にとってDXは、競争力を高め、長期的な企業成長のためには不可欠な選択です。
中小企業のERPの導入デメリット
ERPの導入は、メリットだけではありません。デメリットも把握したうえでERPの導入を検討してください。
業務のプロセスに合わない可能性がある
ERPは業務を定型化するため、独自プロセスがある場合はERPの業務フローと合わせにくい点がデメリットです。とくに中小企業では独自プロセスを採用している場合多いため、変更によってかえって効率が悪くなるかもしれません。特定の業種・業界に特化したERPを導入するか、ERPで定型化する部分を切り出し、部分的にシステムを活用して効率化を図りましょう。
導入当初は社員が混乱する
ERPの導入を社内で周知せずに行うと、社員は混乱するでしょう。操作方法や活用方法を伝えずに導入すると、社員がうまくシステムを使えず現場に定着しなくなる危険性もあります。導入の検討がはじまった段階で運用担当メンバーを選出して情報を共有し、導入後スムーズな対応が取れるように事前準備を行うのが重要です。
ERPを中小企業に導入する際の注意点
ERPの導入で注意すべきポイントを紹介します。ERPは幅広い業務に対応できるため、事前の準備をしっかり行うことが大切です。
ERPを活用する業務の範囲を明確にする
前述したように、ERPは機能が「人事・会計・生産・販売」の4種類に分類されるため、効率化させたい業務をカバーしているか確認しましょう。また対応している場合でも機能や得意な業務は異なるため、それぞれ比較するのがおすすめです。
このとき、すべての機能・システムを一度に導入するのではなく、最も重要な課題のある業務から部分的に導入を行い、必要に応じて拡大することで失敗を防ぎやすくなります。
特定の業界・業種への対応
自社の業界・業種で特有の商習慣がある場合は、これに対応しているかチェックしてください。例としてシステム開発会社はプロジェクト単位での管理ができるもの、食品の製造業であれば賞味期限や廃棄率も含めて生産管理できるもの、といったように探します。
ERPは多機能なシステムも多く存在しますが、自社の業務にフィットしたものでなければ、効果を十分に発揮できず、コストばかりかかります。必ず自社に合うかを考えながら選定を行いましょう。
社内で運用体制を構築する
前述したように、ERPを導入すると業務フローが大きく変化することもあり、現場の社員が混乱しやすくなります。そのため検討の段階から現場を巻き込んでプロジェクトチームを結成し、運用体制の構築を行いましょう。現場の社員に、どういった部分が自動化すれば業務効率が上がるかヒアリングを行ったうえでシステムを選定し、無料トライアルを使ってシステムが使いにくくないか、直感的に操作できるかを確認します。
また現場責任者やIT管理者も選定し、必要に応じてマニュアルを作成することで、導入後にシステムが定着する運用体制を整えましょう。
中小企業がERPを導入するメリットは大きい
中小企業の成長フェーズに合わせてERPを導入することで、貴重な人材をコア業務に集中させたり、経営情報へ素早くアクセスしたりできます。オンプレミスに比べてクラウドドERPは、低コストかつ短期間で導入可能です。
またERPの導入により、精度の高い経営戦略を立て、実行できるようになります。中小企業はクラウドERPを中心に、DX推進に取り組めるようになり、競争力を高めて長期的な企業成長を実現できるでしょう。
クラウドERPの導入で失敗しないために、事前の情報収集をしっかりと行いましょう。選定の際は次のポイントに注意して選ぶのをおすすめします。
- 中小企業向けクラウドERPツールの導入目的を確認する
- 中小企業向けクラウドERPツールの機能を確認する
- 中小企業向けクラウドERPツールを導入する際の注意点を確認する
- 中小企業向けクラウドERPツールの料金・価格相場を確認する
BOXIL SaaSでは各サービスの料金や機能、特徴がまとまった資料を無料でダウンロードできます。中小企業向けクラウドERPツールをより深く比較検討したい方は、ぜひ参考にしてください。
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