RPA BizRobo!とは - 機能や料金プラン | アカデミーで使い方を研修
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- RPA BizRobo!とは
- RPA BizRobo!の機能
- Design Studio(DS)で開発
- Desktop Automation(DA)で開発
- BizRobo! Launcherで管理
- BizRobo! OCR with AI insideで文字読み取り
- RPA BizRobo!の料金プラン
- BizRobo! mini
- BizRobo! Lite
- BizRobo! Basic
- BizRobo! OCR with AI inside
- My BizRobo!で使い方を学習
- eラーニング
- Webセミナー
- ナレッジベース
- コミュニティ
- BizRobo!の参考書
- RPA BizRobo!は多様な運用に適したRPA
- BOXILとは
RPA BizRobo!とは
RPA BizRobo!はオープン株式会社が提供するRPAです。アメリカのTungsten Automationが作成したRPAを元に開発されているシステムで、日本企業の現場で使いやすいように日本語化をはじめ細やかな改良が施されています。
多くのロボットを開発・運用した実績があり、各業界・業種に精通したパートナー企業とともに、現場の業務に特化したノウハウやサービスを提供しています。国内では経済産業省や三菱重工など、さまざまな大手企業をはじめ3,000社以上※が導入しています。
クライアント型で気軽に始められるBizRobo! miniや、本格的なサーバー型RPAであるBizRobo! Basicなど、豊富なラインナップがそろっています。
※出典:オープン「公式サイト」(2024年4月時点での累計導入社数、2025年9月28日閲覧)
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・RPAツールの比較
・RPAツールの比較(RPA BizRobo!・UiPath・WinActor・Blue Prism)
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RPA BizRobo!の機能
RPA BizRobo!には、主に3つのRPA関連機能が搭載されています。
- 「Design Studio」:主要なロボットを開発する機能
- 「Desktop Automation」:Design Studioより多様なロボットを作成できる機能
- 「BizRobo! Launcher」:ロボットを管理する機能
また、OCR機能として連携な可能なBizRobo! OCR with AI insideもあります。なお、プランによっては搭載されていない機能があるので注意が必要です。
Design Studio(DS)で開発
Design Studio(DS)はロボットを開発するための機能です。実際に稼働させながら操作を検証できる「ウィンドウズビュー」や、ソースコードを検証できる「ソースビュー」などが搭載されているため、視覚的に確認しながらプログラミングできます。
開発用のデザインモードから動作を確認できるデバッグモードに切り替えれば、ロボットの動作をさらに細かく確認できます。ロボットのアクションは約100種類※用意されており、さまざまな業務に対応しています。
※出典:オープン「Design Studio(DS)の概要」(2025年9月28日閲覧)
Desktop Automation(DA)で開発
Desktop Automation(DA)もロボットの開発に利用する機能です。Design Studioでは扱えないWindowsやJavaアプリケーションを操作する際にも使用します。開発できるロボットの対象は物理的に存在するデスクトップだけでなく、仮想デスクトップも含まれます。
Desktop AutomationはDesign Studioで作成するロボット内の一つのステップですが、提供元でも区別して説明しているため、本記事でも別機能として紹介しています。
BizRobo! Launcherで管理
BizRobo! Launcherは、ロボットのスケジュールやタスク、ログなどを管理するための機能です。設定状況を直感的に把握でき、柔軟な設定変更が可能なインターフェースで、エラー発生の有無や発生回数も管理できます。
BizRobo! Launcherを利用することで、従業員が働いていない休日や深夜でもRPAを稼働させることができ、平日の業務に影響を与えにくい運用が可能となります。
BizRobo! OCR with AI insideで文字読み取り
BizRobo! OCR with AI insideは、AI insideの「DX Suite」と365日サポ―トを組み合わせたAI-OCRサービスです。
活字と手書きが混在する資料や、重なった文字、スキャン時に途切れてしまった文字でも認識可能で、読取精度は96.71%※を誇ります。RPAとAIを組み合わせることにより紙からシステムへデータを投入可能。
また、ブラウザベースでマウス操作ができるインターフェースであることや、スタッフによる365日の遠隔サポートサービスが付帯していることなどが特徴です。
※出典:オープン「BizRobo! OCR with AI inside」にて「NTT 東日本が 2018 年 8 月~ 9 月に 3 社で行った AI-OCR サービスのトライアルにおける、申し込み書・現金通帳(手書き文字を含む 20,275 文字)の読取精度(正解数/全文字数)の平均です。」と記載(2025年9月28日閲覧)
RPA BizRobo!の料金プラン
RPA BizRobo!には主に次のようなプランがあります。それぞれの料金体系は、次の表のとおりです。トライアルプランも用意されているため、必要に応じて試してみるとよいでしょう。
| プラン名 | 料金 | 提供形態 |
|---|---|---|
| BizRobo! mini | 年額90万円〜 | デスクトップ型 |
| BizRobo! Lite | 初期費用20万円〜、年額120万円〜 | デスクトップ型 or サーバー型 |
| BizRobo! Basic | 年額792万円〜 | デスクトップ型 or サーバー型 |
| BizRobo! OCR with AI inside | 月額3万円〜 | クラウド型 |
BizRobo! mini
BizRobo! miniは、中小企業や一部の部署、個人で導入したい場合など、小規模な利用に適したプランです。デスクトップ型であるため、サーバーの準備が不要で最小の構成にて導入できます。
BizRobo! miniの料金は、通常ライセンスであれば年額90万円からとなっています。自治体向けのガバメントライセンスも存在するため、必要に応じて別途問い合わせましょう。
BizRobo! Lite
BizRobo! Liteは、BizRobo! miniの手軽さとBizRobo! Basicの機能性を兼ね備えたプランです。機能自体はBizRobo! Basicと同様で、ロボットの並列実行もできます。
BizRobo! Liteの料金は、初期費用20万円、年額費用120万円からとなっています。上位プランのBizRobo! Lite+であれば、同時に稼働できるロボットの数や、開発に使用するDesign Studioのアカウント数を増やすことができ、年額費用は180万円からです。
BizRobo! Basic
BizRobo! Basicは、1ライセンスで無制限にロボットを作成できるプランで、大規模な業務自動化を実現したい企業に適しています。サーバー型に対応している点や、ライセンス数が多い点も中堅以上の企業におすすめできるポイントです。
BizRobo! Basicの料金は、年額792万円です。BizRobo! LiteやBizRobo! Lite+と比較すると、同時稼働できるロボットの数がおよそ10台、Design Studioのアカウント数が10台といずれもコストパフォーマンスに優れています。
BizRobo! OCR with AI inside
BizRobo! OCR with AI insideは、AI insideのOCRを利用できるプランです。AI insideのOCRは、読取精度が96.71%※と高く、RPA機能と組み合わせることにより紙のデジタル化およびデータ加工に役立てられます。
BizRobo! OCR with AI insideの料金は、最も安いプランで月額3万円です。読み取る項目数に応じて、他のプランも検討するとよいでしょう。
| プラン | 初期費用 | 月額料金 | 月間読み取り可能項目数 |
|---|---|---|---|
| type S | 0円 | 3万円 | 6,000 |
| type M | 20万円 | 10万円 | 60,000 |
| type L | 20万円 | 20万円 | 200,000 |
※出典:オープン「BizRobo! OCR with AI inside」にて「NTT 東日本が 2018 年 8 月~ 9 月に 3 社で行った AI-OCR サービスのトライアルにおける、申込書・現金通帳(手書き文字を含む 20,275 文字)の読取精度(正解数/全文字数)の平均です。」と記載(2025年9月28日閲覧)
My BizRobo!で使い方を学習
ユーザー向けのサポートコンテンツを集約したWebサイト「My BizRobo!」では、BizRobo!を使いこなすための教育や研修サービスが提供されています。具体的には、eラーニングやWebセミナー、ナレッジベースといったコンテンツが存在。これらによりBizRobo!をより有効活用できるようになるでしょう。
| 研修サービス | 特徴 |
|---|---|
| eラーニング | 初心者および中級者向けのオンライン学習コンテンツ |
| Webセミナー | 初心者から中級者までを対象とした生配信によるオンライン講習 |
| ナレッジベース | FAQ方式にてBizRobo!のノウハウを蓄積 |
| コミュニティ | ほかユーザーへの相談が可能 |
eラーニング
eラーニングは、開発や運用など目的に応じた内容を学べる、初級者および中級者向けのコンテンツです。初めて使用するユーザーから使い慣れているユーザーまで、実践的にBizRobo!を学習できます。
Webセミナー
Webセミナーでは、初心者向けのハンズオンセミナーをはじめとしたセミナー形式にて学習できるコンテンツを配信。ナレッジベースとの組み合わせにて、多くの方がBizRobo!を使いこなせるようなコンテンツになっています。
ナレッジベース
BizRobo!のナレッジベースは、初心者から上級者までが活用できる学習サイトです。基礎だけでなくエラー処理や運用、障害の切り分け方法などさまざまな内容がFAQ方式で紹介されています。
コミュニティ
コミュニティは、ユーザー同士が情報交換をする場として用意されているページです。BizRobo!を使用していくなかで気になった問題をほかユーザーに対して気軽に質問できます。
BizRobo!の参考書
2025年9月現在、BizRobo!の使い方を解説した参考書はあまり多くありません。eラーニングをはじめとするMy BizRobo!の学習コンテンツで学ぶのがよいでしょう。
RPA BizRobo!は多様な運用に適したRPA
RPA BizRobo!は、デスクトップ型からサーバー型まで、さまざまな提供形態が用意されているRPAです。安価なプランから高機能なプランまで幅広く提供されているため、中小企業から大企業まで、業種や業界を問わず導入できます。
RPA BizRobo!以外のRPAもあわせて比較検討したい場合は、次の記事を確認するとよいでしょう。
【関連記事】
・RPAの導入事例
・RPAの市場規模
・RPAの導入に失敗する原因
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