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CTIシステムの費用相場と料金比較・おすすめツール

最終更新日:(記事の情報は現在から324日前のものです)
CTIシステムの費用は、クラウド型とオンプレミス型で異なります。また、利用人数や通信量によっても料金が変動するため、ニーズに見合ったものを選ぶことが大切です。CTIシステムの費用相場とおすすめCTIシステムを紹介します。

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CTIシステムの費用相場

CTIシステムの費用相場は、使用人数1人あたり月額1,080円~5,980円程度です。また、サービスによっては初期費用がかかり、10,000円~500,000円程度が相場です

CTIシステムには、クラウド型とオンプレミス型があり、どちらを選ぶかによって費用は大きく異なります。

クラウド型のCTIシステムは、インターネット上でサービスを利用する形式で、利用規模によっては初期費用や月額費用を比較的安く抑えられます。一方、オンプレミス型のCTIシステムは、社内にサーバーを設置してシステムを構築する形式で、初期費用や保守費用が高くなりがちです。

費用項目 相場(使用人数が1人の場合)
初期費用 1,080円~5,980円
月額利用料 10,000円~500,000円

※料金相場は本記事に掲載しているサービスの料金を参考にしています。

また、利用する席数やライセンス数、通話料金、データ通信料金などにも別途料金が発生します。そのため、利用人数が多い場合や、データ通信量が多い場合には費用がかさみます。さらに、機能やオプション、サポート体制によっても料金が変動します。

CTIシステムの料金・機能比較表

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おすすめCTIシステム11選の料金比較

おすすめのCTIシステムを紹介します。利用する人数やライセンス数はもちろん、通話やデータ通信にかかる費用についても確認しましょう。

MiiTel Phone - 株式会社RevComm

MiiTel Phone
MiiTel Phone
BOXIL SaaSセクション | BOXIL SaaS AWARD 2024
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MiiTel Phoneは、IP電話と録音・文字起こし・音声解析をすべてカバーできるクラウドCTIシステムです。すべての通話内容を録音する自動録音機能があり、URLで簡単に共有できます。通話のスコアリング機能では、AIが話し方を定量評価してくれ、フィードバックや自己学習にも役立てられます。Salesforceやkintoneなどのツールとも自動で連携し、情報共有や蓄積をスムーズに行えます。初期費用は0円で、月額は5,980円/ID(税抜)から契約できます。

初期費用 料金(税抜) 備考
0円 月額5,980円/ID 10ID以下を単月契約する場合は、事務手数料が発生

CT-e1/SaaS - 株式会社コムデザイン

CT-e1/SaaS
CT-e1/SaaS
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CT-e1/SaaSは、低コスト・専用設備不要・柔軟なカスタマイズを強みとするクラウド型CTIシステムです。ACDやIVR、CRM連携のような定番機能に加えて、通話録音・再生、コールシナリオ、ルーティング、レポート、モニタリングなどの機能を搭載しています。業種や業務フローに合わせて柔軟にカスタマイズ可能で、顧客との円滑なコミュニケーションをサポートします。初期費用は300,000円(税抜)で、ライセンスごとに月額5,000円(税抜)がかかります。

初期費用 料金(税抜)
300,000円 外線ライセンス:月額5,000円/ライセンス
シートライセンス:月額5,000円/ライセンス
管理者ライセンス:月額5,000円/ライセンス

楽天コネクト Storm - 楽天コミュニケーションズ株式会社

楽天コネクト Storm
楽天コネクト Storm
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楽天コネクト Stormは、通話やメール、チャットなどのやり取りを一元管理できるコンタクトセンタープラットフォームです。メンバー内でのチャットも行え、情報共有にも役立ちます。多様な運用に対応でき、音声通話からビデオ通話への切り替え対応や位置情報の共有も可能なので、口頭で伝わりにくい内容のサポート、緊急時の状況把握といったニーズにも対応可能です。

プラン 初期費用 料金(税抜)
UCライセンス 要見積もり 2,000円〜(税抜)
コンタクトセンターライセンス 要見積もり 12,000円〜(税抜)

vphone+ - SD Research and Development株式会社

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vphone+は、架電効率の向上が狙えるCTIシステムで、自動発信とCRM機能が特徴的です。登録されたリストにまとめて発信し、応答した相手のみをオペレーターに接続するプレディクティブダイヤラー機能が搭載されています。CRM画面は通話ログや対応履歴、顧客情報などを自由に設定可能です。外部システムとのCTI連携もでき、ソフトフォンを使用すれば、着信や発信時に顧客情報をポップアップで表示します。費用やプランについては、無料相談やお見積りで確認してみましょう。

初期費用 料金(税抜)
要見積もり 要見積もり

カイクラ - 株式会社シンカ

カイクラ
カイクラ
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カイクラは、クラウド型の電話業務改善ツールで、顧客ごとの丁寧な応対を可能にします。顧客情報の管理や通話録音、音声テキスト化など、電話対応の品質と効率を向上させる機能が充実しています。着信時に顧客情報を表示するだけでなく、外部システムとの連携も可能です。ユーザー数に関係なく、1拠点あたりの料金で利用でき、月額費用は31,000円(税抜)から、初期費用は181,000円(税抜)からです。迷惑電話対策やDMハガキ送付などのオプションもあります。

初期費用 料金(税抜) 備考
181,000円 月額31,000円 1拠点(店舗)あたりの料金のため、同じ拠点内であれば、何人使用しても料金は一定

Zoom Phone - ZVC JAPAN株式会社

Zoom Phone
Zoom Phone
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Zoom Phoneは、Web会議ツールのZoomと連動して、高品質な電話機能を提供してくれます。国内通話無制限やボイスメール、通話レコーディング、自動転送、代理通話などの機能を搭載しており、デスクトップ版やモバイル版のアプリで利用できます。また、SalesforceやSlackのようなビジネスアプリケーションとの連携も可能。費用は1ユーザー月額1,080円(税抜)からで、19か国に無制限で国際電話をかけられるオプションもあります。

プラン 初期費用 料金(税抜)
プロ 要見積もり 月額1,080円/ユーザー
日本の無制限通話 要見積もり 月額2,020円/ユーザー
GLOBAL SELECT 要見積もり 月額2,688円/ユーザー

AmeyoJ - 株式会社アイ・ピー・エス・プロ

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AmeyoJは、番号発行や回線、CRM、CTIなどをオールインワンで解決できるコールセンターシステムです。インターネットの環境だけで始められるクラウド型で、構内交換機は要りません。インバウンド・アウトバウンドの両方に対応できる機能を備えており、通話や顧客情報の管理、レポートの作成も可能です。ほかにも、プレビューダイヤルやプレディクティブダイヤル、ウィスパリングなど機能が充実しています。ライセンスごとに月額料金が発生します。また、秒単位の課金制のため、分単位の課金制に比べるとコストを抑えられるでしょう。

初期費用(電話回線費込み) 料金(税抜)
426,000円 AmeyoJ OPライセンス:月額15,000円/ライセンス
AmeyoJ SVライセンス:月額18,000円/ライセンス
AmeyoJCRM利用料:月額5,000円/ライセンス
シートビューワー利用料:月額10,000円/ライセンス
ウォールボード利用料:月額20,000円/ライセンス
チャネル利用料:月額1,200円/ライセンス
ダイヤルイン番号基本料:月額100円/ライセンス
0120番号利用料:月額2,000円/ライセンス
特定番号通知利用料(0120番号通知機能):月額100円/ライセンス
ユニバーサルサービス料(1番号ごと):月額2円/ライセンス
リレーサービス料(1番号ごと):月額1円/ライセンス
SIPトランク利用料(23chごと):月額10,000円/ライセンス

List Navigator. - 株式会社Scene Live

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List Navigator.は、アウトバウンドコールの効率化に特化したクラウドCTIシステムです。圧倒的な機能、価格、安全性により、2,200社以上が導入しています。プレディクティブ発信やグループ架電、CRM/SFA連携、全通話録音、モニタリング、ささやきなどの機能を搭載。架電数やアポ率を増やしたり、オペレーターの生産性をリアルタイムで分析したりできます。初期費用は100,000円(税抜)で、1ブース5,000円(税抜)の利用料金に加え、10,000円(税抜)の基本料金と回線料金・通話料金がかかります。

※出典:Scene Live「【公式】List Navigator.(リストナビゲーター)」(2024年1月29日閲覧)

プラン 初期費用 料金(税抜)
無料体験版 0円 基本料金:0円
利用料金:0円/ブース
回線料金、通話料金が別途必要
ビジネス版 100,000円 基本料金:10,000円
利用料金:5,000円/ブース
回線料金、通話料金が別途必要

MediaCalls(メディアコールズ) - メディアリンク株式会社

MediaCalls(メディアコールズ)
MediaCalls(メディアコールズ)
BOXIL SaaS AWARD Summer 2023 Good Service
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MediaCallsは、コールセンターの効率アップを低価格で実現するCTIシステムです。ACD(着信呼自動分配装置)やIVR(自動音声応答システム)などを標準装備しており、コールセンターの応対品質や生産性向上に貢献します。シンプルな操作性にもこだわっているため、電話応対中でも直感的に扱えるでしょう。費用やプランは、オンプレミス型・クラウド型・ハーフクラウド型から選択でき、ライセンス数に応じて料金が発生します。

プラン 初期費用 料金(税抜)
フルクラウド型 要見積もり 基本使用料:月額50,000円
シートライセンス:月額1,500円/ユーザー
エージェントライセンス:月額2,000円/ユーザー
ハーフクラウド型 要見積もり 基本パッケージ:500,000円
シートライセンス:15,000円/ユーザー
シートライセンス100:1,000,000円/100ユーザー
エージェントライセンス:20,000円/ユーザー
エージェントライセンス100:1,500,000/100ユーザー
オンプレミス型 要見積もり 基本パッケージ:500,000円
シートライセンス:15,000円/ユーザー
シートライセンス100:1,000,000円/100ユーザー
エージェントライセンス:20,000円/ユーザー
エージェントライセンス100:1,500,000円/100ユーザー

InfiniTalk - ジェイエムエス・ユナイテッド株式会社

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InfiniTalkは、顧客管理の効率アップに貢献するシステムで、低コストで高機能なクラウド版と、セキュリティの高いオンプレミス版から選択可能です。ACDやIVR、通話録音、レポート、モニタリングなどの機能により、顧客対応の効率化と品質向上を実現。クラウド版は2回線5席で月額35,800円(税抜)から、オンプレミス版は初期費用無料、月額56,258円(税抜)から利用できます。オプションとしてCRMやSFA、SMSとのシステム連携や、音声テキスト化サービスなどがあります。

プラン 初期費用 料金(税抜) 備考
クラウド版 基本プラン 要見積もり 月額35,800円 2回線5席からの利用
クラウド版 プライベートオプション 要見積もり 要見積もり
オンプレミス型 プライベートクラウドPBXサービス 設備分散プラン 0円 月額56,258円/契約
オンプレミス型 基本パッケージ InfiniTalk PBX Edition 0円 一括購入298,000円 10席分
オンプレミス型 基本パッケージ InfiniTalk CallCenter Edition 0円 一括購入698,000円 10席分

ソクコム - Foonz株式会社

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ソクコムは、即時・速度・充足を重視し、スピーディな応対を叶えるCTIシステムです。クラウドPBXにより工事が不要で、導入も簡単。電話やメール、SMS、IVRなどのさまざまなコミュニケーション手段をワンプラットフォームでまとめて利用できます。PCとインターネット環境があれば場所を選ばず発着信が可能で、リモートワークのスタッフへの同時着信・内線転送にも対応。初期費用は0円で、ユーザー数やチャネル数、電話番号ごとに料金が発生し、別途通話料金なども必要です。

初期費用 料金(税抜)
0円 ユーザー料金:月額1,480円/ユーザー
チャネル料金:月額2,000円/チャネル
電話番号料金:月額500円/番号
フリーダイヤル料金:月額1,480円/番号
従量料金(通話料金、SMS送信料金)が別途必要

CTIシステムを導入する際の注意点

CTIを選ぶ際には、費用面と機能面のバランスがとれていることはもちろん、利用規模や音質にも注目しておく必要があります。

どれくらいの規模で利用できるか

CTIシステムを導入する際には、利用する人数や規模感に応じて、適切なタイプや機能を選択するのが理想的です。

クラウド型CTIシステムは、ネット環境が整ってさえいれば導入でき、電話回線やサーバー機器は不要です。初期費用や運用費用が低く、少人数から導入できるメリットがありますが、インターネット回線の安定性やセキュリティに懸念があります。

一方で、オンプレミス型CTIは、設置場所の確保や工事に時間と費用がかかるものの、既存のシステムと連携させる場合も柔軟に対応できます。大規模なコールセンターでの利用に適していますが、サーバーのメンテナンスや更新にコストが必要です。

どちらのタイプを選ぶかによって、導入にかかる費用や運用の手間、機能の拡張性などが異なるため、利用する人数や規模感に応じて、快適に使用できるCTIシステムを選ぶことが重要です。

音声は聞き取りやすく、伝わりやすいか

CTIシステムを導入する際には、音質に注意する必要があります。音質が悪いと、顧客とのコミュニケーションがスムーズに行えなくなり、サービスの品質や満足度に影響する可能性があります。

また、音声認識や録音機能などのCTIシステムの機能を十分に活用できず、業務効率や分析精度にも悪影響を及ぼしかねません。

コミュニケーションを円滑に進めるためにも、電話回線との互換性やネットワークの帯域幅を事前に確認しておくのが無難です。また、ヘッドセットの性能やクオリティについても、チェックしておきましょう。

予算内で必要な機能をカバーできるか

CTIシステムを導入する際には、予算内で十分な機能が備わっているかを確認しましょう。CTIシステムにはさまざまな種類があり、業種やニーズに合わせて選択する必要があります。

なかには、会社で使用している電話回線やサーバーとの互換性がないものもあり、ネットワークやサーバーの環境にも影響されます。

したがって、CTIシステムを導入する際には、機能面だけでなく、既存システムとの連携やコスト、セキュリティなどの面も考慮しておくのがベストです。

CTIシステムを導入する際は、まず利用したい規模感を確認

CTIシステムを選ぶ際には、クラウド型かオンプレミス型か、どれくらいの規模で利用したいかをしっかり見極めておく必要があります。会社に合ったシステムやプランを選んで、予算内で効率よく導入できるようにしましょう。

CTIシステムは次の記事でも詳しく紹介しています。

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