スマートフォンアプリを搭載したグループウェア8選 - 機能・料金比較

スマートフォンアプリのあるグループウェアの選び方

利用環境をふまえた機能選定

スマートフォンアプリに対応したグループウェアを選定する際には、利用される環境を考慮しましょう。たとえば、テレワークや移動中での利用が多い場合は、オフラインでの機能やモバイルデータ通信における安定性が重要です。利用者のニーズを把握し、要件に合致したスマートフォンアプリを選定しましょう。

スマートフォンに対応したセキュリティ対策

スマートフォンアプリのあるグループウェアは、セキュリティについても調査が必要です。スマートフォンにも機密情報は含まれているためパソコン同様にセキュリティ対策が求められます。生体認証をはじめとした認証の強化はスマートフォンにも有効です。社外で操作する回数の多いスマートフォンだからこそセキュリティ対策に重点を置きましょう。

カスタマイズ性と拡張性

スマートフォンアプリの選定ポイントとして、カスタマイズ性や拡張性も外せません。グループウェアは役割が多岐にわたるため、柔軟性の高さが求められます。カスタムフィールドやワークフローの設定、テーマの変更などオプションの充実したサービスを検討しましょう。また、必要に応じてノーコード・ローコードツールによるアプリ作成も視野にいれましょう。

スマートフォンアプリのあるグループウェアの機能・料金比較表

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スマートフォンアプリのあるグループウェア8選

Garoonは、サイボウズが提供する中小企業〜大企業向けのグループウェアです。かんばん機能によるタスク管理、ワークフロー機能による承認、ノーコードでの独自アプリ開発などにより業務効率を改善します。使いやすさと豊富な機能からさまざまな業種や従業員規模の企業で採用されているのも特徴です。

Garoonにはクラウド版とパッケージ版がありますが、どちらのタイプもスマートフォンアプリに対応。iPhoneとAndroidの両方に対応した専用アプリは、クラウド版ならSAML認証や二要素認証も搭載しています。

J-MOTTOグループウェアは、スケジュールや掲示板、ワークフローなど26の機能を標準搭載したグループウェアです。月額165円(税込)からと低価格ながらコストパフォーマンスに優れています。Web勤怠や日報管理などのオプション機能もあるため、要件にあわせてカスタマイズ可能です。

アプリではスマートフォンやタブレットから利用できます。アプリは普段使うパソコンの操作に最大限近づけたインターフェースなため、いつもと同じような感覚で操作できるでしょう。

desknet's NEOは、豊富な機能と高い拡張性をもつ国産グループウェアです。スケジュール管理やポータルやワークフロー、Web会議などの多様な機能を提供します。そのほかの機能もオプションにてつけられるため、課題に合わせて柔軟にカスタマイズできます。

モバイル版はiOSとAndroidの両方に対応。スマートフォンやタブレットで利用できる専用アプリはもちろん、スマートフォンのブラウザに最適化された専用インターフェースもあり、デバイスを選ばず見やすい画面で使えます。

クロジカスケジュール管理 - TOWN株式会社

クロジカスケジュール管理は、スケジュール管理に特化したシンプルなグループウェアです。カレンダーを主軸にチームメンバーや会議室の予定を確認できるため、見逃しによる重複を防げます。導入を検討する場合は無料プランをふまえて使用感をチェックするとよいでしょう。

モバイル対応しているためスマートフォンからも利用可能。スマートフォンのホーム画面にシステムのアイコンを追加したり、モバイルで通知を受け取ったりできます。

ArielAirOneはスケジューラー、情報共有ポータルなどの基本機能を網羅したグループウェアです。ポータルにてスケジュールやファイル管理、掲示板、ワークフローなどを小さなウインドウにて任意に組み合わせ可能。部門や個人単位で必要な情報へスムーズにアクセスできます。

スマートフォンにももちろん対応。アクセス権限を管理することで、情報の漏えいや不正な持ち出しを防止します。設定方法は公式サイトにて画像付きで解説されているため、導入に慣れていない方でも簡単に運用できます。

GroupSessionは、無料かつユーザー数無制限にてスタートできるグループウェアです。無料版であってもスケジュールや掲示板、施設予約、ファイル共有などを標準搭載。大企業のほか、教育機関や自治体といった公的機関における導入があります。

スマートフォン利用の観点では、iPhoneとAndroidに対応した専用アプリがあるためその点も問題ないです。一度ログインすれば、以降はIDやパスワードを入力せずに利用できます。

R-GROUPはクラウド型のグループウェアで、利用者数や期間の制限なしで無料にて利用できます。さまざまな機能により情報共有やコミュニケーション、タイムマネジメントが効率化されます。中小企業やスタートアップにおすすめです。

スマートフォンにも対応。無料通話機能があるため、外回りの社員との連絡にも使いやすいです。

Zoho Connectは、ビジネス全般を支援するゾーホージャパン提供のグループウェアです。社内SNSやメール、チャット、ビデオ会議、タスク管理、ファイル管理、スケジュール管理といったコミュニケーションに必要な機能を備えたプラットフォームです。連携機能にて機能拡張が可能で、ニーズに合わせてワークスペースをカスタマイズできます。

iOSやAndroidに対応したスマートフォンアプリがあり、モバイル端末からでも使いやすい画面にて操作可能です。スマートフォンからのファイル閲覧にも対応。

グループウェアに搭載されるスマートフォンアプリの機能

ドキュメントの同時編集やコメント

スマートフォンに対応したグループウェアは、ドキュメントにてリアルタイムでやりとりできます。複数のユーザーが同じドキュメントを同時に編集でき、変更が即座に反映されます。チャットやコメント機能をあわせて利用することで、コミュニケーションが円滑になり、意思決定が促進されるでしょう。

タスク管理とプロジェクト管理

タスク管理とプロジェクト管理に対応したスマートフォンアプリがあれば、進捗を把握しやすくなります。ユーザーはタスクやプロジェクトを作成し、担当者と期日を設定できます。タスクの進捗状況や優先順位を視覚的に把握するためのボードやカレンダー表示も提供。チームメンバーはリアルタイムでタスクの更新やコメントの追加をしたり進捗を追跡したりできます。

ファイルの共有

ファイル共有は、スマートフォンアプリに組み込まれるグループウェアの一機能です。ユーザーはファイルをアップロードし、チームメンバーと共有できます。バージョン管理やアクセス権の設定により、セキュアな情報管理が可能。スマートフォンアプリであっても最新のファイルにアクセスできます。

スマートフォンアプリのあるグループウェアのメリット

時間と場所の制約がなくなる

スマートフォンアプリ搭載のグループウェアのメリットは、作業の柔軟性が高まることです。オフィス外や移動中でも、スマートフォンやタブレットからコミュニケーション可能なため、状況を選ばず働けます。結果として、テレワークや出張中でも生産性を維持し、タイムリーな情報共有と意思決定を実現できます。

リアルタイムでのコミュニケーション

グループウェアをスマートフォンにて操作するメリットに、リアルタイムでの情報共有があげられます。メンバーはスマートフォンアプリを通じて、必要なときに依頼や質問が可能です。たとえば、メッセージ機能にて問題を迅速に解決したり、タスク管理で業務負荷を調整したりできます。勤務地の異なるチームであれば特にメリットが大きいでしょう。

スマートフォンアプリのあるグループウェアのデメリット

インターネットやデバイスの環境に依存

スマートフォンアプリであるため、ネットワーク環境に左右されるのがデメリットです。電波の弱い場所や不安定な状況では、アプリの動作が遅くなりやすいです。また、古いスマートフォンや互換性のないデバイスを使用している場合、アプリの機能を制限されることがあります。

盗難や紛失のリスク

スマートフォンから利用するデメリットとして、盗難や紛失による情報漏えいのリスクは避けて通れません。持ち運びをする性質上、意図せず不正利用される可能性があります。対策としては、二段階認証をはじめとした認証の強化、デバイスやIPアドレスを指定したアクセス制限などが効果的です。

スマートフォンアプリ搭載のグループウェアを導入しよう

スマートフォンアプリ対応のグループウェアを選ぶ際には、スマートフォンでの操作性や使える機能に注目しましょう。スマートフォンアプリのあるグループウェア自体は多いため、使い勝手を見比べたり他機能の有無で比較したりするのがおすすめです。グループウェアは無料プランや無料トライアルを提供している傾向にあるため、導入前に試験運用しましょう。

スマートフォンアプリを搭載したグループウェアのうち最適なサービスを選ぶには、ニーズや予算に合わせて、複数のシステムを比較検討することが大切です。下のボタンからはBOXILが厳選したサービスの資料を無料でダウンロードできます。ぜひサービス選定の参考にしてください。

本記事で紹介しきれなかったサービスについては下の記事にて解説しています。より多くのサービスから検討したい方はあわせてチェックしましょう。

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