LMS(学習管理システム)比較29選!eラーニングとの違いや導入メリット、選び方
LMS(学習管理システム)には多くの種類があり「どれを選べばいいか」迷いますよね。後から知ったサービスの方が適していることもよくあります。導入の失敗を避けるためにも、まずは各サービスの資料をBOXILでまとめて用意しましょう。
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目次を閉じる
- LMS(学習管理システム)とは
- eラーニングとの違い
- LMSの機能
- 教材配信と学習支援
- 受講者と学習進捗の管理
- テスト・評価機能
- コミュニケーション機能
- モバイル対応と拡張性
- セキュリティとアクセス管理
- LMSを導入していない企業の社内研修の課題
- 進捗管理に時間と手間がかかる
- 効果測定が難しい
- 個人のペースで学習できない
- LMSの利用シーン
- 社内研修
- 代理店・加盟店研修
- パートナー研修
- 教育サービスへの活用
- LMSの選び方
- 導入目的を明確にする
- 必要な機能を洗い出す
- 操作性とユーザビリティ
- 他システムとの連携や拡張性
- 導入・運用コストの把握
- サポート体制の充実度
- セキュリティと信頼性
- 「コンテンツの作成や管理に強いLMS」のおすすめ比較15選
- KnowledgeDeliver
- etudes(エチュード)
- Learning Cloud(無料で活用できるLMS)
- LearnO
- iSpring Learn
- learningBOX
- SpeedLMS
- WisdomBase
- LearningWare
- CAREERSHIP®
- shouin+
- Teachme Biz
- GLOPLA LMS
- メディア博士
- UIshare(ユーアイシェア)
- 「豊富な教材が揃っているLMS」のおすすめ比較10選
- etudes Plus(エチュードプラス)
- Schoo for Business
- Smart Boarding
- AirCourse
- manebi eラーニング
- セキュリオ
- Aidemy Business
- Udemy Business
- HR University
- Generalist®/LM
- 「人材マネジメントに強いLMS」のおすすめ比較4選
- SmartHRタレントマネジメント
- カオナビ
- Skillnote
- ELTMAP
- LMSを導入するメリット
- 学習の効率化と柔軟な環境提供
- 学習効果の向上
- 従業員エンゲージメント向上
- 人材育成の効率化
- 教育コストの削減と運用の効率化
- コンプライアンス教育の徹底
- 各システムを比較して自社に最適なLMSを選ぼう
- LMS(学習管理システム)の関連カテゴリをチェック
- BOXILとは
LMS(学習管理システム)とは
LMSとは、「Learning Management System」の略で、日本語では学習管理システムと呼ばれます。企業や教育機関における学習活動を管理するシステムです。教材の配信や学習進捗の管理、成績表示、アンケート、レポート機能などが搭載されています。
eラーニングとの違い
eラーニングとLMSの違いは、オンライン学習そのものを指すのか、オンライン学習するためのシステムを指すのかにあります。eラーニングは、インターネットによって受講する学習スタイルを指します。一方のLMSは、eラーニングの学習活動を管理するためのシステムです。つまりeラーニングは学習方法、LMSは学習を管理するツールといった関係性になります。
LMSを利用することで、eラーニングコンテンツの一元管理から進捗状況の把握、成績評価の自動化、学習者同士や講師とのコミュニケーション促進などさまざまなメリットが得られます。LMSは、eラーニングを効果的に実施するための基盤となるシステムです。
LMSの機能
LMSの一般的な機能について詳しく解説します。
教材配信と学習支援
LMSでは、さまざまな形式の教材をオンラインで配信する機能が備わっています。動画、スライド、PDFなどの教材を一元的に管理し、受講者が自分のペースで学習できる環境を提供可能です。
また、テストやクイズの実施により、受講者の理解度を測定できる仕組みも整っています。これにより、学習者の進捗や達成度を可視化し、適切なフィードバックが可能となります。
受講者と学習進捗の管理
受講者ごとの学習進捗をリアルタイムで把握できるのもLMSの大きな特徴です。だれがどのコースをどこまで学習したか、テストや課題の提出状況、成績などを自動的に記録し、個別の学習状況を把握できます。
これにより、管理者や講師は受講者の理解度や参加状況を正確に把握し、必要に応じてサポートや指導を行えるようになります。
テスト・評価機能
LMSでは、選択式や記述式などさまざまな形式のテストやクイズを作成し、オンラインで実施できます。自動採点機能を備えているため、受講者はすぐに結果を確認でき、講師の負担も軽減されます。
また、課題の提出やフィードバックのやり取りもシステム上で完結できるため、効率的な評価が可能です。
コミュニケーション機能
受講者同士や講師とのコミュニケーションを促進する機能もLMSには含まれています。チャットやコメント、フォーラムなどを通じて、学習に関する情報交換や疑問点の解消を図れます。
オンラインディスカッションやグループワークにも対応しており、協働的な学びをサポート。孤立しがちなオンライン学習においても、受講者同士のつながりや学習意欲の維持が期待できます。
モバイル対応と拡張性
LMSはマルチデバイスに対応しており、PCやスマートフォン、タブレットなど、さまざまなデバイスで学習を進められます。学習履歴や教材もクラウド上で管理されるため、どこからでもアクセスできる利便性があります。
さらに、他の業務システムや人事システムと連携することで、データの一元管理や効率的な運用が可能。カスタマイズ性も高く、企業や教育機関のニーズに合わせたシステム構築が行えます。
セキュリティとアクセス管理
LMSには、受講者の情報や学習データを保護するためのセキュリティ機能が備わっています。アクセス制限やデータ暗号化などにより、安心して学習環境を運用できます。
また、特定の教材やコースへのアクセス権限を柔軟に設定できるため、必要な情報のみを適切な受講者に提供可能です。
LMSを導入していない企業の社内研修の課題
LMSを導入していない企業が従業員教育で抱えている課題についてまとめていきます。あなたの企業でも同様の課題を抱えていれば、LMSで解決できる可能性が高いです。
進捗管理に時間と手間がかかる
LMSを導入していない企業では、社内研修の学習進捗を管理するために紙やExcelへ頼らざるを得ません。そのため、だれがどの教材をどこまで学習したのか、個々の進捗状況を把握するのに多くの手間がかかってしまいます。また、学習状況を手動で集計する必要があるため、ミスが発生するリスクも高まります。
効果測定が難しい
従来の従業員教育では、テストやアンケートといった限られた指標でしか学習効果を測定できませんでした。そのため、研修内容が本当にスキル向上につながったのか、投資に見合った効果があったのかを客観的に評価するのが困難でした。学習効果が曖昧なままでは、研修内容の改善や投資判断をしにくいです。
個人のペースで学習できない
集合研修が中心の企業では、決められた時間と場所で一斉に学習しなければなりません。そのため、個々の理解度や習熟度に合わせた学習が難しく、学習効果を十分に得られない場合があります。また研修に参加できない従業員もいるため、全員が同じ知識やスキルを習得することも困難です。
LMSの利用シーン
LMSの利用シーンとして次のものが挙げられます。
- 社内研修
- 代理店・加盟店研修
- パートナー研修
- 教育サービスへの活用
社内研修
LMSは新入社員研修、階層別研修、スキルアップ研修など幅広いニーズに対応できます。コンテンツの配信、学習進捗の管理、テストの実施、レポートの提出など必要な機能をまとめて管理可能です。研修担当者の負担を軽減し、効率的な研修運営を実現します。
代理店・加盟店研修
代理店や加盟店に対する研修は、製品やサービスの理解度を高め販売促進へつなげるために不可欠です。LMSを活用すれば、遠隔地の代理店や加盟店に対しても、効率的に研修を実施できます。また、研修の進捗状況や理解度をリアルタイムで把握できるため、効果的なフォローアップも可能です。
パートナー研修
ビジネスパートナーに対する研修は良好な関係を構築し、協業を成功させるために重要です。LMSを利用することで、パートナー企業に対しても製品やサービスに関する知識を習得してもらえます。また、コミュニケーションを促進する機能も備えているため、より強固なパートナーシップを築くきっかけとなります。
教育サービスへの活用
LMSは、教育サービスを提供する企業にとっても強力なツールです。学習コンテンツの配信から受講者の進捗管理、テストの実施、修了証の発行まで網羅しているため、高品質な教育サービスを提供できます。また、受講者の学習データを分析することで、サービスの改善や新たなコンテンツ開発にも役立ちます。
LMSの選び方
LMSを選定する際は、次のポイントに注意して選ぶことをおすすめします。
- 導入目的を明確にする
- 必要な機能を洗い出す
- 操作性とユーザビリティ
- 他システムとの連携や拡張性
- 導入・運用コストの把握
- サポート体制の充実度
- セキュリティと信頼性
LMS(学習管理システム)には多くの種類があり「どれを選べばいいか」迷いますよね。後から知ったサービスの方が適していることもよくあります。導入の失敗を避けるためにも、まずは各サービスの資料をBOXILでまとめて用意しましょう。
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導入目的を明確にする
LMSを選ぶ際には、まず導入する目的を明確にすることが重要です。社員のスキルアップを図りたいのか、法令順守のための必須研修を効率的に実施したいのか、あるいは外部パートナー向けの教育など、用途によって求められる機能や運用方法が異なります。目的を明確にすることで、必要な機能やサービスの優先順位が見えてきます。
たとえば、できるだけ簡単に学習教材を作りたい場合には「コンテンツの作成や管理に強いLMS」が、多様な学習コンテンツを手軽に利用したい場合には「豊富な教材が揃っているLMS」がおすすめです。従業員のスキルや資格などを管理したい場合は、「人材マネジメントに強いLMS」を選びましょう。
必要な機能を洗い出す
LMSの導入目的が定まったら、どのような機能が必要かを整理しましょう。たとえば、動画教材の配信、テストやアンケートの実施、学習進捗の管理などが挙げられます。
また、受講者同士のコミュニケーションを促す機能や、スマートフォンなどのモバイル端末に対応しているかも確認すべきポイントです。これらの機能が自社の運用に適しているかを見極めましょう。
操作性とユーザビリティ
LMSは受講者や管理者が日常的に利用するシステムであるため、操作がわかりやすく直感的であることが求められます。デモや無料トライアルを活用して、操作性やユーザーインターフェースを実際に確認しておきましょう。多言語対応が必要な場合は、対応状況も確認しておくとよいでしょう。
他システムとの連携や拡張性
LMSは長期的に運用していくシステムであるため、将来的な機能追加や他の業務システムとの連携が可能かどうかを確認することも大切です。人事システムや評価システムとデータを連携させることで、より効率的な学習管理が実現できます。学習データの一元管理が可能となり、人材教育施策の効果を最大限に引き出すことが期待できます。
導入・運用コストの把握
LMSには初期費用や月額費用が発生する場合が多く、利用人数や機能によって料金が異なります。自社の予算や受講者数を踏まえたうえで、適切なプランを選ぶことが必要です。将来的に利用者が増える可能性のある場合には、スケーラビリティがあるかも確認しておくと安心です。
また、定期的なバージョンアップの有無、追加機能やサポートサービスの費用なども事前にチェックしておきましょう。
サポート体制の充実度
LMSの導入後の運用をスムーズに進めるためには、ベンダーのサポート体制が重要です。初期設定や操作方法に関するトレーニングが用意されているか、トラブル発生時の対応が迅速かどうかを確認しましょう。
また、専任スタッフによるシステム導入・運用の伴走支援があるか、マニュアルやFAQが充実しているかも、運用の効率化に関わるポイントです。
セキュリティと信頼性
個人情報や学習データを扱うLMSでは、セキュリティ対策が不可欠です。データの暗号化やアクセス制限、ISO/IEC認証などのセキュリティ対策がしっかり講じられているか、運営会社の信頼性や過去の実績も合わせて確認しましょう。クラウド型LMSの場合は、サーバーの稼働率や障害時の対応体制も重要なポイントです。
「コンテンツの作成や管理に強いLMS」のおすすめ比較15選
最初に、コンテンツの配信や管理に強いLMSを比較紹介します。
KnowledgeDeliver - 株式会社デジタル・ナレッジ
- 教材作成から学習、運用の管理まで一元管理
- 音声や映像を組み合わせた教材、複数形式のテストの作成が可能
- 受講者からの質問やレポート提出の受付にも対応
KnowledgeDeliverは、株式会社デジタル・ナレッジが提供するLMSです。企業や学校、医療機関など業種を問わず豊富な導入実績をもち、教材作成から学習、運用管理までワンストップで行えます。
音声やテロップはもちろん、動画アニメーションを組み合わせた教材を作成できるほか、既存のPowerPointやPDFの資料も教材に使用可能です。受講者は、学習に関する不明点を質問したり、テキストや添付ファイルなどでレポートを提出したりできます。
etudes(エチュード) - アルー株式会社
- 自社教材のアップロード数に制限なし
- コース作成や決済サイトとの連携などに対応
- 受講状況はダッシュボードで可視化
etudes(エチュード)は、アルー株式会社が提供するLMSです。自社教材による社員教育のほか、決済サイトと連携すればeラーニングコンテンツ販売にも利用できます。
1秒単位で動画コンテンツの視聴履歴を把握でき、受講状況に応じたメール送信も可能です。初期費用無料、有効IDのみの請求で、ボリュームディスカウントにも対応しています。
Learning Cloud(無料で活用できるLMS) - D-Marketing Academy株式会社
- 最大100人まで利用できる無料プランあり
- 数クリックで自動生成できるテスト
- 倍速設定やスクリーンショット機能、コメント機能などを搭載
Learning Cloudは、無料で最大100IDまで利用できる社内研修用LMSです。学習進捗のリアルタイム管理はもちろん、テストの自動生成機能やコミュニケーション機能などを備え、知識定着をサポートできます。
従業員管理機能を備え、個別のスキルギャップにもとづく学習プランを提供できるほか、役職や部門に応じトレーニングをカスタマイズ可能です。トレーニングの効果測定に役立つ評価機能により、改善やフィードバックも行えます。
- 3,800社・月間60万人※が利用するeラーニングシステム
- 教材の作成配信から受講者管理、ログ管理まで網羅している
- 自社のロゴ作成や豊富なテンプレートを選べるなどデザイン性も高い
LearnO(ラーノ)は、Mogic株式会社が運営するeラーニングシステムです。3,800社・月間60万人※が利用している実績あるシステムで、スライドや動画コンテンツの配信から受講者管理、ログ管理、アンケートまで多くの機能を搭載しています。パソコンだけでなくスマートフォンやタブレットにも対応。Mac、Windows、iOS、Androidなど幅広く対応しています。
インターフェースは管理者と受講者どちらにとっても使いやすい設計です。システム内で自社のロゴを作成できたり、豊富なテンプレートの中からデザインを選べたりといった機能も搭載されています。システムアップデートは年に4回行われるため、常に最新状態で利用可能です。
※出典:Mogic「【公式】LearnO(ラーノ) | 月間60万人以上が利用 eラーニング」(2025年9月11日閲覧)
iSpring Learn - エクセルソフト株式会社
- 社員研修から製品トレーニング、コンプライアンス研修など利用シーンは幅広い
- PDFやWordなどで作った既存教材をアップロードするだけで作成完了
- 進行レベルや合格可否など受講者の学習状況をレポートで確認できる
iSpring Learnは、米国発の企業内研修向けクラウドLMSです。新入社員研修から製品トレーニング、コンプライアンス研修など利用シーンは多岐にわたります。基本的な使い方は、アカウントを作成し、PDFやWordなどで作った既存教材をアップロードするだけです。システムの優れた技術によってプログラムを構築し、チームや個人に「学習コース」として割り当てます。
直感的に操作できるインターフェースも魅力。全体のレイアウトが見やすく、受講者と管理者の両方にとって使いやすい仕様です。受講者は専用アプリケーションによって場所や時間を問わず受講できます。管理者は、進行レベルや合格可否、期限切れなど受講者の学習状況をレポートで確認できます。
learningBOX - learningBOX株式会社
- 「使いやすさ」と「低価格」にこだわったシステム
- 動画やPDFのアップロードからクイズ形式、虫食いなど多種多様な教材に対応
- 100名利用で年間33,000円(税込)、10名までなら無料で利用できる
learningBOXは、「使いやすさ」と「低価格」に強みをもつLMS・eラーニングシステムです。動画やPDF、クイズ形式・虫食いノート・レポートなどさまざまな教材形式に対応しており、システム上に簡単にアップロードが可能。条件をクリアすることで次の問題に進める機能も設定できます。教材学習から練習問題、テスト、認定証のステップを踏む設定にし、従業員の知識定着を図るといった使い方も可能です。
ChatGPT連携による「AIアシスト」の機能も搭載。教材をもとにコースを自動生成できたり、クイズや暗記カードといった問題も自動で作れたりします。レポート分析やフィードバックコメント入力などもAI(人工知能)が支援してくれるため、管理効率の大幅アップが期待できるでしょう。料金は100名利用で年間33,000円(税込)、10名までなら無料で利用できます。
- 「使いやすさ」と「セキュリティ」が強みのLMS
- 容易なコース作成や配信形式の自動変換などストレスのない操作を実現
- 基本クラウド型だが必要に応じてオンプレミス環境への導入も可能
SpeedLMSは、株式会社ITBeeが提供するクラウド型eラーニング・LMSです。「使いやすさ」と「セキュリティ」に強みがあり、アイコン操作から簡単にコースを作れたり、作成した動画を配信形式に自動変換してくれたりと、ストレスなく操作できる機能が充実しています。
アップグレード版の「SpeedLMS Pro」を使えば、必要機能やデザインなどを自由自在にカスタマイズ可能です。セキュリティでは、ISO/IEC認証をはじめサーバー・プログラムの常時監視、強固なアクセス制御などを実施。必要に応じてオンプレミス環境への導入にも対応しています。
- ナレッジを「学習コンテンツ」として社内外に配信できる
- 教材作成からテスト、データ分析、自動化設定などが揃う
- 数千人規模のオンライン試験にも対応しておりセキュリティも強固
WisdomBase(ウィズダムベース)は、オリジナルのeラーニング環境を構築できるLMSです。自社が保有するナレッジを「学習コンテンツ」として、社内外のパートナーに向けて配信できます。動画や音声、PDFなどを用いたコンテンツの登録・編集からテストの実施、データ分析・自動化設定などの機能があり、組み合わせることでベストな学習環境を構築可能です。
数千人規模のオンライン試験にも対応。インカメラによる監視やコピー&ペーストの禁止など、カンニングや替え玉といった不正行為の対策もされています。日本語以外に英語やベトナム語・中国語・韓国語・ポルトガル語にも対応しており、言語ごとのページ切り替えも可能です。
LearningWare - 株式会社プロシーズ
- 20年以上※のキャリアがあり幅広いシーンで活用されるLMS
- 受講者の「学びやすい」と管理者の「学ばせやすい」を両立させた機能
- 学習コンテンツの自動割り当てや自動メール送信などで業務効率化を図れる
LearningWareは、20年以上※のキャリアをもち、企業研修をはじめ代理店やフランチャイズ研修、オンライン講習まで多くのシーンで活用されるLMSです。動画コンテンツの配信からテスト実施、教材の購入、社内システムとの連携など機能が充実しています。受講者にとっての「学びやすい」と、管理者にとっての「学ばせやすい」を両立。受講者側は講座や資料をすぐ検索できたり、進捗率や未読の連絡なども簡単に確認できたりします。
管理者側では、教材の簡単アップロードから自動メール送信、学習コンテンツの自動割り当て、自動字幕まで便利な機能が充実しています。「eラーニング受け放題」のあるプランを契約すれば、同社が用意したさまざまな講座を定額受け放題で受講可能です。
※出典:プロシーズ「eラーニングシステム LearningWare」(2025年9月11日閲覧)
- 教材作成から研修管理、スキル評価まで人材育成に関する業務を管理できる
- 従業員一人ひとりのキャリアを可視化できる「スキルマップ」を搭載
- eラーニングや研修で学んだ内容を共有できる「社内SNS」も提供
CAREERSHIP®は、株式会社ライトワークスが提供するクラウド型のLMSです。eラーニング教材の作成から研修管理、スキル評価まで、人材育成に関する業務をオールインワンで管理できます。「スキルマップ」機能では、従業員一人ひとりのキャリアや学習履歴を可視化。スキルマップによってスキルを伸ばすための教材を提示することで、従業員のパフォーマンス向上を図れます。適材適所への配置にもつながるでしょう。
自社コンテンツを配信できるほか、オプションとしてeラーニング受け放題のコースも提供しています。また、eラーニングや研修で学んだ内容を共有できる「社内SNS」も利用可能です。
- 「現場利用」に特化したeラーニングプラットフォーム
- スマートフォンで教材を見られるためOJTを効率化できる
- メッセージや日報機能によってコミュニケーションロスを防げる
shouin+は、ピーシーフェーズ株式会社が運営するクラウド型のeラーニングプラットフォームです。OJTや店舗研修など「現場利用」に特化している同システム。従業員のコンテンツ受講から、管理者によるトレーニング状況の確認や評価管理などをスマートフォンで操作できます。従業員はスマートフォンで研修内容を予習できるため、忙しい中でもOJTを効率化可能です。
メッセージや日報機能も搭載されているため、コミュニケーション不足や報告忘れによる機会損失も防げます。2週間に1度のシステムアップデートが行われるため、ユーザーは常に最新状態で利用可能です。通信暗号化や障害時対策、強固なパスワード管理、細かなアクセス権限の設定などセキュリティ対策も充実しています。
- マニュアルの作成・共有に特化したクラウド型LMS
- ステップに従って画像や動画、テキストを入力するだけで教材を作れる
- 20言語※に対応しているため外国人スタッフでも使いやすい
Teachme Bizは、株式会社スタディストが提供するクラウド型のLMSです。「マニュアルの作成・共有」に特化しており、写真や動画を用いた見やすいマニュアルをクラウド上で作成できます。テンプレートをもとに、ステップに従って画像や動画、テキストを入力するだけでマニュアルを作成可能。AI(人工知能)が作成を支援する「Teachme AI」のサービスも展開しています。
また、20言語※に対応した自動翻訳機能もあるため、外国人スタッフを雇用している企業にもおすすめです。マニュアルはスマートフォンやタブレットで確認できるほか、PDFやQRコード出力、タスクとしての配信といった共有方法を選べます。
※出典:スタディスト「Teachme Biz | マニュアル作成・共有システム」(2025年9月11日閲覧)
GLOPLA LMS
- 「研修」を効率化するための機能が充実している
- テストは自動採点できるため管理者の負担軽減につながる
- eラーニングコンテンツを好きなだけ学べる「GLOBIS 学び放題」も提供
GLOPLA LMSは、株式会社グロービスが運営するLMSです。集合研修からオンライン研修、必修研修など、「研修」を効率化するための機能が豊富に揃っています。eラーニングコンテンツや研修時に使うレクチャー動画など、自社で作成した教材を簡単にアップロードできます。
理解度を測るためのテスト作成や、研修後の従業員満足度を測るためのアンケート作成も可能。テストは自動採点に対応しているため管理側の大幅な工数削減が期待できます。姉妹サービスとして「GLOBIS 学び放題」も提供。受講者は、グロービスが提供するeラーニングコンテンツを自由に学べます。
- ナレーション生成やテロップを自動作成できるAI機能
- 独自デザインの学習サイトを構築可能
- アカウント無制限、柔軟な権限設定に対応
メディア博士は、株式会社博士.comが提供するLMSです。約2,400万点の無料素材※やテンプレートをもとに、動画を制作できます。動画音声をもとに字幕を配置する機能を搭載し、テロップの複数言語への一括翻訳にも対応しています。
テストやアンケートによる習熟度の把握、学習フローの設定による学習管理も行え、利用状況も一覧で把握可能です。アカウント数に制限がなく、部署をまたいだ利用や動画のフォルダ管理、利用者の権限分けも設定できるため、安全かつ柔軟な運用が実現します。
※出典:博士.com「動画制作・動画編集はビジネス動画作成ツール【メディア博士】」(2025年10月8日閲覧)
UIshare(ユーアイシェア) - 株式会社ユイコモンズ
- 動画配信や販売機能を標準装備
- ライブやオンデマンドなど多彩な配信手段に対応
- テストや分析機能で学習状況を管理
UIshare(ユーアイシェア)は、動画を配信・販売するための機能を標準搭載しているクラウド型オリジナル動画配信サービスです。オンデマンド配信のほか、ライブ配信やWebミーティング、動画を埋め込むコードの発行など、多様な方法で動画を配信できます。
コンテンツを体系的に見せるためのオリジナルのポータルやマイページ機能も利用可能です。動画コンテンツと合わせてテスト機能やアンケート機能を設定でき、受講後に修了証の発行も行えます。
「豊富な教材が揃っているLMS」のおすすめ比較10選
続いて、ベンダーによる豊富な教材が揃っているLMSのおすすめを比較紹介します。
etudes Plus(エチュードプラス) - アルー株式会社
- 定額制で受け放題のeラーニングサービス
- 演習を組み込んだ教材設計でアウトプットまでサポート
- だれが、どのくらい、何を受講しているかを可視化
etudes Plus(エチュードプラス)は、独自に体系化した階層別、スキル別教材を定額で提供する人材育成プラットフォームです。役割認識、業務遂行力、対人影響力の3軸で教材を体系化しており、知識のインプットから演習やワークによるアウトプットまでサポートしています。
階層別、スキルテーマ別で設計されたeラーニング教材から、簡易診断をもとに、個人課題に合ったコースを提案してくれます。受講者ごとに、受講期間といった受講条件を設定でき、受講状況に応じて受講案内や督促などのメールを自動で送信可能です。
Schoo for Business - 株式会社Schoo
- 「オンライン研修」と「自己啓発学習」で従業員の学習を促進
- 階層や職種、テーマ別に9,000本以上※の学習動画を用意
- 他の受講者の質問やコメントからも学びを得られる
Schoo for Businessは、「オンライン研修」と「自己啓発学習」によって従業員の主体的な学習を促すLMSです。オンライン研修では、「新入社員研修」や「Webマーケター研修」、「ロジカルシンキング研修」などのパッケージを用意。従業員の階層や職種、テーマ別に9,000本以上※の学習動画を提供しています。
研修をそのまま受講できるほか、動画を組み合わせることで自社オリジナルの研修も作成可能です。従業員の視聴履歴を確認できたり、レポート提出設定ができたりと管理機能も充実しています。
自己啓発学習では、ビジネスマインドから働き方、専門的なスキルまで幅広いジャンルのコンテンツを提供。興味をそそる教材が多く用意されており、受講によってモチベーション向上を図ります。他の受講者の質問やコメントからも学びを得られるLMSです。
※出典:Schoo「人と組織の成長を共創するオンライン学習サービス」(2025年9月11日閲覧)
Smart Boarding - 株式会社FCE
- 研修事業や人材育成のコンサルティング経験が豊富なベンダーによるLMS
- 自社コンテンツだけでなくプロ講師によるオンライントレーニングも提供
- 理解度や進捗の可視化など学習管理システムとしての機能も充実
Smart Boarding(スマートボーディング)は、株式会社FCEが提供する、1,200社以上※の導入実績をもつLMSです。FCEは研修事業や人材育成のコンサルティング経験が豊富であり、同システムでは「企業が求める人材像」を育てるための教育プログラムを作れます。自社オリジナルの教材作成はもちろん、プロ講師によるオンライントレーニングも受講可能。インプットだけでなく「アウトプット」を前提としたトレーニング系の教材が豊富です。
学習管理システムとしての機能も充実。学習の理解度や進捗を可視化でき、使用中のID数やユーザーの平均学習時間なども分析可能です。振り返りのための「小テスト」も簡単に作成できます。
※出典:FCE「スマートボーディング | 法人向けオンライントレーニングシステム」(2025年9月11日閲覧)
- 階層別やテーマ別に1,000コース6,000本以上※のコンテンツを用意
- 動画教材は1本あたり5分程度なのでスキマ時間で学習できる
- 各コースに「確認テスト」が用意されているので定着も図れる
AirCourseは、KIYOラーニング株式会社が運営するクラウド型LMSです。自社オリジナルの教材作成だけでなく、ベンダー側が用意したeラーニングコンテンツも自由に受講できます。新入社員や中堅社員など階層別や、ITスキルやコンプライアンスなどテーマ別に幅広いテーマを用意。システム内に1,000コース6,000本以上※のコンテンツが用意されています。
動画は1本あたり5分程度で見られるため忙しいビジネスパーソンでもスキマ時間で学習可能です。各コースに「確認テスト」が用意されているため、その都度テーマへの理解度もチェックできます。
※出典:KIYOラーニング「AirCourse - 社員教育をカンタンに。クラウド型eラーニング」(2025年9月11日閲覧)
manebi eラーニング - 株式会社manebi
- 6,300を超える※eラーニング教材を公開しているLMS
- 自社のニーズに応じて教材を自由にカスタマイズできる
- 研修プランの提案や分析支援サービスも提供している
manebi eラーニングは、6,300を超える※eラーニング教材を公開しているLMSです。ビジネススキルや職種別の研修、コンプライアンス研修など、あらゆる企業研修に向けた教材を公開。自社のニーズに合わせて教材を自由にカスタマイズできます。テストやアンケート機能も搭載されているため、従業員の理解度や満足度も定量的に測定可能です。
シンプルでわかりやすいインターフェースも魅力。「コースマップ機能」によって研修ごとの学習内容やステップをすぐに把握できます。システムの導入や運用サポートだけでなく、研修プランの提案やコース受講後の分析支援サービスも提供。システムを定着させ、従業員一人ひとりの確実なスキルアップを図りたい企業におすすめです。
※出典:manebi「6,300超の教材とAI搭載のLMSを持つmanebi eラーニング」(2025年9月11日閲覧)
- 「セキュリティ教育」に特化したeラーニングシステム
- 専門家が監修したコンテンツが90種類以上※用意されている
- テスト作成や集計、受講履歴など管理機能も充実している
セキュリオは、従業員の「セキュリティ」に関するリテラシーを高められるeラーニングシステムです。たとえば、パスワードの重要性や内部不正対策、ISO/IECの知識、実際に起きたセキュリティ事件の事例など100種類以上の教材を公開。基礎的な内容から専門的な内容まで、専門家が監修したコンテンツが揃います。テスト作成や集計、受講履歴も一元管理できるため、従業員にセキュリティのリテラシーが身に付いているか確認可能です。
パソコンだけでなくスマートフォンでも手軽に受講できるため、従業員はスキマ時間で学べます。「従業員のセキュリティ意識が低い」「セキュリティ教育を行っているが準備や実施の負担が大きい」と悩む企業におすすめのシステムです。
Aidemy Business
- 「DX人材の育成」に特化したeラーニングシステム
- パーソナルAIアシスタントの活用で学習効率がさらにアップ
- 専任のカスタマーサクセスによるサポートも充実
Aidemy Business(アイデミービジネス)は、株式会社アイデミーが運営する「DX人材の育成」に特化したeラーニングシステムです。プログラミング入門やAI入門といった初心者向けの教材から、ディープラーニングの応用やエンジニア向けの専門分野など、中上級者向けの教材まで充実しています。パーソナルAIアシスタント「MyAide」の活用によって、さらなる学習効率の向上が可能です。
それ以外にも、受講者の学習進捗やカリキュラム管理、タグ管理といった管理機能も揃っています。教材の提供だけでなく、専任のカスタマーサクセスによるサポート体制も充実。企業に合ったカリキュラムの提案や学習アドバイスなどをしてくれます。
Udemy Business - 株式会社ベネッセコーポレーション
- 1.4万超の最新ビジネス講座が学び放題
- トレンドに対応、高頻度で講座が更新/追加
- 導入から活用までベネッセが手厚くサポート
Udemy Businessは、ビジネスに必要な幅広い知識やスキルをオンラインで学べる法人向け学習プラットフォームです。ビジネス、データ活用、IT活用など幅広い分野の厳選された1.4万本以上の講座が学び放題であることが大きな特徴です。
市場のトレンドに対応するため、鮮度の高いコンテンツを提供し、常に最新のスキル習得を支援します。動画視聴だけでなく、演習やクイズ、講師へのQ&A機能を通じて実践的に学べる環境があり、学習管理者様向けには学習状況の管理機能や、ベネッセによる導入後の手厚いサポートが用意されています。
HR University - 株式会社Hajimari
- 人事、マネジメント、ビジネス基礎などに対応した動画コンテンツ
- 受講状況や理解度を可視化する分析機能
- 容量無制限で自社コンテンツも登録可能
HR Universityは、1回5分からの動画コンテンツで人事やマネジメント、ビジネス基礎などを体系的に学べるLMSです。受講状況のリアルタイム管理はもちろん、理解度テストやサーベイによる効果検証などもサポートします。
動画やPDF、URL形式での自社コンテンツ登録も容量無制限で対応でき、独自講座と提供講座を組み合わせた研修も可能です。導入前の要件整理から導入後の効果検証、研修改善まで伴走サポートを受けられます。
Generalist®/LM - 東芝デジタルソリューションズ株式会社
- 4つの導入形態から選べる柔軟性
- ライセンス数無制限で使えるWebオーサリングツール
- 600以上の販売コンテンツを提供
Generalist®/LMは、大規模運用にも対応できるLMSです。ツールのインストールが不要なWebオーサリングツールを搭載し、動画ファイルやHTMLファイルなどを取り込んでオリジナルコンテンツを内製できます。
SaaSやオンプレミス、ASPサービス、行政専用のLGWAN-ASPの導入形態に対応ししています。また、ビジネススキルやITスキルなどの販売コンテンツを提供しており、受講ニーズに応じ選択購入が可能です。
「人材マネジメントに強いLMS」のおすすめ比較4選
続いて、従業員のスキルや資格などを管理できる「人材マネジメント系」のLMSを比較紹介します。
人材マネジメント系のLMSは、タレントマネジメントシステムとも呼ばれます。タレントマネジメントシステムは、学習管理の他にも評価・目標管理やスキル管理、組織図作成などさまざまな人事機能を搭載しています。
タレントマネジメントシステムを詳しく知りたい方は、タレントマネジメントシステムの概要や人気製品をまとめた記事もご覧ください。
SmartHRタレントマネジメント - 株式会社SmartHR
- 研修コンテンツやテストの作成から配信、受講管理まで対応
- 研修情報をもとに人員配置の検討や人材育成が可能
- 動画やPDFファイルから研修コンテンツやテスト、研修コースを構築
SmartHRタレントマネジメントは、学習管理機能を備えた、タレントマネジメントツールです。研修コンテンツやテストの作成、テストを含む学習コースの配信まで対応しています。
受講データはタレントマネジメント機能に自動連携され、研修情報やスキルデータなどの人事データをもとに、人材育成や人材配置などが可能です。学習状況は一覧から確認できるほか、職種といった役割に求める研修要件を満たしているかも確認できます。
- 従業員の個性や才能を発揮して人事戦略を実現するタレントマネジメントシステム
- オプションとしてeラーニング・学習管理の機能も搭載されている
- 1社につき1人の専任スタッフが付く伴走型のサポートを提供している
カオナビは、従業員の個性や才能を発揮することで人事戦略の実現を目指すタレントマネジメントシステムです。人材情報の一元管理・分析によって最適な人材配置や人材育成、評価を可能とします。オプションとして、eラーニング・学習管理の機能を搭載。教材の配布から理解度テストの実施、ナレッジやマニュアルの共有などが可能です。
カオナビに登録された人材データベースをもとに、従業員一人ひとりのスキルやキャリアプランに合った講座を紹介する機能も搭載。従業員の主体性向上につながります。システム導入時は1社につき1人の専任スタッフが付く伴走型のサポートを提供。サポートサイトや設定ガイド、セミナーも用意されているため、LMSを初めて導入する企業にもおすすめです。
Skillnote - 株式会社Skillnote
- スキルの可視化によって業務効率化や人材配置、人材育成の最適化を図れる
- 製造業をはじめ「現場の声」をもとに開発されたシステム
- スキル体系の構築から運用設計支援も可能
Skillnoteは、製造業の「スキル」を可視化することによって、業務効率化をはじめ、人材配置と人材育成の最適化を実現するマネジメントシステムです。製造業をはじめ「現場の声」をもとに開発された同システム。スキルや資格情報の一元管理から研修計画の立案、将来を見据えた人材戦略の立案などが可能です。
技術伝承や多能工化といった人材マネジメントから、安全教育の漏れ確認やトレーサビリティなど生産マネジメントもシステム上で行えます。コンテンツの作成や配信による学習促進よりも、スキル把握によって最適な戦略を立て、「人材」の観点から自社の目指すべき方向に導いてくれるシステムです。
ELTMAP - 株式会社アーティスソリューションズ
- 自社教材の作成から、受講管理、アンケート実施までサポート
- 作成した学習プランにもとづき、進捗の集計・分析や受講者フォローを自動化
- 講座の種類・形態別や社員属性別に育成投資額を自動集計
ELTMAP(エルマップ)は、タレント・スキル分析、育成、人材配置に求められるすべての機能をワンストップで提供する「包括的人材育成・配置システム」です。その中でもLMSは、ELTMAPの主要機能の一つで、各種講座の高度で効率的な受講管理が可能です。
講座ごとの難易度や対象タレントとのマッチ度にもとづき、推奨講座のパッケージを自動表示する機能も利用できます。講座の購入費用や作成費用、社員が学習した際に付与されるポイントなどの集計や分析も可能なため、組織全体の学習施策を一元的に管理しやすいサービスです。
LMSを導入するメリット
LMSを導入するメリットについて詳しく解説します。
学習の効率化と柔軟な環境提供
LMSはインターネット環境さえあれば、パソコンやスマートフォン、タブレットなどさまざまなデバイスからアクセス可能です。受講者は自分のペースで好きな時間に学習を進められるため、業務の合間や自宅など、ライフスタイルに合わせた柔軟な学習が可能になります。
またLMSにより、受講者が自主的に学習に取り組む文化が醸成されていき、組織全体の人材育成が促進され、企業の競争力強化にも貢献するでしょう。
学習効果の向上
LMSでは動画や音声、テキストなど多様な形式の教材を配信できるため、学習者の理解度や学習スタイルに合わせて最適な学習環境を提供可能です。学習の進捗状況が可視化されることで、適切なフィードバックやフォローアップが行えるようになり、学習効果の向上が期待できます。また、すべての受講者が同じ教材や評価基準で学べるため、教育内容の標準化が実現し、学習の質を均一に保てるようになるのもメリットです。
さらにLMSによっては、ゲーミフィケーション要素や可視化によるパーソナライズ学習機能を備えているものもあり、学習者のモチベーション維持や理解度向上に貢献します。
従業員エンゲージメント向上
LMSは、時間や場所にとらわれず個人のペースで学習可能です。学習目標を設定したり、進捗状況を共有したりすることで達成感や競争心が刺激され、学習意欲やエンゲージメント向上につながります。さらには、LMSを通じてほかの従業員と交流したり、意見交換したりする機会が増えれば、チームワークの向上や組織全体の活性化にもつながります。
人材育成の効率化
LMSでは学習履歴や成績データの一元管理が可能です。人材育成の進捗状況が可視化されることで、効果的な人材育成戦略を立案できます。また、研修の企画・運営にかかる時間を大幅に短縮できるため、人事担当者はより戦略的な業務に集中可能です。さらに、LMSの分析機能を活用することで、効果測定ができ継続的な改善につなげられるでしょう。
教育コストの削減と運用の効率化
LMSを導入すれば、従来の集合研修と比較して、会場費や交通費、講師料などのコストを大幅に削減可能です。教材のデジタル化により、印刷費や配布の手間も不要になります。研修のために従業員が業務から離れる時間を減らせるため、人件費の削減にも貢献します。
またLMSで教材を一元管理することで、内容の更新や修正が容易となり、最新の情報を迅速に受講者へ届けられるため、運用の効率化も実現可能です。
コンプライアンス教育の徹底
LMSを活用することでコンプライアンス教育の確実な実施と記録管理が容易になります。全従業員の受講状況を一元管理でき、未受講者への自動リマインド機能により確実な受講完了を促進可能です。
また、受講履歴や確認テストの結果が詳細に記録されるため、監査やコンプライアンス報告の際に必要なエビデンスを容易に提示できるようになります。組織としてのリスク管理が強化され、法令違反による損失を未然に防止可能です。
各システムを比較して自社に最適なLMSを選ぼう
LMSを導入すれば、オンラインでの研修や学習ができるようになり、コスト削減や従業員エンゲージメントの向上、人材育成の効率化を図れます。「社内教育を効率化させたい」「従業員のスキルを底上げしたい」「人材配置を最適化させたい」と考える企業におすすめです。LMSを選定する際は次のポイントに注意して選ぶのをおすすめします。
- 導入目的を明確にする
- 必要な機能を洗い出す
- 操作性とユーザビリティ
- 他システムとの連携や拡張性
- 導入・運用コストの把握
- サポート体制の充実度
- セキュリティと信頼性
企業の成長を加速させるためには、継続的な学習とスキルアップが欠かせません。LMSは、効果的な人材育成を実現するための強力なツールです。LMSの比較ポイントや導入時の注意点を参考に、ニーズに適したLMSを選定し、従業員の能力を最大限に引き出しましょう。
LMS(学習管理システム)の関連カテゴリをチェック
気になるサービスが見つからなかったら、次の関連カテゴリもチェックしてみてください。
| LMS(学習管理システム)の関連カテゴリで比較 | ||
|---|---|---|
| タレントマネジメントシステム | 人事管理システム | eラーニングシステム |
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