プロジェクト管理・工数管理のツールには多くの種類があり「どれを選べばいいか」迷いますよね。後から知ったサービスの方が適していることもよくあります。導入の失敗を避けるためにも、まずは各サービスの資料をBOXILでまとめて用意しましょう。
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プロジェクト管理ツールとは
プロジェクト管理ツールとは、プロジェクトに関わるタスクやスケジュール、担当者、進捗状況をオンラインで一元管理できるシステムです。
タスクの割り当てや進捗更新、ガントチャートやカンバンボードによるスケジュール管理、ファイルやコメントの共有などの機能がついています。
Excelやスプレッドシート、メール、チャット、ホワイトボードや紙の進捗表といった分散した管理方法でのやり取りや書類作成など、手間のかかる業務を効率化できます。
なぜExcelやメール管理は限界なのか?無料システムでこう変わる
今あなたの会社で起きている「タスクの抜け漏れが止まらない」「期限遅延に気づくのがいつもギリギリ」といった悩みは、あなたの管理能力の問題ではなく、Excelやスプレッドシート、メール、チャット、ホワイトボードなどバラバラなツールでのプロジェクト管理の限界です。
なぜなら、プロジェクト管理の最大の敵は、メールやチャット、会議で飛び交う指示を人がExcelに転記したり、各メンバーに口頭で確認したりするような手作業だからです。
プロジェクト数やタスク数が増えていけば、人間が手作業で確認できる量をいつかは超え、ミスが必ず発生します。
0円で使える無料のプロジェクト管理ツールならこの状況を改善できます。たとえば、次のように変化が生まれます。
| あなたの課題 | Excel・メール・チャット管理 | 無料システム |
|---|---|---|
| タスクの抜け漏れが止まらない | メールや口頭で依頼したタスクがExcelに転記されず、見落としや対応漏れが少なからず発生する | タスクはすべてひとつのボードに登録されるため、担当者や期限とあわせて一覧管理でき、漏れが起こりにくくなる |
| 期限遅延に気づくのがいつもギリギリ | 期限は各自のカレンダーやExcel任せで、管理者は「終わっていないタスク」を手作業で探し回る | 期限や遅延タスクが自動でハイライトされ、ダッシュボードで遅れを一目で把握できる |
| 誰が何を抱えているのか一目でわからない | プロジェクトごと・メンバーごとに管理ファイルが分かれ、最新状況を把握するまでに時間がかかる | メンバー別・プロジェクト別にタスク量や進捗を一覧表示でき、偏りやボトルネックをすぐに見つけられる |
| 情報の一元管理ができない | 指示はチャット、進捗はExcel、資料はファイルサーバとバラバラで、必要な情報を探し回る手間が大きい | タスクにコメントやファイルを紐づけて管理でき、最新の情報にすぐアクセスできる |
| コスト | 0円 | 0円 |
これをふまえると、Excelやメール中心の管理から、できるだけ早く無料システムに乗り換えるべきではないでしょうか。しかし、無料で使えるプロジェクト管理ツールにも、使いやすいサービスと使いにくいサービスがあります。
無料のプロジェクト管理ツールがおすすめな企業
無料のプロジェクト管理ツールがおすすめなのは、スタートアップやベンチャーなどの小規模企業や、フリーランスへの外注が多い企業です。
利用人数が少ない場合は、ほとんどコストをかけずに利用できるため、1人あたりの業務量が多い少人数の組織でも、コストを抑えながら業務負担を軽減できます。
ただし、無料で使えるプロジェクト管理ツールは、メンバー数やタスク数に制限があるので注意が必要です。規模にあっているか、導入前に必ず確認しましょう。
また、フリーランスへの外注が発生するたびに、利用料金が増えてはコストがかさむ一方です。とくに、外注先が多いと進捗管理の負担が大きくなります。外注が多い場合はゲストユーザーが無料で使えるものを選びましょう。
無料で使えるプロジェクト管理ツールの選び方
無料で使えるプロジェクト管理ツールは、メンバー数やデータ容量などが制限されているものがほとんどです。プロジェクト管理の無料ツールを選ぶ際は、次のポイントを確認しましょう。
- メンバー数にあわせて選ぶ
- データ容量にあわせて選ぶ
- 自社に合った管理方式のツールを選ぶ
- スマホアプリに対応したツールを選ぶ
- 日本語対応しているツールを選ぶ
- 導入形態(クラウド型・オンプレミス型)で選ぶ
- 有料プランの料金も確認する
次の見出しでそれぞれのポイントについて説明します。上記のポイントを比較して、サービスを2〜3つに絞り込むとよいでしょう。
サービスに当たりをつけたあとは、無料プランやトライアルで実際に使用感を試し、問い合わせで担当者に詳しく話を聞くなどして、導入するサービスを決めるのがおすすめです。
メンバー数にあわせて選ぶ
プロジェクト管理ツールの無料プランでは、ユーザー数が制限されるケースが多くあります。そのためツールで管理したいメンバーの数を確認して、無料で利用できるものを選び、導入に失敗するリスクを減らしましょう。
もし制限内に収まるツールがない場合は、まずはトライアルとして少人数で無料プランを利用し、使用感や機能を確かめてから、全員が使える有料プランに切り替えるのもおすすめです。
データ容量にあわせて選ぶ
無料で使えるプロジェクト管理ツールは、データ容量や管理できるタスク数が限られていることもあります。
「1ユーザー100MBまで」や「2GBまで」など扱えるデータ容量はツールによってさまざまです。あらかじめ扱えるデータ容量を確認し、業務に支障が出ない程度のデータ容量があるものを選びましょう。
利用するメンバーが増えるほど、必要なデータ容量も増えるため、まずは少人数でスモールスタートし、データ容量が足りなくなったら有料版に切り替えるのもおすすめです。
進め方に合った管理方式のツールを選ぶ
プロジェクト管理ツールには、さまざまなタスク管理方式に対応したサービスがありますが、いくら無料でも、プロジェクトの進め方に合わず、扱いにくいツールでは意味がありません。
最低でも、カンバン方式とガントチャート方式に対応しているものを選びましょう。また、チャットやファイル共有・カレンダー共有などの機能を搭載していれば、なお便利です。管理方式とともに、必要な機能のそろったサービスがないか、探してみましょう。
スマホアプリに対応したツールを選ぶ
スマホアプリに対応したプロジェクト管理ツールを選びましょう。アプリに対応していれば、外出先や出張先からも利用が可能です。
プロジェクト管理ツールには、メッセージやチャット機能が搭載されているものもあり、直接顔を合わせなくても、リアルタイムでコミュニケーションがとれます。
場所の制限なく、進捗状況の確認や情報共有をアプリでスムーズに進められるようになるため、テレワークを推進している企業にとっても、アプリ対応ツールは使いやすいツールといえるでしょう。
日本語対応しているツールを選ぶ
無料で使えるプロジェクト管理ツールは、海外の企業が運営しているケースも多いため、日本語に対応しているか必ず確認してください。
また、日本語に対応している場合でも、翻訳が不自然なこともあるため、ツールをお試しで利用して、日本語で問題なく利用できるか確認するのがおすすめです。
加えて、導入に不安を感じる方は、日本語でメールや電話のサポートを受けられるか、あわせてチェックすると安心です。海外製にこだわらないようであれば、国内で運営しているツールを導入する方が安心して利用できるでしょう。
導入形態(クラウド型・オンプレミス型)で選ぶ
無料で使えるプロジェクト管理ツールは、導入形態によってクラウド型・オンプレミス型(インストール型)に分けられます。
クラウド型はクラウド環境にシステムが構築されており、利用者がインターネットを介してシステムを使うタイプです。
オンプレミス型(インストール型)は、システムを自分のパソコンに直接インストールして使います。ネット環境なしでも利用でき、OSS(オープンソース)ソフトウェアであれば、カスタマイズできるのが特徴です。
ただし、カスタマイズには専門的な知識が必要で、パソコンの容量も圧迫します。
一方、クラウド型は容量を圧迫しないため気軽に導入でき、インターネット環境があれば場所や時間を問わず、スマートフォンからも使えるため、基本的にはクラウド型がおすすめです。
なおこの記事では、クラウド型の無料ツールも、オンプレミス型のフリーソフトも紹介しているため、気になるものをチェックしてください。
有料プランの料金も確認する
クラウド型の無料プロジェクト管理ツールを選ぶ場合は、有料プランの料金をチェックするのも大切です。前述したように、クラウド型ツールの無料プランは、利用できるユーザー数やデータ容量に制限をかけられているものが多くあります。
今は制限内に収まっていたとしても、今後事業拡大や従業員数の増加により制限内に収まらなくなる可能性もあります。念のために有料プランも確認し、将来的にコストの負担が大きくならないかチェックしましょう。
無料のおすすめプロジェクト管理ツール比較11選
複数のプロジェクト管理ツールの中から、Excelよりも便利に使える、無料の人気プロジェクト管理ツールを比較紹介します。
規模やプロジェクトに合ったものを選べるよう、それぞれの機能や無料プランの内容をまとめた比較表があるので、ぴったりのツールを見つけてください。
Asana – 双日テックイノベーション(販売代理店)
- 細分化したタスクからプロジェクトの進捗、メンバーの仕事量まで可視化
- 異なるプロジェクトのタスクを共有・同期可能
- テンプレートを利用できるグラフやプロジェクト管理
Asana は、世界中の企業・組織で導入されているプロジェクト管理ツールです。多くの外部サービスと連携でき、プロジェクトと関連するやり取りやタスク、資料、進捗などを一元管理できます。
タスクの細分化や依存関係の設定もでき、プロジェクトを横断して同じタスクを共有・同期可能です。ダッシュボードや一般的な業務プロセスのテンプレートを利用でき、運用にあわせてカスタマイズできます。
無料プランは2人まで利用でき、タスク・プロジェクトの数、ストレージの容量に制限はありません。
| 機能 | 詳細 |
|---|---|
| アプリ対応 | ◯ |
| 個人利用 | ◯ |
| ガントチャート機能 | ◯ |
| テンプレート機能 | ◯ |
| 導入形態 | クラウド |
| 連携サービス | Slack、Gmail、Zoomなど |
| 対応言語 | 日本語、英語、中国語など |
| 無料プラン | あり(最大2ユーザーまで) |
| 無料トライアル | 30日間 |
※プランにより利用できる機能に制限あり、要問い合わせ
タスクワールド
- 無料プランはプロジェクト数無制限、ストレージ1GBまで
- タスクごとにコメントやファイルをやり取り可能
- タスク作成、コメント返信をメールの送受信で実行できる
タスクワールド は、製造業やシステム開発、医療など複数業態で導入されているプロジェクトマネジメントツールです。ファイルのアップロードやタスクカードの移動など、基本操作をドラッグ&ドロップで実行できます。
プロジェクトをボードやテーブル形式などで表示でき、進捗状況をガントチャート形式のタイムラインで可視化できます。ひとつの仕事をメインタスクとサブタスクとして細分化したり、関連要素をチェックリスト管理したりできます。
| 機能 | 詳細 |
|---|---|
| アプリ対応 | ◯ |
| 個人利用 | ◯ |
| ガントチャート機能 | ◯ |
| テンプレート機能 | ◯ |
| 導入形態 | クラウド |
| 連携サービス | Dropbox、Google Meet、Google ドライブなど |
| 対応言語 | 要問い合わせ |
| 無料プラン | あり |
| 無料トライアル | 14日間 |
※プランにより利用できる機能に制限あり、要問い合わせ
Jooto
- 1人まで無料で使える
- タスクを色分けして見やすく管理
- カンバン方式とガントチャート方式を切り替えながら操作
Jooto は、1人までなら無料で使えるクラウド型のプロジェクト管理ツールです。
フリープランは1ユーザー・100MBまでのデータを管理でき、プロジェクトの作成は無制限で行えます。
シンプルでありながら、見やすく色分けされた画面が特徴的で、タスク管理では種類や進捗状況ごとに色分けして管理できます。
カンバン方式とガントチャート方式に対応し、表示形式を切り替えながらプロジェクトを管理可能です。少人数チームや個人での利用にもおすすめです。
| 機能 | 詳細 |
|---|---|
| アプリ対応 | ◯ |
| 個人利用 | ◯ |
| ガントチャート機能 | ◯ |
| テンプレート機能 | ◯ |
| 導入形態 | クラウド |
| 連携サービス | Google カレンダー、Chatwork、Slackなど |
| 対応言語 | 日本語、英語 |
| 無料プラン | あり(1組織あたり100MBまで) |
| 無料トライアル | 31日間 |
Wrike
- 無料プランのユーザー数は無制限
- 表示方式を切り替えながら進捗を管理
- 豊富な数のツールとシステム連携
Wrike は、無料プランでもユーザー数は無制限で利用できるクラウド型のプロジェクト管理ツールです。
ただしタスク数には制限があります。無料プランは個人利用も可能なので、小規模組織での利用や、フリーランスとの共同作業にもおすすめです。
プロジェクト管理では、カンバン方式、カレンダー方式、ガントチャート方式を使い分けられます。
集中してタスクを片づけたいときはカンバン方式、スケジュールを見直したいときはガントチャート方式のように使い分ければ、わかりやすくプロジェクトを管理できます。
Google カレンダーやSlack、Microsoft Teamsなど、幅広いツールとの連携が可能です。既存システムと連携させることで、管理業務の負担はさらに軽くなるでしょう。オフラインでの利用も可能です。
| 機能 | 詳細 |
|---|---|
| アプリ対応 | ◯ |
| 個人利用 | ◯ |
| ガントチャート機能 | ◯ |
| テンプレート機能 | ◯ |
| 導入形態 | クラウド |
| 連携サービス | Google カレンダー、Slack、Microsoft Teamsなど |
| 対応言語 | 要問い合わせ(日本語には対応) |
| 無料プラン | あり(ユーザー数無制限) |
| 無料トライアル | 14日間 |
Trello
- 世界中で利用されているカンバン方式のプロジェクト管理ツール
- 無料プランでもメンバー数やタスク数は実質無制限(※ボード数やファイルサイズには上限あり)
- 感覚的な操作でタスクを細かく管理
Trello は、カンバン方式の中でも世界的な知名度を誇るプロジェクト管理ツールです。
プロジェクトごとにボードを作り、ボード内でタスクを細かく管理可能です。タスクをステータスや種類ごとに分けて管理でき、アーカイブや移動も感覚的な操作で行えます。
タスクごとの期限設定やToDoリストの設定、Google ドライブとの連携によるファイル添付などもできます。
無料プランは、ワークスペースごとに作成できるボード数や、月ごとの自動化コマンド実行数に上限がありますが、カード(タスク)の数やメンバー数は実質無制限で利用できます。ストレージも総量は無制限ですが、1ファイルあたりのアップロード上限は10MBとなっています。オフラインでの利用も可能です。
| 機能 | 詳細 |
|---|---|
| アプリ対応 | ◯ |
| 個人利用 | ◯ |
| ガントチャート機能 | × |
| テンプレート機能 | 〇 |
| 導入形態 | クラウド |
| 連携サービス | Google ドライブ、Microsoft Teamsなど |
| 対応言語 | 日本語、英語など |
| 無料プラン | 〇 |
| 無料トライアル | 14日間(Premiumプランのみ) |
Chatwork
- 無料プランでもグループチャットが無制限
- タスク管理やファイル共有など、プロジェクト管理に役立つ機能が充実
- Google カレンダーや経費精算システムとの多彩な連携
メッセージツールとして知られる Chatwork には、プロジェクト管理に役立つ機能も多数搭載されています。
チャットルームごとにタスクや概要を設定でき、簡易的なナレッジツール、プロジェクト管理ツールとしても活用できます。タスクを完了させると自動でチャットを流せるので、完了報告の手間も省けます。
ほかにも、チャットルームをファイルサーバーとして使ったり、Google カレンダーと連携させてスケジュール管理に役立てたりと、さまざまな使い方が可能です。
無料プランでは追加ユーザー数が100人まで、ストレージは10GBまでで、過去のメッセージ閲覧にも期限があるものの、グループチャットは無制限でチーム管理やタスク管理機能も利用できます。
| 機能 | 詳細 |
|---|---|
| アプリ対応 | ◯ |
| 個人利用 | ◯ |
| ガントチャート機能 | × |
| テンプレート機能 | 要問い合わせ |
| 導入形態 | クラウド |
| 連携サービス | Gmail、Google カレンダーなど |
| 対応言語 | 日本語、英語、ベトナム語、中国語(繁体字) |
| 無料プラン | 〇 |
| 無料トライアル | 1か月間(デモ版もあり) |
Brabio!
- マウス操作だけでガントチャートが作成できる
- プロジェクト横断・担当状況など多角的に進捗管理
- フリープランは5名まで
Brabio! は、直感的なマウス動作で簡単にガントチャートを作成できるプロジェクト管理ツールです。
プロジェクト横断ビューや担当状況確認ビューなどを備えた多機能なツールで、Excel・CSV入出力も可能です。
フリープランは5名までで、ストレージは50MBまで、プロジェクト数の制限はありません。コストを抑えてプロジェクト管理ツールを導入したい企業・組織におすすめです。
| 機能 | 詳細 |
|---|---|
| アプリ対応 | ◯ |
| 個人利用 | ◯ |
| ガントチャート機能 | ◯ |
| テンプレート機能 | – |
| 導入形態 | クラウド |
| 連携サービス | 要問い合わせ |
| 対応言語 | 日本語 |
| 無料プラン | ◯ |
| 無料トライアル | – |
マンモスプロジェクト
- 個人での利用、閲覧のみなら無料
- 豊富な管理方式を切り替えながらタスクを管理
- タスク全体の進め方を確認できるプロジェクトマップ方式
マンモスプロジェクト は、個人での利用なら無料で使えるプロジェクト管理ツールです。
組織で利用する場合も、1ユーザー月額500円から利用でき、閲覧のみのユーザーには料金が発生しません。
管理方式が充実しており、さまざまな方式を切り替えながら、プロジェクトやタスクを管理できます。
なかでもプロジェクトマップ方式は自由度が高く、タスクを好きな位置に配置し、それぞれを自由に紐づけられます。タスク全体を確認しながら、それぞれの進め方を考えられる視覚的な管理方式です。
| 機能 | 詳細 |
|---|---|
| アプリ対応 | ◯ |
| 個人利用 | ◯ |
| ガントチャート機能 | ◯ |
| テンプレート機能 | 要問い合わせ |
| 導入形態 | クラウド、オンプレミス |
| 連携サービス | Slack、GitHub など |
| 対応言語 | 日本語、英語 |
| 無料プラン | 〇 |
| 無料トライアル | 〇(期間は要問い合わせ) |
morningmate
- 業務情報を一か所に集約し、情報管理の負担を軽減
- エンジニア以外も直感的に使えるシンプルな操作性
- 社内外のメンバーを招待し、円滑な共同作業を実現
morningmate は、チーム内外のコミュニケーションからタスク管理までを統合し、業務効率を向上させるオールインワン型コラボレーションツールです。
Excelやメールでの非効率を解消し、業務情報を集約・可視化することで、情報散乱や進捗把握の課題を軽減します。エンジニア以外の方でも直感的に利用できるシンプル設計で、社外メンバーとの共同作業も円滑に進められます。
Basicプランは無償のため、プロジェクト管理に課題を感じている企業におすすめです。
| 機能 | 詳細 |
|---|---|
| アプリ対応 | ◯ |
| 個人利用 | ◯ |
| ガントチャート機能 | ◯ |
| テンプレート機能 | – |
| 導入形態 | クラウド |
| 連携サービス | Microsoft Teams、Zoom |
| 対応言語 | 日本語、スペイン語、ドイツ語、フランス語、ベトナム語、ポルトガル語、簡体字中国語、繁体字中国語、英語、韓国語 |
| 無料プラン | ◯ |
| 無料トライアル | – |
monday.com
- 現場担当者がノーコードで業務改善を即座に実現
- 散在しがちな業務情報を一か所に集約し、一元管理
- 多様な外部ツールと連携し、アプリ切り替えを削減
monday.com は、プロジェクト管理にとどまらず、マーケティング、営業、戦略目標管理など、幅広い業務を一元的に効率化するワークマネジメントプラットフォームです。
ITに詳しくない現場担当者でも、ノーコードでワークフローの自動化や改善を図れます。
プロジェクトの進捗やタスクだけでなく、関連する業務情報やファイルも一か所に集約して一元管理することで、情報共有の遅れやファイル検索にかかる時間を大幅に短縮できます。
多様な外部ツールとも連携できるため、複数のアプリケーションを切り替える手間が省け、業務をよりスムーズに進行できます。
| 機能 | 詳細 |
|---|---|
| アプリ対応 | ◯ |
| 個人利用 | ◯ |
| ガントチャート機能 | ◯ |
| テンプレート機能 | ◯ |
| 導入形態 | クラウド |
| 連携サービス | Slack、Teams、Salesforceなど |
| 対応言語 | 日本語、英語、スペイン語、フランス語、ドイツ語、ポルトガル語、ロシア語、ポーランド語など15言語 |
| 無料プラン | ◯ |
| 無料トライアル | 14日間 |
Notion
- AIがプロジェクト計画から資料作成まで自動化
- ドキュメント作成、ナレッジを集約、情報一元管理
- 業務に合わせ、ローコードでワークフローを構築
Notion は、AIを活用してプロジェクト管理の効率と品質を向上させるツールです。
AIがプロジェクト計画の初稿生成や資料作成をアシストし、自動入力により工数を削減し、高品質な成果物を作成できます。
プロジェクト管理だけでなく、ドキュメント作成やナレッジベースもひとつのコネクテッドワークスペースに集約され、情報の一元管理が可能です。
多様な表示形式やタグ設定、レイアウトのカスタマイズもでき、ローコードで業務に合わせたワークフローを構築できます。
GitHubやSlackといった外部サービスとも連携し、業務を一元的に管理できるツールです。
| 機能 | 詳細 |
|---|---|
| アプリ対応 | ◯ |
| 個人利用 | ◯ |
| ガントチャート機能 | ◯ |
| テンプレート機能 | ◯ |
| 導入形態 | クラウド |
| 連携サービス | Jira、Google ドライブ、Slack、GitHubなど |
| 対応言語 | 日本語、英語、スペイン語、フランス語、ドイツ語、ポルトガル語、中国語、韓国語など15言語(ベータ版含む) |
| 無料プラン | ◯ |
| 無料トライアル | 30日間 |
フリーソフトやOSS(オープンソース)のプロジェクト管理ツールを避けるべき理由
無料でプロジェクト管理を効率化する方法は、大きく分けて次の3種類があります。
一見、どれも無料で魅力的に見えますが、社内に専任のIT担当者が少なく、チーム全員でリアルタイムに情報共有したい中小企業にとっては、クラウド型のプロジェクト管理ツール(無料プラン)のみがおすすめです。
| 無料の方法 | クラウドシステム (今回のおすすめ) |
Excel・メール・紙などの寄せ集め管理 | OSS・オンプレ型ツール |
|---|---|---|---|
| コスト | 0円(制限あり) | 0円 | 0円(サーバー代・保守コスト別途) |
| IT専門知識 | 不要 | 不要 | 必須(構築・保守・アップデート) |
| 導入の手間 | 簡単(登録のみ) | 簡単 | 困難(インストール・環境構築が必要) |
| チーム共有 | ◎(リアルタイムで全員が同じ画面を見る) | △(ファイル配布・共有が前提で最新版がわかりにくい) | ◎(条件を満たせばリアルタイムだが、権限設定や運用設計が必要) |
| サポート | ◯(ベンダーによるマニュアル・問い合わせ対応) | ×(自力でのトラブル対応) | ×(英語ドキュメント中心・コミュニティ頼み) |
OSSをはじめとする技術的な代替案は自由度が高い反面、サーバーの構築やアップデート、セキュリティパッチの適用などを自社で行う必要があり、エンジニアがいない企業にはハードルが高すぎます。
また、Excelやメール、紙のメモを組み合わせる方法は手軽ですが、先述したようにタスクの抜け漏れや最新版の混在、共有や同時編集のしづらさといった弱点があります。
したがって、セキュリティや保守をベンダーに任せつつ、ブラウザから登録するだけで無料で使い始められる「クラウド型プロジェクト管理ツールの無料プラン」が、最もリスクが少なく、チームでの本格運用にもつなげやすい選択肢といえます。
無料プロジェクト管理ツールのメリット
無料プロジェクト管理ツールのメリットは次のとおりです。
- 費用がかからない
- 必要最低限の機能はそろっている
費用がかからない
プロジェクト管理ツールには、有料ツールと無料ツールがあります。有料ツールの方が機能は充実している傾向にありますが、無料ツールでも十分な機能を有しています。
コストを抑えて導入したい場合は、無料ツールから利用を開始し、必要に応じて有料プランへ移行する方法が有効です。
ただし、無料のツールには、利用できる機能やユーザー数、容量などに制限があります。大規模プロジェクトや高度な機能が必要になる場合や、継続的に利用を想定している場合は、有料版での導入を検討する必要があるでしょう。
必要最低限の機能はそろっている
無料ツールといっても、プロジェクト管理に必要な機能は十分そろっています。ただしツールによっては特定の機能がないこともあるので、どういった機能が必要か事前に確認しておきましょう。
また、無料のツールは、セキュリティ対策が十分ではない場合があります。重要な情報が流出しないよう、セキュリティやサポート体制が整ったツールを選定することが重要です。
「SaaS導入推進者が選ぶサイト第1位」のBOXILが、数あるプロジェクト管理ツールの中からおすすめサービスをピックアップしました。さらに、各サービスの料金・機能をまとめた『比較表』もプレゼントしています。導入前の下調べにぜひ役立ててください。

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※ダウンロード可能な資料数は、BOXILでの掲載状況によって増減する場合があります。
無料プランと有料プランの違い
無料プランと有料プランの違いは、Excelやメール、チャットなどのバラバラな管理方法から「とりあえず電子化するだけ」のお試しか、体制の見直しや他システムとの連携まで含めた「業務の根本解決」かにあります。
無料プランはコスト削減のための「守り」で、ユーザー数やプロジェクト数、ストレージ容量、機能やサポートが限定されています。
一方、有料プランは業務全体を効率化し、複数プロジェクトの同時進行や部署横断の見える化、残業削減につなげるための「攻め」です。ガントチャートやポートフォリオ管理、自動化ルール、外部サービスとのAPI連携機能、権限管理やセキュリティ機能などが提供され、サポートも充実しています。
| 比較軸 | 無料プラン(お試し・守り) | 有料プラン(本格運用・攻め) |
|---|---|---|
| 目的 | コストをかけずに電子化する | プロジェクト全体の生産性と品質を最大化する |
| 機能 | 制限あり(タスク登録や基本的なボード表示などの基本機能のみ) | 全機能開放(ガントチャートやポートフォリオ管理、自動化ルール、詳細なレポートなど) |
| データ・ユーザー | ユーザー数・プロジェクト数・容量に制限あり | 無制限(または大規模チーム・複数プロジェクトに対応できる上限) |
| サポート | ヘルプページやチャット・メール中心 | 電話やWeb会議サポート、専任担当による活用支援 |
もし、今後プロジェクトの数や関係者が増え、事業を拡大していく想定なのであれば、早い段階から有料プランを前提に設計しておくほうが、長期的な手戻りを抑えられ、費用対効果も高まるといえます。
有料プランへの移行目安
企業の状況やシステムに求める機能によっては、無料版では業務を回しきれないケースが出てきます。次のような課題を感じ始めたら、有料システムへの移行を検討すべきタイミングです。
ユーザー数やプロジェクト数の上限に達した場合
最もわかりやすい目安は、無料プランの制限を超える場合です。
ユーザー数が増えたり、管理したいプロジェクト数やタスク数、ストレージ容量の上限に達したりすると、新しい案件が登録できない、過去プロジェクトを削除せざるを得ないなど、業務が止まってしまいます。
複数プロジェクトを並行して動かしたい、メンバーを増やしても制限を意識せずに利用したい場合は、有料プランへの移行が必要です。
プロジェクト特有の高度な管理機能が必要になった場合
無料プランでは、高度な機能がロックされていることが一般的です。
たとえば、プロジェクト全体のスケジュールを可視化するガントチャートやポートフォリオ管理、タスクの依存関係設定、ワークフローの自動化ルール、外部サービスとのAPI連携、詳細な権限管理やIPアドレス制限などが必要になった場合は、有料版への乗り換えを検討しましょう。
プロジェクトの規模が大きくなり、「誰が、いつまでに、何をするか」を細かくコントロールしたくなったタイミングがひとつの目安です。
データの保存期間やセキュリティを強化したい場合
無料版は、アクティビティログやコメント履歴、添付ファイルの保存期間や容量が短かったり、閲覧できる履歴が限られていたりする場合があります。
長期プロジェクトの振り返りや監査対応、取引先からのセキュリティ要求に応える必要が出てきた際は、十分な保存期間と細かな権限設定、SSOや監査ログなどを備えた有料版が必須となります。
特に、機密性の高い情報や外部パートナーを含むプロジェクトが増えてきたタイミングでは、早めに有料プランへの移行を検討すると安心です。
無料プランや無料トライアルでシステムを比較しましょう
自社に合うシステムを選ぶには、実際にツールを触ってみて、チーム規模(ユーザー数)、使える機能、サポート体制の3軸を確認することが重要です。まずは期間無制限の無料プランや、無料トライアルを活用して、使用感や機能性を確かめてみましょう。
また、本格的な導入や有料プランへの移行を検討する場合は、各社のサービス資料を見比べるのが効率的です。次のボタンから、人気サービスの資料をまとめてダウンロードできるので、ぜひ社内検討にご活用ください。
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