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ビジネスシーンでもチャット利用が進んでいます。IT業界、スタートアップ・ベンチャー企業に限らず、幅広い業種で導入が進んでいます。なかでも大きなシェアを占めるのが、ChatworkとSlackです。
本記事ではChatworkとSlackの機能を徹底比較し、どちらのツールを採用すべきなのか解説します。
ChatworkとSlackの比較表
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ChatworkとSlackの企業概要
ChatworkとSlackを提供する会社の企業概要について紹介します。
Chatworkとは
創業 :2000年(旧社名:Chatwork株式会社)
導入企業:100万社※(2026年10月時点)
本社 :日本(東京)
株式会社kubell(旧:Chatwork株式会社)は、2000年にEC studioとして創業し、2004年に法人設立した企業です。
2011年3月にクラウド型ビジネスチャット「Chatwork」の提供を開始し、サービス開始から約1年半で登録ユーザー数10万人を突破しました。2019年9月24日には東京証券取引所マザーズ市場(現:グロース市場)へ新規上場しています。
その後、2024年7月1日に社名を「株式会社kubell」へ変更し、ビジネスチャットを基盤に、BPaaS(業務プロセス代行)領域など中小企業のDX支援へ事業領域を拡張しています。
現在の「Chatwork」は、導入社数100万社※にまで拡大しており、日本発の大規模なサービスとして国内外でユーザー数の拡大に取り組み、成長を続ける企業です。
※出典:kubell「Chatwork公式サイト」(2026年10月9日閲覧)
Slackとは
創業 :2013年
導入企業:20万社以上※(2026年10月時点)
本社 :米国(サンフランシスコ)
Slackは、米国サンフランシスコに拠点を置く Slack Technologies, LLC(Salesforce傘下) が提供する、クラウド型のビジネスコミュニケーション/コラボレーションプラットフォームです。
もともとはゲーム開発会社Tiny Speckの社内ツールとして生まれ、2014年以降に「Slack」として本格的に普及しました。
急速な成長でユニコーン企業として注目を集め、現在は 2021年7月に完了したSalesforceによる買収を経て、Salesforceの「Digital HQ」構想の中核サービスとして位置づけられています。
共同創業者は、写真共有サービスFlickr(フリッカー)の共同創業者でもある Stewart Butterfield 氏です。
チャンネルを中心に会話・ファイル・意思決定の履歴を集約し、検索可能なログとして運用できる設計に加え、絵文字などの遊び心のあるUI、豊富なアプリ連携やAPIによる拡張性によって、当初はエンジニアコミュニティを中心に支持を獲得しました。
現在では開発部門に限らず、営業・カスタマーサポート・バックオフィスなどを含む部門横断の業務基盤として、幅広い業界で利用されています。
※出典:Slack「Slack公式サイト」2026年10月9日閲覧
ChatworkとSlackの基本機能を比較
ChatworkとSlackの基本的な機能を紹介します。
法人向けクラウドサービス比較サイトBOXILに掲載されている比較項目に沿って比べていきます。
評価チャート
サポート体制の面で見ると、わずかではありますが、Chatwork の方が利用者は満足しているようです。
機能一覧
一見すると Chatwork の方が機能面で優れているように見えます。当社ではSlackを利用していますが、連携機能が2,000以上あるので必要な機能を柔軟に追加できます。
機能の比較表
双方の機能と価格を次の表にまとめているので、ぜひ参考にしてください。
価格・料金・仕様の比較表
| サービス名 | Chatwork | Slack |
|---|---|---|
| 初期費用 | ‐ | ‐ |
| 月額費用 | 840円〜(税抜) | 1,050円〜 |
| 無料プラン | ◯ | ◯ |
| 無料トライアル | ◯ | ◯ |
ChatworkとSlackだけを念頭においていると、実はもっと適したビジネスチャットがあるのに、検討の機会を逸している可能性があります。
本当に導入すべきサービスを見定めるために各社の機能と料金、実績をサービス資料で把握しておくことをおすすめします。
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ChatworkとSlackの特徴を比較
ChatworkとSlackの大きな違いは、Chatworkは国産ツールで、Slackは米国企業が提供するツールだという点です。
Chatworkはサポートに手厚く、現場のスタッフでも使いやすいよう設計されています。一方で、Slackは機能が豊富でカスタマイズ性が高く、エンジニアが多いIT企業で人気です。
ChatworkとSlackには、「タスク管理機能」「ビデオ通話機能」「外部サービス連携機能」など共通している機能が多い一方で、それぞれのサービスならではの特徴もあります。
共通している箇所は次のとおりです。
- ファイルの添付が簡単(ドラッグアンドドロップでファイル共有が可能)
- 複数のメンバーで構成されたグループチャットの作成が可能
- 特定のメンバーに対してメンション(通知)が可能
- 過去のメッセージやファイルの検索が簡単
- メール連携が可能(メールで通知を受け取れる)
- 複数のデバイスで利用が可能(PC・タブレット・スマートフォン)
- ビデオ通話・音声通話が可能(PC・タブレット・スマートフォン)
インターフェースなどに細かな違いはあるものの、上記の機能は両サービスともに共通しています。
これらは、メールや電話などの従来型コミュニケーションツールでは実現できなかったり、操作上でのストレスが多かったりした作業を集約・簡素化する機能です。これらの機能の発展は昨今、ビジネスチャットツールの導入が増加している背景とも言えます。
次はChatworkでできること、Slackでできることを詳しく紹介します。
Chatwork
Chatworkは、マーケティングに強い日本人起業家のCEOと、技術に明るいCTOの兄弟によって開発されたクラウドサービスで、テクノロジーに精通していない人でも使えるようにと配慮された設計です。
実際、100万社※を超えている現在の導入企業を見ても、その中心はNPO団体・工務店・法律事務所やフリーランスなどで、IT系以外の組織や団体にも広く使われていることが特徴です。
ChatworkをSlackと比較した際のポイントとなる機能・特徴は次の4点です。
- Chatwork IDによるシンプルなコンタクト管理
- 中小企業の実務を支援する関連サービス群
- 専門スキルやITリテラシーを問わず使えるシンプルさ
- 日本語対応・国内企業による多数の導入実績
それでは詳しく説明していきます。
※出典:kubell「Chatwork公式サイト」(2026年10月9日閲覧)
Chatwork IDによるシンプルなコンタクト管理
Chatworkでは、組織やワークスペースへの招待を前提とするツールとは異なり、ユーザーごとに設定された「Chatwork ID」やメールアドレス、名前で検索して直接コンタクトを追加できる仕組みが採用されています。
相手からコンタクト追加依頼が届いた場合は承認または拒否を選択でき、まだ登録していない相手に対しても招待メールを送ることで容易にやり取りを開始できます。
「ワークスペース」単位でユーザーやチャンネルを管理するSlackに対し、Chatworkは個人アカウント同士が直接つながるシンプルな構造のため、社内外を問わず直感的に相手とつながり、やり取りを始められる点が特徴です。
中小企業の実務を支援する関連サービス群
Chatworkは単なるチャットツールにとどまらず、中小企業の実務やバックオフィス業務を直接支援する多彩な関連サービスを展開しています。
- Chatwork 電話代行:オフィス宛ての電話対応をオペレーターが代行し、用件をチャットで通知
- Chatwork アシスタント:定常業務から専門領域まで幅広く依頼できるオンライン業務代行サービス
- Chatwork 助成金診断:基本的な企業情報を入力することで、受給できる可能性のある助成金を判定し、申請までサポート
- Chatwork DX相談窓口:専任アドバイザーが企業の状況に応じて業務効率化サービスを提案
Slackが多種多様な外部SaaSツールやAIエージェントの統合に注力しているのに対し、Chatworkは電話対応や業務代行、助成金相談といった現場の深刻な人手不足を直接補う独自のエコシステムを備えている点が大きな違いです。
専門スキルやITリテラシーを問わず使えるシンプルさ
Chatworkの最大の特徴は、専門スキルや高度なITリテラシーがなくても直感的に操作できる、シンプルな設計です。
Slackはチャンネル構造やスレッド、ワークフロー、多数のアプリ連携などカスタマイズ性が非常に高い反面、ITツールに不慣れな現場スタッフには操作の習得やルール作りのハードルが高くなりがちです。
一方、Chatworkは基本的な操作を直感的に理解しやすい画面構成となっており、比較的スムーズに全社での運用を始められます。
IT専任の担当者がいない企業や、幅広い年代のスタッフが働く現場、士業、工務店、医療・福祉といった非IT系の業界で強く支持されている理由の一つは、この使いやすさにあります。
日本語対応・国内企業による多数の導入実績
Chatworkは日本の企業が作っているサービスのため、ヘルプページや問い合わせの対応などもすべて日本語です。
国内での導入企業数が増加するほど、取引先や関係各社で統一して利用できることから、要望が高まる機能の改善・更新も期待できるでしょう。
Slackは2017年11月に日本語版の提供を開始しており、世界中のより多くのユーザーが使いやすい言語を活用しながら作業を進められるようになりました。
Chatworkの評判・口コミ
しかし投稿にスレッドを作成できないためメッセージが流れてしまうリスクが高く、こちらの評価をさせていただきました。
。LINE感覚でグループも簡単に作成でき、会社内でのチームの情報などを簡単に共有することが可能です。
Chatworkの使い方や事例も知りたい方は、次の徹底解説記事もぜひご覧ください。
Slack
Slackは、2014年2月に正式にリリースされた、アメリカ発のビジネスチャットツールです。(※招待制のプレビュー版は2013年8月にリリース)
元々は、写真共有サービス・Flickrの創業者でもあるスチュワート・バターフィールド氏が、オンラインゲーム開発時に使うコミュニケーションツールとして作ったもので、エンジニアの多いIT系の企業やスタートアップでは特に人気があります。
なお、公式サイトによれば、有料プランの利用企業数は全世界で20万組織を超え※、フォーチュン100企業の77社※が導入するなど、世界中で広く利用されています。
SlackをChatworkと比較した際のポイントとなる機能・特徴は次の4点です。
- 外部サービスとの連携
- コードを投稿できるsnippet機能
- 情報を一元化できるcanvas機能
- タスクを合理化するワークフロー機能
それでは次で詳しく説明していきます。
※出典:Slack「Slack公式サイト」2026年10月9日閲覧
外部サービスとの連携
Slack の最大の特徴ともいえるのが、膨大な数の外部サービスとの連携です。連携できるサービス・アプリは2,600を超え※(2025年12月時点)、連携することにより、業務効率化を図れます。
たとえば、
- Googleカレンダーと連携して、スケジュールが近づくとSlackに通知が来る
- Google Meetと連携して、Slack上から簡単に各ツールにアクセスして通話できる
- TwitterやInstagramと連携して、各サービスでの投稿をSlack上にも自動的に投稿
連携できるサービスはどんどん増えており、カスタマイズの幅も今後はさらに広がっていくはずです。
※出典:Slack「Slack公式サイト」(2026年10月9日閲覧)
コードを投稿できるsnippet機能
こちらは開発現場で使用されるチャットツールだからこそといえる、プログラミング言語を共有する機能です。
IT企業以外の方やビジネスサイドの方はあまり使用するシーンがないかもしれませんが、エンジニアの方にとっては必須の機能といえるでしょう。
情報を一元化できるcanvas機能
こちらはチャット内でドキュメントを作成・整理・共有できる機能です。このcanvasを使えば、Slackを離れることなく複数人で共同編集したり、コメントを残したりできます。
通常は、チャンネル上で次々と新しい情報が流れてしまうため一連の流れを把握するのが難しいですが、canvasを使えば重要なナレッジやリソースを1か所にまとめ、把握できます。
タスクを合理化するワークフロー機能
Slackには、日々の定型業務やプロセスを自動化できる「ワークフロービルダー」という機能が備わっています。
一から作成しなくても、Slackが提供するテンプレートを使うことで、簡単にワークフローを構築できます。
Slackの使い方や事例も知りたい!という方は、次の徹底解説記事もぜひご覧ください。
ChatworkとSlackの違いを動画で解説
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ChatworkとSlack、どちらを採用すべきか
各サービスの主な特徴をもう一度整理しておきましょう。
こうして整理すると、ITリテラシーが高く社内にエンジニアを抱えて開発やグロースハックを進めていくIT・スタートアップ企業はSlack、国内を中心に関係各社と着実なタスクのやり取りを進めたい多くの企業はChatworkが適していると考えられます。
【Chatworkがおすすめな企業】
- タスク管理も同時にしたい
- 社外の人をグループに追加したい
- シンプルで使いやすいツールを求めている
上記の内容に当てはまる企業は、Chatworkがおすすめです。
【Slackがおすすめな企業】
- 外部サービスと連携させたい
- コードを投稿できるsnippet機能を利用したい
- スレッド機能がほしい
上記の内容に当てはまる企業は、Slackがおすすめです。
両サービスとも、機能に制限はあるものの無料で試せます。上記のポイントも参考に、自社に合ったチャットサービスの利用を検討してみてはいかがでしょうか。
ChatworkとSlackでは強みが異なるので、場合によっては両サービスを併用することも選択肢の一つです。
適切なクラウドサービスの利用により、法人・個人ともに、業務の効率化と生産性の向上に努めましょう。
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ChatworkやSlack以外の社内SNS、社内コミュニケーションツールについてはこちらで解説・紹介しています。ぜひご参照ください。
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