ChatworkとSlackどちらを採用すべき?2大チャットツールを徹底比較!

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ビジネスチャットといえば「Chatwork」「Slack」が有名ですが、どちらを採用すべき? 機能、価格、特徴を徹底比較しました。導入を検討している方は参考にしてください。

ビジネスチャットには多くの種類があり「どれを選べばいいか」迷いますよね。後から知ったサービスの方が適していることもよくあります。導入の失敗を避けるためにも、まずは各サービスの資料をBOXILでまとめて用意しましょう。
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ビジネスシーンでもチャット利用が進んでいます。IT業界、スタートアップ・ベンチャー企業に限らず、幅広い業種で導入が進んでいます。なかでも大きなシェアを占めるのが、 Chatwork Slack です。

本記事ではChatworkとSlackの機能を徹底比較し、どちらのツールを採用すべきなのか解説します。

ChatworkとSlackの選び方!
使いやすさとコスパ重視なら「Chatwork」がおすすめ
カスタマイズ性など機能重視なら「Slack」がおすすめ

ChatworkとSlackの比較表

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ChatworkとSlackの企業概要

ChatworkとSlackを提供する会社の企業概要について紹介します。

Chatworkとは

会社名 :株式会社kubell
創業  :2000年(旧社名:Chatwork株式会社)
導入企業:62万社(2025年5月確認、公式サイトより)
本拠地 :日本(大阪)

株式会社kubell は、株式会社EC studioとして2000年に創業。2011年3月に「Chatwork」を正式ローンチして以降、約1年半でユーザー数10万件を獲得。2019年9月にはマザーズへ上場しました。

創業以来、一貫した黒字経営を続けているなか、日本発の大型サービスとして国内外でユーザー数の拡大に取り組んでいる気鋭の企業です。

Slackとは

会社名 :Slack
創業  :2013年
導入企業:8万5,000社(2025年5月時点)
本拠地 :米国(サンフランシスコ)

Slackは、米国サンフランシスコに拠点を置く Slack Technologies, Inc が提供しているチャットツールであり、Slack Technologies, Incは、2013年のサービスローンチ以降、数年の間に爆発的な成長を続けているユニコーン企業です。

創業者は写真共有サービスであるflickr(フリッカー)を創業したButterfield氏で、Slackは後発・新興にもかかわらず、インターフェースと遊び心の効いた仕様や連携可能なツールの数々により、エンジニアを中心に人気に火が着いた、最新のSaaSを代表するサービスです。

ChatworkとSlackの基本機能を比較

ChatworkとSlackの基本的な機能について紹介します。

法人向けクラウドサービス比較サイト ボクシル に掲載されている機能比較軸で比べていきます。

評価チャート

サポート体制の面で見ると若干ではありますが、 Chatwork の方が利用者は満足しているようです。

機能一覧

一見すると Chatwork の方が機能面で優れているように見えます。当社では Slack を利用していますが、連携機能が2,000以上あるので必要な機能をどんどん追加できます。

Chatwork Slack
タスク管理
メール連携
ビデオ通話・音声通話
ファイル添付
既読・未読
メンション

機能の比較表

双方の機能と価格については次の表で比較してまとめているので、ぜひ参考にしてください。

価格・料金・仕様の比較表

サービス名ChatworkSlack
初期費用
月額費用840円(税抜)〜925円(税抜)〜
無料プラン
無料トライアル

実際の画面イメージ

Chatwork

Slack

Slackの利用画面イメージ

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ChatworkとSlackの特徴を比較

ChatworkとSlackの大きな違いは、Chatworkが国産ツール、Slackは米企業が提供するツールだという点です。Chatworkはサポートに手厚く、現場のスタッフでも使いやすいよう設計されています。一方で、Slackは機能が豊富でカスタマイズ性が高く、エンジニアが多いIT企業で人気です。

Chatwork Slack には、共通している機能と「タスク管理機能」「ビデオ通話機能」「外部サービス連携機能」など、それぞれのサービスのみに備わっている特徴もあります。

共通している箇所は次のとおりです。

  • ファイルの添付が簡単(ドラッグアンドドロップでファイル共有が可能)
  • 複数のメンバーで構成されたグループチャットの作成が可能
  • 特定のメンバーに対してメンション(通知)が可能
  • 過去のメッセージやファイルの検索が簡単
  • メール連携が可能(メールに通知がくる)
  • 複数のデバイスで利用が可能(PC・タブレット・スマートフォン)
  • ビデオ通話・音声通話が可能(PC・タブレット・スマートフォン)

インターフェースなどに細かな違いはあるものの、上記の機能は両サービスともに共通しています。

これらは、メールや電話などの従来型コミュニケーションツールでは実現できなかったり、操作上でのストレスが多かったりした作業を集約・簡素化してくれる機能です。これらの機能の発展は昨今、ビジネスチャットツールの導入が増加している背景とも言えます。

次はChatworkでできること、Slackできることを詳しく紹介していきます。

Chatwork は、日本人起業家としてマーケティングに強いCEOと、技術に明るいCTOの兄弟によって開発されたクラウドサービスで、テクノロジーに精通していない人でも使えるようにと配慮された設計です。

実際、62万社を超えている現在の導入企業を見ても、その中心はNPO団体・工務店・法律事務所・フリーランスの方々など、IT系以外の組織や団体にも広く使われていることが特徴です。

ChatworkをSlackと比較した際のポイントとなる機能・特徴は次の4点です。

  • タスク管理機能
  • 社外の人をグループに追加可能
  • APIで他サービスと連携可能
  • 日本語対応・国内企業による多数の導入実績

それでは詳しく説明していきます。

タスク管理機能

Chatwork の大きな特徴が、タスク管理機能を持っていることです。この機能を使うことで、チャットをしながら発生したタスクを即座に作成・管理できます

従来だと、連絡用のツールとタスク管理のツールはそれぞれ別のサービスを用いていた方も多かったと思いますが、Chatworkだと1つのサービスで済みます。

複数のグループチャットがあり、別々のグループでタスクを作成したい場合でも、タスクのみを表示させる機能があるため、抜け漏れの心配もありません。また、自分が担当しているタスクを一覧で表示でき、タスクの期限を設定可能です。

Chatworkなら他の管理ツールを使用しなくても、自身のタスク管理や他メンバーのタスク状況を可視化できます。

社外の人をグループに追加可能

Chatwork では、一人ひとりのアカウントに設定されたIDを交換することで、社外の人をグループへの招待・追加が可能です。
社外の人と頻繁に連絡を取ったり、資料送付したり、タスクの共有管理ができるのはChatworkのみです。

もちろん社外の人間とやりとりできないように制限をかけるのも可能です。

APIで他サービスと連携可能

Chatwork API で他のサービスと連携が可能です。具体的には次のようなサービスと連携できます。

  • Gmailと連携→受信したメールをチャットに通知
  • 経費精算システムと連携→経費申請されるとChatworkで通知
  • 受付システムと連携→来客時に通知

Chatworkと普段利用しているサービスを連携させることで、業務の効率化につながります。

日本語対応・国内企業による多数の導入実績

Chatwork は日本の企業が作っているサービスのため、ヘルプページや問い合わせの対応などもすべて日本語です。国内での導入企業数が増えれば増える程、取引先や関係各者で統一して利用できることから、要望が高まる機能の改善・更新も期待できるでしょう。

Slack は2017年11月に日本語版の提供を開始しており、世界中のより多くのユーザーが使いやすい言語を活用しながら作業を進められるようになりました。

Chatworkの使い方や事例も知りたい!という方は、次の徹底解説記事もぜひご覧ください。

>>Chatworkの導入事例インタビューはこちら

Slack

株式会社セールスフォース・ジャパン

Slack は、2014年の2月に正式にリリースされた、アメリカ発のビジネスチャットツールです。(※招待制のプレビュー版は2013年8月にリリース)

元々は、写真共有サービス・Flickrの創業者でもあるスチュワート・バターフィールド氏が、オンラインゲーム開発時に使うコミュニケーションツールとして作ったもので、エンジニアの多いIT系の企業やスタートアップでは特に人気があります。

なお、公式サイトによれば、2025年5月時点でデイリーアクティブユーザー数が全世界で1,000万人以上にまで成長しているとのことです。

Slack をChatworkと比較した際のポイントとなる機能・特徴は次の3点です。

  • 外部サービスとの連携
  • コードを投稿できるsnippet機能
  • 情報を一元化できるpost機能

それでは次で詳しく説明していきます。

外部サービスとの連携

Slack の最大の特徴もいえるのが、膨大な数の外部サービスとの連携です。連携できるサービス・アプリは2,600を超え(2025年5月時点)、連携することにより、業務効率化を図れます。

たとえば、

  • Googleカレンダーと連携して、スケジュールが近づくとSlackに通知が来る
  • Google Meetと連携して、Slack上から簡単に各ツールにアクセスして通話できる
  • TwitterやInstagramと連携して、各サービスでの投稿をSlack上にも自動的に投稿

連携できるサービスはどんどん増えており、カスタマイズの幅も今後はさらに広がっていくはずです。

コードを投稿できるsnippet機能

こちらは開発現場で使用されるチャットツールだからこそともいえる、プログラミング言語を共有する機能です。

IT企業以外の方やビジネスサイドの方はあまり使用するシーンがないかもしれませんが、エンジニアの方にとっては必須の機能といえるでしょう。

情報を一元化できるpost機能

こちらはチャット内でドキュメントを作成・編集・コメントができる機能です。ミニブログが作成できるいうとイメージがしやすいかもしれません。

このpost機能を使えば、1つのpostを複数人で編集をしたり、postに対するコメントを1つの箇所にまとめられたりします。通常だと、チャンネル上でどんどん新しい情報が流れていってしまうため一連の流れを把握するのが難しいですが、post機能を使えば問題なくなるでしょう。

タスクを合理化するワークフロー機能

2019年10月に新しくワークフロービルダーという機能が追加されました。1からワークフローを作らなくても、Slackが用意したテンプレートを使うことで簡単にワークフローを作成できます。今後さらに追加されていく見込みです。

Slackの使い方や事例も知りたい!という方は、次の徹底解説記事もぜひご覧ください。

ChatworkとSlackの違いを動画で解説

ChatworkとSlackの評判・口コミを比較

ChatworkとSlackの評判・口コミをそれぞれ紹介します。

Chatworkの評判・口コミ

総合評価
4.10
ビジネスチャットの代表格
5/5
BOXILが口コミ投稿に謝礼をお渡ししています
マーケティング部門
ビジネスに使用するチャットなら一番有名ですね、日本国産サービスなので、登録からサポートま日本語です。チャットグループを作成できるので、案件やチーム毎にチャットを管理する事ができ使いやすいです。
公開日: 2020/12/03
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コミュニケーションが効率的
5/5
BOXILが口コミ投稿に謝礼をお渡ししています
マーケティング部門
ビジネスに必要なツールが備わっているので、クライアントと簡単にチャットすることができます。複数人とのタスクも共有することができるのでしっかりとコミュニケーションを取ることもできます。
公開日: 2020/11/30
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タスク付が可能なチャットツール
3/5
人事部門
他ユーザーにタスク付ができるため、タスク漏れを防ぐことができる。
しかし投稿にスレッドを作成できないためメッセージが流れてしまうリスクが高く、こちらの評価をさせていただきました。
公開日: 2020/11/30
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LINEのようなグループチャットも簡単に使える
4/5
BOXILが口コミ投稿に謝礼をお渡ししています
営業・販売部門
無料ですが、大人数で一度に社内の情報等を共有できるところが優秀
。LINE感覚でグループも簡単に作成でき、会社内でのチームの情報などを簡単に共有することが可能です。
公開日: 2020/11/28
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軽快な操作性と安定性がある
5/5
BOXILが口コミ投稿に謝礼をお渡ししています
広報・PR部門
導入に際してマシンスペックを必要とせず、手軽に誰でもインストール可能。メールを送るだけでチャットグループを作ることができるため即日グループチャットを作成して遠隔地でもミーティングできる。
公開日: 2020/11/29
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Slackの評判・口コミ

総合評価
4.32
社内外のコミュニケーションが円滑にできるようになりました
5/5
BOXILが口コミ投稿に謝礼をお渡ししています
広報・PR部門
導入前はメールでの情報交換がメインでしたが、各案件の会話がスレッドに埋もれてしまったり、添付資料が見つからなくなってしまったり、フラストレーションを多く抱えておりました。slackにかえてから、とにかく検索性に優れていて、会話・ファイルを見つけやすくなりました。案件別にチャンネルを設けられるので、複数プロジェクトが並行で走っても大丈夫です。
公開日: 2020/12/01
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外部ツールとの連携が取れる
4/5
BOXILが口コミ投稿に謝礼をお渡ししています
マーケティング部門
Slackは外部ツールと連携することできて、外部ツールの通知を受け取ったりスケジュール管理をしたり、仕事に必要な機能をカスタマイズして効率よく使えるようにすることができるため重宝しています。
公開日: 2020/11/30
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コミュニケーションが本当に円滑になります
5/5
BOXILが口コミ投稿に謝礼をお渡ししています
マーケティング部門
仕事のメンバーとのグループや個別チャットの自由作成ができてコミュニケーションが円滑になり、しかもプライベートチャンネルとして「非公開設定」も作成することもできるのでセキュリティー面でもかなり安心できます。
公開日: 2020/12/03
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UIが良く、社内コミュニケーションの活性化に必須!
5/5
BOXILが口コミ投稿に謝礼をお渡ししています
マーケティング部門
無料でも十分に活用でき、メールと比べてコミュニケーションのスピードが段違いに早まります。様々な外部ツールとの連携も可能なため、お問い合わせ対応や勤怠管理、エゴサーチも効率的にできるようになります。
公開日: 2020/11/30
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各タスクの資料やステータスがまとまって便利に
4/5
BOXILが口コミ投稿に謝礼をお渡ししています
営業・販売部門
無料で十分使用でき、また各タスクごとにトークルームを作成することができるため、進捗状況について流れてしまうことなく把握ができる点です。
また、プロジェクトを進める上で発生する資料等についてもストレスなく共有できる点がとても良かったです。
公開日: 2020/11/27
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ChatworkとSlack…結局どちらを採用するべき?

各サービスの主な特徴をもう一度整理しておきましょう。

こうして整理すると、ITリテラシーが高く社内にエンジニアを抱えて開発やグロースハックを進めていくIT・スタートアップ企業はSlack、国内を中心に関係各社と着実なタスクのやり取りを進めたい多くの企業はChatworkが適していると言えそうです。

【Chatworkがおすすめな企業】

  • タスク管理も同時にしたい
  • 社外の人をグループに追加したい
  • シンプルで使いやすいツールがいい

上記の内容に当てはまる企業は、Chatworkがおすすめです。

【Slackがおすすめな企業】

  • 外部サービスと連携させたい
  • コードを投稿できるsnippet機能がほしい
  • スレッド機能がほしい

上記の内容に当てはまる企業は、Slackがおすすめです。

両サービスとも、機能に制限はあるものの無料で試せます。上記のポイントも参考に、自社にあったチャットサービスの利用を検討してみてはいかがでしょうか。

ChatworkとSlackでは強みが異なるので、場合によっては両サービスを併用して使うことも選択肢の一つです。

賢いクラウドサービスの利用により、法人・個人ともに、業務の効率化と生産性の向上に努めましょう。

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ChatworkやSlack以外の社内SNS、社内コミュニケーションツールについてはこちらで解説・紹介しています。ぜひご参照ください。

その他Webチャットシステムについてはこちらの記事で紹介しています。合わせてご参照ください。



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