【2024年】労務管理システム比較21選!比較表とクラウドソフトの選び方
BOXILでは、労務管理システムを導入した労務担当者にインタビューを実施しました。労務担当者が比較したポイントは次のとおりです。
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・タレントマネジメントシステム8年連続シェアNo.1※1 ・利用企業数3,300社超※2の豊富な利用実績 ・入社手続きや電子申請、年末調整、給与明細などの労務業務のDXを実現 |
※1 出典:カオナビ「ITR「ITR Market View:人材管理市場2023」人材管理市場:ベンダー別売上金額シェア(2015~2022年度予測)、SaaS型人材管理市場:ベンダー別売上金額推移およびシェア(2015~2022年度予測)」(2024年3月7日閲覧)
※2 出典:カオナビ 2023年9月末時点の数値(2024年3月7日閲覧)
労務管理システムのメリット
労務管理システムを導入して得られる主なメリットは次のとおりです。
- 従業員が入力した情報から必要書類を自動生成できるため、転記ミスや書類の抜けを防げる
- 従業員情報が一元管理でき、検索機能で必要な情報に素早くアクセス・抽出可能になる
- 書類の保存期間を定められるため、書類・データのライフサイクル管理が容易になる
- 電子申請機能により役所やハローワークへの郵送手配や直接出向く手間を省ける
- 法令を遵守したシステム設計により、知らずに法令違反をしてしまう懸念がなくなる
- 法改正時には、開発会社が最新の法令に対応するようシステムが更新される
他にも、システム導入によって業務が標準化できるようになるため、担当者への依存を回避でき引き継ぎも容易になる効果が期待できます。
労務管理システムとは
市場規模・シェア
労務管理システムとは紙やExcelで行っていた入退社手続きや勤怠管理、年末調整などの労務管理業務を効率化できるクラウドサービスです。
Excelや紙の申請書を使った労務管理には、「書類の配布や回収に手間や時間がかかる」「内容の訂正や漏れの修正依頼や回収に時間がかかってしまう」など、担当者の負担が大きく、手作業によるミスも発生しやすいなどの問題がありました。
労務管理システムを導入すれば、従業員がパソコンやスマートフォンで情報を入力することで情報を収集でき、書類作成も自動で行えます。
BOXIL編集部が独自に実施した調査※1では、2023年のSaaS型労務管理システムの市場規模は、およそ3,768.8億円と算定。導入を検討しているユーザーの動向や導入予定時期をもとに算出すると、2024年の市場規模は4,530.1億円、2025年の市場規模は5,119.1億円規模に成長すると予測※2しています。
※1 調査期間 2024年2月16日〜2月27日 スマートキャンプで実施した「SaaSの利用実態調査」をもとに、1社あたりの利用金額と法人数から算定
※2 同調査の導入時期と導入予定時期から算定
労務管理システムの比較表【価格・機能・口コミ評価】
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一覧で料金・機能を比較したい方にはBOXILが作成した比較表がおすすめです。各社サービスを一覧で比較したい方は、下のリンクよりダウンロードしてください。
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※ダウンロード可能な資料数は、BOXILでの掲載状況によって増減する場合があります。
労務管理システムのタイプ
労務管理システムは、特徴に応じて次の2つのタイプに分類できます。
タイプ・おすすめ企業 | 特徴 | サービス例 |
---|---|---|
特化シリーズタイプ 特定の業務からクラウド化したい企業におすすめ |
・特定の機能に特化したクラウドシステム ・シリーズ展開しているサービスは段階的に対象業務範囲を広げることが可能 |
・マネーフォワード クラウド人事管理 ・ジョブカン労務HR ・かんたん雇用契約 for クラウド >特化シリーズタイプの労務管理システムの一覧はこちら |
汎用パッケージタイプ 複数の労務業務を一括して効率化したい企業におすすめ |
・労務機能を幅広く備えたクラウドシステム ・プラン設定で利用機能を調節できるサービスもある |
・SmartHR ・freee人事労務 ・クラウドハウス労務 >汎用パッケージタイプの労務管理システムの一覧はこちら |
次の図は各タイプの主要サービスで利用できる機能例を一覧化したものです。自社に合うタイプを確認する際に参考にしてください。
【詳細記事】>>【人気5社徹底比較】SmartHR・freee・オフィスステーション・ジョブカン・HRBrain
労務管理システムの選び方・比較ポイント
労務管理システムの選び方で迷わないよう、サービス選定を行う方法をまとめました。次の方法を参考に、導入する労務管理システムの候補を絞り込みましょう。
- 機能で比較する
- 導入実績で比較する
- 自社要件で比較する
- 料金で比較する
- 試験導入で比較する
サービスを絞り込む際には、BOXILが作成した機能・料金比較表や各社サービス資料をぜひ活用してください。
機能で比較する
サービスによって搭載されている機能は異なりますが、労務管理システムでは次のような機能を利用できます。マストで利用したい機能や興味のある機能を洗い出しましょう。搭載機能ごとにサービスを比較している記事もあるので、ぜひ参考にしてください。
【基本機能】
機能 | 詳細 | 関連記事リンク |
---|---|---|
入退社の手続き | 入社時における各種保険の資格取得届や申請書、退社時の資格喪失届や離職証明書などを自動作成する | >入社手続き機能を搭載するおすすめ労務管理システム |
雇用契約管理 | 従業員の雇用契約書の作成や締結(電子署名)、管理をオンライン上で行える | >雇用契約機能を搭載するおすすめ労務管理システム |
身上変更手続き | 住所や氏名の変更、結婚・離婚、子どもの誕生など、身の上に変化が生じた際にシステム上で変更申請を行える | >身上変更手続き機能を搭載するおすすめ労務管理システム |
電子申請 | 労務業務に関する各種申請をe-Govと連携して電子申請できる。行政手続きの申請や届出が多い場合におすすめ | >e-Gov電子申請対応のおすすめ労務管理システム |
帳票の自動作成 | 必要な帳票を従業員情報から自動作成できる。帳票作成でのミスが多い場合におすすめ | - |
マイナンバー管理機能 | 労務担当者によるマイナンバー提供依頼や従業員自身によるマイナンバー入力、本人確認書類のアップロードができる。従業員マイナンバーの管理も行っている場合におすすめ | >マイナンバー管理システムおすすめ比較 |
年末調整機能 | 従業員へ一括メールを送信し年末調整に関わるタスクを通知し、申請書の記入・回収もオンラインで行える。年末調整でミスや手戻り、出し忘れが多発している場合におすすめ | >年末調整ソフトおすすめ比較 |
Web給与明細 | Web上で閲覧できる給与明細を発行できる | >Web給与明細機能を搭載するおすすめ労務管理システム |
【その他の機能】
機能 | 詳細 | 関連記事リンク |
---|---|---|
ToDo管理 | ToDoリストを作成し、各手続きの進捗状況を管理できる | >ToDo管理機能を搭載するおすすめ労務管理システム |
在留資格管理 | 外国人従業員の在留資格に関する情報管理できる | >在留資格管理機能を搭載するおすすめ労務管理システム |
契約更新日通知 | 雇用契約の満了日や在留期限の満了時期を事前に通知する | >契約更新日通知機能を搭載するおすすめ労務管理システム |
【労務関連機能】
勤怠管理や給与計算、経費計算などの機能は、汎用パッケージサービスに搭載されていることがあります。また、特化シリーズタイプの労務管理システムでも、別シリーズとして提供されていることが多いです。
機能 | 詳細 | 関連記事リンク |
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出勤・シフト・労働時間の管理 | 出勤・シフト・労働時間など勤怠管理を行える | >勤怠管理システムおすすめ比較 |
有給管理・休暇管理 | 有給の申請や管理を行える | - |
給与計算 | 自動で給与計算や税計算ができる | >給与計算ソフトおすすめ比較 |
経費・交通費精算 | 経費精算をサービス単体、もしくはサービス連携で行える | >経費精算システムおすすめ比較 |
ワークフロー機能(承認・申請機能) | 各種申請や承認をシステムで行える | >ワークフローシステムおすすめ比較 |
導入実績で比較する
従業員規模の近い企業や、同じ業界の企業が導入しているサービスを選ぶのも一つの方法です。
労務課題は、従業員規模や業界によって共通することがあります。同様の課題を抱えている場合は、自社に当てはまる従業員規模や業界での導入実績が豊富なサービスがおすすめです。
規模 | 主な課題 | 関連記事リンク |
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中小企業 | ・社会保険や年末調整の手続きなどに時間がかかる ・従業員情報がバラバラに保管され、管理体制が不十分 |
>中小企業向けおすすめ労務管理システム |
大企業 | ・入退社の手続きが大変 ・労務管理にリソースが多くかかっている |
>大企業向けおすすめ労務管理システム |
業界 | 主な課題 | 関連記事リンク |
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製造工場 | ・勤怠管理や給与計算が煩雑 ・現場の人数が多く従業員一人ひとりの管理が行き届かない |
>工場向けおすすめ労務管理システム |
建設 | ・現場に直行直帰する従業員の勤怠管理が困難 ・工事ごとの労務費や利益率の管理が煩雑 ・有給休暇の取得率が低い |
>建設業界向けおすすめ労務管理システム |
運送 | ・ドライバーの不足 ・時間外労働の規制 ・労働環境・安全性の配慮 |
>運送業界向けおすすめ労務管理システム |
飲食 | ・長時間労働 ・シフト作成や調整が困難 ・ |
>飲食業界向けおすすめ労務管理システム |
看護 | ・タイムカードや日報での勤怠管理が正確さに欠ける ・給与計算に時間がかかり過ぎる ・シフト作成や変更に手間がかかる |
>看護師向けおすすめ労務管理システム |
保育 | ・保育士のシフト作成に時間がかかる ・勤怠管理に手間がかかる ・残業時間の把握が難しく給与計算が困難になる |
>保育園業界向けおすすめ労務管理システム |
BOXILでは、他にも労務管理システムの導入事例をまとめています。抱えていた課題や導入したサービス、導入後の効果を紹介しています。詳しくは次の記事を参考にしてください。
【詳細記事】>>労務管理システムの導入事例|抱えていた課題と導入後の効果まとめ
自社要件で比較する
要件 | 詳細 | 関連記事リンク |
---|---|---|
連携サービスの有無 | 勤怠管理システムや採用管理システムなどと連携することで、より効率的な労務管理が可能です。現在利用しているシステムと連携できるか、連携方法は何か(CSVインポート、API連携、データ移行など)を確認しましょう | >勤怠管理システムと連携できるおすすめ労務管理システム >採用管理システムと連携できるおすすめ労務管理システム |
導入・運用支援の要否 | 業務フロー設計やデータ移行、ユーザートレーニングなどのサポートを受けられるか確認しましょう。はじめて労務管理システムの導入を検討している場合は、導入・運用支援が充実しているサービスがおすすめです | >導入・運用支援が手厚いおすすめ労務管理システム |
他言語対応 | 外国人従業員が多く在籍していたり、海外展開をしていたりする場合は、複数言語に対応しているかを確認しましょう。 | - |
セキュリティ要件 | IPアドレスによるアクセス制限やSSO、2段階認証・2要素認証、組織データのバックアップ体制の有無など、自社のセキュリティ要件に合うかを確認しましょう | - |
料金で比較する
労務管理システムの利用料金はおおむね次の3つの要素で決まります。
・シリーズ連携の有無(特化シリーズタイプ)、機能やプラン選択(汎用パッケージタイプ)
・オプション、サポート有無
料金設定のパターンとしては次の3つが多いです。
・月額固定
・初期費用+月額従量課金※1
※1.ユーザー1人あたり
具体的な金額は先ほどの3つの要素によって異なりますが、労務管理システムの料金相場は次のとおりです。
内訳 | 費用相場 |
---|---|
初期費用 | 0円〜100,000円程度 |
月額従量課金 | 300円〜1,100円程度/1ユーザー |
労務管理システムは費用や料金プランを明示していないサービスも多いため、詳細に料金を比較したい場合は、いくつかサービスを絞り込んだ後に見積もりを依頼しましょう。
システム導入によるコストカットの影響を踏まえて、労務管理システムに使える予算を確認しておきましょう。
試験導入で比較する
絞り込んだ労務管理システムはトライアル導入やデモ利用を行い、実際の使用感を確かめましょう。従業員からの評価もあわせて確認し、本導入するサービスを選定しましょう。
確認方法 | 内容 |
---|---|
絞り込んだサービスを試験導入して使用感を確認する | 資料請求したサービスのトライアルやデモに申し込み、実際に社内で使ってみましょう。 |
従業員からの評価は高いか確認する | 労務管理システムは労務担当だけでなく、従業員も頻繁に使用します。そのため、労務担当の設定や項目入力だけではなく、従業員にとってわかりやすいUIか入力しやすいかをあわせて確認しましょう。 |
本導入するサービスを決める | 労務担当側、従業員側の評価に問題がなければ導入手続きを進めましょう。 |
次の記事では、無料プランや無料トライアルを実施しているサービスを紹介しています。
おすすめ労務管理システムの資料を厳選。各サービスの料金プランや機能、特徴がまとまった資料を無料で資料請求可能です。資料請求特典の比較表では、価格や細かい機能、連携サービスなど、代表的な労務管理システムを含むサービスを徹底比較しています。ぜひ労務管理システムを比較する際や稟議を作成する際にご利用ください。
【汎用パッケージタイプ】労務管理システム比較7選【口コミあり】
汎用パッケージタイプは、労務機能を幅広く備えている点が特徴です。サービスによってはプラン選択で利用機能を調節できるため、自社の規模感や予算を踏まえて利用できます。
複数の労務業務を一括して効率化したい企業におすすめです。
汎用パッケージタイプでおすすめの労務管理システムを、導入ユーザーや利用者の口コミ評判とあわせて紹介します。
- あらゆる労務管理を一元化
- 従業員情報を管理し自動更新
- 時間や場所にかかわらず勤怠管理が可能
freee人事労務は、複雑な労務事務を一つにまとめて一気通貫で管理できる人事労務システムです。勤怠管理や給与計算、入退社手続きやマイナンバー管理など、労務管理業務を効率的に行える機能が充実しており、共通で使用する情報の入力は1回で済むためミスを軽減できます。256bit SSL通信方式ですべての情報・通信を暗号化、国際認証TRUSTeを取得しているなど、データは安全に保管されているため、安心して運用できます。
クラウドハウス労務 - 株式会社Techouse
- 各所に散らばっていた従業員のデータを集約
- 面倒な入社手続き関連もWeb上で完結
- オンライン操作マニュアルや電話、メールの専属サポート
クラウドハウス労務は、すべての人事労務業務をペーパーレス化できるセミオーダー型のクラウド支援サービスです。紙・Excelなどに散らばっていた情報を集約し、従業員データベースで一元管理が可能です。煩雑な入社手続きや負担の大きい年末調整もWeb上で完結できるため、人事担当者・従業員両方の負担軽減になります。電話・メールでの専属サポートや、設定・操作方法を確認できるサポートサイトなど、手厚いサポートが用意されているため、導入後も安心して業務を行えます。
- 入力情報をもとに入社手続きや年末調整に必要な書類を自動作成
- マイナンバーの収集から管理に対応
- スマートフォンでのデータ入力が可能
HRBrainは、入退社手続きや年末調整を簡単、シンプルに行える労務管理システムです。従業員の入力情報から必要書類を自動作成できる入退社手続き機能や、電子申請・年末調整・マイナンバー管理などの機能から、必要なサービスのみを選んでオリジナルプランをカスタマイズできます。マイナンバーは提出依頼・提出・回収までをオンラインで行えるため、管理者・従業員ともに業務負担の軽減が可能です。
ロウムメイト - 株式会社カオナビ
- カオナビが新しく労務管理にも対応
- 必要な機能を選んで導入できる
- 人事と労務を合わせて活用したデータマネジメントにおすすめ
ロウムメイトは、労務業務にも対応できるタレントマネジメントシステムです。入社手続き、身上申請、年末調整、給与明細、電子申請に対応しています。人材業務と労務業務を一括してクラウド化できるため、人事・労務の包括的な効率化を可能にします。集約した残業時間や満足度調整の結果をもとに、労務負荷も分析でき、離職防止や業務量の調整につなげられます。
SmartHR労務管理 - 株式会社SmartHR
- 従業員が個人情報を直接入力し、それをもとに自動で社保・雇保の書類を作成
- 常に最新の社員名簿で従業員情報を一元管理
- 勤怠管理や給与計算、採用管理といった外部サービスとの連携も豊富
SmartHR労務管理は、労務手続きに必要な情報収集から電子申請まで対応した労務管理クラウドシステムです。従業員が入力した情報をもとに、手続き書類を自動作成し電子申請が可能なため、作業時間を大きく削減できます。勤怠管理や給与計算、採用管理・福利厚生サービス・タレントマネジメントシステムなど、さまざまな外部サービスとAPI・CSV連携も可能なため、人事データを活用してさらに業務効率化を図れます。
KING OF TIME - 株式会社ヒューマンテクノロジーズ
- パスワードから生体認証まで多様な打刻手段
- 打刻情報をリアルタイムで簡単管理
- さまざまなソフトと連携し労務管理をより手軽に
KING OF TIMEは、豊富な機能で就業規則に沿った勤怠管理を簡単に管理できるクラウド勤怠管理システムです。打刻手段は、パスワード・生体認証・ICカード・モバイルの位置情報など多様な手段から選べるため、働き方や環境に合わせて柔軟に選択できます。勤怠管理システムと同一料金で連携サービスの利用が可能で、給与計算や入社手続きなどの労務管理もより手軽に行えます。豊富な機能で業務効率を上げたい企業におすすめです。
Workcloud - Ceridian Dayforce japan株式会社
- 人事管理、勤怠管理、給与計算などを単一システムで実行
- 労働・社会保険業務は社会保険労務士事務所に委託可能
- 日本語、英語に対応
Workcloudは、給与・勤怠・労務・年末調整すべての業務を単一システムで行える、クラウド型のオールインワン人事システムです。各種承認フローも簡単に行え、バックオフィスのペーパーレス化に貢献してくれます。インターフェースは日英対応で、ビザ関連の情報管理も完備しているため、外国人スタッフがいる企業も安心して運用できるでしょう。また、同社ではアウトソーシングサービスを提供しており、労働・社会保険業務は社会保険労務士事務所に委託も可能です。
【特化シリーズタイプ】労務管理システム比較14選【口コミあり】
特化シリーズタイプは、雇用契約やWeb給与明細など特定の機能に特化したクラウドシステムです。シリーズ展開しているサービスも多く、利用するシリーズを追加することで段階的に対象業務範囲を広げられます。
まずは特定の業務からクラウド化したいといった企業におすすめです。
特化シリーズタイプでおすすめの労務管理システムを、導入ユーザーや利用者の口コミ評判とあわせて紹介します。
かんたん雇用契約 for クラウド - セイコーソリューションズ株式会社
- 雇用契約手続きと管理をオンラインで完結
- Web面接、採用管理、評価などの機能拡張やカスタマイズに対応
- 雇用形態や契約区分に合った情報の収集や承認フローの設定が可能
かんたん雇用契約 forクラウドは、雇用契約手続き・管理に特化したサービスです。入社手続きにかかる個人情報の収集から契約締結・管理まで、すべてオンラインで完結でき、契約管理業務の効率化を実現できます。契約締結時には、契約書に認定タイムスタンプ付与でコンプライアンスのリスク軽減も可能です。他にも、Web面談・採用管理・評価などの拡張機能やカスタマイズにも対応してくれるため、幅広いニーズや要望に応えてもらえます。
マネーフォワード クラウド人事管理 - 株式会社マネーフォワード
マネーフォワード クラウド人事管理は、入退社や異動の手続きを容易にする労務管理システムです。従業員情報をクラウド上で収集し、雇用契約書といった書類の作成、電子締結ができます。従業員から収集した情報は複数の担当者で確認・承認、差し戻しをシステム上で完結します。「マネーフォワード クラウド」の給与、勤怠、社会保険などのシリーズと連携することで、より効率的な労務管理が可能です。
マネーフォワード クラウド社会保険 - 株式会社マネーフォワード
- 書式の変更や法改正に自動でアップデート
- マネーフォワード クラウド給与と連携
- 書類をPDF形式で出力可能、紙での申請にも対応
マネーフォワード クラウド社会保険は、社会保険手続きにおける必要書類作成・管理のペーパーレス化を実現し、担当者の手間削減を実現できる労務管理システムです。健保厚年資格取得届/喪失届、賞与支払届など、入退社の社会保険届出書を作成しクラウド上で管理可能なほか、各種届出の電子申請や書類をPDF出力し紙での申請もできます。さらに、シリーズの給与計算ソフトとの連携すれば、データを一元管理して業務効率を改善できるため、ミスやコスト削減にも効果的です。
マネーフォワード クラウド年末調整 - 株式会社マネーフォワード
- シンプルなデザインで誰でも使える
- 法令に準拠した自動計算設定なので間違えない
- 「マネーフォワード クラウド社会保険」と連携し、無料で労務書類を作成
マネーフォワード クラウド年末調整は、年末調整書類の配布から入力・回収・提出までをクラウド上で完結できるシステムです。法令に準拠して、年末調整対象者の判定や控除額の計算などを自動で行ってくれるため、ミスの防止が可能になります。誰でも使いやすいシンプルな操作画面に加え、従業員メニューは英語への切り替えもできるため、外国人従業員がいる場合でも安心です。シリーズの給与計算ソフトと連携すれば、税計算後の過不足金額の反映も簡単に行えます。
- パソコン、スマートフォン、タブレットで利用可能
- 入社手続きから労務手続き、年末調整までオンラインで完結
- 勤怠管理や経費精算もジンジャーシリーズとの連携で統合管理
ジンジャー人事労務は、社内の人事情報を集約管理できる労務管理システムです。顔写真と名前を表示した組織図でドラッグしてシミュレーションが行えたり、従業員の部署や役職などをタイムライン形式で確認できたりと、誰にでもわかりやすい操作性も特徴です。パソコンやタブレット、スマートフォンに対応しているため、テレワーク導入にも対応できます。シリーズの勤怠管理・給与計算などのシステムと連携すれば、情報の統合管理も可能になり、さらなる業務効率化を実現できます。
オフィスステーション 労務 - 株式会社エフアンドエム
- 各種申請に必要な従業員の情報をメールで収集、データ化
- 金融機関並みの最上級セキュリティ体制
- GovAPI連携によりデスクにいながら行政への申請が可能
オフィスステーション労務は、多種多様な帳票の作成や申請を電子化して担当者の負担軽減を実現する労務管理システムです。GovAPIと連携した電子申請で入退社手続きの工数削減が可能なほか、API・CSV連携で他社の給与・勤怠ソフトとの連携ができ、双方のシステムで簡単に情報を取り込めます。さらに、通信データとサーバー本体の暗号化、データの自動バックアップなど、金融機関並みのセキュリティ体制をとっているのでデータの管理を安全に行えることも特徴です。
オフィスステーション 年末調整 - 株式会社エフアンドエム
- スマートフォン対応だから忙しい年末にピッタリ
- 印刷や郵送不要、年末調整をシステム上で完結
- 給与システムとの連携で人事業務効率化
オフィスステーション年末調整は、年末調整業務をパソコンやスマートフォンで完結でき、負担や業務時間を最小化できるシステムです。従業員はパソコンだけでなく、スマートフォンやタブレットから申請書提出が可能なほか、マイページから質問に回答するだけで申告書を完成させられます。最新の税制に従って控除額まで自動計算されるため、簡単で迷うことがなくなり、担当者への問い合わせが減り負担を軽減できます。忙しい年末調整の負担を軽減したい企業におすすめです。
PCA Hub 労務管理 - ピー・シー・エー株式会社
- バックオフィス業務のデジタル化を促進
- 専用ヘルプデスクでの手厚いサポート
- 操作ログの記録や2段階認証など万全のセキュリティ体制
PCA Hub 労務管理は、バックオフィス業務をデジタル化することで、生産性向上へ導く労務管理システムです。 直感的でわかりやすい操作画面を採用しており、手続きにかかる工数削減を実現します。申請状況を担当者側でスムーズに確認できるほか、社員自身も承認状態をリアルタイムで確認できます。差し戻しが発生した際のやりとりもスマートに行えます。
- 入社から退職までのさまざまな管理を自動化/可視化
- 一度の入力・変更で手続きに必要な書類をすべて自動作成、電子申請にも対応
- 「ジョブカン勤怠管理」「ジョブカン給与計算」と連携し、バックオフィスの一元化も
ジョブカン労務HRは、人材管理(タレントマネジメント)を含め、幅広い人事労務業務を一元管理し、業務の自動化・効率化が可能な労務管理システムです。情報の入力・更新は従業員に入力依頼でき、保存された情報をもとに帳票を自動作成してくれるため、担当者の手間を大幅に削減できます。シリーズの勤怠管理・給与計算システムなどとの連携も可能で、簡単にデータを連携して同期させられるため、さらなる業務効率化を実現できます。
社労夢Company Edition - 株式会社エムケイシステム
- 人事管理や給与管理システムと連携して手入力不要で届出を作成
- 特許取得済みの色分けアラート機能で申告漏れや遅れを防ぐ
- 公文書一覧機能でいつ誰の公文書なのかを一元管理できる
社労夢Company Editionは、社労士事務所で使われているシステムを一般企業の労務業務で広く使えるようにしたクラウドシステムです。入社から退社までの申請手続きを一元管理して進捗を可視化でき、電子申請で業務時間の短縮を実現できます。人事管理や給与管理システムと連携してデータを取り込むことで、手入力なしに届出を作成でき、ミスの低減も可能です。また、公文書ファイルを開かなくても、誰の公文書かを一覧ですぐに確認できるため、大量の処理を行う場合の負担を大きく軽減できます。
- Web、申告用紙の併用に対応
- 申告書の配布から回収、進捗管理、催促メール送信まで可能
- マイナポータル連携により電子データで必要な情報を取得
eNENは、企業規模問わず導入されているWeb年末調整システムです。マイナポータルと連携し、生命保険料控除といった情報を電子データで取得でき、証明書の提出と回収を不要にできます。
進捗状況はリアルタイムで管理でき、個人別の状況に応じた催促メールの送信もシステムから行えます。管理者メニューを、業務範囲や部署などで振り分けられるので、グループ会社やBPO会社など複数会社での利用にもおすすめです。
マネーフォワード クラウド給与 - 株式会社マネーフォワード
- インターネット環境で給与明細・賞与明細・源泉徴収票を確認可能
- 他社の給与ソフトと連携できる
- 退職者のログイン制限
マネーフォワード クラウド給与は、初心者でも迷わず給与計算をはじめられる給与計算ソフトです。チュートリアル機能や自動計算機能など、初心者でも安心して利用できる機能が充実しています。銀行との振込連携機能で給与計算から振込までオンラインで完結できるほか、他社の労務管理ソフトや勤怠管理ソフトやシリーズのソフトなどと連携できるため、社会保険や年末調整業務をシームレスに行えます。退職者のログイン制限も柔軟に行えるため安心です。
「マネーフォワード クラウド給与」の導入事例 【PR】
導入企業:株式会社ドームユナイテッド
導入前の課題:スタッフの残業が多く、業務効率化に向け自社でのシステム構築を目指したがうまくいかなかった。
導入後の効果:勤怠管理や労務管理システムと連携利用できたことで、理想のシステムに近づけられた。
- 飲食業・小売業が利用しやすい
- シフト管理が使いやすい
- アルバイトでも使いやすい
ジョブカン勤怠管理は、勤怠管理業務に必要な機能をすべて備えた勤怠管理システムです。変形労働・フレックス・裁量労働など、さまざまな勤怠形態に対応しているほか、所属・雇用形態ごとに細かな設定が可能で、飲食業や小売業など多くの業種で導入されています。
出勤管理・シフト管理・休暇申請管理など、必要な機能だけを単独もしくは組み合わせて利用できムダのない利用ができるため、さまざまなニーズに対応できます。シンプルな操作性で、はじめての人でもすぐに利用をはじめられ、簡単に使えることも特徴です。
- 従業員情報の収集から手続き申請、年末調整までの情報を一元管理
- ニーズに沿って必要な機能のみ導入可能
- シリーズでの利用で勤怠管理や給与管理、タレントマネジメントも一元化
One人事は、従業員情報の収集から手続き申請、年末調整までの情報を一元管理できる労務管理システムです。単体機能のみで導入できるほか、ニーズに合わせて同シリーズの勤怠管理や給与計算、タレントマネジメントなどの機能と組み合わせての利用も可能です。
シリーズをフルパッケージで利用すれば、一気通貫でシステムを管理でき、さらなる業務効率化を実現できます。人事労務データを一元化したい企業だけでなく、事業ステージに合わせて導入するシステムを選びたい企業にもおすすめです。
「BOXIL SaaS AWARD Autumn 2024」の受賞サービス
「BOXIL SaaS AWARD(ボクシル サース アワード)」は、SaaS比較サイト「BOXIL SaaS」が毎年3月4日を「SaaSの日(サースの日)」と定め、優れたSaaSを審査、選考、表彰するイベントです。
今回の「BOXIL SaaS AWARD Autumn 2024」は、2023年7月1日から2024年6月30日までの1年間で新たに投稿された口コミ約16,600件を審査対象としており、計330サービスに、ユーザーから支持されるサービスの証としてバッジを付与しました。
マネーフォワード クラウド年末調整 | オフィスステーション 年末調整 | ジョブカン労務HR |
freee人事労務 | SmartHR |
【Good Service】:「BOXIL SaaS」上に投稿された口コミを対象に、各カテゴリで総得点の高いサービスに対してスマートキャンプから与えられる称号です。
料金の妥当性No.1 | SmartHR |
初期設定の容易さNo.1 | SmartHR |
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サービスの安定性No.1 | マネーフォワード クラウド年末調整 |
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【口コミ項目別No.1】:「BOXIL SaaS」上に投稿された「口コミによるサービス評価」9項目を対象に、各カテゴリ、各項目において一定の基準を満たした上で、最も高い平均点を獲得したサービスに対して、スマートキャンプから与えられる称号です。
>>BOXIL SaaS AWARD Autumn 2024の詳細はこちら
労務管理システムの注意点
知名度の高いサービスや豊富な機能をもつサービスなど、さまざまな労務管理システムが存在するので、導入の際には自社に合うサービスをしっかり見極める必要があります。
合わないサービスを導入してしまうと、かえってコストが増大したり、立て直しに余計な工数を割いたりする恐れがあります。労務管理の導入に失敗しないためによくある失敗例を3つ紹介するので、参考にしてください。
注意点 | 詳細 |
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データ連携の可否 | 勤怠管理システムや給与計算ソフトなどすでに導入しているシステムとデータの連携ができないと、手入力で記入し直さなければならず、かえって不便になることがあります。すでに導入しているシステムがあれば、データの連携ができるかを比較検討時に必ずチェックしましょう。 |
サーバー負荷の程度 | 労務管理システムを導入したら、データ通信量によってはサーバーに負荷がかかりすぎてダウンしてしまうケースもあります。比較検討時には、現在の利用状況やシステム導入前後のサーバー負荷を念入りに確認しましょう。 |
必要機能の洗い出し | 必要な機能の洗い出しが不十分だと、データの修正やリマインド連絡などかえって不要な工数がかかる場合もあります。導入前に管理者・利用者双方に、人事労務の課題や利用しているシステムの感想などを細かくヒアリングし、それらを解決できるシステムであるかを比較・検討しましょう。 |
労務管理システムの比較ならBOXIL
労務管理システムにはおおまかに次の2タイプがあります。
- 特化シリーズタイプ
- 汎用パッケージタイプ
サービスを比較する際には、次の選び方に沿って精査していくとよいでしょう。
- 機能で比較する
- 導入実績で比較する
- 自社要件で比較する
- 料金で比較する
- 試験導入で比較する
サービス比較を負担に感じているのであれば、BOXILでのサービス資料請求がおすすめです。BOXILならサービス提供会社が作成した紹介資料をまとめて入手できます。
1.マイページから各社の資料をまとめてチェック
BOXILであれば、マイページより請求した各社の資料を閲覧できます。請求した資料は会員登録済みの同僚や上長へURLにて共有可能です。
2.比較表で機能や料金からサービスを絞り込み
比較表にて、料金や機能軸にてサービスを見比べられます。サービスを追加・削除して選定に使ったり、共有して稟議に使ったりできます。
3.会員登録すれば無料選び方ガイドも閲覧可能
サービス提供企業が作成した資料のほかに、選び方ガイドやSaaS業界レポートも入手できるようになります。サービス資料とあわせて、ぜひ選定に役立ててください。
BOXILならサービス資料をまとめて請求できます。機能や料金の比較表とあわせて、システム選定を前に進めましょう。
監修
スマートキャンプ 取締執役行役員COO 兼 BALES CLOUDカンパニーCEO
阿部 慎平