労務管理システム比較おすすめ23選|独自調査で導く選び方・人気サービス

最終更新日 :

Success icon
URLをコピーしました

労務管理システムの導入に携わった方に行ったアンケートをもとにした厳選23サービスの機能・料金を徹底比較!導入担当者へのインタビューを踏まえた、労務管理システムの選び方や注意点を紹介します。システム選びにお悩みの方はぜひ本記事を参考にしてください。

労務管理システムには多くの種類があり「どれを選べばいいか」迷いますよね。後から知ったサービスの方が適していることもよくあります。導入の失敗を避けるためにも、まずは各サービスの資料をBOXILでまとめて用意しましょう。
【料金・機能比較表つき】労務管理システムの資料をダウンロードする(無料)

迷ったらコレ!おすすめ労務管理システム
・人気のシステムを導入したいならマネーフォワード クラウド人事管理
BOXILアンケート調査でシェア1位。同社シリーズ(社会保険、勤怠、給与計算など)と組み合わせることで幅広い労務管理に対応できる。
・なるべく安く導入したいならジョブカン労務HR
入社手続きや電子申請、年末調整、マイナンバー管理、電子契約機能を搭載し、1ユーザーあたり400円~導入できる低コストが魅力。
・入社手続きから勤怠・給与計算まで一元管理したいならfreee人事労務
入社手続きから電子申請、マイナンバー管理、勤怠・休暇管理、Web給与明細、給与計算までワンパッケージで対応している。
・従業員30人以下ならSmartHR労務管理
従業員30名までであれば労務管理機能(一部制限あり)を無料で利用できる「¥0プラン」を提供。コスト重視の小規模事業者におすすめ。
監修
武久 亮介
社会保険労務士法人 三交会 代表社員・社会保険労務士
武久 亮介
社会保険労務士法人三交会に入社後、創業者である祖父の後を引き継ぎ代表社員に就任。
労務のデジタル化に注力し、システムと作業代行をかけ合わせた労務サービスを展開している。
拠点は大分県だが、オンライン対応で関東圏を中心に全国各地の企業を支援している。
YouTubeチャンネル「社労士武久の人事労務アカデミー」を運営し、コンテンツ発信にも積極的に取り組んでいる。

※『労務管理システムとは』『労務管理システムの選び方』の項目のみ監修

「労務管理システムについて知りたいけれど、長い文章を読む時間がない…」という方は、本記事の要点がわかるAI解説動画をご覧ください。労務管理システムのメリットや比較ポイントが、音声と映像で簡単に把握できます。

※この動画はAIによって自動生成されたコンテンツです。内容の完全な正確性を保証するものではありません。

目次

労務管理システムの比較表とサービス資料

\ 稟議や社内提案にも使える!/

労務管理システムとは?

労務管理システムとは紙やExcelで行っていた入退社手続きや電子申請、年末調整などの労務管理業務を効率化できるクラウドソフトです。

労務管理システムを導入すれば、従業員がパソコンやスマートフォンでフォームに入力することで情報を収集でき、帳票作成も自動で行えます。

労務管理における課題

労務管理は、入退社手続きや社会保険対応、年末調整、マイナンバー管理など、業務範囲が多岐にわたります。Excelや紙の申請書を使った労務管理には、「書類の配布や回収に手間や時間がかかる」「内容の訂正や漏れの修正依頼や回収に時間がかかってしまう」など、担当者の負担が大きく、手作業によるミスも発生しやすい状況です。

  • 従業員情報が紙、Excel、他部署などに散在し、入退社や住所変更などに都度煩雑な対応が必要
  • 電子申請義務化などスピード対応が難しい法改正への対応漏れが発生する
  • 二重入力や記載ミスによる手戻りや人為ミスが発生する

属人的な運用から脱却し、業務の標準化と効率化が急務です。

労務管理システムのメリット

労務管理システムを導入することで、煩雑だった労務業務が大幅に効率化され、法令対応の精度やスピードも向上します。主な導入メリットは次のとおりです。

  • データから必要書類を自動生成できるため転記ミスや書類の抜けを防げる
  • 従業員情報の一元化によって必要な情報に素早くアクセス・抽出可能になる
  • 電子申請機能により役所やハローワークへの郵送や直接出向く手間を省ける
  • 法令を遵守したシステム設計により、法令違反の懸念がなくなる
  • 業務の標準化によって担当者への依存を回避し、引き継ぎも容易になる

また、労務担当者の負担軽減だけでなく、従業員にとっても入退社時の書類や年末調整書類の提出、身上変更の申請が容易になるといったメリットがあります。

労務管理システムの比較表と目的別のおすすめ製品を見る

労務管理システムの主な機能(クリックで開く)

サービスによって搭載されている機能は異なりますが、労務管理システムでは次のような機能を利用できます。マストで利用したい機能や興味のあるチェックしておきましょう。搭載機能ごとにサービスを比較している記事もあるので、ぜひ参考にしてください。

【基本機能】

機能詳細関連記事リンク
入退社の手続き入社時における各種保険の資格取得届や申請書、退社時の資格喪失届や離職証明書などを自動作成する >入社手続き機能を搭載するおすすめ労務管理システム
雇用契約管理従業員の雇用契約書の作成や締結(電子署名)、管理をオンライン上で行える >雇用契約機能を搭載するおすすめ労務管理システム
身上変更手続き住所や氏名の変更、結婚・離婚、子どもの誕生など、身の上に変化が生じた際にシステム上で変更申請を行える >身上変更手続き機能を搭載するおすすめ労務管理システム
電子申請労務に関する各種申請をe-Govと連携して電子申請できる。行政手続きの申請や届出が多い場合におすすめ >e-Gov電子申請対応のおすすめ労務管理システム
帳票の自動作成必要な帳票を従業員情報から自動作成できる。帳票作成でのミスが多い場合におすすめ
マイナンバー管理機能労務担当者によるマイナンバー提供依頼や従業員自身によるマイナンバー入力、本人確認書類のアップロードができる。従業員マイナンバーの管理も行っている場合におすすめ
年末調整機能従業員へ一括メールを送信し年末調整に関わるタスクを通知し、申請書の記入・回収もオンラインで行える。年末調整でミスや手戻り、出し忘れが多発している場合におすすめ
Web給与明細Web上で閲覧できる給与明細を発行できる >Web給与明細機能を搭載するおすすめ労務管理システム

【その他の機能】

機能詳細関連記事リンク
ToDo管理ToDoリストを作成し、各手続きの進捗状況を管理できる >ToDo管理機能を搭載するおすすめ労務管理システム
在留資格管理外国人従業員の在留資格に関する情報管理できる >在留資格管理機能を搭載するおすすめ労務管理システム
契約更新日通知雇用契約の満了日や在留期限の満了時期を事前に通知する >契約更新日通知機能を搭載するおすすめ労務管理システム

【労務関連機能】

勤怠管理や給与計算、経費計算などの機能は、汎用パッケージサービスに搭載されていることがあります。また、特化シリーズタイプの労務管理システムでも、別シリーズとして提供されていることが多いです。

機能詳細
出勤・シフト・労働時間の管理出勤・シフト・労働時間など勤怠管理を行える
有給管理・休暇管理有給の申請や管理を行える
給与計算自動で給与計算や税計算ができる
経費・交通費精算経費精算をサービス単体、もしくはサービス連携で行える
ワークフロー機能(承認・申請機能)各種申請や承認をシステムで行える
専門家のアドバイス / 社会保険労務士 武久 亮介さん 労務管理システムとは、勤怠管理や給与計算以外の労務業務を効率化できるシステムです。
具体的には、従業員情報の管理、入社時の従業員情報回収、雇用契約の電子締結、各種保険手続き、給与明細の配布、年末調整時の情報回収などです。

従業員から情報を回収したり企業から資料を配布したりできることから、労務業務効率化だけでなく、従業員と企業をつなぐ窓口のような面もあるように思います。

勤怠管理や給与計算ほど必須のシステムではなく従業員数が数名であれば効果は限定的ですが、それでも労務業務を効率化できることは確かなのですべての企業で導入する意味はあるでしょう。

特に従業員数や拠点数が多い企業では従業員との情報や資料の受け渡しが大変なので、導入効果が高くなりやすいです。

また、従業員に関する情報が労務管理システムに一元化されることで属人化防止にもつながるので、担当者の退職や休職に不安を感じている企業にもおすすめです。

労務管理システムのシェアNo.1はマネーフォワード クラウド人事管理

BOXILを運営するスマートキャンプ株式会社は、雇用契約や電子申請などに用いる労務管理システムの導入に携わった1,284人の方を対象にアンケート調査を行いました。

その結果、導入数がもっとも多かった労務管理システムは「マネーフォワード クラウド人事管理」で15.97%(205人)。次点に「ジョブカン労務HR」が15.65%(201人)、「freee人事労務」が14.33%(184人)、「SmartHR労務管理」が12.77%(164人)と続きます。

スマートキャンプ株式会社の調査による導入した労務管理システムTOP10

※調査概要:インターネット調査にて雇用契約や電子申請などに用いる労務管理システムの導入に携わった全国20〜60代の1,284人へ実施。本調査の期間は2025年1月7日〜9日。本アンケート結果は小数点以下任意の桁を四捨五入しており、合計が100%にならない場合がある

シェア率の高いサービスはカバー業務やサポートが充実しているケースが多く、今後も継続して利用できる可能性が高いです。決裁者としては導入および運用に失敗しにくい点を評価できるため、稟議を通しやすいでしょう。

労務管理システムの従業員数別シェア比較

従業員数別にみても「マネーフォワード クラウド人事管理」「ジョブカン労務HR」「freee人事労務」「SmartHR労務管理」が上位を占めています。しかし、シェア順は従業員数別に変化がみられました。各従業員規模別のシェア1~3位は次のとおりです。

従業員数1位2位3位
1~9人SmartHR労務管理(20.96%)freee人事労務(16.77%)ジョブカン労務HR(12.57%)
10~49人freee人事労務(20.42%)ジョブカン労務HR(18.32%)マネーフォワード クラウド人事管理(17.80%)
50~99人ジョブカン労務HR(21.89%)マネーフォワード クラウド人事管理(20.40%)freee人事労務(14.93%)
100~299人ジョブカン労務HR(21.15%)マネーフォワード クラウド人事管理(19.23%)freee人事労務(10.90%)
300~499人ジョブカン労務HR(22.09%)マネーフォワード クラウド人事管理(17.44%)freee人事労務(16.28%)
500~999人ジョブカン労務HR(16.85%)
マネーフォワード クラウド 人事管理(16.85%)
freee人事労務(16.28%)
SmartHR労務管理(16.28%)
1,000~4,999人マネーフォワード クラウド人事管理(15.32%)
ジョブカン労務HR(15.32%)
SmartHR労務管理(15.32%)
5,000~9,999人SmartHR労務管理(18.97%)マネーフォワード クラウド人事管理(17.24%)freee人事労務(13.79%)
10,000人以上SmartHR労務管理(21.74%)freee人事労務(11.30%)マネーフォワード クラウド人事管理(10.43%)

小規模事業者(1~9人)の傾向

1~9人の企業では、初期コストを抑えられるサービスが人気です。1~3位のサービスはいずれも初期費用が無料。さらに、1位のSmartHR労務管理は従業員30人まで、3位のジョブカン労務HRは従業員5人までであれば、月額料金が無料のプランがあります。

中小~中堅企業(10~999人)の傾向

10~999人の企業では、広範囲の業務をカバーできるサービスが人気です。freee人事労務は、勤怠・休暇管理や給与計算を含めてワンパッケージで利用できるため連携の手間がありません。ジョブカン労務HRやマネーフォワード クラウド人事管理も、各社のシリーズを連携することで勤怠・休暇管理や給与計算までカバーできます。

大手企業(1,000人以上)の傾向

1,000人以上の企業では、豊富な導入実績や高い知名度のあるサービスが人気です。SmartHR労務管理は累計登録者6万社を超え、三菱重工業やライオンなど大企業での導入実績が多くあります。

freee人事労務はシリーズの会計ソフトが有料課金ユーザー企業54万人を誇る高い知名度があり、グロース市場にも上場しています。マネーフォワード クラウド人事管理は、課金顧客数シリーズ累計30万以上であり、プライム市場にも上場しているといった社会的信用の高さが特徴です。

労務管理システムの重視ポイント別シェア比較

アンケートではさらに、導入者の「労務管理システムの比較や検討時に重視していたポイント(複数回答可)」を調査。多かった回答は順に「料金」「導入実績・業界シェア」「口コミ・評判」「カバーできる業務・帳票」「操作性」でした。
それぞれの項目で人気があった1~3位のサービスをまとめました。ランキング形式にする際、次の点を基準としています。

・シェアTOP10のサービスに限定し、次の方法で割合の高いサービス順にランキング化
・各サービスにおける「特定の重視ポイントの回答数 / 導入者数」の割合を算出
料金重視の1位は「ジンジャー人事労務」(TOP3をクリックで開く)
順位サービス名割合(回答数/導入者数)
1位ジンジャー人事労務54.55%(18/33人)
2位ジョブカン労務HR46.77%(94/201人)
3位freee人事労務45.65%(84/184人)
導入実績・業界シェア重視の1位は「freee人事労務」(TOP3をクリックで開く)
順位サービス名割合(回答数/導入者数)
1位freee人事労務46%(85/184人)
2位奉行Edge 労務管理電子化クラウド39.22%(20/51人)
3位SmartHR労務管理31.71%(52/164人)
口コミ・評判重視の1位は「SmartHR労務管理」(TOP3をクリックで開く)
順位サービス名割合(回答数/導入者数)
1位SmartHR労務管理64.63%(106/164人)
2位freee人事労務22.28% (41/184人)
3位ジンジャー人事労務21.21%(7/33人)
カバーできる業務・帳票重視の1位は「オフィスステーション 労務」(TOP3をクリックで開く)
順位サービス名割合(回答数/導入者数)
1位オフィスステーション 労務32.65%(16/49人)
2位マネーフォワード クラウド人事管理29.76%(61/205人)
3位奉行Edge 労務管理電子化クラウド29.41%(15/51人)
操作性重視の1位は「奉行Edge 労務管理電子化クラウド」(TOP3をクリックで開く)
順位サービス名割合(回答数/導入者数)
1位奉行Edge 労務管理電子化クラウド37.25%(19/51人)
2位オフィスステーション 労務18.37%(9/49人)
3位ジンジャー人事労務18.18%(6/33人)

労務管理システムの種類は大きく2つ

労務管理システムは、搭載されている機能要件から大きく次の2つに分類できます。

労務管理システムの種類
・多機能型(人事管理業務までカバー)
・機能特化型(労務管理業務をカバー)

人事管理業務まで包括的にカバーしたいのであれば「多機能型」、労務管理業務を効率化したいのであれば「機能特化型」の中から絞り込んでいくのがよいでしょう。
ある程度の選択肢がある中から比較したい方は次のリンクから製品一覧をご覧ください。

多機能型の労務管理システム一覧
機能特化型の労務管理システム一覧
自社の状況や目的に合わせてさらに絞り込みたい方は、このあとお伝えする特定機能の有無や料金の比較に基づいたおすすめの労務管理システムを参考にしてください。

労務管理システムの選び方【シェアTOP10の比較表付き】

労務管理システムを選ぶ際には、課題と考えるポイントをチェックして、その点がクリアしたサービスを比較するのがおすすめです。チェックすべき比較ポイントは次のとおりです。

労務管理システムの選び方ポイント
・勤怠や給与計算までカバーしたいなら「freee人事労務」「SmartHR労務管理」あるいはシリーズ製品がおすすめ
・低コスト重視ならカバー業務も広い「ジョブカン労務HR」がおすすめ
・従業員30人以下であれば無料プランがある「SmartHR労務管理」「ジョブカン労務HR」がおすすめ
・社会保険、労働保険関連以外の対応帳票やフォーマットにサービスごとの違いがある
・健康保険組合へ電子申請したいなら「マイナポータル連携」できるか要チェック
・既存の給与計算ソフトを使用し続ける場合は「API連携」できるか要チェック

上記を踏まえて、次に紹介する比較表やポイントを参考にして選定することをおすすめします。

【機能比較表】勤怠・給与計算までカバーしたいなら「freee人事労務」「SmartHR労務管理」あるいはシリーズ製品がおすすめ

労務管理システムのカバーできる業務・機能比較

労務管理システムはカバーできる業務がサービスによって異なります。とくに、電子申請や勤怠・休暇管理、給与計算を含めて単体で提供しているサービスはほとんどなく、シェアTOP10では「freee人事労務」と「SmartHR労務管理」です。

ただし、電子申請や勤怠・休暇管理、給与計算に対応していないサービスも、同社のシリーズ併用でカバーできる場合があります。シェアTOP10では「マネーフォワード クラウド人事管理」「ジョブカン労務HR」「奉行Edge労務管理電子化クラウド」「ジンジャー人事労務」がシリーズ併用でフルカバー可能です。

まずは、どのサービスがシステム化したい業務をカバーしているかチェックしましょう。シェアTOP10の主な機能を比較表にまとめました。

サービス名入社手続き電子申請マイナンバー管理年末調整勤怠・休暇管理Web給与明細給与計算
マネーフォワード クラウド人事管理社会保険※1マイナンバー※1年末調整※1勤怠※1給与※1給与※1
ジョブカン労務HR勤怠管理※1給与計算※1給与計算※1
freee人事労務
SmartHR労務管理
Workcloud×
クラウドハウス労務×××
奉行Edge労務管理電子化クラウドマイナンバークラウド※1年末調整電子化クラウド※1勤怠管理クラウド※1給与明細電子化クラウド※1給与奉行クラウド※1
オフィスステーション労務マイナンバー※1年末調整※1勤怠※1・有休管理※1給与明細※1給与※1
人事労務コボット×××××
ジンジャー人事労務※2※2勤怠※1給与※1給与※1

※1 同社提供の別シリーズのシステム
※2 別途オプション追加が必要

\【限定特典】全サービス完全版の比較表付き/

次の目的の方は別のシステムがおすすめです!
・勤怠管理をデジタル化・効率化したい
労務管理システムは勤怠管理機能を搭載していないサービスもあるため、主な課題が勤怠管理であれば勤怠管理システムの導入を検討しましょう。
>勤怠管理システムを比較するならこちら
・給与計算をデジタル化・効率化したい
給与計算機能を搭載していない労務管理システムもあるため、主な課題が給与計算であれば給与計算ソフトの導入を検討しましょう。
>給与計算ソフトを比較するならこちら

【料金比較表】料金を抑えたいなら「ジョブカン労務HR」、30人以下なら「SmartHR労務管理」がおすすめ

労務管理システムの多くは、従業員1名につき課金が発生する仕組みを採用しており、1ユーザーあたり月400円~月1,100円程度が相場です。初期費用無料で提供しているサービスもあります。

料金を抑えたい企業におすすめの労務管理システム

労務管理システムでは、料金表を公開しておらず見積もりが必要なサービスも少なくありません。そのため正確な料金比較はできないものの、公式サイトに料金が明示されているシェアTOP10のうち、一定条件においてもっとも月額料金が安いサービスは「ジョブカン労務HR」でした。
【条件:従業員100人。「入社手続き」「電子申請」「年末調整」の機能を利用する場合】

順位 サービス名 月額料金(税抜)
1位 ジョブカン労務HR 40,000円
2位 オフィスステーション 労務(+年末調整) 44,166円
3位 freee人事労務 60,000円 ※スタータープラン

ジョブカン労務HRは、月400円/人で入社手続き・電子申請・マイナンバー管理・年末調整機能を利用できます(電子契約機能は200円/1送信のオプション)。さらにジョブカン勤怠は月200〜500円/人、ジョブカン給与計算は月400円/人であるため、まとめて導入しても月1,000円~1,300円/人で導入可能です。

各公式サイトをもとにまとめた次の料金比較表もぜひご覧ください。初期費用や月額料金に加えて、サービスの最低利用料金や従業員100人の場合の利用料目安も記載しています。

サービス名初期費用月額利用料最低利用料金月額利用料目安(従業員100人)備考
マネーフォワード クラウド人事管理0円2,480円〜不明要見積もり入社手続きに対応。他業務は同社シリーズ製品でカバー可能
ジョブカン労務HR0円400円/人~月2,000円月40,000円~勤怠管理・給与計算以外は左記料金で利用可能
freee人事労務0円400円・600円・800円・1,100円/人※12,000円・3,000円・4,000円・5,500円/月※1月60,000円~※2月600円以上で給与計算・年末調整機能、月800円以上で勤怠管理機能が利用可能
SmartHR労務管理0円要見積もり不明要見積もり3つのプランあり。幅広い業務をカバー
Workcloud要見積もり要見積もり不明要見積もり電子申請を除き、勤怠管理・給与計算など幅広い業務を一つのシステムでカバー
クラウドハウス労務要見積もり要見積もり不明要見積もり入社手続き、マイナンバー管理、年末調整、Web給与明細に対応
奉行Edge 労務管理電子化クラウド0円15,000円~不明年708,000円※3入社手続き、電子申請に対応。他業務は同社シリーズ製品でカバー可能
オフィスステーション 労務100,000円400円/人月4,000円月40,000円~入社手続き、電子申請に対応。他業務は同社シリーズ製品でカバー可能
人事労務コボット要見積もり要見積もり不明要見積もり入社手続きと電子契約に特化したシステム
ジンジャー人事労務要見積もり300円/人~不明月30,000円~入社手続き、マイナンバー管理に対応。電子申請、年末調整、電子雇用契約は有料オプション

※ すべて税抜価格
※1 順に「ミニマムプラン」「スタータープラン」「スタンダードプラン」「アドバンスプラン」
※2 入退社手続き機能が利用できる「スタータープラン(月600円/人)」で試算
※3 公式サイトの料金シミュレーション で試算

\【限定特典】全サービス完全版の比較表付き/

導入担当者の経験談<IT会社・人事労務部長Yさん>
公式サイトやサービス資料に記載された金額にネックを感じた場合でも、気になったサービスは問い合わせをして、実現したいことを伝えるとよいと思います。想定よりコストを抑えて導入できるケースや、想定よりコストが上がっても広範囲に課題解決ができて結果的にリーズナブルになるケースがあります。

小規模企業向けの無料プランがある「SmartHR労務管理」「ジョブカン労務HR」

SmartHR労務管理は、従業員数30名以下の企業向けに入社手続き・雇用契約機能、給与明細機能、年末調整機能を無料で利用できる¥0プランがあります。ただし、チャットサポートや有料オプションなどを利用できないため、利用の際には注意が必要です。

ジョブカン労務HRは、従業員数5名までであれば一部機能に制限があるものの無料で利用できます。制限されるのはデータ保持期間(30日まで)や電子申請機能、年末調整機能、ストレスチェック機能、電子契約機能、チャットサポートなどです。

【帳票比較表】社会保険・労働保険以外の対応帳票やフォーマットに差がある

労務管理システムでは、帳票作成機能が搭載されており、さまざまな帳票をシステム上で作成できます。サービスによっては、登録されている従業員情報や社会保険情報などをもとに自動作成が可能です。

労務管理システムの対応帳票に関するポイント



帳票作成機能がある場合、社会保険帳票や労働保険帳票はほとんどのサービスが対応しています。しかし、労災保険や労働基準関連などの帳票に対応しているかはサービスによって異なります。たとえば、「時間外労働/休日労働に関する協定届」といった労働基準関連の帳票作成が必要な場合は「オフィスステーション 労務」がおすすめです。

健康保険組合に加入している場合は、組合対応のフォーマットが用意されているサービスを選ぶことで帳票作成業務をより効率化できます。関東ITS健保に加入している企業であれば「ジョブカン労務HR」「freee人事労務」「SmartHR労務管理」がおすすめです。

シェアTOP10の対応帳票数や特徴、対応フォーマットを表にまとめたので、こちらも参考にしてください。

サービス名対応帳票数対応フォーマット対応帳票の特徴
マネーフォワード クラウド人事管理※125
公式HP
協会けんぽ定時決定・随時改定の帳票に対応
ジョブカン労務HR40
公式HP
協会けんぽ・関東ITS健保外国人雇用状況届出書の作成が可能
freee人事労務33※2
公式HP
協会けんぽ・関東ITS健保法定三帳簿や所得税徴収高計算書を作成可能
SmartHR労務管理41
公式P
協会けんぽ・関東ITS健保・TJK労働安全衛生関係の帳票にも対応
Workcloud
クラウドハウス労務
奉行Edge 労務管理電子化クラウド21
公式HP
協会けんぽ高年齢雇用や定年後再雇用関連の帳票にも対応
オフィスステーション 労務118
公式HP
協会けんぽ労働保険や労災保険、労働基準関連含めて数多くの帳票に対応
人事労務コボット
ジンジャー人事労務※320
公式HP
協会けんぽ高年齢雇用の帳票にも対応

※対応帳票数は各公式HPに記載されている帳票名称の種類をカウント(重複はカウントしない)
※1 各項目は同社シリーズの「マネーフォワード クラウド社会保険」の内容を記載
※2 スタンダードプラン以上の対応帳票数
※3 各項目は社保手続きオプションの内容を記載

健康保険組合へ電子申請したいなら「マイナポータル連携」が必須

e-Gov連携とマイナポータル連携の違い

電子申請機能を搭載するサービスでは、e-Gov連携が可能です。ただし、健康保険組合に加入している企業は、マイナポータル連携に対応しているかもチェックしましょう。報酬月額算定基礎届や報酬月額変更届などの帳票を労務管理システム上で作成できても、健康保険組合への電子申請には対応していない場合があります。

電子申請機能があるシェアTOP10サービスのなかではジョブカン労務HRを除き、マイナポータル連携に対応しています。

サービス名e-Gov連携マイナポータル連携
マネーフォワード クラウド人事管理〇(クラウド社会保険)〇(クラウド社会保険)
ジョブカン労務HR×
freee人事労務
SmartHR労務管理
Workcloud××
クラウドハウス労務××
奉行Edge 労務管理電子化クラウド
オフィスステーション 労務
人事労務コボット××
ジンジャー人事労務

既存の給与計算ソフトを使用し続けたいなら「API連携・シリーズ連携」が重要

主な給与計算ソフトと連携できる労務管理システム

ほとんどの労務管理システムで従業員データのCSV出力ができるため、他社製品にデータを取り込めるものの、データ整形・加工の手間が発生します。そのため、よりシームレスにデータ連携できるAPI連携やシリーズ連携がおすすめです。

とくに給与計算ソフトとAPI・シリーズ連携すると、給与情報の取り込みや、年末調整後に過不足額の給与反映がスムーズになります。そのため、使用している給与計算ソフトがどの労務管理システムとAPI連携できるかを確認しましょう。

主要な給与計算ソフトごとに、連携できる労務管理システムを表にまとめました。なお、連携してできることはサービスによって異なり、連携には別途費用が発生する場合もあります。

給与計算ソフトAPI・シリーズ連携できる労務管理システム
給与奉行 i10/i11
給与奉行V ERP10/11
オフィスステーション 労務
オフィスステーション 給与明細
給与奉行クラウド奉行Edge 労務管理電子化クラウド
HRBrain
e-AMANO人事届出サービス
PCAクラウド 給与PCA Hub 労務管理
オフィスステーション 労務
オフィスステーション 年末調整
オフィスステーション 給与明細
HRBrain
タレントパレット
マネーフォワード クラウド給与マネーフォワード クラウド人事管理
SmartHR労務管理
オフィスステーション 労務
オフィスステーション 給与明細
Esia-Zero
KING OF TIME
ジームクラウド HRSmartHR労務管理
タレントパレット
SMILE V Air 人事給与SmartHR労務管理
オフィスステーション労務
Galileopt DX給与大将・人事大将
MJSLINK DX給与大将・人事大将
SmartHR労務管理

\【限定特典】全サービス完全版の比較表付き/

シリーズ連携・API連携・CSV連携の違い(クリックで開く)
同社シリーズ製品と連携API連携CSV連携
概要同社提供のソフトとシームレスに連携可能
(例:ジョブカン労務HR⇔ジョブカン給与計算)
APIにて連携CSVファイルのインポートにてデータ反映
工数の削減度合い
メリット複雑な設定なしにすぐに連携他社製品であってもシームレスに連携可能データ加工ができ、柔軟性が高い
注意点他社製品を使用している場合は給与計算ソフトもリプレイスが必要API設定の担当はサービス提供企業か自社かを要確認CSVファイルのダウンロード・アップロード、データ整形・加工の手間が発生
専門家のアドバイス / 社会保険労務士 武久 亮介さん まずは費用を確認しましょう。
従業員数によっては無料で利用できるシステムもあるので、条件に合致すれば優先的に選択するとよいです。

次に利用したい機能が備わっているか確認しましょう。
勤怠管理や給与計算とは違い、システムによって強みの違いが大きいように思います。

たとえば、従業員情報の回収をスムーズに行えることに強みがあるシステムや、保険手続きの種類が多いことに強みがあるシステムなどです。
そのためには、自社がどのような課題を解決したいのかを事前に明確にしておく必要があります。

最後に、利用している、もしくは利用を検討している他システムとの連携機能を確認しましょう。

労務管理システムでは労働時間や給与、年末調整などの「計算」はできないことが多いので、それら計算を目的とするシステムとの連携が重要になります。

たとえば、給与計算システムから計算結果取り込んで給与明細を公開できるか、回収した年末調整に関するデータを出力して年末調整システムで計算ができるか、もしくは労務管理システムで各種計算もできるのかなどです。

API連携がなくても加工したCSVで連携できることもあるので、公式HPの連携可能システムに掲載されていないだけで候補から外さないようにしましょう。

多機能型のおすすめ労務管理システム11選【口コミつき】

ここからはTOP10のサービスをはじめとしたおすすめの労務管理システムを口コミとともに紹介します。

まずは多機能型のおすすめ労務管理システムを取り上げます。多機能型は労務管理のみならず人事管理業務の一部までカバーできる労務管理システムです。人事管理業務まで一元的に管理したい企業におすすめです。

すべてのサービスを比較したい方はBOXIL作成の比較表がおすすめです。各社サービス資料と合わせて、下記から無料ダウンロードが可能です。

良い点

特徴・メリット

  • 低コストで広い業務をカバー
  • 5名まで利用できる無料プラン(機能制限あり)
  • ストレスチェック機能を搭載
気になる

注意点・改善点

  • 電子契約機能は1送信あたり200円の従量課金
  • マイナポータル電子申請に対応していない
  • カスタマイズ性がもう少しほしい(口コミ)
初期費用(税抜)0円カバー業務入社手続き・電子申請・マイナンバー管理・年末調整
月額プラン・料金(税抜)400円/人
最低利用料金:月2,000円
API・シリーズ連携可能な給与計算ソフトジョブカン給与計算
無料トライアル30日間あり導入実績250,000社以上(シリーズ累計)

ジョブカン労務HRは、株式会社DONUTSが提供するクラウド型労務管理システムです。シリーズ累計の導入実績は25万社以上、有料利用ユーザー数は300万人を突破しており、多くの企業から支持を得ています。

ジョブカン労務HRは表で記した業務をカバーできる他に、労働者名簿作成機能やストレスチェック機能(調査フォームの配布、実施状況の管理、集団分析など)、スキルや資格で従業員を探せる人材管理機能、電子契約機能などが搭載されています。

また、帳票は協会けんぽ・ITS健保に加えて、協会けんぽの様式に則った汎用的フォーマットを標準装備。

カバーできる業務の広さに対して低コストである点が特徴で、従業員5名までであれば無料プランも用意されています。ただし、無料プランは次のことが制限されます。

「登録できる・人材管理を利用できる従業員が5名まで」「データ保持期間が30日間のみ」「電子申請・年末調整・ストレスチェック・電子契約利用不可」「チャットサポート利用不可」「ジョブカンシリーズのAPI連携利用不可」「CSVデータの新規登録・更新不可」

ジョブカンは労務HRの他にも、「勤怠管理」「経費精算」「ワークフロー」「採用管理」「給与計算」「会計」「見積/請求書」といったシリーズを提供しており、APIで組み合わせることでよりシームレスな労務管理が可能になります。

総合評価
4.39
労務管理が楽にでも改良の余地あり
4/5
BOXILが口コミ投稿に謝礼をお渡ししています
情報システム部門
ジョブカン労務HRは労務関連の手続きが簡単にできるため、日々の業務の負担が軽減されました。特に年末調整や社保手続きのサポートが便利です。ただ、独自の事情に対応するときに少し戸惑うこともあり、改善が期待されます。
公開日: 2024/11/02
続きを読む
労務手続きの自動化で働き方改革を加速するツール
4/5
BOXILが口コミ投稿に謝礼をお渡ししています
経理・財務部門
労務管理に関する法改正への迅速な対応が特徴的なシステムです。テレワークや副業など、多様な働き方に対応した書類作成が可能で、人事部門の負担を軽減できます。ただし、独自の規定や制度への対応には工夫が必要で、改善の余地があります。
公開日: 2024/10/27
続きを読む
すべての口コミを見る
良い点

特徴・メリット

  • 勤怠、給与計算を含めて労務をワンパッケージで管理できる
  • さまざまな他社の勤怠管理システムと連携可能
  • システム上で法定三帳簿の作成ができる
気になる

注意点・改善点

  • シフトパターンへの対応が限定的(口コミ)
  • 特定のカスタマイズや拡張が難しい(口コミ)
  • 初期設定が少しわかりづらい(口コミ)
初期費用(税抜)0円
月額プラン・料金(税抜)ミニマム 月400円/人(月2,000円)
スターター 月600円/人(月3,000円)
スタンダード 月800円/人(月4,000円)
アドバンス 月1,100円/人(月5,500円)
※()内は最低利用料金
無料トライアル1か月間あり
カバー業務・入社手続き(ST,SD,A)
・電子申請(ST,SD,A)
・マイナンバー管理(M,ST,SD,A)
・年末調整(M,ST,SD,A)
・勤怠休暇管理(SD,A)
・Web給与明細(M,ST,SD,A)
・給与計算(M,ST,SD,A)
※M=ミニマム、ST=スターター、SD=スタンダード、A=アドバンス
API・シリーズ連携可能な給与計算ソフト
導入実績有料課金企業数540,000以上(freee会計)

freee人事労務は「スモールビジネスを、世界の主役に。」をミッションに掲げ、中小企業や個人事業主の会計を中心にバックオフィス向けのSaaSを開発・販売しているフリー株式会社の労務管理システムです。同社は東証グロース市場に上場しています。

4つのプランから選べて、スタンダードプラン以上を選ぶと、勤怠・休暇管理を含めて包括的な労務管理が可能です。なお、各プラン最低料金が設定されており、年払いにすることで月払いに比べて安価に導入できます。

社会保険や労働保険関連の帳票に加えて、法定三帳簿(賃金台帳、出勤簿、労働者名簿)の作成も可能。随時改定、所得税徴収高計算書の作成にも対応しています。
Webマニュアルや習熟用の解説セミナーといったコンテンツをいつでも閲覧可能。サポートデスクに電話・メール・チャットで相談ができます(サポート内容はプランによって異なる)。また、既存業務の見直しや要件定義のアドバイス、操作方法のレクチャーをしてくれる有料サポートも選べます。

総合評価
4.31
リモートワークに最適な人事管理ツール
4/5
BOXILが口コミ投稿に謝礼をお渡ししています
情報システム部門
freee人事労務は、勤怠管理や有給申請がスマホで完結できるため、リモートワークの際にもとても便利です。操作が直感的で、手続きが簡単にできる点が気に入っています。たまに、アプリの動作が遅いと感じることがあり、そこが改善されればさらに良くなると思います。
公開日: 2024/10/27
続きを読む
人事労務管理を効率化するクラウドシステム
4/5
BOXILが口コミ投稿に謝礼をお渡ししています
経営企画部門
複数の店舗を運営する際、給与計算の複雑さが増しますが、freee人事労務を利用することで正確な計算が可能になります。さらに、人事労務管理機能と連携することで、従業員情報やマイナンバーの管理も効率化でき、データの一元管理が実現しました。
公開日: 2024/09/17
続きを読む
すべての口コミを見る
良い点

特徴・メリット

  • 30人まで利用できる無料プラン(機能制限あり)
  • 連携できる給与計算ソフト・勤怠管理システムが多い
  • 人事労務の情報交換ができるユーザー限定コミュニティ運営
気になる

注意点・改善点

  • 給与明細が少しわかりづらい(口コミ)
  • 年末調整のときに途中保存機能があるとよい(口コミ)
  • 画面遷移の動線がわかりづらい箇所あり(口コミ)
初期費用(税抜)0円カバー業務・入社手続き・電子申請・マイナンバー管理・年末調整・勤怠休暇管理・Web給与明細・給与計算
月額プラン・料金(税抜)要見積もりAPI・シリーズ連携可能な給与計算ソフトマネーフォワード クラウド給与、freee人事労務、SMILE V/ V2/ V Air人事給与、ジームクラウド、ZeeM人事給与
無料トライアル15日間あり導入実績登録社数60,000以上

SmartHR労務管理は、株式会社SmartHRが提供するクラウド人事労務ソフトで、導入企業は累計6万社を超えます。2013年に創業された同社は、「日本スタートアップ大賞2024」にも輝き、時価総額1,700億円のユニコーン企業となりました

労務管理に加えて、採用管理、人事評価、スキル管理、従業員サーベイ、配置シミュレーションなど多様なタレントマネジメント機能も搭載し、労務業務を効率化しながらデータの蓄積と可視化をし、人事施策の立案・実行・検証のサイクルを効率的に行えます。

勤怠管理システムや給与計算ソフト、給与前払いサービスなど連携できるツールが豊富な点も特徴で、API連携や外部アダプタ・バッチ連携などにより一連の業務を効率化できます。

ヘルプセンターや機能・使い方動画などサポートコンテンツも豊富で、SmartHRユーザー限定の「PARK」ではSmartHRの活用術や人事労務業務に関する意見交換が活発に行われています。

料金は問い合わせが必要ですが、従業員が30人までであれば労務管理機能を無料で利用できます。ただし無料プランでは次のことが制限されます。

「チャットサポート」「有料オプション(文章配布や人事労務レポートなど)」「従業員情報申請機能」「履歴管理機能」「家族情報の出力形式の選択」「カスタムダウンロードフォーマットの追加・編集・削除」「従業員向けのお知らせ掲示板」「スマートフォンアプリ」

※出典:経済産業省「 日本スタートアップ大賞に輝いたSmart HRとは? 注目のスタートアップ企業をご紹介! | 経済産業省 METI Journal ONLINE 」(2025年8月8日閲覧)

総合評価
4.32
導入して電子化が進みました。
5/5
BOXILが口コミ投稿に謝礼をお渡ししています
人事部門
電子化がすすみました。使用感のヒアリングをまめにしていただけるのもありがたいです。
導入時のcareも、末端ユーザー(SEの知識が乏しい)にわかりやすく解説していただいたり、対応してくれます。
公開日: 2024/11/01
続きを読む
誰もが使いやすく分かりやすい
5/5
BOXILが口コミ投稿に謝礼をお渡ししています
総務・法務部門
エンドユーザーである従業員が分かりやすいシステムであることを優先して満足しているが、サポート面も調べたら答え(操作法)が分かりやすく記載されている+CSによるフォローアップもしっかりしていて安心。
また、ユーザー同士でのコミュニティも非常にありがたい存在
公開日: 2024/10/28
続きを読む
すべての口コミを見る

クラウドハウス労務

良い点

特徴・メリット

  • 業務フローに合わせてカスタマイズしてもらえるセミオーダー
  • 1,000名以上の大企業での導入実績多数
  • 労務手続き管理の細かい設定が可能(口コミ)
気になる

注意点・改善点

  • 検索スピードの向上(口コミ)
  • 画面がちょっと古い印象(口コミ)
  • より高度なセキュリティシステムへの対応が欲しい(口コミ)
初期費用(税抜)要見積もりカバー業務・入社手続き・マイナンバー管理・年末調整・Web給与明細
月額プラン・料金(税抜)要見積もりAPI・シリーズ連携可能な給与計算ソフト
無料トライアルなし導入実績KDDI Sonic-Falcon、NTTデータマネジメントサービス、日本ハウズイング、JTBグローバルアシスタンス、クロス・マーケティンググループなど

クラウドハウス労務は、株式会社Techouseが提供する労務管理システムです。同社は国際規格ISO27001(ISMS)を認証取得しており、通信の暗号化、保存データの暗号化、細かなバックアップなどセキュリティ対策も万全です。

電子雇用契約を含む入社手続きやマイナンバー管理、年末調整、Web給与明細が可能。身上変更ワークフローも搭載し、従業員はPCやスマートフォンから簡単に申請できます。
業務設計支援やシステムカスタマイズに対応するセミオーダー型のシステムで、百名~数万人規模の企業での導入実績があります。料金は課題に合わせて見積もりを行うため公式サイト上で明示されていませんが、月数万円から利用できるケースもあるようです。

導入にあたっては、専任担当者による導入支援や、電話・メールでのサポートも提供されています。従業員は個人のアドレスやスマートフォンからもシステムを利用でき、全従業員にPCを付与していない場合でも問題ありません。

総合評価
4.50
簡単な説明で扱えるツール
5/5
BOXILが口コミ投稿に謝礼をお渡ししています
総務・法務部門
機能が分かりやすいUIで直感的に操作できるツールです。導入の際には特に研修などは要らずに説明程度で問題ありませんでした。全体的に労務関連の業務の工数を大幅に削減することに成功しており、採用業務の場合は月に5〜6時間は短縮されました。データ入力などにおけるスタッフのミスが減り、本部や店舗スタッフなどの負担が低減されました。
公開日: 2024/05/21
続きを読む
カスタマイズ機能が豊富
3/5
BOXILが口コミ投稿に謝礼をお渡ししています
営業・販売部門
登録作業にかかる時間が十分の一になった!
エラーも少なくよいことだらけです!
一部高齢の管理者から使用しにくいという声があったため、評価を3としました!
今後のアップデートに期待してます!
公開日: 2022/11/28
続きを読む
すべての口コミを見る

KING OF TIME 人事労務

良い点

特徴・メリット

  • 追加費用なしに同社別シリーズの勤怠管理、給与などを利用できる
  • API連携できる他社の給与計算ソフトが多い
  • エクスポートのカスタマイズ性が高い(口コミ)
気になる

注意点・改善点

  • シリーズの単体契約は不可
  • マイナポータル電子申請に対応していない
  • 多機能すぎるあまりに初期設定がわかりにくく、難しいと感じた(口コミ)
初期費用(税抜)0円カバー業務・入社手続き・電子申請・マイナンバー管理・Web給与明細
月額プラン・料金(税抜)300円/人API・シリーズ連携可能な給与計算ソフトKING OF TIME 給与、マネーフォワード クラウド給与、freee人事労務、給与奉行クラウド、弥生給与 Next
無料トライアル30日間あり導入実績58,000社以上

KING OF TIME 人事労務は、グロース市場に上場する株式会社ヒューマンテクノロジーズが提供している労務管理システムです。勤怠管理システム「KING OF TIME」のオプションとして提供されており、KING OF TIMEのユーザーであれば追加料金なしで利用できます。

「入社手続き」「従業員項目のカスタマイズ」スターデータで適用日を用いて給与計算に適用する情報を管理できる「履歴管理(時点管理)」、ほかにもWEB給与明細やマイナンバー管理などの機能を搭載しています。

さらに、「勤怠管理」「給与」「データ分析」「システムログ」といったシリーズ製品をまとめて、初期費用0円・月額300円/人と低価格で利用できます。「電子契約」も月6,000円~追加可能です。

KING OF TIMEは他社システムとも連携でき、freee人事労務や給与奉行クラウド、弥生給与 Next、オフィスステーションといった各種労務管理システムとAPI連携できます。

総合評価
4.08
アイコンで見やすいが初期設定は自己責任か有料サービス
4/5
BOXILが口コミ投稿に謝礼をお渡ししています
人事部門
使用料は一人300円で初期導入費用がないので安価で始められます。
ただ設定ポイントが細かく、開発者であるヒューマンテクノロジーズと自社の就業規則と賃金規定を理解している社会保険労務士と一緒に確認しながら設定しないといけない。
弊社では残業時間の集計が間違っていたことが数か月の導入後に発覚し、給与計算の修正が必要となったが、
ヒューマンテクノロジーズは有料設定支援を最近は推奨している。
公開日: 2024/02/15
続きを読む
使いやすい労務管理システム
4/5
BOXILが口コミ投稿に謝礼をお渡ししています
営業・販売部門
シンプルでわかりやすいUIなので、どの部分に何を入力すればいいのかが非常に分かりやすいです。アプリの起動が素早く、スマートフォンでの打刻時にはGPSを使用して位置情報が取得され、出勤の確認にも安心感があります。
公開日: 2023/11/21
続きを読む
すべての口コミを見る
良い点

特徴・メリット

  • 人事データベース、入社手続き、マイナンバー管理に特化
  • 同社別シリーズ併用でほとんどの労務をカバー
  • どの操作をすればいいかわかりやすい(口コミ)
気になる

注意点・改善点

  • 電子申請や年末調整、電子雇用契約はオプション
  • 外部システムとの連携やワークフローなどの柔軟性が△(口コミ)
  • マスタ設定をもっと細かくしたい(口コミ)
初期費用(税抜)要見積もりカバー業務・入社手続き・電子申請・マイナンバー管理・年末調整
※オプション
月額プラン・料金(税抜)300円/人~
※利用サービスごとに金額が異なる
API・シリーズ連携可能な給与計算ソフトジンジャー給与
無料トライアル1か月間あり導入実績18,000社以上(トライアル含む登録者数合計)

ジンジャー人事労務は、人事労務領域のSaaSを多数展開しているjinjer株式会社の労務管理システムです。勤怠や給与計算、ワークフロー、経費などの労務シリーズを展開しており、複数導入すれば従業員マスタを共通化できます。ほかにも、人事評価・eラーニングなど人材管理サービスも提供しています。

ジンジャー人事労務でできることは主に、人事データーベースの構築と、入社手続き・マイナンバー管理の効率化です。電子雇用契約をするには「書類配布オプション」を、電子申請を含む社会保険手続きに対応するには「社保手続きオプション」を、年末調整に対応するには「年調収集オプション」をそれぞれ追加する必要があります。

カスタマイズしやすいデータベースが特徴で、健康診断結果や面談記録、貸与品管理など多様な項目を設定でき、項目の表示順も自由に編集可能です。顔写真付きの組織図を作成でき、ドラッグ&ドロップで異動のシミュレーションもできます。

利用者50人までの場合は月10,000円で初期設定サポートやメール・電話サポートを受けられるサポートプランがあり、人事労務を兼任していたり、システム導入に不安があったりする場合も安心できるでしょう。利用者51人以上の場合も、プロダクト料金合計額の30%/月で同様のサポートが受けられます。

総合評価
4.33
シンプルで使いやすい人事労務システム
4/5
BOXILが口コミ投稿に謝礼をお渡ししています
営業・販売部門
人事労務システムとして必要な機能が標準で利用できるサービス。SaaS型で提供されており、必要な機能を選んで、サービスを利用することができる。従業員情報の一元と、そこから派生した勤怠管理や給与関連までシリーズサービスで提供されている。
公開日: 2024/05/13
続きを読む
現状把握、管理には向いているが分析等には向かない
3/5
BOXILが口コミ投稿に謝礼をお渡ししています
情報システム部門
UI/UXは非常にシンプルでわかりやすいのですが、設定する項目が非常に多く初期設定にやや時間がかかります。従業員一人一人のページがあり、個人情報から社保等の管理、交通経路(定期情報)など多くの情報を格納することができます。管理したい情報を追加することもできます。情報をもとに人事配置などを提案してくれるわけではなく、それを元に分析するのはあくまで利用者側に委ねられているのがデメリットかと思います。
公開日: 2022/08/10
続きを読む
すべての口コミを見る

HRMOS労務給与

株式会社ビズリーチ
0.00 0件の口コミ
まだ口コミはありません このサービスの口コミを書く
良い点

特徴・メリット

  • HRMOS⼈事データベースサービスを基盤に採用から労務給与まで管理可能
  • 勤怠データから給与を自動計算
気になる

注意点・改善点

  • 人材活用プラットフォームとしての利用にはシリーズでの導入が必要
初期費用(税抜)要問い合わせカバー業務・人事管理・契約管理・マイナンバー管理・給与計算・Web明細配信・社会保険届出作成・電子申請・年末調整
月額プラン・料金(税抜)要問い合わせAPI・シリーズ連携可能な給与計算ソフト
無料トライアルあり導入実績シリーズ累計導入社数10万社以上

HRMOS労務給与は、株式会社ビズリーチが提供する人事、労務、給与を一元管理する労務給与システムです。雇用契約書の情報を給与計算に反映できるほか、従業員により入力された扶養家族情報も自動的に社会保険手続きに連携できるため、データの二重入力や転記ミスを防げます。

人事管理に必要な項目を無制限に拡張でき、履歴を含め管理できるため、法令対応や経営レポート作成にも柔軟に対応できます。大量の給与計算処理や社会保険手続きにも対応でき、健保組合や複数の適用事業所にも対応可能です。

さらに、HRMOS採用との連携により、内定者情報を人事データに移行でき、入社前から雇用契約書の作成、確認まで一貫管理できます。人的資本開示に必要な情報をHRMOSだけで管理し、求人への応募時から入社後までの従業員情報を一元管理したい企業におすすめです。

良い点

特徴・メリット

  • 年代問わず使いやすいシンプルな操作性
  • ドラッグ&ドロップで自由に評価フォームを再現できるカスタマイズ性
気になる

注意点・改善点

  • 自由に使える反面、設定が難しいと感じるユーザーもいる
  • 直感的に操作できたという口コミだけでなく、簡単ではなかったという口コミもあり
初期費用(税抜)要問い合わせカバー業務入社手続き・電子申請・年末調整・評価ワークフロー・給与明細・勤怠管理・スキル管理 など
月額プラン・料金(税抜)要問い合わせAPI・シリーズ連携可能な給与計算ソフトZeeM、GrowOne 給与SX、MJSLINK DX 給与大将、給与奉行クラウド など
無料トライアルあり導入実績業種、規模、エリア問わず4,000社以上の導入実績

カオナビは、株式会社カオナビが提供する、社員の個性や才能を発掘し、戦略人事を支援するタレントマネジメントシステムです。社員の顔や名前、経験、評価、スキルなどの人材情報を一元管理できます。

蓄積データとAIを掛け合わせた分析により、人材配置やリスキリング推進といった戦略的なタレントマネジメント業務をサポートします。カオナビの特長は、労務管理もタレントマネジメントも、人事業務をオールインワンで完結できる点です。

アンケート形式で回答するだけで年末調整に必要な書類を完成できる機能や、給与明細のWeb化、雇用契約や電子申請をペーパーレス化できる入社手続き・電子申請機能も搭載しています。

また、組織の課題と社員の特性をデータで把握し、離職抑止のための分析やエンゲージメント向上、人的資本の情報開示への対応なども可能です。大手企業のタレントマネジメントに対応した「カオナビ Enterprise Edition」も提供しており、利用人数に応じた初期費用と月額費用で利用できます。

総合評価
4.07
多機能な人材管理サービス
4/5
BOXILが口コミ投稿に謝礼をお渡ししています
人事部門
目標管理、人事評価用のサービスとして利用を開始。そのほか、アンケート機能や研修の受講管理等に利用、今年度にはいってパルスサーベイ機能も新たに活用を開始しているが、まだ使いこなせていない機能がたくさんあり、いずれは人財情報を一元管理して、タレントマネジメントシステムとして使っていきたい。
公開日: 2025/03/10
続きを読む
社員情報をシートで簡単に作成できる
4/5
BOXILが口コミ投稿に謝礼をお渡ししています
営業・販売部門
【役立った機能面】
ダッシュボード

【操作性・使いやすさ】
直感的にシートや計算式ガジェットを作成できる
【他のサービスとの連携面(カスタマイズ性)】
カスタムCSVでクラウド勤怠と連携できている
【営業担当やサポート面】
各従業員の社会貢献などを一元化し、評価に役立てている
公開日: 2024/06/28
続きを読む
すべての口コミを見る
良い点

特徴・メリット

  • 給与明細項目のカスタマイズ性が高い
  • シェアの高い給与計算ソフトと連携できる
  • 人事評価やサーベイ、スキル管理など労務以外のシリーズが豊富
気になる

注意点・改善点

  • マイナポータル電子申請は非対応
  • 勤怠と給与以外の連携にも期待(口コミ)
  • アップロードの速度が遅くなる(口コミ)
初期費用(税抜)要見積もりカバー業務・入社手続き・電子申請・マイナンバー管理・年末調整・Web給与明細
月額プラン・料金(税抜)要見積もりAPI・シリーズ連携可能な給与計算ソフト給与奉行クラウド、PCA クラウド給与
無料トライアル7日間あり導入実績シリーズ累計導入社数3,000社以上

HRBrain労務管理は、人事ソリューションを提供する株式会社HRBrainによる労務管理システムです。タレントマネジメントやスキル管理、組織診断、人事評価などのサービスを展開しています。企業ごとのニーズに合わせてこれらのサービスを組み合わせられます。

HRBrain労務管理の主な機能として、従業員情報を一元管理する社員名簿、入退社手続きの自動化、電子申請、電子署名、マイナンバー管理、Web給与明細、年末調整、源泉徴収票の作成があります。

Web給与明細では、給与明細のカスタマイズやCSV連携が可能です。なお、マイナポータル連携の電子申請には対応していません。

HRBrainでは顧客満足度の高いサポート体制を整えており、初期設定から運用まで手厚い支援を強みとしています。シリーズ3,000社以上の導入実績があり、さまざまな業界の企業で活用されています。

また、HRBrainシリーズはさまざまなサービスとの連携が可能です。AKASHI・KING OF TIME・Chronowisといった勤怠管理システムや、Slack・Microsoft Teamsなどのコミュニケーションツールと連携できます。

総合評価
4.13
一元管理で楽になる人事システム
5/5
BOXILが口コミ投稿に謝礼をお渡ししています
経理・財務部門
HRBrainの導入により、これまでの紙ベースや別々のシートで行っていた人員管理が一つに統合され、大幅に楽になりました。特に、申請ワークフローが社員にも使いやすい設計であり、日常業務の効率化に貢大な影響を与えています。このシステムにより、以前は時間がかかっていた作業がスムーズに進行するようになりました。
公開日: 2023/12/13
続きを読む
人事データ管理の効率化
4/5
BOXILが口コミ投稿に謝礼をお渡ししています
営業・販売部門
直感的で見やすい画面、使いやすい入力システム、そして不要な機能が排除された使い人のために考えられたUIは、人事管理をスムーズかつ効率的に遂行できるようになっています。
公開日: 2023/11/12
続きを読む
すべての口コミを見る
良い点

特徴・メリット

  • 世界160か国で展開されているグローバル製品
  • 電子申請を除く幅広い業務をカバー
  • フレックスタイム制の残業計算にも対応
気になる

注意点・改善点

  • 雇用契約の電子締結は非対応
  • 契約後から導入までは目安として5か月程かかる
  • 無料トライアルの提供がない

Workcloudは、世界160か国で人事給与BPOサービスを展開するDayforce社が提供するクラウド型オールインワン人事システムです。同社は、1994年より日本国内およびグローバル企業に給与計算アウトソーシングを提供しています。

Workcloudは、幅広い業務を単一のシステムで行える点が特徴です。給与計算や勤怠、年末調整、各種承認フローをワンクリックで簡単に行えます。

顧客のデータを安全に取り扱うことを最優先課題と位置付け、AES-256アルゴリズムによるデータ暗号化、AZ間のトラフィック暗号化、SAML-2に対応したシングルサインオンなど徹底したセキュリティ対策を講じています。

導入まで平均5か月かかるものの、要件定義からカスタム仕様の調整、データの収集・移植、各種テストまで丁寧にステップを踏んで導入まで至れます。

WorkcloudはINDEED JAPANやアフラック・アセット・マネジメントなど100社以上の国内導入実績があります。

総合評価
5.00
シンプルで分かりやすい勤怠管理
5/5
BOXILが口コミ投稿に謝礼をお渡ししています
人事部門
勤怠管理として利用しています。ブラウザから出退勤の時間をボタンひとつで入力できますし、それと並行して会社にある機械からの出退勤リーダーとも合わせて使えるので出社時やリモート時と両方使うことができるのが便利です。
公開日: 2023/11/28
続きを読む
すべての口コミを見る
良い点

特徴・メリット

  • 戦略人事の実行を支援するSaaS型の統合HRプラットフォーム
  • 入社以来のデータ蓄積と可視化・分析を実現
気になる

注意点・改善点

  • 料金や具体的な導入事例は問い合わせ対応(個別見積)
  • API連携は可能だが、対象システムや範囲の詳細は要確認
初期費用(税抜)要見積もりカバー業務・人事管理・勤怠管理・給与管理・人事評価・入退社手続き・業務プロセス可視化・年末調整・採用管理・マイナンバー管理
月額プラン・料金(税抜)要見積もりAPI・シリーズ連携可能な給与計算ソフトAPI連携に対応(詳細は要問い合わせ)
無料トライアル導入実績住友生命保険相互会社、日本システム技術株式会社、ワタキューセイモア株式会社、カルビー株式会社、日本テクノ株式会社など

LaKeel HRは、戦略人事の実行を支援するSaaS型の統合人事システムです。人事給与データ、タレントデータ、ピープルデータを一元管理し、幅広い人事業務を一つの基盤で運用できます。人材、組織のデータ分析が容易で、各種データのグラフ化や退職予備軍の抽出などにより、現場の状況把握と意思決定を後押しします。

業務プロセスの進捗管理から自動通知、承認に対応し、ブラックボックス化を排除できるほか、作業時間の予実管理によりボトルネックも把握可能です。APIで他システムの呼び出しにも対応可能です。分析のやりっぱなしを防ぐため、スケジュール管理や面談設定、メッセージ送信、面談記録の自動タスク化までをシステム内で完結し、現場との連携を実現します。

導入時は、要件定義や設定サポート、基本操作レクチャー、利用促進コンテンツの提供、ユーザー交流会、問い合わせ対応、機能追加情報、法改正への永続対応など、標準化されたオンボーディング・サクセス支援が提供されます。パラメータ設定書や要件定義書、テスト結果報告書などの導入ツールも用意されています

機能特化型のおすすめ労務管理システム12選【口コミつき】

機能特化型のおすすめ労務管理システムを取り上げます。機能特化型は、入退職者対応や従業員情報管理といった労務管理業務に特化したシステムです。労務管理を効率化したい企業におすすめです。

良い点

特徴・メリット

  • 人事データベース、入社手続きに特化
  • 別シリーズ併用でほとんどの労務をカバー
  • 未来の従業員情報も変更日を待たずに事前登録可
気になる

注意点・改善点

  • 単体の導入ではカバーできる業務が限られる
  • 無料トライアル不可
  • 扱うデータが増えると動作が重くなる(口コミ)
初期費用(税抜)要見積もりカバー業務入社手続き
月額プラン・料金(税抜)要見積もりAPI・シリーズ連携可能な給与計算ソフトマネーフォワード クラウド給与
無料トライアルなし導入実績課金顧客数300,000以上(法人向け各サービスの利用事業者総数)

マネーフォワード クラウド人事管理は、個人向けの家計簿アプリ「マネーフォワード ME」をはじめ、フィンテック領域を中心に事業を展開している株式会社マネーフォワードの労務管理システムです。同社は東証マザーズ市場、第一部市場を経た後、2022年4月4日にプライム市場へ移行しています。

マネーフォワード クラウド人事管理は入社手続きに利用する書類作成機能や電子締結機能、従業員情報の収集に使用する情報収集用フォーム作成機能やワークフロー機能、従業員情報の管理に使用するカスタム項目機能や履歴管理機能などを搭載しています。

単体ではカバーできる業務が限られているものの、同社では他にも「クラウド勤怠」「クラウド給与」「クラウド年末調整」「クラウド経費」などさまざまなソリューションがあり、組み合わせて使用できます。同社のパッケージ間の連携がしやすい点も特徴で、ボタン1つで簡単に情報を連携できます。

たとえば、クラウド年末調整で回収した従業員の「翌年分の扶養控除等申告書」の情報をクラウド人事管理に簡単に取り込めます。

従業員50名以下の中小企業向けのプランでは、月額2,480円から11サービス(会計・請求書・経費・債務支払・勤怠・給与・社会保険・年末調整・マイナンバー・BOX・契約)を使用できます。
ただし、このプランではクラウド人事管理が含まれていません。クラウド人事管理やその他のパッケージを併用したい場合は、見積もりを依頼するようにしましょう。

総合評価
4.21
労務管理のエキスパートです
5/5
BOXILが口コミ投稿に謝礼をお渡ししています
広報・PR部門
以前勤めていたメーカーの人事総務部門でメンバーとして活用していました。生産現場(工場)の隣接した事業所だったので派遣の方も含めて入社、退社、異動など手続きが頻繁で作業も煩雑でした。5名で切り分けていた業務をこちら導入で一元管理でき、作業工数も可視化できました。また各種制度の改定も頻繁でしたが入力フォームを使い、関係各位から情報収集が手軽にでき、人事の新施策へ意見も手軽に集められるようになりました。
公開日: 2023/07/23
続きを読む
自由度の高いUI
4/5
BOXILが口コミ投稿に謝礼をお渡ししています
情報システム部門
給与系システム、勤怠管理系システムとともに利用を開始。UIが使いやすく、フォームを自由に設定できる点が自由度が高く好評。人事情報を一元管理することで能力や評価などを一気通貫に見ることができるようになり。社内の適材適所の配置にも効果がある。
公開日: 2023/07/23
続きを読む
すべての口コミを見る
良い点

特徴・メリット

  • 帳票作成や電子申請に特化
  • 同社別シリーズ併用でほとんどの労務をカバー
  • 勤怠や給与を含む11シリーズをまとめて2,980円/月~利用できる
気になる

注意点・改善点

  • 操作が直感的でない(口コミ)
  • スマホアプリで一部の機能が使えない(口コミ)
初期費用(税抜)0円カバー業務・電子申請
月額プラン・料金(税抜)2,480円〜API・シリーズ連携可能な給与計算ソフトマネーフォワード クラウド給与
無料トライアルなし導入実績課金顧客数300,000以上(法人向け各サービスの利用事業者総数)

マネーフォワード クラウド社会保険は、フィンテック領域を中心に事業を展開している株式会社マネーフォワードの帳票作成・電子申請システムです。同社は2022年にプライム市場へ移行しています。

マネーフォワード クラウド社会保険は、社会保険の手続きに必要な帳票作成から電子申請、公文書の受領・確認までをクラウド上で行えます。従業員別の対応状況や書類ごとの申請状況を一覧画面で確認できます。電子申請ではe-Gov連携に加えて、マイナポータル連携にも対応しています。

単体ではカバーできる業務が限られているものの、同社では他にも「クラウド勤怠」「クラウド給与」「クラウド人事管理」「クラウド年末調整」などさまざまなソリューションがあり、ボタン1つで簡単に情報を連携できます。クラウド給与と連携すれば、従業員情報や給与情報を再度入力する手間が省けます。

総合評価
4.35
社会保険業務が電子化できました
3/5
BOXILが口コミ投稿に謝礼をお渡ししています
経理・財務部門
これまで外注して紙媒体で実施されていた社会保険手続きを、内製化することができ、かつ電子化することができました。ただし、初めて触る人によっては直感的ではないと思うため慣れるまでに時間がかかると思います。
公開日: 2024/03/11
続きを読む
マネーフォワードを導入しているなら、是非入れて欲しい
5/5
BOXILが口コミ投稿に謝礼をお渡ししています
人事部門
このツールは、タイトルにもある通りで、マネーフォワードを導入しているなら是非導入して欲しいツールです。
給与から賃金を取り出して、手続きの申請をすることが可能です。
また従業員情報も連携できるので、情報の誤入力もなく、申請が可能になっています。
公開日: 2023/07/17
続きを読む
すべての口コミを見る
良い点

特徴・メリット

  • 年末調整に特化
  • 同社別シリーズ併用でほとんどの労務をカバー
  • 勤怠や給与を含む11シリーズをまとめて2,980円/月~利用できる
気になる

注意点・改善点

  • 写真の添付を必要かわからないときなど、もう少し制度に関する説明を記載してほしい(口コミ)
  • マネーフォワード クラウド給与内で完結できると良い。連携作業に手間がかかる(口コミ)
初期費用(税抜)0円カバー業務・年末調整
月額プラン・料金(税抜)2,480円〜API・シリーズ連携可能な給与計算ソフトマネーフォワード クラウド給与
無料トライアルなし導入実績課金顧客数300,000以上(法人向け各サービスの利用事業者総数)

マネーフォワード クラウド年末調整は、フィンテック領域を中心に事業を展開している株式会社マネーフォワードの年末調整ソフトです。同社は2022年にプライム市場へ移行しています。

マネーフォワード クラウド年末調整は、書類の配布・回収から年税額の計算、法定調書作成、行政機関への電子申告までの業務をクラウド上で完結できます。従業員はPCやスマートフォンから簡単に申告でき、担当者は進捗状況をリアルタイムで確認できます。
同社では他にも「クラウド勤怠」「クラウド給与」「クラウド人事管理」「クラウド経費」などさまざまなソリューションがあり、ボタン1つで簡単に情報を連携できます。
メールやチャットでのサポート体制に加え、サポートサイトで気軽に必要な情報を確認可能です。さまざまな企業規模に対応した料金プランを提供しています。詳細については別途見積もりが必要です。

総合評価
4.26
年末調整がミスなくオンラインで完結
4/5
BOXILが口コミ投稿に謝礼をお渡ししています
経理・財務部門
画面の指示に従って必要な情報を入力するだけで、作業を完了できます。各ステップで丁寧な説明が付いていることです。税務用語や難解な概念についても、わかりやすい補足説明があるため、専門知識がなくても進められます。これにより、年末調整に不慣れな人でも、ミスなく効率的に手続きを進めることができます。
公開日: 2024/09/04
続きを読む
連携機能が便利です
4/5
BOXILが口コミ投稿に謝礼をお渡ししています
営業・販売部門
同じマネーフォワードのクラウド給与も利用しているのですが、そちらとの連携があり、登録していた内容が自動的に反映されており、年末調整を行う際にとても便利だと感じました。事業者情報などが「クラウド給与から更新」ボタンを押すだけで反映されますし(一部は手入力が必要ですが)、従業員の情報も給与やマイナンバーを1から入力する手間がかなり省けます。
公開日: 2023/12/25
続きを読む
すべての口コミを見る
良い点

特徴・メリット

  • 労働基準法関連含めて118種の帳票に対応
  • 給与計算ソフト含めて連携できるシステムが多い
  • 交通費申請や出張費申請にも活用できるワークフロー機能搭載
気になる

注意点・改善点

  • 初期費用がかかる
  • 単体の導入ではカバーできる業務が限られる(同社別シリーズあり)
  • カスタマイズ性に欠ける(口コミ)
初期費用(税抜)100,000円(登録料)カバー業務・入社手続き・電子申請
月額プラン・料金(税抜)400円/人API・シリーズ連携可能な給与計算ソフトマネーフォワード クラウド給与、給与奉行 i10/i11、給与奉行V ERP10/11、SMILE V2 人事給与、PCA 給与 dx/hyper、PCAクラウド 給与 dx/hyper、給与・法定調書顧問 R4、給与応援 R4 Premium、Weplat 給与応援 R4 Premium、GrowOne 給与SX
無料トライアル30日間あり導入実績シリーズ累計45,000社以上

オフィスステーション 労務は、株式会社エフアンドエムによるクラウド型労務管理システムです。同社は中小企業向けにバックオフィスコンサルティングや士業向けの支援サービスなどを展開し、スタンダード市場に上場しています。

オフィスステーションはアラカルト方式をとっており、労務の他に勤怠・給与・年末調整・給与明細・有休管理・ウェルビーイングのパッケージから好きな機能を選んで導入できます。
豊富な対応帳票が特徴で、社会保険45種・雇用保険24種・労働保険14種・労災保険24種・労働基準関連6種・入社手続き関連5種の計118種に対応しています。

社会保険月額変更対象者検索や到達年齢対象者検索などの検索機能も搭載し、複数事業所管理機能では従業員ごとに所属事業所を登録できます。データ分析機能では、オフィスステーション内の情報を集計して、女性管理職比率や育児休業取得率などをグラフや表で表示可能です。

API連携できる給与計算ソフト・勤怠管理システムも多く、既存システムとの併用も容易です。給与計算ソフトは上記表のとおり、勤怠管理システムは「KING OF TIME」「Touch On Time」「スマートろうむ」「ジョブカン勤怠管理」「クロノスPerformance」と連携できます。

総合評価
4.00
入社時のペーパーレスがほぼ実現
3/5
BOXILが口コミ投稿に謝礼をお渡ししています
営業・販売部門
・管理側画面の設定は、やや煩雑な面もあるが、
従業員側(入社者)画面は、シンプルなUIで分かりやすい。ペーパーレスが実現し、書類回収、確認のための出社はなくなり、リモートワークもしやすくなった。
・立ち上げ時サポートがあまりなく、入社時は自力で設定するのにやや苦労した。設定時の質問窓口は有料ではなく充実するとありがたい。
公開日: 2024/02/26
続きを読む
機能が豊富
4/5
BOXILが口コミ投稿に謝礼をお渡ししています
人事部門
人事労務に関する数多の業務を手軽に電子化可能です。想像以上に機能があるため、使いこなすには時間がかかりますが、電子化を実感しています。汎用性があり、この評価にしました。
公開日: 2024/01/31
続きを読む
すべての口コミを見る

PCA Hub 労務管理

ピー・シー・エー株式会社
0.00 0件の口コミ
まだ口コミはありません このサービスの口コミを書く
良い点

特徴・メリット

  • 身上変更ワークフローに特化
  • 専用ヘルプデスクによるサポート
  • 操作ログの記録や2段階認証などのセキュリティ体制
気になる

注意点・改善点

  • PCA 給与シリーズとの連携が必要
  • 単体の導入ではカバーできる業務が限られる
初期費用(税抜)0円カバー業務・身上変更ワークフロー
月額プラン・料金(税抜)450円/人
最低利用料金:月4,500円
API・シリーズ連携可能な給与計算ソフトPCA 給与シリーズ
無料トライアル2か月間導入実績要問い合わせ

PCA Hub 労務管理は、基幹業務系ソフトウェアを企画・設計・開発するピー・シー・エー株式会社が提供する身上申請電子化サービスです。PCAでは給与・会計・人事管理・経費精算・給与明細・年末調整などの多様なソリューションが提供されています。

PCA Hub 労務管理は氏名変更、住所変更、本人連絡先・緊急連絡先変更、通勤経路・通勤費変更、扶養家族変更、口座情報変更の申請書類手続きに対応しています。従業員は上記の変更が生じた際に、オンラインで手軽に申請可能です。

初期費用は無料で月額450円/人、10名から契約できます。2か月間の無料体験も可能です。
複数の労務ソフトがパッケージ化された「PCA Hub HR Suite」では、労務管理・給与明細・年末調整の機能を使用でき、2026年3月20日申し込みまでの期間限定で100円/人(10人単位の契約)で提供されています。

PCA Hub 労務管理はPCA給与シリーズとの連携により利用できます。連携するPCA給与シリーズは、クラウド版・オンプレミス版どちらでも可能です。ただし、他社の給与計算ソフトとは連携できません。

かんたん雇用契約 for クラウド

良い点

特徴・メリット

  • 入退社手続きや契約更新、変更に特化
  • 給与届出書、交通費申請書なども電子化できる
  • 導入設定、ID設定はベンダーが対応
気になる

注意点・改善点

  • 単体の導入ではカバーできる業務が限られる
  • 文字をもう少し大きく表示するとさらに見やすくなる(口コミ)
初期費用(税抜)150,000円~カバー業務・入社手続き
月額プラン・料金(税抜)20,000円~API・シリーズ連携可能な給与計算ソフト要問い合わせ
無料トライアルあり導入実績要問い合わせ

かんたん雇用契約forクラウドは、セイコーソリューションズ株式会社が提供する雇用契約手続きに特化したクラウドサービスです。セイコーソリューションズは、DXを通じて顧客のビジネスモデルの変革を推進することを目指し、さまざまなITソリューションを提供しています。

かんたん雇用契約forクラウドは入社、契約更新・変更、退職などの際の雇用契約手続きを電子化できます。雇用形態や契約区分ごとに収集する情報や承認フローの設定が可能で、さまざまな雇用形態に対応。

入力チェック機能(選択入力、ポップアップガイド)、画像添付機能、住所・銀行検索機能、電子署名・タイムスタンプ機能、アラート機能(契約更新、外国人従業員の在留期間など)を搭載しています。CSVインポート・エクスポートや駅すぱあと連携による通勤手当計算も可能です。

導入費は100,000円~、月額利用料金は管理する従業員数に応じて20,000円~です。導入時の設定(契約書・入力項目設定、組織情報登録、データ移行)はベンダー側が行ってくれます。

総合評価
4.00
雇用契約書もペーパーレス
4/5
BOXILが口コミ投稿に謝礼をお渡ししています
営業・販売部門
やはり紙で雇用契約書を管理するより、iPad一つの方が何かと便利です。入社時の必要書類も写真に撮ってアップするだけなので、導入後に雇用契約に関する手続きの生産性が格段にアップしました。
公開日: 2023/12/15
続きを読む
すべての口コミを見る

社労夢Company Edition

良い点

特徴・メリット

  • 帳票作成や電子申請、マイナンバー管理に特化
  • 労災給付を含め94種の帳票に対応
  • 特に便利だと感じたのは、電子申請がわかりやすい順序であるること(口コミ)
気になる

注意点・改善点

  • 単体の導入ではカバーできる業務が限られる
  • データ保存、抽出がワンクリックでできると良い(口コミ)
  • 区分の細かい設定がわかりにくい(口コミ)
初期費用(税抜)0円カバー業務・電子申請・マイナンバー管理
月額プラン・料金(税抜)45,000円~API・シリーズ連携可能な給与計算ソフト
無料トライアル2か月間あり導入実績カゴメ株式会社、パーソルホールディングス株式会社、株式会社MCEAホールディングスなど

社労夢Company Editionは、株式会社エムケイシステムが提供する電子申請クラウドシステムです。同社は社会保険労務士に支持されている「社労夢シリーズ」を展開。そのノウハウを活かし、一般企業向けに開発されたのが社労夢Company Editionです。

入社から退職までの従業員のライフイベントに関わるさまざまな申請手続きを一元管理し、進捗状況を可視化できます。現在利用中の人事・給与システムのデータを取り込むことで、二重入力の手間を省けます。
94種類の帳票に対応しており、社会保険・雇用保険・労働保険・労災給付など、各種申請に必要な帳票が用意されています。電子申請後の公文書は必要な情報が一覧化され、ステータスもすぐに把握できます。
複数事業所の従業員情報も一括管理できるため、複数拠点のある大手・中堅企業も利用しやすいでしょう。手続きの進捗状況は色分け表示やアラート機能で管理することで、申請の遅れや漏れを防ぎます。

eNEN

株式会社エムケイシステム
良い点

特徴・メリット

  • 年末調整に特化
  • 一問一答方式と申告書方式を選べる
  • マイナポータル連携により電子データで必要な情報を取得できる
気になる

注意点・改善点

  • 単体の導入ではカバーできる業務が限られる
初期費用(税抜)300,000円カバー業務・年末調整
プラン・料金(税抜)年間400円/人
利用ユーザー100名単位の課金
API・シリーズ連携可能な給与計算ソフトShalom
無料トライアル要問い合わせ導入実績約6,400事業所

eNENは、株式会社エムケイシステムが提供するWeb年末調整システムです。約6,400の事業所で利用されており、さまざまな規模の企業で導入されています。同社は電子申請システム「社労夢Company Edition」や「DirectHR」を提供しています。

eNENでは、 初心者向けの「ウィザード方式(一問一答)」と、入力が簡単な「プロセス方式(申告書イメージ)」の2つの申告方法があり、従業員は自身の特性や会社の状況に合わせて申告方式を選択できます。 証明書サンプルを見ながら入力できるためわかりやすく、控除額は自動計算されます。

また、管理者は全体の進捗状況をグラフで把握でき、支店や個人別の進捗状況も一目で確認できます。人事システムから基本情報を取り込み、収集した情報を給与計算へ連携可能。

初期設定費用は300,000円で、契約は100名単位での課金となります。従業員100名以上の企業の場合、利用料は従業員1名あたり年間400円です。1000名以上の場合は別途見積もりが必要です。導入から運用まで専門チームが、既存システムとの連携や運用時の設定をサポートします。

総合評価
4.00
eNEN使い心地
4/5
BOXILが口コミ投稿に謝礼をお渡ししています
人事部門
【操作性・使いやすさ】
私はすぐ使えましたが、年配の方はわかりにくいそうです。
【他のサービスとの連携面(カスタマイズ性)】
データをダウンロードし、利用している給与システムと合わせる際は少しエクセルデータの形を変える必要があります。
【営業担当やサポート面】
いつも大変手厚くお世話になっております。
公開日: 2024/08/01
続きを読む
すべての口コミを見る

COMPANY 人事管理システム

良い点

特徴・メリット

  • 人事情報の収集から履歴管理、可視化までを一気通貫で実現
  • 豊富な標準項目で各社特有の管理ニーズにも対応
気になる

注意点・改善点

  • タレントマネジメント、給与計算は別機能として提供
初期費用(税抜)要問い合わせカバー業務・個人情報管理・組織管理・発令管理・異動案作成・ID管理・身上変更ワークフロー・評価ワークフロー・帳票作成・資格管理
月額プラン・料金(税抜)要問い合わせAPI・シリーズ連携可能な給与計算ソフト勤怠管理、給与計算、タレントマネジメント機能と連携
無料トライアルなし導入実績2023年12月末時点の契約ライセンス数510万人、従業員数3,000人以上の国内企業の3社に1社が利用

COMPANY 人事管理システムは、大手法人向け人事システムです。制度の異なるグループ会社でも、組織情報を一元管理でき、会社を横断した検索や集計を行えます

豊富な標準項目を実装し、業務経験歴や職務歴、資格情報などに加え、各社特有の項目も予備項目を含め標準機能で対応可能です。蓄積された人事データをもとに、会社や事業部をまたいだ人材情報の集計・検索が容易になり、異動や配置の最適化にも活用できます

また、資格の有効期限管理や更新アラート機能も備えており、社員のスキル管理も効率化できます。契約継続率98%の実績をもち、大規模な人事情報を効率的に管理したい企業、人事データにもとづいた戦略的な人材配置を実現したい企業におすすめです。

※ボクシル掲載資料参照(2025年6月時点)

DRESS CODE HR Force

Dress Code株式会社
0.00 0件の口コミ
まだ口コミはありません このサービスの口コミを書く
良い点

特徴・メリット

  • 業務委託を含む会社と関わる人の情報を一元管理
  • DRESS CODEシリーズの利用で、ITや採用、プロジェクト、ガバナンスなども幅広く管理可能
気になる

注意点・改善点

  • 開発中の機能があるため、提供機能の詳細については確認が必要
初期費用(税抜)要問い合わせカバー業務・個人情報管理・入退社手続き・年末調整・雇用契約・マイナンバー管理・与信チェック・人材評価・組織図(マトリクス)・離職予兆分析 など
月額プラン・料金(税抜)要問い合わせAPI・シリーズ連携可能な給与計算ソフト要問い合わせ
無料トライアルあり導入実績要問い合わせ

DRESS CODE HR Forceは、人事情報の収集や労務業務、履歴管理、情報の可視化まで可能なシステムです。従業員や業務委託、社外協力者などの情報の台帳管理を行え、異動や登録情報の変更履歴も可視化します。
入退社に加え、雇用契約や休職手続きなど、人事労務に関する申請手続きに対応し、申請者はスマートフォンから表示に従って手続きを進められます

業務委託の際の入退場手続きや契約、報酬支払い、納品物管理にも対応しており、業務契約者に関する情報を一元管理できます。蓄積情報をもとに、組織構造や部門間の関係も可視化でき、シミュレーションも可能です。

奉行Edge 労務管理電子化クラウド

株式会社オービックビジネスコンサルタント
0.00 0件の口コミ
まだ口コミはありません このサービスの口コミを書く
良い点

特徴・メリット

  • 人事データベース、入社手続き、電子申請に特化
  • 同社別シリーズ併用で幅広い労務をカバーできる
  • 社員情報は1,000以上の管理項目を利用可能
気になる

注意点・改善点

  • 法人単位で年間契約が必要
  • 単体の導入ではカバーできる業務が限られる
  • 月額料金が15,000円~とコストがかかる場合も

奉行Edge 労務管理電子化クラウドは、奉行シリーズを展開する株式会社オービックビジネスコンサルタント(OBC)が提供するクラウド労務管理システムです。同社は1981年から事業を開始し、同社は1981年から事業を開始し、OBC上でユーザー登録を完了した数は80万にものぼっています。プライム市場に上場しています。

奉行Edge 労務管理電子化クラウドは、入社時を含む従業員の情報収集機能、社員情報の一元管理機能、電子申請機能、オンライン雇用契約機能を搭載しています。入社手続きはもちろん、退職・産休・育休・転勤・高年齢雇用継続給付・定年後再雇用・正社員登用などさまざまな手続きを効率化できます。
同社シリーズの「給与奉行クラウド」と「総務人事奉行iクラウド」とは自動連携が可能。同社の奉行Edgeには他にも「勤怠管理クラウド」「給与明細電子化クラウド」「年末調整申告書クラウド」「マイナンバークラウド」などのパッケージがあり、組み合わせることでより包括的な労務管理ができます。
導入サポートは有料となり、導入指導(6時間)150,000円、環境構築支援は30,000円~です。なお、導入支援は全国約3,000事業所の認定パートナーへの依頼も可能で、環境構築やデータ移行をはじめ、システム連携・開発、業務コンサルティングなどを受けられます。

※出典:オービックビジネスコンサルタント「 労務管理システムの奉行Edge 労務管理電子化クラウド |人事・労務クラウドのOBC 」(2025年10月2日閲覧)

人事労務コボット

良い点

特徴・メリット

  • 入社手続きに特化
  • 入職者だけでなく、保証人との電子サインにも対応
  • 求人サイト「バイトル」のdip社が運営
気になる

注意点・改善点

  • 単体の導入ではカバーできる業務が限られる
  • 料金が要見積もりで事前に把握しづらい
  • 導入実績が公開されておらず、要問い合わせ

人事労務コボットは、ディップ株式会社が提供する入社手続き・雇用契約に特化した労務管理システムです。同社は「バイトル」といった求人情報サイトやHRソリューションのコボットシリーズを運営しており、プライム市場に上場しています。

人事労務コボットは、情報収集フォーム・変更管理、電子サイン、ビザ・運転免許証・雇用契約期限アラート、本部・拠点間での情報共有、マイナンバー管理、社労士との共同管理などの機能を搭載しています。

電子サインでは労働条件通知書・雇用契約書をはじめ、誓約書・身元保証書・ 内定通知書・内定承諾書にも対応可能。さらに、入社時に保証人の承認が必要な際に保証人にも契約書を送信し電子サインができます。

従業員はスマートフォンで完結できるため、パートやアルバイトの雇用が頻繁に発生する飲食店や小売店などの企業にも適しているでしょう。コボットには「人事労務」の他に「面接」「採用ページ」「集客コボット for LINE」などのシリーズがあります。

「BOXIL SaaS AWARD Autumn 2025」の受賞サービス

BOXIL SaaS AWARD 2025

「BOXIL SaaS AWARD(ボクシル サース アワード)」は、SaaS比較サイト「BOXIL」が毎年3月4日を「SaaSの日(サースの日)」と定め、優れたSaaSを審査、選考、表彰するイベントです。

今回の「BOXIL SaaS AWARD Autumn 2025」は、2024年7月1日から2025年6月30日までの1年間で新たに投稿された口コミを審査対象としており、計161サービスに、ユーザーから支持されるサービスの証としてバッジを付与しました。

Good Service 受賞サービス一覧
SmartHR労務管理 freee人事労務

【Good Service】:「BOXIL」上に投稿された口コミを対象に、各カテゴリで総得点の高いサービスに対してスマートキャンプから与えられる称号です。

口コミ項目別No.1 受賞サービス一覧
サービスの安定性No.1 freee人事労務
使いやすさNo.1 SmartHR労務管理
機能満足度No.1 SmartHR労務管理
カスタマイズ性No.1 freee人事労務
お役立ち度No.1 freee人事労務

【口コミ項目別No.1】:「BOXIL」上に投稿された「口コミによるサービス評価」9項目を対象に、各カテゴリ、各項目において一定の基準を満たした上で、最も高い平均点を獲得したサービスに対して、スマートキャンプから与えられる称号です。

>>BOXIL SaaS AWARD Autumn 2025の詳細はこちら

導入経験者に聞いた!労務管理システム選びの注意点

操作性やカスタマイズ性はデモ・トライアルで確認する

操作性やカスタマイズ性は問い合わせやデモ・トライアルで確認する必要があります。企業によって扱いやすいと感じる点や、カスタマイズしたい内容などが異なりやすいためです。

いくつかサービスを絞り込んだら、自社で行いたい運用を具体的に伝え、実際に操作してみることが重要です。

操作性やカスタマイズ性についてどのような声があるのか、BOXIL編集部が労務管理システムを導入した方に行ったインタビューをもとに紹介します。

導入担当者の経験談<IT会社・人事労務部Tさん>
実際にやっている業務で困っていることや実現したいことがあれば、デモやトライアルの際に担当者に聞いてみたほうがいいと思います。たとえば、私たちは日付の異なる部署履歴を一度で抽出できるか、新姓でも旧姓でも検索できるかといった点を確認しました。
導入担当者の経験談<アプリ開発会社・人事部リーダーAさん>
絞り込んだ3社と商談してそれぞれの担当者に「○○できますか?」と聞くと、どの会社も「できます」との返答でした。しかしそれぞれのシステムを操作してみると”やりやすさ”は結構違いました。手間はかかりますが、実際に触ってみることが大事だと思います。

※編集部が行った導入企業への取材内容をもとに編集・要約

また、労務管理システムは人事・労務の担当者だけでなく、身上変更や年末調整、勤怠打刻など一般の従業員が操作することが多いため従業員目線の操作性も重要です。トライアルの際には、複数人の従業員に協力をしてもらいましょう。

サービスの開発スピードを確認する

導入経験者に行ったインタビューでは、システム開発のスピードについての声がありました。機能開発や改善はどのサービスでも行っていているものの、その対応スピードはベンダーによって差があるようです。

開発スピードが速いベンダーであれば、自社の要望やバグ修正などにすぐ対応してもらいやすいでしょう。問い合わせや商談の際、システムで実現したいことの対応可否や機能実装の予定を確認しておくとよいでしょう。

サービスの開発スピードについてどのような声があるのか、BOXIL編集部が労務管理システムを導入した方に行ったインタビューをもとに紹介します。

導入担当者の経験談<IT会社・人事労務部部長Yさん>
改善のリクエストをした際にどの程度の期間で対応してもらえるかを確認することで、導入後に負担を感じる場面も減ると思います。
導入担当者の経験談<介護関連会社・人事労務部Tさん>
自分たちがシステムで目指していることを伝えて、対応できるかどうかを確認しました。その際、その時点では非対応でもいつまでに実装予定できるかを伝えてくれたベンダーは開発のスピード感があると思い、そのサービスに決めた一因になりました。

※編集部が行った導入企業への取材内容をもとに編集・要約

また、サポート体制が充実しているかは安定運用に至るまでに重要なポイントです。チャットや電話、Web会議などどの方法でどこまでサポートしてもらえるかを聞いてみましょう。

なお、導入時の設定や専任サポートは有料のケースがあります。導入に自社でどれだけリソースを割けるか、クラウドサービスの導入に知見のある従業員がいるかも確認しておきましょう。

労務管理システムの比較ならBOXIL

労務管理システムを選定する際には、次のポイントを比較するとよいでしょう。

  • カバーしたい業務範囲
  • 料金、無料プランの有無
  • 作成が必要な帳票
  • 健康保険組合への電子申請の要否
  • 既存の給与計算ソフトとの連携可否

サービス比較を負担に感じているのであれば、BOXILでのサービス資料請求がおすすめです。BOXILならサービス提供会社が作成した紹介資料をまとめて入手できます。

1.マイページから各社の資料をまとめてチェック

マイページから資料を閲覧できるイメージ

BOXILであれば、マイページより請求した各社の資料を閲覧できます。請求した資料は会員登録済みの同僚や上長へURLにて共有可能です。

2.比較表で機能や料金からサービスを絞り込み

マイページでの比較表作成イメージ

比較表にて、料金や機能軸にてサービスを見比べられます。サービスを追加・削除して選定に使ったり、共有して稟議に使ったりできます。

\比較表とセットで使いたい!/

3.会員登録すれば無料選び方ガイドも閲覧可能

選び方ガイド一覧

サービス提供企業が作成した資料のほかに、選び方ガイドやSaaS業界レポートも入手できるようになります。サービス資料とあわせて、ぜひ選定に役立ててください。

\まずは会員登録!/

BOXILならサービス資料をまとめて請求できます。機能や料金の比較表とあわせて、システム選定を前に進めましょう。

労務管理システム選び方ガイド

労務管理システム選び方ガイド

記事をシェア

Success icon
URLをコピーしました
BOXIL掲載のお知らせ

貴社のサービスをBOXILに掲載しませんか?

見込み客獲得や認知度向上をしたいサービスをお持ちの方は是非ご掲載ください。

スクロールトップボタン

TOPへ