RPAツール比較|おすすめサービスの機能や価格・タイプ別の選び方

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BOXIL Magazine編集部

RPAツールのサービス一覧

RPAの代表的なサービスを徹底比較!クラウド・デスクトップ・オンプレミスの提供形態だけでなく、構造認識・画像認識・座標指定のどれに対応しているか、料金プラン、口コミ評価などをまとめて比較できます。また、RPAツール導入で失敗しない選び方も紹介します。

RPAツールには多くの種類があり「どれを選べばいいか」迷いますよね。後から知ったサービスの方が適していることもよくあります。導入の失敗を避けるためにも、まずは各サービスの資料をBOXILでまとめて用意しましょう。
【料金・機能比較表つき】RPAツールの資料をダウンロードする(無料)

また、BOXILでは「どのサービスが自社に適しているのか教えてほしい」という方のために、最短1分で自社に合うRPAツールがわかる診断を用意しました。登録不要、無料でご利用いただけるため、ぜひご活用ください。

RPAの導入は初めてですか?

目次

RPAとは

RPA は、Robotics Process Automationの略称で、単純作業を自動化したソフトウェアです。アプリケーションのマクロとは違い、多くのサービスをまたいで自動化できます。たとえば、ファイルの生成やテキストの転記などの自動化が可能です。

なお、RPAツールの種類はさまざまです。たとえば、不揃いなデータを成形できるAI/ナビ搭載 業務自動化RPA RKシリーズや、マウスで設定できる初心者向けRPAのCoopelなどがあります。

RPAツールの種類

RPAツールは大きく分けて、次の3つに分類されます。

  • デスクトップ型
  • サーバー型
  • クラウド型

デスクトップ型はパソコン1台ずつにインストールして利用する形式、サーバー型はサーバーおよび各自のパソコンにインストールする形式、クラウド型はインストールせずにオンラインで利用する形式です。

それぞれの特徴をまとめると、次のようになります。

デスクトップ型サーバー型クラウド型
インストール先パソコンサーバーとパソコン提供企業のサーバー
初期費用の目安10万〜100万円100万〜2,000万円1万〜10万円
企業規模の目安中小企業・大企業大企業中小企業
メリットPC内に保存されているファイルやアプリケーションの操作、社内システムとの連携が得意自社サーバー内にシステムを構築するため、情報漏えいや不正アクセスのリスクが低くなる導入コストを抑えたり、パソコンへの負荷を小さくしたりしたい企業に便利
デメリット複数のPCでRPAを稼働させる場合、管理やバージョン管理が煩雑になる恐れがあるシステム全体の複雑性が増して、適切な管理や監視を行わないとシステムの障害やパフォーマンス低下をもたらす恐れがあるネットワーク環境が不安定な場合、RPAロボットが正常に動作しないリスクがある
おすすめ企業主にオフラインでの作業を自動化したい新規導入の企業他社のRPAを利用して勝手がわかっている企業主にオンラインでの作業を自動化したい新規導入の企業

RPAのなかには、すべてのタイプに対応しているものもあります。本記事で紹介しているサービスは、それぞれ次のタイプに対応しています。

デスクトップ型、サーバー型、クラウド型すべてに対応・RPA BizRobo!
・WinActor
・SS&C Blue Prism
・Pega Robotic Process Automation
デスクトップ型とクラウド型・RPAロボパットDX
・JobAuto
・batton
・AUTORO
・NICE Robotic Process Automation
・Power Automate
サーバー型とクラウド型・Automation Anywhere
デスクトップ型・AI/ナビ搭載 業務自動化RPA RKシリーズ
・Autoジョブ名人
・pengu
・ipaSロボ
・進化型AI-RPA RoboWorker
・マクロマン
・アシロボRPA
・robop
・RoboTANGO
・Autoメール名人
クラウド型・UiPath StudioX
・RPAらくらくロボ
・Coopel
・AutoDate
・コピロボ
・Yoom
・AUTORO
・BizteX cobit
・bindit

RPA BizRobo!、WinActor、SS&C Blue Prism、Pega Robotic Process Automationは、すべてのタイプに対応しているため、使い勝手の違いを比べやすいです。

RPAの種類について詳しくはこちら にて解説しています。

構造認識か画像認識か座標指定か

RPAツールに命令するときの方法が、構造認識か画像認識か座標指定かはチェックすべきポイントです。それぞれの仕組みやメリットなどは次のとおりです。

構造認識画像認識座標指定
仕組み内部構造をもとに位置を特定事前に登録した画像をもとに位置を特定パソコン上の位置をあらかじめ指定
エラーの発生回数少なめ中くらい多め
メリット見た目に依存しないため正確性が高い見たままで指定できる見たままで指定できる
デメリットツールによってはエラー時の修正に工数がかかる画像が隠れてるとエラーになるパソコンやディスプレイのサイズが異なるとエラーになる

おすすめは構造認識によって指定をするRPAツールです。画像認識や座標指定では、見た目が変更された際にエラーが発生し自動化がストップします。

また、見た目をもとに判断するため時間がかかりやすいのもネックです。構造認識の場合は、作成やメンテナンスに工数がかかると思われがちですが、便利なRPAツールは構造認識であっても、作りやすく修正できるよう設計されています。

構造認識完備のツールであれば、RPA BizRobo!やUiPath StudioXなどが対応しており便利です。

RPAツールのシェア No.1は「AI/ナビ搭載 業務自動化RPA RKシリーズ」

BOXILの調査による導入したRPAツールTOP8

RPAツールの導入に携わった1,827人を対象にBOXILが独自アンケート※1を実施し、導入したRPAツールを尋ねました。
シェアが最も多かったのは、 AI/ナビ搭載 業務自動化RPA RKシリーズ で8.76%。その後に RPAらくらくロボ が6.24%、 Autoジョブ名人 が5.42%、 マクロマン が5.31%、 AUTORO が4.76%、 WinActor が4.60%、 batton が4.27%、 RPA BizRobo! が4.27%と続きます。これら8社で全体の43.63%を占めていました。

上位のRPAツールは、ノーコードもしくはローコードで業務プロセスを自動化し、定型作業の効率化と人為ミスの削減を実現します。

企業のデジタル変革が加速する中、バックオフィス業務の自動化は人材不足対策と業務効率化の両面で重要性が高まっています。最新のRPAツールはAIとの連携強化により、非構造化データの処理や判断を要する業務への対応力を高め、単純作業の自動化から知的業務支援へと進化しているのです。
業務プロセス全体を見直し、真の意味でのDXを実現するためのツールとして、RPAの戦略的活用はさらに広がりを見せるでしょう。

※調査概要:インターネット調査にてRPAツールの導入に携わった全国20〜60代の1,827人へ実施。本調査の期間は2025年3月17日〜19日。本アンケート結果は小数点以下任意の桁を四捨五入しており、合計が100%にならない場合がある

RPAの比較表とサービス資料

\ 稟議や社内提案にも使える!/

RPAツールの失敗しない選び方

RPAツールの選び方で迷わないよう、サービスを探す際の手順をまとめました。

  1. 機能の抽出と優先順位決め
  2. RPA連携対象システムの選定
  3. 価格の問い合わせ
  4. 要件に合う企業へ資料請求
  5. 試験導入で社内評価後、本導入のサービスを決定

1.機能の抽出と優先順位決め

RPAツールに搭載されている機能を確認しましょう。RPAツールには、次のような機能が搭載されています。

主な機能特徴
データ入力・転記Excel、Web、システム間でのデータ入力および転記作業の自動化に対応
ファイル操作ファイルのダウンロード、アップロード、保存、形式変換、開閉を自動で行える。PDFファイルへの変換機能も持つサービスもある
Web操作Webサイトからのデータ取得(クローリング)、Webサイトへのデータ入力、Webサイトの巡回に対応
メール操作メールの送受信、レポート配信、アラート通知、未提出者への催促メールの送信を自動化できる
データ集計・加工Excelデータの集計、加工、統合を自動で行える
システム連携基幹システムを含む各種システムへのデータ登録、取り出し、およびシステム間の情報連携が可能
スケジュール実行設定した業務を定期的に自動実行する機能を備えている

何の機能があるか確認したら、必要な機能と不要な機能か選別し、優先順位を付けていきます。

たとえば、Webサイトに特化したサービスを使いたい場合はBizteX cobitが適しています。Excelやシステムをまたいだ複雑な業務の自動化を求める場合はpengu、WebサイトとExcelのミックスであればCoopelが便利です。

確認方法内容該当するRPAツールの例
RPAを導入するのが初めてかどうか確認するRPAの導入が初めてなら、小規模な自動化から始めやすいデスクトップ型やクラウド型がおすすめです。勝手がわかっている2回目以降の場合は、サーバー型のRPAツールが適していることもあります。デスクトップ型、サーバー型、クラウド型にすべて対応しているRPA
【該当するツールの例】
・RPA BizRobo!
・SS&C Blue Prism
作業をオフラインで行うか、オンラインで行うのかを確認する自動化する作業をオフラインで実行している場合、デスクトップ型のRPAを選びましょう。オンラインでの作業内容を自動化したい場合は、クラウド型がおすすめです。デスクトップ型のRPA
【該当するツールの例】
・AI/ナビ搭載 業務自動化RPA RKシリーズ
・RPAロボパットDX
決まった時間に行う作業があるか確認する自動化する作業を行う時間が決まっている場合、自動で起動するRPAツールがおすすめです。「毎月◯日や毎日〇時に実行」のような作業が該当します。自動化する時間が決まっているRPA
【該当するツールの例】
・Autoメール名人
自動化対象のアプリやWebサイトのページレイアウトが変わることがあるか確認するアプリやWebサイトの画面の色、レイアウト、画像、クリックしたいボタンの色や配置などが頻繁に変わる場合は、画像認識ではなく構造認識のRPAが向いています。構造認識のRPA
【該当するツールの例】
・Automation Anywhere
・Autoジョブ名人
社内担当者がエンジニアかどうか確認する自動化の設計を行う担当者がエンジニアである場合は、HTMLやアプリケーションの知識が必要な構造認識のRPAでも問題ありません。非エンジニアが担当する場合、専門知識が不要な画像認識や座標認識のRPAにしましょう。画像認識と座標認識を両方持つRPA
【該当するツールの例】
・アシロボRPA
・Pega Robotic Process Automation
自動化する作業と手動で行う作業を同時に行うことがあるかを確認するRPAの動作中は他の作業を原則実施できませんが、処理内容によっては構造認識と画像認識のどちらかで対応できることもあります。自動化するタスクの工程に、バックグラウンドでの作業を必要とするかどうか確認しましょう。バックグラウンド機能を持つRPAに該当
【該当するツールの例】
・RPA BizRobo!
・Automation Anywhere
複数の作業を同時に自動化することはあるか確認する同一のパソコン内で複数作業を同時に自動化する場合、複数ロボットを並列して稼働できるRPAの方がおすすめです。複数のロボットを並列して稼働できるRPA
【該当するツールの例】
・SS&C Blue Prism
・Microsoft Power Automate(デスクトップ版)

RPAを初めて導入する場合は、すべてのタイプに対応しているRPA BizRobo!やSS&C Blue Prismで使い心地を試すのも良いでしょう。

2.RPA連携対象システムの選定

RPAツールの中には、文字認識から入力までを自動化できたり、AIとの連携でより高度な自動化ができたりするものがあります。連携できるシステムの種類や代表的なシステム例などは、次のとおりです。

連携できるシステムの種類代表的なシステム例連携で自動化可能な主な事例
基幹システム系ERP、CRM・Excelデータからの自動入力、更新
・未処理データの検知と通知
・各種データに基づく自動発注、報告書作成
・顧客情報の自動登録、更新
・問い合わせ内容の自動集計、連携
経理・会計系会計ソフト、経費精算システム 、販売管理システム、購買管理システム・銀行明細の自動取得と仕訳入力
・請求書データの自動登録
・月次、年次レポートの自動作成
・経費申請の自動承認
・受発注データの自動入力と在庫連携
人事・労務系勤怠管理システム、給与計算システム、人事管理システム・勤怠データの自動集計と給与計算システムへの連携
・長時間労働者の自動検知と通知
・給与明細の自動生成と配信
・人事情報の自動更新、連携
オフィスアプリケーションMicrosoft Excel, Outlook, Word, PowerPoint・WebサイトからのデータスクレイピングとExcelへの入力
・複数Excelファイルのデータ統合とレポート作成
・特定メールの自動振り分け、添付ファイルのダウンロード
・メールの内容に応じた自動返信(テンプレート使用)
Webアプリケーション・クラウドサービスECサイト、Webサイト全般、ワークフロー管理ツール・ECサイトの注文データ自動入力、在庫更新
・競合サイトの価格調査、各種Webサイトからの情報収集
・データ入力、申請の自動起票と承認者への通知
・複数システムからのデータ収集とBIツールへの連携
その他(技術連携)OCR (AI-OCR)、チャットボット・紙書類や画像からの文字情報読み取りとシステムへの自動入力
・チャットボット経由での問い合わせ内容処理と関連システムへの連携
・必要な情報の自動取得とチャットボット経由での回答

RPAツールとの連携が必要なシステムを決めることが大切です。自動化する際の手順はこちらです。

確認方法内容
現在利用しているAI-OCRやクラウドサービスを確認するAI-OCRをはじめとするAI関連システム、定型業務を行っているクラウドサービスは何か確認しましょう。
連携方法を確認するCSV読み込みやAPIなど、サービスによって連携の仕方は異なるので、あらかじめ連携方法を調べておきましょう。

基幹システム系と連携させたい場合はAutoメール名人、クラウド領域の業務自動化を進めたい方はrobopが便利です。

3.価格の問い合わせ

RPAツールの料金は、デスクトップ型・サーバー型・クラウド型のどれにするかで、初期費用や月額費用が大きく異なります。

  • デスクトップ型:初期費用10万〜100万円、月額費用1,000円~数十万円
  • サーバー型:初期費用100万〜2,000万円、月額費用75,000円~数十万円
  • クラウド型:初期費用1万〜10万円、月額費用0円~10万円

クラウド型であれば初期費用が1万〜10万円程度に抑えられるものの、サーバー型では数百万円する場合もあります。また、クラウド型の場合は月額費用も1万〜10万円かかることが多いため、何年運用する想定なのかも考えてトータルコストを試算しましょう。

確認方法内容
RPAツールの導入に使用できる予算を確認するRPAツールの料金相場を把握し、導入に使用できる予算を確認しましょう。
複数人・複数拠点で使用する予定があるか確認する複数人・複数拠点で使用する予定がある場合、1ライセンスで複数端末で使える料金体系のサービスがおすすめです。

機能問わずとにかく安く使いたい場合は0円~使えるYoomや、1ユーザー2,248円~利用できるPower Automateがおすすめです。

4.要件に合う企業へ資料請求

これまで確認した内容を踏まえて、 BOXILのRPAツールのランキング で要件に合うツールを探しましょう。

確認方法内容ワンポイントアドバイス
機能の要件を満たすサービスはあるか確認する各サービスの搭載機能を確認し、条件に合うシステムを探します。なければ必要な機能を見直しましょう。機能が複数ある場合は、優先順位を付けておくことで、迷った際に決めやすくなる
連携の要件を満たすサービスはあるか確認する利用しているシステムと連携できるサービスを確認し、条件に合うシステムを探します。すべてのシステムを連携できない場合は、連携させるシステム数を減らす。もしくは複数のRPAツールを組み合わせることで対応できる場合がある
必要なサポートを受けられるか確認するRPAの運用サポートや使い方マニュアル、解説動画、ユーザーコミュニティ、汎用的なスクリプト、開発者教育などがあるかを確認しましょう。サポートを確認する際は、誰に対してのアドバイスか確認することが大事。初心者向けのケースもあれば、上級者向けの場合もある
要件に合うサービスの資料請求をする各要件を満たすサービスの口コミ評価の投稿と点数を確認し、要件に合うサービスの資料請求をしましょう。口コミの評価が何に対するものか確認することが大事。点数が高いからといって、自社のニーズにマッチしているサービスとは限らない。RPAツールの内容と照らし合わせることが大事
試験導入するサービスを数社に絞り込む資料の内容であらためて要件と合っているのかを確認し、試験導入するサービスを数社に絞り込みましょう。機能が多いからといって、使い勝手が良いとは限らない。機能数ではなく、要件に合致しているかという視点で絞ることが大事

しかし、自身だけでは決められない場合もあるでしょう。その際はプロに相談する方法もあります。

なお、RPAツールの運用に特化した人材からサポートしてほしい場合は、ウィルオブ・ワークのRPAサービス(WinActor)がおすすめです。また、導入前の相談から導入後の運用、保守まですべて行ってほしい場合は、PRO×BoT(プロ×ボット)が便利です。

5.試験導入で社内評価後、本導入のサービスを決定

絞り込んだRPAツールを試験導入し、実際の使用感を確かめます。従業員からの評価もあわせて確認し、本導入するサービスを選びましょう。

確認方法内容
絞り込んだサービスを試験導入して使用感を確認する資料請求したサービスのトライアルに申し込み、実際に社内で使ってみましょう。
従業員からの評価は高いか確認する自動化の設定が簡単にできたか、誰にでもできそうかをヒアリングしましょう。
本導入するサービスを決める従業員の評価に問題がなければ導入手続きを進めましょう。

試験導入する際は、無料トライアルが長く設定されているサービスがおすすめです。長い期間費用をかけずに実行でき、ランニングコストも抑えられます。次のRPAツールには、2か月以上の無料トライアルが付いています。

2か月以上の無料トライアル付きサービス無料トライアル期間
UiPath StudioX60日間
AI/ナビ搭載 業務自動化RPA RKシリーズ2か月間
Autoジョブ名人2か月間
Power Automate90日間

たとえば、Power Automateには90日間の無料トライアルがあるため、時間をかけて使用感をつかみたい企業におすすめです。


サービス比較はここからが本番!

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RPAの比較表

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※資料数は、BOXILでの掲載状況によって増減する場合があります。

RPAツールの比較【有名サービス厳選】

まずは、RPAツールの中でも有名なサービス5つを比較します。

ツール特徴構造解析画像認識座標指定OCR(文字起こし)AI
RPA BizRobo! – オープン株式会社機械学習機能を用いた画像解析が強み◯(BizRobo! OCR with AI insideにて可能)◯(Roboforceにて可能)
WinActor – エヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ株式会社独自のシナリオを作成でき、カスタマイズ性に優れている-(文字列による検索は可能)要問い合わせ
UiPath StudioX – Ui path株式会社UiPath Studioが初心者向けに調整されている要問い合わせ要問い合わせ
SS&C Blue Prismセキュリティ万全でAIも搭載されている-(連携にて可能)
Automation Anywhere内部統制の認証ISO/IEC 27001やSOC2やType2を持っている
良い点

良い

  • コミュニティサービスが充実している
  • 他のRPAソフトと比べ、バックグラウンドでの運用でできることも多い
  • 教育関係が導入時よりも充実してきており、月一ペースでオンラインので講習なども開かれる。
気になる

気になる

  • 任意のステップから作業を開始できると良い
  • ノーコードであっても、ある程度の知識がないと初心者は使いこなすことができない
  • 1ライセンスでロボットを無制限に作成可能
  • 機械学習機能を用いた画像解析機能で安定稼働
  • 時間指定や任意のタイミングなど、作業実行のタイミングを選べる
  • 特徴
  • 機能
  • 料金
  • 利用した人の口コミ

RPA BizRobo! は、Tungsten AutomationがリリースしているRPAツールのOEMで、日本語に最適化されているシステムです。日本語に対応したマニュアルやコミュニティはもちろん、情報量の多い海外コミュニティもあり、問題が起きても自己解決しやすいです。

デスクトップ型とサーバー型から選べるため、要件に合わせて導入できます。独自ブラウザでの開発が特徴的なのでぜひトライアルにて使用感を試してみましょう。

提供形態スケジュールでの起動対象の指定方法複数ロボットの並列稼働OCR(文字起こし)AI
クラウド型, デスクトップ型, サーバー型構造解析, 画像認識, 座標指定◯(BizRobo! OCR with AI insideにて可能)◯(Roboforceにて可能)
プラン名称初期費用年額費用
BizRobo! mini900,000円
BizRobo! Lite300,000円1,200,000円
BizRobo! Lite+300,000円1,800,000円
BizRobo! Basic500,000円7,920,000円

無料トライアルは30日間です。

RPA BizRobo!の詳細はこちらの記事でも解説しています。


また、RPA BizRobo!をもとに開発されたソフトバンクの SynchRoid と呼ばれるRPAツールもあります。RPA BizRobo!の良さを活かしてソフトバンクからのサポートを受けられるため、あわせて検討するとよいでしょう。

SynchRoidの詳細はこちら

WinActor

NTTドコモビジネス株式会社
良い点

良い

  • 定型作業の自動化
  • ルール通りに格納してくれるのでインプット側に間違い無ければ安心
気になる

気になる

  • レイアウトのカスタマイズ
  • 結局インプットファイルの更新は手作業
  • RPA稼働状況を可視化し運用負荷を軽減
  • 操作を記録して独自のシナリオを作成できる
  • ExcelやERPなどWindowsで操作可能なアプリに対応
  • 特徴
  • 機能
  • 料金
  • 利用した人の口コミ

WinActor は、NTTアドバンステクノロジが提供するRPAツールです。日本で作られたRPAツールで導入企業も多く、日本語のマニュアルや解説動画が豊富にそろっています。

RPAツールの運用に特化した人材がサポートするなど、手厚いサポートが特徴のツールです。販売代理店の認証制度もあり、好みの企業からサポートやアドバイスを受けられる点も強みです。

提供形態スケジュールでの起動対象の指定方法複数ロボットの並列稼働OCR(文字起こし)AI
クラウド型(管理機能), デスクトップ型, サーバー型画像認識, 座標指定要問い合わせ-(文字列による検索は可能)要問い合わせ

要問い合わせ。無料トライアルは30日間。

良い点

良い

  • 変数テンプレートがExcelで用意されている
  • 用意されているExcelテンプレートに設定するだけでエラー処理ができる
気になる

気になる

  • エラー発生時に表示される画面に有人クリックを要求しており、無人実行ロボットに登録すると止まる
  • UiPath Studioをシンプルな初心者向けに調整
  • ロボット管理に向いたUiPath Orchestratorあり
  • エラー処理の対処も充実
  • 特徴
  • 機能
  • 料金
  • 利用した人の口コミ

UiPath StudioX は、UiPath Studioを初心者でも扱いやすいよう機能を限定したRPAツールです。

より詳細まで作り込めるUiPath Studio、複数ロボットの管理が可能なUiPath Orchestrator、自動化できそうな業務を探せるTask Miningなど習熟度に応じて使い分けられます。
OCRやAIほか多様なプランを搭載しており、徐々に利用規模を拡大したい企業におすすめです。

提供形態スケジュールでの起動対象の指定方法複数ロボットの並列稼働OCR(文字起こし)AI
デスクトップ型構造解析, 画像認識, 座標指定要問い合わせ要問い合わせ

UiPathのほかシリーズにてクラウド型やサーバー型での利用、OCRやAIの利用が可能

プラン名称料金(年額)
ノードロックライセンスフル機能版1,098,680円/PC1台
実行版300,080円/PC1台

無料トライアルは60日間。

良い点

良い

  • 開発環境はライセンス不要で、本番環境のみなのもコスト面でメリットがあった
  • Blue Prismのサポートチームは非常に反応が良く、問題解決のための迅速な支援を提供してくれます。
  • 処理スピードが速い
気になる

気になる

  • 何だかんだITリテラシーが低い人には難しい
  • パソコンの画面上にエラーなどが出ると処理が止まる
  • 稼働状況を可視化しリアルタイムで対応
  • 運用管理や監査、セキュリティに強み
  • ロボット管理しやすい
  • 特徴
  • 機能
  • 料金
  • 利用した人の口コミ

Blue Prism は、大企業での利用におすすめしたいRPAツールです。ユーザー管理やクライアント管理、セキュリティ確保など、大手企業で必要とされる要件に強いのが特徴。

オンラインコミュニティやFAQは英語ながら投稿が盛んで、運用体制を確保しやすい企業や大規模での導入を検討している企業におすすめのRPAツールです。

提供形態スケジュールでの起動対象の指定方法複数ロボットの並列稼働OCR(文字起こし)AI
クラウド型, デスクトップ型, サーバー型要問い合わせ構造解析, 画像認識, 座標指定-(連携にて可能)

料金は要問い合わせ。無料トライアルは30日間。

Blue Prismの詳細はこちら

Blue Prismの詳細はこちらの記事でも解説しています。

良い点

良い

  • 連携機能が豊富である
  • 無料トライアルもありお試しができる
  • 他の人が作成したものを購入することで簡単に業務効率化を図れる
気になる

気になる

  • 知識がないと作成できない場合がある
  • バージョンアップによりAgentの再インストールが必要になる
  • 自動化するタスクの発見から実装、観測まで実施
  • 自動化優先度の設定
  • AI搭載により高度な運用が可能
  • 特徴
  • 機能
  • 料金
  • 利用した人の口コミ

Automation Anywhere は、RPAの開発前後にかかる工数も削減しやすいRPAツールです。内部統制の認証ISO/IEC 27001やSOC2 Type2を取得しています。

自動化する対象を見つけるDiscovery Bot、ロボットを実装するRPA Workspace、ロボットの稼働状況をレポーティングするBot Insightなど、RPAの運用まで見据えた利用が可能です。

提供形態スケジュールでの起動対象の指定方法複数ロボットの並列稼働OCR(文字起こし)AI
クラウド型, サーバー型構造解析, 画像認識, 座標指定

料金は要問い合わせ。無料トライアルは30日間。

Automation Anywhereの詳細はこちら

Automation Anywhereの詳細は次の記事にて解説しています。

RPAツールの比較【デスクトップ型とクラウド型に対応】

デスクトップ型とクラウド型に対応しているツールを7つ紹介します。

ツール特徴構造解析画像認識座標指定OCR(文字起こし)AI
RPAロボパットDX無料のヘルプデスク、基本サポートを完備◯(Pat-OCR with AI insideとの連携にて可能)要問い合わせ
JobAuto初期費用0円で利用できる国産RPA
battonクリックとキーボード入力の2つで設定可能要問い合わせ◯(RPAの実行に使用)
AUTOROさまざまなサービスを自動化できる要問い合わせ
NICE Robotic Process Automationコールセンター業務の自動化に長けておりAIとの連携も可能要問い合わせ要問い合わせ要問い合わせ◯(Enlighten AIにて可能)
Power AutomateOffice製品との連携に強く、多様なテンプレートを活用
Pega Robotic Process Automationチャットボットやコーディングにも対応◯(Pega OCRにて可能)
良い点

良い

  • 「現場で使える」高い操作性と学習のしやすさ(プログラミング知識不要、直感的な操作性など)
  • 手厚いサポート体制(充実した導入・運用支援、無料のトレーニングなど)
  • 柔軟な料金体系とコストパフォーマンス(初期費用・保守費用が無料、費用対効果の高さなど)
気になる

気になる

  • 画像認識の安定性と柔軟性の向上(解像度の違いによる誤動作やUI変更への対応など)
  • ロボット作成・運用の効率化(ひな形やサンプルの充実、エラー発生時のデバッグ機能の強化など)
  • Web操作もマウスとキーボードで簡単自動化
  • 繁忙期だけの利用が可能な月単位の契約
  • 画像認識で特殊なアプリケーションを自動化しやすい
  • 特徴
  • 機能
  • 料金
  • 利用した人の口コミ

RPAロボパットDX は、無償のヘルプデスクや操作勉強会が充実していて、導入から運用までをサポートしてくれるRPAツールです。必要に応じて作成代行や認定プログラムも受講できます。1か月単位で契約でき、特定の時期のみアプリケーションを利用したい企業におすすめです。

提供形態スケジュールでの起動対象の指定方法複数ロボットの並列稼働OCR(文字起こし)AI
デスクトップ型画像認識要問い合わせ◯(Pat-OCR with AI insideとの連携にて可能)要問い合わせ

料金は要問い合わせ。無料トライアルは1か月間。

JobAuto

株式会社シジャム・ビーティービー
良い点

良い

  • 初期費用がゼロ
  • ほとんどのアプリケーションに対応できる
  • サポート体制の充実
気になる

気になる

  • 月額費用をもう少し抑えたい…
  • 特にありませんが、価格面においてのご検討いただきたくお願いします。
  • アプリを使用する業務も自動化できる
  • サーバ機能を標準搭載
  • 連続3日間ロボットの連続稼働が可能
  • 特徴
  • 機能
  • 料金
  • 利用した人の口コミ

JobAuto は、仮想環境での動作、集中管理機能を標準搭載した国産RPAツールです。初期費用0円で利用でき、使い方のレクチャーや導入推進、制作代行などのサポートも行ってくれます。

作成できるロボット数やスケジュールを実行するロボット数に上限はありません。

提供形態スケジュールでの起動対象の指定方法複数ロボットの並列稼働OCR(文字起こし)AI
デスクトップ型、クラウド型構造認識、座標認識、画像認識
初期費用月額費用
0円4万円~

batton

良い点

良い

  • ユーザーフレンドリーなUI
  • レシピ作成代行
  • 一回設定するとほぼ修正しなくていい
気になる

気になる

  • 価格が少し高い
  • 業務が属人化しやすく、社内で使える人材が少ない
  • AI搭載で自動で変化を検出し記憶してくれる
  • ユーザー会やユーザーコミュニティの展開
  • AIが学習した内容を他のパソコンにも共有できる
  • 特徴
  • 機能
  • 料金
  • 利用した人の口コミ

batton(バトン) は、目標の設定から運用までを担当者がサポートしてくれるRPAツールです。KPIの決定から、業務の棚卸し、導入の計画、運用のアドバイス、四半期ごとの勉強会など、多くの面で手助けしてくれます。

「スマートフォンのように誰でも使える設計」を掲げており、シナリオ設定に必要なのはキーボード操作のみです。また、搭載AIがパソコン上の画像や解像度を自動検出し、異なるパソコンでも同じ作業を行えるため、RPA初心者でも扱いやすいでしょう。

提供形態スケジュールでの起動対象の指定方法複数ロボットの並列稼働OCR(文字起こし)AI
インストール型要問い合わせ画像認識要問い合わせ要問い合わせ◯(RPAの実行に使用)

料金と無料トライアルは要問い合わせ。

良い点

良い

  • ノーコードで業務を自動化できる
  • チャットサポートの返信が早い
  • ロボットの作成が簡単
気になる

気になる

  • テンプレートの種類の増加
  • プログラミング不要で業務フローを記録可能
  • 反社チェックや広告レポート、ECサイト業務など幅広く自動化
  • データの可視化でリモートワークにも対応
  • 特徴
  • 機能
  • 料金
  • 利用した人の口コミ

AUTORO は、画面上で実際の操作を記録させるだけで、定型業務を自動実行できるクラウド型RPAです。自動化したいアクションや、サービスのURLの指定などの操作を画面上で視覚的に指示できます。

複雑なデータ取得もノーコードで実行でき、多数のAPI連携機能を標準搭載しているほか、デスクトップやアプリの操作も可能です。また、業務フローをまるごとコピーして共有できるため、個人にもチームでの運用にも向いています。標準提供のチャットサポートは丁寧かつスピード対応で評判です。

提供形態スケジュールでの起動対象の指定方法複数ロボットの並列稼働OCR(文字起こし)AI
クラウド型構造解析, 座標指定要問い合わせ

料金は要問い合わせ。
2週間の無料トライアルを打ち合わせ実施後に利用可能。

NICE Robotic Process Automation

  • 操作ガイドの表示やシステム補完動作ができるコールアウト機能
  • OCRやAIとの連携が可能
  • 大規模での展開にも対応
  • 特徴
  • 機能
  • 料金

NICE Robotic Process Automation は、コールセンター業務の自動化に強いRPAツールです。カスタマーサクセスに対するソリューションとしてRPAツールを利用すると特に有効活用できるものの、ほかの業種でも十分に利便性を享受できます。比較的大規模な企業や予算をかけられる企業におすすめです。

料金と無料トライアルは要問い合わせ。

NICE Robotic Process Automationの詳細はこちら

Power Automate

  • 豊富な言語に対応
  • Windows10ユーザーはデスクトップ版が無料
  • 多様なテンプレートを活用
  • 特徴
  • 機能
  • 料金

Power Automate は、マイクロソフトが提供するOffice製品との連携に強みを持つRPAツールです。

Windows10のユーザーはPower Automate Desktopを無料で利用できるほか、それ以外のユーザーであっても数千円から数万円程度で導入できます。Office製品をはじめ多くのアプリケーションを自動化できるため、低価格からPRAツールをはじめたい多くの企業におすすめです。

Power Automateの詳細はこちら

Pega Robotic Process Automation

  • メールの分類、返信の自動化
  • OCRやAIの連携に対応
  • チャットボットやコーディングも可能
  • 特徴
  • 機能
  • 料金

Pega Robotic Process Automation は、BPM(Businesse Process Management)をするのに役立つRPAツールです。OCRやAIとの連携のほか、チャットボット、ローコードでの開発など業務効率化につながるサービスを多数提供しています。RPAに限らず多方面からの業務効率化を検討している企業におすすめです。

料金は要問い合わせ。無料トライアルは30日間。

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RPAツールの比較【デスクトップ型10選】

デスクトップ型に対応しているRPAツールを10個紹介します。

ツール特徴構造解析画像認識座標指定OCR(文字起こし)AI
AI/ナビ搭載 業務自動化RPA RKシリーズ異なるフォーマットのデータを自動成形できる
Autoジョブ名人フロー型とリスト型のスクリプトに対応-(連携にて可能)要問い合わせ
pengu業務自動化ツールと育成プログラム完備要問い合わせ要問い合わせ要問い合わせ
ipaSロボ無料のe-Learningと専任講師によるオンライントレーニング付
進化型AI-RPA RoboWorker動作エラーやシナリオ変更にも対応可能
マクロマン利用人数関係なく無料で使える
アシロボRPA個別サポートでRPA担当の育成を無料サポートしてくれる-(別サービスとしてアシロボAI-OCRを提供)
robopBizteX Connectとの連携に対応している要問い合わせ要問い合わせ
RoboTANGOデスクトップ型でありながら他拠点でもライセンスを使いまわせる-(他社サービス連携で可)
Autoメール名人メール処理とデータ変換の自動化に長けている
良い点

良い

  • RPAのスムーズな導入
  • KEYENCEの技術サポートが万全であること
  • 開発経験がなくてもある程度ロボットを作成できること
気になる

気になる

  • UIが重すぎで一つのアクションを作るのに、非常に時間がかかる
  • 部品のヘルプが乏しくどのような時に使ってよいのかわかりづらい
  • 不揃いなデータを成形できるKeyデータベースを搭載
  • シナリオ作成をナビがサポート
  • 画面上で行った操作を丸々記録できる
  • 特徴
  • 機能
  • 料金
  • 利用した人の口コミ

AI/ナビ搭載 業務自動化RPA RKシリーズ は、2ステップでシナリオ作成できるRPAです。アイコン表示された動作を並べ、ナビにしたがってクリックすることでシナリオ設定できます。

異なるフォーマットのデータを自動成形できるため、Excelデータを加工し基幹システムへアップロードするシナリオも作成可能です。専任担当のサポートやeラーニングなどを無料で利用でき、業務診断から実運用までサポートしてくれます。

提供形態スケジュールでの起動対象の指定方法複数ロボットの並列稼働OCR(文字起こし)AI
クラウド型画像認識

要問い合わせ

Autoジョブ名人

良い点

良い

  • パソコン内の容量をあまり必要としない
  • 細かいバックオフィス業務をRPA化できる
気になる

気になる

  • Google系アプリとの連携性強化
  • サポートが不在の場合がある
  • フロー型とリスト型のスクリプトに対応
  • スケジュール実行のような基本機能が充実
  • エラー時のメール通知を標準搭載
  • 特徴
  • 機能
  • 料金
  • 利用した人の口コミ

Autoジョブ名人 は、同社提供のAutoブラウザ名人をパワーアップさせたRPAツールで、ほか名人シリーズとの組み合わせが可能です。

構造解析でのロボット作成、スケジュールにもとづいた実行など確実におさえたい機能を満たしつつ、日本人にとって使いやすいのが強みです。 ユーザックシステム株式会社のYoutubeチャンネル では、日本語のロボット作成動画を閲覧できます。

提供形態スケジュールでの起動対象の指定方法複数ロボットの並列稼働OCR(文字起こし)AI
デスクトップ型構造解析, 画像認識, 座標指定要問い合わせ-(連携にて可能)要問い合わせ
プラン名月額年額
Autoジョブ名人 自社開発基本パック100,000円1,200,000円
Autoジョブ名人 開発依頼基本パック30,000円360,000円
データ変換オプション 開発版10,000円120,000円
データ変換オプション 実行版1,000円12,000円
実行指示クライアント24,000円

無料トライアルは2か月間。

良い点

良い

  • OCR・ETL・RPAが一体型で使える
  • SEによる導入支援が手厚く、失敗のリスクが少ない
気になる

気になる

  • OCRの処理速度がもう少し向上すれば、さらに使いやすくなると感じます
  • アイコンで操作、設定できる現場社員向けRPA
  • データのダウンロード・アップロードなどあらゆるPC作業を自動化
  • Excelやシステムをまたいだ複雑な業務の自動化をサポート
  • 特徴
  • 機能
  • 料金
  • 利用した人の口コミ

pengu は、RPA、ETL、OCRの機能を備えた業務自動化ツールです。24時間対応のサポートチャットやマンツーマンでの教育プログラムをセットで提供し、現場社員による活用をサポートしています。

プログラミングの知識がなくても、Excel集計業務や紙帳票のデータ化、システムをまたいだデータ転記など、複雑な業務の自動化も可能です。

提供形態スケジュールでの起動対象の指定方法複数ロボットの並列稼働OCR(文字起こし)AI
デスクトップ型要問い合わせ要問い合わせ要問い合わせ

要問い合わせ

ipaSロボ

株式会社デリバリーコンサルティング
良い点

良い

  • ​​デスクトップ型であるため、オフラインでの業務の自動化が可能
  • サポートサイトにテンプレートがあって便利
気になる

気になる

  • コスト回収まで時間がかかる
  • 実行専用版の変更できるスクリプトをもう少し増やしてほしい
  • ノンコーディングで作業手順を記述できる画像認識のデスクトップ型RPA
  • 無料のe-Learningと専任講師によるオンライントレーニングでスキル向上を支援
  • 何度でもZoomで相談できる無料のオンラインサポート
  • 特徴
  • 機能
  • 料金
  • 利用した人の口コミ

ipaSロボ は、デスクトップ上に表示されている画像をドラッグ&ドロップで指定する画像認識処理を使った記述ができ、誰でも簡単に作業手順を自動化するロボットを作成可能です。

無料トライアルは1週間or1か月間から選べます。自社にマッチした運用ができるのか見極めたい方におすすめです。

提供形態スケジュールでの起動対象の指定方法複数ロボットの並列稼働OCR(文字起こし)AI
デスクトップ型構造解析, 画像認識, 座標指定

ipaSロボの料金は、フル機能版と実行専用版に分かれています。年間一括契約の場合、ディスカウントがあるため、気になる方は資料をダウンロードして問い合わせてみましょう。

プラン名ライセンス費
プロダクトライセンスフル機能版2,160,000円(税抜)
プロダクトライセンス実行専用版540,000円(税抜)
サブスクリプションライセンスフル機能版120,000円(税抜)
サブスクリプションライセンス実行専用版30,000円(税抜)

進化型AI-RPA RoboWorker

良い点

良い

  • 自動で面倒な書類作成を行ってくれる
  • 基本的なシナリオ作成はマウスだけで完成
  • 比較的安価
気になる

気になる

  • 強いて言えば自動化がスタートしてから完了まで数分ですが時間がかかる点
  • 各コンポーネントの使用方法のヘルプがわかりにくいことがある
  • 自然言語でRPAプロセスを構築できる
  • ドラッグ&ドロップでシナリオ作成
  • 組み合わせたAI機能により動作エラーにも柔軟に自動応答
  • 特徴
  • 機能
  • 料金
  • 利用した人の口コミ

進化型AI-RPA RoboWorker は、AI搭載の誰でも使えるRPAツールです。動作エラーやシナリオ変更にも柔軟に対応できます。AIを使用したIPAモードでは、プログラミング不要でシナリオの作成が可能です。

提供形態スケジュールでの起動対象の指定方法複数ロボットの並列稼働OCR(文字起こし)AI
構造認識、座標認識、画像認識
プラン名月額費用
RoboWorkerAIエージェント要見積もり
RoboWorkerIPA要見積もり
実行版(オプション)要見積もり
良い点

良い

  • 定型業務の自動化
  • 業務品質の標準化
  • 導入をスムーズに行える
気になる

気になる

  • カスタマーサポート
  • 国産RPAが機能や利用人数に制限なく利用料無料
  • 対面式の研修サービス
  • 練習事例集やテンプレートの利用
  • 特徴
  • 機能
  • 料金
  • 利用した人の口コミ

マクロマン は、オフライン上でも完全無料で利用できるデスクトップ型の国産RPAです。料金がかかるのは有償サポートを頼んだときだけです。

費用が発生するケースとして、開発の受託や操作などを依頼できる「RPA女子」のサービスを受けたり、1時間単位で相談したりするときなどが挙げられます。

提供形態スケジュールでの起動対象の指定方法複数ロボットの並列稼働OCR(文字起こし)AI
デスクトップ型構造解析, 画像認識, 座標指定

料金は無料で全機能の利用が可能です。無料期間の縛りやダウンロード台数の縛りもありません。別途、有償サポートによってRPAの開発を依頼可能です。

アシロボRPA

ディヴォートソリューション株式会社
良い点

良い

  • サポートの対応が迅速だったこと
  • 高度なITスキルが不要でシナリオを組める
  • 無料サポートが手厚い
気になる

気になる

  • 操作に関しては使いにくい点もいくつかあるので、改善してほしい
  • 他シナリオを参照して新シナリオに手順を移植しにくい(アシロボの複数立ち上げはできない)
  • 3つの操作画面で利用しやすい
  • 操作説明会や個別サポートなどでRPA担当の育成を無料サポート
  • 加工可能なシナリオを無料提供
  • 特徴
  • 機能
  • 料金
  • 利用した人の口コミ

アシロボRPA は、RPAシステムと担当育成がセットになった継続率98%のサービスです。1つの契約でパソコン2台分のRPAを利用できます。

Excel講座や入門編、応用編などユーザーレベルに応じた操作説明会を無料開催しており、導入後の個別相談も回数無制限で対応してくれます。また、ルールと手順のある定形業務であれば、フロー図といった設定不要で利用可能です。官公庁や大手企業をはじめ、規模や業種問わず導入実績があります。

※BOXIL掲載資料参照(2025年8月閲覧)

提供形態スケジュールでの起動対象の指定方法複数ロボットの並列稼働OCR(文字起こし)AI
デスクトップ型座標認識、画像認識、HTMLソースなど要問い合わせ

※別サービスとしてアシロボAI-OCRを提供。

初期費用月額費用
20万円5万円

※1法人1回限りのため追加契約時0円。

良い点

良い

  • コマンドの表記がわかりやすく、IT知識 のない人でも簡単に作業ができる
  • サポート体制がとても充実している
  • 価格も比較的安い
気になる

気になる

  • 後からダウンロードして追加できる機能があり、調べないとわからない機能がある
  • マスター認定プログラムを受講しましたが、期待していたほど多くの知識を得られた実感はありませんでした。
  • 操作に高度な知識は必要なし
  • クリックとキーボードの入力の2つだけで設定可能
  • アクセス権限をユーザーごとに設定できる
  • 特徴
  • 機能
  • 料金
  • 利用した人の口コミ

業務自動化RPA robop はIT部門に頼らずロボットを簡単に作成できるRPAツールです。実務担当者による設定が可能で、設定変更時もスムーズに対応できます。

デスクトップ上のすべての操作を自動化できるため、企業独自の管理画面や自社開発ツールにも対応可能です。同社サービスのBizteX Connectとの連携により、クラウド領域の業務自動化も進められます。ムダのない組み合わせで幅広い業務、業種をカバーできるでしょう。

提供形態スケジュールでの起動対象の指定方法複数ロボットの並列稼働OCR(文字起こし)AI
デスクトップ型要問い合わせ画像認識要問い合わせ要問い合わせ

料金は要問い合わせ。無料トライアルは2週間。

RoboTANGO

スターティアレイズ株式会社
良い点

良い

  • RPA化推進
  • 比較的価格がリーズナブル
  • ロボット作成が簡単にできる
気になる

気になる

  • 動作が重くなる
  • 簡単ですがもう少し高度な機能が欲しい
  • デスクトップ型ながら他拠点でもライセンスを使い回せる
  • 録画機能搭載でいつものように業務を行うだけで記憶
  • トライアル利用中から無償でRPAロボットを作成
  • 特徴
  • 機能
  • 料金
  • 利用した人の口コミ

RoboTANGO は、サポート体制が充実しているデスクトップ型のRPAツールです。自動化したい業務は録画すればロボットの作成ができます。運用が不安な場合でも、オンラインレクチャーや個別のチャットサポート、オンラインサポートなど選択肢があるため、状況に合わせたサポートが可能です。自社のリテラシーにあわせて料金プランを選びましょう。

提供形態スケジュールでの起動対象の指定方法複数ロボットの並列稼働OCR(文字起こし)AI
デスクトップ型要問い合わせ要問い合わせ要問い合わせ要問い合わせ要問い合わせ
プラン名称初期費用月額費用
基本プラン100,000円65,000円
リモレクライトプラン150,000円95,000円

無料トライアルの期間は要問い合わせ。

RoboTANGOの詳細はこちら

Autoメール名人

ユーザックシステム株式会社
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  • メール操作を自動化する独自メーラーを搭載
  • プログラムレスで大量のデータ変換できる
  • 必要な処理アイコンをつなぐだけでフローを設定可能
  • 特徴
  • 機能
  • 料金

Autoメール名人 は、メール処理とデータ変換を自動化できるメーラー内蔵RPAツールです。メールの送受信や添付ファイルの圧縮や解凍、パスワード付きファイル処理などの操作、メール本文からのデータ抽出などの業務を自動化できます。

メールで受信したデータをExcelや各種データベース形式に変換するデータ変換機能も搭載しており、基幹システムへの連携や大量データの処理も可能です。スケジュール機能も搭載しており、曜日や時間、月末など、きめ細かい実行設定に対応しています。

その他サービス【デスクトップ型】

RPAツールの比較【クラウド型8選】

クラウド型に特化しているRPAツールを8つ紹介します。

ツール特徴構造解析画像認識座標指定OCR(文字起こし)AI
RPAらくらくロボ不動産業界に特化したRPA要問い合わせ要問い合わせ要問い合わせ
CoopelWebサイト、Excel、Google スプレッドシートの操作に対応
AutoDateデータ整理、管理表作成、更新の自動化に強み要問い合わせ要問い合わせ要問い合わせ要問い合わせ要問い合わせ
コピロボプログラミングやマクロの設定不要要問い合わせ要問い合わせ要問い合わせ要問い合わせ要問い合わせ
Yoom0円~利用できるフリープランがある
AUTORO多数のAPI連携機能を標準搭載しており、ノーコードでデータ取得できる要問い合わせ
BizteX cobitWebサイトやクラウドサービスに特化したRPA‐(他社サービス連携で可)
binditGmail、Slack、クラウドサインなどに対応要問い合わせ要問い合わせ要問い合わせ
良い点

良い

  • 機械的に物件情報を入力してくれる
  • タスク一覧をより簡便に把握できるようになった
  • 簡単な設定で利用できる
気になる

気になる

  • たまに動作が遅くなる
  • 検索性がちょっと弱い
  • 自動の画像判定による物件のカテゴリー識別
  • 物件情報の抽出や帳票作成など業務内容に合ったシナリオを選択可能
  • 1物件につき550項目以上ある物件情報の確認と修正に対応
  • 特徴
  • 機能
  • 料金
  • 利用した人の口コミ

RPAらくらくロボ は、シナリオのオーダーメイドにも対応可能な不動産業界向けサービスです。広告情報の過不足や禁止文字などの不備を自動修正したり、最新の空室情報へ自動更新したり、課題にあったシステムを選択利用できます。

更新案内書や収支報告書など毎月発生する帳票作成にも対応し、雛形の利用も可能です。

提供形態スケジュールでの起動対象の指定方法複数ロボットの並列稼働OCR(文字起こし)AI
クラウド型要問い合わせ要問い合わせ要問い合わせ

1シナリオ1万円~。詳細と無料トライアルは要問い合わせ。

良い点

良い

  • RPA導入を滞りなく行える
  • 機能豊富なのに低価格
  • 操作性がわかりやすい
気になる

気になる

  • 機能のリファレンスがもう少し充実していると嬉しい
  • 部分参照の呼び出し方ががわかりにくい
  • マウスで設定できる初心者向けRPA
  • SNSからの情報収集をSlackチャンネルに通知
  • Webサイト、Excel、Google スプレッドシートの操作に対応
  • 特徴
  • 機能
  • 料金
  • 利用した人の口コミ

Coopel は、変数定義、プログラミング知識が不要のRPAです。1アカウントから導入でき、利用規模に応じたアカウント追加が可能です。

クラウド環境はもちろん、ローカル環境でもロボットを動かせ、クラウド側で統合管理できるため、ノラロボットの発生を防止できます。

提供形態スケジュールでの起動対象の指定方法複数ロボットの並列稼働OCR(文字起こし)AI
クラウド型構造解析、画像認識
プラン初期費用月額料金(税抜)
Entry0円12,800円(クレジットカード払い)
Standard100,000円50,000円(クレジットカード払い)
Advanced200,000円100,000円(クレジットカード払い)

無料トライアルは30日間。

AutoDate

株式会社Marsdy
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  • データ整理、管理表作成、更新を完全に自動化
  • 人とロボットの合わせ技で柔軟なアウトプットを作成
  • 業務内容に合わせたフルカスタマイズ
  • 特徴
  • 機能
  • 料金

AutoDate は、数字管理表の更新、作成の完全自動化が可能なサービスです。RPAやSaaSツールだけで完結できない部分を、人とロボットによってアウトプットできます。

大元のデータベースの調整や再構築が不要で導入でき、既存のExcelといった数値管理表の更新や、管理表の新規作成、従業員への定期更新のプッシュ連絡などの代行も可能です。管理表の更新は、企業独自のシステムでも対応できます。

要問い合わせ

良い点

良い

  • ITリテラシーが無くても容易に操作可能な点
  • Excelに特化
  • 導入をスムーズに行える
気になる

気になる

  • EXCELしか対応していないので、Googleスプレッドシートに対応してくれるとありがたい
  • UIが若干複雑に感じる
  • アップロードされたファイルを自動的に検知・集計
  • 情報の可視化により資産の活用ができる
  • Boxのフォルダとメールの連携で集計業務を効率化
  • 特徴
  • 機能
  • 料金
  • 利用した人の口コミ

コピロボ は、難しい操作をすることなく、Excelの集計業務を自動化できるRPAです。既存のExcelファイルをBox上にアップするだけで自動的に集計してくれます。

マクロやプログラミングも不要で、Excelを使用できる方なら利用可能です。また、Excelをメールに添付してコピロボに送信することで自動集計し、Boxフォルダーに格納してくれる「メール連携」もあります。

提供形態スケジュールでの起動対象の指定方法複数ロボットの並列稼働OCR(文字起こし)AI
クラウド型
プラン名称料金
コピロボポケット22,000円~(税込)
コピロボForBox49,500円~(税込)

※ユーザー数に応じて月額料金が変動、詳細は要問い合わせ
※メール連携はオプション、プラン料金の30%
※コピロボを利用するためには、オンラインストレージ「Box」が必要。

良い点

良い

  • HRMOS採用との連携
  • 自動登録
  • データ入力の効率化
気になる

気になる

  • 初期設定
  • チャットツールに依頼内容を自動で通知
  • 分岐、ループ処理、並列処理など複雑なフローを設計可能
  • SaaS間のデータ同期を数クリックで完了
  • 特徴
  • 機能
  • 料金
  • 利用した人の口コミ

Yoom は、ノーコードで日々の事務作業を自動化できるハイパーオートメーションです。OCRやRPA、AIなどを組み合わせ、人やシステム、AIを連携した業務フローを自動化できます。

Google スプレッドシートをはじめ、多くのアプリケーションと連携でき、登録された情報を他システムへ自動で同期したり、契約書といった書類を自動作成しメールやシステム経由で送ったりできます。

提供形態スケジュールでの起動対象の指定方法複数ロボットの並列稼働OCR(文字起こし)AI
クラウド型画像認識
プラン名称料金
フリー0円
ミニ月額費用9,600円(税抜)~
チーム月額費用24,000円(税抜)~
サクセス月額費用48,000円(税抜)~
良い点

良い

  • 導入から運用までスピーディー
  • チャットサポートが便利
  • 従業員の労働時間が減る
気になる

気になる

  • 特になし
  • シナリオ作成はマウス操作のみ
  • スケジュールでの稼働や複数ロボットの並列に対応
  • 無料のチャットサポートでRPAの作成を支援
  • 特徴
  • 機能
  • 料金
  • 利用した人の口コミ

BizteX cobit は、Webサイトの読み取りやクラウドサービスの利用に特化したRPAツールです。スケジュールでの稼働や複数ロボットの並列といったRPAの自走に役立つ機能が充実していながら、エントリープランは月額2万円からと抑えられています。クラウドサービスの自動化を目指している企業におすすめです。

提供形態スケジュールでの起動対象の指定方法複数ロボットの並列稼働OCR(文字起こし)AI
クラウド型構造解析, 画像認識, 座標指定-(連携にて可能)要問い合わせ

要問い合わせ
無料トライアルあり

bindit

株式会社ユニリタ
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  • 業務フローにあったレシピを選ぶだけで作業を自動化
  • ITの専門知識不要でアプリ同士を連携
  • Gmail、Slack、クラウドサインなどのアプリに対応
  • 特徴
  • 機能
  • 料金

bindit は、異なるアプリケーション間のワークフローをノーコードで自動化できるツールです。フォームから申し込み、アプリの登録、作業フロー選択の3ステップで、単純な手作業やルーティン業務を自動化できます。

メール添付の契約書をクラウドサインへ登録したり、契約締結後にGoogle ドライブに保存したりできるテンプレートレシピを搭載しており、自動化したい業務に合わせて利用できます。もちろん独自の連携フローも作成可能です。

要問い合わせ

その他サービス【クラウド型】

  • HeartCore Robo

RPAの導入事例や効果はこちらの記事で詳しく解説しています。

RPAツールの導入・運用支援サービス

つづいて、RPA導入および運用のサポートが充実したサービスを紹介します。RPA導入により大きな効果が期待できることは確かですが、設定や運用開始後の調整が成功の鍵を握ります。RPAの取り扱い経験者が社内にいればよいものの、現場に適任者がいなければ、導入が頓挫してしまいかねません。

そこで頼りになるのが、RPAの導入をサポートしてくれる販売代理店やサービス提供会社です。運用に不安を抱えている方や、乗り換えを検討している方は、相談してみてください。

支援サービス特徴
ウィルオブ・ワークのRPAシステム導入支援サービスRPAの運用特化にしたサポートが強み
FOC RPAサービス (WinActor)30年以上にわたりアウトソーシングを提供してきた実績がある
PRO×BoT導入前~導入完了まで一括してサポートを受けられる
良い点

良い

  • ローコードで非エンジニアでも直感的に操作できる
  • シナリオが作成しやすく、修正もしやすい
  • 社員の改善意識向上
気になる

気になる

  • 利用範囲を増やしてほしい
  • 画像認識の精度が低く、文字列がうまく拾えない場合があること
  • 記録モードにして普段どおりの操作をすれば、自動化のシナリオが完成
  • WinActorの導入から研修、設計まで支援
  • 対象アプリに応じた記録モードを自動選択
  • 特徴
  • 料金
  • 利用した人の口コミ

ウィルオブ・ワークのRPAサービス(WinActor) は、業務支援ソフトウェア型ロボット「WinActor」の正規代理店として、業務自動化やRPAの構築、運用に特化した人材の紹介までトータルサポートするサービスです。

自動化を記録する操作や編集にプログラミングなどの特別な知識は不要で、簡単に自動化を実現してくれます。初級から中級レベルまでの技術研修やWeb会議ツールでのアドバイス、ノウハウのレクチャー、RPA技術者によるメールサポートなど、充実したサポートが無償で受けられるのも特徴の一つです。

要問い合わせ

FOC RPAサービス (WinActor)

芙蓉アウトソーシング&コンサルティング株式会社
良い点

良い

  • 単純作業であれば確実に自動化できミスがないので、初期費用を面を考えても人を1人採用するより効果的です。
  • アフターフォローがしっかりしてる。
  • 日常業務から解き放たれ、より戦略的な業務に時間が割ける
気になる

気になる

  • 導入稼働までに時間がかかります。
  • トラブルが起きた際、RPAを復旧させられるスキルを持った人材の育成が必要
  • 経営管理資料・営業資料作成の自動化
  • 検討段階からアフターフォローまで対応
  • トライアル期間付きで効果の有無を事前に確認可能
  • 特徴
  • 料金
  • 利用した人の口コミ

FOC RPAサービス (WinActor) は、長年にわたるアウトソーシングサービスの実績をもとに、NTTの研究所で開発されたRPAツール「WinActor」の運用を定着させるサービスです。入力業務はもちろん、印刷作業やインターネットでの情報収集まで幅広い業務に対応してくれます。

事前調査から行ってくれるため、「どの業務を自動化できるのか」を導入前に把握できるでしょう。RPAを介して業務コストを削減し、本来の業務へ専念できる体制を構築してくれます。

要問い合わせ

※ボクシル掲載資料参照

PRO×BoT

株式会社ProVision
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  • 詳細なサーバーログ管理
  • BANやキック、チャンネル・ロールの作成・変更の権限を制限
  • 自由に作成・管理できる一時的なチャンネル機能
  • 特徴
  • 料金

PRO×BoT(プロ×ボット) は、RPAの導入前・導入後、どちらにも対応したRPA診断サービスです。「RPA導入前診断」では、導入した際の効果や費用を具体的に提示し、自社にとってのRPAの必要性を判断する材料として活用できます。

また「RPA導入後診断」では、すでにRPAを導入している企業へ、第三者機関として、機能面の診断や担当者目線での効果を検証し、最大限RPAツールを活用できるようサポートします。導入前の相談から導入後の運用や保守までの一貫した支援により、生産性の向上を実現してくれます。

要問い合わせ

無料で使えるRPAツール

無料RPAツールを検討する場合は、無料で利用できる人数や条件、OSや機器などの対応環境、サポート体制、日本語対応の有無などを選定の軸として選ぶことが大切です。無料のRPAツールは上記の内容で利用制限があるため、なるべく自社の導入基準に合ったサービスを導入するとよいでしょう。

UiPath Community Edition

  • 有料の開発環境UiPath Studioを利用可能
  • 各種AIサービスとの連携
  • コミュニティでの質疑応答に対応
  • 特徴
  • 機能

UiPath Community Editionは商用利用の場合、条件付きですが有料版と同じ開発環境で利用できます。UiPath独自のAI-OCR機能「ドキュメント処理プラットフォーム」を利用して、AI-OCRを使った業務の自動化も可能なためおすすめです。

提供形態スケジュールでの起動対象の指定方法複数ロボットの並列稼働OCR(文字起こし)AI
デスクトップ型構造解析, 画像認識, 座標指定

UiPath Community Editionの詳細はこちら

「BOXIL SaaS AWARD Autumn 2025」の受賞サービス

BOXIL SaaS AWARD 2025

「BOXIL SaaS AWARD(ボクシル サース アワード)」は、SaaS比較サイト「BOXIL」が毎年3月4日を「SaaSの日(サースの日)」と定め、優れたSaaSを審査、選考、表彰するイベントです。

今回の「BOXIL SaaS AWARD Autumn 2025」は、2024年7月1日から2025年6月30日までの1年間で新たに投稿された口コミを審査対象としており、計161サービスに、ユーザーから支持されるサービスの証としてバッジを付与しました。

Good Service 受賞サービス一覧

【Good Service】:「BOXIL」上に投稿された口コミを対象に、各カテゴリで総得点の高いサービスに対してスマートキャンプから与えられる称号です。

口コミ項目別No.1 受賞サービス一覧
サービスの安定性No.1 RPAロボパットDX
カスタマイズ性No.1 RPAロボパットDX
営業担当の印象No.1 RPAロボパットDX
料金の妥当性No.1 RPAロボパットDX
初期設定の容易さNo.1 RPAロボパットDX
機能満足度No.1 RPAロボパットDX
お役立ち度No.1 RPAロボパットDX
サポートの品質No.1 RPAロボパットDX
使いやすさNo.1 RPAロボパットDX

【口コミ項目別No.1】:「BOXIL」上に投稿された「口コミによるサービス評価」9項目を対象に、各カテゴリ、各項目において一定の基準を満たした上で、最も高い平均点を獲得したサービスに対して、スマートキャンプから与えられる称号です。

>>BOXIL SaaS AWARD Autumn 2025の詳細はこちら

RPAツール導入時の注意点

RPAツールを導入する際に注意すべき点をまとめました。必ず確認して導入時の参考にしてみてください。

  • 注意点1:トライアル時にはプログラミング未経験の社員にも使ってもらう
  • 注意点2:事前にパソコンのスペックを確認しておく
  • 注意点3:自動化したい業務を明確にしておく

注意点1:トライアル時にはプログラミング未経験の社員にも使ってもらう

RPAツールの導入時には必ずトライアルを実施し、プログラミング経験のない社員にも使ってもらうことが大切です。

RPAツールのデスクトップ型、サーバー型、クラウド型のタイプのうち、どのタイプが自動化したい業務に適しているかを判断できるのは業務を行っている人だからです。

エンジニア以外でも簡単に設定ができるのか、普段の業務が自動化できそうなのかを確認するためにも、トライアルではプログラミング未経験の社員にも使ってもらいましょう。

注意点2:事前にパソコンのスペックを確認しておく

現在利用中のパソコンのスペックを確認しないで導入すると、失敗につながりやすいです。

RPAが動作する際にはパソコンに一定以上のスペックが求められます。そのため、スペック不足にて利用できず、導入しても動作しないケースが起こり得ます。

サービスを選ぶ際は、事前にサービス提供会社が推奨するスペックと利用予定のパソコンのスペックを確認しましょう。

注意点3:自動化したい業務を明確にしておく

自動化したい業務を明確にしてタスクへ落とし込み、どのように操作しているかを分解しておかないと導入に失敗しやすいです。

RPAではパソコンでどのように操作をしているのかを記録するので、そこが不明瞭だと自動化のフローに落とし込めません。

サービスを選ぶ際は、社内で自動化予定の業務内容をしっかり確認しておきましょう。

RPAツール導入時の注意点をさらに確認したい方は、RPAツールの導入事例を参考にしてください。

RPAツールの口コミ数ランキング

BOXILでまとめているRPAツールのレビュー数のランキングを紹介します。サービス選びの参考にしてみてください。

順位サービス名料金プラン説明文
1位![RPAロボパットDX](https://store.boxil.jp/media/images/uploads/media_image/media_image/52121/large.jpg) RPAロボパットDX月額40,000円〜「RPA ロバポットDX」は、純国産のRPAです。専門知識を持たない事務職や営業社員でも、エンジニアに依存せず業務自動化できることで生産性向上が実現します。
2位![CELF RPAオプション](https://store.boxil.jp/media/images/uploads/media_image/media_image/52122/large.jpg) CELF RPAオプション年額35,000円〜CELF RPAオプションは、国内最安級の国産RPAです。ドラッグ&ドロップだけで簡単に作成して、すぐに自動化ができます。
3位![WinActor](https://store.boxil.jp/media/images/uploads/media_image/media_image/52123/large.jpg) WinActor月額83,050円〜WinActorは、Boxに電帳法のスキャナ保存対応のメタデータ付与可能な独自機能も提供しています。無料導入コンサルも実施してくれます。
4位![Autoジョブ名人](https://store.boxil.jp/media/images/uploads/media_image/media_image/52124/large.jpg) Autoジョブ名人年額180,000円〜Autoジョブ名人は、操作対象のタグ指定による自動化を基本としているため、安定した稼働を実現します。ミスが許されない業務の自動化にはAutoジョブ名人が選ばれています。
5位![batton](https://store.boxil.jp/media/images/uploads/media_image/media_image/52125/large.jpg) batton月額148,000円〜Battonは純日本製のシンプルかつカンタンな、クラウドとオンプレのハイブリッドRPAです。「導入~目標達成」までしっかりサポートしてくれます。

まずは無料RPAを導入してみることも重要

選定基準に迷っている場合は、無料のRPAを導入してみることも重要です。中には完全無料のものもあり、RPAがどのようなものか体験してみたい、自社にあった業務の効率化ができるのかを確かめたい方にはおすすめです。

次の記事では、Power AutomateやUiPath Community Editionといった完全無料で使えるRPAを比較しています。あわせてご覧ください。

セキュリティや機能制限の問題が気になる方は、本記事で紹介したサービスの無料トライアルを申し込むのが良いでしょう。

RPAツール選び方ガイド

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