SFA(営業支援システム)には多くの種類があり「どれを選べばいいか」迷いますよね。後から知ったサービスの方が適していることもよくあります。導入の失敗を避けるためにも、まずは各サービスの資料をBOXILでまとめて用意しましょう。
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建設・建築業界にSFAが必要とされる背景
建設・建築の営業は入札や見積改定、追加工事が重なり、元請・下請・協力会社まで関係者が多く、情報が広がりやすいです。時間外労働の上限で「あとでまとめて整理」が難しくなり、根拠のある管理が欠かせません。
- 探し回る見積・値引き履歴:メールやExcelに散り、見積の版管理が崩れて再見積の手戻りが増え、営業事務が疲弊する
- 残業上限と見込みの根拠:締切前の追い込みの共有ができず確度の甘い見込みが残り、受注判断や人員手配を誤りかねない
- 現場へ届かない追加工事指示:手袋のまま受けた変更指示が共有から漏れ、協力会社調整の遅れやクレーム、未回収につながる
顧客情報の管理が煩雑
建設・建築の営業は、施主や設計事務所、元請・協力会社まで連絡先が増えがちです。名刺・メール・見積Excel・紙台帳に情報が散ると、見積条件や値引き理由を探し回り、更新が追いつきません。回答の遅れや引き継ぎ漏れが失注のリスクになり、営業事務も疲弊します。
案件の進捗状況が把握しにくい
外回りや現場対応が続くと、見積提出や入札の進捗が更新されず、案件量や停滞ポイントが見えなくなります。結果として数か月先の売上見込みがぶれ、外注や採用、予算配分の判断を誤りかねません。
建設・建築は見積から契約まで工程が長く、図面変更や追加工事で工程が後戻りすることも多いです。案件状況が可視化されないままだと、期限前のフォローが遅れて失注し、着工直前の段取り替えで現場も疲弊します。
関係者間のコミュニケーションが不足
建設・建築の案件は、施主・設計事務所・元請/下請・協力会社・資材メーカーが同時に動き、調整相手も頻繁に入れ替わります。電話やLINE、紙メモにやり取りが分散すると、設計変更や追加工事の指示が現場に届かず、工程遅延や手戻りが増えがちです。伝達の食い違いが起きると、クレームや追加費用の未回収につながる不安も残ります。
若手育成もOJT中心になりやすく、商談の経緯や値引き理由、キーパーソン情報が口頭のまま引き継がれずに消えることが多いです。顧客情報とノウハウが営業担当者の個人フォルダや頭の中に蓄積されると、異動や退職時の引き継ぎが限界になり、対応品質が一気に落ちます。
この状態を放置すると、重要案件ほど属人化が進み、受注確度の判断もぶれやすいです。結果として若手が成果を出せないまま離職し、営業と現場が慢性的に疲弊しかねません。
建設・建築業界におけるSFAの活用メリット
建設・建築の営業は関係者と情報が増えやすく、属人化と共有漏れが受注判断の不安につながりがちです。
【案件台帳の一元化】見積条件と値引き理由がすぐ追える
建設・建築の営業は施主、設計事務所、元請・下請、協力会社まで関係者が増え、見積条件や値引き理由がメールとExcelに散りがちです。似た工種の案件が並ぶ中で見積版数や承認状況を追えないと、電話口で即答できず判断が遅れる不安が残ります。
SFAで会社・人物・案件をひも付け、見積の版管理と変更履歴を時系列で残せば、過去条件を根拠つきで示しやすくなります。案件ページに資料やメモを集約しておく運用が、引き継ぎ漏れを減らす近道であり、属人化の解消にも欠かせません。
【ステージ×期限管理】停滞案件を早期にあぶり出す
見積提出や入札の締切が重なるのに、外回りや現場対応で更新が遅れ、案件がどこで止まったかわからなくなる場面があります。確度の根拠が曖昧なまま見込みが積み上がると、受注判断や協力会社手配を誤りかねません。
SFAでステージ、提出期限、次アクション、確度、金額をセットで管理し、停滞や期限超過をアラートで拾えば、追い込みの属人運用を減らせます。建設業の時間外労働の上限規制で残業に頼りにくい今こそ、根拠ある見込み管理が重要でしょう。
【スマホ入力と添付共有】設計変更の伝達漏れを減らす
現場では手袋のまま電話を受け、設計変更や追加工事の指示を紙メモに書いて後で共有しようとして抜けることがあります。電波が弱い現場でLINEや個人メールに頼ると、誰に何を伝えたかが追えず、食い違いがクレームや追加費用の未回収につながりがちです。
SFAをスマホで使い、最小入力で活動記録を残しつつ、写真や図面PDFを案件に添付して共有すれば、指示の証跡が残せます。現場で下書きして事務所で同期する運用にすると、共有漏れのリスクを現実的に下げられ、関係者間の調整も進めやすくなります。
建設・建築業界向けSFAの選び方
建設・建築のSFAは、入力が進まないだけで現場に定着せず、見積や追加工事に関する判断ミスが残りかねません。導入後の後悔を避けるなら、次の3つの基準から絞り込むのが確実です。
案件台帳の設計(施主・設計事務所・元請をひも付け)
建設・建築の営業は、施主・設計事務所・元請・下請・協力会社まで関係者が増え、見積の版数や追加工事の経緯が散りやすいです。履歴が追えない状態では再見積の手戻りが増え、電話口で即答できず失注の不安も大きくなります。
ひとつの案件に「施主」「設計」「元請」「協力会社」などをロール別にひも付けられるか確認してください。見積は版ごとに金額・提出日・承認者が残り、変更理由と添付資料が時系列で追える設計が欠かせません。
現場で入力が回る操作性(スマホ・必須項目・オフライン)
現場は手袋着用や粉じん、電波が弱い場所も多く、入力が重いSFAは「あとでまとめて」が常態化します。建設業の時間外労働の上限規制もあり、後追い入力で帳尻を合わせる運用は限界が来やすいです。
スマホで片手操作でき、文字入力を最小化できるかを見てください。プルダウン中心で登録でき、現場写真や図面PDFをその場で案件に添付できる仕様だと共有漏れが減ります。圏外でも下書き保存でき、復帰後に同期で破綻しないかも要チェックです。
承認・権限・連携(値引きと追加工事の漏れ対策)
値引きや追加工事の判断がメールだけで進めると、承認待ちで止まったり、根拠が残らず粗利を取り逃したりしかねません。案件や金額情報を誰でも見られる状態も、内部統制の観点でリスクが残ります。
見積提出・値引き・追加工事の稟議をSFA上で回せるか、決裁者への通知と承認履歴が残るかを確認してください。権限で金額や粗利の閲覧範囲を切り分けられ、監査ログで「誰が・いつ・どの項目を・どう変えたか」まで追える設計が安心です。メール・カレンダー・見積作成・会計/基幹・グループウェアと連携でき、二重入力を減らせるかも外せません。
SFAを導入することで解決できること
上述のように、建築業界では「顧客情報の管理が煩雑になる」「案件の進捗状況が把握しにくい」「関係者間のコミュニケーションが不足しがち」など営業活動に関する課題があります。
しかし、SFAを使えばそれらの課題も解決可能です。その理由を、SFAの機能や仕組みとともに説明します。
顧客情報を一元管理できる
SFAを導入すれば、顧客情報を一元管理可能です。顧客の基本情報、商談履歴、見積書などの情報を、クラウド上のデータベースで一括管理できるようになります。
情報を部署間で共有しやすくなり、いつでも最新の情報にアクセスできるようになるため、営業活動の効率が向上します。
案件の進捗状況を可視化できる
SFAには、案件の進捗状況を管理する機能があり、長期にわたるプロジェクトであっても容易に確認可能です。商談の進捗段階、次のアクション、予定日などを入力することで、案件の状況が一目で把握できます。
その結果、従業員は優先順位を判断しやすくなり、適切なタイミングで顧客にアプローチできるようになります。
情報共有・連携を円滑にできる
SFAには、コミュニケーション機能が備わっていることも多いです。チャットやコメント機能を使うことで、関係者間で情報共有やディスカッションができます。
案件に関する最新情報を、リアルタイムで共有できるようになるため、スムーズなコミュニケーションが可能です。
建築業界で活用できるSFAの機能
SFAには、顧客管理、営業機会管理、商談管理、見積作成、スケジュール管理などの機能があります。
建築業界では、顧客情報の一元管理や商談の進捗状況の可視化などの機能によって、営業活動の効率化や営業チームのコミュニケーション改善ができたり、案件の見落としを防げたりします。
SFAの機能をさらに詳しく知りたい場合は、こちらの記事をご覧ください。
CRMとの違い
SFAとCRMは、どちらも顧客管理を行うシステムですが、主な目的が異なります。SFAは営業活動の効率化に重点を置いているのに対し、CRMは顧客との長期的な関係性の構築と維持に重点を置いています。
建築業界では、案件が受注から完了まで長期間にわたることが多いため、CRMの活用も重要です。CRMを使って過去の案件情報や顧客とのコミュニケーション履歴を蓄積・分析することで、顧客ニーズの把握や、きめ細やかなアフターフォローが可能になります。
ただし、SFAとCRMは、相互に補完する関係にあります。営業活動の効率化と、長期的な顧客関係の構築は、どちらも建築業界において重要な課題です。両システムを連携させることで、より総合的な課題解決が可能になります。
モバイル対応やUIの使いやすさ
現場に出向くことが多い建設業の営業担当者にとって、モバイル対応は必須条件です。スマホやタブレットから商談情報や顧客データにアクセスできれば、外出先でも迅速な対応が可能になります。
また、現場スタッフでも直感的に使えるシンプルなUI(ユーザーインターフェース)であることも重要です。操作が複雑だと入力ミスが増えたり、利用が定着しにくくなったりするため、UIの使いやすさはSFA選定時の重要な判断基準となります。
予実管理・帳票出力など現場向け機能
建設業界では、予算と実績のズレ(予実差異)の管理が経営に直結します。SFAには、見積・受注・売上などのデータを活用し、リアルタイムで予実管理ができる機能を備えた製品もあります。また、現場やクライアント向けに提出する帳票を自動生成できる機能も重宝されます。
これにより、手作業による表計算や書類作成の負担を大幅に軽減でき、業務の生産性が向上します。
【特化サービス】建設・建築業界特化のおすすめSFA5選
建設・建築業界に特化したSFAについて紹介します。
| 比較項目 | 営業管理WAO | AnyONE | 建て役者 | Aippear | 使えるくらうど工事台帳 |
|---|---|---|---|---|---|
| 案件(工事)単位の関係者・履歴一元化 | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
| ステージ×期限×次アクション管理 | ◯ | △ | ◯ | ◯ | △ |
| 現場で回る入力・共有 | × | △ | △ | ◯ | △ |
| 初期費用 | 要問い合わせ | 要問い合わせ | 要問い合わせ | 120,000円 | 要問い合わせ |
| 月額費用 | 要問い合わせ | 要問い合わせ | 要問い合わせ | 10,000円(5ユーザーまで) | 要問い合わせ |
| 無料トライアル | 要問い合わせ | あり | あり | あり | あり |
営業管理WAO
- 案件発生から回収までを一気通貫で管理
- ワークフローで受注伺いを管理
- 案件ステータスを一覧で可視化
営業管理WAOは、建設業の営業プロセスを標準化し、案件発生から回収計画までを一連で管理できるシステムです。ワークフロー承認と案件ステータス管理により、引合から受注までの進捗を追いやすくなります。
見積・積算WAOと連動し、見積データを案件にひも付けて集約できる点が特長です。本工事と追加工事をプロジェクト単位でまとめて見られるため、赤字受注や回収漏れの不安を抑えやすいでしょう。
営業管理WAOの機能
| 機能 | 対応可否 |
|---|---|
| 案件(工事)単位の関係者・履歴一元化 | ◯(顧客管理+見積連動で案件に集約) |
| ステージ×期限×次アクション管理 | ◯(案件ステータス管理:引合〜受注など) |
| 現場で回る入力・共有 | ×(スマホ・写真添付の記載なし) |
AnyONE
- 顧客情報と対応履歴を全社共有
- 物件ごとに写真・書類を整理
- スマホで進捗確認と日報入力
AnyONEは、工務店や住宅建築の業務に合わせて、顧客情報や対応履歴、進捗をまとめて管理できるクラウドです。外出先でもスマホで顧客情報を確認でき、事務所に戻って探し回る手間を減らせます。
工事の情報/施工の情報は物件ごとにファイリングでき、現場写真や関連ファイルも整理しやすい設計です。協力会社と工程表を共有し、写真共有やチャットでやり取りできるため、伝達漏れによる手戻りを減らす運用につながります。
AnyONEの機能
| 機能 | 対応可否 |
|---|---|
| 案件(工事)単位の関係者・履歴一元化 | ◯(顧客情報・対応履歴を一元管理) |
| ステージ×期限×次アクション管理 | △(進捗共有や予定日・実績日で管理) |
| 現場で回る入力・共有 | △(スマホ確認・写真共有は可能、オフライン明記なし) |
建て役者
- 商談からアフターまで時系列管理
- Myホームで状況をアラームで表示
- ガントチャートで工程を見える化
建て役者は、新規商談から契約、工事、アフターまでを時系列で蓄積し、情報を資産化しやすい建築・リフォーム特化のシステムです。Myホームで案件の進行状況や入金状況をアラーム付きで確認でき、気づいたときには手遅れ、という状態を避けやすくなります。
顧客情報には商談や工事履歴をひも付けて一元管理でき、過去の見積引用も想定されています。社外からの利用もクラウドで可能ですが、利用端末はPCやiPadが前提のため、現場運用は端末方針とあわせて設計したいところです。
建て役者の機能
| 機能 | 対応可否 |
|---|---|
| 案件(工事)単位の関係者・履歴一元化 | ◯(顧客に商談・工事履歴を集約) |
| ステージ×期限×次アクション管理 | ◯(商談状況管理+アラーム通知) |
| 現場で回る入力・共有 | △(社外利用はPC/iPad、スマホは記載なし) |
アイピア(Aippear)
- 顧客・見積・原価を一元管理
- 営業進捗と予定日を一覧で把握
- スマホで確認・入力・承認が可能
アイピアは、建築・リフォーム業の業務を前提に、進捗や書類、ファイルを一元化し、見える化するクラウドです。出張先で見積書を承認したり、客先訪問前にスマホで顧客情報を確認したりと、外出を前提とした運用を組みやすい点が特徴です。
営業進捗管理では、打合せ履歴に加えて見積提出日や着工日なども記録でき、スケジュール漏れを防ぐ意図が感じられます。図面や写真などのデータも工事情報や顧客情報にひも付けて管理できるため、現場からの問い合わせに「探して折り返し」が減るでしょう。
アイピア(Aippear)の機能
| 機能 | 対応可否 |
|---|---|
| 案件(工事)単位の関係者・履歴一元化 | ◯(問合せ・工事案件の履歴を集約) |
| ステージ×期限×次アクション管理 | ◯(営業進捗管理+見積提出日などを記録) |
| 現場で回る入力・共有 | ◯(スマホ・タブレットでも全機能利用) |
使えるくらうど工事台帳
- 工事台帳と見積をクラウドで管理
- ガントチャートで工程を共有
- 日報入力と出面集計をリアルタイムで実施
使えるくらうど工事台帳は、建設業向けの専門機能に加えて、スケジュール管理や顧客管理、ワークフローなども搭載したクラウドシステムです。工事台帳や見積を中心に情報を集約し、別々のExcel台帳が増えて管理が破綻する状態を抑えやすくなります。
工程管理はガントチャート形式で、進捗を確認しやすい形でプロジェクト管理を支援します。現場や出先から日報入力や台帳管理ができるという活用事例もあり、手書き日報の回収と転記で疲弊する事務負担の軽減につながるでしょう。
使えるくらうど工事台帳の機能
| 機能 | 対応可否 |
|---|---|
| 案件(工事)単位の関係者・履歴一元化 | ◯(工事台帳+顧客管理DB+ファイルひも付け) |
| ステージ×期限×次アクション管理 | △(工程管理・スケジュール共有で進捗管理) |
| 現場で回る入力・共有 | △(出先で日報入力は可能、スマホ明記なし) |
【汎用】建設・建築業界にもおすすめのSFA5選
建設・建築業界にもおすすめのSFAを紹介します。
| 比較項目 | Salesforce Sales Cloud | Mazrica Sales | Microsoft Dynamics 365 | esm(eセールスマネージャー) | monday.com |
|---|---|---|---|---|---|
| 案件(工事)単位の関係者・履歴一元化 | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
| ステージ×期限×次アクション管理 | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
| 現場で回る入力・共有 | ◯ | △ | ◯ | △ | △ |
| 初期費用 | 要問い合わせ | 0円 | 要問い合わせ | 要問い合わせ | 要問い合わせ |
| 月額費用 | 3,000円/ユーザー〜 | 6,500円/ID〜 | 9,745円/ユーザー〜 | 3,500円/ユーザー | 1,530円/ユーザー〜 |
| 無料トライアル | あり | あり | あり | あり | あり |
Agentforce Sales(旧Sales Cloud)
- PCやスマホなどさまざまな端末から情報のチェック・更新が可能
- 取引先管理、案件管理、売上管理、レポート機能など、自由度が高く機能が豊富
- 連携できる外部システムが豊富
Salesforce Sales Cloudは、世界で幅広く活用されているSFAのひとつです。PCやスマホなどさまざまな端末から情報の更新とチェックができるので、多くの現場や顧客を訪問しなければならない建設業の営業にとって便利なSFAです。
システムの自由度が高く、カスタマイズできる項目は多岐にわたります。Salesforceの他の業務システムシリーズやAPI連携できる外部のシステムを通じて相乗的な業務効率アップが期待できます。
Salesforce Sales Cloudの機能
| 機能 | 対応可否 |
|---|---|
| 案件(工事)単位の関係者・履歴一元化 | ◯(取引先・取引先責任者・商談と活動履歴を集約) |
| ステージ×期限×次アクション管理 | ◯(商談ステージ管理+Next Step/タスクで追いかけ) |
| 現場で回る入力・共有 | ◯(モバイルでオフライン編集+オフライン時も画像添付可) |
Mazrica Sales
- 案件情報を一覧化して共有
- コメントによるフィードバックで育成もサポート
- 契約金額といった予測データをもとに案件をスコアリング
Mazrica Salesは、現場でのデータ活用に特化した国産SFAです。テキストや音声での入力に対応したモバイルアプリ、標準搭載のレポート機能など、現場でのデータ入力のしやすさやデータの利用しやすさが特徴です。
営業活動を見える化し、判断や行動に対するフィードバックもコメントで残せるため、営業人材の育成にも役立ちます。搭載AIにより契約確度や金額を予測でき、予測データをもとに案件をスコアリングできるため、案件の優先度やリスクの把握も可能です。
Mazrica Salesの機能
| 機能 | 対応可否 |
|---|---|
| 案件(工事)単位の関係者・履歴一元化 | ◯(案件ごとの活動履歴を時系列で蓄積) |
| ステージ×期限×次アクション管理 | ◯(フォローアップのタスク設定で対応漏れを防止) |
| 現場で回る入力・共有 | △(モバイルで活動入力+写真添付、オフラインは明記なし) |
Microsoft Dynamics 365
- Dynamics 365シリーズと連携し、業務効率を総合的に向上
- Office製品と連携して業務効率の向上を図れる
- カスタマイズの自由度が高い
Dynamics 365 Salesは、マイクロソフトが提供しているSFAで、Dynamics 365シリーズと連携して、マーケティング、人材管理などさまざまな業務を効率化できます。
また、Word、Excelといった広く普及しているソフトとも連携しやすいのが特徴です。カスタマイズの自由度が高く、Microsoft Power Appsを活用してコーディングの知識がない人材でもシステムをカスタマイズできます。
Microsoft Dynamics 365の機能
| 機能 | 対応可否 |
|---|---|
| 案件(工事)単位の関係者・履歴一元化 | ◯(Accounts/OpportunitiesでTimelineに記録可能) |
| ステージ×期限×次アクション管理 | ◯(商談を次ステージへ更新、Timelineでメモも残せる) |
| 現場で回る入力・共有 | ◯(モバイルオフラインで写真撮影・添付などが可能) |
esm(eセールスマネージャー)
- 現場情報も一元管理し、業務効率化を支援
- 顧客・案件進捗を可視化し、営業力向上に貢献
- 情報共有を促進しチーム連携を強化
esm(eセールスマネージャー)は、営業活動の見える化、効率化、標準化を支援するSFAです。顧客や案件に関する情報を一元管理し、図面や見積書などの関連書類もひも付けて管理できるため、現場担当者と内勤者の連携がスムーズになります。
スマホからアクセスもできるので、現場からのリアルタイムな報告や顧客情報の確認が可能です。
esm(eセールスマネージャー)の機能
| 機能 | 対応可否 |
|---|---|
| 案件(工事)単位の関係者・履歴一元化 | ◯(案件にひも付けて顧客・案件・活動履歴を参照) |
| ステージ×期限×次アクション管理 | ◯(案件からToDo/マイルストーン登録+アラート通知) |
| 現場で回る入力・共有 | △(スマホで写真・ファイル添付は可能、オフラインは非公開) |
monday.com
- 自社業務に合わせて柔軟にカスタマイズ可能
- プロジェクトや業務の全体像をリアルタイムで可視化
- AIによる業務自動化で効率向上
monday.com は、タスク管理からプロジェクト管理までをオールインワンで効率化できる業務管理ツールです。ドラッグ&ドロップ操作で自社のワークフローに合わせて柔軟にカスタマイズできます。
また、顧客情報は一か所に集約されているため、ニーズや好みを把握しやすく関係構築に役立ちます。
専用アプリとして、デスクトップアプリ(Mac/Windows)やスマートフォンアプリ(iPhone/Android)も利用できます。
monday.comの機能
| 機能 | 対応可否 |
|---|---|
| 案件(工事)単位の関係者・履歴一元化 | ◯(コンタクト管理+やり取り履歴のログを想定) |
| ステージ×期限×次アクション管理 | ◯(パイプラインのステージ管理+フォロー自動化を想定) |
| 現場で回る入力・共有 | △(モバイルのオフラインモードあり、添付までの範囲は非公開) |
業界問わずおすすめのSFAはこちらの記事で比較しています。あわせてご覧ください。
SFA導入時の注意点
建築業界でSFAを導入する際は、いくつかの注意点があります。次のポイントを確認しながら、導入を検討しましょう。
業務フローにあったシステムを選ぶ
建築業界では、案件ごとに必要な情報や進め方が異なります。そのため、業務フローにあったSFAを選ぶことが重要です。
図面管理、安全管理、部材・資材の在庫管理など、必要な機能が搭載されているかを確認しましょう。また、現場での利用を想定している場合は、モバイルアプリの有無や使いやすさも重要なポイントです。
従業員への教育・研修を十分に行う
SFAを導入しても、従業員が使いこなせなければ効果は限られてしまいます。とくに建築業界では、ITツールに不慣れな従業員も多いため、十分な教育・研修が必要です。
操作方法だけでなく、システムを活用するメリットや業務改善の目的も伝え、従業員の理解と協力を得ることが欠かせません。
導入後の運用体制を整備する
SFAを導入した後も、定期的なメンテナンスや、データの更新・管理が必要です。とくに建築業界では、案件ごとに大量のデータが発生するため、データの整理・更新を怠ると、システムの効果が低下してしまいます。
導入後の運用体制を整備し、継続的にシステムを活用できる環境を整えましょう。
SFAの導入を目的にしない
SFAはあくまでも業務改善のための手段です。SFA導入自体を目的化せず、営業活動の効率化や情報共有の円滑化など、具体的な課題解決につなげることが重要です。
自社が抱える特有の課題を明確にし、課題解決にSFAがどのように役立つのかを検討しましょう。
必須機能と、あると便利な機能を分けて検討する
SFAにはさまざまな機能があるものの、すべての機能が必要とは限りません。建築業界で必要不可欠な機能と、あれば業務がより円滑になる機能を分けて検討しましょう。
必須機能を中心に据えて、システム選定の判断基準を明確にすることが重要です。
サポート体制の有無を確認する
SFAを導入した後も、操作方法の問い合わせや不具合への対応など、サポートが必要になる場面があります。とくに建築業界では、現場での利用が多いため、トラブル発生時の迅速な対応が求められます。
導入前に、ベンダーのサポート体制を確認し、十分なサポートが受けられるかどうかを見極めましょう。
現場の意見を取り入れる
建築業界では、現場の従業員が直接SFAを使用する機会が多くなります。そのため、システム選定の際は現場の意見を積極的に取り入れましょう。
実際の業務の流れや、現場で必要とされる機能を把握することで、より実践的なシステム選定が可能になります。
建築業界向けSFAで営業活動を効率化しよう
SFAは、顧客情報の一元管理や案件の進捗状況の可視化ができるため、建築業界で営業活動の効率化や情報共有に悩んでいる場合は導入をおすすめします。
それだけでなく、一部のSFAでは、定型業務の自動通知やレポート作成の自動化など、業務の一部を効率化できます。さらに他システムと連携することで、より広範な営業プロセスの自動化も可能になります。
建築業界向けSFAを導入する際には、建設業界特有の営業プロセスに対応した機能や、現場での利用を想定したモバイルアプリが搭載されているかを確認し、建築業界で導入実績の多いサービスを選びましょう。
また、建築業界ではSFAに関連して、次のようなサービスも導入されています。あわせて検討してみてください。
SFAを活用することで、営業活動の効率化だけでなく、社内コミュニケーションの活性化や情報の一元管理など、建設業界が抱えるさまざまな課題の解決につながります。ぜひ業務にあったSFAを選定し、業務改善を進めてみてください。
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