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Automation Anywhereとは - 機能や料金プラン | ユニバーシティで使い方を研修

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【比較表】RPAツール
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Automation Anywhere(Automation 360)はクラウド型のRPAツールで世界中さまざまな業種・業界で活用されています。Automation Anywhereの機能や料金プラン、サポート体制について紹介します。

Automation Anywhereとは

Automation AnywhereのAutomation 360とは、クラウド型のRPAツールで、AIに対応した多機能なサービスです。アメリカで主に展開されているRPAツールですが、日本にも支社があり、日本語への対応も問題ありません。AIによって人間が対応していたような、ややあいまいな業務にも対応できます。

Automation Anywhereの機能

Automation Anywhereには、6つの主な機能があります。

  • 自動化の対象を選定する「Discovery Bot」
  • データを抽出する「IQ Bot」
  • ロボットを開発する「RPA Workspace」
  • パフォーマンスを計測する「Bot Insight」
  • 作成済みのロボットを利用する「Bot Store」
  • 現場がRPAを活用するための「Automation Anywhere Robotic Interface」

それぞれの機能について説明します。

Discovery Bot(自動化の対象を選定)

Discovery Botとは、パソコン上の作業を記録しパターンをAIが検出、自動化するBotの雛形を提案してくれるシステムです。自動化によって得られるROIも計測してくれるため優先順位づけに役立ちます。ロボットの作成にかかるまでの工数を削減するのに役立つ機能です。

IQ Bot(データをAIで抽出)

IQ Botは、Automation AnywhereのAI-OCRです。日本語を含む190種類以上の帳票に対応したAIが、文書データを解析しデータを作成します。自動での分類および認識によりAIの学習にかかる時間を短縮させるため、利便性の向上にも期待が持てます。

RPA Workspace(ロボットを開発)

RPA Workspaceは、オンラインで操作できるロボット開発用の機能です。クラウドで利用できるため、手元のパソコンのスペックに左右されずに処理を開発できます。ノーコードで開発できる点も魅力です。

Bot Insight(パフォーマンスを計測)

Bot Insightは、RPAのパフォーマンスを測定するツールです。ロボットの効果測定をワンクリックでレポーティングしてくれます。また、ROIの測定や成果の予測など直接的な稼働を超えた数値まで算出可能です。スマートフォンでの閲覧が可能なので、計測のみであれば確認するための時間や場所を問いません。

Bot Store(作成済みのロボットを利用)

Bot Storeは、世界中の開発者が作成したロボットを利用できる機能です。ロボットの部品ないし既製品を導入することで、工数をかけずとも業務の効率化が見込めます。時間に対してコストパフォーマンスの高い活用が可能です。

Automation Anywhere Robotic Interface

Automation Anywhere Robotic Interfaceは、従業員が自動化するためのインターフェースを指します。日常業務に隠れた自動化しやすい対象を検出しロボットへ置き換えていきましょう。RPAへ積極的でない従業員にも使ってもらいやすいのが強みです。

Automation Anywhereの料金プラン

Automation Anywhereには、主に次の料金プランが用意されています。Automation 360には30日間の無料トライアルがあるので、検討する際は実際に体験してみるとよいでしょう。

プラン名 料金 提供形態
Automation 360 要見積もり クラウド型 or サーバー型
Community Edition 無料 クラウド型

Automation 360

Automation 360は、Automation Anywhereの標準的なプランです。Discovery BotやIQ Botなど、一部の機能はプランによっては含まれていないため、必要に応じてAdvanced Packの導入も検討することをおすすめします。導入形態は基本的にクラウド型ですが、オンプレミス型でも利用可能です。

Community Edition

Community Editionは学生、開発者向けに用意されている無料のプランです。Discovery Bot、IQ Botなど大半の機能を使用できます。無料で利用するには、マシン台数250台未満、ユーザー数250人未満、年間収益500万ドル未満の3つの条件をすべて満たす必要があります。

Automation Anywhereに限らず、RPAにはいくつかの無料ツールもあります。詳しくは、次の記事をご確認ください。

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Automation Anywhereで使い方を学習

Automation Anywhereには、操作方法を学習するのに役立つAutomation Anywhere Universityというオンラインコンテンツが存在しています。提供されているサービスをまとめると、次の表のとおりです。

研修サービス 特徴
トレーニング(研修) 基本から応用までの学習コンテンツ。一部有料コンテンツあり
認定(資格) Professional、Masterの2種類の資格を提供
Webセミナー オンデマンドでAutomation Anywhereの情報を配信。日本語のコンテンツあり
A+ カスタマー サクセス プログラム カスタマーサクセスチームがAutomation Anywhereを使いこなせるようサポート
フォーラム Automation Anywhereに関するコミュニティサイト
製品ドキュメント Automation AnywhereのWebマニュアル

トレーニング(研修)

Automation Anywhereには、英語のみですがeラーニングの研修も用意されています。RPAやAutomation 360について、基礎から各機能の使い方まで、幅広い内容を学習できます。一部有料の講座を除くと基本的には無料で、なかには講習時間が80時間ほどのボリューミーな講座もあります。

認定(資格)

Automation Anywhereの習熟度を証明する資格です。Advanced RPA ProfessionalとMaster RPA Professionalの2種類があり、それぞれ50ドル、100ドルの費用がかかります。また、eラーニングを完了すればBot Developer、Business Analyst、IQ Bot Developerといった称号も別途取得可能です。

Webセミナー

Automation Anywhereを活用するためのWebセミナーがサイト上で公開されています。各業界でのRPAを活用する方法や導入時に気をつけるポイントなど、さまざまなコンテンツがオンデマンドにて配信されています。日本語に対応しているのも特徴です。

A+ カスタマー サクセス プログラム

Automation Anywhereには、RPAの活用をサポートしてくれるカスタマーサクセスプログラムが用意されています。A+ カスタマー サクセス プログラムはBot Storeやグローバルサポート、顧客サクセスエンジニアなどによって各社の運用をサポートします。

フォーラム

フォーラムでは、Automation Anywhereのサポートやロボット作成についての情報を共有できます。日本語にも対応していますが、英語話者が多いため注意が必要です。検索システムがあるのでキーワードベースにて関心のあるトピックにアクセスできます。

製品ドキュメント

Automation Anywhereの操作方法や仕様について説明した製品ドキュメントがWebサイト上で公開されています。ドキュメントは日本語にも対応しており、インストール方法から最新のアップデート情報、ロボットの作成や管理方法まで、幅広いトピックを網羅しています。

Automation Anywhereはクラウドで運用したいならおすすめ

Automation AnywhereのAutomation 360は、クラウドで動作するRPAツールで、AIを活用した汎用性の高さが特徴です。無料のCommunity Editionも用意されているため、条件に合う企業は無料版の導入を検討するとよいでしょう。
日本語対応していないコンテンツも存在するためその点には注意が必要です。

RPAの比較表とサービス資料

\ 稟議や社内提案にも使える!/

他のRPAツールを比較・検討したい場合は、次の記事もあわせてご覧ください。

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