パッケージ型CRM(顧客管理システム)おすすめ比較!クラウドとの違い・メリット
CRMシステムを導入したいけれど、なるべく費用をかけたくない。そんな方にはパッケージ型ソフトのCRMがオススメです!
現在のパッケージ型ソフトは、クラウド型CRMと比べても勝る点がいくつかあります。今回はパッケージ型CRMを紹介します。
ボクシルおすすめのCRMシステムの資料はこちらから無料でダウンロードできます。各サービスの料金プランや機能、特徴をまとめて比較したい方はぜひご利用ください。
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- CRM(顧客管理システム)とは
- パッケージ型CRMシステムのメリット
- 早く導入できる
- 長期的に見ると安価
- 性能が安定している
- パッケージ型CRMシステムのデメリット
- カスタマイズが難しい
- 社外からの利用が難しい
- 初期導入コストがかかる
- おすすめパッケージ型CRMシステム
- サイボウズ メールワイズ
- Sales Force Assistant
- おすすめのクラウド型CRMシステム
- 注目のCRM、サービス資料まとめ
- Salesforce Sales Cloud
- Zoho CRM
- Knowledge Suite
- Freshsales Suite
- CRMシステム導入で失敗しないために
- 顧客管理システムの関連記事
- BOXILとは
CRM(顧客管理システム)とは
まずは、CRM(顧客管理システム)について解説していきます。顧客管理システムとは、一言で表すと、顧客一人ひとりと友好的な関係を構築し、価値を創造することをいいます。
つまり、顧客管理とは単に顧客の情報を管理するだけのシステムではありません。
潜在ユーザーに対して広告を通して名前を知ってもらうことや、現在の顧客を促進者にすることも顧客管理システムに含まれます。
もっと詳しくCRMとは?を知りたい方は以下の記事をご覧ください。
また案件管理についてはこちらの記事で紹介しているので、合わせてご参照ください。
パッケージ型CRMシステムのメリット
CRMに限ったことではありませんが、パッケージソフトのサービスを利用することには次のようなメリットがあります。
- 早く導入できる
- 長期的に見ると安価
- 性能が安定している
それぞれのメリットについて説明します。
早く導入できる
パッケージ型ソフトでは、ソフトウェアをインストールするだけで使用できるので、導入はあっという間に終了します。
長期的に見ると安価
近年はクラウドサービスが普及していますが、クラウドの売りは「ネット環境が整っていればどこでも利用でき、機器導入の必要がなく安価である」ことです。
しかし、クラウド型のCRMは月額(年額)で従量課金されたり、利用するアカウントIDの数によって金額が左右されたりする場合が多いです。
つまり、一度購入すれば継続して利用できるパッケージ型の方が、安価で利用できる場合があるのです。
性能が安定している
さまざまな企業に導入されているパッケージ型CRMは、その販売実績に裏打ちされた安定した機能性が魅力です。ベンダーのサポートも手厚く、個別の不具合や脆弱性への対応にも柔軟に対応してくれる場合が多いです。
パッケージ型CRMシステムのデメリット
その一方で、パッケージ型ソフトには次のようなデメリットがあります。
- カスタマイズが難しい
- 社外からの利用が難しい
- 初期導入コストがかかる
カスタマイズが難しい
一般的にパッケージソフトは、標準的な業務に合わせて機能が用意されていることが多く、自社の独自業務に合わせた機能を持ち合わせていないことがあります。
備えている以上の機能を利用するには別途カスタマイズが必要になり、追加費用がかかることも多くあります。
社外からの利用が難しい
クラウド型は、インターネットに接続できる環境であればどこでも利用することができます。しかし、サーバーにインストールして利用するパッケージ型では、社内ネットワークでなければ利用できないことも多くなります。
初期導入コストがかかる
パッケージ型・オンプレミス型の場合、自社にデータベースやサーバー機器を設置する必要があるので、初期導入コストがかかり、クラウド型のシステムと比較して費用が高くなります。
初期導入コストを安く抑えたい、テレワークや在宅ワークに向けてどこでも接続できる体制を整えたいという方にはクラウド型のCRMがおすすめです。
おすすめパッケージ型CRMシステム
ボクシルおすすめのパッケージ型CRM(顧客管理システム)を紹介します!
サイボウズ メールワイズ - サイボウズ株式会社
- 二重対応・対応漏れが防げる
- 案件の属人化が防げる
- 顧客情報を管理できる
メールワイズは、届いたメールを複数人で共有し、履歴を一元管理できるツールです。
メールをチーム全員で共有できるので、過去の履歴や現在行われている案件について認識を統一できます。
メールワイズは、パッケージ型だけでなく、クラウドでの利用も可能です。
Sales Force Assistant - 株式会社NIコンサルティング
- 業務の負担を軽減
- リード管理からのリード育成のための仕組み
- マーケティングシナリオの仮説検証
Sales Force Assistantは、顧客の情報を蓄積する「ダム」を作って営業活動に善循環と勢いを生み出す、 見込み顧客発掘・育成支援システムです。
売上につながるメール配信とリード管理を一元化して見込客を発掘します。
おすすめのクラウド型CRMシステム
次の内容に当てはまる方はクラウド型CRMシステムの導入がおすすめです。
- 初期費用やランニングコストを抑えたい
- 時間と場所を選ばずに利用したい
- システム構築やメンテナンスを任せたい
上記の内容が当てはまる方にボクシルおすすめのクラウド型CRMシステムを紹介します。
注目のCRM、サービス資料まとめ
おすすめCRMの資料を厳選。各サービスの料金プランや機能、特徴がまとまった資料を無料で資料請求可能です。資料請求特典の比較表では、価格や細かい機能、連携サービスなど、代表的なCRMを含むサービスを徹底比較しています。ぜひCRMを比較する際や稟議を作成する際にご利用ください。
Salesforce Sales Cloud - 株式会社セールスフォース・ジャパン
セールスフォースは、規模や業種・業態を問わず幅広く利用できるサービスです。顧客満足度を向上させるための機能が多く備わっていて、分析や予測から、各営業担当者の進捗状況のレポートまで細やかな自社の営業部門を可視化します。月額3,000円から利用できます。
料金プラン・価格
プラン名 | 初期費用 | 月額利用料 | 概要 |
---|---|---|---|
Starter | 無料 | 3,000円/人 | ユーザー数10名まで |
Professional | 無料 | 9,000円/人 | 基本機能を網羅 |
Enterprise | 無料 | 18,000円/人 | 細かいカスタマイズが可能 |
Unlimited | 無料 | 36,000円/人 | 24時間フルサポート |
スタートアップ、中小企業なら「Starter」がおすすめ。ミニマムですぐ導入できるうえ、上位プランへスムーズに移行できるため、チーム単位でのスモールスタートにも最適です。
クラウド型顧客管理・営業支援ツールZoho CRM(ゾーホー・シーアールエム)は、その圧倒的な機能性と低コストから多くの企業が導入しています。ユーザーフレンドリーなインターフェイスと柔軟なカスタマイズが特徴で、IT知識がなくても簡単に使いこなせます。
データを元に自動でリアルタイムレポートを作成できるほか、ワークフローによる庶務の自動化からAI(人工知能)機能まで豊富な機能が備わっています。初期費用なし月額1,680円(税別)から利用できます。
料金プラン・価格
プラン名 | 初期費用 | 月額利用料 |
---|---|---|
スタンダード | - | 1,680円 |
プロフェッショナル | - | 2,760円 |
エンタープライズ | - | 4,800円 |
アルティメット | - | 6,240円 |
※税抜価格
Knowledge Suite - ブルーテック株式会社
- SFAと名刺管理を一つのツールで
- 営業報告が3ステップの簡単入力
- 共有範囲を指定し情報の「見せる・見せない」を自動的に制御
Knowledge SuiteのGRIDY名刺CRMを使うと、名刺情報を正確かつ高速にデジタル化できます。名刺に直接手書きしたメモもデータ化。顧客情報を個人個人で完結させず、社内で共有することにより顧客管理の質が上がります。営業案件管理、グループウェアの機能とも連携できるので、あらゆる情報を紐付けて一元管理・共有ができます。
料金プラン・価格
プラン名 | 初期費用 | 月額利用料 |
---|---|---|
グループウェア | 無料 | 6,000円-/月 |
スタンダード | 無料 | 50,000円-/月 |
プロフェッショナル | 無料 | 80,000円-/月 |
Freshsales Suite - OrangeOne株式会社
- 顧客ごとの接点履歴や留意事項を1つの画面で俯瞰できる
- 見込み度合いの高い顧客や解約の可能性がある顧客を抽出
- 営業力アップと課題解決に役立つレポート機能
Freshsales Suiteは、顧客情報の確認から見込み度合いを可視化し、顧客管理に役立つ機能を網羅したCRMです。
1つの画面で顧客1人1人のプロフィールから、現在までの接点履歴や担当者レベルの細かなメモまで、さまざまな情報を比較しながら確認できます。CRM上のデータにもとづき、顧客ごとの見込み度合いを可視化し、ランク付けすることも可能です。
成約済みの顧客に対しては、解約の可能性が高まっていると判断された際に通知を出すこともできます。見込み度合いの高い顧客へ効率的にアプローチすることで成約率を高めるだけでなく、解約抑止も行える包括的な顧客管理を実現するツールです。
料金プラン・価格
プラン名 | 初期費用 | 月額利用料 |
---|---|---|
GROWTH | - | 29ドル~ |
PRO | - | 69ドル~ |
ENTERPRISE | - | 125ドル~ |
他のクラウド型サービスもご覧になりたい方は以下の記事をご覧ください。
CRMシステム導入で失敗しないために
サービスを選ぶときには自社のニーズにあったものを選ぶのが1番です。適したサービスの提供形態、企業規模、必要な機能を明確にして、最も合致するサービスを選びましょう。
サービスによって長所や短所があるので、しっかりと比較して導入しましょう。CRMシステムの料金プランや機能、特徴を比較する際は、無料でダウンロードできる資料をぜひご利用ください。
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