プライベートDMPとは?導入成功ポイントと事例・ツール比較・パブリックDMPの違い
プライベートDMPとは
プライベートDMPとは、自社で保有する会員情報や購買履歴・アクセスログといった膨大なデータを一元管理し、マーケティング施策に活用するための情報基盤を指します。さまざまなデータを一元管理していくことでキャンペーンや広告施策の最適化が期待できます。
ECサイトの売上拡大やWeb広告の最適化など様々な面で活用が期待されているプライベートDMP。本記事ではプライベートDMPのメリットや活用方法について解説しながら、おすすめのサービスを紹介していきます。
目次を閉じる
- プライベートDMPとは
- DMPとはなにか?デジタル広告での役割
- プライベートDMPとパブリックDMPの違い
- プライベートDMPの3つのメリット
- マーケティングデータの一元管理
- データに基づいた精度の高いマーケティング実施と見える化
- ニーズの可視化とロイヤルカスタマーの把握
- DMP活用の注意点|失敗しないための3つのポイントとステップ
- (1)目的の明確化:どの数値を引き上げるのか、活用イメージを持つ
- (2)ツールの選定:実施したい施策ができるのかを確認
- (3)組織内での連携:部門間でも活用のすり合わせを
- プライベートDMPツール・サービス13選
- b→dash
- AIMSTAR
- INTEGRAL-CORE
- diip
- Oracle Eloqua
- yahoo!DMP
- Adobe Audience Manager
- cxense
- Juicer
- Rtoaster
- TREASURE DATA
- カスタマーリングス
- ジーニー
- プライベートDMPの活用事例
- 神立高原スキー場事例:プライベートDMP導入で売上1.3倍に
- ゴルフダイジェストオンライン事例:プライベートDMPでコンバージョン率が8倍に
- カネボウ事例:プライベートDMP導入で新規顧客開拓に成功
- プライベートDMP導入前、導入後の注意点
- (1)DMP導入の目的を明確にする
- (2)目的に応じて、DMPの種類を決定する
- (3)導入するベンダーを決定する
- (4)プライベートDMP導入の注意点は?
- データ活用で変わるマーケティング
- BOXILとは
DMPとはなにか?デジタル広告での役割
DMPとはData Management Platformの略称で、ネット上で得られた様々なログやデータを管理・分析することで広告やマーケティング活動に活かすためのデータプラットフォームです。
DMPという考え方自体は近年の新しいものではなく、同様の機能として存在するDHW(データウェアハウス)をデータ活用に進化させたシステムといえます。
DMP自体はアドテクノロジー領域で活用が進んでいます。これまではアドネットワークにより様々なメディア媒体の広告枠を束ね、広告主が枠に出向する流れでしたがユーザーニーズにマッチしない広告配信は効果は高いといえません。
DMPを活用することで、膨大なユーザーの行動・購買といったオーディエンスデータをもとに最適な広告配信を行い、広告効果の高い仕組みを形成しています。
DMPに関する詳細はこちら。
プライベートDMPとパブリックDMPの違い
上記のようにDMPにはプライベート・パブリックの2種類があり、扱うデータが「自社」と「他社」にわかれます。データ情報がことなるため活用の方法も違いが出てくるため、両者の詳細を比較していきます。
プライベートDMP | パブリックDMP | |
---|---|---|
情報の所有者 | 自社 | 他社(第三者) |
主なデータの例 | 購買、サイト閲覧、広告配信などの自社データ | 第三者が保有する属性、アドネットワーク、SNS、などの外部データ |
活用の目的 | CRM施策、LTVなどの改善 | データを駆使した新規顧客へのアプローチ |
施策の活用例 | 自社の会員や顧客へ向けたメール・アプリなどの出し分け | 自社の顧客と類似したユーザー属性への広告・メール配信 |
DSPなどが収集して公開しているWebサイトの閲覧情報など、第三者が保持し公開されているデータを管理するのがオープンDMPです。
プライベートDMPの3つのメリット
マーケティングデータの一元管理
プライベートDMPの活用で、蓄積されているデータをもとにした施策検討〜広告・マーケティングの最適化の実現が可能になることが一つのメリットです。Web上のログや広告データ・会員情報など膨大なデータを一元管理できれば組み合わせ次第で広範囲な活用が期待できます。
これまでは、会員情報やWebサイトの閲覧情報などは別で管理していたという企業もあるかもしれませんが、プライベートDMPを活用することで、その手間を省くこともできるかもしれません。そういう意味では、Webマーケティングを積極的に活用する企業は、DMPの必要性が高まっているといえるでしょう。
データに基づいた精度の高いマーケティング実施と見える化
また、感覚に頼って闇雲にマーケティング施策を実施していては期待する効果にいきつかない、成果がでるまでに多大な時間がかかってします。しかし、プライベートDMPで自社のデータを分析し施策を行うことで売上UPの最短ルートを模索が可能です。
分析面では得られたデータをグラフによる可視化ができる、ダッシュボード機能を有しているものも多くあります。施策立案から実行、結果分析によるPDCAサイクルの実現も実施できます。
ニーズの可視化とロイヤルカスタマーの把握
大量のデータを管理・把握し分析を行うことで、顧客の趣味、嗜好、興味関心を捕らえやすくなり、どんな顧客像であればニーズを満せるのか、そしてロイヤルカスタマーの顧客像もわかるようになります。
これによって、顧客のニーズをより満たす可能性の高いマーケティングを実施できます。また、顧客のニーズが今後ますます多様化していきます。そこをキャッチアップするためにも、詳細な情報分析が不可欠です。
また、ロイヤルカスタマーの見分ける・育成していくための戦略も検討ができることでしょう。
DMP活用の注意点|失敗しないための3つのポイントとステップ
データ活用を行うことで自社のマーケティング活動を最適化できるプライベートDMPですが、できることが多いが故に、期待した効果を得るには事前準備も必要です。次は失敗しないための検討すべきポイントを紹介します。
(1)目的の明確化:どの数値を引き上げるのか、活用イメージを持つ
解説してきたようにDMP活用でできることは1つではなく、扱うデータも膨大です。まずは実施にあたってどこに課題があるのか・どこの数値を引き上げるためのデータ活用なのかを明確にし、検討施策や結果分析の方法までイメージが持てると理想的です。
(2)ツールの選定:実施したい施策ができるのかを確認
企業が提供するツールは様々なものがあります。プライベートDMPでは属性データをセグメントしメールやキャンペーン配信の実施・分析が可能です。
目的がある程度決まったあとは、実施したいことができるか、ツールの強みや機能を検討のポイントすると良いでしょう。
プライベートDMPについては、後半で紹介していますのでぜひ比較してみてください。
(3)組織内での連携:部門間でも活用のすり合わせを
プライベートDMPの活用はマーケティング・ブランディング・商品戦略にも活かすことも検討できます。しかし利用範囲が多岐にわたるため、利用範囲と活用を部門ごとに検討することも重要です。
また、DMPは社内データの一元管理を行うことで力を発揮するため、活用前はデータがバラバラに点在していることもあるでしょう。そのためデータを扱っている部門やデータ連携を行うシステム部門とも事前に相談していくことが、導入後にスムーズに活用できる近道といえます。
プライベートDMPツール・サービス13選
ここからはプライベートDMPツールをまとめて紹介をしていきます。
- マーケティングに必要なデータをAll in One で取得、統合、活用可能
- 大手企業からベンチャーまで企業規模問わず導入
- レポート作成の工数を大幅削減
b→dashは、Webアクセス、アプリ、広告、店舗、自社の基幹システムすべてを統合可能です。これによりマーケティングに活用できるデータセットを簡単に作成できます。また、LINE、アプリ、広告、メールなどのクロスチャネルで One to One マーケティングを実現。効果的にマーケティングを行うことが可能です。また、CPAではなく、収益につながるチャネルで投資判断が行えるようなサポートが充実しています。
AIMSTAR - 株式会社GROWTH VERSE(旧スプリームシステム)
AIMSTARは高度な分析からキャンペーン管理までを簡単かつ高速に実施するBtoC向けツールです。さまざまなデータを一元管理でき、マーケターの知りたい結果をすぐに把握できます。
機械学習を組み込んだ分析の自動化など強力な分析機能により効果の高いキャンペーンを実現します。業種別のシナリオテンプレートの提供やクイックキャンペーン機能を搭載しており、ライトユーザーからヘビーユーザーまで利用できるサービスです。
INTEGRAL-CORE - 株式会社EVERRISE
- あらゆるデータソースから顧客データを収集
- 顧客データを統合、一貫した顧客ビューを構築
- 顧客データが他システムから利用可能
INTEGRAL-COREは、自社保有するCRMやPOS、オウンドメディアの顧客行動データ、スマホアプリから送られる位置情報など、あらゆるデバイスからデータソースを収集して統合し、一目で観れる顧客ビューを構築します。
顧客データを集め、個々のユーザ情報を統合する事に特化しており、蓄積統合されたデータは各企業のマーケティング課題に応じてBIやMAなどのツール連携させることを前提し、データハブのような役割を担います。
diip
- データ分析から効果検証までワンストップで高速・高度化
- デジタルとリアルをクロスしたマーケティングを実現
- マーケターの方は「人にしかできない仕事」にフォーカス可能
DIIPは、DNPが提供しているマーケティング分析サービスです。分析からキャンペーン管理が一つのパッケージとして提供されているdiipでは、検証フェーズの自動化を実現することで、短期間で複数施策を並行して実施できます。これにより、従来よりPDCAサイクルを高速に回すことが可能です。
Oracle Eloqua - 日本オラクル株式会社
- 1つのプラットフォームでマーケティングを簡素化
- オーディエンス・データ、マーケティング・アプリ、メディアを結び付けることが可能
- DMP以外にも豊富な機能を持つ
ORACLE MARKETING CLOUDは、オラクルが提供するマーケティングプラットフォームです。特徴は、多彩な機能を持つことで、DMPの他にもバラバラなデータを統合するクロス・チャネルオーケストレーションやコンテンツマーケティングやソーシャル・マーケティングを実現します。また、サポート体制も充実しており、カスタマーエクスペリエンスの最適化を支援します。
yahoo!DMP
- Yahoo! JAPAN のビッグデータを利用可能
- シンプルな設計で使い勝手を重視
- 多彩なマーケティングチャネルに対応した柔軟な拡張性
yahoo!DMPは、Yahoo! JAPAN の持つビッグデータを活用できるのが、最大の特徴です。その規模は、日本のDMPサービスの中でも屈指でしょう。このデータを活用することで、さまざまなマーケティングチャネルに対応できます。また、そのメリットを持ちつつ、使い勝手が良いのも特徴です。ビッグデータの活用を前向きに検討している方はおすすめです。
Adobe Audience Manager
- あらゆるデータを統合。顧客の全体像を明確に
- ターゲティングを効果的に行うため、継続的にセグメントを整理・作成
- 広告キャンペーンの効果を向上させるための機能が充実
Adobe Audience Managerは、あらゆるデジタルチャネルで活用できるオーディエンスプロファイルを構築し、価値ある顧客セグメントを特定するデータ管理プラットフォームです。デモグラフィック特性やユーザーアクションをもとに、規則性を見つけ活用することで、ターゲットを絞ったより効果的なマーケティングが可能となります。
cxense
- PC、スマホなどあらゆるデバイスからリアルタイムにデータを自動収集
- クロスサイトとクロスデバイスで利用可能
- エンゲージメントを高め、マネタイズを促進します
シーセンスは、リアルタイムでデータ収集が可能で、即時性の高いマーケティングを行えるのが特徴です。顧客が求めているものを、リアルタイムで提供することで、エンゲージメントを高めていきます。また、顧客に合わせたパーソナライズマーケティングが可能になるよう、データの活用から実装まで幅広くサポートを行うのが特徴です。
- 匿名ユーザーをAIを使って視覚化
- 来訪者一人ひとりの「気持ち」まで分析可能
- わかりやすく、直感的なUXが好評
juicerは、Google Analytics のようなアクセス解析だけでなく、サイト来訪者の属性や行動、気持ちまで分析します。この結果から、ユーザーの属性・行動に合わせて、A/Bテストや表示するクリエイティブの自動最適化まで行います。これにより、さまざまなアクションをシームレスに実現します。また、わかりやすく、直感的なUXでユーザーのマーケティング業務を支援します。
Rtoaster
- AIのリーディングカンパニーが開発・提供するデータ活用のワンストップソリューション
- 350社を超える実績業界トップクラス企業と共に創り上げた知見と機能
- 万全のサポート体制は対応満足度98.6%※
Rtoasterは、企業のデータ活用を実現するデータビジネスプラットフォームです。あらゆる顧客データを統合・分析し、高度なアルゴリズムや多彩なアクション機能により、精度の高いパーソナライズ化を実現します。個別に最適化された顧客体験の構築と、自動化による効率的運用を両立するプラットフォームでデータ活用を加速させ、一歩先のマーケティングが行えます。
※Rtoaster公式サイトより 2017年9月~2020年8月の3年間実績(2022年1月20日閲覧)
TREASURE DATA
- コンセプトは「データを、集める、見える、活用する」
- クロスチャネルコミュニケーションを実現
- 外部システムと連携可能な盤石なクラウド基盤
TREASUREは、クラウドをベースにしているのが特徴です。そのため、高額な初期費用がかからず、運用もスムーズに行えます。DMPとしても、多種大量のデータを即時に収集、分析。これにより、顧客はデータ分析とそれをもとにした施策そのものに集中できます。
カスタマーリングス - 株式会社プラスアルファ・コンサルティング
- 外部ツールとの柔軟な連携を可能に!CRMを強固にサポート
- 顧客に合わせた推奨商品をメルマガで配信可能に
- アンケートなどの受付フォームも手軽に構築
カスタマーリングスは、データ統合から、分析、アクションまで、直感的で操作性の良いユーザーインターフェースで可能になっています。また、サポートも充実していて、安心して利用できます。機能もメルマガ配信機能、手軽にできるアンケートフォーム、キャンペーンページ作成機能、豊富な外部連携機能など有用な機能が満載です。
ジーニー
- マーケティングデータをすべてのチャネルに活用可能
- 顧客生涯価値、広告収益などをわかりやすく可視化
- オーディエンスデータをセグメント化して、最適なマーケティングを実施
ジーニーは、GenieeSSPの1億UUのオーディエンスデータなどを分析や配信に活用しています。また、従来のDMPのように作成したセグメントにオーディエンスデータを蓄積するのではなく、オーディエンスデータを蓄積したうえで、柔軟にセグメントを設計します。また、マルチデバイス対応によるOne to One マーケティングを実現し、より効果的なマーケティングを実施します。
プライベートDMPの活用事例
神立高原スキー場事例:プライベートDMP導入で売上1.3倍に
神立高原スキー場は、プライベートDMPを導入して集客手法を一新したことで、売上高が1.3倍に向上しました。昨今、ウィンタースポーツ人口の減少に伴い、多くのスキー上は来場者の増加に苦戦しています。そんな中、神立DMPを活用して、見事に売り上げを伸ばしたのです。
神立高原スキー場では、プライベートDMPにインターネット上で行ったマーケティング施策や、アンケートによって取得したユーザー情報、実際のスキー場でのデータを取得して活用しました。これにより、各々の顧客に合わせたマーケティング活動を実施。ニーズの換気に成功したことで売上UPを実現しています。
ゴルフダイジェストオンライン事例:プライベートDMPでコンバージョン率が8倍に
ゴルフダイジェストオンライン(以下、GDO)は、インターネット専業のゴルフ関連オンラインサービスです。その事業領域は、販売、ゴルフ場予約、メディアの3つの分野におよびます。
GDOではプライベートDMPの導入により、自社Webサイトの最適化を実施。レコメンデーション機能の強化やLPOを実施しました。また、新規顧客や既存顧客など「顧客ステージ」に合わせて、パーソナライズ化したマーケティング施策を実施しました。
その結果、コンバージョン率は従来比の約8倍まで増えました。今後も、プライベートDMPを利用したマーケティングをさらに強化していくとのことです。
カネボウ事例:プライベートDMP導入で新規顧客開拓に成功
カネボウ化粧品は、女性用・男性用コスメやヘアケアなど有名ブランドを多数保持する日本を代表する化粧品メーカーです。
同社では、多くのブランドを持ちながら、シナジー効果が発揮できないことが課題でした。たとえば、Aというブランドを好む顧客が、Bというブランドも好むかどうかわからず、有効なマーケティングを実施できていませんでした。
そこで、プライベートDMPとオウンドメディアに来訪したユーザーにオーディエンスデータを特徴づけて広告配信可能なオープンDMPを導入。そこで得たデータをもとにマーケティングを実施した結果、クロスブランドで新規顧客の獲得に成功しました。
プライベートDMP導入前、導入後の注意点
(1)DMP導入の目的を明確にする
まず、大事なことは「なぜDMPが必要なのか」明確にすることです。ITの投資をする際、ツールありきで、ここが抜けているケースが非常に多いです。
しかし、ここが抜けてしまうと、導入に至っても成功しない可能性が高いです。目的が明確でないため、社内で利用しようというモチベーションが上がらず、結局ほとんど使われないままになってしまいます。
これは、DMPにも当てはまることです。DMPを導入するということは、マーケティングで課題を抱えているケースがほとんどかと思います。そこを切り口に、まずは目的を決めましょう。
(2)目的に応じて、DMPの種類を決定する
目的を決定したら、次に決めるのは導入するDMPの種類です。紹介したとおり、DMPには「オープンDMP」と「プライベートDMP」の2タイプがあります。
企業が収集する購買データや会員情報、サイト閲覧情報を管理したい場合は、「プライベートDMP」になります。この時、どのようなデータを収集したいか、社内でもう一度確認するようにしましょう。場合によっては、「オープンDMP」が必要になるケースもあります。この辺りの情報は、ベンダーから情報を収集するなど綿密に調査を進めるようにしましょう。
(3)導入するベンダーを決定する
(1)(2)を進めてきたら、今度はベンダーの選定を行います。
ベンダーを選定するときに大事なポイントは、価格だけで判断せず、プライベートDMPに対する知見や活用方法などに熟知しているベンダーを選定することです。
IT投資では、価格の安いベンダーを選んだためにまともなサポートを受けられず失敗に終わるケースも多いです。特にプライベートDMPは、ユーザーだけで運用を実現するのはなかなか難しいでしょう。ベンダーの選定項目など、社内であらかじめ検討しておきましょう。
(4)プライベートDMP導入の注意点は?
まず、考慮すべき点は、プライベートDMPを扱い、責任を持つ主管部門を決めることです。
情報システム(IT)部門かマーケティング部門がDMPの活用を主導することが多いです。いずれにせよ、データの収集方法など関係部門で対応しなければならないことも増えます。
主導するための部門がないと、プライベートDMPの有効活用は実現しません。また、プライベートDMPで管理するデータについても、事前に社内で確認が必要です。顧客のデータを扱うことになるため、セキュリティ面は万全にしておく必要があります。
データ活用で変わるマーケティング
プライベートDMPのメリットは膨大なデータから得られるマーケティングインサイトといえます。徐々に市場での活用も進み、クロスセルのよる販売・購買の上昇やLTVの引き上げなど成果をあげている企業も増えています。
闇雲なマーケティング施策の実施から卒業し、データドリブンなマーケティング活動を検討みてはいかがでしょうか。
BOXILとは
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