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LINEやMessengerなど、気軽なコミュニケーション手段として広く使われているチャットツールを、法人向けにセキュリティや管理面を強化したものが「ビジネスチャット」です。
チャットルームでは、グループやプロジェクトごとに気軽に会話できます。メールや電話などに比べ、個人と複数人との企業内コミュニケーションを円滑に、かつスピーディーに行えます。その結果、アイデアの共有がはかどり、ナレッジの蓄積や事業の活性化も期待できます。
数あるチャットツールの中でも人気のある「Microsoft Teams」と「LINE WORKS」の料金や機能、特徴を比較します。
>>Microsoft TeamsとLINE WORKS以外のチャットツールを比較したい方はこちら
>>ビジネスチャットのシェアや市場規模はこちら
Microsoft TeamsとLINE WORKSの基本情報
カジュアルな使い勝手をビジネス用途に生かしたといえる「LINE WORKS」に対し、従来のビジネスコミュニケーションを円滑にした「Microsoft Teams」。その考え方の差は、双方の企業の成り立ちが大きく影響しているといえるでしょう。
Microsoft TeamsとLINE WORKSの提供企業やサービス内容について、簡単に比較・解説していきます。
Microsoft Teams
マイクロソフトコーポレーションは、世界でもっとも利用されているOS「Windows」の開発を行っているほか、古くからMicrosoft Officeなどのビジネスアプリケーションもリリースしている企業です。
近年ではAzureなどのクラウドプラットフォームにも注力しつつ、Microsoft 365による統合的なビジネスソリューション戦略を展開しています。
「Microsoft Teams」は、その戦略を一歩推し進め、Microsoft 365とのシームレスな連携によって、ビジネスコミュニケーションをさらに円滑にするチャットツールとして、2017年3月14日よりサービスを開始しました。
Microsoft Teamsは一般法人向けには有料で提供されており、Teamsが含まれるMicrosoft 365プランでの利用のほか、スタンドアロンやアドオンなどのサブスクリプションでの利用が可能です。
LINE WORKS
LINE WORKS とは、LINEとつながる唯一のビジネスコミュニケーションツールとして開発されたサービスです。
LINE WORKSの提供会社であるLINE WORKS株式会社は、国内での月間利用者数が1億人※(2025年12月末時点)といわれる「LINE」の関連会社として設立されました。
LINE WORKSは、LINEのような使い勝手で導入初日から容易に利用できるビジネスチャットとして提供されています。API による連携機能やインテグレーターとの提携を強化することで、存在感を増してきています。
※出典:LINEヤフー「LINE、国内月間利用者数が1億ユーザーを突破」(2026年10月1日閲覧)
Microsoft TeamsとLINE WORKS 比較表
Microsoft TeamsとLINE WORKSについて、比較表を使って機能を紹介します。
Microsoft Teamsは、Microsoft 365と連携できます。一方で、LINE WORKSはビジネスコミュニケーションに特化しながらもカジュアルに使えるのが特長です。それぞれに強みがあるといえるでしょう。
Microsoft TeamsとLINE WORKS 機能比較表
ビジネスチャットツールとしての強みは異なりますが、機能面を比較していくと両者ともに基本的な機能を備えているといえます。
LINE WORKSとMicrosoft Teamsは、ともにメッセージの既読確認機能をはじめとするさまざまな機能を備えています。
Microsoft TeamsではGmailユーザーなどMicrosoft 365を利用していないユーザーとのコミュニケーションも可能です。
| Microsoft Teams | LINE WORKS | |
|---|---|---|
| タスク機能 | ○ | ○ |
| 社外コミュニケーション | ○ | ○ |
| メール連携 | ○ | ○ |
| ファイル添付 | ○ | ○ |
| 既読・未読 | ○ | ○ |
| 検索 | ○ | ○ |
| メンション | ○ | ○ |
それぞれの連携サービスを紹介します。
Microsoft Teamsの連携サービス
Microsoft Teamsは250種類以上※の統合ビジネスアプリに対応しています。
プロジェクト管理の「Asana」のほか、CRM(顧客管理)の「Salesforce」、電子署名・文書管理の「DocuSign」や「Adobe Acrobat」、業務管理の「ServiceNow」などの外部ツールとシームレスに接続し、業務効率化を図ることが可能です。
※日本マイクロソフト株式会社「Microsoft Teams公式サイト」(2026年10月1日閲覧)
LINE WORKSの連携サービス
LINE WORKSは、人事・労務から経理、プロジェクト管理まで、幅広い外部ツールと連携できます。
勤怠管理の「KING OF TIME」「奉行クラウド」や、kintoneと連携できる「Joboco」「LITONE」をはじめ、経費精算の「経費BANK」「freee」、プロジェクト管理の「Jira」、ピアボーナスの「Unipos」などにも対応しています。
Microsoft TeamsとLINE WORKS 価格比較表
価格面を比較すると、両者ともにコストパフォーマンスの高さが特長です。
ビジネスチャットツール単体ではLINE WORKS、他ソフトとの併用ではTeamsを利用すると費用を抑えられます。
| Microsoft Teams | LINE WORKS | |
|---|---|---|
| 主なサービス内容 | ビジネスチャット他、オンラインストレージや通話機能つき | ビジネスチャット、通話、未読・既読機能他 |
| 初期費用 | – | – |
| 利用料 | – | – |
| 月額/ユーザー | 599円〜(年間契約時) | 540円〜 |
| 無料トライアル | ○ | ○ |
| 無料プラン | ○(個人用のみ) | ○ |
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Microsoft TeamsとLINE WORKSの特長
両者における「共通の特長」と「独自の特長」について、詳しく解説します。
Microsoft TeamsとLINE WORKSに共通する特長
Microsoft Teams、LINE WORKSともに機能面で大きな差がないことを踏まえ、改めて、共通している特長を挙げてみましょう。
- タスク機能
- メール連携
- ファイル添付
- 検索
- メンション
Microsoft Teamsの特長・違い
Microsoft Teams は、Microsoft 365を利用する企業が、チームワークを向上させることを目的に開発されました。
月額599円からのMicrosoft Teams Essentialsから利用可能です。Microsoft 365 Business StandardやBusiness Premiumであればデスクトップ版のMicrosoft 365アプリも付属し、ローカル環境でも利用できます。
Windows PCもしくはMacの5デバイス、スマートフォンの5デバイス、タブレットの5デバイス、1ライセンスで計15台までのデバイスにインストールできます。
Microsoft 365のアカウントで利用可能
デスクトップ版のMicrosoft 365アプリが付属しないプラン(Microsoft 365 Business Basicなど)でもWebやモバイルで各種サービスを利用できます。
なお、一部のMicrosoft 365プランにはTeamsが含まれていないため、利用環境に応じたライセンスの確認が必要です。
プランによっては、高解像度画面での大規模会議や、強固なセキュリティ環境も実現できます。
Teamsは個人向けの無料版もありますが、企業として統制・管理して利用する場合は、Microsoft 365 の法人向けプラン(またはTeamsの法人向けプラン)を前提に検討するとよいでしょう。
Microsoft 365をはじめ多数アプリと連携
すでに解説したように、Microsoft TeamsはMicrosoft 365の各機能をつなぐ役割を担っています。そのため、Microsoft 365の各アプリとスムーズな連携が可能です。SharePointやOneDriveも統合されていますが、それだけではありません。
Microsoft Teamsには、ワークスペースを拡張する、開発者用プラットフォームがあります。これにより、独自のボットを組み込んだ業務自動化、2,000以上※のクラウドサービス連携などが可能です。
※出典:Microsoft「Microsoft Teams Blog」(2026年10月1日閲覧)
LINE WORKSの特長・違い
LINE WORKSは、すべての機能をアプリひとつで手軽に扱えるビジネスチャットツールです。
多数の利用者をもつLINEとの連携が、LINE WORKSの大きな強みです。通常のLINEユーザーとも情報のやり取りが可能なので、汎用性が最大の魅力といえるでしょう。
メッセンジャー、メール、カレンダー共有、資料の共有、掲示板などが企業内のアドレス帳と連動し、情報を共有することでチームの連携力も高まります。
LINEと同じインターフェース
LINEで広く知られているスタンプを送れること以外にも、便利な点があります。
だれもが利用しているツールだからこそ、外出先や会議の合間などの空き時間に、すばやくチームとコミュニケーションを取れます。メッセージ、無料通話、ビデオ通話、メール、会議招待なども思いのままにできます。
セキュリティ国際認証取得
デバイス紛失時の遠隔データ削除機能や、一定回数以上ログインに失敗するとアカウントをロックする機能、マルウェアを防ぐ添付ファイル制限機能など、セキュリティ対策が講じられています。
セキュリティ国際認証を取得したデータセンターを活用しており、時間と場所を問わないアクセスであっても、データが安全に管理されています。
さらに詳細を知りたい方は以下の資料をご覧ください。無料でダウンロードできます。
Microsoft TeamsとLINE WORKSの使い分け
どちらもさまざまなメリットがあるMicrosoft TeamsとLINE WORKSは、どちらを使うべきか。一概にはいえませんが、基本的にはどちらも使えるようにしておいた方がよいでしょう。
Microsoft Teamsはほとんどの企業で使われているMicrosoft 365製品との連携ができるため、ビジネス上のやり取りでは必須のツールといえます。
LINE WORKSの強みは、国内利用者の多さなので、国内をビジネス市場としている企業は、同様に導入を検討しておいた方がよいでしょう。
導入の際には、取引先がどちらを使っているか確認のうえ、メインのツールを決める方法もおすすめです。
Microsoft TeamsとLINE WORKSの評判・口コミを比較
Microsoft TeamsとLINE WORKSの評判・口コミをそれぞれ紹介します。
Microsoft Teamsの評判・口コミ
会議中以外もプロジェクトごとの管理が容易なので、すぐに今までの資料を取り出せたり、やりとりを確認できプロジェクトを進める上で非常に重宝している。
テレビ電話機能もあり、音質も自動で調整がされているようで聞き取りやすく特に不便は感じておりません。
WEB会議機能で打ち合わせを行い、問い合わせは、チャットを利用するなど使い分けが可能です
但し、弊社環境がVDI環境のため、
・Teams上のTV会議は画質が悪い⇒結局Zoomを使う
・Teams上のツール、ファイル共有等反応が遅い⇒結局デスクトップアプリを使う
となってしまいます。
また社内のメンバー(特に経営幹部陣)が完全に移行できていないので、他のコミュニティーツールとの併用がめんどくさい。
LINE WORKSの評判・口コミ
メールと違い、スタンプでの返信や未読・既読が付くので気軽に連絡できます。また、メールのように堅苦しくならないのも良いです。
連携豊富なMicrosoft TeamsとカジュアルなLINE WORKS
LINE WORKSは2015年、Microsoft Teamsは2017年と、それぞれに提供開始からそれほど時間が経過していません。そのため、両者ともに新機能の追加が活発に行われ、今後もより使いやすく進化していくでしょう。
まとめると「2,000以上の豊富なアプリや、Microsoft 365との強力な連携が魅力のTeams」「カジュアルで汎用性が高く、軽快なコミュニケーションが魅力のLINE WORKS」といえます。
どちらを選択しても、機能的に見劣りするようなことはありません。自社の業務内容に照らし合わせ、最適なツールを選択できるよう、十分に検討することをおすすめします。
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