大企業向けタレントマネジメントシステムおすすめ13選 シェアランキングと選定のポイント
タレントマネジメントシステムには多くの種類があり「どれを選べばいいか」迷いますよね。後から知ったサービスの方が適していることもよくあります。導入の失敗を避けるためにも、まずは各サービスの資料をBOXILでまとめて用意しましょう。
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- タレントマネジメントシステムとは
- タレントマネジメントシステムの費用相場は月額約8万円
- 大企業のシェアNo.1はSmartHRタレントマネジメント
- 大企業向けタレントマネジメントシステムの種類は3つ
- 大企業が抱える人材活用の課題
- 従業員数が多すぎて管理が難しい
- 優秀な従業員を適切なポジションに配置できない
- 大企業がタレントマネジメントシステムを導入するメリット
- 大人数の人材データを管理できる
- 複雑な人材配置もスムーズに行える
- 評価の公正化につながる
- おすすめタレントマネジメントシステムの比較表
- 【オールインワン型】大企業におすすめのタレントマネジメントシステム7選
- SmartHRタレントマネジメント
- カオナビ
- タレントパレット
- One人事
- HRMOSタレントマネジメント
- COMPANY Talent Management シリーズ
- SAP SuccessFactors
- 【人材分析/可視化型】大企業におすすめのタレントマネジメントシステム4選
- ミイダス
- ジンジャー人事データ分析
- スキルナビ
- Skillnote
- 【ツール&コンサル型】大企業におすすめのタレントマネジメントシステム2選
- Talent Viewer
- HRBrain
- 大企業がタレントマネジメントシステムを選定する際のポイント
- 従業員情報の項目は豊富か
- セキュリティ対策は十分か
- データ分析の種類は多いか
- サポート体制は充実しているか
- 既存システムと連携できるか
- 大企業向けタレントマネジメントシステムで人事の悩みを解消しよう
タレントマネジメントシステムとは
タレントマネジメントシステムは、従業員の基本情報やスキル、キャリア、評価データなどを一元管理し、データを活用して適材適所の配置や人材育成、エンゲージメント向上を支援するシステムです。
データには、氏名や生年月日といった基本情報をはじめ、雇用情報、キャリア情報、評価情報など、さまざまな項目が含まれます。
タレントマネジメントの目的は、人材を「企業にとっての重要な経営資源」と捉え、従業員の能力やスキルを最大限に活用し、経営目標の達成を目指すことです。この考え方を具体化するために開発されたのが、タレントマネジメントシステムです。
タレントマネジメントシステムの機能や使い方については、次の記事で詳しく解説しています。
タレントマネジメントシステムの費用相場は月額約8万円
BOXIL SaaSに寄せられた口コミをもとに集計した結果、タレントマネジメントシステムの初期費用の相場(中央値)は約50万円、月額費用の相場は約8万円でした。
多くのサービスでは、1ユーザーごとに料金が発生する従量課金モデルを採用しています。そのため、従業員数が増えるほど費用も高くなります。
会社規模や運用体制に合ったコストを把握するには、各ベンダーに資料請求や見積もりを依頼するのがおすすめです。
※調査概要:BOXIL SaaSに掲載しているタレントマネジメントシステムカテゴリの口コミから費用に関する回答があったものを集計。件数は初期費用が142件、年額費用が142件。集計期間は2015年06月01日〜2025年09月28日。
大企業のシェアNo.1はSmartHRタレントマネジメント
BOXILでは、従業員数1,000人以上の企業でタレントマネジメントシステムの導入や運用に関わった433名を対象に、独自のアンケート調査を実施しました。
その結果、もっとも多くの企業で導入されていたのは「SmartHRタレントマネジメント」で、シェアは9.93%となりました。次いで「カオナビ」が9.24%、「ミイダス」が8.78%、「タレントパレット」が7.39%、「One人事」が6.93%と続きます。
これらの上位システムは、人材情報の管理だけでなく、キャリア開発やスキル管理、他の人事システムとの高い連携性も備えており、大企業での運用に適した機能を持っています。
※調査概要:インターネット調査にてタレントマネジメントシステムの導入に携わった全国20〜60代の1,581人へ実施。本調査の期間は2025年4月9日〜11日。本アンケート結果は小数点以下任意の桁を四捨五入しており、合計が100%にならない場合がある
大企業向けタレントマネジメントシステムの種類は3つ
タレントマネジメントシステムは、搭載された機能や特徴によって、次の3種類に分けられます。
| タイプ | おすすめの企業 | 代表的なシステム |
|---|---|---|
| オールインワン型 | 複数の人事システムを一つにまとめたい | カオナビ、タレントパレットなど |
| 人材分析/可視化型 | スキル分析や特性の把握をしたい | ジンジャー人事データ分析、スキルナビなど |
| ツール&コンサル型 | 人事制度の設計から支援が必要 | HRBrain、Talent Viewer |
すぐに製品を確認したい方は下記からご覧ください。
▼【オールインワン型】大企業におすすめのタレントマネジメントシステム7選を見る
▼【人材分析/可視化型】大企業におすすめのタレントマネジメントシステム4選を見る
▼【ツール&コンサル型】大企業におすすめのタレントマネジメントシステム2選を見る
大企業が抱える人材活用の課題
大企業向けのタレントマネジメントシステムを紹介する前に、まずは大企業が抱えがちな人材活用の課題をお伝えします。大きな課題は次の2つです。
- 従業員数が多すぎて管理が難しい
- 優秀な従業員を適切なポジションに配置できない
従業員数が多すぎて管理が難しい
一般的には、従業員数が1,000名以上の企業を「大企業」と呼びます。従業員数が多いと、それだけ人材データの管理も複雑になります。少人数の企業であれば紙やExcelでも管理できますが、従業員が1,000名規模ともなると、手作業での管理は困難です。
データ量が膨大になると、担当者の負担も増大しがちです。部署によって管理方法が異なることで、組織全体としての人材管理が煩雑化しているケースもあります。
優秀な従業員を適切なポジションに配置できない
従来の評価制度では年齢や勤続年数が重視されがちであるため、スキルや能力に応じた適切な配置が難しくなるケースもあります。
終身雇用制度は徐々に崩れつつあり、人事戦略も変化しています。しかし、現在も「年功序列」が根強く残る大企業も少なくありません。組織風土や社内政治の影響もあり、「能力重視」に切り替えられない企業も多いです。
能力やスキルが評価されない体制だと、従業員からのエンゲージメントも低下してしまいます。企業としての競争力や成長力が損なわれるリスクもあります。
大企業がタレントマネジメントシステムを導入するメリット
大企業がタレントマネジメントシステムを導入するメリットとして、次のものがあげられます。
- 大人数の人材データを管理できる
- 複雑な人材配置もスムーズに行える
- 評価の公正化につながる
大人数の人材データを管理できる
大企業向けのタレントマネジメントシステムを導入すれば、1,000名規模の人材データを1つのシステムに集約できます。これまでのタレントマネジメントでは、各システムに分散した情報を手作業で集める必要がありました。
その点、タレントマネジメントシステムを活用すれば、スキルやキャリア、勤怠、評価など、さまざまな情報を1つのシステムで一元的に収集・管理できます。「従業員数が多すぎて管理が難しい」といった課題も解消できます。
複雑な人材配置もスムーズに行える
大企業の場合、拠点が分散していて、部署や部門も細分化されているケースが多く、人材配置も複雑になりやすいです。一般的な人材配置計画では、手作業で集めたデータをもとに配置パターンを検討しますが、これには多大な時間がかかります。
その点、タレントマネジメントシステムでは、システム上で人材配置シミュレーションが可能です。データの収集からパターン提案までを全自動で行えるシステムもあります。
評価の公正化につながる
部署や部門が細分化されると評価担当者が増え、それだけ評価にもバラつきが生まれてしまいます。その結果、「評価が主観的だ」「公正ではない」と感じ、不満を持つ従業員が出てくることも考えられます。
タレントマネジメントシステムには、評価シートのテンプレートが用意されており、全社で共有・管理が可能です。一定の評価基準を保ったうえで、一人ひとりに対して適正な評価ができます。
おすすめタレントマネジメントシステムの比較表
【特典比較表つき】『タレントマネジメントシステムの資料15選』 はこちら⇒無料ダウンロード
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※資料数は、BOXILでの掲載状況によって増減する場合があります。
【オールインワン型】大企業におすすめのタレントマネジメントシステム7選
オールイン型の、大企業におすすめのタレントマネジメントシステムを紹介します。複数の人事システムを一つにまとめたい場合に適しています。
SmartHRタレントマネジメント - 株式会社SmartHR
- 汎用性の高いデータベースを軸にあらゆる人事施策を実行できる
- 従業員情報は「キャリア台帳」に自動で取り込み、アップデートされる
- 細かな設定が可能な配置シミュレーションを実現
SmartHRタレントマネジメントは、労務管理クラウドサービスの大手「SmartHR」が運営するタレントマネジメントシステムです。汎用性の高い従業員データベースを軸に、人事評価やスキル管理、採用管理、組織図、サーベイなど、あらゆる人事施策を行えます。
SmartHRタレントマネジメントで取り込んだ従業員情報は「キャリア台帳」に自動で反映・更新されます。在籍年数や給与情報などをもとに、より詳細な配置シミュレーションも実現可能です。「従業員数の増加で人材配置計画が複雑化してきた」と悩む大企業におすすめです。
大企業での口コミ
- 大規模な人材データの一元管理と可視化
- AIを活用した高度な人材分析と予測
- 大企業固有のニーズに特化したオールインワンパッケージを提供
カオナビは、大企業の複雑な人材管理ニーズに応える包括的なタレントマネジメントシステムです。大規模な人材データを一元管理し、組織全体の人材状況を可視化することで、戦略的な人材配置や育成計画の立案を支援します。
収集したアンケートの回答をわかりやすく可視化するAIを搭載しており、所属や雇用形態などの属性ごとに傾向を把握できます。大企業での利用には、大企業特有の課題に応じたカオナビEnterprise Editionがおすすめです。
大企業での口コミ
タレントパレット - 株式会社プラスアルファ・コンサルティング
- 製造、金融、飲料、食品、ITなど多くの大手企業で導入実績が豊富なシステム
- 従業員一人ひとりの能力や性格特性など多様な人材データに基づいて人材管理・活用が可能
- さまざまなERP・人事基幹システムと連携し、人材データの活用を促進
タレントパレットは、導入法人数4,500社以上※1、継続率99.6%※2を誇る、人事担当者が必要な機能を兼ね備えたオールインワン型のタレントマネジメントシステムで、大手企業の導入実績においてもNo.1※3の実績を持ちます。
従業員一人ひとりの能力や性格特性、スキル、モチベーションなど多様な人材データをもとに、育成・評価・配置までを一元的に管理・分析できます。また、社内公募やポジション管理、サクセッションプランニングなど大手企業に必要な機能を搭載しています。
※1 出典:PR TIMES「タレントパレット、人事労務管理システム『楽楽人事労務』にOEM提供開始」(2025年11月21日閲覧)
※2 出典:プラスアルファ・コンサルティング「タレントパレット|24年度シェアNo.1 タレントマネジメントシステム」(2025年11月21日閲覧)
※3 出典:プラスアルファ・コンサルティング「人事領域をオールインワンで支援する『タレントパレット』、 人材管理市場においてシェア1位を獲得」(2025年11月21日閲覧)
大企業での口コミ
- 人事・労務をワンストップで管理
- 導入前から運用まで手厚くサポート
- 目的に合わせて柔軟に機能を選べる
One人事は、労務・勤怠・給与・タレントマネジメント・ワークフローを1つのシステムで管理できる統合型の人事労務システムです。入社から退職までのあらゆる人事業務をシームレスに連携し、リアルタイムで組織全体の状況を可視化できます。
1つのIDで各機能を横断的に利用できるほか、従業員情報を一度入力すれば全機能に反映されるため、管理の手間を大幅に削減します。
導入時には専任の担当者がシステムの構築から運用までサポートし、段階的な機能追加にも柔軟に対応。大規模組織でも人事データを効率的に活用できる柔軟性が魅力です。
大企業での口コミ
HRMOSタレントマネジメント - 株式会社ビズリーチ
- 従業員データを一元管理して可視化
- 評価・サーベイ・1on1を統合運用
- 導入から運用まで専任担当者がサポート
HRMOSタレントマネジメントは、従業員情報の管理から評価・育成・組織診断までをワンストップで実現する人材管理システムです。目標管理や360度評価、スキルマップ作成、サーベイ分析など、豊富な機能を組み合わせて人と組織の課題を把握し、改善に役立てられます。
専任の担当者が導入初期から運用まで支援し、定期的なミーティングを通じて最適な運用方法や分析手法を提案します。
直感的な操作で従業員自身が情報を入力できるため、現場からのデータ収集もスムーズです。既存システムとの連携にも柔軟に対応し、大企業の複雑な人事運用をサポートします。
大企業での口コミ
COMPANY Talent Management シリーズ - 株式会社Works Human Intelligence
- 経営層からマネージャー、従業員まで誰でも使いやすいシステム
- 顔写真とデータを見ながら直感的な操作で人材配置ができる
- スキルマップやラーニングプラットフォームの機能も搭載
COMPANY Talent Management シリーズは、経営層からマネージャー、従業員まで、誰でも簡単に使えるインターフェースが特徴のタレントマネジメントシステムです。
顔写真やデータを一覧で確認しながら、直感的な操作で人材配置ができます。担当者に権限を付与することで、複数部署の配置図を同時に作成可能です。
スキルやキャリア目標を可視化できる「スキルマップ」や、Webコンテンツや研修動画を管理する「ラーニングプラットフォーム」の機能も利用できます。
大企業での口コミ
- AIで人材管理と育成を最適化
- グローバル対応の統合プラットフォーム
- スキル中心のキャリア開発を支援
SAP SuccessFactorsは、AIを活用して採用から育成・評価・配置までを一元的に管理できるタレントマネジメントシステムです。スキルギャップの把握や組織全体のインサイト分析、パフォーマンス管理を通じて、社員一人ひとりの潜在能力を最大限に引き出します。
スキルベースの学習レコメンド機能やAIによるセルフサービス機能が特徴的です。従業員が自律的に学び、キャリアを形成できる環境を構築することで、エンゲージメントと生産性を高めます。グローバル規模の人材配置にも強く、大企業の複雑な人材戦略に柔軟に対応します。
【人材分析/可視化型】大企業におすすめのタレントマネジメントシステム4選
人材分析/可視化型の、大企業におすすめのタレントマネジメントシステムを紹介します。スキル分析や特性の把握をしたい場合に適しています。
- ミイダスサーベイで生産性向上と離職率改善を支援
- 特定の人材を効率的に検索しスカウトを自動化
- 現状把握と改善提案を支援するツールを提供
ミイダスは、従業員サーベイやスカウト機能などで、効率的な人材管理と組織改善を支援するタレントマネジメントシステムです。多様な人材のスカウト機能を活用し、豊富なデータベースから必要な人材を迅速に特定できます。
運用しやすい組織サーベイ機能を通じて、社員の悩みや課題を可視化し、効率的な改善をサポート可能です。健康経営優良法人認定の支援も行っており、企業価値の向上にも貢献します。定額制のため、大規模な組織でもコストを抑えて、効果的な人材育成と管理を進められます。
ジンジャー人事データ分析 - jinjer株式会社
- シリーズ累計18,000社以上※の導入実績
- 人事労務や勤怠、給与などの情報を総合的に管理できる
- 人材データの最大値や中央値を出力可能
ジンジャー人事データ分析は、18,000社以上※の導入実績をもつジンジャーシリーズのクラウド型分析システムです。基本情報はもちろん、人事労務、勤怠、給与などの情報も時系列で保存し、統合的に管理できます。
従業員データの分析も柔軟にでき、期間や性別、年代など属性に応じて、最大値や中央値を出力できます。パターンや傾向を可視化することで、効率的な人材配置や育成が可能です。
その他にも、「人事評価」や「eラーニング」「福利厚生」など、タレントマネジメントに関連する姉妹サービスも豊富に提供されています。
※出典:jinjer「人事データ分析システム『ジンジャー人事データ分析』」(2025年10月13日閲覧)
- 企業独自の評価制度に応じた柔軟な設定によりスムーズなシステム運用
- スキルマップや履歴データを活用した詳細な人材分析
- 人材情報の統合管理機能で効率的な情報活用が可能
スキルナビは、大規模な人材情報を一元管理し、効率的に活用できるタレントマネジメントシステムです。
組織の評価制度や人事方針に応じた柔軟な設定が可能で、変化するビジネス環境にスムーズに対応できます。エンゲージメント分析も標準装備しており、組織の活性化や離職防止に向けた施策にも対応可能です。
スキルマップや履歴データをもとにした詳細な人材分析によって、戦略的な人材配置と育成を効果的にサポートします。これにより、組織全体の効率化と競争力強化を実現します。
Skillnote - 株式会社Skillnote
- 製造業を中心に250社以上※で導入されているタレントマネジメントシステム
- 記録方法や管理形式が統一されていないといった悩みを解消
- 工程や製品ごとに必要な人材リソースも把握可能
Skillnote(スキルノート)は、スキルを見える化することで、ものづくり人材の成長を支援するタレントマネジメントシステムです。製造業を中心に250社以上※で導入されています。
同システムでは、「部署ごとに記録方法が異なる」「管理形式が統一されていない」といった、製造業によくある課題も解消可能です。スキルや教育計画を一元管理することで、本人の力量を見極め、適切な人材配置を実現します。工程や製品ごとに必要な人材リソースも把握可能です。
※出典:Skillnote「スキルノート|スキル・力量管理システムならスキルノート」(2025年10月13日閲覧)
【ツール&コンサル型】大企業におすすめのタレントマネジメントシステム2選
ツール&コンサル型の、大企業におすすめのタレントマネジメントシステムを紹介します。人事制度の設計から支援が必要な場合に適しています。
Talent Viewer - エン株式会社
- 「タレントパレット」をベースとしたOEM製品
- 採用や組織開発のプロが導入や運用を支援してくれる
- システムの運用を最適化し、スピード経営を実現したい企業におすすめ
Talent Viewerは、「タレントパレット」をベースとしたOEM製品です。高機能なタレントマネジメントシステムに加えて、採用や組織開発の専門家がツールの導入や運用を支援します。利活用サポートでは、導入キックオフや個別相談会、進捗チェックなどに対応可能です。
人事コンサルタントによる採用力アップ施策、離職防止支援、階層・テーマ別の研修なども提供しています。人材データの分析だけでなく、システムの運用を最適化し、スピード経営を実現したい企業におすすめです。
大企業での口コミ
- 「簡単操作」「カスタマイズ」「サポート」の3つが強み
- 人材データは複数の検索軸で調べられる
- 導入後も十分に活用できるよう、サポート体制が充実
HRBrainは、「簡単操作」「カスタマイズ」「サポート」の3つを強みとするタレントマネジメントシステムです。顔写真付きのデータ管理に加え、シンプルな管理画面で独自のデータベースを構築できます。資格やキャリアプランなど項目を自由に追加でき、項目ごとに細かく権限設定が可能です。
人材データは複数の検索軸で調べられるため、さまざまな条件で対象者のリストを作成できます。また、導入後も十分に活用できるよう、充実したサポートを提供しています。システム自体の使い方はもちろん、業務代行や評価者の育成研修なども依頼可能です。
大企業での口コミ
大企業がタレントマネジメントシステムを選定する際のポイント
最後に、大企業がタレントマネジメントシステムを選定する際のポイントを紹介します。
- 従業員情報の項目は豊富か
- セキュリティ対策は十分か
- データ分析の種類は多いか
- サポート体制は充実しているか
- 既存システムと連携できるか
従業員情報の項目は豊富か
タレントマネジメントシステムをうまく活用するには、土台となる「従業員情報」が必要です。そのため、システムを選ぶ際は、従業員情報の項目が豊富に用意されているか確認しましょう。
氏名や生年月日といった基本情報をはじめ、具体的なスキルやキャリア、資格、入退職日、異動希望など、さまざまな従業員情報があります。勤怠や評価といった情報も管理できると、さらに便利でしょう。
セキュリティ対策は十分か
タレントマネジメントシステムでは多くの個人情報を扱うため、強固なセキュリティが求められます。ベンダーがどのようなセキュリティ対策を施しているのか確認しましょう。セキュリティ対策の例は次のとおりです。
- データや通信の暗号化
- IPアドレス制限
- アクセス権限の管理
- ISOやISMSといった認証の取得
- ログイン制御
- バックアップ
個人情報の漏えいは、従業員からの信頼失墜はもちろん、ブランドイメージ低下につながります。ベンダーがどういった対策を施しているのか、入念に確認しておきましょう。
データ分析の種類は多いか
タレントマネジメントシステムの基本機能に「データ分析」があります。どのような分析ができるのか、分析手法が豊富かどうか確認しましょう。分析手法の例は次のとおりです。
- 従業員満足度やエンゲージメントの分析
- 評価分布(どこの誰が、どういった評価を得ているのか)の見える化
- 離職予兆の察知やアラート
- 人材配置や人件費のシミュレーション
経営戦略を決めるためにも、データ分析の内容は重要です。大企業は従業員数が多いため、大人数でも正確かつスピーディーに分析できるシステムを見極めましょう。
サポート体制は充実しているか
タレントマネジメントシステムを導入した後、使い方がわからなかったり、人事戦略の方針に悩んだりすることもあります。そういった際のサポート体制もチェックしましょう。
- 専任担当者による導入や運用のコンサルティングサービス
- 電話やメール、ビデオ電話での相談窓口
- 目的設定やフィードバックなどの実務支援
- タレントマネジメント業務の代行や研修の実施
システムの効果を最大化するためにも、悩みやニーズをしっかりとヒアリングし、伴走してくれるベンダーを選びましょう。
既存システムと連携できるか
人事や勤怠管理など、既存システムと連携できるかも重要なポイントです。連携させることで、各システムとのデータやり取りがスムーズになります。従業員情報を自動収集できたり、勤怠情報をタレントマネジメントシステムに反映させたりと、シームレスな連携が可能です。
連携方法は大きく「API形式」と「CSV形式」に分かれます。API形式は、特定のシステムの機能を別のシステムから呼び出す仕組みです。CSV形式は、データをエクスポートし、システムに反映させる仕組みをいいます。
タレントマネジメントシステムの失敗しない選び方は、タレントマネジメントシステムおすすめ比較記事で詳しく紹介しています。
大企業向けタレントマネジメントシステムで人事の悩みを解消しよう
従業員数の増加により、「人材管理が難しくなる」「優秀な人材を適切なポジションに配置できない」といった、大企業特有の課題が生じます。タレントマネジメントシステムを導入すれば、大人数のデータを一元管理できるうえ、スムーズな人材配置を実現可能です。
大企業向けタレントマネジメントシステムを選ぶ際は、次のポイントを意識しましょう。
- 従業員情報の項目は豊富か
- セキュリティ対策は十分か
- データ分析の種類は多いか
- サポート体制は充実しているか
- 既存システムと連携できるか
複数のサービスを比較検討し、目的や予算に合ったタレントマネジメントシステムを選択しましょう。



