マイクロソフトホロレンズで建設業界の働き方改革が爆速で進むワケ

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建設業界におけるxRの活用が急速に進んでいる。xRとはAR(拡張現実)、VR(仮想現実)、MR(複合現実または混合現実)の総称で、様々な産業で利活用方法が模索されている。今回は、マイクロソフトと協業してホロレンズを活用し日本の建設業界では初めて、建設現場へのMR(複合現実)導入に踏み切った小柳建設社長 小柳卓蔵氏にお話を伺った。

xRを活用した、その先に広がる未来

取材中、「日本の建設業界のクオリティは世界一なんです」小柳社長は何度もそう口にした。

これだけ法規制が厳しい中、安全なものを工期内に完成できる。安全に間違いのない仕事をしていく日本の建設業界の品質を武器に、ホロストラクションを活用して世界に打って出る。最も働き方改革が遅れている日本の建設業界で変えることができれば、海外の危険な建設現場や仕事の仕方をも変えられるのではないか。

これが小柳建設の目指す「xRを活用した建設業界の働き方改革」だ。ものづくりへの日本人の自信が揺らぐいま、頼もしい存在だ。

「10歳くらいのときお風呂の中で先代から聞いた、経営者は命がけで社員を守らなければならないという言葉は忘れられません。世のため、人のために生きる。社員のために会社を大きくする。私は黒子として、建設業界で働く方々が効率よく働けるようにできることをやって行きたいと思っています」(小柳社長)

「2代目で現会長の直太郎氏の力になれたら…」と帰郷し、3代目社長に就任するまでは、金融業界で働いていたという小柳社長。異業界を知っているからこそ、業界の課題を客観的に捉え、MR導入を即決できたないだろうか。

働き方改革をすすめるため、あるいはデジタル変革を起こすため、目新しい技術ならなんでも導入すればよいというものでもない。

これからの時代の経営に必要なことは、解決すべき課題を問う力と、そのために最適なソリューションをいかにスピーディに決断し活用できるかという推進力だ。

「儲けを先に考えると視野が狭くなる」 業界のリーディングカンパニーであり続けるために、イノベーションを起こしたいと考える大手企業にも、見習うべきところが大きいのではないだろうか。

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