収支計画書が簡単に作成できる無料テンプレート【Excel(エクセル)】
予算管理システムは、予算作成や進捗の管理、分析を効率的に行えます。予実管理や予実突合が容易になることはもちろん、予算のシミュレーション分析やレポーティング機能をもつシステムもあります。予算管理システムの資料は下のボタンより無料でダウンロードできます。
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【無料】Excelで使える収支計画書・事業計画書テンプレート
会社にとって収支の計画を立てておくことは非常に大切なことです。
ボクシルでは、必要な箇所を記入するだけで簡単に収支計画書・事業計画書が発行・印刷できる、Excelの無料テンプレートをダウンロードできます。
ダウンロードできる収支計画書のテンプレートは2種類あるため、好きなデザインのテンプレートをダウンロードして、次に紹介する書き方を参考に収支計画書を作成してください。
収支計画書テンプレート【単一事業】
単一事業用収支計画書の無料Excelテンプレート(フォーマット)です。各種数値の自動計算をします。
収支計画書テンプレート【複数事業】
複数事業用収支計画書の無料Excelテンプレート(フォーマット)です。1枚のフォーマットで各種数値の自動計算をします。
テンプレートを使ったとしてもExcelでの収支計画書作成には、大きな工数がかかります。テンプレート以外で無料にて予算管理する方法はこちらで解説しているので、あわせてチェックするとよりよい方法が見つかるかもしれません。
事業計画書テンプレート
事業計画書の無料Excelテンプレート(フォーマット)です。A4サイズ1枚で印刷できます。ポイントとなる項目を押さえつつも、わかりやすいシンプルなフォーマットで、書き方に悩まず簡単に情報がまとめられます。
事業計画書は銀行融資を受けるために必要な書類であるため、融資を考えている方はこちらの書式もあわせて活用してください。
「予実管理のExcel集計がめんどう…」
「予算のシミュレーションやレポーティングを簡略化したい」
このようなあなたには、予算管理システムがおすすめです。
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収支計画書とは売上・経費・利益の計画
収支計画書とは、売上から経費を引いて利益がどれくらい残るかの計画を示したもので、予想損益計算書とも呼ばれます。経営を続けていくにあたり、利益をどれくらい残していけるかを細かく計画書に落とし込みます。
利益が残らず赤字が続けば資金繰りも厳しくなり、倒産に追い込まれてしまうこともあるでしょう。創業時だけでなく、定期的な収支計画の見直しは経営者の腕の見せどころといえます。
支出と収入を予想する
収支計画は売上原価や経費などの「支出」と、売上の「収入」の予測ができて初めて作成できます。
売上原価(仕入原価)や経費が膨らみすぎてしまえば、たとえ大きな売上を上げたとしても、結果として利益が残らなくなるでしょう。支出と収入をバランスよく予想して記載するための書き方を説明します。
収支計画書の書き方
それでは具体的に収支計画書を作成するにあたり、どのような計画をたてて内容を記載していけばいいのかについて紹介します。ボクシルが提供する収支計画書のテンプレートを使えば、あらかじめテンプレートの中に用意された計算式で自動計算してくれるので、各項目の数字を記載すれば収支がわかります。
月別で計画をたてる
収支計画は月別で記載していくのが一般的です。売上や経費は月末で締めて経理処理をしていく事業が多く、予算計画を整理してまとめやすいためです。
季節変動も加味して計画する
月別の売上予測(収入予想)を記載します。この時、商品・事業・サービスによっては、季節によって売上が変動することもあります。このような季節変動も加味して、楽観的すぎない現実的な数値を記載しましょう。
日本政策金融公庫のウェブサイトでは、創業時の売上予測の方法を業界別で紹介しています。創業時でまだ具体的な計画がたてられない場合は、ひとつの参考にしてください。
※出典:日本政策金融公庫「創業計画Q&A Q5売上予測の方法を教えてください。」(2023年12月7日閲覧)
経営者が社員に向けた売上目標は、高い数値を入れることが多くあります。しかし収支計画書に高すぎる目標を入れると、正常な経営資源の配置を想定できなくなるため、社員向け目標とは別に堅実な売上計画として落とし込みましょう。
月別の原価と経費
売上原価、人件費、家賃、支払利息などの経費の計画をたてます。地代家賃やインターネット使用料金などの予想のつけやすい固定経費も、事前にまとめて記載しましょう。この記事で紹介している事業向けテンプレートには、「販売費及び一般管理費」として項目があります。
固定経費だけでなく変動経費も予測する
固定経費に対して、売上に比例する変動経費についても予測をたてます。仕入原価、水道光熱費、アルバイトやパートの人件費などが変動経費にあたります。売上が上がると変動するものなので、売上予測に連動して増やしましょう。
事業を進めていくうえで経費はどうしてもかかるものです。ただ経費も計画的に使わないと、利益を大きく圧迫してしまいます。
月別の借入金返済計画をたてる
売上や経費のように収支には直接影響しませんが、金融機関から借り入れをしている場合には借入金の返済計画も記載します。日本政策金融公庫のテンプレートにも借入金返済計画の欄があります。
収支計画書は創業時だけでなく、金融機関から追加で融資を受ける際にも必要な書類です。現在の借り入れ状況と返済計画も明確にすることで、返済計画が収支計画と比べて無理がないものか判断できます。
営業利益と経常利益を分けて記載
事業によっては営業利益と経常利益をわけて記載します。ボクシルのテンプレートは営業外収入と営業外費用を記載することで経常利益が計算され、税引前当期純利益が記載されます。そこから税金を引くと、最終的な税引後当期純利益が導き出されるでしょう。
年次サマリーも添付する
収支計画書には年次サマリーも添付するといいでしょう。テンプレートでは月次収支計画書に連動して、5か年利益計画書が自動で算出されます。折れ線グラフとして、売上高や営業利益、税引後当期純利益がわかりやすく可視化されるため、第三者が見ても経営状況を把握しやすくなります。
収支計画書はテンプレートで効率的に作成
収支計画書は意外と記載項目が多く、ゼロから作成するのは簡単ではありません。しかし事業を理解してもらい、金融機関からの融資を経て成長と拡大を続けていくにあたり、なくてはならないものです。
事業を続けるうえで課題となるのは売上なのか、経費なのかを想定するうえでも役立ち、事業計画に直接影響します。一方で収支計画書・事業計画書はExcelのテンプレートを用いることで、驚くほど簡単に収支計画書を作成できます。ぜひこの記事で紹介しているエクセルの無料テンプレートをもとに、効率的に計画書を作成しましょう。
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