おすすめビデオチャットツール比較!価格・機能・活用方法
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ビデオチャットツールとは
ビデオチャットツールとは、パソコンやスマートフォンなどの画面を通してオンラインで会話ができるツールです。「Web会議ツール」や「オンライン会議ツール」とも呼ばれ、社内ミーティングをはじめ、商談やカスタマーサポートなど利用シーンは多岐にわたります。
ビジネスシーンにおいては、「Zoom(ズーム)」や「Microsoft Teams(マイクロソフト チームス)」などのツールに聞きなじみがあるでしょう。
ビデオチャットツールの代表的な機能として、次のものがあげられます。
- 画面越しで会話ができるビデオチャット機能
- テキストベースでやり取りができるチャット機能
- 録画や録音ができる機能
- 会話をしながら画面共有ができる機能
- 複数人とビデオチャットができる機能
画面やテキストベースでのやり取りだけでなく、画面共有を利用した資料共有、録画や録音なども可能です。あらゆるコミュニケーションをオンラインで完結できるので、遠隔地からの情報共有や、外出や出張中の社員とのやり取りもスムーズになります。
ビデオチャットツールの選び方
ビデオチャットツールを選ぶ際は、次のポイントを意識してみてください。
- 検討中のビデオチャットツールが用途に合っているか確認する
- 顧客や取引先など「チャット相手」にとって使いやすいツールを選ぶ
- 最大何人までの同時接続が必要になるか想定する
- インターネットの接続環境の影響を受けにくいツールを選ぶ
- 外部システムと連携できるか確認する
検討中のビデオチャットツールが用途に合っているか確認する
ひと口に「ビデオチャットツール」といってもツールの特徴はさまざまなので、自社の目的や用途に合っているか確認しましょう。
用途の例として、社内における大人数のミーティングや商談、顧客に対するオンライン接客などがあげられます。大人数のミーティングで利用したい場合は、膨大な同時アクセスに耐えられたり、ブレイクルーム機能が搭載されていたりするツールがおすすめです。
商談やオンライン接客の場合は、1対1で話し合うことが多いため、画質や音質のよいツールや、相手がストレスなく使用できるツールを選びましょう。
顧客や取引先など「チャット相手」にとって使いやすいツールを選ぶ
ビデオチャットは社内だけでなく、顧客や取引先などに向けて利用するケースが多いです。その際、チャット相手にとって使いやすいツールかどうか意識してみてください。
たとえば、相手側のアプリやソフトウェアのダウンロードが不要だったり、ワンクリックでビデオチャットに参加できたりといった例です。
相手に「使いにくい」「面倒くさい」と思われると信頼関係の失墜につながり、取引に支障が出る可能性があります。そのため、相手側にストレスのかからないツールを選びましょう。
最大何人までの同時接続が必要になるか想定する
ビデオチャットツールが最大何人までの同時接続に対応しているか確認しましょう。少人数ミーティングの多い中小企業から、一度に何十人、何百人が会議に参加する大企業など、企業によってビデオチャットの利用規模は異なります。
ビデオチャットツールは、少人数かつ社内向けのもの、数百人規模に対応したツールなどさまざまです。小規模、中規模、大規模と利用人数ごとにプランが決められているツールもあります。まだツールを導入していない企業は、どのくらいの規模のビデオチャットが必要になるか想定しておきましょう。
インターネットの接続環境の影響を受けにくいツールを選ぶ
ビデオチャットツールを選ぶ際は、インターネットの接続環境の影響を受けにくいツールを選びましょう。ツールのほとんどは「クラウド型」なので、利用時のインターネット環境に左右されます。インターネットが遮断されている、あるいは弱い場合、ビデオチャット自体ができなかったり、映像や音声が途切れたりします。
ツールによっては、通信環境が悪くても安定した映像や音声でのビデオチャットができるものがあります。たとえば、独自技術によって少ないデータ量でも安定した映像、音声品質を実現できるといったケースです。
外部システムと連携できるか確認する
ビデオチャットツールを選ぶ際は、外部システムとの連携性も意識しましょう。たとえば、次のような例があげられます。
- カレンダーツールとの連携で、スムーズな日程調整ができる
- SFAやCRMとの連携によって、顧客の詳細情報をツール上で取得できる
- 電子契約システムとの連携によって、オンライン商談中にそのまま契約を結べる
このようにスケジュール管理をはじめ、情報の取得や共有、商談業務の効率化など、あらゆる日常業務を効率化できます。
「テレビ会議」に特化したおすすめのビデオチャットツール比較
まずは、「テレビ会議」に特化したおすすめのビデオチャットツールを紹介します。機能や料金プランなどの詳細が知りたい、各サービスの特徴を比較したい方は、無料でダウンロードできる資料がおすすめです。
Poly Studio - ポリコムジャパン株式会社 (Poly)
- ビデオバーの中にOSやカメラ、マイクなどが内蔵されたシステム
- 会議の規模に応じたビデオバーが用意され、それぞれスペックが異なる
- Microsoft TeamsやZoomなどとも容易に連携できる
Poly Studio(ポリー スタジオ)は、グループ内でのアイデア出しや役員会議、全支店を対象としたテレビ会議など、幅広い規模や用途に対応したツールです。同ツールは「ビデオバー形式」であり、バーの中にOSやカメラ、マイクなどあらゆる機能が内蔵されています。
会議の規模に応じたビデオバーが用意されており、カメラの画質やマイク集音範囲などのスペックが異なるのが特徴です。 Microsoft TeamsやZoom、Google Meetなど外部のコラボレーションツールとの連携機能も搭載されています。
- 金融や保険、行政機関などさまざまな業界で利用されるツール
- クラウド型だけでなく「オンプレミス型」も提供している
- リモートによる操作説明やシステムメンテナンスなどサポートが手厚い
FreshVoice(フレッシュボイス)は、金融や保険、物流、行政機関までさまざまな業界で利用されるビデオチャットツールです。クラウド型だけでなく「オンプレミス型」も提供しており、多拠点でも音声の途切れにくいビデオ会議を行えます。
システム上で共有されたドキュメントは、離れた場所にあるすべての拠点から直接書き込みが可能です。一度共有したデスクトップを別拠点から操作するといった使い方もできます。
同ツールは、サポート体制も豊富です。電話やメールでの疑問解消はもちろん、リモートによる操作説明やシステムメンテナンスなどにも対応しています。専任担当が伴走してくれるため、ビデオチャットツールの導入が初めての企業にもおすすめです。
- 独自のデータ圧縮技術によってデータ量を抑えたオンライン会議ができる
- インターフェースの変更や機能追加なども柔軟に行える(オンプレミス型のみ)
- 専用のチャットアプリとの連携で円滑なコミュニケーションが可能
LiveOn(ライブオン)は、独自のデータ圧縮技術によって、より少ないデータ量で会議を行えるビデオチャットツールです。通信環境がよくない場所や、多拠点の同時アクセスといった通信に負担のかかる状況でも、快適にビデオ会議を行えます。
同ツールは20年以上の自社開発経験をもつことから、柔軟性やカスタマイズ性も高いです。インターフェースの変更や機能追加なども容易に行えます(オンプレミス型のみ)。
また、専用のチャットアプリ「LiveOn Messenger」と連携させることで、円滑なコミュニケーションが可能です(LiveOn8契約者は無料)。ビデオ会議にメンバーを招集したり、メンバーのオンライン状況や在席状況を把握できたりします。
導入や操作が簡単なビデオチャットツール
続いて、導入や操作が簡単なビデオチャットツールを紹介します。
ビデオトーク - NTTコム オンライン・マーケティング・ソリューション株式会社
- 企業側とユーザー側ともに簡単操作でビデオ会議を始められる
- ユーザー側のアプリダウンロードやアカウント作成は不要
- 録画やリモートスクリーンショットなど便利な機能が揃う
ビデオトークは、企業側とユーザー側ともに簡単操作でビデオ会議を始められるツールです。ユーザーは、企業側が発行したURLをクリックするだけですぐにビデオ通話を始められます。ユーザー側のアプリダウンロードやアカウント作成は不要です。
ほかにも、録画やスマートフォンで撮影した写真の送信、リモートスクリーンショットなど便利な機能が充実しています。テキストチャットや画面共有、位置情報の共有なども可能です。企業とユーザーの双方がストレスなく、快適なビデオ通話を実現できるツールといえます。
SOBA mieruka Cloud - 株式会社SOBAプロジェクト
- 「低コスト」「追加料金なし」で料金できるビデオチャットツール
- デザイン変更や機能追加、OEM共有などカスタマイズ性も高い
- 音声認識技術を取り入れた議事録の自動作成も可能
SOBA mieruka Cloudは、MacやWindows、iOS、Androidなど OSを問わず利用できるビデオチャットツールです。「低コスト」「追加料金なし」が強みで、5ユーザーあたり月額25,000円(税抜)の固定料金で利用できます。
ビデオ会議の時間や会議室数は無制限です。オプション料金もかからないため、企業とユーザーが双方ともストレスなく利用できるでしょう。カスタマイズ性にも優れており、インターフェースやデザインの変更、機能の追加、OEM共有(別会社にシステムの製造を委託する)などが可能です。
ビデオ会議中は、画面上に「ホワイトボード」が表示され、ユーザー間で簡単にファイルやドキュメントを共有できます。音声認識技術を取り入れた議事録の自動作成も可能です。
- アプリダウンロード不要でブラウザから簡単にビデオ会議ができる
- 社内会議からカウンセリング、レッスンなどで広く利用される
- 最大4名、1回30分まで会議ができる「無料プラン」も提供
Whereby(ウェアバイ)は、アプリダウンロードを必要とせず、ブラウザ経由で簡単に会議ができるビデオチャットツールです。社内会議はもちろん、カウンセリングやレッスンなどでも活用されています。
無料プランも提供しており、最大4名の同時アクセス、1回30分までのビデオ会議が可能です。参加者を複数のグループに分ける「ブレイクアウトルーム」も簡単に作成できます。少人数ごとの研修やグループワークにも活用できるでしょう。
- デスクトップアプリだけでなくiOSやAndroidのアプリも提供
- 少ないデータ量でも安定した映像、音声品質を実現
- カレンダーツールとの連携で日程調整が簡単になる
Zoom(ズーム)は、パソコンはもちろん、スマートフォンやタブレットでも簡単に利用できるビデオチャットツールです。デスクトップアプリはもちろん、iOSやAndroid向けのアプリも提供しています。ユーザーはURLをクリックするだけで会議への参加が可能です。
またZoomでは、独自技術によって少ないデータ量でも安定した映像、音声品質を実現できます。ほかにも、画面の背景デザインを簡単に変えられたり、GoogleカレンダーやOutlookとの連携で日程調整が簡単にできたりします。
BIZMEE
- アプリのダウンロードや会員登録なしでビデオ会議を始められる
- ユーザー同士を直接つなぐことで高い音声品質やセキュリティを実現
- 自社独自のビデオ会議システムを作れる「カスタマイズパッケージ」も用意
BIZMEE(ビズミー)は、アプリのダウンロードや会員登録なしでビデオ会議を始められるツールです。企業側が専用ルームを作り、そこにユーザーを招待するだけで会議を始められます。推奨人数は2〜4名とされており、ユーザー同士を直接つなぐ仕様なので、音声品質やセキュリティ性も高いです。
同ツールは、Google ChromeやSafari、Edge、Firefoxなどさまざまなブラウザに対応しています。パソコンはもちろん、スマートフォンやタブレットでも利用可能です。自社独自のビデオ会議システムを作れる「カスタマイズパッケージ」も用意しています。ロゴや色合いの変更、独自ドメイン利用などが可能です。
「オンライン商談」に強みをもつビデオチャットツール
次に、オンライン商談に強みをもつビデオチャットツールを紹介します。
ROOMS
- 店舗窓口のDX化を促進できるオンライン商談システム
- 商談資料の送付も画面上からワンクリックで行える
- 社員の自動アサインや金融商品の電子契約なども可能
ROOMS(ルームズ)は、店舗窓口のDX化を促進できるオンライン商談システムです。ゆうちょ銀行や三菱UFJ銀行など大手金融機関の導入実績を豊富にもちます。パソコンやスマートフォンなど端末を問わずに利用でき、アプリインストール不要でオンライン商談を実施可能です。
商談で説明した資料の送付もワンクリックで行えます。さら「送付ログ」も残せるため、重要事項や見積もりなどの資料の渡し忘れも防げます。
ほかにも、予定が空いている社員の自動アサイン、金融商品の電子契約など、商談をスムーズに進めるための機能が豊富です。必要機能のオンオフを決められたり、フォームやカレンダーを柔軟に設定できたりと、カスタマイズ性にも優れています。
- 銀行や証券リテール営業の「電話面談」を効率化できるシステム
- FISC安全対策基準に準拠し、通信やデータも常時暗号化されている
- デジタル名刺やトークスクリプト表示など商談に役立つ機能が充実
bellFace(ベルフェイス)は、銀行や証券リテール営業における「電話面談」を効率化できるシステムです。シンプルかつセキュアな環境で利用できるのが強みで、ゲスト側のITリテラシーに関係なく商談を始められます。
FISC安全対策基準(金融機関のコンピューターシステムにおける安全対策のガイドライン)に準拠しているうえ、通信やデータは常に暗号化されています。
ゲスト側はアプリインストールが不要で、Google Chromeや Safari、Firefoxなどのブラウザで利用可能です。パソコンやスマートフォン、タブレットなど端末に関係なく利用できます。
ほかにも、デジタル名刺や画面上でのトークスクリプト表示、CRM連携など商談に役立つ機能が豊富です。商談自体をスムーズに進められるだけでなく、営業の進捗管理にも役立ちます。
- 1対1やグループでの会議、画面共有、チャットなどを簡単に行える
- 事前に用意したトークスクリプトを表示できる「カンペ機能」も搭載
- 名刺管理や電子契約の各種サービスとも連携できる
どこでもSHOWBYは、1対1での商談や複数人でのグループミーティングを簡単に行えるツールです。画面共有やチャット、カンペなどの機能が搭載されており、商談はもちろん、1on1や面談、面接などにも活用できます。
同ツールは、「Sansan」や「Eight」などの名刺管理サービスとも連携可能です。オンライン商談中にワンタップで名刺URLを送信できます。「カンペ機能」では、事前に用意したトークスクリプトを画面上に表示させ、それを読みながらの商談が可能です。また、商談で契約まで進んだ際は、そのまま電子契約を結べます(GMOサインとCLOUD SIGNに対応)。
「オンライン接客」に特化したおすすめのビデオチャットツール
続いて、オンライン接客に特化したおすすめのビデオチャットツールを紹介します。
LiveCall
- 顧客はワンタップでオペレーターにビデオ接続できる
- スタッフが離れた場所にいてもリアルタイムで状況を確認可能
- GA4によるトラッキング機能も搭載
LiveCall(ライブコール)は、実店舗と同じような体験を行えるオンライン接客ツールです。顧客はワンタップでオペレーターに接続でき、カレンダーからの通話予約もできます。企業側の管理画面もわかりやすいです。スタッフが離れた場所にいてもリアルタイムで状況を確認できるほか、売上データや通話履歴、予約状況なども一元管理できます。
また、ツール内にはGA4が埋め込まれているため、顧客行動のトラッキングが可能です。クレジットカード登録不要の「無料プラン」も提供しているため、興味のある方は一度お試しで利用してみてください。
- 不動産業界における内見や重要事項説明をオンラインで完結できるツール
- 録画機能によって「説明されていない」といったトラブルを防げる
- 「賃貸仲介」「売買仲介」「賃貸管理」など各業者に合わせた機能を用意
いえらぶWEB接客は、不動産業界における内見や重要事項説明などをオンラインで完結できるツールです。パソコンがあれば場所を問わずに物件の内見を行えるため、来店の難しい顧客の獲得を図れます。
契約時の重要事項説明もそのままオンラインで対応できるため、宅建士が移動する手間も省けるでしょう。デフォルトで録画機能が付帯しているため、「聞いていなかった」「説明されていない」といったトラブル防止にも役立ちます。
同ツールは「賃貸仲介」「売買仲介」「賃貸管理」など、各業者に合わせた機能が用意されているため、総合的な不動産業務を行う企業にもおすすめです。
「チャット」をベースにビデオ会議ができるおすすめのビデオチャットツール
次に、「チャット」をベースにビデオ会議ができるおすすめのビデオチャットツールを紹介します。
- ITの知識がなくても簡単に利用できるビジネスチャットツール
- ビデオ通話や音声通話は「1対1」まで無料で利用できる
- 国際規格の取得やデータのリスク分散などセキュリティも強固
Chatworkは、ITの知識やスキルがなくても簡単かつ安全に利用できるビジネスチャットツールです。チャットを通じたビジネスコミュニケーションはもちろん、ファイル共有やタスク管理なども簡単に行えます。
Chatworkでは、チャット画面からそのまま「ビデオ通話」にもアクセス可能です。メニューにあるビデオカメラのマークをクリックし、離したい相手を選択するだけで通話を始められます。フリープランも提供しており、ビデオ通話や音声通話は「1対1」まで無料で利用可能です。
また、国際的なセキュリティ規格の取得や保管データのリスク分散、ぜい弱性診断などセキュリティ対策も充実しています。
LINE WORKS - 株式会社サテライトオフィス
- メッセージアプリ「LINE」のビジネス版
- 電話アイコンをクリックするだけでビデオ会議を始められる
- 最大4名、1回あたり60分までビデオ通話が可能
LINE WORKSは、国内トップシェアのメッセージアプリ「LINE」のビジネス版です。LINEと同じように、まるで会話するかのような気軽なコミュニケーションができます。同ツールは、管理者画面や監査ログ、グループ内における個人の既読確認などビジネス機能が豊富です。
ビデオ通話や音声通話にも対応しており、トークルームの電話アイコンをクリックするだけで簡単に通話を始められます。フリープランも提供しており、「4名まで」「最大60分」まであれば無料でビデオ通話が可能です。
なお、チャットは100ユーザーまで利用できます。テキストでのやり取りがメインで、少人数でのビデオ会議が多い企業にはおすすめです。
Messenger
- Facebookアカウントの保有者限定のメッセージアプリ
- ビデオ通話は最大6名まで同時にアクセスできる
- 通話機能を含めてすべての機能を無料で利用できる
Messenger(メッセンジャー)は、Facebookアカウントの保有者限定で利用できるメッセージアプリです。個人やグループでのチャット、画像や動画の共有、通話機能などを利用できます。通話機能では、「音声通話」と「ビデオ通話」が可能です。
音声通話は最大同時アクセス50名まで、ビデオ通話は最大6名まで同時にアクセスできます。通話の時間制限はないため、長時間のミーティングでも気にせずに利用可能です。Messengerはすべての機能が無料なので、社内でFacebookを活用している企業にはおすすめといえます。
- 「チャンネル」を活用したグループチャットが特徴のツール
- ワンタップでビデオ会議ができる「ハドルミーティング」の機能を搭載
- スムーズな画面共有や絵文字によるリアクションが可能
Slack(スラック)は、社内の効率的なコミュニケーションを実現するビジネスチャットツールです。主に「チャンネル」を活用したグループチャットと、1対1でのダイレクトメッセージを軸にコミュニケーション効率化を図ります。Slackには「ハドルミーティング」と呼ばれる機能が搭載されており、ワンタップで簡単にビデオ会議を始められます。
画面共有もスムーズで、絵文字によるリアクションが可能です。ビデオ会議中に共有されたリンクやメッセージ、ドキュメントなどはSlack上に自動保存されます。会議終了後でも簡単に資料を見直せるため、メモや議事録作成の手間も省けるでしょう。
Microsoft Teams - 日本マイクロソフト株式会社
- チャットやビデオ会議、ファイル共有など情報共有を円滑にする機能を網羅
- AIによって40言語のスピーディーな翻訳を実現
- Microsoft製品とのシームレスな連携が可能
Microsoft Teams(マイクロソフト チームス)は、Microsoft社が提供するビジネスチャットツールです。チャットはもちろん、ビデオ会議、ファイル共有、Microsoft 365との連携機能などが搭載されています。ビデオ会議では、内容の録画をはじめ、会議中のチャット、リアルタイム翻訳などが可能です。
AIを取り入れることで、合計40言語※のスピーディーな翻訳を実現します。ビデオ会議中に質問したいときの「手をあげる」機能も搭載されているため、ウェビナーや大規模な会議にも役立つでしょう。また、WordやExcel、PowerPoint、Outlookなど同社の製品とのシームレスな連携が可能です。
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ビデオチャットを導入するメリット
ビデオチャットツールは、BtoBやBtoC、企業規模に関わらず広く活用できます。代表的なメリットは次のとおりです。
- 社員の移動時間を削減できる
- 電話ではわかりにくい内容を伝えられる
- 商談の効率化を図れる
社員の移動時間を削減できる
ビデオチャットツールは、パソコンやスマートフォンなどからログインできるため、社員の移動時間の削減が可能です。ツールによっては、会議のURLを発行して相手に送付するだけで利用を始められるものもあります。
参加者が「その場」でログインし、すぐに会議を始められるため、移動や準備にかかるリソースを大幅に削減可能です。リモートワークやフレックスタイムなど、全員がオフィスにいない働き方にも役立ちます。
電話ではわかりにくい内容を伝えられる
ビデオチャットツールは、互いの顔を見ながらミーティングや商談ができるため、電話ではわかりにくい内容も伝わりやすいです。高画質や高音質のツールを選べば、まるで対面しているかのようなリアルな会議を行えます。
また、ほとんどのビデオチャットツールには「画面共有」の機能が搭載されており、パソコンの画面を共有しながら会議を進行可能です。スライドや資料、スケジュールなどを参加者全員で共有しながら会議を進められるため、認識の齟齬のないスムーズなコミュニケーションを実現できます。
商談の効率化を図れる
ビデオチャットツールは、BtoBにおける商談できるうえ、大幅な効率化が可能です。自社と取引先が互いに離れた場所にいても、その場で商談を始められるため、訪問の必要がありません。これまで1日1〜2件の商談で終えていたのが、ビデオチャットツールの導入によって1日に5件や10件進めることも可能です。
画面共有機能によってプレゼン資料も簡単に共有できるため、対面とほとんど変わらない商談を実現できます。また、「電子契約機能」が備わっているツールもあるので、この機能を活用することで、成約やクロージングまでワンストップで完結可能です。
ビデオチャットツールの注意点
ビデオチャットツールを選ぶ際は、次の点に注意しましょう。
- 本当に費用対効果があるか確認する
- 社員や顧客に抵抗感を与えないよう説明する
本当に費用対効果があるか確認する
ビデオチャットツールを導入する際は、多くの場合、初期費用や月額費用がかかるので、本当に費用対効果があるか確認しましょう。少人数かつ必要機能が少ない場合は無料のケースもあります。
ただし、数十人〜数百人規模になると、ユーザー数や機能のグレードに応じて費用が発生するので注意が必要です。
社員や顧客に抵抗感を与えないよう説明する
初めてビデオチャットツールを導入する場合は、社員や顧客に抵抗感を与えないよう、企業として説明する必要があります。
これまで対面形式でミーティングや商談を行っていたのに、いきなりオンラインツールを導入すると、抵抗感をもつ社員や顧客が出てくるでしょう。信頼関係や今後の取引にも影響が出る恐れがあるので、事前の説明が必須といえます。
また社内に導入する際は、いきなり大規模に導入するのでなく、まずはスモールスタートさせ、少しずつ規模を大きくするのがおすすめです。
ビデオチャットツールの活用方法
ビデオチャットツールの代表的な活用方法として次のものがあげられます。
- 社内のミーティングや会議
- BtoB企業における商談やサポート
- BtoC企業におけるWeb接客
社内のミーティングや会議
ビデオチャットツールの代表的な活用シーンとして、社内におけるミーティングや会議があげられます。それぞれが離れた場所にいても、インターネット環境さえあればすぐにミーティングや会議を開始可能です。
ツールによっては、システム上でURLを発行し、それを参加者に送付、参加者はURLをクリックするだけでミーティングを始められるものもあります。
BtoB企業における商談やサポート
ビデオチャットツールは、BtoB企業における商談やサポートで広く利用されます。これまで対面で行っていた商談をオンライン化させることで、商談の回数増加やスピードアップが可能です。
また、システムの使い方の説明やトラブル対応など、顧客がサービスを導入した後のサポートにも活用できます。
BtoC企業におけるWeb接客
ビデオチャットツールは、BtoC企業におけるWeb接客にも活用可能です。最近では、Webサイト訪問者とチャットでやり取りができる「Web接客ツール」が人気を集めています。
チャットやポップアップ通知のほか、画面越しでの会話もできるため、リアル店舗での接客と同じような接客を実現可能です。Web接客はビデオチャットツールでも代用ができ、細かなサポートを提供することで顧客満足度の向上を図れます。
次の記事では、Web接客ツールの詳細、サービスを紹介しています。
ビデオチャットツールの機能・料金の比較表
各サービスの機能と料金を比較しました。
ビデオチャットツールの比較表【機能】
| チャット機能 | PC画面共有 | 録画機能 | 資料共有 | 電話機能 | |
|---|---|---|---|---|---|
| bellFace | - | ○ | - | ○ | - |
| SOBA mieruka cloud | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
| LiveOn | ○ | ○ | ○ | ○ | × |
| SaaSBoard | ○ | ○ | ○ | - | - |
| NetForum | ○ | ○ | × | ○ | × |
| VQSコラボ business | ○ | ○ | ○ | ○ | × |
| OmniJoin | ○ | ○ | ○ | ○ | × |
| Flexible Cost Saverクラウドサービス | ○ | ○ | ○ | - | - |
| NVCテレビ会議クラウドサービス | × | ○ | - | ○ | × |
| Lifesize | ○ | - | ○ | - | ○ |
| リアルタイムコラボレーション | ○ | ○ | ○ | ○ | - |
| WebMeeting | ○ | ○ | - | - | - |
| FACEHUB | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
ビデオチャットツールの比較表【価格】
オプション機能が充実しているので、必要な機能がオプションにあるのかどうか調べて検討してみてください。
(※この表の価格は、それぞれのサービスに何もオプションを追加しなかった場合のものです。)
| 初期費用 | 利用料(月額) | 月額/ユーザー | 無料お試し期間 | 無料プラン | |
|---|---|---|---|---|---|
| bellFace | 0円 | 27,000円 | 0円 | ○ | - |
| SOBA mieruka cloud | 0円 | 25,000円 | - | ○ | × |
| LiveOn | 78,000円 | 3,000円 | - | ○ | × |
| SaaSBoard | 0円 | 14,900円~ | - | ○ | ○ |
| NetForum | 10,000円 | 10,000円 | - | ○ | × |
| VQSコラボ business | 40,000円 | 78,000円 | - | ○ | - |
| OmniJoin | 0円 | 16,800円~ | - | ○ | - |
| Flexible Cost Saverクラウドサービス | 0円 | 42,500円 | - | ○ | × |
| NVCテレビ会議クラウドサービス | 0円 | - | 3,500円 | × | - |
| Lifesize | 要お問い合わせ | 要お問い合わせ | 要お問い合わせ | ○ | 要お問い合わせ |
| リアルタイムコラボレーション | 要お問い合わせ | 要お問い合わせ | 要お問い合わせ | ○ | 要お問い合わせ |
| WebMeeting | 0円 | - | - | × | - |
| FACEHUB | 要お問い合わせ | 10,000円~ | - | ○ | × |
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複数ツールを比較検討して自社に合ったビデオチャットツールを選ぼう
ビデオチャットツールを導入することで、パソコンやスマートフォンなどの画面を通してオンラインで会話ができるようになります。BtoBにおける商談やBtoCにおけるカスタマーサポートなど、さまざまなシーンで活用可能です。なお、ビデオチャットツールを選定する際は、次のポイントを意識してみてください。
- 検討中のビデオチャットツールが用途に合っているか確認する
- 顧客や取引先など「チャット相手」にとって使いやすいツールを選ぶ
- 最大何人までの同時接続が必要になるか想定する
- インターネットの接続環境の影響を受けにくいツールを選ぶ
- 外部システムと連携できるか確認する
自社の目的や用途を明確にしたうえで、複数のツールを比較検討することが大切です。また、自社だけでなく、取引先や顧客など相手にとっての使いやすさも意識したうえで、最適なビデオチャットツールを選定しましょう。
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