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VR会議とは?バーチャル会議のビジネスのメリット・システム紹介

最終更新日時:
記事の情報は2018-06-14時点のものです。
VR会議とは、仮想空間の会議室において、VRゴーグルを装着した参加者で行う会議です。移動コストの削減や会議の生産性向上、コラボレーションの促進、多様な働き方への対応といったメリットがあります。そんなVR会議の概要、ビジネス上のメリット、システムなどを紹介します。

VR会議とは

VR会議とは、VR(バーチャルリアリティ)技術を応用したバーチャル環境で行う会議のことです

VR会議では、遠隔地にいるメンバーと同じ空間を共有し、あたかもその場で会議しているかのような臨場感が得られます。さまざまな働き方に対応できるので、多くの企業から注目されています。

VR(仮想現実)とは

VRとは、Virtual Reality(バーチャルリアリティ)の略称で、仮想現実を意味します。VR技術は、その親和性の高さから、ゲームをはじめとするエンターテインメント分野での利用が先行しています。

VRは、コンピュータで作成した仮想空間に現実に入っているような体験を可能にする技術です。仮想空間の3次元の空間性に加え、行動に反応して空間がリアルタイムに変化するインタラクティブ性、自分自身が空間に入りこめる没入性を体感できます。

多くのゲームやアトラクションなどで活用されているVRですが、現在ではスマートフォンで視聴できる360°VR映像も配信されており、VRがより身近な技術として認識されはじめています。

VRとARの違い

ARとは「Augmented Reality」の略称で、拡張現実を意味します。世界的に大流行したスマートフォン向けゲーム「ポケモンGO」で利用されているのもこのAR技術です。

ARは人間の視覚を刺激するという点はVRと共通しています。しかし、VRは“仮想の現実”を見せるのに対し、ARは現実世界に映像を重ねて表示するのが両者の違いです。

ARもスマートフォンを中心に利用されていますが、専用デバイスの「ARグラス」が登場するなど進化を続けています。VRに並び、ARも汎用性の高い技術として注目が高まっています。

VR(仮想現実)とは?AR・MRとの違い - 注目の利用分野・サービス紹介
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VR会議に必要なもの

VR会議を実施するためには、相互接続のためのネットワーク、インターネット環境が必須となります。そのうえで、VR会議を開催するには次の3つのツールが必要となります。

  • VR会議システム/アプリケーション
  • VRゴーグル(HMD)
  • VR対応PC

それぞれを順番に解説します。

VR会議システム/アプリケーション

まず、VR会議システムのサービス、アプリケーションが必要です。主に、SaaS型で提供されているもの、PCにインストールして利用するシステムのタイプがあります。

VR会議システムによって提供された仮想会議室では、参加者の身振り手振りがアバターに反映されてリアルタイムで再現されるほか、ホワイトボードと3Dペン、3DCGやCADモデル(コンピュータによって設計されたモデル)を利用したプレゼンテーションや、高度なコラボレーションが可能です。

VRゴーグル(HMD)

VR会議では、参加者それぞれが装着するVRゴーグルが必要です。VRゴーグルはまだビジネス市場には浸透していないため、装着なしでWeb会議として参加できるシステムもありますが、VR会議本来のメリットは享受できません。

VRゴーグルには、用途によっていくつかの種類が存在します。スマートフォン用、ゲーム用、PC用に分類されます。これらのなかでVR会議に必要となるのはPC用のVRゴーグルです。

PC用VRゴーグルの特徴は、HDMIやUSBなどの複数の接続端子を備え、高解像度の映像を視聴できることです。もちろんスマートフォン用やゲーム用と比較して、価格が高額になる傾向があります。

VR対応PC

現在のVRは、継続課金サービスのSaaSか、Windows/Macアプリが主な提供形態になっています。このため、インターネットに接続可能なPCが必要です。

また、VRは2D映像より大きなデータを扱うので、パソコンにも一定以上のスペックが必要です。高性能なCPUや大容量のメモリはもちろん、GPUといわれるグラフィックカードの性能が非常に重要となります。

さらに、VR会議スペースでのスムーズな移動やコラボレーションを行うためには、できる限り高性能なPCが望ましいです。HDMIやUSB、用意したVRゴーグルと接続可能な端子を備えていることも必須条件です。

VR会議を行うメリット

VR会議が注目されている理由のひとつに、働き方改革と相性がよい点が挙げられるでしょう。具体的なメリットは次のとおりです。

  • リモートワークへの対応
  • 移動費用・時間のコスト削減
  • 会議の生産性向上
  • プロダクト・コラボレーションの実現
  • イノベーションのアイデア

リモートワークへの対応

少子高齢化により労働人口の減少が深刻化するなか、リモートワークを許可する企業は増加しています。

さまざまな働き方に対応する環境整備が進められているものの、会議室での会議には、メンバーが同じ時間に会議室に集合しないと開催できないというハードルがあります。VR会議はこれを解決するソリューションといえます。

移動費用・時間のコスト削減

インターネット環境があれば、国内外の各拠点をつないで即座にVR会議を開けます。

VR会議では関係者が同じ場所に集まる必要はありません。これにより、移動費用や時間を削減できます。とくにグローバル企業であれば削減効果はより大きくなるでしょう。

会議の生産性向上

デスクトップ共有や、ファイル共有、表情の確認は、Web会議でも同様の機能があります。

しかし、実際にVR会議を体験した方の話を聞くと、VR特有の没入感とともに会議への集中力が高まり、より生産性の高い会議が開催できたそうです。

これはお互いの顔だけが見えるWeb会議と異なり、それぞれの分身となるアバターが、ひとつの空間に集合していることによる効果です。VR会議では、アバターを利用することで、身だしなみを気にすることなく気軽に参加でき、別人格になりきって積極的に発言できるようになるということです。

これによって会議の生産性が高まり、プロジェクトの意思決定がスピーディーになることが期待できます。

プロダクト・コラボレーションの実現

VR会議では、Web会議のディスプレイではできなかった、仮想空間でのリアルなプロダクト・コラボレーションを実現できます。

VRゴーグルによる仮想3次元空間のなかの360°の自由な視点移動と、手の動きやコントローラーの手動操作を利用することで、3DプロトタイプやCADモデル、建築モデルの検討など、生産現場でのリモートコラボレーションが可能になります。

イノベーションのアイデア

Web会議やリモートワークでの課題のひとつに、雑談を通じたイノベーションのアイデアが生まれにくいというデメリットが指摘されていました。実際にテック系企業やスタートアップのなかには、定期的にオフィスやリトリートにメンバーが集まって、対面でのミーティングや雑談を行うようにしている企業もあります。

VR会議では、誰かがプレゼンテーションを行っている最中でも、隣の人と気軽に会話できます。参加者は、リモートワークでずっと気になっていたことについて、スペシャリストのメンバーのところに移動して、質問できます。

VR会議にデメリットはある?

もちろん、VR会議にもデメリットはあります。高スペックを要求されるPCやVRデバイスにかかるコストや、現時点では重くて大きいVRゴーグルの装着に抵抗や疲労がある、といったことが挙げられます。

ただし、VR自体が進化中のテクノロジーであることから、こうしたデメリットは将来的に軽減されるでしょう。

VR会議におすすめのシステム

VR会議の代表的なビジネス向けシステムやハードウェアを紹介します。

Horizon Workrooms

  • 旧FacebookのMetaが提供
  • マイデスクをVR空間に持ち込める
  • ハンドトラッキングの手による操作

Horizon Workroomsは、旧FacebookのMetaが提供するリモートコラボレーションVRスペースです。現在利用にあたってはMeta Quest 2ヘッドセットが必要です。

自分のデスクをVR空間に持ち込み、簡単にデスクトップ画面共有が可能です。コントローラーをペンのように持って書き込める共有ホワイトボード、指差したりジェスチャーしたり文字を書いたりできるハンドトラッキング機能を備えています。

NEUTRANS(ニュートランス)

  • 日本のスタートアップが開発
  • 3Dモデル、360°画像・動画の共有
  • PCからもアクセス可能

NEUTRANS(ニュートランス)は、VRソフトウェアを開発する日本のスタートアップSynamonが提供するバーチャルビジネス空間です。「VRイノベーションタワー」とうたうNEUTRANSは、バーチャルオフィス、VRトレーニングスペース、VRプロモーションに広く活用可能です。

PDF、動画、3Dモデル、360°画像・動画の共有など、ビジネスに必要な機能を多数備えています。また、VRゴーグルのほかPCからもアクセスでき、VR空間の視聴のみはPC・スマートフォンからも可能です。

VR会議のビジネス向けVRゴーグル

Meta Quest 2

  • PC不要のオールインワン
  • Touchコントローラーで文字も書ける
  • ハイスペックでもリーズナブルな価格

Meta Quest 2は、旧FacebookのMetaが提供するPC不要のオールインワンVRゴーグルです。ハイスペックながらリーズナブルな価格を実現しており、Metaが提供するVRスペースHorizon Workroomsにアクセス可能です。

2つの左右のTouchコントローラーをペンのように使用して、Horizon Workroomsの共有ホワイトボードに書き込めます。ヘッドセットのスピーカーは360°空間オーディオを実現しており、立体感のあるVR会議の音を体感できます。

VIVE Flow

  • 本体重量はわずか189g
  • スマートフォンをコントローラーとして使用
  • 100°の広い視野角と3.2Kの解像度

VIVE Flowは、スタイリッシュで軽量コンパクトなVRグラスです。本体重量はわずか189g、外出時にも手軽に持ち運べます。AndroidスマートフォンをVRコントローラーとして使用できます。

100°の広い視野角と3.2Kの解像度、滑らかな75Hzのリフレッシュレートで、美しいグラフィックを楽しめます。マイクにはノイズキャンセラーとエコーキャンセラー機能を搭載、クリアな音声でスムーズなコミュニケーションを実現できます。

VR会議でワークスタイルを変革

労働人口減少が深刻化し、さまざまな働き方で生産性を上げなければならない現在は、従来型の会議を見直す時期に来ているといえるでしょう。

VR会議が、リモートワークの重要な要素として企業に定着したとき、ワークスタイルとコラボレーションの形は大きく変革しています。

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