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無料の電子署名ツールおすすめ5選!PDFに無料で署名する方法や注意点

最終更新日:(記事の情報は現在から118日前のものです)
手書き署名と同じ法的効力がある電子署名。利用を考える企業や個人事業主が増えてきました。電子署名を無料で行う方法や利用の際の注意点を解説し、電子署名の作り方と、導入費用が抑えられるおすすめの無料電子署名ツールも紹介します。

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電子署名を無料で行う方法とは?

電子署名は、PCやタブレットに表示される契約書に、指やタッチペンなどを用いて電子的に署名を行うことです。電子署名を無料で行う代表的な方法を2つ紹介します。

AcrobatやAcrobat Readerを使う

Adobe社が提供しているAcrobatやAcrobat Readerを使えば、無料で電子署名を行えます。同ツールを使った電子署名の方法は次のとおりです。

  1. 画面の指示でデジタルIDを作成する(初めての場合)
  2. PDFファイル場面で電子署名する場所を選ぶ
  3. 付けるデジタルIDを選択すると完了

デジタルIDとは、ハンコでたとえると認印のようなものです。注文書や請負契約書などの簡単な取引で、本人認証のための電子証明書を必要としないものに利用できます。

実印的な信頼性が必要な契約書の場合は、公開鍵暗号基盤を用いた電子署名を行います。この場合は、デジタルID発行業者に申し込んで電子署名IDを取得し、電子証明書の発行が必要です。

AcrobatやAcrobat Readerでは、Self-Sign デジタルIDまたは、第三者機関の認証局から発行された電子証明書のデジタルIDを使用できます。

電子契約サービスの無料プランを使う

電子契約サービスの無料プランを使うの方法です。たとえば、電子印鑑GMOサインクラウドサインなどがあげられます。操作の仕方は事業者によって異なりますが、基本的な利用の手順は次のとおりです。

自分で署名する場合

  1. 署名するファイルをアップロード
  2. 指示にしたがって電子署名を付加
  3. 当該ファイルをダウンロード

相手の署名が必要な場合

  1. 署名を付加したいファイルをアップロード
  2. 署名者の名前とメールアドレスを登録
  3. 署名者にリンク付きのメールを送る
  4. 署名者はリンクをたどり、ファイルに電子署名を付加
  5. 署名が完了後、要求側がファイルをダウンロード
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電子署名の書き方

紙での手書き署名とは異なり、電子署名はPDFの書面にタッチペンで名前を記入することで作成します。PCやタブレット、スマートフォンなどで署名可能です。

ペンタブレットを使う

画面タッチに対応しているデバイスでは、指や付属のペンでのサインが可能です。タッチ非対応の場合は、ペンタブレットを接続すると同様の操作ができます。

ペンタブレットとは、PCやスマートフォンなどのデバイスと接続できる手書きタブレットのことです。マウスのようにPCとは別にペンタブレットを用意し、タブレット上で署名を行います。書いた内容はそのままディスプレイに反映されます。

ペンタブレットは、ワイヤレス接続できるものがおすすめです。1万円未満で購入できる製品もあり、導入費用は安く抑えられます。筆圧によって濃淡を調整できる「筆圧感知機能」を搭載しているペンタブレットもあります。

ただしペンタブレットでは、PCやスマートフォンディスプレイを見ながら手元のペンで描くため、操作には慣れが必要です。

MacBookのトラックパッド描画アプリを使う

Macユーザーの場合、InkletというMacBook ProやMacBook Airのトラックパッドをペンタブレット化できるアプリを使うことで、電子署名を作成できます。

Inkletは、Appleの新しい感圧タッチトラックパッドに対応したmacOSアプリです。トラックパッド上でスタイラス(ペン型の入力装置)や指を使って、筆圧を変えて電子署名を描画できます。専用スタイラス以外の、一般に市販されているスタイラスペンでも問題なく利用可能です。

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電子署名を無料で行う際の注意点

電子署名の無料サービスを利用する際、次の内容について注意しましょう。

機能全体が制限される

無料サービスでは、「1つのアカウントのみ作成可能」「署名数は月間5文書まで」などのように機能が限定されるケースが多いです。基本機能は使えるものの、テンプレート機能や拡張機能が使えないといったケースもあります。

書類のやり取りが多いと無料の範囲内で収めるのは難しいでしょう。業務効率化を図るためには、予算に応じて有料プランに移行する必要があります。

電子契約の可能件数に制限がある

電子契約サービスの無料プランでは、電子契約の可能件数に制限があることが多いです。1か月で数件程度の契約であれば問題ありませんが、数十件から数百件の契約を行う企業の場合、無料プランでは限界があるでしょう。

膨大な数の電子契約ならびに電子署名を処理するためにも、有料プランに移行するのが望ましいといえます。

対応しているファイル形式を確認する

無料の電子契約サービスでは、対応しているファイル形式がPDFに限られる場合が多いです。そのためWordやExcelなどのファイルは、一旦PDFに変換する必要があり、ファイルの数が多いと労力がかかってしまいます。

一方でWordやGoogle ドキュメントに対応している無料サービスもあるので、ファイルの対応形式を確認してみてください。

有料プランに移行すれば、PDF以外の形式に対応しているケースが多いです。電子契約サービスを利用する前に確認する必要があるでしょう。

電子証明書に対応していない場合がある

無料の電子契約サービスの中には、電子証明書に対応していないものもあります。電子証明書とは、署名者が間違いなく本人であるかどうか、第三者(認証局)が証明する際に必要な証明書です。書面取引における「印鑑証明書」と同様の効力をもちます。

無料での電子署名は、個人的なやり取りや企業間における簡単な取引であれば問題ありませんが、電子証明書が必要となる公的契約文書には不向きです。重要な取引を行う場合は、電子証明書を発行することで電子契約が真正なものであることを証明できます。

ただし、有料プランに移行すると、電子証明書の取得プロセスが組み込まれている場合もあるので、利用前に確認しておきましょう。

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セキュリティ対策が不十分な場合がある

タイムスタンプの有無やサーバーの保安管理など、セキュリティ対策についても確認する必要があります。

タイムスタンプとは、契約文書が存在した日時を証明するスタンプのことです。電子署名やファイルに不正アクセスがないことを証明するために必要ですが、電子契約サービスの無料プランでは、タイムスタンプが含まれないことがあります。

また、書類の電子データはサービス事業者のサーバーに保存されることが多いため、サーバーの保安管理が適切に行われているかも確認しましょう。

その他にも、外部への情報漏えい対策や、サイバー攻撃対策としての暗号化やデータ保護、データバックアップなど、強固なセキュリティ対策がなされているかチェックすることが大切です。

デジタルIDの信頼性が低い

「Acrobat」や「Acrobat Reader」といったサービスでは、PDF上で電子署名する場所を選択し、デジタルIDを付与することで電子署名を行います。その際のデジタルIDの信頼性が低いのが難点です。

個人や中小企業間での取引ならよいかもしれませんが、機密情報を多く扱う大企業では注意が必要です。重要な文書を送る際はデジタルID発行業者に依頼するのがよいでしょう。

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電子署名に手書き署名を作成・スキャンする方法

電子署名を効率的に行うためにおすすめなのが、手書き署名のスキャンです。

電子署名では、法律やマニフェスト、コンプライアンスなどの案件により、手書きの署名が要求される場合も少なくありません。タッチペンを使ってのサインや指でPDFファイルに署名すると、上手に書けないことがほとんどではないでしょうか。

普通のペンで紙に書くのとデジタルペンで書くのでは感覚が異なるため、署名を何度も書き直すことも多いかもしれません。そのような場合、手書き署名を紙に作成した後、スキャンして電子化することで、美しい手書きのサインが載せられます。

電子署名に手書き署名を入れるには、あらかじめ紙に手書きのサインを作成してからファイルに保存しておきます。保存にはスキャナーを使用するか、写真を撮る方法が考えられます。手書き署名の作成や適用方法は次のとおりです。

Wondershare PDFelement Proの場合

手書き署名の作成パターン

  1. ライティングボードを使って、署名してから画像として保存
  2. 白紙に署名しスキャナーでスキャンしてPNG。またはJPG形式で保存
  3. 白紙に署名し写真を撮り、画像をPNG。またはJPG形式で保存

手書き署名の適用

  1. Wondershare PDFelement Proを起動
  2. 【注釈】タブ→【スタンプ作成】で、【カスタムスタンプの作成】オプションをクリック
  3. ポップアップが表示後、コンピュータを参照してスキャンした手書き署名を検索
  4. 保存した画像を開き、【次へ】をクリック
  5. 手書きの署名に名前をつけて【OK】をクリック
  6. 手書きの署名がWondershare PDFelement Proにインポートされる

Adobe Acrobat Readerの場合

無料のAdobe Acrobat Readerを利用すると、電子化した署名を簡単に使用できます。

毎回手書きや手入力する手間がかかってしまうため、手書きの署名をAdobe Acrobat Readerで作成し、使う際に呼び出す方法が便利です。

  1. 電子署名を挿入したいPDFを表示し署名ボタンをクリック
  2. 表示された項目の「署名を追加」をクリック
  3. 画像ボタンをクリックしデバイスにPNG保存していた署名を選択、または手書きツールボタンで署名を作成し選択
  4. サインが画面に表示されたら「適用ボタン」をクリック
  5. 任意の場所にサインを挿入

Adobe Acrobat Signの手書き署名ワークフローでは、適切なアクセス制御により、最短で手書き署名の取得が可能です。署名画像は透過ファイルであるPNGで保存されるので、書類の文字が隠れずに付加できます。

Macの「プレビュー」アプリの場合

Macの標準アプリの「プレビュー」を使えば、簡単に電子署名を作成して使用できます。

  1. 電子署名を挿入したいPDFを「プレビュー」で開き、「ツール」>「注釈」>「署名」>「署名を管理...」をクリック
  2. 「署名を作成」をクリック
  3. トラックパッド上で指を使って署名するか、白い紙に署名したものをMacのカメラで撮影
  4. 「ツール」>「注釈」>「署名」で作成した署名を選ぶ
  5. PDFの任意の場所に電子署名を挿入

PDFに電子署名できる無料ツール

PDFに電子署名できる無料ツールはWeb上に多く存在します。

人気ツールとして「Wondershare PDFelement Pro」や「Adobe Acrobat Pro DC」などがありますが、無料で使用する場合には使用制限があります。

使用制限がなくセキュリティレベルも高い無料の電子署名ツールを3つ紹介します。

LightPDF

LightPDFは、機能性の高い無料のオンラインPDFエディターです。洗練されたインターフェースデザインは使いやすく、多数のコンテンツ編集オプションを提供します。

たとえばPDFの書類に、テキストまたはPNG画像を追加することで、電子署名の作成が可能です。さらにPDFの内容変更や画像調整、注釈ツールの使用など多くの機能を利用できます。

このエディターのオンライン電子署名ツールでは、個人情報を収集しないため登録の必要がありません。電子署名されたPDFファイルのダウンロードにアカウントのサインアップや電子メールアドレスの入力も必要もないため、プライバシー保護の観点からも安心できるツールといえます。

DigiSigner

DigiSignerは、PDFに署名して記入するためのオンライン電子署名プラットフォームで無料利用が可能です。優れた暗号化によって高い法的効力をもち、ユーザーは電子署名からドキュメントの送信までをスムーズに行えます。

直感的な操作で文書にオンライン電子署名が可能です。マウスやタッチパッドでの署名描画や署名画像をスキャンしてアップロードできます。

PDFfiller

PDFfillerは、ビジネスからプライベートまで活用できるクラウドベースのPDFエディターです。初めてでも直感的に使える編集機能を備えており、スムーズにPDFドキュメントを変更・編集できます。

電子署名を含んだ作業効率アップにつながる機能が搭載されているため、社内のワークフローにも対処しやすいでしょう。安全性も高く、PCとモバイルデバイスの両方に対応します。

無料で使えるおすすめ電子署名サービス5選

無料で使える電子署名サービス6選を紹介します。有料プラン移行への検討材料として参考にしてみてください。

Docusign - ドキュサイン・ジャパン株式会社

Docusign
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BOXIL SaaS AWARD Autumn 2024 Good Service
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  • デバイスを問わず利用できるうえにモバイルアプリも提供
  • GoogleWorkspaceとの連携でワークフローを最適化
  • 世界標準のセキュリティ対策が施されている

Docusignは、署名や捺印、送信などの業務効率化を図る電子署名ツールです。対応ファイルはWordやExcel、PowerPoint、PDFなど多岐にわたり、PCからスマートフォン、タブレットまでデバイスを問わず利用できます。モバイルアプリも提供しているためスマートフォンからの利用も容易です。

GoogleWorkspaceとの連携も可能です。GmailやGoogleドキュメントと連携させれば、受信トレイを開いたまま署名できたり、フォルダ選択するだけでドキュサインのワークフローを開始できたりと、スピーディーな契約締結が可能です。

世界標準のセキュリティ対策を施しており、署名された文書の暗号化や24時間365日の監視体制、ISO認証の取得など、ユーザーが安心して利用できるための対策が施されています。

Docusignの無料プランでは次の機能を利用できます。

  • 署名回数や署名付き文書の送信は無制限
  • 取引先に署名を依頼する際は3通まで
  • 基本的な操作機能は使用できる
  • 署名・捺印だけであればアカウント作成は不要
  • 無料プランの使用期限はない(有料プランの30日間無料トライアルも提供)

有料プランではリマインダー機能やカスタマイズ機能が可能になり、API機能、組織管理などの高度なコンプライアンス強化が付加されます。

料金表

プラン名 初期費用 月額料金(年契約の場合)
Personal(個人向け) 要問い合わせ 1,100円
Standard(企業向け) 要問い合わせ 2,800円
Business Pro(企業向け) 要問い合わせ 4,400円
Real Estate Starter(不動産業向け) 要問い合わせ 1,100円
Real Estate(不動向け) 要問い合わせ 2,800円

クラウドサイン - 弁護士ドットコム株式会社

クラウドサイン
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BOXIL SaaSセクション | BOXIL SaaS AWARD 2024
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  • シンプルな操作性が魅力の電子契約サービス
  • 法務省・デジタル庁に認められた電子署名を利用
  • フリープランでは1アカウント、月間3件まで送信可能

クラウドサインは、紙と印鑑をクラウドに置き換え、契約業務をオンラインで完結できる電子契約サービスです。シンプルな操作が魅力で、特別な準備は必要なく、メールアドレスがあればすぐに始められます。弁護士がサービスを監修しているうえ、法務省・デジタル庁に認められた「電子署名」に最適化しています。国内2箇所のデータセンターで情報を保管し、各種認証制度もクリアしているなどセキュリティ対策も万全です。

クラウドサインでは、完全無料で使える「フリープラン」を提供しています。1名までのユーザー、1か月の送信件数は3件までと制限はありますが、契約書の送信・保管・検索の基本機能を利用可能です。

有料プランになると、ユーザー数や送信件数が無制限にアップグレードされ、他にもタイムスタンプやテンプレートなど、さまざまな機能が追加されます。SlackやSalesforce、kintoneなどビジネスツールとの連携も可能です。

料金表

プラン名 初期費用 月額料金
フリープラン 無料 0円
Light 無料 10,000円〜
Corporate 無料 28,000円〜
Enterprise 無料 要問い合わせ

クラウドサインの導入事例

クラウドサインの導入事例をまとめました。気になる会社の導入事例を無料でダウンロードしていただけます。

パーソルキャリア株式会社 株式会社メルカリ ラクスル株式会社
契約締結のリードタイムを圧縮することで 機会損失を防いでいます。 紙だとできない「一括処理」がクラウド化により実現。 70 倍速の効率化です! クラウドサインで 「仕組みを変えれば、世界はもっと良くなる」

freeeサイン - フリー株式会社

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BOXIL SaaS AWARD Autumn 2024 Good Service
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  • 契約書の作成・締結・管理までワンストップで利用できる
  • タイムスタンプとメール認証で行う電子サインを提供
  • 無料プランでは月間1件の送信、3件のPDFテンプレートを利用可能

freeeサインは、契約書の作成から締結、管理までワンストップで行える電子契約サービスです。法務総務から営業、人事労務まで幅広いカテゴリーの契約書に対応しており、タイムスタンプとメール認証で契約の有用性を担保する「電子サイン」を利用できます(有料)。

無料プランでは、1か月あたり1件までの送信と3つまでのPDFテンプレートを登録できます。契約書の作成や送信、編集、管理など基本機能が利用可能です。有料プランにアップグレードすると、タイムスタンプからフォルダ管理、API連携など各種機能が使えるようになります。

料金表

プラン名 初期費用 月額料金(税抜)
Starter 要問い合わせ 7,180円(年払いなら月々5,980円)
Light 要問い合わせ 35,760円(年払いなら月々29,800円)
Advance/Enterprise 要問い合わせ 要問い合わせ

DottedSign(ドットサイン) - 株式会社KDAN Japan

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  • さまざまな規模の法人に対応しており柔軟なカスタマイズが可能
  • 遠隔署名から対面署名、ゲスト署名など署名モードを選択できる
  • フリープランでは1アカウント、署名用文章は月間3件まで利用可能

DottedSign(ドットサイン)は、オンラインで電子署名を作成・収集・管理できるサービスです。中小企業から大手企業までさまざまな法人に対応しており、SaaSやAPIなど柔軟にカスタマイズできます。ZapierやMicrosoft Teamsなどビジネスツールとの連携も可能です。

同サービスでは、遠隔署名はもちろん、対面署名やゲスト署名などの署名モードを利用できます。フリープランでは1名までのユーザー、署名用の文章は月間3件まで送信可能です。モバイルアプリにも対応しており、電子証明書による改ざん対策も施しています。

有料プランでは、文書の署名や送信が無制限になったりテンプレートを使えたりと、フリープランで使える機能がすべてアップグレードされます。チェックボックスやラジオボタンなどで署名欄をカスタマイズ可能です。大規模法人向けのエンタープライズプランでは、クラウドのみならずオンプレミス型にも対応しています。

料金表

プラン名 初期費用 月額料金
フリー 無料 無料
プロ 無料 8ドル
ビジネス 無料 18ドル
エンタープライズ 要問い合わせ 要問い合わせ

※年払いでは最大50%のディスカウントあり。

Adobe Acrobat Sign - アドビ株式会社

Adobe Acrobat Sign
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  • デジタル文書の取引実績は80億回以上
  • 日本語から英語、中国語など34言語に対応している
  • モバイル版の無料アプリも利用できる

Adobe Acrobat Signは、Adobe Acrobatに電子サイン機能を組み合わせた電子契約ツールです。世界中で利用されており、日本語から英語、ドイツ語、中国語、オランダ語など34言語に対応しています。デジタル文書におけるトータルの取引実績は80億件以上です。

パソコンからスマートフォン、タブレットまでどのようなデバイスでもPDFの作成や編集、署名、共有が可能です。アメリカ大手Adobe社が運営しているため信頼性が高く、操作性や汎用性にも優れています。無料で利用できるモバイルアプリ「Adobe Fill & Sign」を使えば、場所や時間に関係なく契約業務が可能です。

本人認証はメールアドレス認証に加え、ワンタイムパスコードによる2段階認証にも対応しているので安心して利用できます。また、MicrosoftやSalesforce、kintoneなど、さまざまなシステムと連携可能です。

※出典:アドビ「Adobe Acrobat Sign」(2024年7月24日閲覧)

無料のAdobe Fill & Signには証明機能はありません。暗号化された署名ではないため重要な書類には不向きです。ですが、スマートフォンだけで完結でき、デジタル署名の便利さやプロセスのスピード感を確かめられます。

有料の電子署名ソリューション「Adobe Acrobat Sign」では、本人確認や改ざん防止など、多くの証明機能を搭載しています。

料金表

プラン名 初期費用 月額料金(税込)
Acrobat Standard(個人版) 無料 1,518円
Acrobat Pro(個人版) 無料 1,980円
Acrobat Standard(法人版) 無料 1,848円/1ライセンス
Acrobat Pro(法人版) 無料 2,380円/1ライセンス

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導入企業:オリンパス株式会社
導入前の課題:契約締結が最長2か月要することに課題を抱えていた。
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【2024年】電子契約システム比較!比較表と失敗しない選び方
電子契約サービスの代表的システム徹底比較!料金や口コミをはじめ「相手方もアカウント登録が必要か」「当事者型か立会人...
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有料サービスを使った方がよいパターン

そもそも無料で使えるサービスや、電子署名の無料プランでは限界を感じる部分もあるでしょう。次に該当する場合は、有料サービスを検討してみてください。

コンプライアンスを徹底したい場合

無料サービスは、セキュリティが不十分だったり、電子証明書やタイムスタンプに対応していなかったりするケースがあります。セキュリティが不十分だと情報漏えいや改ざんのリスクがあり、タイムスタンプ未対応だと契約書の証拠力が足りません。

最近では、コンプライアンスの遵守を求める顧客や取引先も多いです。コンプライアンスを守り、安心安全に取引をしたいと考えている場合は、有料の電子署名サービスを利用するべきといえます。

契約書の枚数が多い場合

契約書の枚数が多い場合、枚数制限のある無料サービスでは物足りないでしょう。すでに多くの契約書を抱えている企業は、有料サービスがおすすめです。初期費用や月額費用などコストはかかるものの、枚数以外の制約からも解放されるため、工数の大幅削減が期待できるでしょう。

効率的に電子署名を行うなら電子契約サービス導入を

ネットビジネスの進化で導入が進んでいる電子署名。また、テレワークや働き方改革によって導入を検討している企業も多いかと思います。

無料の電子署名を利用する際は、使い勝手や操作のしやすさ、社内ワークフローへの適合性、モバイル対応アプリの有無を事前に確認しましょう。

無料版の電子署名・サービスは利用できる機能に限りがあるので、より効率的に電子署名を行いたい場合は電子契約サービスの導入がおすすめです。ボクシルでは各サービスの料金や機能、口コミを比較できるので、システム導入を検討する際は、ぜひ無料でダウンロードできる資料を参考にしてください。

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