【費用アンケート】マネーフォワード クラウド勤怠の価格・料金プラン競合比較 | 無料で使える?

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勤怠管理システムのマネーフォワード クラウド勤怠は、低価格プランでも全機能を使える勤怠管理システムです。ジョブカン勤怠管理・HRMOS勤怠との比較、料金シミュレーション、Webアンケートで得た実際のコストまでまとめて紹介。成長中の小規模企業や中小企業は必見です。

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※本記事で記載している料金は特に注記がない限り税抜です。また、月額料金は年間払いを12で割った金額を記載しています。

マネーフォワード クラウド勤怠とは

マネーフォワード クラウド勤怠は、マネーフォワードが提供するクラウド型の勤怠管理システムです。マネーフォワード クラウドの他シリーズと連携しやすいのが大きな特徴。たとえば確定させた勤怠の記録をワンクリックで「マネーフォワード クラウド給与」へ反映できます。

基本勤務制やシフト制はもちろん、裁量労働制、フレックスタイム制、変形労働制など、さまざまな就業ルールに対応。リアルタイムでの勤怠確認・集計機能により、労働時間の適切な管理や急な人員配置の変更にも迅速に対応できます。

マネーフォワード クラウド勤怠の価格・プラン

マネーフォワード クラウド勤怠の価格・プランは、「ひとり法人プラン」「スモールビジネスプラン」「ビジネスプラン」「エンタープライズプラン」の4つに大きく分かれます。料金プランは利用人数で変動し、機能はいずれのプランでも共通しています。そのため、機能を追加するためだけに上位プランを使う必要がありません。

プラン名 利用人数 初期費用 月額料金
ひとり法人プラン 1人(個人事業主向け) 0円 2,480円
スモールビジネスプラン 〜3人(小規模企業向け) 0円 4,480円
ビジネスプラン 4〜50人(中小企業向け) 0円 6,480円(5人分含む)+1人あたり300円
51人〜(IPO準備・中堅〜大企業向け) 要問い合わせ 要問い合わせ

マネーフォワード クラウド勤怠は価格相場と同程度

勤怠管理システム30サービスを調査した結果、初期費用で最も多かったのは0円、月額料金は1人あたり300~399円でした。そのため、価格相場は初期費用が無料、月額料金が1人300円台といって差し支えないでしょう。

勤怠管理システム30サービスの初期費用と月額費用の調査

※勤怠管理システム30サービスの料金を公式サイトより調査。そのうち料金が記載されたサービス(初期費用21サービス・月額料金24サービス)のみを集計している

マネーフォワード クラウド勤怠は、初期費用が0円、月額料金がビジネスプランなら6,480円(5人分含む)+1人あたり300円であるため、相場と同程度で利用できます。他社と比べて連携できるシステムが豊富な分、コストパフォーマンスに優れているといえるでしょう。

マネーフォワード クラウド勤怠には1か月間の無料トライアルがある

マネーフォワード クラウド勤怠には、永続的に利用できる無料プランはありません。代わりに1か月間の無料トライアルが提供されています。法人の場合はビジネスプラン相当の全機能を1か月無料で試せます。

なおトライアル終了後は自動で有料プランに移行することはなく、契約状態は「未契約」に戻ります。そのため、期間終了後も自動課金は発生せず、データも保持されるため、安心して試用できます。

【アンケート】マネーフォワード クラウド勤怠の導入費用いくらかかった?

BOXILでは、勤怠管理システムを導入している企業のユーザーに独自アンケート※1を実施しました。そのうち、マネーフォワード クラウド勤怠を導入した企業における費用の中央値を従業員規模別にまとめました※2

※1 調査概要:インターネット調査にて勤怠管理システムの導入に携わった全国20〜60代の1,000人へ実施した。そのうち、不正な値(有料サービスで0または1,000円以下、有料のSaaSで年間費用が0円)を除外した後の回答は601件。回答期間は2025年3月14日〜15日。
※2 アンケート結果のうち、「導入した勤怠管理システムを選択してください。」にて「マネーフォワード クラウド勤怠」と回答した件数118件を元に集計。下表に記載の「年額費用」は、各従業員規模で得られた回答の中央値を記載している

従業員数 年額費用
1~9人 43,000円
10~49人 35,000円
50~99人 36,000円
100~299人 65,000円
300~999人 125,000円
1,000人~ 120,000円

年額費用の中央値は、いずれの従業員規模においても12万5,000円以下(月額に換算すると約1万円以下)

です。ただし、従業員数1,000人以上の企業では費用に大きな幅があり、表に示した中央値(初期費用17万5,000円、年額費用12万円)を大きく上回るケースも見られます。具体的な回答例では、初期費用は100万円、年額費用は10万円から30万円といった回答がありました。

アンケートの回答例

アンケートの具体的な回答例を、4件ピックアップして紹介します。

初期費用 年額費用
【10~49人】×【IT/通信/インターネット系】 3万円 2万円
【100~299人】×【小売/流通/商社系】 5万円 7万円
【1,000~4,999人】×【サービス/外食/レジャー系】 100万円 10万円
【10,000人以上】×【メーカー/製造系】 100万円 30万円

【口コミ】マネーフォワード クラウド勤怠の導入費用いくらかかった?

BOXILでは、勤怠管理システムを導入している企業のユーザーに口コミを収集しています。そのうち、マネーフォワード クラウド勤怠を導入した企業の担当者による口コミは次のとおりです。

企業規模×業種 初期費用 年額費用
【1件】×【小売/流通/商社系】 0円 4万円
【2件〜10件】×【IT/通信/インターネット系】 0円 4万円
【11件〜30件】×【サービス/外食/レジャー系】 0円 1万円
【31件〜50件】×【不動産/建設/設備系】 0円 25万円
【31件〜50件】×【メーカー/製造系】 20万円 150万円
【31件〜50件】×【医療系】 0円 2万円
【101件〜200件】×【不動産/建設/設備系】 0円 250万円
【101件〜200件】×【不動産/建設/設備系】 200万円 300万円
【101件〜200件】×【メーカー/製造系】 0円 25万円

マネーフォワード クラウド勤怠の口コミを踏まえると、初期費用は0円の企業が多い傾向にあります。101〜200件の口コミであっても、3件中2件は初期費用が0円であることから、企業規模が一定大きいとしても無料に抑えられるケースはあると考えられます。

また、年額費用は10人程度であれば年額数万円、31人以上は25万円〜300万円と幅広く分布しています。公式サイトにおいても51人以上は要問い合わせとなっているので、事前に見積を依頼するのがよいでしょう。

シリーズで導入することでコスト削減できると評判

マネーフォワード クラウドシリーズは、50名までであれば複数シリーズをまとめて使うことでコストを抑えやすい料金体系になっています。この点は口コミでも言及されている傾向にありました。

マネーフォワード クラウドをシリーズで給与計算、会計、経費と合わせて利用しているため、非常にコストパフォーマンスはいいと思っている。
「マネーフォワードシリーズで楽に一元管理が可能」の口コミを見る


freeeと比較したのですが、マネーフォワードは「勤怠」+「給与」「見積もり」「請求」「契約」がセットで 低価格なので、このサービス料金は妥当であると考えます。 [「中小企業の勤怠管理で、20人以下の場合は、グッドコスパです。」の口コミを見る](https://boxil.jp/service/4362/reviews/55737/)

マネーフォワード クラウド勤怠と競合製品の料金シミュレーション比較

マネーフォワード クラウド勤怠の競合製品である「 ジョブカン勤怠管理 」「 HRMOS勤怠 」と料金や特徴を比較し、表にまとめました。あわせて、それぞれ従業員規模別に費用をシミュレーションをしています。

マネーフォワード クラウド勤怠 ジョブカン勤怠管理 HRMOS勤怠
初期費用 0円 0円 0円
月額料金 2,480円〜 200円〜/人 100円〜/人(30人まで無料)
月額料金目安 (10人) 7,980円 2,000円 0円
月額料金目安 (50人) 19,980円 10,000円 5,000円
月額料金目安 (100人) 要問い合わせ 20,000円 10,000円
月額料金目安 (1,000人) 要問い合わせ 200,000円 100,000円
休暇管理機能 +100円/人
シフト管理機能 +100円/人 +50円/人
工数管理機能 マネーフォワード クラウド個別原価で対応(費用は要問い合わせ) +100円/人 +50円/人

マネーフォワード クラウド勤怠は、ジョブカン勤怠管理やHRMOS勤怠と比較すると基本料金は高額ですが、休暇管理やシフト管理を標準搭載している点が両製品と異なります。また、ひとり法人プラン、スモールビジネスプラン、ビジネスプランの契約者は、マネーフォワード クラウドの関連サービス(会計、給与、経費精算など)も追加費用なしで利用できます。

そのため、勤怠管理以外の機能も含め、幅広くバックオフィスの運用を改善したいのであれば、マネーフォワード クラウド勤怠が適しています。

マネーフォワード クラウド勤怠の料金に関するよくある質問

Q:マネーフォワード クラウド勤怠に最低利用料金や最低契約期間はある?

A:最低利用料金として特別に設定されている金額はなく、選択したプランの月額料金がそのまま最小の利用料金となります。法人利用の場合、最安の「ひとり法人プラン」の月払いの場合は月額3,980円、年払いの場合は月額2,480円が実質的な最低利用料金の目安です。

最低契約期間は1か月です。月払いの場合は1か月単位で契約や解約ができます。なお、年払いプランを選択した場合は契約期間が1年間となる代わりに、1か月あたりの費用を抑えられます。

Q:マネーフォワード クラウド勤怠で打刻機器は購入・レンタルできる?

A:マネーフォワード クラウド勤怠では打刻機器を購入できます。公式サイトに掲載されている価格は次のとおりです。

打刻機器 1台(1枚)あたりの価格
ピットタッチ・ビズ(ICカード打刻機器) 58,000円※1
ピットタッチ・プロ3(ICカード打刻機器) 95,000円※2
PaSoRi RC-S300/S1(ICカード打刻機器) 3,250円
ICカード 350円

※1 2025年8月より60,000円に改定。※2 2025年8月より97,000円に改定

なお、すでに購入済みのピットタッチ・ビズとピットタッチ・プロ3、ピットタッチ・プロ2を使用する場合には、一度マネーフォワードへ送付し設定を依頼する必要があります。

Q:マネーフォワード クラウド勤怠のサポートは無料で受けられる?

A:マネーフォワード クラウド勤怠の利用者は、無料でメールやチャットによるサポートを受けられます。また、 マネーフォワードのサポートサイト では、設定方法についての細かな説明を確認できます。

必要に応じて、有償の導入支援サービスも受けられます。金額は公表されていないので、検討する場合は問い合わせて確認しましょう。

Q:その他に有料オプションの対象になるものは?

A:その他の目立った有料オプションはありません。ワークフローや休暇管理、シフト管理といった機能もひとり法人プランから利用可能です。

マネーフォワード クラウド勤怠は成長を続ける中小企業におすすめ

マネーフォワード クラウド勤怠は、従業員数を拡大する成長段階にある小規模企業や中小企業におすすめです。数人規模での料金プランもあり、設立して間もない企業でも導入しやすい環境が整っています。マネーフォワード クラウド会計やマネーフォワード クラウド給与を同じプラン内で使える点も、小規模企業の経理担当者を力強くサポートしてくれます。

おすすめしにくい企業は、コストを徹底的に抑えたい企業です。たとえばビジネスプランは1人あたり300円と標準的な価格です。対して、 HRMOS勤怠 のような1人あたり100円〜の低価格帯と比べると割高に見えてしまいます。

そのため、適正価格で充実した機能を利用したいならマネーフォワード クラウド勤怠、相場価格よりコストを抑えたいなら 安い勤怠管理システム を検討しましょう。

下記の記事では、勤怠管理システムの選び方やおすすめサービスを紹介しています。他社製品と比べてシステム選定をしたい方はチェックしてみると、導入に失敗しにくくなるでしょう。

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