40代の平均年収を徹底解説 | 職業別や年収ごとの割合

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記事の情報は2020-01-23時点のものです。

働くうえで給与は非常に大事な要素です。自分の年収は適切なのか気になるものですが、なかなか人の収入事情を知る機会はありません。気になる40代の平均年収について、職種別の年収や年収ごとの割合など詳しく説明していきます。
40代の平均年収を徹底解説 | 職業別や年収ごとの割合

40代の平均年収

40代全体の平均年収は477万円となっていますが、40代と一括りに言っても40代前半と40代後半で平均年収は異なります。また、仕事での立場が大きく変わってくる年代です。

40代までに仕事でしっかりと結果を残してきた人と残念ながら業績を上げられなかった人とでは、今後のキャリアを形成していくうえで大きく明暗が分かれます。

40代の平均年収や仕事事情についてまとめたので、詳しく見ていきましょう。

40代前半の平均年収

40代前半の平均年収は460万円程度となっています。40代前半になると社会人経験も豊富になり、社会的な地位としては中堅やベテランとして扱われるようになります。

これまでの経験や実績を買われて役職に就いている人も多くなっており、係長や課長、部長など管理職を任されることも珍しくありません。

ただし、管理職に就くと自分の仕事に加えて後輩の育成にも時間を割かなければならないため、今まで以上に仕事は忙しくなり残業が増えることもあります。

また、管理職手当は支払われても、残業代は支払われないこともあるので注意が必要です。

40代後半の平均年収

40代後半の平均年収は466万円程度となっています。40代後半になると、仕事を続けていくうえで業績や資格の有無が非常に重要になってきます。

能力がある人は社内でのポストも用意されていますし、転職により新しいキャリアをスタートさせることも不可能ではありません。

しかし、業績も芳しくなく資格も持っていない場合は非常に厳しい立場に立たされてしまい、リストラの対象となる可能性が高くなります。

40代後半になっても会社で活躍し続けるためには、企業にアピールできるような実績や資格を持っておくことが大切です。

40代の年収中央値

年収中央値とは、データを出したときのちょうど真ん中の順位となる年収を指します。

51人を対象に年収の中央値を出す場合は、一番収入が高い人から順に1位、2位、3位と並べていき、一番収入の低い人は51位となります。

51人の真ん中の順位である25位の金額が年収中央値となり、40代の年収中央値は500万円程度となっています。

平均年収にすると所得格差の影響を受けやすく、一部の高所得者や低所得者のデータにより平均値が釣り上がることもあれば、反対に下がることもあります。

一方で、年収中央値は所得格差の影響を受けにくいため、より平均値に近い数字となります。

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職業別の平均年収

平均年収はどの職業に従事するかによって、大きく金額が変わってきます。

経験やスキルを身につけることで高額収入を目指せる職種もあれば、収入面においては厳しい状況を強いられている職種もあります。

上記4つの職業の平均年収をまとめたので、詳しく見ていきましょう。

消防士(公務員)

消防士の平均年収は718万円となっており、平均年収は民間の企業と比べると非常に高額です。消防士の仕事は危険な状況と隣り合わせであり、時には命の危険に晒されることもあります。

さらに、災害が発生すればいつでも出動できるよう24時間体制で仕事を行わなければいけません。

非常にハードな仕事のため基本給に加えて高額な特殊勤務手当も支払われており、平均年収が高額になっています。

また、消防士には階級が設けられており、階級が上がるにつれて給与も高額になっていきます。そのため、階級によって平均年収も変動します。

システムエンジニア

システムエンジニア(SE)の年収は経験やスキルによって変動し、経験を積んで高度なスキルを身につけられると給与もアップする傾向にあります。

また、就業する業界によっても収入は大きく異なるので、業界選びも年収を左右する大きなポイントです。一般的には450万円〜550万円程度が年収の目安となっています。

システムエンジニアは専門的なスキルを有する人だけが活躍できる専門職であり、給与は比較的高額になっています。

また、IT技術が進歩しエンジニアの需要が高まる一方で、エンジニア業界は慢性的な人手不足が続いています。

エンジニアを確保するために好条件で採用を行っている企業も多く、エンジニアの年収は増加傾向にあります。

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建設業

建設業の年収は400万円程度となっており、全職業の中でも高めの金額となっています。

建設業界は正社員での雇用割合が高く、全体的に安定して収入を得られているため高額な年収につながっています。

また、大手企業の年収は他の業種と比較しても非常に高額であり、一部の高額所得者により全体の平均年収が押し上げられている一面もあります。

ただし、建設業界の7割は小規模の会社であり、次いで中規模の会社が2割強、そして大手企業の割合は1割にも満たないのが現状のため、簡単に高額収入を手にできるわけではありません。

また、40代の平均年収は500万円程度となっています。

飲食サービス業

飲食サービス業の平均年収は300万円程度となっており、40代の業種別平均年収と比べると非常に低い金額となっています。

飲食サービス業は基本給が他の業種に比べて低い上に、ボーナスもそれほど見込めないため平均年収が低くなっています。

また、飲食サービス業は直接顧客と接する仕事であり、定時になればすぐに帰るというわけにはいきません。

そのため、残業も多く店舗の営業時間によっては深夜まで働かなければならないため、勤務時間が不規則になることも珍しくありません。

飲食サービス業は年収の面だけでなく労働環境においても人によっては厳しい状況となっています。

40代の男女別平均年収

男性 女性
40代前半平均年収 563万 302万
40代後半平均年収 661万 296万

40代の男女の平均年収は上記の表を見ればわかるとおり、40代前半で約200万円も収入に開きがあります。40代後半になると、さらに差は大きくなり約300万円の差額が生まれています。

40代は男性であれば役職を任される年齢でもあり、管理職として一般社員よりも高額な給与を手にすることも珍しくはありません。

一方で、女性は仕事以外にも家庭や育児も行わなければいけないため、仕事中心の生活を送らない傾向にあります。

家庭と両立しながら働けるように収入よりも働きやすさを求めて、非正規での雇用や管理職ではなく一般社員として働く傾向にあるため年収は男性ほど高くはありません。働き方の違いにより収入の格差が大きくなっています。


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40代の年収別の割合と手取り

40代の方々は一般的にどのぐらいの収入を得ているのか、年収別の割合をまとめました。自分の年収はどの位置に属しているのか、チェックしてみましょう。

また、気になる手取り金額についてもまとめたので、詳しく見ていきましょう。

年収1000万の割合と手取り

大台となる年収1,000万円を稼ぐのは容易ではありません。

年収1,000万円を稼いでいる人の割合は非常に少なく全体でわずか5%ほどとなっており、男性は7%ですが女性に至っては1%と一部の割合となっています。

40代で1,000万円を稼いでいる人の割合は、全体の割合と同程度の約5%です。

手取り金額は会社勤めか個人事業主かの諸条件によって異なり、年収が1,000万円の場合は手取りは700万円〜800万円程度となっています。

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年収800万の割合と手取り

年収800万円を稼いでいる人の全体の割合は、女性で0.6%ほど男性では3.8%となっています。また、40代で年収800万円を稼いでいる割合は40代前半では2.9%、40代後半では5.6%です。

年収1,000万円の大台から200万円下がることで、割合は少し増えますが全体的に高い数字ではありません。

年収800万円が実現できる職業は、大学教授や公認会計士など一部の職業に限られており、年収800万円の場合、手取り額は600万円程度となっています。

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年収700万の割合と手取り

年収700万円を稼いでいる人の全体の割合は約6%〜7%となっています。また、40代で年収700万円を稼いでいる人の割合は40代前半では約6.9%、40代後半では約10.7%です。

年収800万円を稼いでいる割合に比べて、大幅に割合は増えており年収700万円は40代ではまったく手の届かない金額ではなくなります。

エンジニアや小学校教師、社会保険労務士などの職業では700万円を目指しやすくなっています。年収700万円の手取り金額は535万円程度となっています。

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年収600万の割合と手取り

年収600万円を稼いでいる人の全体の割合は約8%〜9%となっています。また、40代で年収600万円を稼いでいる人の割合は40代前半では約6.8%、40代後半では約8.5%です。

年収600万円の場合は手取り金額は468万円程度です。

毎月40万円近くの収入があるため、ある程度余裕のある生活を送ることができ、毎月貯金を行うことも可能です。年収600万円が目指せる職業としては、消防士や税理士、行政書士などが挙げられます。

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年収500万の割合と手取り

年収500万円を稼いでいる人の全体の割合は、男性で約12.4%女性で約4.5%となっており年収階層の中では3番目に多い人数が属しています。

40代で年収500万円を稼いでいる人の割合は40代前半では約10.1%、40代後半では約11.6%と高い数字をマークしています。

また、年収500万円の場合の手取り額は395万円程度です。年収500万円が目指せる職業としては薬剤師や栄養士、大学教員、Webデザイナーなどの職業が挙げられます。

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年収400万の割合と手取り

年収400万円を稼いでいる人の割合は全体で約14%となっており、年収500万円の割合より高いです。

40代で年収400万円を稼いでいる人の割合は40代前半では約7.3%、40代後半では約5.8%と全体に比べては低い数字となっています。

また、年収400万円の場合の手取り額は290万円〜330万円程度です。年収400万円が目指せる職業としてはコンサルタントやプログラマー、エリアマネジャーなどの仕事が挙げられます。

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年収300万の割合と手取り

年収300万円を稼いでいる人の全体の割合は男性で約19%、女性で約15%となっており収入階層の中ではもっとも人数が多い層となっています。

40代で年収300万円を稼いでいる人の割合は40代前半では約6.3%、40代後半では約4.9%です。

40代になると管理職を任される人も多く収入も一般社員に比べて増加傾向にあるため、全体的な割合よりは小さな数字となっています。また、年収300万円の場合、手取り額は約242万円です。

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東京の40代正社員の平均年収

東京都 全体
40代平均年収 717万 583万

上記の表をご覧いただければわかるとおり、東京都の40代の平均収入は全体の平均収入に比べて約200万円も高くなっています。

収入に大きな差が生まれる一番の要因は、物価の違いにあります。東京は田舎に比べて物価が圧倒的に高く、生活をしていくには田舎で暮らすよりもお金が必要です。

物価に見合った収入を得られるように、給与が高い求人も多くなっており高収入につながっています。

また、東京はビジネスの中心地でもあるため、多くの企業が進出しており人手の獲得競争も激しくなっています。

そのため、人材競争において他社に負けないように、好条件で採用を行う企業が多くなっていることも高収入を生み出す大きな理由の一つです。

40代の大卒・高卒の年収の違い

男性 女性
40代大卒平均年収 約690万〜796万円 約537万〜601万
40代高卒平均年収 約496万〜529万 約346万〜350万

上記の表をご覧いただければわかるとおり、40代になると大卒と高卒とでは性別を問わず収入に大きな差が生まれています。

大卒で入社しても高卒で入社しても、入社時の20代の頃にはさほど収入には差はありません。しかし、年齢が上がるにつれて徐々に年収差は大きくなっています。

高卒と大卒とでは差が少ないとはいえ、初任給に違いがあるのも事実です。そこから、大卒の方が出世が早い傾向にあるため、年を重ねるにつれて差額が大きくなっていると考えられます。

また、学歴を重視している会社もあり、大卒者だけを対象に好条件で募集を行う企業もあります。大卒者の方が好条件で働くチャンスが多いため、転職により収入差が生まれているとも言えます。

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キャリアアップの参考にしよう

40代の平均年収と言っても働く職種やエリア、性別など諸条件が変わることにより、大きく金額は異なります。

まずは、今の環境や立場と照らし合わせ、自身の収入はどの位程度の位置にあるのか確認しましょう。

収入は仕事を決めるうえでも大事な要素の一つです。経験を重ねることで高収入を目指せる職種もあれば、収入面において多くは望めない職種もあります。

40代の収入事情をしっかりと理解し、今後のキャリアップの参考にしてください。

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年収が不安・不満なら副業もおすすめ

年収300万円で「将来に不安がある」「現状の給料に不満があるけど転職はしたくない」という方は、副業を始めてみるのも一つの手段です。

副業を認めはじめている企業も多く存在し、中には数万〜数十万円稼げるものもあります。スキマ時間を活用して副業することも検討してみてください。

この記事のアドバイザー「三嶋弘哉」
立命館大学経営学部卒。新卒で株式会社キャリアデザインセンターへ入社。転職エージェント部門のコンサルタントとして、大小300社の中途採用支援及び、中途・新卒併せて8,000人のキャリアカウンセリングを経験。その後、経営企画部において経営管理や子会社の立ち上げなどを担当。再度、転職エージェント部門に配属され、営業統括部長 兼 部門人事を担当。2019年1月からはHRTech領域の新規事業企画に従事。現在は独立し、フリーランスとして事業成長支援を行う。
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