月収40万の手取り額 | 年収・生活レベル・目指せる仕事を解説

最終更新日: 公開日:

記事の情報は2020-01-23時点のものです。

月収40万円は手取りに換算して30万円程度で、1人暮らしなら十分に生活できます。家族がいても贅沢をしたり子育てにお金をかけたりしなければやっていけるでしょう。そんな月収40万円の手取り金額や生活レベル、どのような職種なら達成できるのかについて説明します。
月収40万の手取り額 | 年収・生活レベル・目指せる仕事を解説

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月収40万円の手取り額は約30万円

額面で月収40万円の場合、手取り額は約30万円です。

手取り額とは会社から支払われる給料(基本給+残業手当など)から税金や社会保険料を引き、手元に残る金額のことを指します。

月収40万円の年収は480万円

月収40万円を年収に換算すると40万×12か月分で480万円になり、賞与・ボーナスなどが別途支給されるのであれば年収はさらに高くなります。

残業時間や各種手当の支給され方によって毎月の給料は微妙に変動するため、この金額はあくまで目安として捉えておきましょう。

実際に年収がいくらで税金や社会保険料にいくら支払ったかは、会社が1年に1回発行してくれる源泉徴収票によって確認できます。年収が気になるという方は過去に発行された源泉徴収票を確認してください。

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給与から引かれる税金・保険

先述のとおり、月収40万円の場合は給与から約10万円分、税金や社会保険料が差し引かれます。具体的に差し引かれる費用の目安は次のとおりです。

差し引かれるもの 目安金額
厚生年金保険料 38,000円
健康保険料 20,000円
雇用保険料 1,200円
所得税(源泉徴収税額) 11,000円
住民税 25,000円

実際の金額は家族構成や年齢、住んでいる地域などによっても異なるので、会社から毎月発行される給与明細を確認してください。

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月収40万円の年齢ごとの割合

平成29年の民間給与実態統計調査によると、労働者の年収帯別の労働者の分布は上記のようになっています。

月収40万円は年収換算で480万円なので年収400万円〜年収500万円の年収帯に分類され、年収帯の割合は全体の17.7%となっています。

また年代別の年収400万円~500万円の労働者の割合は次の表のとおりです。

年代 年収400万円〜500万円の割合
20代 19.10%
30代 24.90%
40代 20.50%
50代 14.90%

月収40万円以上を目指せる仕事

月収40万円以上を目指せる職種として、エンジニアと薬剤師の2つをピックアップして紹介します。

エンジニア職

エンジニアシステムエンジニア(SE)インフラエンジニアなど、職種やスキルによっても年収は変わりますが、平均すると400万〜500万程度です。

IT業界は急速に拡大しており、それに伴いエンジニア人材が不足しています。基本知識やスキル、技術さえ身につければ高給が期待できます。

実績や経験によってキャリアアップも狙いやすく、フリーランスエンジニアとして独立して高年収を狙うのも可能です。プログラミングスクールに通えば、未経験からでも実践的なスキルを身につけられます。

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薬剤師

平成29年度賃金構造基本統計調査によれば、薬剤師の平均年収の平均年収は544万円となっています。

人材が不足している職業なので転職しやすい仕事の1つです。また、高齢化により医療費の増大が見込まれる現代においては、今後の安定も期待できます。

ただし、薬剤師は国家資格であり、薬剤師になるには大学で6年間勉強したうえで国家試験に合格しなければなれません。薬剤師を目指すならば高校生の段階で準備しておいた方が良いでしょう。

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月収40万円の生活水準とは

月収40万円の稼ぎがある場合、どの生活水準で暮らせるのか目安のを紹介します。

月収40万円の生活レベル

月収40万であれば、一人暮らしか結婚しているかによっても生活費の内訳は異なります。生活費の目安は次のとおりです。

一人暮らしの場合

出費項目 目安金額
家賃 90,000円
食費 60,000円
水道光熱費 10,000円
通信費 10,000円
趣味・交際費 30,000円
衣類・日用品・雑費 30.000円
貯金 70,000円

食費は60,000円と仮定していますが、自炊をするならさらに抑えられます。また、衣料品や趣味にもう少しお金をかけたい場合は貯金額を少し減らしてもいいでしょう。独身ならば十分に裕福な生活ができます。

夫婦二人妻専業主婦の場合

出費項目 目安金額
家賃 100,000円
食費 70,000円
水道光熱費 15,000円
通信費 20,000円
趣味・交際費 35,000円
衣類・日用品・雑費 40.000円
貯金 20,000円

夫婦二人の生活ならば月収40万円あれば十分に生活できます。ただし、子どもが生まれたときなどに備えるならば少し節約したり、共働きした方が良いかもしれません。

また、家計簿をつけなくても貯金できる可能性が高いですが、家計簿を作る事によってより効率的に家計を回せます。

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月収40万円の貯金額

金融広報中央委員会の「家計の金融行動に関する世論調査」によると手取り年収帯別の平均貯蓄率は次のとおりになっています。

年収 貯蓄率
300万円未満 4%
300~500万円未満 7%
500~750万円未満 10%
750~1,000万円未満 11%
1,000~1,200万円未満 14%
1,200万円以上 18%

手取りの10%~15%を貯蓄に回す人が多いので月収40万円の場合は3万円〜5万円程度が目安になると考えられます。

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月収40万円の家賃目安はいくらか

家賃は手取りの3分の1程度を目安にした方が良いと言われています。よって月収40万円の場合は手取り30万円の3分の1の9万円~10万円程度が目安です。

都会でファミリー向けの2LDK以上の物件を探すのは厳しいかもしれませんが、1人暮らしや地方で物件を借りるのならば、いろいろな選択肢があります。

また、家賃は家計において大きな割合を占めるので、むりに9万円〜10万円使うのではなく節約して貯金を増やしても良いです。

月収アップを目指せるおすすめの転職エージェント3選

月収40万円以上を目指したキャリアアップを狙うのならば転職も視野に入れましょう。月収40万円以上の求人を探すためにおすすめの求人サイトを5つ紹介します。

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月収40万円を視野にキャリアアップしよう

月収40万円は派遣社員のような非正規雇用だと難しいかもしれませんが、正社員として働いていれば30代以降になれば十分達成可能な年収です。早ければ20代後半で月収40万円を超える場合もあります。

ただし、勤務先によっては年収40万円を超えない場合もあるので、月収40万円以上を目指すのならばキャリアアップを視野にいれた転職をしましょう。

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年収が不安・不満なら副業もおすすめ

年収300万円で「将来に不安がある」「現状の給料に不満があるけど転職はしたくない」という方は、副業を始めてみるのも一つの手段です。

副業を認めはじめている企業も多く存在し、中には数万〜数十万円稼げるものもあります。スキマ時間を活用して副業することも検討してみてください。

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