40代におすすめの転職サイト11選 | 中高年・女性の転職を成功させる方法

40代を迎え、キャリアアップや年収アップを目標に転職したいという方もいるでしょう。しかし40代、50代で転職する方の話をあまり聞いたことがなく不安になっていませんか。
40代を超えてからの転職はハードルが高い傾向にあり、男性よりも女性のほうが転職しにく現状です。20代や30代のころと同じようには転職できません。
しかし、総務省の調査では5年前と比較してみても、35歳以上の転職者は1.2倍になっています。40代前半〜40代後半でも適切な方法と転職サイトを利用すれば、成功する可能性は十分にあります。
本記事では、元転職エージェントの意見や転職サービス比較サイトの評判・口コミを調査した結果から、40代の転職におすすめの転職サイトを厳選して紹介し、転職方法と成功ポイントについても説明します。
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40代の転職サイトの選び方と活用方法
40代の転職サイト選びで重要なことは、「リクナビNEXT」や「リクルートエージェント」など求人数が豊富な転職サイトや転職エージェントに複数登録することです。
40代後半〜50代と年齢が上がるにつれて応募できる求人は少なくなるため、複数の転職サイトに登録し求人をより多く見つけるようにしましょう。
40代が転職サイトに複数登録するべき理由
40代が転職サイトに複数登録するべき理由は次のとおりです。それぞれの理由について説明します。
40代の転職は管理職ポジションの求人が多い
企業側から見た40代以上の転職では管理能力を重視していることがほとんどでが、管理職のポジションは多くありません。そのため、一般の求人よりも案件が少なくなります。
以上の理由から、40代で転職をする際は複数の転職サイトに登録し、より多くの40代向け求人を探す必要があるのです。
40代の転職では年収アップしやすい
管理職としての経験がある場合は、業界や業種が違っても即戦力の人材として採用される可能性があります。
ハイクラスやエグゼクティブの転職に強い「ビズリーチ」や「JACリクルートメント]などに登録すれば年収アップを見込める求人が見つかりやすいです。
>>40代向けハイクラス転職エージェントおすすめ8選はこちら
40代におすすめの転職サイトTOP5
40代の転職には求人サイトの利用がおすすめです。転職サイトは複数登録することで転職活動をスムーズに進められます。
また、転職サイトでは、40代向けの管理職や役員クラスの求人も多く取り扱っており、自身の経験やスキルが活かせる求人が見つかりやすいです。
各サイトのおすすめポイントや比較しやすい箇所をまとめて紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。40代におすすめの転職サイトは次のとおりです。
全年代に共通しておすすめな大手転職サイトのランキングはこちら
薬剤師や看護師、介護士、医師など、専門性の高い職種はそれぞれの職に特化した転職サイトを利用しましょう。専門職ばかりが集められているので効率よく求人を探せます。
・薬剤師特化の求人サイト11選
・看護師向け転職サイト・エージェントおすすめ5選
・医師におすすめの転職サイトランキング
1位:40代のハイクラス転職なら「ビズリーチ」

ビズリーチは経営幹部などのプロフェッショナル人材向けのハイクラス転職サイトです。管理職や専門職をはじめ、一般職の高額案件などを多数抱えています。40代〜50代ともなると、管理職に就き高年収の方もいると思いますが、ビズリーチにはキーポジションであり年収が800万円から1,000万円クラスの求人が多数あります。

2位:40代の転職なら登録すべき「リクナビNEXT」

リクナビNEXTは、累計32万人の転職成功実績があり、転職サイトを使っている方の多くがで転職を成功させています。毎週水曜日と金曜日に求人が更新され、1,000件以上の新着求人があり、新しいタイプの案件に出会えます。
リクナビNEXTはどんな業界・職種にも求人数が多いので、40代以上の方でも求人を見つけやすいです。また、20代や30代だけでなく、40代や50代をターゲットにした求人情報が多いという特徴があります。

3位:40代〜50代からの評価も高い「doda(デューダ)」

dodaは転職サイトと転職エージェントの2つのサービスを提供しており、求人数は約80,000件とトップクラスです。
dodaではミドル層を積極的に採用する求人を特集を組んで紹介しており、常に数百件の求人が表示されています。中には未経験OKの求人もあるので、興味のある方はチェックしてください。
ミドル世代ともなると、管理職での転職を望む人が多いですが、dodaでは管理職向けの求人を多く掲載しているので、40代〜50代にも非常に支持されています。

4位:多様な検索方法で40代の求人が見つかる「マイナビ転職」

マイナビ転職は働き方や場所、待遇だけでなく、特集企画や興味のある分野など多様でユニークな検索方法があるため、40代〜50代向けの求人も探しやすい転職サイトです。転職活動のノウハウを学べる転職イベントや、仕事の適性診断も無料。

5位:40代でIT・Web業界に転職するなら「Geekly」
Geeklyは、大手の非公開求人を多く持つIT・Web・ゲーム業界専門の転職エージェント。豊富なノウハウを元に、スキルや経験を多角的に分析したマッチングを実施。業界との太いパイプを持っていて、求人票だけでは読み取れない、社風などを含めたコンサルティングにより、自身の職種に合った求人が必ず見つかるでしょう。IT・Webに転職したい40代におすすめです。

40代におすすめの転職エージェントTOP5
40代におすすめの転職エージェントは次のとおりです。それぞれの転職エージェントの特徴について紹介します。1位:40代向けの求人を探しやすい「リクルートエージェント」

リクルートエージェントは累計32万人の転職成功実績があり、年間2万3,000人以上の転職支援を行ってきた経験から、年収交渉力に強みを持っている転職エージェントです。
他社と比較しても圧倒的な求人数を誇るため、40代向けの求人も探しやすいでしょう。また、年収交渉にも強いので、転職後の収入アップも見込めます。

2位:40代女性からの評判が良い「パソナキャリア」

パソナキャリアは履歴書・職務経歴書添削、面接対策、入社前ケアが丁寧だと評判です。メールや電話のレスポンスが早く、こまめに連絡をしてくれます。40代の女性に寄り添ったサポートも充実しており、女性の転職でも心強い味方です。

3位:40代後半〜50代の転職におすすめ「JACリクルートメント」

JACリクルートメントはグローバルなネットワークを持っており、外資系企業に転職したい人にオススメです。またミドル〜ハイクラス求人を多く保有しており、「30代〜50代で後悔しない転職を」というキャッチフレーズを掲げています。
求職者との連絡の取り方など、社内ルールが徹底されており教育体制がしっかりしているので、サポートの質が高いと評判です。

4位:40代向けのハイクラス求人が豊富「キャリアカーバー」

キャリアカーバーは、リクルートが運営しているハイクラス向けの転職支援サービスです。年収1,000万円以上を含む高収入案件を専門に扱っているため、月収アップできる求人が多く掲載されています。
登録後はヘッドハンターからスカウトメールが届くシステムになっているため、こちらが時間をかけて求人を探す必要はありません。

5位:転職者の71%が年収アップ「type転職エージェント」

Type転職エージェントを利用した転職者の71%が年収アップに成功しているので、キャリアアップを目指す40代におすすめの転職エージェントです。成長産業であるIT業界・通信業界の求人が豊富にあります。人材が不足しがちな業界なので、求人も頻繁に掲載されます。書類作成や面接対策、年収の交渉など、転職者に対して充実のサポートを提供してくれます。

40代の女性におすすめの転職サイト2選
40代の転職では、女性と男性で働き方や求める待遇、キャリアが異なることもあるので、女性の転職支援に特化したサイトも併用するとより効果的です。女性におすすめの転職サイトを2つ紹介します。質の良い女性向け求人が見つかる「リブズキャリア」

リブズキャリアでは年収400万円以上、女性がワークライフバランスを大切にしながら活躍できることを求人掲載の条件としています。女性活躍プロジェクトに賛同する企業200社と提携しており、優秀な女性社員に対する採用意欲が高いです。
総勢500人以上の女性のキャリアに精通したコンサルタントが面談を実施しているため、40代の女性に合わせた求人紹介やキャリアに関する相談を行ってくれます。

女性に合わせた条件で検索可能「type女性の転職エージェント」

女性の転職サイトおすすめ | 20代〜40代の世代別サービス・選び方はこちら
女性向けのおすすめエージェント比較ランキングはこちら
40代が転職を成功させる方法
日本人材紹介事業協会の調査によると、2018年4〜9月に大手転職サイトが転職先を紹介した人の内、41歳以上が前年同期比の1.3倍以上に増加しています。
40代以上の転職は厳しいうイメージが先行していますが、一定数の人材は40代でも転職できているようです。
数年前と比較し、海外展開、販路開拓や新規事業の立ち上げなど、企業が抱える企業課題が高度化していくなかで、異業界から必要な人材を募集することが増えています。
40代は専門性かつ即戦力に需要あり
転職がスムーズにできている40代の特徴に、即戦力であることと管理職・専門職であることがあげられます。
40代は"即戦力"を重要視
企業が採用したいのは、経験豊富で即戦力として活躍できる40代です。設立して間もない企業や新規プロジェクトを立ち上げた企業が、すぐ結果を出せる人材を求め採用するケースも増えています。
一般財団法人 人材サービス産業協議会調べでは、40代後半・50代の採用目的として、「メンバーの力の底上げ」「業務改善や仕組み再構築」「販路拡大や新規顧客開拓」「新事業領域進出」の選択割合が高いという結果になっています。
40代は管理職・専門職が必要
「専門的な知識やスキルを保有している」「プロジェクトの運用経験がある」「管理職としての経験が豊富」などとアピールできれば、実践力のある人材として転職活動を有利に進められるでしょう。専門的なスキルは一朝一夕では身につかず、40代に求められる能力だと言えます。
複数の転職サイトを活用する
では即戦力の能力がなく、専門的なスキルのない40代は転職できないのでしょうか。もちろんスキルのある方と比較すると簡単には転職できません。しかし適切な方法を踏めば転職できる可能性はあります。
転職を進めるのに重要になのが転職サイトの活用です。多くの転職サイトを活用することで、難しいと言われているミドル世代での転職を有利に進められます。
転職エージェントは複数利用がおすすめ|併用するメリットはこちら
40代が書類選考・面接を突破する方法
40代の方が書類選考や面接を突破するには、20代・30代とは違ったポイントを押さえる必要があります。適切な方法で転職の効率をアップさせましょう。
1日2,3件ペースで応募
求人には1日2、3件のペースで応募しましょう。40代の求人はほとんどの業界で求人倍率が高い傾向にあります。そのため多くの求人に応募し、転職できる確率を増やしましょう。
「多くの求人に応募すると管理が大変なのではないか」と不安に思うかもしれません。しかし、転職サイトを利用すれば手間をかけずに管理できるので問題ありません。少しでも転職のチャンスを広げましょう。
「すぐにでも転職したい」ことをアピール
すぐにでも転職したいことをアピールしましょう。キャリアアドバイザーは転職意欲の高い人を優先して対応します。転職に積極的な方は転職成功率が高く、転職エージェントの利益にもなるからです。
キャリアアドバイザーが「この転職者は短期間で転職できる」と判断すると、積極的に相談に乗ってくれたりおすすめの求人を紹介してくれたりします。十分なサポートを受けるためにモチベーションの高さを明示しましょう。
専門知識やマネジメント経験を主張
専門性や管理職の実績は余すことなく主張しましょう。多くの企業は40代の転職者を、専門知識やマネジメント経験があるかで判断し採用します。そのためスキルを有していることがすぐにわかると、担当者が採用しやすくなります。
たとえ業界が未経験だったとしても、マネジメント経験が豊富であれば、即戦力になれると判断して高待遇を受けられるかもしれません。
会社風土とのマッチングを強調
企業の風土にマッチしていることを示し、価値観に順応できることをアピールしましょう。企業は、転職者が自社の風土と合わないのではないかと不安に思うケースが多々あります。
20年近く仕事をしている40代の方は、自分の考えに固執する場合が考えられるためです。
企業の風土に合っていることや多少のズレは柔軟に対応できることを主張すれば、企業も安心して採用できます。
40代での転職を成功させるための5つのポイント
40代の転職活動は失敗すると、年収がダウンするなど大きなダメージを負ってしまう可能性があります。失敗しないように、なるべくスキルと経験に合った会社を選びましょう。
40代での転職を成功させるための5つのポイントは次のとおりです。
- マネジメント能力の経験をアピールする
- 条件にこだわりすぎない
- 転職エージェントを活用する
- 転職サイトは複数登録する
- 年収の不満は転職以外の選択肢も考える
転職を成功させる5つのポイントについて説明します。
マネジメント能力は必須
40代への求人は、管理職や幹部候補のポジションが主になるので、管理能力やマネジメント力が必須です。自分の成長よりも、他人の能力を伸ばすことが求められます。管理職やマネジメント職の経験を最大限アピールしましょう。
管理職に関する経験がない場合は、チームを管理・統率した経験があり、管理職に必要なリーダーシップ・自律性・コミュニケーション力を保有しているとアピールしましょう。管理職スキルを持つ人材として評価される可能性があります。
条件にこだわりすぎない
求人数が多くないのが40代における転職の現実です。条件のよい求人には多数の応募者が殺到し、内定獲得は容易ではありません。自身のキャリアや経験を、競合する応募者が大幅に上回っていることも多々あります。
そのため、条件にあまりこだわりすぎないようにしましょう。収入の維持や役職だけを条件に活動する方もいますが、企業からは「地位や報酬に固執する扱いづらい人材」と思われる可能性が高いです。「会社になにをしてもらうか」ではなく「自分が会社に何ができるか」を軸に仕事を探すのが効果的です。
管理職などのスキルがない場合、転職すると年収が下がる場合があります。40代の平均年収を把握しておき、どこまでなら条件を下げてもいいのか考えておきましょう。
転職エージェントも有効活用する
転職サイトと並行して、転職エージェントも使用しましょう。専属のキャリアアドバイザーが求職者一人ひとりに合った企業を紹介してくれます。また、職務経歴書の添削や、面接練習、内定後の条件交渉も一手に担ってくれるため、不安が多い40代の転職活動も安心して行えます。
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転職サイトは複数登録
40代での転職活動の場合、20代や30代と比べ選考の通過率が下がります。書類選考もなかなか通らず、面接にすらたどり着けないケースも珍しくありません。
転職サイトは複数登録し、紹介された案件があれば欠かさず応募しましょう。複数の転職エージェントも並行して登録し、さまざまな視点から助言を受けられるようにするとより効果的です。40代の転職希望者が一定の期間で内定を得るためには、週10〜20件の応募が必要になります。質よりも量を重視し、連続で通過できなくても折れないメンタルを持ちましょう。
年収に不満があるなら転職だけを選択肢と考えない
「現在の年収に不満がある」「転職先の環境はいいけど年収が下がるからできない」「資格がない」という理由で、転職を迷っている方には副業という選択肢もあるということを覚えておきましょう。
現在は副業をして生計を立てている方も多く、スキマ時間と今までの経歴を活かしてお金を稼いで成功している人が多くいます。「内職は稼げない」というイメージを持つ方もいると思いますが、効率良くこなせば月に10万円以上稼げるものもあり、手に職をつけスキルアップにもつながります。転職をしたり、年収を気にして内定辞退をしたりして後悔する前に、副業を始めることも視野に入れましょう。
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40代で転職を成功させるために
転職サイトを見ればわかると思いますが、40代に対する求人は非常に少ないです。転職を成功させるため、転職サイトを複数活用して多くの求人情報に触れましょう。求人の中で、「スキルを役立てられる会社」に応募していくのが、転職成功への近道です。
管理職やマネジメント経験、スキルや知識、これまでの経験など社会人生活で培ったものすべてを総動員できれば、より収入の高い仕事に転職するのも不可能ではありません。紹介した転職サイト・エージェントを活用して、転職を成功させましょう。
40代におすすめの転職サイト
40代におすすめの転職エージェント
40代で未経験職に転職したい場合は?
40代でも場合によっては未経験でも就職可能です。
実際に未経験歓迎、未経験でも可、という求人は若手が中心でしたが、最近では40代も対象に増えています。しかし、なんでも採用してもらえる、という意味ではなく、今までの何かの経験を形を変えて発揮してほしい、という意味合いになります。
40代で未経験の業界や職種にチャレンジするかたは、こちらの記事を参考に転職を成功させてみてください。
40代向けのおすすめ記事一覧
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- 40代の転職事情 | 男女別の失敗する理由と成功ポイント
- 40代転職サイトおすすめランキング | 中高年の転職方法・成功ポイント
- 40代で未経験職種に転職するには | 成功のポイントとおすすめの求人サイト
- 40代の転職エージェントおすすめ16選 - ハイクラス・女性向け
- 転職の失敗事例を理由別に解説 | 原因と成功確率を上げる方法
- 転職で20代・30代・40代が高収入を得られる転職サイト・エージェント13選
- 転職年齢、限界や平均は何歳?「35歳がリミット」は本当か【40代必見】
【年代や性別】おすすめ転職サービス
年代 | 20代 | 30代 | 40代以上 |
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性別 | 男性 | 女性 | |
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現在年収 | 400万円以下 | 400万円〜600万円 | 700万円〜1000万円 |
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