銀行業界向けグループウェアの比較12選!導入メリット・おすすめサービス

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情報保護を理由にコミュニケーションが行き届きづらい銀行業界。そんな銀行業の企業向けに、おすすめのグループウェアを比較して紹介します。導入メリットもあわせて確認しましょう。

グループウェアには多くの種類があり「どれを選べばいいか」迷いますよね。後から知ったサービスの方が適していることもよくあります。導入の失敗を避けるためにも、まずは各サービスの資料をBOXILでまとめて用意しましょう。
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グループウェアの主な3つのメリット

機密情報を多く扱う銀行業界では、セキュアな環境で柔軟なコミュニケーションを実現するグループウェアは、最適なツールとなり得ます。業務効率化や情報共有の観点から、3つのメリットを紹介します。

  • リアルタイムでのアクセスが可能に
  • 情報共有がしやすい
  • ペーパーレス化
リアルタイムでのアクセスが可能に

クラウドベースのグループウェアであれば、時間や場所にとらわれずアクセスが可能になり、リアルタイムでの情報共有も実現します。これにより、情報伝達のタイムラグが削減され、業務効率が向上します。

情報共有がしやすい

掲示板機能やスケジュール管理によって、情報共有が簡単に行えるだけでなくお互いの行動を容易に把握できます。チャット機能で気軽な会話を行うことにより、新たなアイディアの創出に期待でき、社内ナレッジの蓄積にも役立ちます。

ペーパーレス化

事例で紹介したとおり、社内マニュアルや規定をファイル共有することにより、ペーパーレス化も実現します。書類の保管場所を気にすることなく、コスト削減が図れるほか、文書の共同編集による効率化も実現します。

グループウェアのメリットについてはこちら にてより詳しく解説しています。

グループウェアの主な2つのデメリット

メリットだけではなく、デメリットももちろん存在します。グループウェアの主な2つのデメリットについて説明していきます。

許可が必要な場合も

グループウェアの一部では、ユーザーが自由にグループやチームを作成するためには管理者の許可が必要な場合があります。これはセキュリティや情報管理の観点から設計されていることが多く、運用ルールの見直しやSNS的機能を活用することで柔軟な対応が可能です。

定着が難しい

円滑なコミュニケーションと情報共有を実現するグループウェアでは、大前提として利用者全員が有効活用する必要があります。

そのため、「業務内容にマッチしていない」または「使い勝手が悪い」といったツールを選択してしまうと定着した活用が望めず、使われないツールとなる危険性があります。

目的と使い勝手を念頭においたツール選択と、定着させていくマネジメントが望まれます。

銀行においてグループウェアを導入する際にポイント

銀行は巨大なシステムのもとに成り立っているビジネスですが、現場でのオペレーションは手作業・紙ベースで効率化されていないこともあります。

こういった無駄なコストを削減し、コミュニケーションを円滑にするグループウェアの導入時には、次の2点を意識を比較しましょう。

業務プロセス自体も並行して見直す

グループウェアを導入する際は並行して業務プロセス自体の見直しも実施してください。

たとえば、北陸銀行は、グループウェアの導入により業務のペーパーレス化を推進し、年間1億円のコスト削減を達成しました。 そのために、業務の棚卸しと非効率な業務のグルーピングを実施しました。

さらに、店頭業務担当者をあえて業務見直しチームから外すことで、 「紙の資料が必須」という固定概念を払拭し、年間3割のペーパー削減に成功しました。

ローコード開発ができる人材育成

ローコード開発とは、アプリケーション開発の際にほとんどソースコードを書かずにシステムの開発ができる手法のことです。

ローコード開発によって業務に必要なアプリを現場が開発し、それをグループウェアで共有することにより加速度的に銀行の業務改革が期待できます。

すでに、りそな銀行、百五銀行といった銀行がこのような取り組みを進めており、営業店の仕事内容も徐々に変化していくでしょう。

シェア上位のグループウェア比較表

国内で高いシェアを誇る主要グループウェアを一覧で比較しました。多くの企業に選ばれている理由や特長を把握することで、自社に最適なツール選びの参考にできます。

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一覧で料金・機能を比較したい方にはBOXILが作成した比較表がおすすめです。各社サービスを一覧で比較したい方は、下のリンクよりダウンロードしてください。

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※資料数は、BOXILでの掲載状況によって増減する場合があります。

シェア上位のおすすめグループウェア比較

情報基盤として活用されるグループウェアのなかでも、特にシェアの高いツールを厳選して紹介します。なお、 より多くのグループウェアと比較したい方はこちら でチェックできます。

  • だれでも簡単に使える
  • スマートデバイス・アプリ対応
  • 強固なセキュリティを実現

サイボウズ Office は、長い歴史と圧倒的な導入社数を誇るグループウェアです。

スケジュールやワークフローなど、必要な機能は標準で搭載しており、スマートデバイスにも対応。オプションで共有タスク管理、クレーム管理、安否確認、商談進捗管理、社内Q&Aといった専用の業務用アプリケーションを作成可能です。

desknet's NEO

  • 27以上のアプリケーションで必須機能を網羅
  • スマートフォンやタブレットでも快適操作
  • 5人のオフィスから数万人の大規模まで

desknet’s NEO は、組織内の情報共有とコミュニケーションの改善に役立つ27以上のアプリケーションを標準搭載した、Webグループウェアです。

数人規模から数万人規模まで対応可能なので、多くの企業に最小限のコストで成果をもたらします。

スケジュールやインフォメーション、ウェブメールといった基本的な機能に加え、ワークフローや社内ソーシャル、グローバル設計に対応した機能を標準で搭載し、日本の商習慣にもマッチしています。

Garoon

  • 経営に直結する指標を一元管理
  • 時代に合わせて進化したグループスケジューラー
  • 組織横断型のプロジェクトを支援

Garoon は、全社の情報を集約して共有し、チームの力を最大限に高めるクラウドベースのエンタープライズ向けグループウェアです。

これまで使ってきたグループウェアからの移行にも対応しており、サポートが必要な場合にはデータ移行プランも依頼可能です。

プロジェクト進行に必要なディスカッション、共有ToDo、ファイル共有を集約し、個人のスケジュールを登録・管理できるのはもちろん、会議室など施設の予約、他のユーザーの予定も確認できます。

Microsoft 365 (旧称 Office 365)

  • マルチデバイスに対応
  • IT管理の手間を大幅に削減
  • 災害や事故に強い、安全で安心な環境

Microsoft 365 は、WordやExcelなどのOfficeシリーズをはじめ、グループウェアとしての機能が一体になったオールインワンサービスです。料金プランが豊富なのも特徴で、必要な機能を適正価格で導入できます。WordやExcelをスマートフォンにて操作可能な点も強みといえます。

また、クラウドサービスとなるため、常に最新版にアップデートされており、システム管理者が行うバージョンアップやセキュリティ更新プログラムの適応など、煩雑な管理の手間は不要です。

Google Workspace

グーグル・クラウド・ジャパン合同会社
  • ビジネス用に設計されたサービス
  • 小規模企業から大企業まで対応
  • 14日間の無料トライアルあり

Google Workspace は、法人向けのクラウドグループウェアサービスです。

ドキュメントの共同編集、ビデオ会議、チャットなど、ビジネスに最適な機能を備え、インターネットの接続環境さえあれば、さまざまなデバイスで時間と場所を選ばずに業務ができます。そして、安全性の高い社員間のオンラインコミュニケーションを実現します。

また、独自のドメインが利用でき、1アカウントあたり30GBのメール容量を確保、画像や添付ファイルを快適に保存可能なため、メールのサイズを気にする必要がありません。

次の記事では、グループウェアの市場規模・シェアについてより詳しく解説しています。

銀行業界におすすめのグループウェア2選

シェア上位のグループウェア以外にも、充実した機能で銀行業界にもおすすめできるツールがあります。そんなグループウェアを厳選して紹介します。

J-MOTTOグループウェア

-1ユーザー月額220円(税込)から26機能を提供

  • 4,000社導入のノウハウを持つサポート体制
  • 高度な運用環境と強固なセキュリティ対策

J-MOTTOグループウェア は、desknet’s NEOの容量を抑え、安価なサービスをクラウド環境で提供するグループウェアです。

ビジネスに役立つ26種類のアプリケーションを標準搭載しており、導入してすぐに最大の効果を発揮し、セキュリティ対策やサポート体制もしっかりしており、中小企業を中心とする4,000社、14万人のビジネスパーソンが活用しています。

特に徹底した不正アクセス防止対策、信頼性の高いデータセンター運用、二重化構造を採用した低障害設計は、法人にとって最適のサービスといえます。

※出典:リスモン・ビジネス・ポータル「 クラウド型グループウェアならJ-MOTTO 」(2025年6月11日閲覧)

  • 簡単な操作でだれでも活用できる
  • さまざまなタイプの企業に適応
  • 充実の運用面フォロー

WaWaOffice for Workspace Organizer は、企業内LANを活用して情報共有やコミュニケーションの効率化をはかるグループウェアです。

クラウド環境を活用し、導入コストを大幅削減できる ASP も提供しています。

グループウェア WaWaOffice を中心に、オプションのワークフロー WaWaFlow 、簡易データベースWaWaD-Be、営業日報管理 WaWaFrontier を連携させられるほか、CSV経由で既存のシステムとの連携も行えます。

シンプルな画面で直感的に操作が可能なことから、だれでも簡単に使用できます。

銀行業界におすすめのビジネスチャット4選

「コミュニケーション基盤は築きたいが、活用しきれないほどの多機能は必要ない」というニーズには、より手軽にコミュニケーションが可能なビジネスチャットが最適かもしれません。

そのような方に向けて、銀行業界におすすめのシンプルなビジネスチャットを厳選して紹介します。

  • 効率的に情報共有できる
  • チャット、音声会議、Web会議が可能
  • タスク管理ができる

Chatwork は、クラウド会議室、チャット、タスク管理機能、ビデオ・音声会議、ファイル共有、メンション、検索など、仕事の円滑化・効率化を支援するコミュニケーションツールです。

パソコンにカメラとマイクをつなげることでもビデオ会議が行え、アプリによってiPhoneからでも参加可能です。依頼したタスクを可視化し、業務管理を徹底することで、漏れのない効率的な業務を実現します。

ChatLuck

  • メールより速い情報共有
  • 共同作業がはかどる
  • 自社専用の環境で安全・安心

ChatLuck は、現場の情報共有と共同作業を効率化し、企業の生産性を向上させるビジネス向けWebチャットツールです。

チャット機能のほかにも、タスク管理、社外コミュニケーション、メール連携、ファイル添付、既読・未読、検索に対応、共同作業に必要な機能を網羅しています。

ビジネスで重要になる管理・セキュリティ機能も強固な体制を整えており、すべての情報を自社専用の環境で管理でき、いつだれが何をしたかもすべて追跡可能です。

InCircle

  • 1ユーザあたりが低コスト
  • 法人対応のセキュリティ
  • 柔軟なカスタマイズ性とAIボット

InCircle は、警察の証拠復旧の技術から生まれた、セキュリティ面を大幅に強化したビジネスチャットです。

日本で最も早くAIチャットボットの開発にも取り組んでおり、働き方を改革するコミュニケーションプラットフォームとして、規模を問わず、多くの企業に活用されています。

業務効率を大幅に改善し、売上アップとコストダウンを実現する日本発の世界に展開するビジネスチャットです。

  • 誰でも簡単に操作できるUI
  • 法人利用に耐えうる非常に高いセキュリティ
  • 柔軟な機能カスタマイズ

WowTalk for ビジネスプラス は、シンプルで直感的に操作しやすく、グループトークによる社内コミュニケーション活性化を実現するビジネスチャットです。

グループトーク、タイムライン、無料音声通話、メンバーリスト管理、ファイル送受信、タスク管理機能を持ち、iOS、Android、パソコンのマルチデバイスにも対応。外出先や緊急時など、時間と場所を問わないアクセスが可能です。

【番外編】銀行業界に役立つおすすめサービス

銀行業界では、セキュリティや業務効率化を重視した専用ツールの導入が進んでいます。ここからは、日々の業務をサポートするうえで役立つサービスを番外編として紹介します。

Buddycom

株式会社サイエンスアーツ
  • 音声、映像、テキストのやり取りを同時保存
  • 会話をリアルタイムにテキスト化
  • 位置情報や行動履歴を確認可能

Buddycom は、国をまたいでグループ通話できる利用継続率99.6%のコミュニケーションアプリです。

会話は音声と文字で同時保存されるため、議事録や報告書などの作成時に役立ちます。会話を個別設定した言語へ同時翻訳でき、テキストも翻訳可能です。

ユーザーの現在位置をマップで表示でき、災害時に開放される公衆無線LANサービスでも利用可能です。映像を共有しながらグループ通話できるため、平時から非常時まで幅広い機会での情報共有に役立ちます。

※ 出典:サイエンスアーツ「 Buddycom -バディコム- 次世代トランシーバー・インカムアプリ 」(2025年6月11日閲覧)

横断的な情報共有が銀行業界の効率化を実現

企業規模が拡大するにつれてコミュニケーションが滞ってしまうのは、銀行業界に限らず、あらゆる業種で起こり得ることです。

しかし、金融中心の経済構造が進展しグローバル展開が活発となるなか、銀行業界は円滑なコミュニケーションがこの業界よりも求められているのかもしれません。

こうした状況を解決するのにグループウェアは最適のツールであり、組織を横断した情報共有を実現することによって、ワークスタイルの変革さえも期待できます。


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