チャットvsメール - 使い分けから活用法まで!ビジネスチャットツールおすすめ15選
ビジネスの連絡手段として、社内外への連絡も使い慣れたメールから、「チャットワーク」や「Slack」などのチャットツールを導入する企業が増加しています。
チャットはレスポンスも早く手軽に使えるため、ビジネスの効率化につながると考えられているからです。一方でチャットにはデメリットもあるので、現状ではメールも使いながら、チャットとメールの2つのコミュニケーションツールを使い分けている場合が多いでしょう。
メールとチャットの違いやそれぞれのメリット・デメリット、有効な使い分けの方法について解説し、おすすめのサービスも紹介していきます。
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メールとチャットの違いとは?
コミュニケーションツールとして、ビジネスには欠かせない「メール」と「チャット」。文字で相手とやり取りをするところは同じですが、2つには決定的な違いがあります。
メールは「手紙」のようなものであり、情報や資料などを一方的に送るツールです。そしてチャットは、ネット上でリアルタイムにコミュニケーションを取れるツールです。メールは長文になりやすく、チャットは会話のように短文になりやすいといった特徴があります。
メールは手紙を、チャットはLINEを想像してもらうとわかりやすいでしょう。
メールとチャットの比較表
メールとチャットでは、どのような違いがあるのか、主な特徴をわかりやすく表にまとめました。
項目 | メール | チャット |
---|---|---|
向いている使い方 | 緊急性のない一方通行のやり取り | 双方向のやり取りや緊急性の高いやり取り |
ファイル送受信 | 可能 | 可能 |
利用ツール | 限定しない | 同一ツールの利用が必要 |
メッセージの編集 | 送信後は編集不可 | 送信後も編集・削除が可能 |
上記のように、メール送受信はどちらも可能ですが、チャットとメールでは複数の面で違った特徴があります。そのため、利用シーンや、やり取りをする相手によって使い分けると、効果的な使い方ができるでしょう。
それぞれの違いを説明したところで、続いては使い分けるポイントについて解説します。
メールとチャットを使い分けるポイント
ビジネスでチャットツールとメールを使わけるポイントは次の3つです。
- 送り先の相手によって使い分ける
- エビデンスとして残すかどうかで使い分ける
- 数と連絡の頻度によって使い分ける
それぞれのポイントについて説明します。
送り先の相手によって使い分ける
- チャット:社内のやりとりの場合
- メール:社外とのやりとりや、相手がチャットを使い慣れていない場合
レスポンスが早いチャットは、社内での相談や情報共有などに適しています。仕事のスムーズ化につながるので、チャットでのやり取りは企業にとってもメリットがあります。相手によってチャットとメールを使い分けると、互いにストレスなく効果的なコミュニケーションがとれるでしょう。
また、手軽に送信できるチャットは使いやすい反面、人によっては「チャットで連絡とは失礼だ」と受け取られてしまう可能性があります。
年配の方の中にはチャットに慣れていない方もいるでしょう。そのため、丁寧なやりとりが必要な社外の人や、チャットが不慣れな目上の方との連絡にはメールのほうが適しています。
エビデンスとして残すかどうかで使い分ける
- チャット:エビデンスとして不要の場合
- メール:エビデンスとして残したい場合
チャットはトピックに対して1つのスレッドで会話が進められます。会話が迅速に進む反面、重要な内容が他の発言によって埋もれてしまう危険性があります。
しかしメールの場合、未開封のメッセージは未読として扱われるので、受信者が削除しない限りメールが消えることはありません。エビデンスとして重要な内容を残せます。
人数と連絡の頻度によって使い分ける
- チャット:複数人での意見交換・進捗管理など
- メール:1回だけの情報共有・通知(社内のイベント通知など)
複数の人が関わるプロジェクトは、人数も多く連絡の頻度も高くなります。そのため、「グループチャットによる簡易会議」や、進捗確認のための「タスク管理」ができるチャットの方が効果的です。
メールは一方的な連絡なので、認識のすり合わせや意見の持ち寄りには適していません。特に連絡頻度が高い場合は、何通もメールが届き受け取る側の業務の邪魔になります。
チャットツールの利用率の現状
まずはビジネスチャットの利用率や現状、導入する基準について説明します。
増加するビジネスチャットの利用率
ビジネスチャットは、売上規模 100 億円以上・従業員数 200名以上の企業の28.1%が会社として公式に導入し、企業内でのチャットの普及は年々拡大しています。(出典:伊藤忠テクノソリューション:2017年2月調査)
また、総務省が発表した「平成30年版 情報通信白書|ビジネスICTツールの利用状況」のチャット(インスタントメッセンジャー)利用率比較データを見ると次のような結果が出ています。
国 | 利用率 |
---|---|
日本 | 23.70% |
アメリカ | 67.40% |
イギリス | 55.90% |
ドイツ | 50.60% |
比較データを見ると、日本は他国に比べてチャットツールの導入が遅れていることがわかるでしょう。しかし、チャットツールをはじめとしたビジネスICTツール、クラウドサービスの導入は、業務の効率化につながり、政府が掲げている「働き方改革」にもなります。
ビジネスシーンでのコミュニケーションの現状
ビジネスシーンでのチャット利用が増えているとはいえ、チャットにも問題点はあります。完全にコミュニケーションツールをチャットに移行することは難しく、相手やビジネスシーンによって使い分けているのが現状です。
伊藤忠テクノソリューションが行った「大手企業のビジネスチャットツールの利用状況調査 」によると、1年以上チャットツールを使用している人は7割を超え、3年以上前から利用している人の割合は37.9%でした。
企業がチャットツールの導入を決める基準
ファイルの送受信ができたり、音声やビデオで会話ができたりといった、ビジネス向きの機能も導入を後押ししています。企業が導入を決める基準は次のとおりです。
- 「スピーディにコミュニケーションがとれる」
- 「会議時間が短縮できる」
- 「複数人での情報共有が容易になる」
上記のような業務の効率化につながるポイントを重視して導入している場合が多いようです。
>>チャットワークとSlackを比較 | 2大チャットツールの導入基準とは
>>チャットワーク 導入事例インタビュー | ツール導入で解決した問題
チャットツールのメリット
チャットツールを導入するメリットは次のとおりです。
- スピーディーなコミュニケーションで生産性が向上する
- メールよりも簡潔な文章でやり取りできる
- 社内のコミュニケーションが活性化する
それぞれのメリットについて説明します。
スピーディーなコミュニケーションで生産性が向上する
チャットにはプッシュ通知機能があるため、連絡に気づきやすくレスポンスも向上するのがメリットです。
また、メールと違って、文字でスムーズなやりとりが可能なので、スピーディな業務連絡と情報共有を可能にします。意思確認も早くでき、業務の効率化や生産性の向上につながります。
メールよりも簡潔な文章でやり取りできる
チャットはメールと違い、手軽に連絡できます。メールのように「お世話になっております」などと、かしこまった文で始まる必要がありません。簡潔な文面の方が良いので文章を考える時間も短くて済みます。
また、目的に合わせたグループ分けも簡単にできるため、CCの宛先を選ぶ必要もなく誤送信を防げます。
社内のコミュニケーションが活性化する
チャットツールは社外の連絡だけでなく、社内のコミュニケーション活性化にも効果をもたらします。
部署やチームごとにチャットを作成できるので、複数人での情報共有が容易になり、他メンバーのタスク状況や活躍などを可視化できます。
チャットツールのデメリット
チャットツールを導入と、次のようなデメリットが起こる場合もあります。
- 無駄なコミュニケーションが増えて生産性が低下する
- 対面でのコミュニケーションが減る
どちらのケースも気をつけていれば対策できる内容です。あらかじめ内容を理解しておけば未然に防げるでしょう。
無駄なコミュニケーションが増えて生産性が低下する
チャットは手軽にコミュニケーションがとれる反面、手軽だからこそ無駄なコミュニケーションが増えてしまう場合があります。メールであれば熟考するところ、手軽さゆえ必要以上にメッセージを送ってしまうこともあります。
それにより、飛び交うメッセージに時間と集中力を奪われ、業務の生産性が低下してしまうかもしれません。さらにメッセージが増えれば増えるほど、重要なメッセージが埋もれてしまう可能性もあります。
対面でのコミュニケーションが減る
チャットは顔と顔を合わせることがないので、どうしても対面でコミュニケーションをとる機会が少なくなります。
対面や電話でのやり取りは情報伝達力が高いので、認識違いなどの誤解は生まれにくいです。一方のチャットは、伝達スピードは早くても、情報の正確さが疎かになります。
さらに、対人コミュニケーションの機会が減ると、社員のコミュニケーション能力が低下するリスクがあります。
メールのメリット
メールを利用するメリットは次のとおりです。
- エビデンス保管にはメールが最適
- チャットほど切迫感がない
それぞれのメリットについて説明します。
エビデンス保管にはメールが最適
エビデンスとして残したい情報はメールの方が効果的です。
チャットにも記録機能はありますが、重要な内容も膨大な会話の中で埋もれ、あとで遡って情報を探すのに不便です。チャットのやり取りの中で、ある程度の意思決定をしたとしても、あらためてメールで詳細を共有した方が、間違いがありません。
チャットほど切迫感がない
メールはリアルタイムでのやり取りではないため、緊急性のない要件を連絡する場合に向いています。チャットで連絡が来ると「早く返信しなければ」とプレッシャーを感じてしまいます。
一方、メールであれば都合の良いタイミングで開封・返信しても問題はないでしょう。既読機能や「在籍中」などのステータス表示がされるチャットでは、早く返信しなければいけないという切迫感がありますが、メールにはそれがありません。
メールのデメリット
メールには次のようなデメリットがあります。
- レスポンスが遅い
- 定型文が必要
デメリットの内容について説明します。
レスポンスが遅い
相手に切迫感を与えない反面、リアルタイムでの会話ができないメールは、レスポンスが遅く、意思決定までに時間がかかってしまうデメリットがあります。
定型文が必要
定型文自体はそれほどマイナスな要素ではないように思えますが、それがあるために情報が分散しがちになることがあります。
「いつもお世話になっております」などメールとしての体裁を整えるために、文章が長くなりがちです。情報が埋もれてしまい、伝えなければならないことが伝わりきらない恐れがあります。
メールを廃止してからチャットへ移行する方法
それぞれのメリット・デメリットを比較した結果、チャットへ完全移行を決めたなら、これから紹介するやり方がおすすめです。
まずは、メールからチャットへ移行する際は、段階を踏むことが大切です。いきなり廃止して完全移行を進めようとすると、社員が困惑したり、取引先に迷惑をかけたりする恐れがあります。トラブルの原因になりやすいので、少しずつ置き換えていくことがポイントです。
またチャットへ移行する際は、「導入する目的の明確化」「運用ルールの明確化」が必須です。どちらも明確化した後は、社員に共有するようにしましょう。
ビジネスチャットツールの選び方
メールからビジネスチャットに移行する際は、次のポイントに注目してサービスを決めるとよいです。
- ツールの機能が自社の利用目的に合っているか
- 誰でも使いやすいかどうか
- セキュリティは安全か
それぞれのポイントについて、詳しく解説します。
ツールの機能が自社の利用目的に合っているか
ビジネスチャットツールを選ぶときには、「外部ツールと連携して利用したい」「スケジュールの共有やタスク管理なども含めてデータを一元管理したい」など、自社でどのような使い方をしたいかを基準に選びましょう。自社のニーズに要な機能が搭載されているサービスを選ぶことが必要です。
チャットツールの多くは、グループチャットやファイル共有、音声通話といった基本的な機能が備わっているだけでなく、他にも次のような機能が利用できます。
- スケジュール管理機能
- アンケート機能
- 外部ツールとの連携機能
- メッセージの既読・未読確認
サービスごとに特徴は異なるため、無駄なコストを掛けないためにも、目的を明確にして自社のニーズを満たせるものを選びましょう。
誰でも使いやすいかどうか
ビジネスチャットツールは、使いやすいかどうかも重要です。
社員のコミュニケーション促進や業務効率が目的で導入しても、使い勝手がよくないと社員が慣れるまでに時間がかかり、現場で浸透しないこともあり得ます。
ツールの操作に慣れていない人が多い場合には、グループウェアのような多機能なものよりも、簡単に操作を覚えられるシンプルな機能・デザインのものがよいでしょう。さらに、導入後のサポートが充実しているサービスを選べば、導入に不安な企業でも安心です。
セキュリティは安全か
ビジネスチャットツールの利用には、重要な情報を扱う場合もあるため、情報漏えい・不正ログイン対策といったセキュリティ面も重視して選びましょう。
チャットツールはスマートフォンを使って場所を問わず手軽に利用できる反面、紛失や盗難になどのセキュリティリスクも高くなります。ツールを選ぶ際には、次のようなセキュリティ機能があるかどうかを確認するとよいです。
- 通信・データの暗号化
- ログの保存
- 多要素認証
- IPアドレスによるアクセス制限
- 端末認証
- 紛失時のアカウントロック
また、ISO27001(ISMS認証)のような国際的な認証を取得しているサービスなら、より安心して利用できるでしょう。
おすすめビジネスチャットツール比較
おすすめのビジネスチャットツールを紹介します。「自社に合っているのは?」「社外取引にも活用できるのか?」などを踏まえながら、1つずつチェックしてみてください。
注目のビジネスチャット、サービス資料まとめ
ビジネスチャットの各サービス資料を厳選。無料でダウンロード可能です。効率的な情報共有、タスク管理、リモートワークなどさまざまな目的で導入されるビジネスチャットの比較にお役立てください。
- 導入企業:365,000社※1
- 充実したタスク管理機能
- APIで他サービスと連携可能
Chatwork(チャットワーク)は、導入企業は36万5,000社※1を超えているチャットツールであり、テクノロジーに精通していない人でも使えるように設計されているのが最大の特徴です。
担当しているタスクの一覧表示、期限の設定、グループごとのタスク作成などの充実したタスク管理機能だけでなく、経費精算システムや受付システムなど他サービスとの連携も可能。また、社外の人をグループに追加もできます。
※出典: Chatwork「Chatwork - 中小企業向けビジネスチャット 国内利用者数No.1 」(2022年9月14日閲覧)
推奨社員数 | 無料トライアル | 無料プラン | モバイル | 日本語対応 |
---|---|---|---|---|
5人~5,000人 | ○ | ○ | iPhone/Android/ブラウザ | ○ |
次の記事では、チャットワークの使い方や導入事例について詳しく解説しています。
ぜひご覧ください。
- チャットから通話まで、遠隔コミュニケーションに役立つ機能が充実
- テキスト装飾や画像・動画の添付で、ストレスフリーな情報共有を
- すべての機能を無料で使える(過去テキストやデータの表示は有料)
Slackは、遠隔コミュニケーションに役立つさまざまな機能を、ストレスフリーで使えるツールです。いくつものワークスペース(組織全体のスペース)を作り、ワークスペース内にも、自由にチャンネル(チームごとのスペース)を作成できます。
Slackはチャンネル内に対して、スレッドを立てて返信可能です。スレッドは畳まれて表示されるため、チャンネルをすっきりとした状態に保てます。膨大な情報の中からメッセージを探す手間も、チームごとにワークスペースを行き来する手間も最小限でコミュニケーションを取れます。
推奨社員数 | 無料トライアル | 無料プラン | モバイル | 日本語対応 |
---|---|---|---|---|
社員規模問わず | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
- 人と人、部署間のコミュニケーションを循環させる
- 制度設計から導入、定着活用までの伴走サポートあり
- 組織の課題に合わせて約3,000種類の制度から選べる
TUNAGは、社内のコミュニケーションを活性化し、変化に強い組織づくりを実現するツールです。約3,000種類にも及ぶ制度から最適なものを選び、社内のコミュニケーションや情報共有を促進させます。また、解決したい課題、社内の文化、習慣に合わせて制度を設計し、ツールの効果的な使い方から、社内制度の浸透まで伴走して支援します。導入後の効果測定から組織の状況を把握し、改善することで人と人とのつながりを強化していけるでしょう。
推奨社員数 | 無料トライアル | 無料プラン | モバイル | 日本語対応 |
---|---|---|---|---|
社員規模問わず | - | - | iPhone/Android/ブラウザ | ◯ |
Microsoft Teams - 日本マイクロソフト株式会社
- チャット・会議・通話・共同作業を1つにまとめたビジネスチャットツール
- チームのスペースにすべてのアプリを用意
- 検索機能や未読/既読の表示、スタンプなど便利な機能が豊富
Microsoft Teamsは、職場をはじめ、学校や家庭でも使えるビジネスチャットツールです。1対1や複数名でのチャット、10,000人まで招待可能なオンライン会議、通話の受発信など便利な機能が多数備わっています。
また、OutlookからTeamsに添付ファイル付きのメールを送信して共有する、投稿内容をメールで通知もできるため、情報共有の効率化が可能です。さらに、WordやExcel などを使って、リアルタイムで共同編集も可能。伝えたい内容が伝わりやすいので、業務の効率化・生産性の向上につながります。
- シンプルデザイン+管理コンソールで操作・管理が簡単
- 初期費用0円・1IDあたり月額180円の低価格
- クライアント端末のキャッシュも含めた3段階の暗号化
TAGS(タッグス)は、セキュリティレベルの高い法人向けビジネスチャットです。アプリをインストールして設定をするだけのスピーディな導入が可能。
シンプルなデザインと専用管理コンソールで、操作・管理が簡単。ユーザー登録・削除、各種ポリシーもブラウザ上で自由に設定でき、CVSによる一括登録も可能です。
チャットならではの手軽さから、オンライン窓口として利用したり、従業員のメンタルケア対策に役立てたりもできます。社員同士のコミュニケーションを活性化し、スピーディな情報共有や経営判断を支援します。
推奨社員数 | 無料トライアル | 無料プラン | アプリ対応 | 日本語対応 |
---|---|---|---|---|
30人~ | ○ | - | iPhone/Android/ブラウザ | ○ |
- 豊富な機能で社内コミュニケーションを活性化
- 社内外問わず利用できる無料通話機能
- 充実した管理機能で中・大企業でも安心して利用可能
Wow Talk(ワウトーク)は、社内コミュニケーションに特化した、社員同士の連絡・情報共有を円滑にするビジネスチャットです。
直感的な操作性で端末を選ばず利用できるので、スムーズな導入かつ運用が可能です。主な機能として、トーク・掲示板・無料通話(音声・ビデオ)・タスク管理・日報・安否確認といった社内コミュニケーション活性化と業務効率化のための機能を搭載しています。
そのほか、パーティション機能・アクセス制限・ログ閲覧機能なども備えており、しっかりと社員アカウントを管理できます。また、国際的なセキュリティ規格ISO27001認証を取得しているため、厳重なセキュリティが求められる企業でも安心して利用が可能です。
推奨社員数 | 無料トライアル | 無料プラン | モバイル | 日本語対応 |
---|---|---|---|---|
- | 2週間 | なし | iPhone/Android/ブラウザ | ○ |
- 目的ごとにグルーピング、流れをまとめて把握
- グループごとのメンバー管理で連絡もれを軽減
- 稼働状況を可視化でき早期の労働環境改善にも
Talknote(トークノート)は、コミュニケーションを活性化させて、仕事に対するモチベーションを向上させるビジネスチャットです。
プロジェクトごとにやり取りでき、会話の流れも一覧で表示できます。グループには関連メンバーを事前に登録できるため、 CCに入れ忘れてしまったといったミスも軽減。コミュニケーションコストを削減します。さらに稼働状況の可視化も実現。ログイン時間が長ければ上長にアラートを送信するといった機能があり、労働状況を把握、離職率低減にも役立ちます。
推奨社員数 | 無料トライアル | 無料プラン | モバイル | 日本語対応 |
---|---|---|---|---|
20人~1000人 | ○ | - | iPhone/Android/ブラウザ | ○ |
WowTalk for ビジネスプラス - 株式会社NTTドコモ
- 時間の短縮、通信費の削減、出張費の削減を実現
- スキマ時間を活用して意思決定を迅速化
- 自然災害、大火災、テロなどの緊急事態にも活用可能
WowTalk for ビジネスプラスは、NTTドコモが法人向けに提供するビジネスチャットツールです。
最短で、連絡をした当日のうちに導入が可能で、すぐに運用を開始できます。約80%の人が社内コミュニケーションが仕事のモチベーションや業績にも影響と回答しているほど顧客満足度の高いサービスです。
推奨社員数 | 無料トライアル | 無料プラン | モバイル | 日本語対応 |
---|---|---|---|---|
30人~ | ○ | × | iPhone/Android/ブラウザ | ○ |
InCircle - AI CROSS株式会社
- 人と人とのコミュニケーション速度をあげる
- 働き方改革を支えるコミュニケーション・プラットフォーム
- 人工知能・セキュリティ・APIの3つの技術
InCircleは、多様なICTシステムと簡単に連携できるビジネスチャットです。
今後まさに働き方改革が必要されていく中で、働き方改革を支えるコミュニケーション・プラットフォームになるように設計されています。純国産のソフトウェアでもあることから、日本企業の人気を集めています。
推奨社員数 | 無料トライアル | 無料プラン | モバイル | 日本語対応 |
---|---|---|---|---|
- | ○ | - | iPhone/Android/ブラウザ | - |
- IT管理者が不在でも操作できる必要最小限のシンプルなUI
- 万全のセキュリティで、情報漏えいのリスクを軽減
- 不要な機能を省き、業界最安レベルの料金を実現
Linkitは、面倒な管理や難しい設定不要なシンプルで使いやすい社内SNSです。
設定は、社員の名前とメールアドレスを登録するだけ。また個人チャットと同様に操作性がシンプルなので、ITに詳しい担当者が不在でも運用できます。高度な暗号化通信で外部へ情報漏えいする心配もありません。無駄な機能を省き、業界最安クラスの料金を実現したビジネスチャットです。
推奨社員数 | 無料トライアル | 無料プラン | モバイル | 日本語対応 |
---|---|---|---|---|
- | ○ | - | iPhone/Android | ○ |
LINE WORKS - LINE WORKS株式会社
- メッセージの「既読」を確認できる
- LINEとの親和性が高くスタンプも使える
- 無料プランあり
LINE WORKSは、LINE WORKS株式会社が手掛けるコミュニケーションツールです。定番のコミュニケーションツールであるLINE(ライン)との親和性が高く、既読機能やスタンプ送受信などが使えます。
チャット機能のほかにも、掲示板やアンケートなど業務に役立つさまざまな機能が搭載。すぐに使いこなせるツールを求める方や、気軽なコミュニケーションが取れる場を増やしたい場合におすすめです。
Tocaro(トカロ)は伊藤忠テクノソリューションズ(CTC)が開発したビジネスチャットツールです。クラウドストレージ「Box」と連携しているので、Boxを有効活用できる機能があります。またユーザーごとに制限や管理機能を設定できるなどの機能もあるため、従業員の多い大企業向けのチャットツールです。
社内SNSについては次の記事で詳しくまとめています。
- 社内外から安全にアクセス可能
- さまざまなビジネスアプリと連携可能
- リアルタイムな情報共有・円滑なコミュニケーション
LumApps(ルムアップス)は、社内の情報を集約するクラウド型の社内ネットワークです。主な機能は、社内ポータル・コミュニティ・コラボレーションの3つ。社内ポータルでは、スムーズな情報共有を実現。コミュニティは社内SNSとして、従業員同士のコミュニケーションを活性化させます。
「Microsoft 365」や「Google Workspace」「Slack」など多様なビジネスアプリと連携でき、社内外を問わずコラボレーションを強化。メンバー間でリアルタイムに情報を共有し、円滑なコミュニケーションを促進させます。
推奨社員数 | 無料トライアル | 無料プラン | アプリ対応 | 日本語対応 |
---|---|---|---|---|
- | ○ | - | iPhone/Android/ブラウザ | ○ |
個人向けSNSとビジネスチャットの違い
個人向けSNSとビジネスチャットには大きな違いがあります。個人向けSNSはあくまでもプライベート向けのコンテンツのため、ビジネスで利用するならビジネス向けのチャットツールの利用がおすすめです。
個人向けSNSはビジネスにも有用可能か
LINEやFacebookのような個人向けSNSも、ビジネスで有効に活用できるのかというと、そうではありません。
上記のようないくつかの問題点があり、個人向けSNSをビジネスで併用することはおすすめしません。
ビジネス向けチャットツールの魅力
上記に挙げた個人向けSNSの問題点を解決し、セキュリティを強化したのがビジネス向けチャットツール(社内SNSとも呼ばれます)です。
- メッセージの編集・削除が簡単にできるので誤送信を防げる
- 大容量ファイルを簡単に送信できる
- 迷惑メッセージが届かない
- グループチャットやタスク管理機能などのビジネス向け付随機能
その他にも、ビジネスに特化した機能やメリットが多数あるので、使い分けができるのであればビジネス向けチャットの利用をおすすめします。
社内ビジネスチャットを運用するうえでのデメリット・注意点
社内ビジネスチャットには社員同士のコミュニケーションを増やす、情報共有を容易くするなど、さまざまなメリットがあります。しかし、注意しなければいけないデメリットがあるのも事実です。
たとえば、ビジネスチャットを導入する際は、社内教育や研修が必要になる場合もあります。コストと時間がかかり、他の業務に影響が出てやすくなるでしょう。無駄なコミュニケーションの増加、逆に対面でのコミュニケーションの減少なども懸念されます。
対処法までしっかり練ることで、デメリットや注意点は軽減・回避できるはずです。
連絡しすぎは迷惑?メールとチャットのマナー・ルールの違いとは
手軽さが魅力のチャットですが、使い方を誤ると、相手に迷惑をかけてしまう恐れがあります。チャットへの移行とともに、メールとチャットのマナーの違いについても把握しておくべきです。
たとえば、メールの場合は一文が長くても、さほど気にはならないでしょう。しかし、チャットになると、長文は読みにくく、重要な部分が入ってこない恐れがあります。チャットは、相手の反応を確認しながら情報伝達できるので、伝えたい内容は小出しで伝えるべきです。
他にも、チャットを利用する中で連絡が頻繁になり、相手の業務を妨害してしまうことも……。今伝えるべき内容かどうか確認したうえで、利用するようにしましょう。
チャットツールとメールの使い分けでビジネスを効率的に
チャットとメール、2つのメッセージツールの特徴や違いは理解できたでしょうか。
チャットとメールの大きな違いとして挙げられるのは、やりとりの即時性です。ビジネスを効率的にしてスピードを上げるには、メッセージをすぐに確認できて返信しやすいチャットの活用が有効です。
チャットを導入すると決めたら、次のポイントに注目してツールを選びましょう。
- 機能が自社の利用目的に合っているか
- ツールの操作に不慣れな方でも使いやすいかどうか
- セキュリティは安全か
一方で、エビデンスを残したり社外の人とのやり取りをしたりする際は、メールのほうが適している場合もあります。
どちらか一方に絞るよりも、コミュニケーションツールの性質を理解し、皆がストレスなく効率的に仕事を進められるのか、臨機応変に使い分けることが大切です。
注目のビジネスチャット、サービス資料まとめ
ビジネスチャットの各サービス資料を厳選。無料でダウンロード可能です。効率的な情報共有、タスク管理、リモートワークなどさまざまな目的で導入されるビジネスチャットの比較にお役立てください。
今回紹介したツール以外はこちらの記事で紹介しているので合わせてご参照ください。
BOXILとは
BOXIL(ボクシル)は企業のDXを支援する法人向けプラットフォームです。SaaS比較サイト「BOXIL SaaS」、ビジネスメディア「BOXIL Magazine」、YouTubeチャンネル「BOXIL CHANNEL」を通じて、ビジネスに役立つ情報を発信しています。
BOXIL会員(無料)になると次の特典が受け取れます。
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- 「SaaS業界レポート」や「選び方ガイド」がダウンロードできる!
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※ 日本マーケティングリサーチ機構調べ、調査概要:2021年5月期 ブランドのWEB比較印象調査