啓蟄とは | 2020年はいつ?意味・由来・天候の変化 - 二十四節気

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日本には1年を24分割し、それぞれに季節を表す言葉をつけた二十四節気という季節の呼び方があります。そのうちのひとつが啓蟄(けいちつ)であり、例年3月5日〜6日であるとされています。雨水(うすい)と春分(しゅんぶん)の間の二十四節気である啓蟄についてどんな季節のことを指すのか、 またどんな由来で啓蟄と呼ぶようになったのか解説していきます。
啓蟄とは | 2020年はいつ?意味・由来・天候の変化 - 二十四節気

二十四節気

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啓蟄(けいちつ)とは

日本には一年間を24分割し、それぞれに季節を表す言葉をつけた二十四節気という言葉があります。啓蟄とは、3番目の二十四節気のことを指します。

啓蟄の前は雨水、後は春分と徐々に春が近づいてくる季節であると言えます。

啓蟄の意味と由来

「啓蟄」という文字を見ると、どんな意味なのかちょっと想像できないという方は多いかもしれませんが、「けいちつ」と読みます。

「啓」の字には「開く」という意味があり、「蟄」の字には「虫などが土などに隠れている様子」という意味があります。つまり土に隠れていた虫が外に出てくる、それほどに暖かくなってきたことを示す言葉でもあるのです。

2020年の啓蟄はいつ?

2020年の啓蟄は、3月5日となっています。

啓蟄は太陽の通り道である黄道の経度が345度になった日のことを指します。また太陽の周期によって差が生じてくるため、例年3月5日〜6日であることが多いようです。

ちなみに、2019年と2018年の啓蟄は3月6日で、2016年と2017年の啓蟄は3月5日でした。隠れている虫が土から這い出してくるという啓蟄の意味通り、 啓蟄が訪れるば暖かい時期はもうすぐですね。

啓蟄とは何をする日?

啓蟄に行われる行事は特に定められていないのですが、日に日に春に近づいてきて日差しも徐々に暖かくなり、「さぁ働くぞ」とやる気が出てくる人も多いのではないでしょうか。春野菜をいただくなどして、英気を養ってはいかがでしょうか。

ちなみに園芸では、冬囲いで使用したコモを焼く風習があります。コモとは藁で編んだ敷物のようなもので、冬になる前に木の幹に巻きつけ、害虫退治のために利用されるもの。コモを巻くと、暖かい場所を好む松の害虫はコモの部分に集まってきます。徐々に暖かさが感じられるようになる啓蟄の時期にコモを外し燃やすことで、害虫退治を行うそうです。

啓蟄までに雛人形は片付けよう

啓蟄は3月5日が3月6日であることが多く、この時期はまだまだ寒さが続いている地域も多いと思います。しかし大雪が降るということは少なくなり、徐々に暖かさが感じられる時期でもあるのではないでしょうか。

雨水には雛人形を出すと縁起が良いという言い伝えがありますが、「仕舞うのは啓蟄」までという説もあるようです。長く雛人形を飾りすぎると、婚期が遅れるという言い伝えもあるようです。二十四節気をちょっと身近に感じられる逸話ですね。

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