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勤怠管理システムの費用相場と料金比較・おすすめソフト

最終更新日:(記事の情報は現在から314日前のものです)
勤怠管理システムの導入を検討している方に向けて、費用相場やおすすめサービスを紹介します。勤怠管理システムにはクラウド型とオンプレミス型があり、それぞれ費用は異なります。サービス選定する際は、費用だけでなく、機能や操作性なども確認しましょう。

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勤怠管理システムの費用相場

勤怠管理システムとは従業員の出退勤時刻の記録や勤務時間の管理、残業申請、有給休暇の管理など、勤怠に関する幅広い業務を効率化できるシステムのことです

勤怠管理システムには、主にクラウド型とオンプレミス型の2つのタイプがあります。両者の違いは次のとおりです。

  • クラウド型:インターネット経由で利用できる勤怠管理システム
  • オンプレミス型:自社サーバーにソフトウェアをインストールして利用する勤怠管理システム

クラウド型とオンプレミス型それぞれの費用相場について解説します。

クラウド型の勤怠管理システム費用相場

クラウド型の勤怠管理システムの料金相場は1ユーザーあたり月額100〜500円程度で、初期費用は0円のケースが多いです

項目 料金
初期費用 0円
月額利用料 1ユーザーあたり100〜500円程度

オンプレミス型の勤怠管理システム費用相場

オンプレミス型の勤怠管理システムの費用相場は、次のとおりです。

項目 料金
初期費用 30万〜150万円程度
月額利用料 基本的に発生しない

オンプレミス型は、初期費用が高いという特徴があります。初期費用の主な内訳は次のとおりです。

  • システム開発費用
  • サーバー設置費用
  • パッケージ費用
  • システムインストールやセットアップ費用

買い切りのため月額利用料金はかかりませんが、導入後の運用費用として、主にサーバーやシステムの運用や保守費用が発生します。

勤怠管理システムの費用・料金比較表

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※ダウンロード可能な資料数は、BOXILでの掲載状況によって増減する場合があります。

勤怠管理システムの価格・機能を比較したい方はこちら

無料・価格が安いおすすめ勤怠管理システム11選

無料で使える、あるいは価格が安いおすすめの勤怠管理システム11選を紹介します。

KING OF TIME - 株式会社ヒューマンテクノロジーズ

KING OF TIME
KING OF TIME
BOXIL SaaS AWARD Autumn 2024 Good Service
ボクシルSaaSのデータを元に表示しています
提供企業様でご不明点がある方はこちら

  • 生体認証やICカードなど自社に合ったタイムレコーダーを選べる
  • 有給休暇や残業など自社の就業ルールに合わせて設定できる
  • シンプルな画面構成でパソコン操作が不慣れな方でも扱える

KING OF TIMEはICカードやパソコン、指紋認証や顔認証など多様な打刻方法に対応しているシステムです。出勤時はICカード、退勤時は外出先からスマートフォンで打刻など、働く場所に合わせて複数の打刻手段を組み合わせられます。

また、入退室管理システムや体温検知システムとも連携できるのもポイントです。入退室の記録を自動で出退勤時刻として記録できたり、体温と勤怠打刻を同時に記録できたりします。

KING OF TIMEの料金プラン・価格

項目 料金
初期費用 0円
1ユーザーあたり月額利用料(税抜) 300円

freee 勤怠管理Plus - フリー株式会社

freee 勤怠管理Plus
freee 勤怠管理Plus
BOXIL SaaS AWARD Autumn 2024 Good Service
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ボクシルSaaSのデータを元に表示しています
提供企業様でご不明点がある方はこちら

  • 打刻の修正依頼や残業届の申請、承認業務がWebで完結
  • freee人事労務と連携可能
  • データを各種機関への提出資料として活用できる

freee勤怠管理Plusは、freee人事労務とワンクリックでデータ連携できるため、freeeを利用している方に特におすすめのシステムです。

また、システム内で集計されたデータを、各種行政機関や税理士、社労士などへの提出資料として活用できます。データはExcelやPDF、CSVなどで出力でき、エクスポートするデータの範囲も自由に選べます。

freee勤怠管理Plusの料金プラン・価格

項目 料金
初期費用 0円
1ユーザーあたり月額利用料(税抜) 300円

マネーフォワード クラウド勤怠 - 株式会社マネーフォワード

マネーフォワード クラウド勤怠
マネーフォワード クラウド勤怠
BOXIL SaaS AWARD Autumn 2024 Good Service
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ボクシルSaaSのデータを元に表示しています
提供企業様でご不明点がある方はこちら

  • 圧倒的に見やすい画面デザイン
  • フレックスタイム制の時間集計を一目で把握
  • シフト管理や異動履歴管理などの機能を搭載

マネーフォワード クラウド勤怠は、マネーフォワードの各サービスと連携し、バックオフィス業務全体を効率化できるシステムです。

時間外労働を把握しやすいのもポイントです。月の時間外労働時間を集計し、色別にアラートを表示してくれるため、時間外労働の超過を防止できます。

マネーフォワード クラウド勤怠の料金プラン・価格

プラン 初期費用 月額利用料(税抜)
スモールビジネス 0円 年額プラン:2,980円
月額プラン:3,980円
ビジネス 0円 年額プラン:4,980円
月額プラン:5,980円

従業員数51名以上の場合は、別途見積もりが必要です。

ジンジャー勤怠 - jinjer株式会社

ジンジャー勤怠
ジンジャー勤怠
BOXIL SaaS AWARD Autumn 2024 Good Service
ボクシルSaaSのデータを元に表示しています
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  • 豊富な機能であらゆる勤務形態や就業規則に対応
  • アプリ完全対応でスマートフォンから簡単に操作可能
  • 生体認証打刻機能や第三者認証、暗号化監視体制など万全のセキュリティ体制

ジンジャー勤怠は、シフト管理や従業員の予算、実績など複数の項目を効率化できるシステムです。シフトの申請や承認もシステム上で行え、シフトの状況を見て他店舗にヘルプを依頼するといった使い方もできます。

また、英語のほか、ベトナム語やタイ語、インドネシア語などの言語に対応しているのもポイントです。外国人従業員が多い企業に適したシステムと言えます。

ジンジャー勤怠の料金プラン・価格

項目 料金
初期費用 要問い合わせ
1ユーザーあたり月額利用料(税抜) 300円〜

ジンジャーの月額費用は利用したいサービスによって異なります。

ジョブカン勤怠管理 - 株式会社DONUTS

ジョブカン勤怠管理
ジョブカン勤怠管理
BOXIL SaaS AWARD Autumn 2024 Good Service
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  • 機能の単独利用が可能
  • フレックスや変形労働などの勤務形態ごとに細かく設定可能
  • 中小規模企業向けの無料プランあり

ジョブカン勤怠管理は、パソコンやスマートフォン、ICカードや生体認証のほか、LINEやSlackなどでの打刻にも対応している勤怠管理システムです。

また、フレックスや裁量労働制、変形労働時間制など、多様な勤務体系に対応できます。従業員の所属や雇用形態ごとに細かく設定を変更可能です。

ジョブカン勤怠管理の料金プラン・価格

ジョブカン勤怠管理の料金プラン・価格は、中・小規模向けの場合、次のとおりです。出勤管理、シフト管理、休暇・申請管理、工数管理(単独利用不可)の4つの機能から自由に組み合わせて利用でき、利用する機能によって月額利用料が変わります。

プラン 1ユーザーあたり月額利用料(税抜) 利用機能数
無料プラン 0円 1〜4つ
※機能制限あり
プラン1 200円 1つ
プラン2 300円 2つ
プラン3 400円 3つ
プラン4 500円 4つ

500名〜の大規模向けについては別途見積もりが必要なため、問い合わせて確認しましょう。

オフィスステーション 勤怠 - 株式会社エフアンドエム

  • 出退勤状況を日・週・月・年単位でリアルタイムに確認
  • 英語やタイムゾーン設定が可能
  • 独自運用に対応できる豊富な機能を搭載

オフィスステーション 勤怠は、リアルタイムに勤怠データを管理し、集計できる勤怠管理システムです。

残業過多や遅刻回数などを設定ルールにもとづきメール通知したり、色付けして見える化したりできます。拠点ごとにタイムゾーンを設定できるため、海外に拠点をもつ企業にもおすすめです。

オフィスステーション 勤怠の料金プラン・価格

項目 料金
初期費用 110,000円〜(税込)
1ユーザーあたり月額利用料 330円〜(税込)

レコル - 中央システム株式会社

レコル
レコル
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ボクシルSaaSのデータを元に表示しています
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  • すべての機能を追加費用なく利用可能
  • 年次有給休暇や申請承認の管理、法令遵守チェックが可能
  • 勤務データの自動集計や給与ソフトへの連携に対応

レコルは、有休管理機能やワークフロー機能を備えたクラウド型勤怠管理システムです。一人ひとりの勤務形態に応じ設定を変えられるうえ、設定と打刻データをもとに勤務データを自動集計できます。

勤務状況や残業時間をリアルタイムに把握でき、組織全体や拠点ごとに勤怠分析したり、36協定や労働基準法に則って残業過多を防いだりが可能です。外部サービスとのAPI連携やCSVによるデータ連携にも対応し、手入力による負荷削減もサポートしてくれます。 

レコルの料金プラン・価格

項目 料金
初期費用 0円
1ユーザーあたり月額利用料(税抜) 100円

CC-BizMate - 株式会社クロスキャット

CC-BizMate
CC-BizMate
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ボクシルSaaSのデータを元に表示しています
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  • 一人ひとりの労働時間の内訳をリアルタイムで管理可能
  • 残業実績と勤務予定から月末時点の残業時間を予測
  • 位置情報も取得できる打刻機能

CC-BizMateは、打刻管理、工数管理機能も利用できる勤怠管理システムです。自由に設定できる閾値をもとにアラート通知を行え、打刻漏れや承認漏れ、36協定違反などの防止をサポートしてくれます。

フレックスやシフトなど複雑な勤務形態に対応し、勤務区分をもとにした遅早退の自動判別や、休暇管理が可能です。労働時間の内訳もリアルタイムで管理でき、どの作業にどの程度時間を費やしたかも集計できるので、生産性低下の要因分析にも役立ちます。

CC-BizMateの料金プラン・価格

項目 料金
初期費用 250,000円〜
1ユーザーあたり月額利用料 200円〜

※最低利用人数50人。追加IDは10ユーザー単位で販売。

manage 勤怠 - 株式会社COEL

  • 複数シフトパターンやフレックスなど多様な勤務体系に対応
  • 出退勤打刻や申請業務などの情報を一画面に集約
  • 経費精算や稟議申請などの機能を必要に応じ導入可能

manage 勤怠は、コールセンターといった複数シフトパターンにも対応できる勤怠管理アプリです。ポータル打刻やタイムレコーダーなどの打刻方法に対応し、打刻や申請業務などを勤務表で集約管理できます。

勤怠のほか、経費やワークフロー、工数などの業務アプリを提供しており、必要なアプリの選択導入が可能です。

manage 勤怠の料金プラン・価格

項目 料金
初期費用 要問い合わせ
1ユーザーあたり月額利用料 400円

HRMOS勤怠 - IEYASU株式会社

HRMOS勤怠
HRMOS勤怠
BOXIL SaaSセクション | BOXIL SaaS AWARD 2024
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  • 無料で利用できる勤怠管理システム
  • 人事実務のプロフェッショナルが開発サポート
  • 充実したレポート機能

HRMOS勤怠は、利用人数が30名以下であれば、基本的な機能を無料で利用できます。利用人数31名以上の有料プランでも、月額利用料は1ユーザーあたり100円〜と、低価格で導入できるシステムです。

また、スマートフォン用のアプリが充実しており、外出先でも気軽に利用できるのがポイントです。個人用勤怠管理アプリやICカード打刻専用勤怠管理アプリ、共有端末での打刻専用アプリがあり、iOSとAndroid双方に対応しています。画面もスマートフォンに対応しているため、従業員の外回りが多い場合におすすめです。

HRMOS勤怠の料金プラン・価格

プラン 初期費用 1ユーザーあたり月額利用料(税抜)
無料プラン(30名以下) 0円 0円
有料プラン(31名以上) 0円 100円〜

AKASHI - ソニービズネットワークス株式会社

AKASHI
AKASHI
BOXIL SaaS AWARD Autumn 2024 Good Service
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ボクシルSaaSのデータを元に表示しています
提供企業様でご不明点がある方はこちら

  • 静脈認証や顔認証打刻など多彩な打刻方法を搭載
  • 申請承認や工数管理に対応したプランも提供
  • 説明書を読まなくても使いやすいシンプルな操作性が強み

AKASHIは、出退勤管理からシフト管理、工数管理まで可能な勤怠管理システムです。少人数から利用でき、パートやアルバイトを雇用する企業でも導入実績があります。

AKASHIは、福利厚生をポイント制で管理できるのが特徴です。事前に福利厚生の内容ごとにポイントを設定し、従業員ごとにポイントを付与できます。ポイントの消化数を確認することで、福利厚生の利用を効率よく把握できる仕組みです。

AKASHIの料金プラン・価格

プラン 初期費用 1ユーザーあたり月額利用料(税抜)
タイムレコーダー 0円 200円
スタンダード 0円 300円
プレミアム 0円 400円


特徴ごとにおすすめ勤怠管理システムをまとめました。それぞれの項目でサービスを比較したい方は、次のリンクから記事をご覧ください。

特徴から勤怠管理システムを比較する
英語対応の勤怠管理システム 無料の勤怠管理システム アプリ対応の勤怠管理システム
小規模向け勤怠管理システム 中小企業向け勤怠管理システム シフト管理できる勤怠管理システム
給与計算ソフト連携可能な勤怠管理システム 建設業向け勤怠管理システム 派遣会社向け勤怠管理システム
病院向け勤怠管理システム 介護業向け勤怠管理システム 利用料金が安い勤怠管理システム

勤怠管理システム導入時の注意点

勤怠管理システムを導入する際は、料金体系や費用以外にも次のポイントをチェックしましょう。

  • 自社の就業規則や雇用形態に対応できるか
  • 従業員にとって扱いやすいツールか
  • 既存のシステムと連携できるか

単に安さだけを重視して選んでしまうと、自社に合わないシステムを導入して失敗してしまう可能性があります。勤怠管理システム導入時に注意したい3つのポイントを紹介します。

自社の就業規則や雇用形態に対応できるか

自社の就業規則や雇用形態に対応できる勤怠管理システムを選ぶことが大切です。

カスタマイズ性が低いシステムの場合は、自社独自の就業規則に対応できず、細かい部分を担当者が手作業で入力しなければならない可能性があります。

多様な働き方に柔軟に対応できるかどうかも重要です。近年では、新型コロナウイルスの影響や働き方改革によって働き方が多様化しています。たとえば、クラウド型で不正打刻防止機能が備わっているシステムなら、オフィス外での勤務でも問題なく打刻できるでしょう。また、フレックスタイム制や変形労働時間制に対応できるシステムなら、働き方改革にもスムーズに対応できます。

従業員にとって扱いやすいツールか

従業員にとって扱いやすいツールかどうかもポイントです。機能が豊富であっても、複雑すぎたり操作画面がわかりにくかったりするシステムの場合、現場には定着しません。

導入前に、システムの使用感を確かめましょう。無料プランや無料トライアルがあるシステムであれば、トライアル期間中、実際に従業員に操作してもらえるため安心して導入できます。

既存のシステムと連携できるか

自社ですでに使用しているシステムと連携できるかも重視しましょう。

たとえば、給与計算ソフトと連携できる勤怠管理システムなら、勤怠管理から給与計算までをシステムで自動化でき、費用対効果を高められます。複数のシステムと連携できる勤怠管理システムなら、バックオフィス業務を大幅に効率化できる可能性が高いです。

導入前にどのシステムと連携できるかを確認し、自社システムと連携可能な勤怠管理システムを選びましょう。

費用対効果の高い勤怠管理システムを導入しよう

勤怠管理システムは、出退勤時刻の記録や勤務時間の管理など、勤怠に関する多様な業務を効率化できるシステムです。クラウド型とオンプレミス型があり、クラウド型は初期費用が安く導入ハードルが低いという特徴があります。

勤怠管理システムには多くの種類があります。費用や必要な機能、使いやすさ、既存システムとの連携性などをチェックし、自社に適した費用対効果の高いシステムを導入しましょう。

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67_新選び方ガイド:勤怠管理システム選び方ガイド20240701.pptx.pdf
勤怠管理システム
選び方ガイド
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