【勤怠管理システム】オンプレミス型か?クラウド型か?メリットデメリットを表で徹底比較

こちらの記事ではクラウド型の勤怠管理システムのサービスを紹介しています。気になる方はぜひご覧ください。

オンプレミス型とクラウド型の違い
クラウド型の勤怠管理システムとオンプレミス型の勤怠管理システムの違いを表にまとめました。
項目 | オンプレミス型 | クラウド型 |
---|---|---|
初期費用 | 非常に高額 | 比較的安価 |
導入までの期間 | サーバの購入、システムをサーバへインストールなどが必要なので、最低でも3ヵ月程度必要 | サービスによるが、登録からすぐ利用できるものも多い |
ランニングコスト | 自社保有のサーバやシステムの運用費 | 一般的にユーザーごとの課金制。低価格なサービスでは1ユーザーあたり数十円から利用できるものもある。 |
追加費用 | システム部門の人件費、法改正への対応、サーバ買換え費、電気代など意外と多くの費用がかかる | 法改正への対応に関しても無償アップグレードで提供しているサービスが多い |
推奨導入規模 | 社員数1,000人~ | 社員数2~1,000人 |
拡張性 | 企業環境にあわせたカスタマイズが可能 | 事業者に依存する傾向が強く、拡張性は低い |
セキュリティ | 企業ごとのセキュリティポリシーにカスタマイズ可能。さらにサーバを保有していること強固なセキュリティ環境を構築することもできる。 | サービス事業者に完全依存するため、セキュリティ要件をしっかりと確認しておく必要がある 。クラウドサービスを狙った標的型サイバー攻撃も多発してるので十分な注意が必要。 |
導入成功率 | トライアルができないので、成功率は低い。ただ型にはまればクラウド型より遥かに利便性の高いシステムが構築できる。 | ほとんどのサービスで無料トライアルや、ユーザー制限をかけた無料プランが容易されているので簡単に導入検討がき、導入成功率も高い。 |
サポート | サービスによっては契約することによりサポートを得られますが、あくまでシステムのサポートのみ。法改正などによりシステム変更のサポートはなし | サーバの運用やシステムの構築は全てサービス事業者が行っているため、法改正によるシステム変更もバージョンアップのみで対応 |
他システムとの連携 | 自由にカスタマイズできることから他システムとの連携には強い。 | 自由にカスタマイズはできませんが、最近では他システムとの連携に優れたサービスが多数。 |
サービスの選定 | 重視すべき点はサポートと担当者の熟練度。導入後はシステムの不具合が発生することを想定し、サポートが徹底しているサービスに着目。 | 基本的には自社に合った機能と持ち合わせているか、そして低コストかが重要 |
メリット・デメリットの比較
【メリット】
オンプレミス型 | クラウド型 |
---|---|
●システム環境を自社で保有するため自由にカスタマイズできる | ●自社でシステムを構築する必要がないことから初期費用が格安 |
●高度なセキュリティ環境が構築できる | ●コストメリットが高い |
●社員数1,000人~規模ではコストメリットがクラウド型を凌ぐことも | ●無償アップデートなどサポート体制が優れている |
●無料トライアルで導入検討ができる |
【デメリット】
オンプレミス型 | クラウド型 |
---|---|
●サーバの購入やシステム構築により初期費用がかなりかかる | ●セキュリティの脆弱性が高い |
●トライアルができない | ●自由にカスタマイズできない |
●技術の高いシステム部門の社員が必要 | ●大規模環境には不向き |
●法改正などは自社で全て対応 | - |
結論:自社に適したタイプを選ぶ
比較した結果、次を基準に勤怠管理システムのタイプを選ぶとよいでしょう。
- オンプレミス型:自社でカスタマイズしたい中堅企業・大企業
- クラウド型:コストを抑えつつ自社に適したシステムを導入したい:中小企業・大企業
オンプレミス型
自社でカスタマイズしたい、現在社員数が1,000人以上またはこれから拡大する予定があるのならばオンプレミス型にメリットが感じられます。
自社に優秀な技術社がいれば尚更オンプレミス型で世界に一つの勤怠管理システムを構築したいところですね。
クラウド型
社員数2~1,000人規模。コストを出来る限り抑えたい、すぐに導入したいという企業はやはりクラウド型でしょう。
しかしいくら導入が簡単だからといって安易な導入はせず、しっかりと比較検討したうえでサービスを選定しましょう。
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