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商標登録サービスおすすめ比較4選!選び方・メリット

最終更新日:(記事の情報は現在から261日前のものです)
商標登録サービスとは商標登録にあたって、類似商標の調査、商標出願の手続きをオンラインで実施できるサービスを指します。商標登録サービスを利用することにより、商用登録に必要な費用を抑制しながら、スピーディーな登録手続きが可能です。おすすめの商標登録サービス5つをその特徴とともに紹介します。

商標登録サービスとは?

商標登録サービスとは、特許庁への商標登録の出願をオンライン上で完結できるサービスを指します。商標登録に加えて類似の商標が存在するかを確認するために、登録されている商標の検索機能を持っているのが一般的です。

商標登録は出願登録から1年前後の期間が必要だといわれていましたが、商標登録サービスを使用することにより短期間での商標登録が可能です。商標登録の申請業務を効率的に実施するためや、商標の情報を一元管理する目的から、商標登録サービスを利用する企業が増加しています。

一般的な商標登録の流れ

一般的な商標登録の流れは以下のとおりです。

  • 申請したい商標と類似の商標が存在しないかを事前に調査
  • 必要な書類を揃えたうえで特許庁へ出願する
  • 特許庁にて審査を実施
  • 審査に通過した場合、登録料を特許庁に納付する

出願したい商標と類似の商標が存在すると、商標の登録を却下される場合があります。商標調査は、検索サービスを使えば社内でも実施でき、弁理士にも外注可能です。

類似の商標が見つからなかった場合は、必要書類を揃えたうえで特許庁に商標の出願をします。商標の出願自体は弁理士に依頼せずとも行えます。ただし、商標登録する場合は一般論として、いかに早く出願するかが重要となるので、ノウハウがないのであれば特許事務所に依頼してしまった方が良いケースも多いです。

商標の出願を行うと、特許庁がその出願について審査を実施します。一般的には出願して審査が終わるまで5~8か月程度かかるといわれています。審査に通過した場合、登録料を特許庁に納付することにより商標登録が完了です。必要な料金は登録する区分数によって異なります。

これらのフローを、商標登録サービスを利用すればシステム上で完結できます。

商標登録サービスの選び方

商標登録サービスを選ぶ際は、次の流れで確認しましょう。

  • 商標登録サービスの導入目的を確認する
  • 商標登録サービスの機能を確認する
  • 商標登録サービスを導入する際の注意点を確認する
  • 商標登録サービスの料金・価格相場を確認する

商標登録サービスの導入目的を確認する

商標登録サービスの導入を検討する際は、まず導入目的を明確にしましょう。主な導入目的は次のとおりです。

導入目的 詳細
商標調査まで自分でしたい 商標調査・検索機能を持ったシステムがおすすめ
複数の商標を同時に管理したい 商標調査・検索機能を持ったシステムがおすすめ
更新管理が不安 更新期限管理、リマインド機能を搭載したシステムがおすすめ

商標登録サービスの機能を確認する

商標登録サービスでできること、利用できる機能は次のとおりです。上記の導入目的・課題をどのように解決できるか記載しているため、必要な機能を洗い出しましょう。

機能 詳細
商標検索機能 類似の商標がすでに登録されていないかを調査する機能
商標管理機能 保有している複数の商標をシステムで管理する機能
更新通知機能 商標の更新忘れを防止する機能

商標登録サービスを利用する際の注意点を確認する

商標登録サービスを導入する際、失敗しないために次の項目も確認しておきましょう。

確認事項 詳細
どこまでを弁理士任せるのか システムに求める機能を決定するために、商標登録のオペレーションの際にどこまでを弁理士に任せ、どこまでを社内で実施するのかを検討しましょう。
操作性の確認 専門的な知識ノウハウがなくても、負担なく商標出願できるのが魅力のシステムなので、担当者にとって使いやすそうかを確認してください。
価格を確認する 弁理士に依頼する場合と比較し、商標登録する際に利用するメリットがある価格なのかを確認しましょう。

商標登録サービスの料金・価格相場を確認する

商標登録サービスの料金・相場について、商標検索(調査)と生成機能のみ搭載されているシステムには無料で提供されているものも存在します。

商標登録については特許庁に支払う登録費用も必要なので、1区分あたり2.5万円~6万円程度が登録費用まで含めた相場です。

オプションで下記のような手続きをしてくれる場合もあります。

  • 早期審査請求
  • 拒絶理由通知に対する返答
  • 自発補正書提出

おすすめの商標登録サービス4選

商標登録サービスの中でもおすすめのサービスを紹介します。

Toreru - 株式会社Toreru

  • フォームに必要事項を入力するだけで申し込み完了
  • 専門家による安心の調査レポートが平均2営業日で受け取れる
  • 更新期限管理もシステムを通じて可能

Toreruは、「商標にまつわる業務を安心かつカンタンにすること」をコンセプトにした商標登録サービスです。経験豊富な専門家が顧客一人ひとりを専属サポートする体制が整備されており、調査レポートは平均2営業日で納品可能です。商標の簡易調査が何回でも行えて、AIが区分の提案や似たような商標のピックアップまで行ってくれます。多くの特許事務所はクレジットカード対応不可ですが、Toreruならばクレジットカードでの決済も可能です。

TM-RoBo - 株式会社IP-RoBo

  • 複数語が結合してできた結合商標の検索に対応
  • 商標調査の頻度に合わせた料金プラン
  • 専⾨家による複雑⾼度な判断を学習した複数のAIを搭載

TM-RoBoは、商標生成と商標検索ができる商標登録サービスです。商標登録自体は自社で行う必要があります。検索機能では過去の審査から判断して、類似と判断される統計的指標をパーセンテージで算出してくれるため、客観的な判断が誰でもできるでしょう。

商標生成機能では、商品の特徴とターゲットを最低限入力すればAIが自動で案を生成し、生成されたものの編集をユーザー側で行うことでより希望に近い商標が生成されるようになります。また、商標だけでなく呼称や英語表現、商標の特徴といった付加情報まで生成可能です。

すまるか - 弁理士法人Smarca

  • AIによる正確な調査と迅速な登録対応
  • 商標が取れそうかの先行調査を無料で実施
  • 1区分あたり12,000円

すまるかは、弁理士法人が提供している商標登録サービスです。AIを駆使した高精度な調査報告書が最短1日、原則1週間で提供してくれます。商標の出願や登録手続きに留まらず、無事日本で商標が登録されたあとの他社との協業、海外へのビジネス展開もサポート可能です。場合によっては競合との紛争対応まで、外資戦略コンサル出身の弁理士・米国弁護士を中心とする専門家チームが万全のサポートをしてくれます。

nomyne - GMOブランドセキュリティ株式会社

  • ネーミング専門の検索エンジン
  • 会員登録さえすれば無料で利用できる
  • キーワード型検索エンジンでは見つけられない名前の類似も検索可能

nomyneは商標に特化した検索エンジンです。キーワード型の検索エンジンでは拾えない細やかな名前も、類似まで検索可能です。商標出願や管理については、自社で行う必要があります。

商標登録サービスを利用するメリット

商標登録サービスを利用するメリットは主に次の3つです。それぞれのメリットについて説明します。

  • 類似の商標を自分たちで調査できる
  • オンラインでスムーズに手続きが実施できる
  • 商標を一元的に管理しやすい

類似の商標を自分たちで調査できる

商標登録サービスでは初心者でも商標調査がしやすいように、インターフェースが整っており、登録の可否をある程度前提として予測したうえで手続きを実施できる点がメリットです。

一般的に、これまで登録済みの商標調査は、特許庁が公開している検索サービス、もしくは弁理士向けの特別なサービスでしか実施できませんでした。よって、素人が商標調査するのは困難でした。

オンラインでスムーズに手続きが実施できる

商標登録サービスを使用すれば、手続き自体もオンラインでできる点もメリットです。サービスによってはAIによって出願書類の大部分を自動作成可能です。自身でゼロから登録作業を進めるよりも効率的に手続きできます。

商標を一元的に管理しやすい

商標を一元的に管理できることも、商標出願サービスを利用するメリットです。商標の有効期限は登録の日から10年以内なので、この存続期間内にきちんと更新手続きをしなければなりません。

商標登録の更新のうっかり忘れが発生すれば再度申請しなければならず、他の企業に類似の商標を登録されるリスクもあるので、更新管理は重要です。

商標登録サービスを活用すれば一つのシステムで複数の商標を同時に管理できるうえに、更新期間が近づくとリマインドが届くので更新忘れを防止できます。

商標登録サービスで効率的な商品出願と管理を

商標登録サービスには商標出願の効率化、更新漏れの防止といったメリットがあり、複数の商標を管理している事業者におすすめのサービスです。選定の際は次のポイントに注意して選ぶのをおすすめします。

  • 商標の出願作業をどの程度効率化できそうなのか
  • 更新漏れを防ぐ機能は搭載されているのか
  • コストパフォーマンスは見合うのか

商標登録サービスについてより深く検討したい方は、サービス資料を請求し比較するとよいでしょう。

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