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法人カーリースおすすめ比較!料金やメリット・選び方のポイント

最終更新日:(記事の情報は現在から144日前のものです)
BOXILでは、法人カーリースサービスのおすすめを、料金や選び方のポイントとともに紹介します。導入のメリットやデメリットも解説するので、参考にしてください。

法人カーリースとは?

法人カーリースは、、法人向けの車のリースサービスです。車の本体価格から、残価と諸費用を足した額を月々のリース料として支払う仕組みです。社用車を用意するための資金調達が不要となり、経理上のメリットも多くあります。

カーリースでは毎月一定額のコストが発生するため予算の管理がしやすく、新車を普通に購入するのに比べて毎月の支払額を抑えられます。法人カーリースを導入すれば社用車を購入するより初期コストを平準化できるほか、すべて経費として算入できるメリットもあります。

法人カーリースの選び方

法人カーリースを選ぶ際は、次の流れで自社に合ったサービスはどれか確認しましょう。

  • 法人カーリースの導入目的を確認する
  • 法人カーリースの機能を確認する
  • 法人カーリースを導入する際の注意点を確認する
  • 法人カーリースの料金・価格相場を確認する

法人カーリースの導入目的を確認する

まずは、法人カーリースの導入目的を明確にする必要があります。そのうえで、必要な特徴やサービスを備えたものを選ぶことが重要です。

次のように、法人カーリースは「ファイナンスリース」「メンテナンスリース」の2種類があるので、目的に合わせて、どの形態のサービスを選択するか検討しましょう。

種類 詳細
ファイナンスリース 希望車種をリース会社が購入し、初期費用のすべてを毎月のリース料金として負担する契約
メンテナンスリース 車自体は利用する企業が購入・管理し、必要なメンテナンスをリース会社が担当する契約

また、契約形態として「オープンエンド方式」と「クローズエンド方式」があるので、こちらも理解しておきましょう。

種類 詳細
オープンエンド方式 契約時にリースの利用者とリース会社との間で、残価を設定する
クローズエンド方式 契約に残価を公表せず、契約満了時の価格変動リスクはリース会社が負担する

これらを踏まえたうえで、次のように利用するサービスを選択するとよいでしょう。

導入目的 おすすめのカーリースの種類・契約形態
初期費用をかけずに車を使いたい ファイナンスリースを選ぶ
車の管理にかかる手間を削減したい メンテナンスリースを選ぶ
毎月のリース料を安く抑えたい オープンエンド方式の契約を選ぶ
残価の変動リスクを負いたくない クローズドエンド方式の契約を選ぶ

ただし、オープンエンド方式のリース契約の場合、契約満了時の残価の精算は利用者側にあります。残価を高く設定すると、あとから高額の費用負担が発生する可能性あるので注意しましょう。それぞれメリット・デメリットがあるので、よく理解したうえで契約を結ぶことが大切です。

法人カーリースのサービス内容を確認する

法人カーリースのサービス内容(リース会社が担当する準備や手続き)は、主に次のとおりです。

サービス内容 詳細
車の購入・準備 リース契約で提供する車を購入し、管理する
保険・税金などの手続き 必要な保険に加入し、各種税金の支払いを済ませる
点検・整備 リースする車の点検・整備を行う
メンテナンス 定期的にリース車のメンテナンスを行う
事故対応 契約によっては事故の際、保険手続きや示談などの対応をするケースもある

上記のように種類や契約形態によって、リース会社が提供するサービスは異なります。事前にリース会社が担当する手続きと、自社で担当しなければならない手続きは何か、よく確認しておく必要があります。

法人カーリースを導入する際の注意点を確認する

法人カーリースを導入する際には、失敗しないためにも次のような点にも注意が必要です。

確認事項 詳細
走行距離の制限 1か月間の走行距離制限のあるサービスが多いので、注意が必要です。頻繁に車を使用する場合は、走行距離無制限のサービスが適している場合もあるので注意しましょう。
オプション内容 最新のカーナビやカメラ、ETCなどを利用したい場合は、オプションで選択可能か確認してください。
違約金について 途中解約をはじめ、違約金が発生する条件が金額などをきちんと確認しておきましょう。
サポート体制 リース会社のサポート内容について、詳しく確認しておくといいでしょう。
整備工場の場所 車検やメンテナンスの際、車を任せる整備工場がどこにあるか確認してください。
原状回復にかかる費用 リース契約が満了して車を返却する際に、原状回復にかかる費用がどの程度か確認しておきましょう。(追加請求が発生する可能性や条件など)

法人カーリースの料金・価格相場を確認する

カーリースの費用は利用する車種や契約の種類・形態によって、大きく変わってきます。基本的にはリース会社に都度確認する必要がありますが、法人カーリースでも毎月1万円台から利用できる場合もあります。ミニバンやSUVなどは、毎月3万円程度の費用がかかるのが一般的です。

車種にこだわりがないならば、できるだけコストをかけずに導入できる軽自動車を選択するのもよいでしょう。毎月1万円以下で利用できる車種も多くあります。

おすすめの法人カーリース比較

それでは、おすすめの法人カーリースを紹介していきます。レンタカー事業で有名なリース会社も多いので、一度は聞いたことのある方も多いはずです。利用できる車種やサービス内容などを詳しく解説します。

オリックス カーリース・オンライン

オリックス カーリース・オンラインは、100万台を超える管理車をもつ大手業者で、日本車ならばほとんどのメーカーの車をリースできます。新車・中古車のいずれにも対応しており、中古車も常時1,000台以上の用意があります。

オリックス自働車が提携している全国の整備工場にて定期的にコンディションを確認できるので、安心して車の利用が可能です。リース後の車もオリックス側でコンプライアンスを遵守した売却処理をしています。事業用ナンバーでの登録にも対応しているので、さまざまな用途に利用できます。

コスモMyカーリース

コスモMyカーリースはコスモ石油によるカーリースのサービスで、毎月の支払い額を契約満了まで常に一定に維持できます。車検や各種税金・点検やメンテナンス料もすべて込みなので、新車を購入するのに比べて経費処理が容易です。

また、選択したプランに応じた燃料油割引制度利用でき、1リットルあたり10円の割引を受けられます。頻繁に車を使う企業にとってはうれしい特典といえるでしょう。リース契約の満了後は乗り換えか再リース、返却の3つの選択肢から自由に選べます。最新車種への乗り換えも簡単です。

国産の全メーカー・全車種から好きな車を選択でき、ETCやカーナビ・希望ナンバーなどのオプションも豊富です。

ニコノリ(ニコニコカーリース)

ニコノリは法人・個人事業主向けの新車カーリースで、頭金不要で利用できます。車を購入する際に必要となる環境性能割をはじめ、重量税・自動車税・印紙代や自賠責保険料などもすべて毎月のリース料に含まれています。資金調達の必要がなく、毎月のランニングコストの削減も可能です。

さらに、車検や点検・各種メンテナンスもリース料に含められるので、管理に手間をかけたくない企業におすすめです。国産の全メーカーを取り扱っており、契約期間中はガソリンが店頭価格より1リットルあたり5円安く利用できるのも魅力です。

KINTO

KINTOは、トヨタ車のカーサブスクリプションサービスです。自動車税や自動車保険、車検・メンテナンスなど、マイカーの利用にかかる費用をまとめて定額負担が可能です。年齢や等級に影響されず利用できるため、多くの社員が利用する社用車にもおすすめできます。

毎月の両金には法定点検に加えてロードサービスや故障修理などの費用も含まれているため、利用者側で煩雑な手続きは必要ありません。さらに近年はレクサスやスバルの新車の取り扱いもしており、利用できるラインアップが増えています。

初期費用0円で始められるプランと、いつ辞めても解約金0円の2つのプランから選択可能です。個人契約・法人契約のどちらにも対応しています。

NORIDOKI

NORIDOKIは、3年ごとに新車に乗り換えられるサブスクリプションサービスです。新車の購入に必要な登録料や、税金・車検・諸費用がすべて月額料金に含まれているので、シンプルな費用負担で好きな車を利用できます。

新車3年以内のため故障リスクも低く、ライフスタイルに合わせて乗り換えが可能です。用途に合わせて定期的に車を変えられるので法人利用にも適しているでしょう。返却時に元に戻す必要はありますが、ある程度のカスタマイズも可能です。

ディーラー購入時と同じ5年のメーカー保証があり、全国のディーラーとJOYCAL店舗でサポートを受けられます。

ENEOSカーリース

ENEOSカーリースは、国産のほとんどの車種に対応しており、ニーズに合わせて3年・5年・7年から自由に契約年数の選択が可能です。諸費用はすべて月額料金に含まれていて、資産計上をする必要はありません。すべて損金扱いで経費処理も簡単に済みます。

さらに、ENEOSでの給油が1リットルあたり5円引きで利用可能で、カーリース以外で利用している車にも適用できます。ENEOSカードと組み合わせることで、車両情報やメンテナンス情報も一元的に管理でき、社用車の管理に発生する維持費や、工数の管理も効率化できます。

定額カルモくん

定額カルモくんは新車に加えて、中古車のカーリースにも対応しており、初期費用0円で月額1万円台から利用が可能です。国産の多くの車種の中からニーズに合ったものを選択でき、グレードやオプション装備なども自由に選べます。

維持費の一部も月額料金に含まれており、契約満了時には車を引き取れるプランもおすすめです。車検代や整備費用も料金に含めるメンテナンスプランに加入すれば、維持費の大部分を月額費用として固定できます。

車種によっては最短で3週間程度で利用できるので、急に車が必要となる場合でも対応しやすいのも特徴です。なお、法人や個人事業主が利用する場合、提携パートナーのオリックス自動車によるサービスとなります。詳しくは公式サイトを確認してみましょう。

リースナブル

リースナブルは、自社在庫によるスピード納車が可能なカーリースで、個人・法人のいずれにも対応しています。頭金・登録料0円で新車を利用可能で、自動車税や車検・自賠責保険などがすべて月額料金に含まれています。オプションでメンテナンスも追加可能であり、ニーズの変化に応じて乗り換えもしやすいのが魅力です。

装備やグレードを幅広く取り扱っており、独自の仕入れルートがあるため他社に比べてリーズナブルに利用できるのが最大の強みといえるでしょう。正規ディーラーとまったく同じ保証が受けられるのに加えて、買い替えや乗り換えにより解約する場合でも基本的に違約金はかかりません。

スマイルカーリース

スマイルカーリースは、国産メーカーのみならず輸入車のリースも可能なサービスです。軽自動車からコンパクトカー・ハイブリッドカー・商用車まで豊富に取りそろえており、福祉・介護車の利用もできます。

法人の利用に関しては車に関する経費の削減なども視野に入れつつ、カーリースだけではなくレンタカーや購入も含めて最適な提案をしてもらえるのが特徴です。さらに急に車が必要な場合も、全国のディーラーから即納できるものを探し出して案内してもらえます。車にかかるコストを削減したい企業や、創業したばかりのスタートアップなどにもおすすめです。

箱バン.com

箱バン.comは、箱型の商用車を必要とする事業者に対して長年カーリースを提供しています。箱バンに特化することにより、業界トップクラスの低価格水準で新車のリースを可能にしているのが特徴です。最短2週間での納品が可能で、黒ナンバーの無料取得もできます。

頭金・初期費用・登録費用はいずれも0円で、リース期間中に発生する車検や税金・メンテナンスなどの費用も料金に含まれています。毎月の支払いは一定なので急な出費も心配ありません。リース期間の満了後は再リースも可能で、車の買い取りにも対応しています。商業用の箱バンなので、複数台のリース契約を結んでいる利用者も少なくないようです。

ニッポンレンタカー

ニッポンレンタカーは、個人・法人のいずれにもカーリースを提供しており、新車と中古車のどちらの取り扱いもあります。多数のメーカーから車を選択でき、さまざまなオプションも利用可能です。各種税金や保険の登録など、煩わしい手続きを任せられるほか、車の管理にかかる手間も軽減できます。

また、メンテナンスも全国7,000か所以上にある整備工場が利用できるので、車にトラブルが発生した際にも安心です。マンスリーレンタカーも利用できるため、数か月のみの利用の場合にはレンタカーを活用し、1年以上はカーリースを選択するといった使い分けもおすすめです。

SOMPOで乗ーる

SOMPOで乗ーるは、約300車種の中から国産・輸入車を選択できるカーリースで、グレードやカラーも自由に選べます。

追加オプションも充実しており、返却時の残価下落のリスクを回避できる残価保証オプションや、契約後2年経過後は免許返納時に違約金なく契約できるオプションなどがあります。所定期間の契約後は、違約金のかからない中途解約オプションも利用可能です。

スタイルに合わせてメンテナンスプランも選択できるので、まずは自社に合った使い方を検討してみましょう。仮審査で問題がなければオンライン商談を通じてスムーズに車を導入できます。

Idemitsu オートフラットBiz

Idemitsu オートフラットBizは出光興産によるカーリースです。全国最多のSSネットワークにより、契約時から契約後まで充実したサポートを受けられます。新車・中古車のいずれにも対応しており、新車は国産の全メーカー・全車種から、中古車は約6万台の中から選択できます。

リース契約満了後は延長・乗り換え・買い取りが可能なので、状況やニーズに合わせて選ぶとよいでしょう。支払い関連は、すべて出光の法人カードにまとめられるのに加えて、契約期間中はガソリンや軽油代を1リットルあたり5円引きで利用できます。

カーコンカーリース

カーコンカーリースは、カーコンビニ倶楽部による頭金0円で利用できるカーリースです。個人向けと個人事業主・法人向けのサービスがあり、国産のすべてのメーカーから簡単・手軽に社用車を調達できます。

走行距離が多かったり、管理コストをまとめたかったりする場合など、ニーズに応じてプランを自由に設計できるのも特徴です。税金や車検料、定期的なメンテナンス費用などはすべてリース料金に含まれているので、コスト管理がしやすくなるでしょう。法人の場合は、営業担当がニーズをヒアリングしたうえで最適な車やプランを案内してもらえます。

noruca

norucaは、遠隔管理可能なデバイスMCCSⓇを搭載したカーリースで、審査の通りやすさに定評があります。基本的に3年以内の短期リースであるため車検や故障の心配がほとんどありません。頭金20万円は必要ですが、月々の支払いには税金も含まれています。支払い方法に関しては、クレジットカードやコンビニ払いが利用できます。

支払いが滞った場合のみ遠隔で車両のエンジン起動を制御するシステムであり、入金すれば再度利用できる仕組みです。これまで自働車ローンに通らなかった方や、起業したばかりで収入が安定していない事業主などでも、利用できる可能性が高いサービスです。

オートバックス まる乗りカーリース

オートバックス まる乗りカーリースは新車・中古車を対象としたカーリースで、最長7年までのリース期間中にかかる費用を毎月定額で支払います。頭金0円で車を導入できるので、コストをかけずに社用車の導入が可能です。車検やメンテナンスなど一時的な費用負担も発生しません。

また、契約時にオートバックス店内のカー用品の中から好みのものを選択して、毎月のリース料金に含められるのも特徴です。契約期間中は、カー用品が店頭表示価格より常に10%オフで購入できるので、同店舗を頻繁に利用する人にとっては、うれしい特典といえるでしょう。

全国47都道府県にまんべんなく店舗があり、車検やメンテンナンスの場所の困らないのもオートバックスのサービスを利用するメリットです。

メーカー運営の法人カーリース比較

次に、自働車メーカーが提供しているカーリースを紹介します。基本的に各メーカーが製造している車種のみ利用できるサービスですが、自働車メーカーならではのオプションを利用できます。質の高いメンテナンスを受けられるのも特徴です。

トヨタレンタリース

トヨタレンタリースは、トヨタ自動車が運営しているカーリースです。車選びから契約プランの選定まで顧客の状況に応じたアドバイスをしてくれるので、車の選択に困っている場合におすすめです。「予算は決まっているものの、お得に利用できるプランがわからない」という場合も、担当者に相談すれば簡単に説明してもらえます。

地域密着型のサポート体制が強みで、契約から納車・アフターフォローまで顧客に寄り添ってスタッフが対応してくれるのも魅力です。全国に約4,500の拠点があるのでアクセスがしやすく、高品質なメンテナンスを受けられます。

日産マイリース

日産マイリースは、毎月定額のリース料を支払うことで日産の新車を手軽に利用できるサービスです。メンテナンスリース・ファイナンスリースのどちらにも対応しており、予算や利用環境に応じて自由に選択できます。

リーフをはじめとした新しい電気自動車を含む多くの車種から選択できるので、この機会に電気自動車を社用車として導入するのもよいでしょう。整備は同メーカーのディーラー整備士が担当するため、安心して任せられるのもポイントです。各種メンテナンスサービスのほか、給油カードやリスクマネジメントなどのサービスも利用できます。

ホンダカーリース

ホンダカーリースも、メンテナンスなしのファイナンスリースとメンテナンスつきのリースから選択が可能です。車の維持にかかる費用は基本的にリース料に含まれているため、期間中の車両経費が明確になります。リース期間の終了後は再リース契約も可能で、新車に乗り換える選択もできます。

またメンテナンスリースの場合、ホンダの正規ディーラーでプロに整備を任せられるため、常に安心して車を利用できるのもメリットです。メンテナンスの時期にはホンダファイナンスからハガキが届くので、車検切れでトラブルになる心配もありません。

マツダオートリース

マツダオートリースは、個人・法人のいずれにも新車のカーリースを提供しており、ファイナンスリース・メンテナンスリースの選択が可能です。また法人の場合は一般的なカーリースに加えて、現在保有している車を買い取ってもらい、リース契約を結ぶ「リースバック」を利用できるのが特徴です。

さらに所有中の車はそのまま使い、入れ替えや増車のたびにオートリースを導入する「スイッチtoリース」も利用できます。リース事業の展開を考えている企業には、マツダとリース契約を締結する「リース&リース」も可能です。

法人カーリースを利用するメリット

法人カーリースを利用するメリットは、主に次のとおりです。

  • 支払いを経費にできる
  • メンテナンスや保険などの手間がかからない
  • 車の管理が簡単になる

支払いを経費にできる

カーリースを利用すれば、車に関する毎月の支払いを全額経費で落とせるようになります。毎月のリース料も一定なので、コスト管理をしやすいのがメリットです。

法人が一般的に車を購入する場合、固定資産として減価償却が必要です。さらに、車検やメンテナンス費用なども会計処理しなければならず相応の手間がかかります。複数の社用車を導入する場合、さらに手続きが煩雑になるでしょう。

一方、カーリースならばリース会社が車を所有しているため、固定資産の経費計上は必要ありません。車検やメンテナンスにかかる費用もリース料金に含まれているため、経費の扱いが非常にシンプルになります。

メンテナンスや保険などの手間がかからない

手間をかけずに車を利用できるのも、カーリースのメリットです。上記のようにメンテナンスの費用や自賠責保険、車検代などが毎月のリース料金に含まれます。利用者側が手続きをする必要がないため、保険料や税金などの支払い忘れを防げます。

車に定期的なメンテナンスは必要不可欠ですが、カーリース会社が運営・提携している整備工場やディーラーに任せられるので、わざわざ預けるところを探す必要もありません。

車の管理が簡単になる

カーリースのメンテナンスプランを利用すれば車の管理もサービス会社に任せられる場合があり、手間をかけずに済むこともメリットです。特に、事業のために何台も車両を導入・運用しなければならない企業は、管理をリース会社に任せることで、社員の負担を大幅に軽減できるでしょう。

ほかにも多くのサポートを受けられるので、初めて社用車を導入する企業も安心できます。事故が発生した場合の対応も一任できるリース会社は少なくありません。

法人カーリースを利用するデメリット

法人カーリースは多くのメリットがある一方で、契約期間中の解約は違約金が発生する可能性があります。また、走行距離の制限のある契約も多いので、事前によく確認しておきましょう。

違約金が発生する可能性がある

カーリースの契約では、基本的に契約期間中に解約すると、違約金が発生します。例外的に契約者の死亡や入院・ケガなどにより車を管理できなくなった場合は、違約金が発生しないケースもあります。しかし、法人カーリースの場合、そういった事態にはなりにくいため、原則として中途解約は違約金を支払わなければいけません。

社用車をどれぐらいの期間利用するかわからない場合は、中途解約による違約金が発生しないサービスを選択しましょう。短期間の利用ならばカーレンタルの方がトータルコストを抑えられる場合もあります。

走行距離の制限がある場合も

リース会社によっては、リースする車に走行距離制限を設けている場合も珍しくありません。契約満了後、想定以上に車両の残存価額を低下させないための対策であり、多くのリース会社が設定しています。

利用者が走行距離制限を超えて車を使用した場合、返却時に追加料金が請求されます。走行距離制限のあるカーリース契約を結ぶ場合は、1か月にどの程度走行するか事前に見積もっておきましょう。そのうえで、制限を超える心配のないリース契約を結ぶことが大切です。

なお、走行距離制限のないリース契約を結べるところもあります。車をどの程度利用するかわからない場合は、走行距離フリーのサービスを利用しましょう。

また、どのようなサービスを利用する場合でも、契約満了後に車両を返却するならば原状回復が必須です。原状回復にかかる費用は利用者側の負担となるので、日々の車の使い方にも注意しましょう。

法人カーリースを活用してお得に社用車を導入しよう

法人カーリースは、車の導入にかかる初期費用を抑えられるほか、車検やメンテナンスにかかる手間も軽減できます。毎月一定額のリース料金の負担で済むためコスト管理がしやすく、経費処理に時間がかからないのもメリットです。

利用するカーリースを選ぶ際には、次のポイントを意識しましょう。

  • 事業やニーズに合った車種・グレードのものを導入できるか
  • オープンエンド方式とクローズエンド方式の、どちらが(どちらも)利用できるか
  • 安心して整備やメンテナンスを任せられるか
  • 車の管理やメンテナンス以外のサポートも充実しているか
  • 月額のリース料は予算内に収められるか
  • カーナビやETCなど、オプションの導入は可能か
  • 車検やメンテナンスを任せる整備工場はどこにあるか(近場で利用しやすいか)
  • 契約期間中に車が故障した場合、補償を受けられるか

法人カーリースの利用を深く検討したい方は、各リース会社のサービスを比較し、必要に応じて資料請求や問い合わせをしてみましょう。

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