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おすすめのマネージドセキュリティサービス比較!料金やメリット・選び方のポイント

最終更新日:(記事の情報は現在から111日前のものです)
BOXILでは、マネージドセキュリティサービスのおすすめを、料金や選び方のポイントとともに紹介します。導入のメリットやデメリットも解説するので、ぜひ参考にしてください。気になるサービスがあれば、資料請求や問い合わせをしてみましょう。

マネージドセキュリティサービス(MSS)とは?

マネージドセキュリティサービス(MSS)とは、企業のセキュリティシステムの運用を、社外の専門業者が請け負うサービスです。セキュリティのプロにシステム運用のほとんどを任せられるので、主に社内にITに詳しい人材がいない企業や、セキュリティ対策に十分なリソースを割けない企業に利用されています。

近年は企業をターゲットにしたサイバー攻撃が増加・複雑化しており、業種や事業規模に関係なく、すべての企業が攻撃の対象となる可能性があります。万が一にも情報漏えいを起こさないためにも、社員に情報セキュリティの重要性を理解してもらうと同時に、安全にシステムを運用できる体制の構築が必要です。

しかし、社内にセキュリティの専門家がいる企業はまれであり、IT管理者がいないスタートアップも珍しくありません。そこで、外部の専門業者にシステムの運用を任せて、セキュリティの強化を図る企業が増えています。

\機能・料金を比較する!/

マネージドセキュリティサービスの選び方

マネージドセキュリティサービスを選ぶ際は、次の流れを参考に、自社の環境に合うサービスかどうかを確認しましょう。

  • マネージドセキュリティサービスの導入目的を確認する
  • マネージドセキュリティサービスの内容を確認する
  • マネージドセキュリティサービスを導入する際の注意点を確認する
  • マネージドセキュリティサービスの料金・価格相場を確認する

マネージドセキュリティサービスの導入目的を確認する

まずは、マネージドセキュリティサービスの導入目的を明確にする必要があります。そのうえで、必要な機能や操作性、拡張性を備えたサービスを選びましょう。多くの企業がマネージドセキュリティサービスを導入する目的は、主に次のとおりです。

導入目的 詳細
安全に業務システムを運用したい システムの運用実績が豊富な業者のサービスを選ぶ
常にネットワークを安全に利用したい 24時間365日ネットワークを監視してもらえるサービスを選ぶ
社内のセキュリティ体制を見直したい セキュリティに関するアドバイスやコンサルティングも受けられるサービスを選ぶ
セキュリティの構築・運用にかかるコストを削減したい 低コストでセキュリティに関するニーズをカバーできるサービスを選ぶ
社員のセキュリティに関するリテラシーを向上したい 社員向けにセキュリティトレーニングや研修も提供しているサービスを選ぶ

マネージドセキュリティサービスの内容を確認する

マネージドセキュリティサービスの内容は、業者によって変わってきますが、一般的には次のとおりです。上記の導入目的を満たせるか確認したうえで、導入するサービスを決めるようにしましょう。

サービス内容 詳細
セキュリティ監視 24時間365日、セキュリティセンターがシステムやネットワークを監視し、脅威をリアルタイムで検知する
ログの収集 システムやアプリケーションの運用ログを収集し、セキュリティイベントを分析する
エンドポイントセキュリティ ネットワークのエンドポイント(パソコンやサーバー)をチェックし、不審な挙動があった場合に、然るべき措置を講じる
ファイアウォールの設定・管理 ネットワークのトラフィックに対して、最適なフィルタリングの設定を行う
マルウェア対策 システムにマルウェアの検出・防御機能を付与し、定期的にウイルススキャンを実施する
リスク評価 ネットワークに潜むリスクを見つけ出し、改善施策を打ち出す
インシデント対応 セキュリティインシデントが発生した際、必要な処置を行う
セキュリティ教育 クライアントの社員に対して、セキュリティに関する教育やトレーニングを実施する

マネージドセキュリティサービスを導入する際の注意点を確認する

マネージドセキュリティサービスを導入する際には、サポートの内容に加えて、次の項目もきちんと確認しておきましょう。

確認事項 詳細
サポート実績 サービス事業者のサポート実績を確認する
インシデント発生時の対応 セキュリティインシデントが発生した際、どのような対応をしてもらえるか、対応のスピードとともに確認する
解析能力 マルウェアの解析能力や、脅威の識別能力は十分か確認する
レポート内容のわかりやすさ セキュリティ上の課題や改善など、わかりやすいレポートを提供してもらえるか確認する
サービス内容の追加・変更のしやすさ 状況の変化に応じて、サービス内容の追加や変更がしやすいか確認する

マネージドセキュリティサービスの料金・価格相場を確認する

自社のニーズに応じて、納得できる料金プランで利用できるかも確認しましょう。多くのマネージドセキュリティサービスは、初期費用と月額費用がかかります。初期費用は100,000~300,000円程度かかるサービスが多く、月額費用は30,000~50,000円程度のものが多いようです。

オプションで選べるサービスもあり、構成によって料金が大きく変わってくるので、事前によく調べておきましょう。基本的にはサービス事業者に問い合わせて、確認する必要があります。

おすすめのマネージドセキュリティサービス比較

おすすめのマネージドセキュリティサービスを紹介します。サービス事業者の強みや実績を確認しつつ、環境に合ったサービスを探してみましょう。

SBテクノロジーの「マネージドセキュリティサービス」 - SBテクノロジー株式会社

SBテクノロジーのマネージドセキュリティサービス(MSS)は、セキュリティ専門のアナリストが24時間365日体制で、システムやセキュリティ製品の監視・分析をするサービスです。ユーザーの運用負荷を軽減するとともに、インシデントが検出された場合には専門アナリストが早期に対処し、事態の深刻化を防ぎます。

インシデントは即時通知を受けられるほか、平時にも月次レポートが提出されるので、システムやネットワークの状況が把握できます。自社のセキュリティ強化に合わせて段階的に導入できるので、まずは気軽に相談してみましょう。環境や予算にマッチした提案を受けられます。

MSS for EDR - SBテクノロジー株式会社

MSS for EDRは、SBテクノロジー社のセキュリティ専門アナリストが、ユーザー環境のEDRを24時間365日監視するサービスです。ログや検知したアラートの分析・対策まで提供してもらえるので、社内のセキュリティ管理者の負担を軽減できます。EDR製品が検出するアラートを、専門アナリストが解析して影響度を判断し、適宜ブロックすることでセキュリティを担保します。

EDRで検出するアラートは、すでにサイバー攻撃が成功し、ネットワークに侵入されている状態であるため、早期に対応しなければいけません。年々、複雑化しているサイバー攻撃に対処するために、専門のアナリストによるアラート評価と、インシデント発生時の即時対応が有効です。EDRと他のセキュリティ製品のログを横断した相関分析も可能です。

MSS for Microsoft 365 - SBテクノロジー株式会社

MSS for Microsoft 365は、Microsoft 365 E5向けのマネージドセキュリティサービスです。同製品の有するセキュリティ機能のうち、認証・メール・クラウドアクセスのセキュリティアラートについて、SBテクノロジー社のアナリストが24時間365日監視します。

Microsoft 365 E5は強力なセキュリティ機能が数多く実装されていますが、十分に使いこなせている企業は多くありません。社内にセキュリティに関する人材が不足している企業も多いので、Microsoft 365を日常的に利用しているならば、導入を検討してみましょう。EDRやCASB・メールセキュリティ・ID保護といったセキュリティ対策機能を、存分に活用できるようになります。

CylanceMDR - エムオーテックス株式会社

CylanceMDRは、セキュリティの専門家が24時間365日監視するMDRサービスです。未知・既知問わず、マルウェアのほとんどを防御可能で、ユーザー環境を理解したうえで、専門家が確認すべきアラートを選別して案内します。

さらに、常時ベンダーのセキュリティ専門家に直接連絡が可能になるので、社内のセキュリティ担当者にとっては心強いサービスといえるでしょう。環境に合わせた最適なチューニングと、ベンダー独自の検知ルールにより、本当に確認が必要なアラートのみ通知してもらえます。

Cybereason MDR SERVICE - サイバーリーズン合同会社

Cybereason MDR SERVICEは、⾼度なスキルを持つサイバーセキュリティの専⾨家がユーザーに代わり、ネットワーク環境をプロアクティブに監視するサービスです。24時間365日体制の常時監視により、安心して日常業務に専念できる環境を構築できます。

脅威が検知された場合は専門家が解析したうえで、迅速に報告を受けられます。さらに、緊急性が⾼いと判断された脅威に対しては、ユーザーに代わって抑止制御措置を実施してもらえるので、社内のセキュリティ周りにリソースを割けない企業にもおすすめです。環境に合わせて、CompleteプランとEssentialsプランから選択できます。

IIJ C-SOCサービス - 株式会社インターネットイニシアティブ

IIJ C-SOCサービスは、セキュリティインシデントの早期発見から即時対策まで、ワンストップで支援を受けられるサービスです。セキュリティ機器や社内システムから、IIJの担当者がセキュリティログの収集・分析を実施し、24時間365日インシデントに対応します。

脅威の発見から対策の提案・IIJ運用機器の設定変更まで一貫して行うことで、ユーザーのセキュリティ環境を担保します。問題が発生した際には、適宜運用機器の設定をIIJが変更するので、緊急度の高い攻撃に対しても迅速に対処できるのが強みです。

セキュリティの第一線で経験を積んできたセキュリティアナリストが多数在籍おり、高度化・複雑化するサイバー攻撃からネットワークを守ります。

マネージドセキュリティサービス - TIS株式会社

TISのマネージドセキュリティサービスは、企業のセキュリティ運用強化に求められる管理体制や、サイバー攻撃への対策をワンストップで支援しています。

従来のセキュリティ機器の監視のみならず、EDRやSIEMを含めた包括的な監視を徹底しているのが特徴。環境に応じたセキュリティエンジニアをアサインし、定期的な監視ルールのアップデートから、インシデント発生時の対応まで一貫して任せられます。

またTIS社では、ITリスクを統合的・包括的に管理し、戦略的なITリスクマネジメントを可能にするサービス(ITリスクマネジメントプラットフォーム)も提供しています。

セキュリモ - 株式会社アクト

セキュリモは、専門のSOCチームがトップクラスの検知率・防御力を誇るEDR(SentinelOne、cybereason)の運用を実現するサービスです。非常に高い検知率を有するEDRを採用しており、CEH・CISSPなど国際資格保有者によるSOCを提供しているため、多くの業界で利用されています。

最低購入数の制限はなく、1ライセンスから低価格で導入できるのも魅力で、中小企業やスタートアップでも問題なく運用が可能です。マネージドセキュリティサービスのみならず、サイバーセキュリティ対策に関する相談も受け付けているので、気軽に利用してみましょう。

セキュリティおまかせプラン - 西日本電信電話株式会社

セキュリティおまかせプランは日々、進化し続けるセキュリティ上の脅威に対し、複合的な対策で企業をサポートします。世界中の脅威を研究しているトレンドマイクロ社との提携により、24時間365日の監視サービスを提供。不測の事態を未然に予防するとともに、万が一インシデントが発生した際には、専門部署が迅速に対処します。

セキュリティ対策の基本を押さえた通常版と、通常版をさらに充実させたプライムの2つから選択が可能であり、ユーザーのオフィス状況から最適な対策を提案してもらえます。

インテリジェンスマネージドセキュリティサービス - 富士通株式会社

インテリジェンスマネージドセキュリティサービスはサイバー攻撃の状況や、ぜい弱性に関する情報を継続的にモニタリングすることで、早期に問題を発見しインシデント発生リスクを軽減します。

独自の脅威解析エンジンを利用しており、従来のサイバー攻撃対策をすり抜けるマルウェアに対して、高い精度で検知できるのが特徴です。端末の通信をリアルタイムに監視し、攻撃をいち早く察知して有効な対策を講じます。

さらに、高速フォレンジック技術を活用したログの収集・分析装置により、マルウェアの感染が疑われる範囲を精査し、報告してもらえます。ベンダーのセキュリティエキスパートがセキュリティ上の改善点を明確にして、改善を繰り返すことで、サイバー攻撃への対策強化も可能です。

SOC運用支援 - 株式会社SHIFT

SOC運用支援は、さまざまなデバイスやクラウドに対応できる、24時間365日のセキュリティ監視サービスです。多様なニーズに対応できる柔軟性が魅力で、マルチデバイスやマルチクラウドの安全な運用に寄与します。

常時ログを監視し、緊急度の高いアラートのみ通知するので、社内のセキュリティ担当者に余計な手間をかけずに済みます。問題が発生した際には、日本人オペレーターが迅速に対応してもらえるのに加えて、海外のSOCも日本の品質で利用可能です。

EDR監視サービス - S&J株式会社

EDR監視サービスは端末が既知・未知のマルウェアに感染しないように、専門のアナリストやAI(人工知能)が24時間365日、挙動を監視するサービスです。脅威が発見された際には迅速に防御し、システムの安全を確保します。

アラート発生時の初動対応をはじめ、インシデント管理をすべてアナリストに任せられるため、社内担当者の運用負担を大幅に軽減できるでしょう。運用監視レポートも定期的に送ってもらえるので、自社のセキュリティ上の課題を把握し、必要な対策を講じられます。セキュリティ周りの人材不足に悩む企業や、コスト削減が必要な企業におすすめです。

マネージドセキュリティサービス(MSS)- エイチ・シー・ネットワークス株式会社

エイチ・シー・ネットワークスのマネージドセキュリティサービス(MSS)は、365日の常時監視を、豊富な経験とぜい弱性の知識を有するプロフェッショナルに依頼できます。最新の脅威に迅速に対処できるようになり、サイバー攻撃による被害の最小化が可能です。

さらに、セキュリティイベントの検知・対応を一貫して任せられるので、社内のIT人材の負担を軽減し、事業にとって重要なコア業務に集中できる環境を整備できます。組織のセキュリティ体制の変化にも柔軟に対応可能で、ビジネスの継続的な成長に寄与します。

JSOC マネージド・セキュリティ・サービス(MSS)- 株式会社ラック

JSOC マネージド・セキュリティ・サービス(MSS)は、2001年から提供されているセキュリティ監視・運用サービスです。経験豊富なセキュリティ専門家が24時間365日、リアルタイムにセキュリティ機器を監視・運用します。

監視機器のログは適宜、専門知識をもつアナリストが収集・分析したうえで、必要な情報のみ的確に報告してもらえます。社内のセキュリティ担当者は、頻繁に通知されるセキュリティアラートに煩わされず、より重要な業務を遂行できるのがメリットです。コア業務に時間を割けるようになるため、組織全体の生産性も向上します。

SOC/CSIRTサービス - NTTアドバンステクノロジ株式会社

SOC/CSIRTサービスは、NTT研究所で培った技術力により、クライアントのセキュリティインシデントの早期検知から、再発防止まで一貫して支援します。NTTグループならではの豊富な外部ソースを活用し、脅威に関する情報を広く収集し、高度なセキュリティエンジニアリングを実現しているのが特徴です。

インシデント対応支援も充実しており、優秀なアナリストを擁する高度なセキュリティラボを完備。最新の相関ルールによる分析と、ウォッチリストを迅速に提供します。環境に合わせて多くのサービスラインアップから選択できるので、まずは相談してみましょう。

CEC SOC - 株式会社シーイーシー

CEC SOCは、ICT環境の常時監視によりサイバー攻撃のリスクを最小化し、安全なシステム運用を支援するサービスです。セキュリティ対策ライフサイクルにおける、「初動対応」および「恒久支援」の段階に対応するもので、24時間体制の監視を通じて、異常と判断した際には速やかに通報します。

ユーザー環境を6つのゾーンに分けて対処するのが特徴で、環境に必要なサービスを提供し、ムダのないセキュリティ体制を実現します。14種のEDRをはじめ、36メーカーのセキュリティ対策製品に対応。マルウェアが感染した際には、即座にネットワークからの隔離を実行し、感染拡大を防ぎつつ影響範囲の極小化を図ります。

NetStare - 株式会社セキュアヴェイル

NetStareは、ネットワークインフラの常時監視を通じて、システムの安全性・可用性を構築・維持できるマネージドセキュリティサービスです。機器の故障や通信障害・サイバー攻撃をいち早く発見でき、問題が起こった際には迅速な対応が可能です。

SOCとNOC (Network Operation Center)を融合させたサービスであり、監視業務を中心としつつも、ログ分析レポートの作成やネットワークのぜい弱性診断など、幅広くカバーしています。セキュリティポリシーの改善提案も受けられるので、社内のセキュリティ体制の強化にも役立ちます。

マネージドセキュリティーサービス - 三菱電機インフォメーションネットワーク株式会社

三菱電機インフォメーションネットワークのマネージドセキュリティーサービスは、クライアントに最適なセキュリティ環境の構築と、24時間365日のネットワーク監視・運用をトータルで提供しています。

セキュリティの専門技術者が最新の知識とノウハウを駆使して、セキュリティを確保するとともに、脅威に対しては即時に対応します。さらに、社内の担当者では気づきにくいシステムやネットワークのぜい弱性を判断し、必要な対処を提案してもらえるので、継続的なセキュリティレベルの向上が可能です。

社員が標準型攻撃メールを受信した際、適切な対応をとれるように、メールトレーニングサービスも提供しています。

SCSK SOC - SCSK株式会社

SCSK SOCは、組織のネットワークやシステムを常時監視し、ログの分析や対応策の提案をするサービスです。専任のセキュリティアナリストによる分析を通じて、大量のログの中から、クリティカルなインシデントを早期に発見できます。

ユーザーは社内でセキュリティの人材を育成する必要がないため、人材不足を解消しつつ、セキュリティコストの削減が可能です。別途オプションでアドバイザリーサービスも利用できるので、セキュリティに関する相談を受けたい企業は、こちらも検討してみましょう。

マネージドセキュリティサービス - 株式会社ブロードバンドセキュリティ

ブロードバンドセキュリティのマネージドセキュリティーサービスは、24時間365日体制で、クライアントの環境への不正アクセスやサイバー攻撃を監視します。さらにインシデントの発生時には、適切な対応を実施するので、社内に担当者がいない場合でも、安全にシステムを運用できます。

また、トラフィックモニタリングにより収集したデータをもとに、さまざまな分析サービスも提供可能です。セキュリティの入口・出口対策を徹底したい企業は、こちらも利用するとよいでしょう。セキュリティデバイスのポリシー設定・変更・運用代行や、デバイス障害時の復旧支援なども提供しています。

KDDI マネージドセキュリティサービス - KDDI株式会社

KDDI マネージドセキュリティサービスは、ゼロトラスト環境に求められるセキュリティの構築・運用を支援します。KDDIによるログ分析基盤と、LACのノウハウを駆使した自動分析エンジンを活用しているのが特徴です。

新たな監視システムや人的リソースを準備することなく、強固なセキュリティ体制の構築が可能です。専門のセキュリティアナリストによる管理・運用とともに、生成AIによる分析・要約レポートの提供や、必要なネットワーク・セキュリティサービスの提供も受けられます。

セキュリティログ監視サービス(共用SOC) - NRIセキュアテクノロジーズ株式会社

セキュリティログ監視サービス(共用SOC)は、詳細なログ分析で重要なイベントを抽出し、セキュリティインシデントを早期に発見できます。400種類以上の製品や、サービスのログの収集・分析を通じて、リアルタイム相関分析を実施。情報漏えいをはじめとした多くのリスクを軽減します。

ユーザーの環境に合わせた監視体制を構築できるのが特徴で、情報資産の価値に応じた重点的な監視が可能です。日米のSOC拠点により、日本語と英語によるサポートを受けられます。

SHIELDセキュリティ統合監視サービス - 株式会社日立システムズ

SHIELDセキュリティ統合監視サービスは、ITインフラ全体のセキュリティを強化できる統合監視サービスです。日立システムズによるグローバルレベルのセキュリティの知見を活用し、クライアントのセキュリティ体制を継続的に強化します。

独自のSOCにより、セキュリティアナリストがネットワークを常時監視し、システムで発生したインシデントの早期発見と対応により、被害の拡大を防ぎます。世界5拠点において、共通基盤による相互運用を実施し、分析ナレッジの蓄積と共有をしているのも特徴。世界の情勢を踏まえた分析と対応策の提供を可能にしています。

マネージドセキュリティサービスを利用するメリット

マネージドセキュリティサービスを利用するメリットは、主に次のとおりです。

  • セキュリティの専門家による運用支援を受けられる
  • 24時間365日の監視が可能になる
  • セキュリティにかかるコストを削減できる

セキュリティの専門家による運用支援を受けられる

セキュリティの専門家による運用サポートを受けられるので、安心してシステムやネットワークを利用できるのが、マネージドセキュリティサービスを利用する最大のメリットです。最新のセキュリティ技術や、サイバー攻撃をはじめとした脅威に関する知識を活用でき、効果的な対策が可能になります。

セキュリティインシデントが発生した際にも、迅速に対応が可能となり、被害を最小限に抑えられるでしょう。社内のリソースが足りない企業も、外部に運用サポートを任せることで、セキュリティ対策の強化が可能です。

24時間365日の監視が可能になる

マネージドセキュリティサービスの多くは、ベンダーの担当者による、24時間365日のネットワーク監視を提供しています。社内のシステムやネットワークの常時監視が可能になるため、セキュリティ上の脅威が発生した際に、迅速な対応が可能です。

社内の人員だけでは対応が難しい営業時間外や、休日に発生しがちなインシデントに対しても適切な対応をしてもらえるのは、大きなメリットといえるでしょう。

セキュリティにかかるコストを削減できる

サービスの利用に料金はかかるものの、全体としてセキュリティにかかるコストを削減できるのもメリットです。自社でセキュリティインフラを構築する費用を、大幅に削減できるのに加えて、新たにセキュリティ担当者を雇用する必要もなくなり、人件費の削減にもつながります。

24時間365日の監視を社内のリソースで賄うとすれば、運用コストが肥大化する可能性もありますが、外部の専門業者に任せるようにすれば、毎月の固定費用を削減できます。

マネージドセキュリティサービスを利用する注意点

マネージドセキュリティサービスは、システムの常時監視が可能になり、インシデントの発生時にも速やかに有効な対策を講じられるのがメリットです。しかし一方で、次のようなデメリットや注意点もあるため、よく確認しておきましょう。

運用コストが肥大化する可能性がある

何でも外部のサービスに依存してしまうと、利用コストが肥大化する可能性があるので、注意しなければいけません。

上記のように、セキュリティに関するコストを削減できるのも、マネージドセキュリティサービスのメリットです。しかしサービスの利用範囲が広くなると、運用コストも高くなるので、自社で賄う部分と外部に依頼する部分のバランスをとる必要があります。

社内のリソースで担当できる範囲を明確にして、必要な分のみ依頼するようにしましょう。事前に導入するサービスの費用対効果についても、できるだけ詳細に算出することが大事です。

社内のセキュリティ意識の向上も求められる

ネットワークの監視や、インシデントの対応を外部の専門業者に依頼する場合でも、社内のセキュリティ意識の向上が必要です。あらゆるリスクへの対応を外部に任せられるわけではなく、社員一人ひとりが日常業務で注意すべき点は多くあります。

高度化・複雑化し続けるサイバー攻撃に対応するためにも、人的ミスによるインシデントの発生を抑制し、セキュリティポリシーを遵守する体制の構築が求められます。

マネージドセキュリティサービスで脅威に対するリスクを低減する

マネージドセキュリティサービス(MSS)を利用すれば、セキュリティの専門家にネットワークの監視を依頼できるほか、インシデント発生時の迅速な対応が可能になります。社内にセキュリティの専門家がいない場合や、セキュリティ対策にリソースを割けない企業におすすめです。

利用するサービスを選ぶ際には、次のポイントを意識しましょう。

  • 依頼できるセキュリティ対策の内容は、自社のニーズに合っているか
  • 使用中のシステムやネットワーク機器に対応しているか
  • サービス事業者の実績や評判は十分か
  • インシデントの発生時、どのような対応をしてもらえるか
  • 契約中にサービス内容の変更や追加が可能か
  • 自社のセキュリティポリシーと整合したサービスか
  • 十分な費用対効果が望めるか

利用するマネージドセキュリティサービスをより深く検討したい方は、各ベンダーのサービス資料を請求し、比較してみるとよいでしょう。

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