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インターネットFAXおすすめ比較!料金やメリット・選び方のポイントなどを解説

最終更新日:(記事の情報は現在から99日前のものです)
BOXILでは、インターネットFAXのおすすめを、料金や選び方のポイントとともに紹介します。導入のメリットやデメリットも解説するので、ぜひ参考にしてください。気になるサービスがあれば、資料請求や問い合わせをしてみましょう。

インターネットFAXとは?

インターネットFAXとは、従来のFAX機器を使用せずに、インターネット回線によりFAXの送受信ができるサービスです。電話回線や複合機は不要であり、インターネット環境と通信端末(PCやスマートフォン・タブレット端末など)があれば、すぐにFAXを送れます。

送受信データは基本的にクラウドで管理できるので、社内のペーパーレス化にも寄与します。テレワークやリモートワークを推進する際にもおすすめです。

インターネットFAXの選び方

インターネットFAXのサービスを選ぶ際には、次の流れで自社に合ったものを選択しましょう。

  • インターネットFAXの導入目的を確認する
  • インターネットFAXのサービス内容を確認する
  • インターネットFAXを導入する際の注意点を確認する
  • インターネットFAXの料金・価格相場を確認する

インターネットFAXの導入目的を確認する

まずは、インターネットFAXの導入目的を明確にする必要があります。そのうえで、必要な機能や操作性・拡張性を備えたサービスを選びましょう。多くの企業がインターネットFAXを導入する目的の例を紹介します。

導入目的 詳細
多くの相手にFAXを送信する必要がある 低コストで大量送信できるサービスを選ぶ
FAXを送信する必要があるが、数は多くない 少量でもリーズナブルに利用できるサービスを選ぶ

インターネットFAXのサービス内容を確認する

インターネットFAXのサービスでできることは、主に次のとおりです。導入目的を果たせるサービス、慎重に判断しましょう。

サービス 詳細
FAXの送受信 PCやスマートフォンなどからインターネット経由でFAXを送受信できる機能
FAXデータの保存・管理 送受信したFAXをクラウド上に保存できる機能。必要なときに過去のデータをすぐに確認可能
複数の宛先への送信 特定のFAXを同時に複数の宛先に送信できる機能。スムーズに大量送信が可能
海外との送受信 海外のFAX番号にも対応し、国際FAXが利用できる機能。
モバイル対応 スマートフォンやタブレット端末でサービスを利用できる。外出先でもFAXの確認や送信が可能
メール連携 FAXの送受信をメールで通知できる。受信したFAXをPDFをはじめとしたデータ形式で、メール添付として受け取れる

インターネットFAXの注意点を確認する

インターネットFAXを導入する際には、失敗しないために、次の項目も確認しておきましょう。

確認事項 詳細
利用できる電話番号 050や03・06など、希望の番号や市外局番で利用できるか確認する
対応しているファイル形式 PDF・PNG・JPEGなど、対応しているファイル形式を確認する
対応しているデバイス PC・スマートフォン・タブレット端末などで利用できるか確認する
海外対応 国際FAXが利用できるか、対応している国や料金とともに確認する
管理画面のわかりやすさ 管理画面がわかりやすく、全体として使いやすいサービスか確認する
サポート体制 サービス提供会社のサポート内容を確認する
連携サービス 電子メールとの連携をはじめ、同時運用できるサービスがあるか確認する

インターネットFAXの料金・価格相場を確認する

自社のニーズに応じて、納得できる料金プランで利用できるかも確認しましょう。インターネットFAXは、サービスによって料金形態が異なるものの、おおむね初期費用や月額料金がかかります。

初期費用が無料~60,000円程度、月額料金が1,000円~40,000円程度が相場です。なお、FAXの送信・受信料が月額料金に含まれているサービスもあれば、別途追加料金が発生するサービスもあります。1枚あたりの送受信料は7~25円程度が目安で、大量送信プランでは割引を受けられるサービスもあります。

月額料金が高いほど月に送受信できる数が多い傾向があるため、実際にどの程度FAXを利用するかを想定したうえで、費用を比較することが重要です。

インターネットFAXのおすすめ比較【大量送信が可能なサービス】

おすすめのインターネットFAXのサービスを紹介します。まずは、大量送信におすすめのサービスをみていきましょう。

FNX e-受信FAXサービス - 株式会社ネクスウェイ

FNX e-受信FAXサービスは、既存のFAX番号を変更せずに、FAX業務をクラウド化・効率化できるサービスです。受信したFAXをブラウザでスマートに管理・返信できるのが特徴で、FAX業務による自席からの移動を不要にし、用紙の紛失や保管場所の確保などの問題を解消できます。

専用のアダプタをFAX回線に取り付けるだけで設置できるので、導入後すぐに運用できる手軽さも魅力です。受信したFAXのPDFはクラウドサーバーに保存され、PCとインターネット環境さえあれば、場所を選ばず閲覧できます。部署・事務所単位での導入にも対応しています。

MOVFAX - 日本テレネット株式会社

MOVFAXは、PCやスマートフォンを使い、FAXをメールで送受信できるサービスです。ブラウザだけでFAXの送受信が可能で、事務所に内容を確認するために出向く必要がないため、テレワークやリモートワークの環境におすすめです。

さらに、複合機の自動転送機能を使えば、既存の番号を変えずに利用できます。従来型のFAXからの乗り換えもスムーズです。1つの番号を1人または複数人で利用するプランと、番号を部署・担当ごとに管理できるプランがあり、社内のニーズに合わせて導入できます。登録後、1~3営業日でスムーズに導入できるのも魅力です。

どこでもMyFAX - ヤマトシステム開発株式会社

どこでもMyFAXは、PCやスマートフォンのみでFAXの送受信ができるサービスで、プランによって「03」「050」「0120」「0800」から始まる番号が利用でき、複数の番号での運用にも対応可能です。提供番号宛に送信されたFAXはPDFに変換され、Web画面やメールで受信する仕組みです。

シンプルな操作性と幅広いプランから選べるのも魅力で、業界・職種を問わず幅広く導入されています。

TransFax - 株式会社トランザクト

TransFaxは、法人のFAX業務に特化したクラウドFAX送信サービスと、FAXサーバーやモデム不要のFAX受信サービスです。いずれもインターネット回線を利用するので、FAX回線は必要ありません。基幹システムや業務パッケージとの連携が豊富で、業務環境に合わせて柔軟に導入できるのが特徴です。

また、1時間あたり10,000件以上の大量の送受信にも対応しているため、FAXを使用したマーケティングや市場調査などにも活用可能。大規模分散型ネットワークで運用しているので、局地的な自然災害が発生しても安心です。

BizFAXスマートキャスト - NTTコミュニケーションズ株式会社

BizFAXスマートキャストは、受発注をはじめとしたFAX業務のDXに貢献する、クラウド型のインターネットFAXです。FAXDMのような同一の内容を、多数の拠点に大量に送信できるのが特徴で、注文書のような大量に届くFAXも効率的に処理できます。

設備冗長・分散収容を徹底したNTTコミュニケーションズのクラウド環境により、大量のFAXをタイムリーかつ確実に送受信が可能。インターネット接続型とFAX接続型のいずれも利用できるので、これからインターネットFAXを導入する企業はもちろん、すでにFAX設備を運用している企業にもおすすめです。

まいと~くCloud - 株式会社インターコム

まいと~くCloudはFAX業務のクラウド化で、企業のDXを支援するサービスです。煩雑なFAXの仕分けや、定型的な返信作業を自動化し、FAX業務の効率化や人的ミスの削減につなげます。

サーバーの構築やメンテナンス・電話回線は不要です。FAXの閲覧や振り分け・共有もクラウド上でできるので、オフィスと同じ効率でFAX業務を進められるでしょう。さらに業務システムと連携し、FAX送受信の自動化も可能で、帳票システムで作成した納品書の自動送信や、受信した注文書のOCRへ自動受け渡しなどにも対応しています。

インターネットFAXのおすすめ比較【少量でもリーズナブルに利用できるサービス】

次に、少量の送信でもリーズナブルに利用できるサービスを紹介します。まずは、お試しに利用してみたい企業や、送信テストを繰り返しながら、利用方法をブラッシュアップしたい企業などにおすすめです。

03FAX - 株式会社グラントン

03FAXはPCやスマートフォンでFAXの送受信が可能で、回線もクラウドで提供されるので、別途回線契約や複合機などは不要です。スマートフォンを活用すれば、自宅や外出先でもFAXの運用ができるため、テレワークやリモートワークでの利用にもおすすめです。

既存のFAX番号がそのまま使用できるのも特徴で、同一番号区画内ならば、引っ越しても番号を変える必要がありません。受信ファイルはPDFやJPG画像で保存可能で、送信もファイルや写真などを利用するので、社内のペーパーレス化も促進できます。

モバイルFAX - 株式会社テレトピア

モバイルFAXは、スマートフォンを利用したインターネットFAXサービスで、050番号により全国利用が可能です。初期費用0円・月額料金980円の低価格で利用できます。スマートフォンアプリ内での課金・月額料金の支払いとなるので、銀行口座やクレジットカードの登録も不要です。

受信の場合はFAX機から送信されたら、スマートフォンのEメールで受信通知が届く仕組みです。一方、送信の場合は、スマートフォンからメールを利用して簡単に送信できます。PDFやWordデータにも対応しているので、ビジネスシーンでも広く活用できるでしょう。

jFAX - j2 Global Japan 有限会社

jFAXはFAXの送受信をデジタル化し、メールやWeb上で簡単に操作できるサービスです。リーズナブルな料金体系と使いやすさに重点を置いており、小規模ニーズに応えつつ、基本的な機能を提供しています。

初心者でもわかりやすい管理画面で、メールや専用のWebポータルから簡単にFAXの送受信が可能。受信FAXもメールで通知され、添付ファイル(PDF形式)として保存・共有できます。月額1,089円から手軽に利用できるので、個人利用や小規模事業者でも、少ない負担で運用を続けられるのが魅力です。

秒速FAX - 株式会社Karigo

秒速FAXは、初期費用440円から始められるインターネットFAXで、アカウント開設からすぐに送受信が可能です。1ページの送信単価は7円からで、まずは少量のFAXの送信から試してみたい個人事業主や、小規模事業者におすすめです。

入会金・初期費用が1,650円で、月額550円の「秒速FAX Plus」プランも用意されており、専用のFAX番号から送信もできます。最大90日の予約配信機能もあり、FAX送信データは過去最大60日までダウンロード可能。送信依頼したFAXも状況もステータスですぐに確認できます。

メッセージプラス - 株式会社アクセルコミュニケーションズ

メッセージプラスは、FAX機とFAX回線が不要で、インターネット回線のみで利用できる多機能なFAXサービスです。PC・スマートフォン問わず、その場でFAXの送受信が可能で、専用の「050」番号から送信できます。月々1,045円で受信料無料なので、FAX受信の多い企業にもおすすめです。

さらに手書き機能が利用できるため、届いたFAXに書き足しをする際、逐一紙に出力する必要はありません。書き足したFAXは、そのまま送信できるので、注文書や発注書などの回答もスムーズになるでしょう。留守電機能もあるので、電話対応の負担も減らせます。

faximo - 株式会社エディックワークス

faximoは、シンプルな使いやすさとリーズナブルな料金体系が特徴の国内向けインターネットFAXサービスです。登録後すぐに利用可能で、インターネット環境さえあれば、外出先からもFAXの送受信ができます。

FAX番号は「03」「06」「052」「050」の複数の候補から、任意の番号を選択可能。使い慣れたメールソフトから送受信でき、スマートフォンアプリからFAXの状況を把握できます。初回登録料と月額基本料が、それぞれ1,188円からと手軽に始められるので、シンプルなサービスを求めている企業におすすめです。

Dropbox Fax - Dropbox, Inc.

Dropbox Faxは、クラウドストレージサービスのDropboxと連携できる、インターネットFAXサービスです。シンプルな操作性と高度なクラウド機能が特徴で、社内のペーパーレス化を実現できます。受信したFAXはPDF形式で保存が可能で、Dropboxとのシームレスな統合により、FAXデータの管理・共有が簡単にできます。

また、電子署名機能も備えており、受信したFAXにサインしてそのまま送信可能。紙を一切使わずに契約や承認プロセスを完了できます。すでにDropboxを社内で運用しているならば、まずは検討することをおすすめします。

インターネットFAXのおすすめ比較【海外への送受信に強みのあるサービス】

続いて、海外への送受信におすすめのサービスを紹介します。海外の取引先が多い企業や、海外の消費者に向けたサービスを提供しているならば、積極的に導入を考えてみましょう。

eFax - j2 Global Japan 有限会社

eFaxは、インターネットを利用してFAXの送受信を可能にするサービスで、世界各国のローカル番号やフリーダイヤル番号を提供しています。ビジネスシーンで必要な高度なセキュリティと、機能性を備えており、個人事業主から大企業まで幅広いニーズに対応可能です。

「0120」「0800」などのフリーダイヤル番号から、海外番号まで幅広い選択肢を提供。PCやスマートフォン・タブレット端末から利用可能で、専用アプリを通じてFAXの送受信や管理が簡単にできます。

PamFAX - PamConsult GmbH

PamFAXは、簡単かつ手軽にFAXの送受信ができる、クラウド型のインターネットFAXサービスです。PCやスマートフォンから利用が可能で、DropboxやBox・Google Driveへの組み込みサポート機能も実装されています。

海外ベンダーのサービスではあるものの、管理画面がわかりやすく、100以上のFAXフォーマットを利用可能です。月額600~1,000円程度から、手軽に導入できます。海外向けにFAXの送受信を検討している企業は、導入を検討するとよいでしょう。

FAX.plus - Alohi S.A.

FAX.plusは、世界中で400万人以上に利用されているオンラインFAXサービスです。190か国以上にFAXを送信可能で、国際的な業務にも対応しています。必要に応じて専用のFAX番号も取得できるほか、無料プランからエンタープライズ向けプランまで、利用頻度や規模に応じた選択が可能です。

初めてのユーザーでも利用しやすい管理画面が特徴で、送受信するすべてのファクスは保護されているため、機密情報でも安全にやりとりできます。国内外に多数のFAXを送信したい企業は、利用を検討するとよいでしょう。

インターネットFAXを利用するメリット

インターネットFAXサービスを利用するメリットは、主に次のとおりです。

  • 任意のタイミングで送受信が可能
  • 組織のペーパーレス化を実現できる
  • 業務効率化とコスト削減に寄与する

それぞれ具体的にみていきましょう。

任意のタイミングで送受信が可能

時間や場所を問わずFAXの送受信ができるのは、インターネットFAXの大きなメリットです。従来のFAX機はオフィス内に設置されており、その場で送受信が必要でした。一方、インターネットFAXはPCやスマートフォン・タブレット端末など、インターネットに接続可能なデバイスがあれば、出張先や在宅勤務中でも即座にFAXを確認したり、送信したりできます。

デバイスによっては、通知機能を利用して新着FAXをリアルタイムで確認できるため、迅速な対応が求められるビジネスシーンでも役立つでしょう。

組織のペーパーレス化を実現できる

インターネットFAXは、組織のペーパーレス化を推進するサービスでもあります。従来のFAXは紙を使用して送受信するため、膨大な量の書類がたまりやすく、保管スペースや整理・処分の手間が発生していました。

一方、インターネットFAXは受信データをクラウドや、ローカルストレージにデジタル形式で保存できます。紙の使用量を削減し、環境への負荷を軽減できるのもメリットです。さらに紙の書類が減ることで、保管コストや管理の手間が削減でき、社内スペースの有効活用にもつながるでしょう。

業務効率化とコスト削減に寄与する

インターネットFAXを導入すれば、社員の業務効率化や運用コストの削減も可能です。受信したFAXはデジタルデータとして自動保存されるため、紙の資料を手動で整理する必要がなくなり、検索や共有が簡単にできるようになります。

また、FAX機や専用の電話回線が不要になるため、導入コストも大幅に抑えられるのが特徴です。紙やトナーなどの消耗品や、機器のメンテナンス費用も不要で、ランニングコストは月額料金や送受信料のみで済みます。

さまざまなコスト削減効果に加え、作業効率の向上や迅速な対応が可能になることで、社員の負担軽減や業務全体の生産性の向上にも寄与します。

インターネットFAX を利用するデメリット

インターネットFAXのサービスは多くのメリットがある一方で、次の点には注意しなければいけません。デメリットを理解したうえで、きちんと対策を立てておきましょう。

送受信にインターネット環境が必須

インターネットFAXの利用には、安定したインターネット接続が不可欠です。ネットワーク障害や回線トラブルが発生した場合、FAXの送受信が一時的に停止してしまうリスクがあります。特に、緊急のFAX送信が必要なタイミングで障害が発生すると、業務に支障をきたす可能性もあるでしょう。

また、回線の速度が遅い場合、大容量のFAXデータを送信する際、遅延が発生することがあります。安定したインターネット環境の整備するのはもちろん、万が一のトラブル時に備えて、代替手段も考えておきましょう。

手書き文書の場合は手間がかかる

インターネットFAXでは、手書き文書や紙資料などをそのまま送信できません。紙の資料を送信するには、事前にスキャナーやスマートフォンカメラを使用して、デジタル化する必要があります。

デジタル化のプロセスには手間がかかるため、従来のFAX機で紙を直接送信するのに比べると、操作が煩雑になる点がデメリットです。また、スキャナーの操作に慣れていない場合や、デジタル化の際、文字が読みにくくなるといったトラブルが発生することもあります。

頻繁に紙ベースの資料を扱う業種では、インターネットFAXと従来型のFAXとの併用も検討してみましょう。

戦略的にインターネットFAXを活用しよう

インターネットFAXは、任意のタイミングで場所を問わず送受信ができる便利なサービスです。ペーパーレス化や社内の業務効率化・コスト削減など、多くの利点があります。単なる通信手段としてではなく、戦略的に活用することで、より効率的な業務運営が可能になるでしょう。

導入するインターネットFAXのサービスを選ぶ際には、次のポイントを意識することが大事です。

  • 必要な機能が備わっているか
  • 十分な費用対効果が望めるか
  • 対応しているデバイスやファイル形式が環境に合っているか
  • 海外との送受信は可能か
  • サービス提供事業者のサポートは十分か

インターネットFAXのサービスをより深く検討したい方は、各ベンダーのサービス資料を請求し、比較・検討するとよいでしょう。

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