Zoho CRM・Agentforce Sales(旧Salesforce)・Microsoft Dynamics 365徹底比較– 機能・料金・口コミ・連携サービス

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【比較表】CRM(顧客管理システム)

「Zoho CRMとAgentforce Sales、Microsoft Dynamics 365は何が違うのか」「CRMツールとして自社が選ぶならどれか」とお悩みではありませんか。

3サービスの違いは、AIによる支援や作業の自動化、画面のカスタムといったプラスアルファの機能にあります。

本記事では、機能・連携サービス・サポート体制・料金・口コミの順に比較し、最適なシステムの選び方を徹底解説します。

【30秒でわかるこの記事のポイント】

・3サービスの違いは、AIによる支援や作業の自動化、画面カスタマイズ機能を、どのプランから・いくらで使えるようになるかに出る
・費用を抑えて小さく始めたいならZoho CRM。有料の最安が月1,760円で、自動化とAPIは無料プランでも上限つきで使える
・機能を本格的に使い込むならAgentforce Sales、Microsoft 365を使っているならMicrosoft Dynamics 365

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>CRMツール比較おすすめ23選 最新人気ランキング、選び方、料金相場

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  • 各サービスのおすすめポイント(機能・導入実績・サポート品質)と自社との相性
  • BOXILに寄せられたリアルな口コミ(良かった点・気になった点)
  • 月額・初期費用の目安を一覧で比較
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※掲載料金は税区分の記載を含め、各社公式サイトの表記に基づいています。

目次

CRM3サービスの違いを比較【一覧表】

商談や案件の管理はどの製品でも使えます。差がつくのは、AIによる支援や画面カスタマイズ機能、単価です。まず全体像を確かめてみましょう。

サービス名 プランの種類 主な対象 初期費用 月額費用
(最安プラン)
AIアシスタント 独自アプリ・
画面のカスタマイズ
特徴・強み 口コミ評価 無料プラン
Zoho CRMのロゴZoho CRM 無料/スタンダード/プロフェッショナル/エンタープライズ/アルティメットの5段階 業種・規模を問わない 要問い合わせ 1,760円
(スタンダード・税抜)
〇
(プロフェッショナルから。※一部言語制限あり)
〇
(無料プランから一部可能)
有料の最安が月1,760円で、自動化とAPIを無料プランから上限つきで使える 4.25
(118件)
〇
(3ユーザーまで)
Agentforce Sales(旧Sales Cloud)のロゴAgentforce Sales
(旧Sales Cloud)
Free Suite/Starter Suite/Pro Suite/Core/Advanced/Maxの6段階 業種・規模を問わない 要問い合わせ 3,000円
(Starter Suite)
〇
(Core・Advancedは追加購入、Maxは標準)
〇
(Pro Suiteから)
プランの段が細かく、上位プランほど自動化とAIの範囲が広がる 4.02
(667件)
〇
(2ユーザーまで)
Microsoft Dynamics 365のロゴMicrosoft Dynamics 365 Sales Professional/Sales Enterprise Edition/Sales Premium/Microsoft Relationship Salesの4段階 業種・規模を問わない 要問い合わせ 9,745円
(Sales Professional・税抜)
〇
(Sales Enterprise Editionから)
〇
(Sales Enterprise Editionから・Power Appsの追加ライセンスが必要)
Microsoft 365との相互運用が全プランに含まれる 3.98
(42件)
×

〇=対応/×=提供なし。金額は年払いの場合の1ユーザーあたりの月額です。口コミ評価はBOXILのサービスページに表示されている値です(2026年9月時点)。

Zoho CRMやAgentforce Salesはまず無料プランから始められます。Microsoft Dynamics 365は、すでに使っているMicrosoftの画面から営業データを扱いたい組織に向いています。

【結論】CRM3サービスはどれがおすすめ?

一覧表の違いを、自社の状況に当てはめて読み替えてみましょう。3サービスがそれぞれどんな組織に向くかを整理します。

費用を抑えて小さく始めたい企業はZoho CRMがおすすめ

立ち上げの規模が小さく、費用を抑えたい段階なら、Zoho CRMの価格帯が合います。少人数組織や立ち上げ期の組織に向くサービスです。

  • 立ち上げは数人で足りる
  • 導入や運用にかけられる予算が限られている
  • 設定を任せられるIT担当がいない

有料の最安はスタンダードの月1,760円で、3サービスのなかで最も低い水準です。無料プランは3ユーザーまで使い続けられ、ワークフローの自動化とAPI連携は無料プランでも上限つきで使えます。

3ユーザーまでは無料で使い続けられるので、まず試してから有料プランへ切り替えられます。設定を外注せずに進めたい組織に向いた進め方です。

機能を本格的に使い込む企業はAgentforce Salesがおすすめ

Agentforce Salesが向くのは、機能を本格的に使い込む組織です。

  • 営業の案件数や担当者が多く、機能を使い込む
  • 自動化やAPIを上限なく使う必要がある

Core以降のプランでは、ワークフローの自動化を上限なしで使え、外部システムとつなぐWebサービスAPIも追加料金なしで利用できます。

自動化やAPIを上限なく使え、機能を深く作り込めるので、営業のやり方を本格的に固めたい組織に合います。

Microsoft 365を使っている企業はMicrosoft Dynamics 365がおすすめ

すでにMicrosoft 365を使っている組織にとっては、OutlookやTeamsなど、使い慣れたMicrosoftの画面から直接営業データを管理・相互運用できるのが強みです。

  • 社内でOutlookを日常的に使っている
  • Power AutomateやPower Appsの追加ライセンス費用を見込める

Microsoft 365との相互運用はSales Professionalを含む全プランに入っているので、ふだん使っている画面から営業のデータを扱えます。

ただし自動化や独自アプリまで広げるなら、追加のライセンスを見込んだ予算が必要です。

Microsoft 365との相互運用がどのプランにも追加費用なしで含まれるので、TeamsやOutlookと同じ基盤で営業データを扱えます。

CRM3サービスの機能の違い

CRM3サービスの機能比較表

売上予測や見積書の作成といった基本機能から、AI・自動化・カスタマイズ機能まで、機能を幅広く比較します。

項目 Zoho CRM Agentforce Sales
(旧Sales Cloud)
Microsoft Dynamics 365
プランの種類 ・無料
・スタンダード
・プロフェッショナル
・エンタープライズ
・アルティメット
・Free Suite
・Starter Suite
・Pro Suite
・Core
・Advanced
・Max
・Sales Professional
・Sales Enterprise Edition
・Sales Premium
・Microsoft Relationship Sales
売上予測 〇(スタンダードから) 〇(Coreから。AI予測は追加購入、Advancedから追加購入なし) 〇(Sales Enterprise Editionから)
見積書作成 〇(プロフェッショナルから) 〇(Pro Suiteから) 〇
AIアシスタント 〇(プロフェッショナルから。エンタープライズの一部は最低10〜20ユーザー分のライセンスが必要) 〇(Core・Advancedは追加購入、Maxは標準/Agentforce) 〇(Sales Enterprise Editionから/Copilot in Dynamics 365 Sales)
ワークフロー・
プロセスの自動化
〇(無料プランから・設置できるルール数に上限) 〇(Pro Suiteから・フロー数に上限。Coreから上限なし) 〇(Sales Professionalは上限つき・Power Automateの追加ライセンスが必要)
独自アプリ・
画面のカスタマイズ
〇(無料プランから一部。項目やレイアウトの作り替えはスタンダードから) 〇(Pro Suiteから) 〇(Sales Enterprise Editionから・Power Appsの追加ライセンスが必要)
API連携 〇(無料プランから・使えるクレジット数に上限) 〇(Coreから。Pro Suiteは追加月額25米国ドル/ユーザー) 〇(全プラン共通。1ユーザーが24時間に行える要求数に上限)
モバイルアプリ 〇(無料プランから) 〇(Starter Suiteから) 〇
一括メール配信 〇(スタンダードから・1日の送信数に上限) 〇 〇(大規模な配信はCustomer Insights – Journeysが必要)
顧客ポータル 〇(エンタープライズから) 〇(Experience Cloud。一部の機能に個別のライセンスが必要) 〇(Power Pagesのライセンスが必要)

〇=対応

3サービスに共通する機能は商談・案件の管理

営業の土台になる機能は、3サービスとも横並びです。商談や案件を管理する機能は、どのサービスもすべてのプランで使えます。無料プランや最も安いプランでも、顧客情報を一元管理する運用は成り立ちます。

一方で見積書の作成はZoho CRMがプロフェッショナルから、Agentforce SalesがPro Suiteからで、最安のプランには入りません。

モバイルアプリも、有料プランを契約するならどのサービスでも使えます。無料のまま外出先から使いたい場合はZoho CRMの無料プランが選択肢になるでしょう。

つまり比較の焦点は、機能があるかどうかではなく、その機能をどのプランから使い始められるかに移ります。

違いが出るのはAI・自動化・カスタマイズ機能が使えるプラン

AI・自動化とAPI・カスタマイズは、使い始められるプランがサービスごとに分かれます。自社が必須にする機能について、どのサービスのどのプランまで契約すればよいかが分かります。

AIアシスタントを使い始められるプラン

AIアシスタントは、商談の内容やメールの文面をもとに次の行動や優先度を示してくれる機能です。Zoho CRMのZiaはプロフェッショナルから使えますが、メールの意図分析のように英語・ドイツ語・スペイン語だけに対応する機能があります。

エンタープライズで使えるようになる一部の機能には、最低10〜20ユーザーライセンスの条件も付きます。

Agentforce SalesはCoreプランとAdvancedプランでは追加購入が必要で、最上位のMaxプランには標準で含まれます。

Microsoft Dynamics 365のCopilot in Dynamics 365 Salesは、Sales Enterprise Edition以降が対象です。

AIを前提にすると起点の単価が大きく変わります。

Zoho CRMは年払いで1ユーザー月3,260円のプロフェッショナル(税抜)、Microsoft Dynamics 365は年払いで1ユーザー月15,742円相当のSales Enterprise Edition(税抜)が起点です。

Agentforce Salesは年間契約のCore(1ユーザー月23,400円)から追加購入すれば使え、追加購入なしで含まれるのはMax(1ユーザー月66,000円)になります。

自動化とAPI連携を使い始められるプラン

業務の自動化は、AIよりも安いプランの段階から差が出ます。Zoho CRMは無料プランでもワークフローのルールを設置でき、プランが上がるにつれて設置できる数の上限が増えます。

Agentforce SalesはPro Suiteから使え、そこでは組織あたり5フローまでという上限があり、Coreからは上限がなくなります。

Microsoft Dynamics 365はSales Professionalでも上限つきで自動化を使えますが、Power Automateの追加ライセンスが必要です。

外部のシステムとデータをやり取りするためのAPI(アプリケーション同士をつなぐ窓口)も同じ構図です。

Zoho CRMは無料プランからクレジットの上限つきで使えます。Agentforce SalesはCoreから追加料金なしで使え、Pro Suiteでは追加で1ユーザーあたり月額25ドルがかかります。

Microsoft Dynamics 365は、1ユーザーが24時間に行える要求数に上限を設けたうえで全プランに含めています。

画面や独自アプリのカスタマイズを使い始められるプラン

画面の項目やレイアウトを自社の業務に合わせて作り替える機能は、Zoho CRMがスタンダードから使えます(無料プランでも検索画面のレイアウトなど一部は変えられます)。

Agentforce SalesはPro Suiteから、Microsoft Dynamics 365はSales Enterprise Edition以降で、あわせてPower Appsの追加ライセンスも必要です。

Zoho CRMなら有料の最安プランから作り替えができます。ほかの2サービスは1段上のプランが起点になるので、作り替えを前提にするなら最初からその単価で見積もりましょう。

顧客が自分で問い合わせや履歴を確認できる顧客ポータルは、Zoho CRMではエンタープライズ以降に含まれます。

Agentforce SalesではExperience Cloud、Microsoft Dynamics 365ではPower Pagesという別のサービスで実現し、機能によっては個別のライセンスが必要になります。

CRM3サービスの連携サービスを比較

毎日の入力の手間は、いま使っているメールやカレンダーとどこまでつながるかで変わります。ここではその範囲を比較します。なお電話は、CTI(パソコンと電話をつなぐ仕組み)を介した連携です。

連携先 Zoho CRM Agentforce Sales
(旧Sales Cloud)
Microsoft Dynamics 365
Microsoft 365・
Outlook
〇(スタンダードから/Office 365 連携) 〇(Outlookインテグレーション。高度な機能は別ライセンスが必要) 〇(Microsoft 365 相互運用。OutlookでCopilotを使う場合はSales Enterprise Editionから)
Google Workspace
(Gmail)
〇(スタンダードから) 〇(Gmailインテグレーション。高度な機能は別ライセンスが必要) 〇(メールの送受信)
Googleカレンダー・
連絡先の同期
〇(スタンダードから/Google カレンダー との同期) 〇(Einstein活動キャプチャ。100ユーザーまでは無償、超える分はアドオンライセンスが必要) ×(Gmailとの同期はPOP3方式のみで、予定・連絡先・タスクは対象外)
電話(CTI) 〇(スタンダードから/Zoho PhoneBridge) 〇(Open CTIは2028年2月28日に提供終了予定。Salesforce Voiceはアドオンが必要で、いずれも外部の電話サービスとの契約が別に要る) 〇(Dynamics 365 チャネル統合フレームワーク。Microsoft Teams ダイヤラーはSales Enterprise Editionのライセンスが必要)

〇=対応/×=提供なし

Zoho CRMはGoogleカレンダーの同期をスタンダードから使える

Zoho CRMは、Office 365 連携とGoogle Workspace連携の両方をスタンダードから使えます。

Googleカレンダーとの同期も同じスタンダードに含まれるため、Google Workspaceで予定を管理している組織なら、最も安い有料プランから予定と商談を突き合わせられます。

電話はZoho PhoneBridgeで連携します(スタンダードプラン以上)。連携することで受発信の記録がCRMに自動で残り、担当者の入力の手間が大幅に省けます。メール・カレンダー・電話をまとめて連携させたい場合は、有料プランへの切り替えが前提になります。

Agentforce Salesはメールの高度な機能に別のライセンスが要る

Agentforce SalesはOutlookインテグレーションとGmailインテグレーションを用意しており、基本のアドインには連携機能が含まれます。

ただしメールの高度な機能を使うには、InboxやSales Cloud Einstein、Sales Engagementのいずれかのライセンス設定が必要です。

予定や連絡先の同期はEinstein活動キャプチャが担い、100ユーザーまでは無償で、超える分にはアドオンライセンスが必要です。

電話はOpen CTIで外部の電話システムとつなぐか、Salesforce Voiceアドオンを追加します。いずれも外部の電話サービスとの契約が別に必要です。

Microsoft Dynamics 365はどのプランでもMicrosoft 365とつながる

Microsoft Dynamics 365は、Microsoft 365 相互運用をSales Professionalを含む全プランに含めています。

OutlookでCopilotの機能まで使う場合はSales Enterprise Editionからで、基本の連携と生成AIの機能でプランの条件が分かれます。

Gmailはメールの送受信に対応します。ただしDynamicsと同期する方式(POP3)ではメールだけが対象で、予定・連絡先・タスクは同期できません。

電話は、チャネル統合フレームワークで各社のCTIとつなげられます。

CRM3サービスのサポート体制を比較

運用でつまずいたときに頼れる先は、追加費用なしで使える窓口と、手厚いサポートを付けたときの費用で変わります。運用を任せられる担当者が少ない組織では、この差が定着のしやすさに響きます。

項目 Zoho CRM Agentforce Sales
(旧Sales Cloud)
Microsoft Dynamics 365
追加費用なしで
使える窓口
メール・電話・チャット・リモート支援(日本語はメールのみ) Standard Success Plan(すべてのライセンスに含まれる) Standard(コミュニティフォーラム、Webと電話でのインシデント提出、セルフヘルプポータル)
手厚いサポートの
料金体系
Premium SupportとEnterprise Supportが用意されている(費用の案内は英語サイト) Premier Success Planはライセンス料の30%。Signature Success Planはー Professional Directは年払いで1,349円/ユーザー/月相当(20人以上)。統合エンタープライズはー
日本語での対応 有料プランは日本語のメールサポートを無償で利用できる。無料プランは英語 ー Professional Directは英語

ー=公表なし、または要問い合わせ。補足は、その値の条件か、対象になる範囲を示しています。日本語での対応は3サービスで公表の範囲がそろっていないため、横並びの比較には使えません。Agentforce SalesとMicrosoft Dynamics 365のサポートは、営業向けの製品に限らずサービス全体に共通する体系です。

3サービスとも追加費用なしの窓口はありますが、使える手段は表のとおり異なります。あわせて確かめたいのが、手厚いサポートを付けたいときの料金体系です。

手厚いサポートの費用は、Agentforce Salesがライセンス料に対する比率、Microsoft Dynamics 365がユーザー単価と人数の条件で決まります。

Zoho CRMは、有料プランであれば日本語のメールサポートを無償で使えます。上位のPremium SupportとEnterprise Supportもありますが、案内は英語サイトです。日本語での手厚いサポートが要るなら、契約前に窓口の範囲を確かめてください。

CRM3サービスの料金プランを比較

3サービスの現行のプランと料金を、月払い・年払いまで含めて比較します。必要な機能が入るプランの単価に人数をかけると、自社の毎月の負担を見積もれます。

初期費用は3サービスとも非公表で、問い合わせが必要です。

項目 Zoho CRM Agentforce Sales
(旧Sales Cloud)
Microsoft Dynamics 365
有料の最安プラン
(1ユーザーあたり)
1,760円
(スタンダード・税抜)
3,000円
(Starter Suite)
9,745円
(Sales Professional・税抜)
AIを使えるプラン
(1ユーザーあたり)
3,260円〜
(プロフェッショナル・税抜)
23,400円〜
(Core・追加購入)
15,742円〜
(Sales Enterprise Edition・税抜)
無料プラン 〇
(3ユーザーまで)
〇
(2ユーザーまで)
×
無料試用版 15日間
(クレジットカード不要)
30日間
(クレジットカード不要)
要クレジットカード

〇=対応/×=提供なし。

無料で使えるのはZoho CRMとAgentforce Salesの2サービス(試用版は3サービスとも)

Zoho CRMは3ユーザーまで、Agentforce Salesは2ユーザーまで無料で使い続けられます。Microsoft Dynamics 365に無料で使い続けられるプランはなく、用意されているのは無料試用版だけです。

無料プランで使える範囲はサービスごとに違う

無料で使える範囲は同じではありません。Zoho CRMの無料プランではワークフローの自動化とAPI連携を上限つきで使えますが、売上予測と一括メール配信はスタンダードから、見積書の作成はプロフェッショナルからです。

Agentforce SalesのFree Suiteはモバイルアプリが対象外で、外出先からの利用にはStarter Suite以降が必要です。

無料試用版はクレジットカード登録の要否で異なる

無料試用版の条件も分かれます。Zoho CRMは15日間の試用でクレジットカードの登録が不要です。期間が終わると自動で無料プランに移ります。Agentforce Salesは30日間の試用で、クレジットカードの登録が不要です。

Microsoft Dynamics 365はクレジットカードの登録が必要で、営業向けの料金ページには日数の記載がありません。

Zoho CRMの料金プラン

Zoho CRMは無料プランと4段階の有料プランがあり、追加ユーザー用のアドオンも用意されています。年払いを選ぶと月払いより1ユーザーあたりの月額が下がるため、人数が多いほど総額の差が開きます。

プラン 年払い時の月額
(1ユーザー・税抜)
月払い時の月額
(1ユーザー・税抜)
無料0円0円
スタンダード1,760円2,520円
プロフェッショナル3,260円4,960円
エンタープライズ5,660円7,080円
アルティメット7,360円9,200円
チームユーザー
(アドオン)
1,270円1,270円

無料プランは3ユーザーまでです。チームユーザーは、通常のライセンスに追加する形の別料金です。契約期間は月間と年間から選べ、期間の途中でもプランの変更ができます。

AIアシスタントのZiaを使うならプロフェッショナル、顧客ポータルを使うならエンタープライズが起点です。売上予測や一括メール配信はスタンダードから含まれるので、まず営業の進捗管理を整えたい段階なら、スタンダードで足ります。

Agentforce Sales(旧Sales Cloud)の料金プラン

Agentforce Salesは無料のFree Suiteを含むプラン構成です。Starter Suiteは月払いと年払いのどちらでも契約でき、Pro Suite以降はいずれも年間契約になります。

プラン 月額
(1ユーザー)
契約の条件
Free Suite0円2ユーザーまで・有効期限なし
Starter Suite3,000円月払いまたは年払い
Pro Suite12,000円年間契約
Core23,400円年間契約
Advanced47,400円年間契約
Max66,000円年間契約

料金ページに税の表記はないため、税区分を記載していません。補足は、その金額で契約するときの条件を示しています。Maxは価格カードから直接申し込む導線がなく、問い合わせが入口になります。

WebサービスAPIを追加料金なしで使うにはCoreが起点で、単価はStarter Suiteの3,000円に比べて大きく上がります。

どこまでを標準で持たせたいかが、選ぶプランと単価に直結します。

Microsoft Dynamics 365の料金プラン

Microsoft Dynamics 365の営業向け製品は、単価が公表されているプランと、個別見積りのMicrosoft Relationship Salesで構成されます。単価が載っているのは年払いを選んだときの月額相当額だけで、月払いの単価は記載がありません。

プラン 月額相当額
(1ユーザー・年払い・税抜)
契約の条件
Sales Professional9,745円要問い合わせ
Sales Enterprise Edition15,742円要問い合わせ
Sales Premium22,488円要問い合わせ
Microsoft Relationship Sales変動制(要問い合わせ)最低10件のシートが必要

表はクラウド型(オンライン)の価格で、オンプレミス型は別の体系になります。補足は、その金額で契約するときの条件を示しています。

表の単価だけでは総額が読めません。自動化や独自アプリを使うなら、別に必要なライセンスの分を足して考えてください。必要な機能を挙げてから、追加分を含めて見積もりを取ってください。

CRM全体の費用の目安や、ほかのサービスの価格帯を知りたい場合は下記の記事をご参考ください。


料金は必要な機能とプランの組み合わせで変わります。CRMの資料をまとめて取り寄せると、プランごとの条件を並べて比べられます。

CRM3サービスの評判・口コミを比較

BOXILに寄せられた口コミから、3サービスの評価の傾向を比べてみましょう。評価そのものは3サービスとも4点前後で、分かれるのは改善を求める声の内容でした。

項目 Zoho CRM Agentforce Sales
(旧Sales Cloud)
Microsoft Dynamics 365
満足度 4.25(118件) 4.02(667件) 3.98(42件)
高く評価されている点 料金が安いが機能が幅広くそろっている 顧客情報と商談の進捗を一元管理できる 部署をまたいで顧客の最新状況を確認できる
最も多い改善の声 操作性とサポート体制に改善の余地がある 使いこなすのに専門知識と慣れが必要 導入と運用のコストが安くない
次に多い改善の声 活用の幅を広げるにはITの知識が要る 料金が高いと感じる 新しく使う人には習得の負担がある

満足度は2026年9月時点のBOXILサービスページの値です。

Zoho CRM

よい評判・口コミ

  • 安くても機能が幅広くそろっている
  • 専門知識がなくてもカスタマイズできる
  • 画面が見やすく直感的に操作できる
  • 散らばっていた顧客情報を一元管理できる
  • 売上予測やAIによる支援も使える

気になる評判・口コミ

  • 操作性とサポート体制に改善の余地がある
  • 活用の幅を広げるにはITの知識が要る
総合評価
4.25
自社に合わせて最適化できるCRM
5/5
BOXILが口コミ投稿に謝礼をお渡ししています
サービス/外食/レジャー系
高いカスタマイズ性で柔軟な顧客管理システムです。自社の業務フローに合わせて最適化することができます。営業プロセスの管理や実績の可視化において非常に強力で、ダッシュボード機能がリアルタイムに業績を把握する分析力が大きなメリットです。多様なニーズに対応できる点が魅力と言えます。
公開日: 2025/05/08
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AI活用による営業力を強化
5/5
BOXILが口コミ投稿に謝礼をお渡ししています
メーカー/製造系
AIを活用した機能が充実しており、受注見込みの分析や売上予測、最適なアプローチのタイミング提案が自動で行われるため、営業活動の精度が向上します。さらに、顧客情報をクラウド上で一元管理することで、常に最新のデータを共有できるのも大きな利点です。
公開日: 2025/03/20
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すべての口コミを見る

Zoho CRMを導入した企業の話は次の記事で詳しく紹介しています。

Agentforce Sales(旧Sales Cloud)

株式会社セールスフォース・ジャパン
2026上半期 資料請求数ランキング1位

よい評判・口コミ

  • 顧客情報と商談の進捗を一元管理できる
  • 売上の進捗やヨミ管理を可視化できる
  • ダッシュボードで分析まで行える
  • 自社の業務に合わせてカスタマイズできる
  • 外部システムとの連携先が多い

気になる評判・口コミ

  • 使いこなすのに専門知識と慣れが必要
  • 料金が高いと感じる
  • 設計や構築でパートナーの支援が要る場面がある
  • 小規模な組織には機能が過剰になりやすい
総合評価
4.02
商談から受注までの管理を最適化
5/5
BOXILが口コミ投稿に謝礼をお渡ししています
サービス/外食/レジャー系
営業活動のを網羅的にサポートするCRMシステムです。案件情報をリアルタイムで共有し活用でき、複雑な案件の流れや多数の顧客情報を扱う営業部門において最適で、最初の商談から受注に至るまでの全プロセスが一目で確認でき、次のアクションやその期限が明確になる機能が非常に効果的に機能します。営業サイクルの効率化と成果の最大化が大きなメリットです。
公開日: 2025/05/31
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営業情報を一元管理による顧客進捗を可視化
5/5
BOXILが口コミ投稿に謝礼をお渡ししています
コンサルティング・専門サービス
顧客情報と営業進捗を一元管理することで、散在していた情報が集約され、データ共有をスムーズに行えるツールです。企業ごとに情報をカスタムし、自社に最適化できる点も魅力です。顧客の進捗可視化で営業戦略の精度が向上、案件の取りこぼしを防ぎ、成約率アップに貢献しています。
公開日: 2025/03/17
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Microsoft Dynamics 365

よい評判・口コミ

  • 部署をまたいで顧客の最新状況を確認できる
  • 営業以外の業務も同じ基盤で扱える
  • ガントチャートで進捗と納期を管理できる
  • 顧客の反応を分析して対応の質を上げられる

気になる評判・口コミ

  • 導入と運用のコストが安くない
  • 新しく使う人には習得の負担がある
総合評価
3.98
顧客情報を一元管理
5/5
BOXILが口コミ投稿に謝礼をお渡ししています
メーカー/製造系
システム全体で情報がタイムリーに反映されるため、部署間でのスムーズな情報管理と交換が実現し、意思決定の迅速化に貢献します。複数項目を柔軟に管理できるカスタマイズ性と、どの部署からでも顧客の最新状況を一元的に確認できるアクセシビリティは、顧客中心のビジネスプロセス構築と継続的な業務改善にも寄与しています。
公開日: 2025/06/07
続きを読む
ガントチャートで進捗管理と納期対応も迅速に
5/5
BOXILが口コミ投稿に謝礼をお渡ししています
メーカー/製造系
生産計画や進捗状況をガントチャートで可視化でき、直感的でわかりやすい操作が可能です。さらに、売上金額の確認をExcelと連携して迅速に行える点も業務効率化に貢献します。幅広い業務に対応できる柔軟性と、簡単に進捗確認ができる機能が優れています。
公開日: 2024/12/27
続きを読む
すべての口コミを見る

導入前に確認したい注意点

導入前に把握しておくべき注意点を紹介します。自社の使い方に当てはめて、支障が出ないかを先に確認しましょう。

Zoho CRMの無料プランは機能とサポートが絞られる

Zoho CRMで確かめておきたいのは次の2点です。

  • 無料プランは3ユーザーまでで機能も限られる
  • 無料プランのサポートは英語になる

無料プランでは売上予測、一括メール配信、メールやカレンダーとの連携が使えません。見積書の作成は、さらに上位のプロフェッショナルからです。無料のまま本格的に運用するのは難しく、スタンダードへの切り替えが前提になります。

もともと有料プランで始める予定であればこの点は支障になりません。

サポートも対応が分かれます。日本語のメールサポートを無償で使えるのは有料プランで、無料プランは英語での対応です。日本語の問い合わせ先が必要なら、有料プランを前提に検討してください。

Agentforce Salesは使いこなすまでの体制づくりに時間がかかる

Agentforce Salesで確かめておきたいのは次の2点です。

  • 設計と定着に専門知識と時間が必要になる
  • CTIシステムとの連携には別の契約が要る

口コミで最も多い改善の声は、使いこなすのに専門知識と慣れが必要という点でした。設計や構築でパートナーの支援を受けたという声もあり、導入の目的と運用体制を先に固めておくと、定着までの手戻りが減ります。

社内に運用を担当できる人がいる組織や、支援を受ける前提で予算を組める組織なら、支障は小さくなります。

CTIとの連携も確認しておきたい点です。Open CTIは2028年2月28日に提供を終了する予定で、Salesforce Voiceを使うならアドオンの追加が必要です。

コールセンターの業務を前提にするなら、外部の電話サービスの契約分まで含めて費用を早めに見積もってください。

Microsoft Dynamics 365は追加のライセンスで総額が変わる

引っかかりやすいのは、料金表に出てこない追加のライセンスです。

  • 自動化と独自アプリに追加ライセンスが要る
  • Gmailと連携する場合はGoogleの予定を同期できない
  • 月払いの単価が公表されていない

自動化にはPower Automate、独自アプリの作成にはPower Appsの追加ライセンスが必要です。料金表の単価だけで判断すると、運用を始めてから費用が積み上がります。

営業の進捗管理だけを目的にするなら追加ライセンスは不要なので、使う機能をあらかじめ絞れる組織なら支障は小さいはずです。

GmailはメールをDynamicsと同期できますが、その方式(POP3)では予定・連絡先・タスクは同期の対象から外れます。Google Workspaceでカレンダーまで連携させたい組織は、この条件を先に確認しておく必要があります。

月払いの単価は公表されていないため、短期間だけ使う想定がある場合は、契約期間の条件を含めて問い合わせておくとよいでしょう。

CRM3サービスの比較でよくある質問

導入コストや月額料金が一番安いのはどのサービスですか?

有料プランの最安を年払いで比べると、1ユーザーあたりの月額はZoho CRMが1,760円、Agentforce Salesが3,000円、Microsoft Dynamics 365が9,745円です。

最安プランの単価が最も低いのはZoho CRMで、無料プランも3ユーザーまで使い続けられます。

ただしプランによって使える機能が異なるので、必要な機能が入るプランの単価で比べてください。初期費用の扱いも含めた条件は料金プランの比較で確かめられます。

本格的に導入する前に、使用感を無料で試すことはできますか?

3サービスすべてに無料試用版があり、クレジットカードを登録せずに始められるのはZoho CRM(15日間)とAgentforce Sales(30日間)です。

Microsoft Dynamics 365はクレジットカードの登録が必要です。Zoho CRMとAgentforce Salesは無料で使い続けられるプランもあるので、試用の期間を過ぎても操作を確かめ続けられます。

いま使っているCRMからデータを移行できますか?

3サービスとも、他のシステムやファイルからデータを取り込む機能があります。

差が出るのは、一度に取り込める上限です。ただし件数で示すサービスとファイルサイズで示すサービスがあり、同じ物差しでは比べられません。

Zoho CRMは「データのインポート」とほかのシステムからの移行用の「データ移行」を持ち、一度に取り込める行数の上限はスタンダードで10,000行、アルティメットで50,000行です。

Agentforce Salesの「データインポートウィザード」は一度に最大5万件で、プランを問わず使えます。Microsoft Dynamics 365の「インポート」はExcel・CSV・XMLに対応し、Excel以外の形式では1ファイル8MBまでです。

移したいデータの件数と形式を確かめ、無料試用版のうちに実際のデータで取り込めるかを試すのがおすすめです。

CRM3サービスはどれが自社に合う?

最後に、3サービスが向いている場合を判断のチェックリストとして整理します。

■Zoho CRMが向いている場合

  • 立ち上げは数人で足りる
  • 導入や運用にかけられる予算が限られている
  • 設定を任せられるIT担当がいない

■Agentforce Sales(旧Sales Cloud)が向いている場合

  • 営業の案件数や担当者が多く、機能を使い込む
  • 自動化やAPIを上限なく使う必要がある

■Microsoft Dynamics 365が向いている場合

  • 社内でOutlookを日常的に使っている
  • Power AutomateやPower Appsの追加ライセンス予算を確保できる

料金は最安のプランだけを見ると3サービスの差がはっきり出ます。

ただしAIによる支援や作業の自動化、画面の作り替えを使えるプランと単価はサービスごとに異なり、必要な機能が入るプランまで上げた単価で比べないと総額が読めません。無料試用版で現場の使い勝手を確かめ、必要な機能を洗い出した上で見積もりを取りましょう。

CRMツールの詳細な比較表や各サービスの公式資料は下記からダウンロードいただけます。

この3サービス以外も含めて比べたい場合や、企業規模で絞って探したい場合は、次の記事が参考になります。

CRM(顧客管理システム)選び方ガイド

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