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【30秒でわかるこの記事の結論】Salesforce・Zoho CRM・Dynamics 365の選び方と違い
・Salesforce:圧倒的なシェアとカスタマイズ性を誇り、複雑な営業プロセスの標準化や将来的な拡張を重視する企業向け
・Zoho CRM:は月額1,680円〜と最も低コストで、Googleツールとの連携や少人数でのスモールスタートに最適
・Dynamics 365:は、Microsoft製品(Office等)を全社活用しており、既存データとの統合や強固なガバナンスを求める企業に推奨
→CRM選びは機能の多さではなく「自社の既存環境や課題」に合うかが重要。無料トライアルを活用し、現場の使いやすさを比較検討するのが導入成功の鍵
CRMとは?
CRM(Customer Relationship Management)は「顧客関係管理」と訳され、顧客との関係を構築・管理するマネジメント手法を指します。
CRMとよく似た手法に、SFA(Sales Force Automation)があります。これは「営業支援システム」を意味し、広い意味ではCRMの一部です。
CRMやSFAをサポートするソフトウェアやサービスは数多くあり、機能や価格も多岐にわたります。自社にとって最適なツールがわからない、という方も多いでしょう。
今回は、代表的なCRMツールを3つ厳選し、機能や特徴をわかりやすく紹介します。
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代表的な3製品の基本情報
代表的な3製品の基本情報を紹介します。
Agentforce Sales(旧Sales Cloud)
- 世界トップシェアを誇るCRMソリューション
- 業界業種を問わず15万社以上※の導入実績
- シンプルなユーザーインターフェース
Salesforce(セールスフォース)は、世界No.1※のシェアを誇るCRMソフトウェアです。
Salesforce社は、顧客サービスやマーケティングなどさまざまな製品を提供していますが、今回は営業支援に特化した「Sales Cloud」に注目しました。実用性の高さから世界15万社以上で導入されています。
※出典:セールスフォース・ジャパン「世界No. 1 CRM – Salesforce | セールスフォース・ジャパン」(2026年3月13日閲覧)
Zoho CRM
- リーズナブルな価格設定
- 豊富な営業支援機能
- Googleアプリケーションとの連携
Zoho CRMは、Zoho社が提供する幅広い企業向けのCRMです。
リーズナブルな価格設定にもかかわらず、機能の充実性はトップクラス。営業支援やワークフロー機能だけでなく、Google Workspace(Gmail、カレンダー、ドライブなど)との連携もシームレスに可能です。コストを抑えて効果的に運用するために、初めてCRM・SFAを導入する企業はもちろん、過去に定着化でつまずいた企業でも、スムーズに導入しやすい設計になっています。
Zoho CRMについては次の記事でさらに詳しく解説しています。ぜひご覧ください。
Microsoft Dynamics 365
- ビジネスを統合的に支援する9機能
- Microsoft製品との連携
- いつでもどこでも使えるクラウド対応
Dynamics 365は、Microsoft社が提供するソリューションです。
営業支援やカスタマーサービス、人材管理、マーケティングなど多様な機能を備え、あらゆる面からビジネスを効率化します。OfficeなどのMicrosoft製品と連携できるので、使い慣れたインターフェースをそのまま利用できます。パソコンやスマートフォンがあればいつでも情報を活用でき、顧客満足や営業機会の拡大に貢献します。
価格を比較
つづいては、ツール選びで重要な価格を比較していきます。
※Dynamics 365のみオンプレミス型も提供されていますが、今回はすべてクラウド型での比較としました。
| 製品 | 利用料 | 価格単位 | 無料期間 | 向いている企業規模 |
|---|---|---|---|---|
| Salesforce | 3,000円~ | 月額ユーザー単価 | 30日間無料 | あらゆる規模 |
| Zoho CRM | 1,680円~ | 月額ユーザー単価 | 15日間無料 | あらゆる規模 |
| Dynamics 365 | 9,745円~ | 月額ユーザー単価 | 30日間無料 | あらゆる規模 |
3製品が提供するプランは次のとおりですが、比較表では最安値のプランを示しています。
Salesforce:Starter Suite/Pro Suite/Enterprise/Unlimited/Agentforce 1 Sales
Zoho CRM:スタンダード/プロフェッショナル/エンタープライズ/アルティメット
Dynamics 365:Sales/Customer Service/Contact Center/Field Service/Customer Insights(マーケ/分析・顧客データ)/Commerce/Supply Chain Management/Finance/Project Operations/Human Resources/Business Central(中小企業向け)
初期費用は3製品とも0円となっており、無料のお試し期間も提供されています。
年間契約が必要な製品もありますが、比較のため月額換算で表示しています。
営業支援機能を比較
次に、営業支援機能に特化した比較を行います。
| Salesforce | Zoho CRM | Dynamics 365 | |
|---|---|---|---|
| 営業活動管理 | ○ | ○ | ○ |
| 日報 管理 | ○ | ○ | ○ |
| カレンダー共有 | ○ | ○ | ○ |
| 商談管理 | ○ | ○ | ○ |
| 見積もり | ○ | ○ | ○ |
| 売上予測 | ○ | ○ | ○ |
| 商品管理 | ○ | ○ | ○ |
| 契約管理 | ○ | ○ | ○ |
| 文書管理 | ○ | ○ | ○ |
| 顧客資産管理 | ○ | ○ | △ |
| 多通貨管理 | ○ | ○ | ○ |
| 分析レポート | ○ | ○ | ○ |
核となる営業支援機能に大きな差はありません。そのため、拡張性やインターフェースが比較のポイントになります。
現在Google Workspaceを利用している企業は、連携しやすいZoho CRMがおすすめです。
OfficeやExchange、SharePointなどのMicrosoft製品を多く利用している場合は、Dynamics 365との連携が最もスムーズだといえます。一方、アプリケーションのカスタマイズに強いSalesforceは、既存のツールを引き継ぐよりも、新しいシステムを構築していきたい企業に向いています。
顧客サービス機能を比較
続いて、顧客サービスに着目して比較します。
| Salesforce | Zoho CRM | Dynamics 365 | |
|---|---|---|---|
| 電話受付 | ○ | ○ | ○ |
| メール受付 | ○ | ○ | ○ |
| 案件管理 | ○ | ○ | ○ |
| FAQ作成 | ○ | ○ | ○ |
| マルチチャネル | ○ | ○ | ○ |
| カスタマポータル | ○ | ○ | ○ |
| CTI連携 | ○ | ○ | △ |
基本的な機能に加えて、昨今重要視されているマルチチャネル対応はどの製品でも充実しています。
コールセンターなどの電話業務に欠かせないCTI連携(コンピュータと電話の機能統合)を標準で備えるのはSalesforceのみです。しかし、Zoho CRMとDynamics 365においても、外部アプリケーションと連携させることで同様の機能を利用できます。
マーケティング機能を比較
最後に、営業活動の基盤となるマーケティング機能を比較します。
| Salesforce | Zoho CRM | Dynamics 365 | |
|---|---|---|---|
| 一括メール配信 | ○ | ○ | ○ |
| ソーシャルメディア連携 | ○ | ○ | ○ |
| キャンペーン管理 | ○ | ○ | ○ |
一見、Zoho CRMの充実度が低いように思われますが、別プランでは提供している機能もあります。プランを選定する際には、価格だけでなく、デフォルトで含まれている機能にも注意しましょう。
それぞれを利用した人の口コミ・評判
ボクシルでは、それぞれのサービスを利用した方の口コミや評価を一覧で比較できます。ぜひご覧ください。

Salesforce Sales Cloudの口コミ
Zoho CRMの口コミ
Microsoft Dynamics 365の口コミ
3製品はどの企業におすすめ?
CRM選びは「どれが一番か」ではなく、自社の課題や体制に合うかで結論が変わります。ここまでの比較を踏まえ、3製品が向いている企業像を整理するので、導入判断の最終チェックに使ってください。
Salesforce Sales Cloudがおすすめなケース
Salesforce Sales Cloudがおすすめなのは、次のような企業です。
- 営業プロセスが複雑で標準化したい
- 拠点や部門が多く運用統一が必要
- 権限管理や監査の要件が厳しい
- 連携したいシステムが多い
- 将来の拡張を見越して選びたい
Salesforce Sales Cloudは、複雑になりがちな営業活動を仕組み化し、組織全体で再現性を高めます。商談管理や活動履歴の蓄積に加えて、業務フローに合わせたカスタマイズや連携で、運用を継続しやすい形に整えられます。
部門横断で利用し、運用ルールを整備することを前提にすれば、導入効果が出やすい製品です。
一方で、設計や定着に向けた運用負荷は小さくないため、導入目的と運用体制を先に固めることが大切です。まずは必要な機能範囲と優先順位を整理し、試用やデモで業務の流れに合うか確かめるのが近道です。
Zoho CRMがおすすめなケース
Zoho CRMがおすすめなのは、次のような企業です。
- まずは低コストでCRMを始めたい
- 少人数で素早く立ち上げたい
- 現場が使いやすい画面を重視
- 周辺業務もまとめて効率化したい
- IT専任が少なく運用を簡素にしたい
Zoho CRMは、費用を抑えつつ基本的なCRM機能を広く使いたい企業にとって、取り入れやすい選択肢です。営業の進捗管理や顧客情報の一元化を軸にしながら、必要に応じて機能追加や周辺サービス連携も検討できます。
まずは運用を回し、課題が見えた段階で改善を重ねる進め方と相性が良いでしょう。
ただし、求める管理粒度や連携要件が増えると、設定や運用ルールの作り込みが欠かせません。「何を統一し、何は現場に任せるか」を決めたうえで試し、無理のない運用設計に落とし込むことが重要です。
Microsoft Dynamics 365がおすすめなケース
Microsoft Dynamics 365がおすすめなのは、次のような企業です。
- Microsoft 365を全社で活用している
- 既存の基幹・業務データと統合したい
- ガバナンスや権限設計を重視
- 業務プロセスを標準化して改善したい
- 将来的に業務アプリを内製・拡張したい
Microsoft Dynamics 365は、Microsoft 365やAzureなどの利用環境と組み合わせて、業務データをつなげやすい点が強みです。営業領域だけでなく、周辺業務との連携や業務フローの自動化を含めて、全体最適の設計に広げられます。
IT部門と現場が協力し、継続的に改善する運用を前提にすると効果的でしょう。
一方で、導入時に整理すべき前提や設計論点が多くなるため、要件定義の段階で迷いが出やすい製品です。既存のMicrosoft環境で何を統合し、どこから始めるかを決めたうえで試用すると、判断がぶれにくくなります。
トライアルで体験して自社に最適なCRMを選択しよう!
ビジネスをあらゆる面から効率化するCRM。賢く使えば導入コスト以上の成果を上げることができますが、サービスが多すぎてどれが良いかわからない、という悩みの声が多く聞かれます。
ビジネスを向上させるためには、使用シーンを想定し、組織形態やビジネスモデルにフィットするツールを選ぶことが重要です。そのためにも、積極的に無料トライアルを活用しましょう。
スムーズな導入のためにも、事前に操作研修を行うなど、社内の受け入れ態勢を整えることも大切です。
この記事で紹介したCRM製品やポイントを参考に、ビジネスの効率化を目指しましょう。
Salesforce×Zoho CRM×Dynamics 365に関連するよくある質問
自社に合ったCRMシステムはどのように選べばよいですか?
各システムには得意とする領域があるため、自社の課題や体制、既存のツール環境に合わせて選ぶことが重要です。
- Salesforce:拠点が多数ある、複雑な営業プロセスを標準化したい、将来のシステム拡張を見越して選びたい企業におすすめです。
- Zoho CRM:まずは低コストで始めたい、少人数で素早く立ち上げたい、現場での使いやすさを重視する企業におすすめです。
- Microsoft Dynamics 365:すでにMicrosoft 365(Officeなど)を全社で活用している、既存の基幹データと統合したい、強固な権限設計を求める企業におすすめです。
導入コストや月額料金が一番安いのはどのシステムですか?
3製品とも初期費用は0円ですが、1ユーザーあたりの月額最安プラン料金(月額換算)は次のとおり異なります。最も低コストで導入できるのはZoho CRMです。
- Zoho CRM:月額1,680円~
- Salesforce:月額3,000円~
- Dynamics 365:月額9,745円~
※プランによって利用できる機能が異なるため、価格だけでなく必要な機能がデフォルトで含まれているかも確認しましょう。
普段使っているGoogleやMicrosoftのツールと連携しやすいのはどれですか?
現在社内でメインで利用しているアプリケーションによって、おすすめのシステムが変わります。
- Zoho CRM:現在Google Workspace(Gmail、カレンダー、ドライブなど)を利用している企業は、シームレスな連携が可能なためおすすめです。
- Dynamics 365:OfficeやExchange、SharePointなどのMicrosoft製品を多く利用している場合は、連携が最もスムーズに行えます。
- Salesforce:アプリケーションのカスタマイズに強みがあるため、特定の既存ツールを引き継ぐよりも、新しいシステム環境を構築していきたい企業に向いています。
電話対応(CTI連携)など、顧客サービス向けの機能は充実していますか?
電話受付、メール受付、案件管理、FAQ作成といった基本的な顧客サービス機能やマルチチャネル対応は、3製品すべてに備わっています。
大企業で必須となりやすいCTI連携(コンピュータと電話の機能統合)を標準で備えているのはSalesforceのみですが、Zoho CRMとDynamics 365についても、補完的なアプリケーションと連携させることで同様の機能を利用することが可能です。
本格的に導入する前に、使用感を無料で試すことはできますか?
はい、3製品すべてに無料のお試し期間(無料トライアル)が用意されています。
- Salesforce:30日間無料
- Zoho CRM:15日間無料
- Dynamics 365:30日間無料
CRMは機能が多岐にわたるため、導入前に使用シーンを想定し、自社の組織形態やビジネスモデルにフィットするかどうかを無料トライアルで積極的に確かめることをおすすめします。
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