文書管理システム比較クラウド33選!契約書、マニュアルなど種類別の活用方法

ボクシルでは、代表的な文書管理システムをはじめおすすめのサービスを徹底比較します。また、文書管理システムの選び方の6つのポイントも紹介。どのように選定すればよいのか悩んでいる方も必見です。
- 必要な機能があるか
- セキュリティ
- オンプレミスかクラウドか
- トータルコスト
- 法令や制度への対応
- 使いやすさ
文書管理システムの導入によって、生産性の改善にお役立てください。
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文書管理システムの各サービス資料を厳選。無料でダウンロード可能です。
文書管理システムとは
文書管理とは、文書や記録情報の保管から活用、廃棄までの一元管理を行うことを指します。とくに、重要文書の管理を目的に行われます。
そして文書管理システムとは、そのような文書をデータ化し、コンピュータ上で効率よく管理することを目的としたシステムです。紙で保存すると膨大になる書類をデータで管理することで、印刷コストを削減できます。
ECMとの違い
文書管理システムに類似したシステムにECM(Enterprice contents management)と呼ばれるシステムがあります。文書管理システムが文書だけを管理するのに比べると、ECMは文書に加え画像や動画など社内のコンテンツを包括的に管理します。
そのため、ECMには文書管理システム同様の機能がほぼ含まれており、文書のデジタル化や整理はもちろん、文書検索機能も実装しています。
ECMにおいて特徴的なのは、ワークフロー機能とライフサイクル管理機能でしょう。
ワークフロー機能
ワークフロー機能では文書作成の際の承認作業を自動化することにより、承認作業にかかっていた手間を効率化させるだけでなく、「誰が?」「いつ?」承認したかを明確にすることで責任の所在をはっきりとさせることも可能です。
ワークフローについてはこちらの記事をご覧ください。

ライフサイクル管理機能
ライフサイクル管理機能では文書作成時に破棄時期を設定することで文書のライフサイクルを管理し、不要な文書の保管を避けストレージリソースを常に最適に保ちます。ワークフロー機能やライフサイクル管理機能は文書管理システムには見られない機能であり、より高度な情報管理にはECMシステムが求められる場合が多いようです。
文書管理システムの機能一覧
文書管理システムで使える、基本的な機能を表にまとめました。
機能 | 概要 |
---|---|
保存 | 文書を保管・保存する機能 |
検索・閲覧 | 管理している文書を検索して閲覧できる機能 |
編集 | 保存してある文書の編集ができる機能 |
情報共有 | 文書の編集・改正したときに通知できる機能 |
権限設定 | 役職や部署ごとでの閲覧・編集の権限設定機能 |
ワークフロー | 承認ワークフローの設定ができる機能 |
データ移行・印刷 | データの移行や出力、印刷ができる機能 |
サービスによって搭載されている機能は異なりますが、上記はほとんどの文書管理システムに標準的に備わっているものです。
文書管理システム導入によるメリット
文書管理システム導入によって得られるメリットは次のとおりです。
- 検索にかかる時間が短縮できる
- 版の確認ミスによるトラブルを防止できる
- スピーディーな共有ができる
- セキュリティ対策
- ペーパーレスによるコスト削減

検索にかかる時間が短縮できる
文書管理システムを導入することで、必要な書類を探す手間が省けます。
紙媒体で管理していると、必要な書類を探すまでに時間がかかってしまいます。また、一般的な電子ファイルによる管理の場合、管理が煩雑になりがちです。
文書管理システムであれば、キーワードから書類を検索できるため、必要な書類にたどり着くまでの時間を削減できます。
版の確認ミスによるトラブルを防止できる
文書管理システムを使うことで版の管理が容易になり、トラブルを防止できるのも大きなメリットです。
一般的な電子ファイルによる管理を行う場合、WordやExcel, PDFなどを編集するたびにファイルを更新しなければなりません。更新作業を怠ってしまうと、同様のファイルが複数できてしまい、次に編集するときや外部に共有するときに旧版を使ってしまうこともあります。
文書管理システムによっては、ファイルが自動更新されるだけでなく、期限が切れたファイルを自動で削除する機能を搭載しています。バージョン管理に苦労している場合は、文書管理システムが大きな助けとなるでしょう。
スピーディーな共有ができる
文書管理システムを導入することで、書類のスムーズな共有ができます。
書類作成において、双方の意見をスムーズに交わすことは、生産性を高めるうえで大変重要です。その点、同時編集できないサービスを利用すると、1回の意見交換までに時間がかかってしまいます。
一方、文書管理システムでは、常時共有状態を実現可能。そのためスムーズに意見交換できます。また、文書管理システムを導入することによって、全員が共通のフォルダにアクセスできるため、1人が作成したファイルを全員にメールで添付する手間も必要ありません。
セキュリティ対策
また文書管理システムを導入することで、セキュリティを強固にできます。
ハードディスクドライブによって文書を管理する場合、ファイルやフォルダにセキュリティを施すには手間がかかります。また作成したファイルのパスワードも管理しなければならず、漏えいのリスクがあります。
一方、文書管理システムを使えば、書類ごと閲覧・編集権限を設定できます。そのため、書類が不特定多数に見られる可能性を低くできます。
ペーパーレスによるコスト削減
また、文書管理システムを導入すれば、資料の印刷コストや保管のためのスペースが必要なくなります。
とくに保管しなれけばならない資料が多い場合、1年間の印刷コストは膨大になります。また、資料を保管するためにはスペースが必要で、そのためには費用がかかります。
このようにペーパーレス化することで、必要な費用を削減できます。
文書管理システムのデメリット
文書管理システムを導入することによって、得られる効果は大きいです。
一方、次のようなデメリットもあります。
- 導入に困難が伴うことがある
- 運用コストがかかる
- 運用ルールの作成が必要
導入に困難が伴うことがある
ペーパーレス化を図り業務効率をUPさせられる文書管理システムにもデメリットがあります。それは、導入の難しさです。
文書管理システムを導入すると文書をスキャンしてデジタル化し保管しなければなりません。しかし、社内に眠る文書が多い場合、それらすべてをデジタル化して保管するためにはそれなりの時間と手間がかかります。この要因から文書管理システムの導入に躊躇している企業も多いでしょう。
そこで重要なのがデジタル化する文書としない文書を明確にわけることです。文書管理ではすべての文書をデジタル化すればいいわけではなく、「契約書原本のような可視性が重要になる文書は紙媒体で保管し、業務で派生した文書はデジタル化して管理する」といった分類が必要になります。
運用コストが必要になる
文書管理システムを使うためには、費用がかかります。一般的に、文書管理システムの費用は、ソフトウェアに対して発生するタイプと、ユーザー数によって費用がかかるタイプの2種類があります。
組織の規模や必要な機能に対して、費用が抑えられるタイプを選ぶのが大切です。
ルールの作成が必要になる
また文書管理システムを導入する際、ルールを決めておかなければ後から整理が大変になることがあります。
たとえば、「書類の最新版を作成たい場合は、旧版はどうするのか?」「作成したファイル名はどうするか」などを決めておかなければなりません。これらを怠ると、同じ書類が複数できてしまったり、ファイルを探すのに時間がかかってしまったり、効率化を妨げてしまいます。
そのため、文書管理システムを導入する際は、事前にルールを作成し、徹底することが大切です。
文書管理システムやツールをせっかく導入したのに、上手く運用できなければ意味がありませんよね。失敗しないための注意点はこちらをご覧ください。

マイナンバー制度や個人情報保護法の改訂などによって、文書管理の重要性が今までに増して高まってきています。また、地震や台風などの災害によって書類が流出する恐れがいつ起こるかわかりません。そのような責任や、情報流出の危機にそなえ、文書を適切に管理することが求められます。
文書管理システムの活用シーン
文書管理システムは市場が広がるにつれ多くの場面で使われるようになりました。そんな文書管理システム・ソフトが使われるシーンを見てみましょう。一部ですが、どのような場面で活用していくかの参考にしてください。
契約書・機密文書
文書管理でセキュリティを強化できることによって、情報漏えいリスクを軽減できます。
申請書、報告書
文書をサーバーで一括管理し、ネットワーク経由で情報共有を可能にします。これにより、承認や更新などのワークフローが容易になります。
会議資料
文書管理システムでは、ペーパーレス化と過去の資料を検索も可能になります。会議資料を印刷する手間がなくなるため、スピーディーな会議とコスト削減を実現できます。
マニュアル
文書管理システムでは、システムの運用・監視・保守に関するドキュメント管理もできます。マニュアル作成と運用が課題である企業では、文書管理システムによって一元管理できる体制にするのもいいかもしれません。

アナログの文書管理とのハイブリッドも
文書の中には電子化が認められていないものもあり、すべての書類を電子化できるわけではありません。よって一部はアナログの文書管理とのハイブリッド運用が必要になる場面もあります。
こちらではアナログで文書管理をする際のコツをまとめているので、あわせてご覧ください。

文書管理システムの選び方
文書管理システムを選ぶ際のポイントは、主に次の6点です。
- 必要な機能があるか
- セキュリティ
- オンプレミスかクラウドか
- トータルコスト
- 法令や制度への対応
- 使いやすさ
必要な機能があるか
文書管理システムの導入目的を明らかにし、必要な機能を決めておくことが大切です。
文書管理システムを導入する場合、必要な機能が搭載されているかは必ず確認しておきましょう。せっかく導入したにもかかわらず、後から機能が足りないことがわかると、文書の移動に多大なコストが発生してしまいます。
「どの文書を管理するのか」「どのような目的で管理するのか」を明確にし、適切なシステムを選びましょう。
セキュリティ
重要な情報がつまった大切な文書。やはり気になるのは、セキュリティではないでしょうか。セキュリティが万全でなければ、大切な情報を預けられません。
また、書類の閲覧・編集権限を柔軟に設定できるかも確認しておく必要があります。とくに内外部の一部の人間にしか閲覧させてはならない資料の場合、閲覧権限を決められるツールでければ情報漏えいのリスクが高まります。
そのためセキュリティの強度はもちろん、どのような制限をかけられるかを確認しておく必要があります。
オンプレミスかクラウドか
オンプレミスとは、電子ファイルを管理するために必要なサーバーを自社で保有することを指します。
一方、自社でサーバーを保有せず、サービス提供会社のサービスを利用することをクラウドと言います。
オンプレミス型は、自社のサーバーを使うため、管理コストやメンテナンスが必要になります。その分、サービス提供会社の影響を受けないメリットがあります。
一方、クラウド型はサービス提供会社のサーバートラブルやメンテナンスによって、不都合が生じる可能性があります。その分、費用は抑えられるため、目的に応じて選びましょう。
トータルコスト
文書管理システムを利用する際に必要なコストを把握しておくのも大切です。
文書管理システムによって、
- ユーザー数に関わらず月の利用料が決まっているタイプ
- ユーザー1人あたりに費用が必要なタイプ
- 買い切りのタイプ
など、料金の仕組みは異なります。自社の規模にあったタイプを選ばなれければ、必要以上のコストが発生してしまう可能性もあるため、自社にあったプランを選ぶのが大切です。
また、ランニングコストに加え、初期費用が必要になる場合もあるため、トータルで、どれくらい費用が必要になるのかしっかり把握しておきましょう。
法令や制度への対応
文書管理には、法令や各種制度が関わってきます。それらに適切に対応できるシステムを選ぶのも重要なポイントです。電子帳簿保存法対応にくわえ、業界特有の法令に対応しているかも確認しておきましょう。
使いやすさ
最後に使いやすさも確認しておきましょう。
ツールが操作しにくいと、使い慣れるまでに時間がかかってしまったり、重要な書類を誤って削除してしまったり、トラブルが発生するリスクがあります。初めて文書管理システムを使う人でも直感的に理解し、操作できる使いやすいタイプを選ぶようにしましょう。
また、とくによく使う検索やワークフロー管理は、チェックの際に重要なポイントになります。チェックの際に迷ったら、確認しておくとよいでしょう。
【定番】おすすめ文書管理システム比較
まずは機能が充実しており、だれでも広く利用できる文書管理システムの価格や特徴を比較します。
本記事で掲載している文書管理システムの機能・価格をさらに詳しく比較したい方は、こちらから詳細資料をダウンロードして、システム選定の参考にしてみてください。
楽々Document Plus - 住友電工情報システム株式会社
楽々Document Plusは、幅広い業種や用途で利用できる文書管理システムです。契約書やISO文書の管理、ペーパーレス化、e-文書法への対応が可能。また、高性能な検索エンジンと高速ビューアで、必要な情報をスピーディに検索・表示できます。全文検索や柔軟なワークフロー、強固なセキュリティ機能など、文書管理システムに一般的に求められる機能もしっかりと備えています
月額費用:要問い合わせ
無料体験版:-
NotePM(ノートピーエム)は、社内マニュアル・業務ノウハウ・議事録など、さまざまな社内ナレッジの一元管理が可能なナレッジ共有ツールです。Markdown記法に対応した高機能エディタで、読みやすいドキュメントを誰でも簡単に作成できます。
ツリー構造の情報管理や、ファイルの中まで検索できる全文検索機能など、充実した機能を備えています。また、モバイル端末からも利用でき、ほしい情報をいつでも取得・閲覧可能です。さまざまなセキュリティ対策や柔軟なアクセス権限の設定により、大切なデータを守りながら快適に情報共有できます。
月額費用:4,800円〜/8ユーザー(80GB)※1
無料体験版:あり(30日間)※2
※1 出典:プロジェクト・モード「料金プラン」(2022年10月27日閲覧)
※2 出典:プロジェクト・モード「30日間無料お試し申し込み」(2022年10月27日閲覧)
ASTRUX SaaS

ASTRUX SaaSにおいて、サーバー機の運用管理・データのバックアップ・利用状況に応じたシステム増強・セキュリティ対策・OSのアップデートなどのシステム管理は必要ありません。データセンターで確実にデータを管理します。
月額費用:・27,500円〜(Webサービス )※・46,750円〜(アプリケーション)※
無料体験版:なし
※出典:デジタルマトリックス「ASTRUX SaaS」(2022年10月27日閲覧)
ConTrack - SCSK株式会社

ConTrackは、プロジェクトの品質向上をサポートする文書管理システム。システム開発の各フェーズで作成する要件定義書、設計書、プログラムソース、テスト仕様書など、成果物間のトレーサビリティ管理を実現します。
文書解析やファイルジャンプ機能といった既存の成果物をそのまま活用できる機能も搭載。操作画面も使いやすく、直感的に操作できます。
月額費用:要問い合わせ
無料体験版:あり※
※出典:ベリサーブ「トレーサビリティ管理ツール「ConTrack」」(2022年10月27日閲覧)
booMo

booMoでは本棚から本を取るように、ファイルを直感的に見つけ出してブラウザ独自のデジタルビューワーで閲覧できます。専用ソフトでわざわざ開く必要がないため、作業効率のアップにつながりますね。
また、大量の文書からほしい情報を瞬時にサーチする検索機能が充実しています。
年額費用:132,000円〜※1
無料体験版:あり(30日間)※2
※1 出典:イングカワモト「料金」(2022年10月27日閲覧)
※2 出典:イングカワモト「30日間無料体験実施中」(2022年10月27日閲覧)
Roconie - 株式会社ISID-AO

Roconieは、RFID(無線による自動認識技術)の活用により文書の管理を効率化するツールです。書類に貼付する専用ラベルと書類情報を紐づけし、書類を管理。RFIDリーダーで専用ラベルを読み取れば、保管期間や書類の内容、廃棄予定日などを確認できます。現場業務に合わせた調整やカスタマイズ、システム拡張にも対応しているため導入しやすく、現場ですぐに活用できます。
月額費用:要問い合わせ
無料体験版:-
REXファイルファインダー - 寿精版印刷株式会社

REXファイルファインダーは、検索結果を「イメージ」で見ながらファイルを探せる高速全文検索システムです。 直感的に操作できるため、目的のファイルに素早くたどり着け、セキュアに全ページのファイル内容を確認できます。
ファイルサーバーとしてだけでなく、NASや既存の文書管理システムの検索エンジン、エンタープライズサーチとしても使用可能です。
月額費用:-
無料体験版:あり※
※出典:寿精板印刷「REX-File・Finder」(2022年10月27日閲覧)
契約書の管理に特化した文書管理システム
文書管理システムの中には「契約書管理」と呼ばれる契約書の管理に特化したサービスがあります。その他、電子契約サービスと連携できる書類管理システムを導入すれば、手間なく重要情報の管理が可能。
「トラブルを避けるためにも契約書の管理をしっかり行いたい」
「契約書締結までの流れも電子化したい」
といった方をはじめとして、契約書管理のフロー全体に課題を抱えている企業におすすめです。
LegalForceキャビネ - 株式会社LegalOn Technologies
LegalForceキャビネは、契約書管理に必要な入力作業を自動化できるクラウド型の契約書管理システムです。
契約書の情報を自動で抽出しデータ化し保存するため、全文を検索可能。また、データ化した内容から契約期間終了日や更新期を参照し、リマインドしてもらえるため、契約内容の定期的な見直しに役立てられます。
契約台帳のダウンロードや電子契約サービスとの連携など、そのほか便利機能も搭載。第三者機関によるセキュリティ診断をはじめ、データを守るセキュリティ環境も確保しています。
月額費用:要問い合わせ
無料体験版:-
鈴与の契約書管理ソリューション - 鈴與株式会社

鈴与の契約書管理ソリューションは、紙と電子の契約書、議事録や稟議書などの文書を一元管理できるシステムです。文書の管理台帳、原本、PDFデータを紐づけ管理でき、文書の発生から廃棄まで管理可能です。
クラウドサイン、または、かんたん電子契約との連携で、電子契約締結機能も利用できます。また、LAWGUEと連携し、契約書作成とリーガルチェック機能も利用可能です。
月額費用:43,780円〜(税込)
無料体験版:-
OPTiM Contract - 株式会社オプティム

- 契約書のタイトルや企業名などを自動で抽出/入力
- 手書き文字や低解像度のデータを読み込み可能
- Adobe Signやクラウドサインなどの電子契約システムと連携
OPTiM Contractは、契約書データの抽出と入力を自動化できる文書管理システムです。アップロードした契約書情報をもとに、AIがタイトルや企業名などの抽出から、台帳作成まで実行してくれます。
電子帳簿保存法に対応し取引相手や取引金額での検索はもちろん、全文検索も可能です。契約更新や終了の期日が近づくと自動で担当者に通知してくれるため、契約漏れによる機会損失防止に役立ちます。
月額費用:4,980円(税抜)※〜
無料体験版:あり※
※出典:日本電気株式会社「OPTiM Contract」(2022年10月27日閲覧)
【社員数50名超向け】契約書管理システム「MyQuickクラウド」 - インフォコム株式会社
- 期限管理を省略するアラートの自動配信
- ユーザー数の制限なし
- 電子契約サービスと連携可能
MyQuickは、電子契約サービス「クラウドサイン」と連携可能な文書管理システム。クラウドサインで契約した書類の契約情報やタイムスタンプを自動で取り込めるため、入力の手間がかかりません。
また手動で行うと手間がかかってしまう書類の期限管理も自動化できるため、契約書類管理に関する業務全般を効率化できます。
クラウドサイン SCAN - 弁護士ドットコム株式会社
クラウドサインSCANは、紙の契約書類を電子管理する場合に面倒な作業を代行してくれるサービス。スキャンからクラウドサイン(電子契約システム)への書類情報の入力、データの取り込みまで、一貫して代行してくれるため、手間がかかりません。
契約書をデータ化してクラウドサイン上に取り込むことで、多様な条件での契約書を検索可能。さらに、更新日や解約日を自動通知してくれるアラート機能も搭載しているため、契約書の管理コストの削減を実現。ペーパレス化によるコスト削減のみならず、業務効率化を可能にします。
月額費用:要お見積もり
無料体験版:-
その他のおすすめクラウド文書管理システム
文書管理システムのうちクラウドで利用できるおすすめツールを紹介します。
NI Collabo 360 - 株式会社NIコンサルティング
NI Collabo 360の大きな特徴はスマートデバイスに最適化され、PCでの操作も簡単になったレスポンシブルデザインです。どの端末でもストレスなく作業を行えます。
また社内SNS機能が付いているので、作業をしながらリアルタイムでコミュニケーションを取れます。そのため、リモート環境での仕事が多い職場に向いています。
月額費用:360円(最安プラン)〜※2
無料体験版:あり(30日間)※2
※1 出典:NIコンサルテイング「NI Cloud Service 価格表」(2022年10月27日閲覧)
※2 出典:NIコンサルテイング「NI Collabo 360」(2022年10月27日閲覧)
CLOUD CABINET - 寺田倉庫株式会社

CLOUD CABINETは、書類の倉庫保管とデータ保管を組み合わせ利用できる文書管理システムです。システム上で、保管書類の検索と電子化の有無を確認でき、電子化が必要な書類のみ、電子化依頼することでPDF化してくれます。
任意の書類のみ電子化できるため、電子化コストを抑えて書面契約を管理できます。契約書の更新日や書類の廃棄予定日を通知してくれる機能を搭載しています。
月額費用:要問い合わせ
無料体験版:-
楽々クラウド電子帳簿保存サービス by ClimberCloud - NTTファイナンス株式会社
- 電子請求書といった取引書類やスキャンデータ、PDFなどを一元管理
- ファイル保存時にタイムスタンプを自動押下し電子帳簿保存法に対応
- 書類データにコメントや捺印できる注記機能
楽々クラウド電子帳簿保存サービス by ClimberCloudは、電子帳簿や紙書類のスキャンデータなどに、タイムスタンプを自動付与して一元管理できるサービスです。JPGも保存でき、帳簿と書類を紐づけ管理可能です。
日付や金額等の複数条件と期間指定によるデータ検索ができ、保存期間が過ぎるとデータを自動削除してくれます。API連携に対応し、ワークフローで承認された請求書や販売システムの帳簿などを連携できます。
月額費用:900円(税抜)〜
無料体験版:-
TOKIUM電子帳簿保存 - 株式会社TOKIUM

- 1,000社以上※の導入実績
- 契約書や請求書など国税関係書類の保存に対応
- アカウント数やデータ容量による追加課金なし
TOKIUM電子帳簿保存は、紙や電子、メールなどで受領した取引書類を、形式問わず一元管理できるサービスです。取引書類の受領、代理取得から入力、原本保管まで委託できます。
専任のオペレーターが書類のスキャンを代行し、99.9%の精度でデータ化してくれます。関連書類は紐付け保管でき、範囲検索や組み合わせ検索が可能です。電子帳簿保存法とインボイス制度に対応しています。
※ボクシル掲載資料参照(2022年7月時点)
月額費用:10,000円〜
無料体験版:なし
EdiGate/POST - 大興電子通信株式会社

EdiGate/POSTは対社外向けのEDIシステムです。相手先の企業でも使いやすいよう極力シンプルに構成されたシステムが特徴です。だれでも簡単に利用できるので、顧客とのやりとりをスムーズに進められるメリットがあります。
納品書をはじめとする電子帳票機能も持ち合わせているので、ペーパーレス化にも役立ちます。
年額費用:要問い合わせ
無料体験版:要問い合わせ
NsxpresⅡ

NsxpresⅡはニーズに合った個別のアプリケーションサービスを提供します。社内だけでなく、取引先や関連会社・海外拠点との間で情報共有が可能な文書管理システムです。
郵送、FAX、Eメールなどによる非効率的でセキュリティの低いデータ配信が不要となり、メールに添付できない大容量データも配信できます。
月額費用:要お見積もり
無料体験版:無
Working Folderを利用すれば、受信したファックスを外出先で素早く確認可能。留守中に届いたファックスの確認が滞ることがなくなるので、効率的に対応できます。また、スマートフォンやタブレット端末からでも文書にアクセスができるため、リードタイムが短くなりビジネスチャンスを逃す心配がなくなります。
月額費用:3,500円〜 10ユーザー、10GBまで※1
無料体験版:あり(60日間)※2
※1 出典:富士フイルムビジネスイノベーション「価格」(2022年10月27日閲覧)
※2 出典:富士フイルムビジネスイノベーション「Working Folder®」(2022年10月27日閲覧)
ActiveAssets

ActiveAssets-LINK DataClasysは、ドラッグ&ドロップで大量のファイルを一括登録できたり、登録したファイルがサムネイルやリストだけでなく詳細表示や大画面プレビューで閲覧できたり、効率的に作業できる環境が整っている文書管理システムです。視覚的に操作しやすいため、直感的に操作したいユーザーに向いています。
月額費用:9,800円〜(税抜)(1ユーザー、1GBまで)※
無料体験版:なし
※出典:イーネットソリューションズ「料金」(2022年10月27日閲覧)
EIMANAGER

EIMANAGERは契約後すぐにサービス導入できる文書管理システム。システム導入時にサポートをしてくれるので、初めての方でも安心です。
セキュリティや探索機能はもちろん高機能ですが、なかでも効率よく作業を行うといった点に力を入れている印象を受けます。オンプレミスとクラウドどちらでも利用可能です。
月額費用:要問い合わせ
無料体験版:なし
GlobalDoc5は、運用規模に応じて幅広い利用環境に対応可能な文書管理システムです。
大量のオフィス文書や紙文書を効率的に一元管理できたり、承認機能や高度なセキュリティ設定により、内部統制を強化したり、目的に合わせて利用できます。
月額費用:要問い合わせ
無料体験版:なし
On Baseは、25年以上の歴史をほこる※クラウド型文書管理システム。
高度なセキュリティが確保されたデータセンターに加え、データ転送時の暗号化、基本装備の冗長性やデータ複製といった特性があります。権限が付与されたユーザーにのみ情報へのアクセス権が提供されるため、データを預ける際の安心感はピカイチです。
※出典:Hyland Software「On Base」(2022年10月27日閲覧)
無料導入できるフリープランのありの文書管理システムを比較
Confluence - アトラシアン株式会社
- 豊富なテンプレート
- 最大10ユーザーまで無料※1
- スマートフォンアプリあり
Confluenceは、カスタマイズ性の高い文書管理システムです。GoogleドライブやSlackを始め、業務に役立つ人気ツールと連携可能。より効率的に作業できる環境を整えられます。
さらに、リアルタイム共同編集できるため、スピーディな書類の作成が可能。もちろん、アクセス権限は柔軟に設定できるため、必要な方だけが閲覧や編集できるよう設定しておけば、トラブルの防止につながります。
月額費用:0円〜※2
無料体験版:あり※3
※1 出典:Atlassian「無料で入手する」(2022年10月27日閲覧)
※3 出典:Atlassian「プランと価格」(2022年10月27日閲覧)
Documal SaaS
- 25年にわたる運用実績※
- アクセス権限を柔軟に設定可能
- 1か月の無料トライアルあり※
Documal SaaSは、文書の作成から廃棄までのサイクルを自動化できる文書管理システム。あらかじめ書類の有効期限を決めておくことで、期限が切れた書類を自動廃棄できます。
また履歴書の作成および管理期間中に行われたすべての変更履歴を確認できるため、不正の予防や発見にも役立ちます。
月額費用:100,000円〜※
無料体験版:あり(1か月)※
※出典:富士通四国インフォテック「FUJITSU ビジネスアプリケーションDocumal SaaS」(2022年10月27日閲覧)
Knowledge
- 完全無料※
- Markdown形式に対応
- 自由にカスタマイズ可能
Knowledgeは、オープンソースで利用できる文書管理システム。自分たちで導入しなければならない手間がありますが、完全無料で使えるメリットがあります。また、必要な機能を自分たちで追加できるためカスタマイ性が高く、エンジニアリング技術の高い組織に向いています。
完全無料で使用できるシステムではありますが、文書検索や権限管理、コメント機能など必要な機能は網羅的に完備。モバイル対応もしているので、費用をかけずに文書管理システムを導入したいときに役立つツールです。
月額費用:0円※
無料体験版:なし
※出典:Knowledge「Knowledge」(2022年10月27日閲覧)
文書管理に利用できるクラウドサービス
J-MOTTOグループウェア - リスモン・ビジネス・ポータル株式会社
4000社※1の導入実績があるJ-MOTTOグループウェアは、規定集や契約書ひな形などの社内文書をデータで保管・共有できるシステムです。フォルダ・ファイルごとにアクセス権を設定できるため柔軟な情報管理が可能。
ドラッグ&ドロップによるフォルダ整理やファイルの一括アップロードにも対応しています。操作性が高いため、より効率的な文書管理を実現できるでしょう。
月額費用:3,300円(20ユーザー、200MBまで)※2
無料体験版:あり(最大3か月)※3
※1 出典:リスモン・ビジネス・ポータル「J-MOTTOをおすすめする3つのポイント」(2022年1月14日閲覧)
※2 出典:リスモン・ビジネス・ポータル「ご利用料金について」(2022年10月27日閲覧)
※3 出典:リスモン・ビジネス・ポータル「申し込み・無料お試しについて」(2022年10月27日閲覧)
- 大企業を中心に50万人以上が利用※
- ローコード開発のため現場中心にシステム導入可能
- データ紛失対策や災害時復旧に対応
SmartDBは、ワークフローとWebデータベース機能を備えた業務プラットフォームです。
大企業向けのサービスのため、大企業ならではの複雑な業務フローも簡略化できます。さらに、大きなリスクやコストを伴う改編も、柔軟な権限設定によって安全かつ低コストで実現可能。
文書を保管するデータベースはノンプログラミングで実装できるため、ユーザー部門主導で業務システムの内製化を推進できます。
※出典:ドリーム・アーツ「公式サイト」(2022年10月27日閲覧)
Fleekdrive - 株式会社Fleekdrive
Fleekdriveはドラッグ&ドロップでかんたんにファイルの保管・共有ができる文書管理システムです。ファイル数・ファイル量ともに無制限なため、ファイル料が多い組織に向いています。また、古いファイルは自動で処理されるため手間いらず。社外スタッフとの共同作業やファイル配信も安全に行えます。
月額費用:500円〜/1ユーザー(10GB)※
無料体験版:あり(30日間)※
※出典:Fleekdrive「料金プラン」(2022年10月27日閲覧)
X-point Cloud - 株式会社エイトレッド
- フォーマットを変えずに紙文書を電子化
- 稟議や承認の進捗が一目瞭然
- ペーパーレス化でコスト削減
X-point Cloudは、ワークフローシステム導入実績3,500社以上※1のエイトレッドが開発した、クラウド型ワークフローシステムです。現在使用している紙の帳票フォーマットを変えずに運用できるので、移行や切り替えの負担を軽減できます。また、稟議書を電子化することで、現状の承認申請状況を簡単に把握できるので、承認スピードの向上も期待できます。さらに、回付中の書類紛失を防げるうえ、検索性も上がります。
月額費用:500円×ユーザー数(税抜)※2
無料体験版:あり(30日間)※3
※1 出典:エイトレッド「事例・導入実績」(2022年10月27日閲覧)
※2 出典:エイトレッド「X-point Cloudの費用」(2022年10月27日閲覧)
※3 出典:エイトレッド「X-point Cloudを無料で試す(無料トライアルお申し込み)」(2022年10月27日閲覧)
セキュアSAMBA pro - スターティアレイズ株式会社
- 外部への情報漏えいを徹底的に遮断
- CDM ポリシーの設定・適用
- 対象アプリケーションを制御
セキュアSAMBA proは、CDMを採用している文書管理システム。Office ファイル、PDF、Auto CAD ファイルなどを強制的に管理下のファイルサーバーに収集して運用することで、高いセキュリティを実現しています。
ファイルを強制的にファイルサーバーへ移動させるため、管理の運用負担が少なくなります。
月額費用:要問い合わせ
無料体験版:要問い合わせ
デジサインTab

デジサインTabは、電子カタログ(MCM)、ペーパーレス会議、デジタルサイネージ、これら3つの機能を兼ね揃えたマルチデバイスアプリ。
ワンタッチで機能を切り替えられるためストレスなく操作できます。また、各ファイルのセキュリティも万全なので、安心して利用できます。
月額費用:2,000円〜※
無料体験版:なし
※ 出典:サイバーステーション「デジサイン®Tab 」(2022年10月27日閲覧)
OfficeView

Office Viewは「シンプルで統一的な操作」と「部署を基軸としたアクセス権限」をコンセプトにした情報共有ツールです。
ドキュメント管理に必要な機能を「パーツ」として揃え、これらの「パーツ」を直感的に操作することで文書を管理します。必要なパーツだけを購入すれば良いため、文書管理システムの導入に伴うコストを削減できます。
スケジュール管理、会議室や備品などの施設予約の機能もあるので、他のクラウドサービスの導入を考えている方は必見です。
年額費用:要問い合わせ
無料体験版:要問い合わせ
「BOXIL SaaS AWARD Spring 2023」の受賞サービス
「BOXIL SaaS AWARD(ボクシル サース アワード)」は、SaaS比較サイト「BOXIL SaaS」が毎年3月4日を「SaaSの日(サースの日)」と定め、優れたSaaSを審査、選考、表彰するイベントです。
今回の「BOXIL SaaS AWARD Spring 2023」は、2022年1月1日から2022年12月31日までの1年間で新たに投稿された口コミ約14,000件を審査対象としており、計265サービスに、ユーザーから支持されるサービスの証としてバッジを付与しました。
文書管理システムは自社に合ったものを
文書管理システムの導入によって、コスト削減や業務効率化を実現できます。選定の際に大切なのは、下記6つのポイントを吟味すること。
- 必要な機能があるか
- セキュリティ
- オンプレミスかクラウドか
- トータルコスト
- 法令や制度への対応
- 使いやすさ
目的に合ったサービスを選べれば、これまで時間がかかっていた作業を短時間で終わらせたり、トラブルを防止できたり、費用以上のメリットが得られるはずです。
文書管理システムについてより深く検討したい人は、サービス資料を請求し比較するとよいでしょう。
無料のサービスもあるため、興味のある方は参考にしてみてください。

BOXILとは
BOXIL(ボクシル)は企業のDXを支援する法人向けプラットフォームです。SaaS比較サイト「BOXIL SaaS」、ビジネスメディア「BOXIL Magazine」、YouTubeチャンネル「BOXIL CHANNEL」、Q&Aサイト「BOXIL SaaS質問箱」を通じて、ビジネスに役立つ情報を発信しています。
BOXIL会員(無料)になると次の特典が受け取れます。
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- 「SaaS業界レポート」や「選び方ガイド」がダウンロードできる!
- 約800種類のビジネステンプレートが自由に使える!
BOXIL SaaSでは、SaaSやクラウドサービスの口コミを募集しています。あなたの体験が、サービス品質向上や、これから導入検討する企業の参考情報として役立ちます。
BOXIL SaaS質問箱は、SaaS選定や業務課題に関する質問に、SaaSベンダーやITコンサルタントなどの専門家が回答するQ&Aサイトです。質問はすべて匿名、完全無料で利用いただけます。
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