Microsoft Teams vs LINE WORKS | 注目ビジネスチャットツール、機能・価格比較表
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LINEやMessengerなど、気軽なコミュニケーション手段として広く使われているチャットツールを、法人向けにセキュリティや管理面を強化したものが「ビジネスチャット」です。
チャットルームでは、グループやプロジェクトごとに気軽に会話できます。メールや電話などに比べ、個人対複数の企業内コミュニケーションを円滑に、かつスピーディーに行えます。その結果、アイデアを共有がはかどり、ナレッジの蓄積や事業の活性化も期待できます。
数あるチャットツールの中でも人気のある「Microsoft Teams」と「LINE WORKS」の料金や機能、特徴を比較します。
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Microsoft TeamsとLINE WORKSの基本情報
カジュアルな使い勝手をビジネスに昇華させたといえる「LINE WORKS」に対し、すでにあったビジネスでのコミュニケーションを円滑にさせた「Microsoft Teams」。その考え方の差は、双方の企業の成り立ちが大きく影響しているといえるでしょう。
Microsoft TeamsとLINE WORKSはどんな企業が提供しており、どんなサービスなのかを簡単に比較・解説していきます。
Microsoft Teamsとは
マイクロソフトコーポレーションは、世界でもっとも利用されているOS「Windows」の開発を行っているほか、古くからMicrosoft Officeなどのビジネスアプリケーションもリリースしている企業です。近年ではAzureなどのクラウドプラットフォームにも注力しつつ、Office 365による統合的なビジネスソリューション戦略を展開しています。
「Microsoft Teams」は、その戦略を一歩推し進め、Office 365とのシームレスな連携によって、ビジネスコミュニケーションをさらに円滑にするチャットツールとして、2016年11月よりサービスを開始しました。
Skype for Business Onlineを統合した、Microsoft Teamsの豊富なコミュニケーション機能は、すべての法人向けOffice 365ユーザーに無償提供されるほか、 サブスクリプション(利用期間に対して課金をする料金形態)での利用も可能です。
LINE WORKSとは
LINE WORKSとは、LINEとつながる唯一のビジネスコミュニケーションツールとして開発されたサービスです。LINE WORKSの提供会社であるLINE WORKS株式会社は、日本国民の2人に1人、すなわち8,600万人がダウンロードしたといわれる「LINE」の兄弟会社として設立されました。
同社はもともとはLINEのような使い勝手で人気を得ていた「Works Mobile」というビジネスチャットツールを提供していましたが、LINE社と資本関係を結ぶことにより、さらにその性格を強化しました。APIによる連携機能やインテグレーターとの提携活発を通じ、その存在感を増してきています。
Microsoft TeamsとLINE WORKS 比較表
Microsoft TeamsとLINE WORKSを、比較表を使って機能を見ていきましょう。
Microsoft Teamsは、Office 365と連携できます。他方、LINE WORKSはビジネスコミュニケーションに特化しながらもカジュアルに使えるのが特長です。それぞれに強みがあるといえるでしょう。
Microsoft TeamsとLINE WORKS 機能比較表
ビジネスチャットツールとしての強みは異なりますが、機能面を比較していくと両者ともに最低限の機能を備えているといえます。
LINE WORKSはMicrosoft Teamsに先行してサービスが提供されたため、メッセージの既読・未読をはじめ細かな機能を備えています。一方で、Microsoft TeamsではGmailユーザーなどOffice 365を利用していないユーザーとのコミュニケーションも可能となっています。
Microsoft Teams | LINE WORKS | |
---|---|---|
タスク機能 | ○ | ○ |
社外コミュニケーション | ○ | ○ |
メール連携 | ○ | ○ |
ファイル添付 | ○ | ○ |
既読・未読 | ○ | ○ |
検索 | ○ | ○ |
メンション | ○ | ○ |
それぞれの連携サービスを紹介します。
Microsoft Teamsの連携サービス
Microsoft Teamsは、プロジェクト管理ツールの「Asana」や電子契約システムの「Adobe Acrobat Sign」などと連携できます。
LINE WORKSの連携サービス
LINE WORKSは、勤怠管理システムの「KING OF TIME」や「Joboco (Kintone連携)」などと連携できます。
Microsoft TeamsとLINE WORKS 価格比較表
価格面を比較すると、両者ともにコストパフォーマンスの高さが特長です。
Microsoft Teamsは、一見割高に見えますが、540円〜でOneDriveやSkype、Office365の基本機能も併用できます。ビジネスチャットツール単体ではLINE WORKS、他ソフトとの併用ではTeamsを利用すると価格的にお得です。
Microsoft Teams | LINE WORKS | |
---|---|---|
主なサービス内容 | ビジネスチャット他、オンラインストレージや通話機能つき | ビジネスチャット、通話、未読・既読機能他 |
初期費用 | - | - |
利用料 | - | - |
月額/ユーザー | 540円〜(年間契約時) | 300円〜 |
無料トライアル | ○ | ○ |
無料プラン | × | ○ |
Microsoft TeamsとLINE WORKSの特長
機能・価格面での比較でも、いくつかの特長を挙げてみましたが、さらに掘り下げ、両者における「共通の特長」と「独自の特長」を詳しく解説します。
Microsoft TeamsとLINE WORKSに共通する特長
Microsoft Teams、LINE WORKSともに、機能面では大差ないことは解説しましたが、今一度、共通している特長を挙げてみましょう。
- タスク機能
- メール連携
- ファイル添付
- 検索
- メンション
Microsoft Teamsの特長・違い
Microsoft Teamsは、Office 365を利用する企業が、チームワークを向上できるように開発されました。
月額540円からのBusiness Essentialsから利用可能です。Business、Business Puremiumであればデスクトップ版のOfficeも付属され、ローカル環境でも利用できます。これらはMicrosoftのサイトにて購入できます。
Windows PCもしくはMacの5デバイス、スマートフォンの5デバイス、タブレットの5デバイス、1ライセンスで計15台までのデバイスにインストールできます。
Office 365のアカウントで利用可能
デスクトップ版のOffice 365が付属しない、クラウド版のBusiness Essentialsでも「クラウド版Officeが利用可能」です。つまり、すでに法人向けのOffice 365を活用していれば、無料でTeamsを使えます。
プランによっては、Skype for Business Onlineとの組み合わせで「HD画面での大規模会議」や、強固なセキュリティ環境も実現できます。ただし、家庭版Office 365ではTeamsを利用できないので注意が必要です。
Officeをはじめ多数アプリと連携
すでに解説したように、Microsoft Teamsは「Office 365の各機能をつなげて」います。そのため、Officeの各アプリとスムーズな連携が可能です。SharePointやOneDriveも統合されていますが、それだけではありません。
Microsoft Teamsには、ワークスペースを拡張する、開発者用プラットフォームがあります。これにより、独自のボットを組み込んだ業務自動化、200以上のクラウドサービス連携などが可能です。
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LINE WORKSの特長・違い
LINE WORKSは、すべての機能をアプリひとつで手軽に扱えるビジネスチャットツールです。
多数の利用者をもつLINEとの連携がLINE WORKSのアドバンテージです。通常のLINEユーザーとも情報のやり取りが可能なので、汎用性が最大の魅力といえるでしょう。
メッセンジャー、メール、カレンダー共有、資料の共有、掲示板などが企業内のアドレス帳と連動、共有することでチームの連携力も高まります。
LINEと同じインターフェース
おなじみのLINEスタンプを送れる以外にも便利なことはあります。だれもが利用しているツールだからこそ、外出先や会議の合間などの空き時間に、すばやくチームとコミュニケーションを取レます。メッセージ、無料通話、ビデオ通話、メール、会議招待なども思いのままにできます。
セキュリティ国際認証取得
デバイスの紛失の際、遠隔でデバイスのデータを削除、一定以上ログインに失敗するとアカウントをロック、マルウェアを防ぐ添付ファイル制限機能搭載など、セキュリティー面は万全といえます。
セキュリティ国際認証を取得したデータセンターを活用しており、時間と場所を問わないアクセスであっても、データが安全に管理されています。
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Microsoft TeamsとLINE WORKSの使い分け
どちらもさまざまなメリットがあるMicrosoft TeamsとLINE WORKS。どちらを使うべきでしょうか。
難しいところですが、基本的にはどちらも使えるようにしておいた方がよいでしょう。Microsoft Teamsはほとんどの企業で使われているOffice製品との連携ができるため、ビジネス上のやり取りでは必須のツールといえます。LINE WORKSの強みは、国内利用者の多さなので、国内をビジネス市場としている企業は、同様に導入を検討しておいた方がよいでしょう。
導入の際には、取引先がどちらを使っているか調べてみて、メインのツールを決める方法もおすすめです。
Microsoft TeamsとLINE WORKSの評判・口コミを比較
Microsoft TeamsとLINE WORKSの評判・口コミをそれぞれ紹介します。
Microsoft Teamsの評判・口コミ
LINE WORKSの評判・口コミ
連携豊富なMicrosoft TeamsとカジュアルなLINE WORKS
LINE WORKSは2015年、Microsoft Teamsは2017年と、それぞれにリリースからそれほど時間が経っていません。そのため、両者ともに新機能の追加が活発に行われ、今後もより使いやすく進化していくでしょう。
まとめると「200以上の豊富なアプリや、Officeとの強力な連携が魅力のTeams」「カジュアルで汎用性が高く、軽快なコミュニケーションが魅力のLINE WORKS」といえます。
どちらを選択しても、機能的に見劣りするようなことはありません。自社の業務内容に照らし合わせ、最適なツールの選択ができるよう、十分な吟味をおすすめします。
Microsoft Teams・LINE WORKS以外のおすすめツール
Microsoft TeamsやLINE WORKSを含む、おすすめのチャットツールをまとめて比較したい方は次の比較表をご覧ください。さらに詳しく比較したい方は、各サービスの料金や機能、特徴がまとまった一括資料請求がおすすめです。
その他のチャットツールや社内SNS、社内コミュニケーションツールについてはこちらで解説・紹介しています。ぜひご参照ください。
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