広告効果測定ツールおすすめ比較13選!選び方やメリット
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- 広告効果測定ツールとは?
- 広告効果測定ツールとアクセス解析ツールの違い
- 広告効果測定ツールでできること
- 広告効果測定ツールの選び方
- 広告効果測定ツールの導入目的を確認する
- 広告効果測定ツールの機能を確認する
- 広告効果測定ツールを導入する際の注意点を確認する
- 広告効果測定ツールの料金・価格相場を確認する
- Web広告向けの広告効果測定ツール6選
- CATS
- AD EBiS
- ADGoCoo
- Hubspot Marketing Hub
- WebAntenna
- コールトラッカー
- テレビCM向けの広告効果測定ツール3選
- MAGELLAN
- Madison
- ノバセル アナリティクス
- 屋外広告向けの広告効果測定ツール2選
- AdVice
- OOH-ATLAS
- アンケートを活用した広告効果測定ツール2選
- Freeasy
- GMO Ask
- 広告効果測定ツールで根拠のある広告運用を実現しよう
- BOXILとは
広告効果測定ツールとは?
広告効果測定ツールとは、広告効果に特化して運用結果を計測・分析するためのツールです。定量的に成果を測定しやすいWeb広告だけではなく、テレビCMや屋外看板のような効果測定の難しいプロモーションに関しても、施策の相乗効果や間接効果のデータを分析できるツールも存在します。
プロモーションに多額の費用が必要なBtoC系のビジネスでは、広告のコストパフォーマンスが事業の成否に大きく関わります。そして、根拠に基づいて広告の運用改善を実施するためには、広告効果測定ツールの導入が欠かせません。
広告効果測定ツールを活用すれば、広告の一元管理やユーザーが注文に至るまでの行動分析ができるだけでなく、利益への貢献度合いといったデータについてもシステムを通じて迅速に確認できます。
広告効果測定ツールとアクセス解析ツールの違い
広告効果測定ツールとアクセス解析ツールの違いは、カバーしている業務領域の違いです。どちらも広告管理やユーザーの行動分析で活用するといった点では同じですが、広告効果測定ツールの方がカバーしている業務領域は多い傾向です。
アクセス解析ツールを使えばWebサイトにアクセスしたユーザーの行動を数値で定量的に分析できます。広告効果測定ツールにはテレビCMや屋外広告、電話、アンケート調査といった、アクセス解析ツールがカバーしていない媒体の測定も可能です。
よって、広告効果測定ツールの方が幅広いプロモーションの成果を定量的に分析でき、自社が行っているマーケティング成果の全体像を理解しやすい傾向にあります。
広告効果測定ツールでできること
広告効果測定ツールで主にできることは、以下のとおりです。
- 広告の効果を定量的に分析できる
- 分析結果をもとに適切な予算配分を考案できる
- 制作予定のクリエイティブに関する施策の検討をサポートできる
利用するユーザー側のメリットとしては、定量的な根拠に基づいたマーケティング施策の実現ができること、プロモーションの分析に必要な工数や時間の削減といった効果があげられます。
広告測定ツールによって機能が違うだけではなく、分析対象としているメディアも異なるので目的に合ったツール選びが必要です。
広告効果測定ツールの選び方
広告効果測定ツールを選ぶ際は、次の流れで確認しましょう。
- 広告効果測定ツールの導入目的を確認する
- 広告効果測定ツールの機能を確認する
- 広告効果測定ツールを導入する際の注意点を確認する
- 広告効果測定ツールの料金・価格相場を確認する
広告効果測定ツールの導入目的を確認する
広告効果測定ツールの導入を検討する際は、まず導入目的を明確にしましょう。主な導入目的は次のとおりです。
導入目的 | 詳細 |
---|---|
Web広告の効果を分析したい | Web広告の効果分析に特化した広告効果測定ツールがおすすめ |
屋外広告の広告効果を分析したい | OOH特化型の効果測定ツールがおすすめ |
テレビCMの効果を分析したい | テレビCMの広告効果分析に必要な機能の搭載されているシステムがおすすめ |
消費者の意識を定性的に分析したい | アンケートモニターを対象にしたアンケート実施ツールがおすすめ |
広告効果測定ツールの機能を確認する
機能 | 詳細 |
---|---|
広告一元管理機能 | 出稿している広告を一元的に管理、効果を表示する機能 |
レポート機能 | 広告の効果について決められたフォーマットでレポーティングする機能 |
アトリビューション分析機能 | 直接のコンバージョンだけではなく、広告の間接効果について分析できる機能 |
カスタマージャーニー分析機能 | 広告データをもとにカスタマージャーニーを可視化して、マーケティングの勝ち筋を探索できる機能 |
広告効果測定ツールを導入する際の注意点を確認する
広告効果測定ツールを導入する際、失敗しないために次の項目も確認しておきましょう。
確認事項 | 詳細 |
---|---|
対象としている広告媒体の確認 | Web広告・テレビCM・OOHなど、ツールによって対象としている広告媒体が異なるので、調査したい媒体が含まれているかを確認する必要があります。 |
データをもとにプロモーションを改善できそうか | 広告効果測定ツールはあくまでも広告効果を測定するために使用します。そのデータを使ってプロモーション改善のオペレーションをするのは導入企業側なので、プロモーションをどのように改善するか、そのためにどういった機能が必要かをあらかじめ想定しておくといいでしょう。 |
費用対効果 | 広告費用が少ない場合は、広告効果測定ツールを使用しても分析対象が少ないので効果が出にくく、かえってコストがアップするだけといった事態も想定されます。測定のための費用として見合うのかを検討する必要があります。 |
広告効果測定ツールの料金・価格相場を確認する
広告効果測定ツールについて、GoogleアナリティクスのようにWeb広告の効果測定ツールには無料のツールも存在します。ただし有料のツールであれば、月額数千円から5万円程度の価格を目安に考えるべきです。
テレビCMや屋外広告の効果測定ツールはプロモーションの規模によっても費用が異なるので、サービス提供会社に個別に見積もりを取る必要があります。サービスによっては初期費用が発生するケースもあるため注意しましょう。
アンケート型のツールは、1問1回答につき最安値で10円程度を目安にして考えてください。
Web広告向けの広告効果測定ツール6選
CATS - CATS株式会社
- Web広告のクリック数や流入経由ごとのCVを一元管理
- 媒体との直接連携によりリアルタイムに成果を確認可能
- アトリビューションの測定にも対応
CATSは、初期費用無料、広告登録数無制限で利用できる広告効果測定ツールです。直接CVや間接CV、自然検索CVを測定できるほか、CVに至るまでに経由した広告を閲覧するアトリビュージョン計測機能も備えています。
最新のITP対策に対応し、正確なCV計測が可能です。専属CSによるサポートを受けられるため、初期設定や高難易度の外部システムとの連携なども個別に支援してもらえます。
AD EBiS
- 個々の流入施策、売上の関係を「見える化」
- 最新の計測方式で流入施策の成果を正確に把握できる
- 流入施策の進捗状況をいつでも見たいときに閲覧可能
AD EBiSは、1st Party Cookieプログラムを活用して正確に効果測定ができる広告効果測定ツールです。最短30分でデータを反映できるため、ほぼリアルタイムで広告の成果が分析できます。ユーザー軸で接触経路を1クリック1画面で可視化できるので顧客理解も促進されます。MAツール・CRMやカート、社内システムとアドエビスの情報をユーザーIDなどの共通キーで紐付けられるので、どの広告施策が成果を出しているのかも分析可能です。
ADGoCoo
- 月々5,000円の定額制
- Web広告もSEOもSNSも一括で効果測定
- 広告の間接効果まで分析可能
ADGoCooは、月額5,000円ですべての機能が使用できる広告効果測定ツールです。Web広告効果の一元管理、間接効果の測定を主軸にシンプルに機能をまとめているため安価に利用できます。月額料金の5,000円以外は、初期費用も従量課金も発生しません。設計もシンプルで難解な操作が必要なく、悩みがちなアトリビューション(間接効果)分析もワンクリックで集計可能です。アナリティクスではわからない、成約増加の必須データを自動取得して分析できるので、間接広告施策についてもチェックできます。
Hubspot Marketing Hub
- 広告効果だけでなくマーケティングに必要な機能をすべて集約
- 憶測を排除して実用的なデータを取得して意志決定ができる
- 1,500種類を超えるサードパーティー製アプリと連携可能
Hubspot Marketing Hubは、マーケティングに必要な機能を一つのシステムに集約させたツールです。広告効果の測定はもちろん、Webフォーム作成やチャット、コンタクト管理、MAといったマーケティングに必要な機能が集約されています。組み込み型のアナリティクスにより、プロモーション施策の効果もダッシュボードで一元的に管理可能です。単純な広告の効果だけではなくカスタマージャーニーに関する分析も可能なので、より精度の高い顧客アプローチを可能にします。
WebAntenna
- アトリビューション分析で認知広告の成果への貢献度を分析
- カスタマージャーニー分析で勝ちパターンを見つけられる
- 初期費用無料、月額20,000円から
WebAntennaは、バナーやリスティング、SNSなど複数の広告媒体ごとの成果比較を容易にする広告効果測定ツールです。まとめて管理できるので面倒なデータ集計は必要ありません。アトリビューションやカスタマージャーニーの分析にも活用できるので、効果を一元的に管理・分析できるだけではなく、自社のマーケティングの勝ちパターンを分析できます。結果として広告予算配分の最適化、クリエイティブの調整を定量的な根拠に基づいて行えるようになります。
コールトラッカー
- 広告からの電話反響を測定
- Googleアナリティクス連携でWebとオフラインの反響を統合的に可視化
- 通話内容をテキスト化し通話内容や会話の振り返りに
コールトラッカーは、広告からの電話反響を測定するためのツールです。広告効果測定だけではなくIVRやSMS送信、コールキューイングといったコールセンター業務のために必要な機能も搭載されています。また、通話データはテキスト化され、CRMやアナリティクスと連携できるのでマーケティングに必要なデータも蓄積できます。専用サポートセンターが24時間365日稼働しているので、システムについて不明な点があった際にもすぐサポートを受けられます。
テレビCM向けの広告効果測定ツール3選
MAGELLAN
- あらゆるマーケティング活動の売上への影響を測定できる
- 相乗効果や間接効果も把握できる
- 予算シミュレーション機能で広告予算配分を最適化
MAGELLANは、あらゆるマーケティング施策の売上に対する影響を分析できる広告効果測定ツールです。Web広告に限らず、テレビCMや交通広告などのオフライン系の広告施策をの効果を測定可能です。たま、ブランドやトレンド、競合の影響といったプロモーション以外の要素が売上に与える影響も分析できます。効果測定だけではなく広告予算のシミュレーション機能も搭載しているので、具体的な予算組みまで役立つツールです。
Madison
- エリアごとのCMの効果測定ができる広告効果測定ツール
- 競合のエリア戦略分析に活用できる機能も搭載
- CMオンエアの翌日には反響が分析できる
Madisonは、テレビCMの効果を分析できる広告効果測定ツールです。全国のエリア別のCM出稿状況と、売上データやオウンドメディアへのアクセスデータを連携してテレビCMの効果分析を実施します。CM出稿量はすべてGRPやTRPで表示可能なので、アクチュアル数値でPDCAが回せます。競合データの分析ができる機能も搭載されており、過去3年以上の全国のテレビCMデータを揃えているので現在だけではなく経年変化も分析可能です。1週間の無料トライアル期間を設定しているため、実際の使用感を試してから導入できます。
ノバセル アナリティクス
- テレビCMの効果を番組別・クリエイティブ別にリアルタイムで可視化
- サイト来訪者数やコンバージョン数の詳細な分析が可能
- 広告効果に関する情報収集・分析にかかる時間を大幅削減
ノバセル アナリティクスは、テレビCMの広告効果分析に特化したツールです。放映直後からリアルタイムに番組一本単位での効果測定が可能で、クリエイティブごとや番組枠ごと、エリアごとでの効果分析が実施可能です。小売・金融・不動産・Webサービス・エンタメ・通信・メディアなど、さまざまな業界・業種に導入実績があるサービスです。
屋外広告向けの広告効果測定ツール2選
AdVice
- OOHマーケティングの実施と効果測定を簡単に
- 複雑な注文を簡略化して発注
- マージンを挟まないので費用対効果の高い広告掲載が可能
AdViceは、OOHと呼ばれる野点看板や電車のつり革広告のような屋外広告に特化した広告効果測定ツールです。屋外広告の広告効果を分析するだけではなく、広告の発注もAdVice上で実施できます。
OOH-ATLAS
- GPS位置情報データを活用したOOH特化型GIS
- 期間、場所短家分析データを指定できる
- OOHのリーチ数、ユーザーフリークエンシー、リピーター率がわかる
OOH-ATLASは、屋外広告の分析に特化した広告効果測定ツールです。スマートフォンから取得したGPS位置情報をもとに人流を可視化して、屋外広告のデータと紐づけて広告の費用対効果を分析します。OOHのリーチ数やユーザーフリークエンシー、リピーター率といった細かいデータまで測定可能です。消費者のデモグラフィック分析も可能で、スマートフォンアプリのデータをもとに性別・推定居住地・勤務者なのかなどの定性的なデータも推測できます。
アンケートを活用した広告効果測定ツール2選
Freeasy
- 低コスト、スピーディーに活用できるセルフ型アンケートツール
- 特許取得済みの独自AIが調査モニターをクリーニング
- 1,300万人超のアンケートモニターからアンケートを収集
Freeasyは、低コストでスピーディーに情報収集ができるセルフ型アンケートツールです。一般的な広告効果測定ツールで測定できない定性的な消費者の意見や、プロモーション後の認知度の変化などの効果を分析するのに適したツールです。アンケートツールとしては運用費用が安く、アンケート回収数50人分、回答数1問までならば500円で回答を収集できます。筑波大学の教授が監修した特許取得済みの独自AIが調査モニターを使用して、クリーニングしたうえで情報収集が可能です。
GMO Ask
- 完全DIY型のアンケートプラットフォーム
- 約2,500名のアンケートモニターを対象に調査できる
- 専任担当によるアンケート設問チェックが受けられる
GMO Askは完全DIY型アンケートプラットフォームで、豊富な設問テンプレートをもとに自社だけのアンケート調査が実施できます。約2,500万人のモニターが登録しているため、大規模調査やニッチな属性のユーザーを対象にしたアンケート調査にも対応可能です。初期費用・月額利用料なしで利用できるうえに、1問1回答につき10円で回答を収集できるシンプルな料金体系で、クレジットカード決済ですぐに調査を開始できます。アンケート調査の経験が薄く不安なユーザーに対しては、アンケート調査経験豊富な専任スタッフがサポート・事前チェックしてくれます。
広告効果測定ツールで根拠のある広告運用を実現しよう
広告効果測定ツールには広告効果の定量的な理解、プロモーション精度の向上といったメリットがあり、マーケティングに力で事業拡大を狙う企業におすすめのサービスです。選定の際は次のポイントに注意して選ぶのをおすすめします。
- 測定したいプロモーションが効果測定の対象に含まれているか
- 測定結果はプロモーションの改善に活かせるのか
- 効果測定に必要なコストは許容できる範囲か
広告効果測定ツールについてより深く検討したい方は、サービス資料を請求し比較するとよいでしょう。
BOXILとは
BOXIL(ボクシル)は企業のDXを支援する法人向けプラットフォームです。SaaS比較サイト「BOXIL SaaS」、ビジネスメディア「BOXIL Magazine」、YouTubeチャンネル「BOXIL CHANNEL」を通じて、ビジネスに役立つ情報を発信しています。
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