【2024年最新】おすすめクラウドCMS・Web制作ツール比較7選|導入メリット・選び方!
日々の業務の中で、このような課題を感じていませんか?
- Webサイトの更新に時間がかかっている
- サイト作成・更新費用がかさんでいる
- SEO対策・スマホ最適化ができていない
これらの課題をお持ちの方は、CMS・Web制作ツールの活用がおすすめです。
「SaaS導入推進者が選ぶサイト第1位」のボクシルが、おすすめCMS・Web制作ツール7選を厳選しました。各サービスの詳しい資料は下記ボタンから無料でダウンロードできます。CMS・Web制作ツールが気になる方はぜひご活用ください。
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CMSとは
CMSとは、Contents Management Systemの略で、コンテンツ管理システムのことを指します。HTMLやCSSなどのコーディングに関する知識を必要とせず、Webページを更新できるシステムのことです。
最近ではサイト自体を立ち上げるWeb制作ツールとしての機能もあり、Webページの立ち上げから運営までひとつのサービスで完結できます。
CMSの種類
CMSには、次の3種類があります。それぞれ異なる特徴があり、どのようなサイトを運用するかで選定する製品が異なるため、まずは種類ごとの特徴を理解しておくとよいでしょう。
- クラウド型
- オープンソース型
- パッケージ型
クラウド型
ベンダーが運用するサーバーで稼働するサービスをインターネット経由で利用するタイプのCMSです。インターネット環境さえあれば、場所や時間を問わず利用可能です。
クラウド型のCMSは、ベンダーが管理しているシステムを利用するため、オープンソース型やパッケージ型とは異なり、自社でサーバーやソフトウェアを用意する必要がありません。
また、Webデザインのテンプレートや独自ドメインがセットで提供されている場合には、サーバー・ドメイン契約やCMSのインストール作業も必要なく、スピーディーに運用を開始できます。初期費用が無料ではじめられるものもあり、低コストで簡単にWebサイトの構築から運用まで行えるため、スモールスタートでWebサイトの運営をはじめたい企業に適しています。
オープンソース型
オープンソース型は、ソースコードが開示されており、商用・非商用を問わず利用できるCMSです。
WordPressのように無償配布されているものが多く、利用にあたり初期費用や月額費用は発生しません。また、ユーザー側で、サイトの用途に応じて自由にカスタマイズが可能なことも特徴です。
社内でサイトの構築が可能な場合には、無料での利用もできます。ただし、利用には設定が必要なため、社内にエンジニアがいなければ、外部委託費といったコストがかかる点に注意が必要です。また、基本的にサポートは受けられないため、プラグインを追加するといったセキュリティ対策が必須になります。
そのため、オープンソース型は、社内にエンジニアがいて、自由度の高いCMSを利用したい場合の導入に適しています。
パッケージ型
パッケージ型のCMSは、ライセンスを購入し、ベンダーが開発したシステムを社内のサーバーにインストールして使用するタイプのシステムです。
導入にあたり、初期費用やライセンス料がかかり、サーバーの構築やレンタルサーバーの契約が必要になります。ただし、法人向けのサイト運用に必要な機能がひととおりパッケージ化されているため、オープンソース型よりも利用しやすいことが特徴です。
また、導入から運用まで、ベンダーからサポートを受けられるため、ベンダーから手厚いサポートを受けながら運用したい場合の利用に適しています。
CMSの選び方
CMSを選ぶ際は、次の流れで確認しましょう。
- CMSの導入目的を確認する
- CMSの機能を確認する
- CMSを導入する際の注意点を確認する
- CMSの料金・価格相場を確認する
CMSの導入目的を確認する
CMSの導入を検討する際は、まず導入目的を明確にしましょう。主な導入目的は次のとおりです。
導入目的 | 詳細 |
---|---|
Webサイトの集客を増やしたい | ブログ機能やSEO対策、広告連携など手軽に構築できるCMSがおすすめ |
効率よくマーケティング施策を行いたい | 解析機能・メルマガ配信機能など、マーケティング機能があるCMSがおすすめ |
CMSの機能を確認する
CMSでできること、利用できる機能は次のとおりです。上記の導入目的・課題をどのように解決できるか記載しているため、必要な機能を洗い出しましょう。
【基本的な機能】
機能 | 詳細 |
---|---|
コンテンツ管理機能 | テキストや画像、動画、その他ファイルを管理する機能 |
見たまま編集・更新機能 | Webサイトの編集や更新をHTMLやCSSを使わずに文字や画像のレイアウトの見え方を確認しながら行える機能 |
テンプレート機能 | コンテンツを増やす場合にサイトのデザインを踏襲したテンプレートが使える機能 |
ブログ機能 | Webサイト内にブログを開設できる機能 |
サイトマップ機能 | ページの追記・削除があった際に自動的にサイトマップが更新される機能 |
SEO機能 | SEOに必要なタグを編集画面で簡単に設定できる機能 |
検索機能 | サイト内を検索できる機能 |
レスポンシブ対応機能 | 一つのコンテンツをデバイスに応じて自動的に最適化して表示できる機能 |
SNS連携 | Webサイト上のコンテンツをSNSで拡散してもらうためのボタンや記事を更新すると自動的にSNSで投稿される機能 |
RSS配信 | Webサイトの更新情報を自動的に周知する機能 |
【特定の課題・用途・業界に特化した機能】
機能 | 詳細 |
---|---|
アクセス解析機能 | Webサイト全体のアクセス解析が把握できる機能 |
ABテスト機能 | Webサイト内のデザインやコピーのABテストが行える機能 |
ショッピングカート・決済機能 | ECショップの構築運営がスムーズにできるシステムや決済ができる機能 |
フォーム作成・管理機能 | 会員登録やフォーム入力ページを作成できる機能 |
会員ページ機能 | 会員登録後に個人ページを設けられる機能 |
データベース機能 | 商品情報を入力したCSVをアップロードして反映できる機能 |
Webサイトへの集客を強化したい場合はSEO機能やブログ機能があるもの、マーケティング施策を効果的に行いたい場合にはアクセス解析機能やABテスト機能があるCMSがおすすめです。
CMSを導入する際の注意点を確認する
CMSを導入する際、失敗しないために次の項目も確認しておきましょう。
確認事項 | 詳細 |
---|---|
サポート体制 | 導入や構築時に不明点やトラブルが発生した際にサポートが受けられるかどうかを確認しておくと安心です。 |
セキュリティ | 多くの情報が入るシステムのため、セキュリティ対策についても確認しておきましょう。 |
外部ツール連携 | 自社で叶えたいことを実現するために外部ツールとの連携ができるかどうかを事前に確認しておくと安心です。 |
カスタマイズの範囲 | 機能やデザイン面をカスタマイズできるシステムかどうか確認しておきましょう。 |
CMSの料金・価格相場を確認する
CMSは無料で利用できるオープンソースのものもありますが、有料のサービスはクラウド型とパッケージ型に分けられます。
クラウド型の料金は、初期費用で50,000円〜(無料の場合もあり)月額費用は45,000円程度が相場です。また、パッケージ型のCMSは300,000円〜が相場となります。
CMS導入のメリット
企業がCMSを導入するメリットには、次の3つがあります。
- プログラミング知識不要で作成できる
- SEOに役立つ
- 分業が可能
プログラミング知識不要で作成できる
CMSは、プログラミング知識なしでWebサイトを作成できるのがメリットの一つです。
CMSを導入しない場合には、Webサイトの作成や更新にHTMLの記述や編集が必要になり、かなりの時間や手間を要する場合があります。
一方で、CMSはドラッグアンドドロップのような簡単な操作でWebサイトを作成できるものが多くあります。基本的なホームページやブログサイトの作成であれば専門知識は不要です。また、テンプレートが豊富に用意されているため、サイトの用途に合わせたテンプレートを使用することで、簡単にサイトのデザインが完成します。
SEOに役立つ
CMSはSEOに優れた内部構造のため、検索エンジンからの高評価につながります。また、SEOに有利となる機能が搭載されており、簡単に検索エンジンで上位表示されやすいWebサイトを構築可能です。
たとえば、レスポンシブ対応のテンプレートを使って、簡単にマルチデバイスに対応したサイトを作成できます。スマートフォン・タブレット・パソコンと、画面サイズが異なるデバイスでの表示が自動で最適化されます。ユーザーにとって使いやすいWebサイトをCMSなら容易に作成でき、検索エンジンからの評価向上が期待できるでしょう。
また、記事のようなコンテンツ作成や更新も容易に行えることからも、CMSはコンテンツマーケティングの運用に適しています。
分業が可能
CMSを導入すれば、Webサイト管理の分業が可能です。
コーポレートサイトでは、採用情報は人事、会社情報やお知らせは広報など、ページごとに分業体制をとっていることもあるでしょう。CMSには、アカウントごとに各ページの編集・承認権限を割り振れる場合があります。そのため、ユーザーアカウントを複数作成して権限管理が可能なCMSを導入することで、分業がしやすくなることもメリットとして挙げられます。
また、社外のライターに記事の作成を依頼する場合には、必要なページだけ編集権限を付与することで、不要な操作によるトラブルの防止や回避が可能です。もし誤った操作をした場合でも、バックアップから復旧が可能なため、元の状態に戻すことも可能です。
CMSの導入でマーケティングを効率化しよう
CMSは、HTMLやCSSなどの専門知識がなくてもWebサイトの作成や更新が簡単に行え、共有や分業での管理もしやすいため、Webサイト運営を効率化できます。
ただし、CMSはサービスごとに特徴はさまざまです。CMSの選定には、次のポイントに注目してサービスを選びましょう。
- サイトの規模や利用目的
- 他ツールとの連携
- セキュリティやサポート体制
マーケティング活動の効率化を図るために、サービスを比較して自社に合ったCMSを導入してください。