IP電話アプリ(050)比較10選!選び方・おすすめサービス
おすすめビジネスフォン・IP電話の資料を厳選。各サービスの料金プランや機能、特徴がまとまった資料を無料で資料請求可能です。ぜひビジネスフォン・IP電話を比較する際や稟議を作成する際にご利用ください。
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IP電話アプリとは
IP電話とは、インターネット回線を使用した電話アプリのことです。インターネット環境があれば、電話機の他スマートフォン・タブレット・パソコンでも通話ができます。アプリをダウンロードするだけで手軽にIP電話を利用でき、電話料金を安価に抑えられます。
IP電話の仕組みや、アナログ回線の電話との違いについて、より詳しく知りたい方はこちらの記事もご覧ください!
IP電話とクラウドPBXの違い
PBXとはPrivate Branch eXchangeの略称で、電話回線の交換機のことを指します。オフィス内電話機での内線同士の会話をつなげたり、外線からかかってきた電話を内線につないだりといった処理をします。
そのため、IP電話とクラウドPBXは別の概念で、IP電話は通信サービスのことを指すのに対して、クラウドPBXは電話をつなげるためのクラウドシステムのことを指します。
IP電話と光電話の比較
IP電話も光電話もインターネット回線を活用した電話である点は同様です。そのうえで、IP電話はプロバイダーが提供するサービス、光電話は回線事業者が提供するサービスなので両者は微妙に異なります。
IP電話は050から始まり引っ越ししても同じ電話が使えるのに対して、光電話の場合は通常の電話番号と同様に市外局番からはじまる番号が付与されるので、引っ越すと番号を使用できないケースが考えられます。また一般的に光電話の方がIP電話よりも通話が安定しています。
IP電話と格安SIMの比較
通話料金を抑える手法としてIP電話と並んで人気なのが格安SIMです。格安SIMとは大手携帯電話の基地局をレンタルしているMVNOが提供する通信サービスです。自前で設備を持たない分だけ費用は安い設定されています。
格安SIMの回線でIP電話を活用することにより通話料金はさらに抑えられます。携帯端末で050から始まる固定電話を使用して、使用頻度も少ないのであれば格安SIMとIP電話の組み合わせでも充分です。
IP電話アプリのメリット
IP電話アプリのメリットは次のとおりです。
- 導入コストが安い
- 通話料金が安い
- 電話番号を使い分けられる
それぞれのメリットについて説明します。
導入コストが安い
IP電話は機器設置や配線工事が不要なので、固定電話よりも導入コストが抑えられます。
電話機は、通常のものでもIP電話を使用できます。ただし、インターネット環境が整備されIP電話に対応したルーター・モデムなどを使用しなければIP電話は利用できない点のみ注意が必要です。
通話料金が安い
アナログ電話と比較するとIP電話は料金が安い傾向にあります。
IP電話は通常電話で用いられる電話回線ではなく、インターネット回線を通じて通話を行います。そして電話回線と比較するとインターネット回線の方が設備の維持・メンテナンスコストが安いため通話料金も安くなります。
電話番号を使い分けられる
IP電話では、複数の番号を発行できるため、用途ごとに電話番号の使い分けができます。部署や問い合わせで電話窓口を分けたい場合に便利です。
IP電話アプリの選び方
IP電話アプリを選ぶ際は、次の流れで確認しましょう。
- IP電話アプリの導入目的を確認する
- IP電話アプリの機能を確認する
- IP電話アプリを導入する際の注意点を確認する
- IP電話アプリの料金・価格相場を確認する
IP電話アプリの導入目的を確認する
IP電話アプリの導入を検討する際は、まず導入目的を明確にしましょう。主な導入目的は次のとおりです。
導入目的 | 詳細 |
---|---|
通話だけでなく社内間のメッセージもやりとりしたい | メッセージ機能がついたアプリがおすすめ |
システム連携してDX化を図りたい | 多様な連携に対応したアプリがおすすめ |
国内外問わず通話料を抑えて利用したい | 低コストで手軽に導入できるアプリがおすすめ |
IP電話アプリの機能を確認する
IP電話アプリでできること、利用できる機能は次のとおりです。上記の導入目的・課題をどのように解決できるか記載しているため、必要な機能を洗い出しましょう。
【基本的な機能】
機能 | 詳細 |
---|---|
発信・着信 | 架電や受電ができる機能 |
留守番電話 | 留守や電話に出られなかった際に音声を流す機能 |
パーク保留 | 保留後、部署内で別の担当者につなぐ機能 |
電話帳 | 連絡先を管理する機能 |
通話録音 | 通話内容を録音する機能 |
転送 | 会社にかかってきた電話を転送する機能 |
自動音声案内 | 時間外に電話を受けた際に音声を流す機能 |
ワンタッチコール | よく使う電話番号にワンタッチでかけられる機能 |
【特定の課題・用途・業界に特化した機能】
機能 | 詳細 |
---|---|
メッセージ送受信 | メッセージのやり取りやファイルの送信ができる機能 |
顧客情報表示 | 電話がかかってきた際に顧客情報を表示する機能 |
社外での電話対応が多い場合には転送機能があるものを、クライアントとのやり取りが多い場合や電話対応の品質を向上させたい場合には顧客情報表示機能があるアプリがおすすめです。
IP電話アプリを導入する際の注意点を確認する
IP電話アプリを導入する際、失敗しないために次の項目も確認しておきましょう。
確認事項 | 詳細 |
---|---|
システム連携 | CRMやSFAなどの既存のシステムと連携できるか確認しておきましょう。 |
インターネット環境 | 音声の品質に影響があるため回線の速度を整えておく必要があります。 |
電話番号 | 050から始まる番号が主になるため、市外局番を利用したい場合は対応しているアプリを選びましょう。 |
IP電話アプリの料金・価格相場を確認する
IP電話アプリの料金は、月額の基本料金+通話料という形態が多いです。基本料金は1ユーザーごとに必要となる従量課金タイプと月額固定タイプがあります。
アプリによって対応している機能が異なるため、必要な機能と要件が搭載されているアプリの料金を確認しましょう。
従量課金タイプの場合、1ユーザーごとに110円〜3,000円程度とアプリによって異なります。月額固定制の場合でも、利用人数が増えた場合には1ユーザーごとの課金になります。
通話料は3分8.8円や1分19.8円などアプリサービスが使用する回線や連絡先によって異なります。また、オプションメニューを選択する場合は別途追加料金が必要となることがあります。
使用用途や利用頻度でアプリ・サービスを選びましょう
機能と料金設定の総合的なバランスを望まれる方には、「G-Call050」が使いやすいサービスです。固定電話にかけることが多い方へは、「LaLa Call」をおすすめします。