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AI面接ツールおすすめ比較10選!料金・選び方・導入メリット

最終更新日:(記事の情報は現在から5日前のものです)
BOXILではAI面接ツールのおすすめを、料金や選び方のポイントとともに紹介します。導入のメリットやデメリットも解説するので、ぜひ参考にしてください。気になるサービスがあれば、資料請求や問い合わせをしてみましょう。

AI面接ツールとは?

AI面接ツールは、AI(人工知能)が面接官となり、オンライン面接を実施できるツールです。AIが事前に設定した質問を読み上げ、応募者の回答の様子を録画するタイプや、AIが応募者と対話をするタイプがあります。

また面接対応以外にも、日程調整や声のトーン、表情の分析、レポート作成などの機能を搭載したツールも登場しています。採用業務の自動化や、選考基準の均質化が可能になるため、導入する企業が増えています。

AI面接ツールの選び方

AI面接ツールを選ぶ際は、次の流れで自社に合った製品・サービスか確認しましょう。

  • AI面接ツールの種類を確認する
  • AI面接ツールの機能を確認する
  • AI面接ツールを導入する際の注意点を確認する
  • AI面接ツールの料金・価格相場を確認する

AI面接ツールの導入目的を確認する

まずは、AI面接ツールの種類を理解し、ニーズに合ったものを選択する必要があります。そのうえで、必要な機能や操作性、カスタマイズ性を備えたツールはどれか確認しましょう。AI面接ツールは大きく分けて、次の2種類があります。

種類 詳細
事前設定タイプ AIがあらかじめ設定された質問を応募者に対して読み上げ、応募者の回答を評価する
対話タイプ AIが応募者とリアルタイムで対話をしながら面接を進める

AI面接ツールの機能を確認する

AI面接ツールでできること、利用できる機能は次のとおりです。ツールによって実装されている機能は異なる場合も多いので、事前によく確認しておきましょう。

機能 詳細
自動面接 AIが面接官となり、事前に設定した質問を読み上げたり、応募者と対話したりできる機能
録画 面接の全過程を録画し、後から内容を確認したり、他の評価者と共有したりできる機能
質問の生成 AIが事前設定に従って、面接の目的や職種に応じた質問を自動で生成する機能。面接官の負担が軽減され、効率的に面接を進められる
リアルタイム分析 AIが応募者の回答内容や言葉の使い方、感情などをリアルタイム分析する機能。回答に基づいて、次の質問を選択できる場合も
スコアリング 応募者の回答内容や話し方をAIが採点し、客観的な評価を提供する機能。採用担当者の主観を取り除き、一貫性のある判断が可能
顔認識・表情分析 AIが応募者の顔を認識し、表情や視線の動きを分析する機能。応募者の感情や反応を可視化し、面接の評価材料として活用できる
評価レポート 面接後、AIが評価をまとめたレポートを自動生成する機能。面接官が多忙な場合でもすぐに結果を確認でき、選考プロセスをスムーズに進められる
応募者へのフィードバック 面接結果や評価に基づき、応募者に具体的なフィードバックを提供する機能
多言語対応 複数の言語に対応できる機能。グローバルな採用活動にも対応でき、異なる言語の応募者にも公平に面接を実施できる

AI面接ツールの注意点を確認する

AI面接ツールを導入する際、失敗しないために次の項目も確認しておきましょう。

確認事項 詳細
質問のカスタマイズ性 採用基準に合わせて、質問を自由に設定できるか確認する
回答の分析精度 応募者の回答内容や話し方、感情分析の精度がどの程度か確認する
音声・表情認識の精度 音声や表情の分析機能がある場合、精度が実用レベルか確認する。精度が低いと、誤った評価につながる可能性がある
使いやすさ ユーザーインターフェースのわかりやすさや操作性を確認する。面接官と応募者の両方が使いやすいツールを選ぶ
拡張性 必要に応じて、利用人数や機能を柔軟に拡張できるか確認する
サポート体制 問い合わせへの対応速度や問題解決能力など、ベンダーから十分なサポートが受けられるかを確認する
セキュリティ 個人情報保護やデータの暗号化など、十分なセキュリティ対策が施されているか確認する
連携サービス 私用している採用管理システム(ATS)や採用プラットフォームと連携できるか確認する

AI面接ツール の料金形態を確認する

自社のニーズに応じて、納得できる料金プランで利用できるかも確認しましょう。初期費用+月額費用の料金形態を採用していることが多く、サービスによっては年間契約など期間の制限があります。

SHaiNのように利用回数に応じた従量課金制を採用しているサービスもあり、利用回数が少ない想定であれば従量課金制もおすすめです。

AI面接ツールは料金が公開されていないサービスが多いため、詳細は見積もりを依頼しましょう。

AI面接ツールのおすすめ比較10選

AI面接ツールのおすすめを紹介します。ツールのタイプや機能、料金などを確認したうえで、興味のある製品・サービスがあれば、積極的に問い合わせや資料請求をしてみましょう。

AIさくらさん - ティファナドットコム

AIさくらさん
AIさくらさん
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AIさくらさんの「面接サポートさくらさん」は、採用活動をAIで支援するサービスです。ChatGPTを搭載しており、24時間場所を選ばず面接を実施できます。

AIが応募者の回答内容や表情、視線、声のトーンなどを分析し、求める人物像に基づいた適性評価を実現。日程の調整から評価レポートの作成までの自動化が可能で、面接担当者の業務負荷を削減し、客観的な評価をサポートします。

面接を担当するAIは、制服や服務規程などに合わせて衣装の変更が可能。選考の状況に応じて、柔軟に質問を作成できるのも特徴です。

面接サポートさくらさんの料金

初期費用:要問い合わせ
月額費用:要問い合わせ

SHaiN - 株式会社タレントアンドアセスメント

SHaiNは、24時間365日面接を実施できる対話型AI面接サービスです。独自開発の「戦略採用メソッド」に基づいた質問を用いて、AIが面接官の代わりを務めます。

応募者のヒアリング結果から強みや資質を分析し、評価レポートを作成するので、効率的に採用のプロセスを進められます。採用基準の統一化や、採用プロセスの効率化を図りたい企業におすすめです。

また、面接時のデータは採用後の人事配置やアセスメントにも活用でき、人的資本経営に寄与するのも特徴です。料金プランはニーズに合わせて2つのプランが用意されており、新卒・中途採用からアルバイト採用まで、幅広く対応できます。

SHaiNの料金

ライトプラン:1,000円/件
スタンダードプラン:5,000円/件

AI面接官 - 株式会社VARIETAS

AI面接官は、書類選考から一次面接までをAIが担当し、質の高いマッチングを実現しながら、二次選考までの業務コストを削減できるサービスです。優秀な面接官による面接の構造をAIで再現しているのが特徴で、提出されたエントリーシートを読み込んで、適切な質問を自動生成します。

さらに、新卒採用で一般企業が評価する30項目を、5段階で評価する「マルチアングル面接」が可能。学生向けのフィードバック機能も提供しており、採用担当者と候補者双方のポテンシャルを最大限に引き出せます。約16の評価項目を一度に分析し、候補者を多面的に評価することで、応募者のポテンシャルや実力を公正に評価できるのも強みです。

AI面接官の料金

初期費用:要問い合わせ
月額費用:要問い合わせ

面談支援AIサービス - 株式会社日立ソリューションズ

日立ソリューションズの面談支援AIサービスは、AIがオンライン面談を評価し、面談業務を標準化するサービスです。ベテラン面談者の評価基準をAIが学習することで、これまで個人の経験や勘に頼っていた人材評価をAIでモデル化し、定量的な評価を可能にします。

面談中にAIが追加の質問をすることで、面談者の回答を引き出し、隠れた本音を把握できる点も特徴。面談動画から表情、視線、心拍数などの特徴や言語情報を分析し、複数のAIアルゴリズムが判定することで、応募者の本音を探れます。さらにAIの評価予測によって、本当に1on1や面談が必要な社員を把握し、社内面談の工数の削減も可能です。

面談支援AIサービスの料金

初期費用:要問い合わせ
月額費用:要問い合わせ

AI RECOMEN - 株式会社アイエンター

AI RECOMENは、AIを活用して面接の工数の削減を実施できるAI面接ツールです。最先端のAI技術やビッグデータを活用し、人事担当者と求職者の双方に快適な人事・就職活動環境を提供します。

採用業務をAIが代行する「for 採用」と、就職支援や人材紹介での活用を想定した「for 面接練習」の利用が可能。企業向けの「for 採用」では、面接にかかる時間や採用基準の属人化といった課題を解決でき、場所を選ばず面接を実施できるため、採用の幅を広げられます。

また面談の様子や回答をレポート化し、データとして蓄積することで、関係各所への展開や、その後の採用業務の精度を向上できるのも特徴です。

AI RECOMENの料金

初期費用:要問い合わせ
月額費用:要問い合わせ

Our AI面接 - JetB株式会社

Our AI面接は24時間365日、いつでも受験・審査が可能なアバター型のAI面接ツールです。面接を担当するAIアバターは、柔軟にカスタマイズが可能。質問内容を登録するだけで、求職者との対話内容に応じて、発話内容や質問の順番を最適化します。

また、AIレポートによる求職者の評価も自動化でき、人材の評価軸に合わせて自由にアレンジが可能です。AI面接ツールとしては珍しい定額制の料金形態であり、月額料金のみで従量課金は発生しません。他社ツールと比較して、コスト面の魅力のあるサービスです。

Our AI面接の料金

初期費用:0円
月額費用:75,000円~(年間契約)

AI Recruiter - micro1

AI Recruiterは、候補者のスクリーニングを自動化できるAIシステムです。入力した採用要件に基づき多数の候補者を検索・面接し、最適な人材をマッチングして、スムーズな採用を実現します。

さらに、AIが生成するレポートを通じて、各候補者の詳細情報を確認でき、採用の意思決定に役立てられるのも特徴です。採用したいスキルを入力するだけで、AIが関連する面接の質問で候補者をテストしてくれるので、採用担当者の負担を大幅に軽減できます。

エンジニアからカスタマーサポートまで、多様な役割に対応できる専門知識を有するAIなので、多くの職種の面接に活用できるのも強みです。

AI Recruiterの料金

初期費用:要問い合わせ
月額費用:要問い合わせ

Talently.ai

Talently.aiは人間の面接を疑似化した、リアルタイムの自動面接が可能なサービスです。候補者ごとに客観的なスコアを提供し、役割に特化した質問を通じて、一人ひとりの人材を見極められます。

指定した役割に応じた面接を実施できるため、エンジニアや営業担当者の採用、インターンの受け入れなど、多くのシーンで重宝するでしょう。また多言語に対応しており、さまざまな言語で面接を実施できるので、グローバルに活動している企業におすすめです。

2週間の無料トライアルも提供されているため、まずは使い勝手を確かめてみるとよいでしょう。

Talently.aiの料金

月額費用:79ドル~

Sapia.ai

Sapia.aiは候補者のスクリーニングを自動化し、ブランドに合った人材を見つけるためのAIスマート面接官です。

性格特性や行動コンピテンシー、コミュニケーションスキルの3つの基準により、ブランドへの適合度に応じて、すべての候補者を自動的にランク付けできるのが特徴。カスタマイズした質問を通じて、候補者の本質を引き出せます。

海外ベンダーの製品ですが、インターフェースがわかりやすい点が特徴です。適切な人材を雇用するまでの時間を短縮できるので、人材採用に充てるリソースの足りない企業におすすめです。

Sapia.aiの料金

初期費用:要問い合わせ
月額費用:要問い合わせ

People XRecruit - 株式会社PeopleX

People XRecruit
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People XRecruitは、日程調整不要、24時間365日面接を実施できるデジタルヒューマンを活用したAI面接ツールです。採用サイトや、ダイレクトスカウト媒体のスカウト文面へのURL掲載、実店舗でのQRコード掲載により応募を受け付けられます。

新卒や中途、パートなど募集職種に合った面接を行える対話型AIで、回答に対する深堀り質問も可能です。面接内容は録画データと文字起こしで確認できるほか、面接内容の自動評価にも対応し、候補者の能力や人となりなどの項目で客観的な評価を行えます。

People XRecruitの料金

初期費用:要問い合わせ
月額費用:要問い合わせ

AI面接ツールを利用するメリット

AI面接ツールを利用するメリットは、主に次のとおりです。

  • 人材採用業務を効率化・自動化できる
  • 多くの候補者に対応できるようになる
  • 公正・公平な評価がしやすくなる
  • 採用のミスマッチの防止につながる

それぞれ詳しく確認しておきましょう。

人材採用業務を効率化・自動化できる

AI面接ツールを導入すれば、面接プロセスの一部あるいは全体を効率化・自動化できるため、採用担当者の業務負担を軽減できます。

とくに、初期のスクリーニングではAIが基本的な質問への回答を評価し、適格な候補者の絞り込みが可能です。人事部門は短時間でより多くの候補者と接触でき、戦略的な採用判断に集中できるようになるでしょう。

面接のスケジューリングや候補者とのコミュニケーション管理も自動化できるサービスであれば、採用プロセス全体のスピードと質の向上が期待できます。

多くの候補者に対応できるようになる

AIが効率的にオンライン面接を実施するため、より多くの候補者に対応できるのも、AI面接ツールのメリットです。従来の対面式の面接では時間と場所の制約がありましたが、AI面接ツールを使用することでいつでも面接が可能になります。

候補者も好きな時間に面接を受けられるため、スケジュール調整が容易になるでしょう。地理的な制約も解消され、遠方の候補者や海外の人材にもアプローチしやすくなります。また、繁忙期や大量採用時にも柔軟に対応できるため、採用機会を逃すリスクも減らせます。

公正・公平な評価がしやすくなる

候補者の表情、話し方、回答内容を客観的に分析できるサービスであれば、人間の面接官が無意識にもつ先入観や、バイアスを排除した評価が可能です。性別や年齢、外見、出身校などに関する偏見に左右されず、純粋にスキルや適性に基づいた公平な採用判断ができるのが強みです。

また、すべての候補者に対し同一の質問を同じ方法ですることで、評価の一貫性が保たれ、多様性・包括性を重視した企業文化の構築にも寄与します。AIによる分析は数値化できるため、採用基準の透明性が高まり、採用結果の説明責任も果たしやすくなるでしょう。

採用のミスマッチの防止につながる

過去の採用データと照らし合わせながら、企業文化や職務要件に適した人材を分析・評価できるのもメリットです。候補者の回答パターンや行動特性を、優秀な人材のデータと比較することで、組織との適合性を客観的に予測できます。

結果として、長期的に活躍できる人材の採用確率が高まり、入社後のパフォーマンスや定着率の向上につながるでしょう。採用コストの削減のみならず、組織全体の生産性の向上や、さらなる優秀な人材の獲得にもつながります。

AI面接ツールを利用するデメリット

AI面接ツールは多くのメリットがある一方で、次の点には注意しなければいけません。デメリットを理解したうえで、導入を検討しましょう。

候補者に不安を与える可能性がある

AIによる面接に慣れていない求職者は、人間との対話がほとんどない選考プロセスに対して、不安や戸惑いを感じる可能性があります。表情や声のトーンをAIに分析されることに違和感を覚えたり、質問の意図を正確に把握できなかったりする場合もあるでしょう。

とくに自分のキャリアや能力を、コンピューターアルゴリズムだけで判断されることに、不快感を覚える応募者もいます。こういった心理的な障壁により、本来の能力を発揮できなかったり、優秀な人材が応募自体を諦めたりするリスクもあります。

企業は一人ひとりの応募者に対して、事前にきちんとAI面接について説明し、適宜担当者にケアさせるなど、応募者の不安を軽減する工夫が必要です。

発展途上のツールが多い

AI面接ツールは比較的新しい技術がベースであり、精度や分析能力・マッチングの正確さなどには、現時点でまだ課題が残るサービスもあります。言語や文化的背景によって認識精度に差が生じる場合や、非言語コミュニケーションの解釈に限界がある点も注意が必要です。

AIは過去のデータに基づいて学習するため、データに偏りがあると、バイアスが強化されてしまう可能性もあります。発展途上のツールが多い現状では、AIの判断結果を盲目的に信頼するのではなく、あくまで意思決定の補助ツールとして位置づけることが大切です。

人の面接官の判断とうまく組み合わせて運用しましょう。

AI面接ツールで人材採用を効率化

AI面接ツールを活用すれば、採用業務の効率化や精度の向上が期待できます。AIに面接を任せられるツールも多いため、対応できる応募者の数が増えるでしょう。同時に、採用担当者の負担も軽減できます。

また公正な評価基準を適用すれば、AIが客観的に応募者を評価できるため、適性の高い人材を選びやすくなります。過去の豊富な採用データを活用すれば、ミスマッチのリスクも大幅に低減できるでしょう。導入するAI面接ツールを選ぶ際には、次のポイントを意識する必要があります。

  • 現状の採用課題を解決できるか
  • 必要な機能が網羅されているか
  • AIの分析精度はどの程度か
  • 採用基準に合わせて質問・設定をカスタマイズできるか
  • 採用担当者や応募者が使いやすいか
  • 面接をスムーズに進められるか
  • データ保護や情報漏えいの防止対策は十分か
  • サービスベンダーのサポートは十分か

AI面接ツールをより深く検討したい方は、各ベンダーのサービス資料を請求し、比較・検討するとよいでしょう。

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