MAツールの選定や比較を始める前に、まずは自社のビジネスモデル(BtoBやBtoC)や業界・業態によって必要なサービスが異なることを理解しておくことが重要です。
本記事では主にBtoBの事業に強みをもつサービスを紹介します。BtoC向けの詳細なツール選定については下記記事をご覧ください。
【30秒でわかる】MAツール比較・導入のポイント
・MAツールは「オールインワン型」「機能特化型」「業界特化型」の3タイプに分かれる
・BOXILでの資料請求ランキング1位は「HubSpot」(2025年下半期)
・選定時は、「実施施策に対応する機能が備わっているか」「他システムとの連携が可能か」で判断
>BtoB向けMAツールのサービス資料・比較表をまとめてダウンロード(無料)
※マーケティング活動全体を効率化したい場合はMAツールが適していますが、たとえば下記のように特化施策を行う場合は別のツールを選んだほうが費用対効果が高い場合もあります。目的に応じて最適なツールを選びましょう。

※MAツールの導入メリットや選び方、注意点の箇所のみ監修
MAツール(マーケティングオートメーションツール)とは?特徴別の3タイプ
MAツール(マーケティングオートメーションツール)とは、見込み顧客の情報や行動履歴を一元管理し、メール配信やシナリオ設計などを通じて、顧客育成や商談化を効率化するためのマーケティング支援ツールです。下記のような課題を解決したい方におすすめです。
- マーケティング施策を効率化して売上やキャンペーン効果を上げたい
- 顧客ロイヤルティを向上させて顧客満足度やエンゲージメントを上げたい
- 質の高い見込み顧客を増やして受注額を増加させたい
MAツールにはさまざまな種類があり、搭載機能の特徴によって3つに分けられます。まずはどのタイプが自社に適しているかを大まかに絞り込みましょう。

| タイプ | 適している企業 |
|---|---|
| マーケティング活動全般を包括的にサポートするタイプ(オールインワン型) | リードジェネレーションから顧客管理までを一元管理、施策のPDCAを一つの画面で完結させたい企業向け |
| マーケティングの特定業務に特化したタイプ(機能特化型) | 特定のマーケティング機能を強化し、特定業務の自動化を進めたい企業向け |
| 特定の業界や業種に特化した機能を持つタイプ(業界特化型) | 業界特有のニーズに応じた機能を備えたMAツールを導入したい企業向け |
MAツールには他にもさまざまな種類があります。下記記事ではBtoC特化も含めたさまざまなMAツールを紹介しているので、幅広い選択肢から検討したいといった方はぜひご覧ください。
マーケティング活動全般を包括的にサポートするタイプ【比較表】
マーケティング活動全般を一つのプラットフォームで効率的に管理したい場合は、「Marketing Cloud Account Engagement(旧 Pardot)」や「Adobe Marketo Engage」などのオールインワン型MAツールがおすすめです。
これらのツールは、リードジェネレーション、リードナーチャリング、メールマーケティング、ソーシャルメディア管理、顧客データの一元管理など、さまざまなマーケティング機能を包括的に提供します。複数の機能を一つのプラットフォームで統合管理できるため、マーケティング業務の効率化と効果的な顧客アプローチを実現したい企業に最適です。
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|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| Adobe Marketo Engage | HubSpot | Salesforce Marketing Cloud | SHANON MARKETING PLATFORM | Marketing Cloud Account Engagement | esm marketing | Kairos3 Marketing | GENIEE MA | BowNow by Cloud CIRCUS | BALES CLOUD | SATORI | ferret One for MA | List Finder | |
| 初期費用(税抜) | ー | ー | ー | ー | ー | ー | ー | ー | ー | ー | 300,000円 | 30,000円 | 100,000円(無料プランあり) |
| 月額費用(税抜) | ー | 96,000円〜 | 1ユーザー3,000円〜 | 60,000円〜 | 150,000円 | 1ユーザー3,500円〜 | ー | ー | 36,000円〜 | ー | 148,000円〜 | 80,000円〜 | 45,000円〜(無料プランあり) |
| ターゲット | toB/toC | toB/toC | toB/toC | toB/toC | toB/toC | toB | toB | toB/toC | toB/toC | toB | toB/toC | toB | toB |
| メールのセグメント配信 | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● |
| LINE配信 | ● | ー | ● | ー | ー | ー | ー | ● | ー | ー | ー | ー | ー |
| SNS管理 | ● | ● | ● | ー | ー | ー | ー | ー | ー | ー | ー | ー | ー |
| シナリオ機能 | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● | テンプレート | ● | ● | ● | ー |
| スコアリング機能 | ● | ● | ー | ● | ● | ● | ● | ● | ー | ● | ● | ー | ● |
| イベント・セミナー管理 | ● | ー | ー | ● | ● | ● | ● | ー | ● | ー | ー | ● | ● |
| 顧客データ統合 | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● |
| 広告連携 | ● | ● | ● | ● | ー | ー | ー | ● | ー | ー | ー | ー | ー |
| CRM連携 | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● |
| SFA連携 | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● |
| EC連携 | ー | ● | ● | ー | ー | ー | ー | ー | ー | ー | ー | ー | ー |
※「ー」は要問い合わせ。本比較表の掲載順は、「●」が付いている数の多さを基準としています。
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マーケティングの特定業務に特化したタイプ【比較表】
特定のマーケティング施策に注力し、それに特化した機能を求める場合には、「KARTE」や「Synergy!」などの機能特化型MAツールが適しています。
これらのツールは、特定の業務プロセスの自動化や効率化を図るために設計されており、たとえば顧客体験の改善、メールマーケティングの高度なパーソナライズ機能、または特定のチャネルにおけるリードナーチャリングに強みを持っています。特定のマーケティング施策を強化し、その分野での競争力を高めたい企業におすすめです。
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|---|---|---|---|---|---|
| KARTE | Synergy! | Repro | ferret One | Synergy!LEAD | |
| 初期費用(税抜) | ー | 118,000円 | ー | ー | 0円 |
| 月額費用(税抜) | ー | 20,000円 | ー | ー | 10,000円 |
| 特化機能 | CX改善 | メールマーケティング | アプリ改善 | サイト制作 | Salesforce活用 |
| ターゲット | toB/toC | toB/toC | toB/toC | toB/toC | toB |
| メールのセグメント配信 | ● | ● | ● | ● | ● |
| LINE配信 | ● | ● | ● | ー | ● |
| SNS管理 | ー | ー | ー | ー | ー |
| シナリオ機能 | ● | ● | ● | ● | ● |
| スコアリング機能 | ー | ー | ー | ー | ー |
| イベント・セミナー管理 | ー | ー | ー | ● | ー |
| 顧客データ統合 | ● | ● | ● | ● | ● |
| 広告連携 | ● | ー | ● | ー | ー |
| CRM連携 | ● | ● | ー | ● | ● |
| SFA連携 | ● | ● | ー | ● | ● |
| EC連携 | ● | ● | ● | ー | ー |
※「ー」は要問い合わせ。本比較表の掲載順は、「●」が付いている数の多さを基準としています。
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特定の業界や業種に特化した機能を持つタイプ【比較表】
不動産や製造業、フランチャイズなど、特定の業界や業種に特化したマーケティング機能を求める場合は、「いえらぶ顧客管理システム」や「MRC」などの業界特化型MAツールが最適です。
これらのツールは、各業界特有のビジネスプロセスやニーズに対応した機能を備えており、たとえば不動産業界向けの物件情報の自動更新機能や、製造業ならではの「業種(機械・部品・電機など)」「職種(設計・資材・生産技術など)」「役職」といったターゲティング機能を提供します。業界特有の課題を迅速に解決し、業界に特化したマーケティング施策を実現したい企業におすすめです。
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|---|---|---|---|
| MRC | F-SUKE Sales Automation | いえらぶ顧客管理 | |
| 初期費用(税抜) | ー | ー | ー |
| 月額費用(税抜) | 30,000円〜 | ー | ー |
| 業界 | 製造業界 | フランチャイズ | 不動産 |
| ターゲット | toB | toB | toB/toC |
| メールのセグメント配信 | ● | ● | ● |
| LINE配信 | ー | ー | ● |
| SNS管理 | ー | ー | ー |
| シナリオ機能 | ● | ● | ● |
| スコアリング機能 | ● | ● | ー |
| イベント・セミナー管理 | ● | ● | ー |
| 顧客データ統合 | ● | ● | ● |
| 広告連携 | ー | ー | ー |
| CRM連携 | ● | ー | ー |
| SFA連携 | ● | ー | ー |
| EC連携 | ー | ー | ー |
※「ー」は要問い合わせ。本比較表の掲載順は、「●」が付いている数の多さを基準としています。
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また、各業界に特化したMAツールは下記からもご覧いただけます。比較ポイントの解説やツール比較を行なっているので、こちらもご参考ください。
\ 稟議や社内提案にも使える!/
BtoB向けMAツールの資料請求数ランキング2025年下半期1位は「HubSpot」
2025年下半期(7月〜12月)にBOXILユーザーから資料請求されたサービスをランキング形式※で紹介します。
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| 1位 | 2位 | 3位 | 4位 | 5位 |
|---|---|---|---|---|
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| HubSpot | Marketing Cloud Account Engagement (旧 Pardot) | esm marketing | Kairos3 Marketing | Synergy!LEAD |
| 口コミを見る | 口コミを見る | ー | 口コミを見る | 口コミを見る |
※資料請求数が同率の場合、口コミ数が多く、情報が充実しているサービスを優先的に表示しています。BOXILを利用する皆さまにとって比較選定しやすいサービスを広く紹介する方針に基づき、上記の表示順を採用しています。
MAツールの価格・費用相場|最安は1アカウント月額3,000円〜
MAツールには、大きく「アカウント数課金」「組織単位課金」「機能・利用件数による従量課金」の3つの料金モデルがあります。主要なMAツール29製品を調査し、公式サイトで初期費用・月額費用を掲載している15サービスの金額を調査したところ、下記の結果となりました。
- 初期費用の最安料金は0円、月額費用の最安料金は1アカウント3,000円
- 組織単位課金の場合は最安で月額15,000円から
いずれのタイプでもアカウント数、ユーザー数、機能数、導入規模によって料金は変動するため、気になるサービスについては資料請求または問い合わせがおすすめです。
費用についてより詳しくは下記記事もご参考ください。
BtoB向けMAツールの選び方・比較ポイント
MAツールを比較する際に押さえておきたいポイントを解説します。基本的なメール配信やフォーム管理機能はどのサービスにも搭載されていますが、複雑なマーケティング施策やCRMとの連携、価格帯に応じた機能の違いはわかりづらいことが多いです。導入前に必要な機能や目的を明確にして選定を進めましょう。
[前提] 基本的な機能はどのサービスにも対応済み
MAツールの基本機能であるメール配信やリード管理機能は、ほとんどのサービスで対応しています。そのため、これらの基本機能を目的としてMAツールを検討している場合は、他の観点からサービスを比較しましょう。
MAツールの機能一覧
MAツールでは大きく分けて次の4つの内容を行えます。
| 機能 | 詳細 |
|---|---|
| リード獲得 | リード獲得では、XやFacebookなどのSNSを利用した発信、セミナーやメルマガ案内のフォーム作成、API連携などの機能があります。 |
| 育成 | レコメンド機能やステップメールの配信、HTMLメールの作成が可能です。 |
| 分類 | 見込み顧客の行動をトラッキングするアクセスログ取得機能や、行動履歴から見込み度をスコアリングする機能などがあります。 |
| 分析 | 見込み顧客へ行う行動のシナリオ設計、メルマガの配信結果やWebサイトへの流入を確認するコンテンツ分析機能があります。 |
MAツールに搭載されている具体的な機能は下記です。
| 機能 | 詳細 |
|---|---|
| セグメンテーション | 顧客を属性ごとにグルーピングできる |
| 動的セグメンテーション | プロファイル、アカウント、およびアクティビティ・データに基づいて、セグメンテーションの作成や自動更新ができる |
| スコアリング | 見込み顧客の属性や行動を評価して、自社との相性やアプローチ優先度を数値化できる |
| サイト行動トラッキング | サイトを訪れたユーザーのネット上での行動を記録・追跡する |
| ランディングページ作成 | ランディングページの作成や編集ができる |
| 登録フォーム作成 | 登録フォームの入力画面や確認画面、送信完了画面の作成や編集ができる |
| ダイナミックコンテンツ | 顧客ごとに表示するコンテンツを動的に切り替える |
| ABテスト | フォームやバナーのコンテンツをABテストできる |
| SEO対応 | Web検索で上位表示されるように、サイトの改善提案やキーワードランキングを提示してくれる |
| 広告管理 | 広告費用や成果を管理できる |
| HTMLメール作成 | HTML形式のメールを作成できる |
| メール文面の制作支援 | 過去のメールや顧客データから、送信するメールの文面制作を支援してくる |
| パーソナライズ | 受信者の「年齢」や「性別」といった属性情報にあわせて、メールコンテンツを最適な内容にカスタマイズできる |
| セグメントをきったメール配信 | 属性情報や行動履歴によってメール配信対象を絞り込んで配信する |
| スケジュールベースのメール送信 | メールを送信する日付と時刻をスケジュール設定できる |
| トリガーベースのメール送信 | メール開封やURLクリックなど、ユーザーが行動を起こすことになったきっかけベースでメールを送信できる |
| ステップメール作成 | スケジュールに沿ってメールを順次配信できる |
| シナリオ設計 | 顧客が購入に至るまでの行動を想定したシナリオの作成、設計ができる |
| メール配信の結果管理 | 配信したメールの開封率やコンテンツ(中身)のクリックなどを管理したり、レポート作成できたりする |
| SNS連携 | XやFacebookなどのSNSと連携できる |
| ソーシャルリスニング | SNSやWebサイトの情報収集、分析ができる |
| ソーシャルメディア投稿 | 連携しているソーシャルメディアで、コンテンツの投稿や自動シェアができる |
| キャンペーン管理 | キャンペーンの作成や管理ができる |
| 予算管理 | マーケティング、広告などの予算を管理できる |
| レポーティング | リード件数や推移などをレポート分析できる |
| ROI分析 | 全体的な売上のパフォーマンスを分析できる |
| ワークフロー | 顧客リスト毎に条件分岐したキャンペーンを実施できる |
| ユーザー管理 | MAツールを利用するユーザーを管理できる |
BtoB/BtoC向けなどターゲットに合った強みがあるか
MAツールは、BtoBかBtoCかによって求められる強みが大きく異なります。
BtoBのマーケティングにおいては、行動履歴をもとに見込み度を可視化し、スコアリングやCRM/SFA連携によって営業が追うべきリードを明確にできるかが重要です。一方BtoCでは、購買や閲覧などの行動を起点に、メールやLINE、アプリ通知など複数チャネルで即時に出し分けられるかが成果を左右します。
本記事では主にBtoB向けのツールを紹介していますが、中にはBtoCに対応できるツールもあります。
BtoB/BtoC両対応のツールは、法人と個人の両方の顧客を相手にする企業や、ビジネスモデルはBtoBではあるもののマーケティング手法はBtoCに近い企業に適しています。自社の事業内容に合わせて適したツールを選びましょう。
BtoCに特化したMAツールは下記で紹介しています。
実施したいマーケティング施策に基づいた機能が備わっているか
MAツールには、メール配信、リードナーチャリング、リードクオリフィケーションなど、さまざまなマーケティング施策に対応する機能があります。自社で実施したい施策に応じて、必要な機能を絞り込むことが重要です。 特にBtoBにおいては、下記の機能が重視されるでしょう。
| 重視したい施策 | 必要な機能 | 選定時のチェックポイント |
|---|---|---|
| メールマーケティングの効率化 | メール配信・メルマガ自動送信 | 単なる一斉配信だけでなく、自動化(ステップメール)の階層設定や、HTMLメールの作成のしやすさを重視しましょう。メールマーケティングに強いツールとしては「HubSpot」や「Marketing Cloud Account Engagement」が挙げられます。 |
| 見込み顧客の育成(ナーチャリング) | シナリオ設計、トラッキング | 顧客の行動履歴に応じて配信内容を柔軟に変えられるかなど、シナリオ設計の自由度を確認しましょう。シナリオ設計に強いツールとしては「Adobe Marketo Engage」や「HubSpot」が挙げられます。 |
| ホットリードの抽出と営業連携 | リードクオリフィケーション(スコアリング) | 自社の商材に合わせたスコアリングの柔軟性と、SFA(営業管理ツール)への通知・連携のスムーズさが鍵です。スコアリングに強いツールとしては「Marketing Cloud Account Engagement」や「SHANON MARKETING PLATFORM」が挙げられます。 |
| イベント・ウェビナーの活用 | ウェビナー管理・オフライン連携 | 外部ツールとの連携精度や、参加履歴が顧客データにリアルタイムで反映されるか、一元管理のしやすさを確認しましょう。イベント実施に強いツールとしては「HubSpot」や「BowNow by Cloud CIRCUS」が挙げられます。 |
多くのMAツールはこれらの機能を網羅していますが、「操作の直感性」や「カスタマイズの幅」には大きな差があります。無料トライアルやデモ画面を通して、現場の担当者が使いこなせるツールかどうかを必ず確認しておきましょう。

メール配信施策を中心としているか、セミナー・ウェビナー等の管理も積極的に行うのかなど、取り組みたい施策もいろいろとあるかと思います。
機能そのものはあっても、ツールによって得意とする領域が異なるので、過去施策の再利用できるか、運用効率や今後の発展性はどうかなど、自社に適しているか確認しておくと良いです。
他システムとどのように連携するか
特にBtoBでのMAツールの導入に際して、CRM(顧客関係管理システム) やSFA(営業支援システム) との連携性は重要なポイントです。MAツールにはCRMやSFAとの連携に対応しているサービスもあるので、自社で導入しているシステムがある場合は、そのシステムと連携対応しているか確認しましょう。
「API連携」「CSV連携」「データフィード機能」など、連携方法を確認し、自社のシステム環境に合うものを選びましょう。
| 比較観点 | API連携 | CSV連携 | データフィード機能 |
|---|---|---|---|
| 概要 | APIにて自動連携 | CSVファイルのインポート・エクスポートでデータ連携 | データをリアルタイムで連携 |
| 工数の削減度合い | ◯ | △ | ◯ |
| メリット | 他社のソフトとも設定さえすれば連携可能 | ほとんどのシステムで連携可能 | リアルタイムでデータを更新可能 |
| 注意点 | 設定の担当はサービス提供企業か自社かを要確認 | 手動でのCSVファイル操作が必要 | システム間でのデータフィードの設定が必要 |
コストと機能のバランスをどう取るか
MAツールの選定において、予算と機能のバランスは重要です。各ツールの機能の充実度に応じて月額料金や年間料金が異なるため、価格帯別に機能と価格を比較することが大切です。
たとえば、基本的なメール配信機能のみを求める場合は低コストのツールで十分ですが、高度なレコメンドエンジンやデータフィード機能が必要な場合は、高価格帯のツールを検討する必要があります。
\ 稟議や社内提案にも使える!/
BtoB向けMAツールの比較表
本記事で紹介しているおすすめMAツールの比較表や、詳しいサービスの詳細が知りたい方は、無料でダウンロードできる資料がおすすめです。ぜひサービスを選定する際の参考にしてください。
【特典比較表つき】『MAツール(BtoB)の資料9選』 はこちら⇒ 無料ダウンロード
資料請求の特典でダウンロードできる比較表では、上記の項目+細かい機能や連携サービス、サポート体制など、30項目以上で比較した完全版の比較表を無料でプレゼントしています。
一覧で料金・機能を比較したい方にはBOXILが作成した比較表がおすすめです。各社サービスを一覧で比較したい方は、下のリンクよりダウンロードしてください。
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※資料数は、BOXILでの掲載状況によって増減する場合があります。
>>BtoC向けMAツールのおすすめサービスや比較表が見たい方はこちら
オールインワン型のおすすめMAツール比較13選(BtoB)
オールインワン型のMAツールは、マーケティングのさまざまな施策を一元管理し、効率的に運用したい場合におすすめのMAツールです。
リードジェネレーションから顧客育成、メールマーケティング、ソーシャルメディア管理まで、包括的な機能を備えたプラットフォームが、マーケティング活動全体をサポートします。複数の機能を統合して利用することで、マーケティング効果の最大化を図りたい企業に最適です。
Adobe Marketo Engage
良い評判・口コミ
- A/Bテストが手軽に実施でき、効果的な施策展開がスムーズ
- Salesforceとの連携によるマーケティングとセールスの一元管理
- 豊富な機能性と高い柔軟性、パーソナライズされたマーケティングが可能
- マーケティング活動の効果を的確に測定できる
改善を求める評判・口コミ
- 画面表示が遅い、操作に時間がかかる
- サポートの応答速度が遅い
- 複雑なセグメンテーション機能の不足
- 初期設定に時間が掛かり、使い始めに時間がかかる
- マニュアルや操作画面がわかりにくい
Adobe Marketo Engageの料金プラン・価格
要問い合わせ
Adobe Marketo Engageの評判・口コミ
Adobe Marketo Engageで実施したキャンペーンの検証も簡単に行うことができるのも利点です。
HubSpot
良い評判・口コミ
- 直感的に理解できるUI
- 費用対効果の高さ
- 多機能性
- 顧客情報の一元管理
改善を求める評判・口コミ
- サービスの仕様の複雑さ
- ポリシーやスタイルの合わないユーザーへの対応
HubSpotの料金プラン・価格
| 料金プラン | 初期費用 | 月額費用 |
|---|---|---|
| Professional | 要問い合わせ | 96,000円 |
| Enterprise | 要問い合わせ | 432,000円 |
HubSpotの評判・口コミ
Salesforce Marketing Cloud
良い評判・口コミ
- 顧客情報や案件の問題点の共有化が可能
- CRMやSFAとの連携でマーケティング活動がスムーズに実施可能
- メールマーケティングの分析と提案が容易
- 多くの大手企業が導入しており、信頼性が高い
- 豊富なオンラインリソースとコミュニティサポート
改善を求める評判・口コミ
- 初心者にとっての操作性の向上と使いやすいマニュアルの提供
- 非契約組織への情報共有機能の欠如
- 企業DBや市場調査機能の拡充
- 契約プランによるサポート内容の限定性
Salesforce Marketing Cloudの料金プラン・価格
- 初期費用:要問い合わせ
- 月額費用:150,000円〜
Salesforce Marketing Cloudの評判・口コミ
AIによる個別のエンゲージ予測、送信時間管理、個別に管理できる。マルチチャンネルによりニーズにあった提供ができ収益化につながる。リアルタイムにその時その時間その人にあった商品を提供が出来る。
分析後未来予測し、パフォーマンスが向上している。
SHANON MARKETING PLATFORM
- リード獲得から購買意欲の向上までワンストップで実施可能
- すべての過去接点や企業情報を紐づけ複数条件でリードをセグメント化
- シナリオ機能で定型業務とコミュニケーション業務を同時に自動化
SHANON MARKETING PLATFORMの料金プラン・価格
- 初期費用:要問い合わせ
- 月額費用:12万円〜
SHANON MARKETING PLATFORMの評判・口コミ
最初のフローがうまく作れたためシナリオを拡大するのも想定よりも早く進んだ。
Marketing Cloud Account Engagement (旧 Pardot)
良い評判・口コミ
- Salesforceとのシームレスな連携が可能
- マーケティング施策の効果測定が容易
- リードスコアリングの管理が楽になる
- メールマーケティング機能が使いやすい
- ウェブフォームの作成機能が優れている
改善を求める評判・口コミ
- フォーム編集機能の改善が必要
- 一部わかりにくい日本語表記
- 価格設定が高めに感じられる
- UIの初期の理解が難しい
- サービスを使いこなすために専門知識が必要になる場合がある
Marketing Cloud Account Engagementの料金プラン・価格
- 初期費用:要問い合わせ
- 月額費用:150,000円〜
Marketing Cloud Account Engagementの評判・口コミ
esm marketing
- 見込み顧客の獲得、育成、管理がスムーズに行える
- アクセスやクリック数から提案、フォロー活動が可能
- 費用対効果を把握しやすい
esm marketingの料金プラン・価格
| 料金プラン | 月額費用 |
|---|---|
| Basic | 3,500円 |
| Enterprise | 12,500円 |
Kairos3 Marketing
- 顧客管理とマーケティングを一元管理
- リアルタイムでホットリードを特定しメール通知
- 導入から施策の策定と実施まで包括サポート
Kairos3 Marketingは、顧客管理からリード育成、営業までサポートするMAツールです。顧客情報の管理からスコアリング、セグメンテーション、そして効果測定まで、マーケティングプロセス全体をカバーします。Webサイトでの行動やメール開封状況など、さまざまなタッチポイントでの顧客行動を横断的に分析可能です。
Kairos3 Marketingの料金プラン・価格
要問い合わせ
Kairos3 Marketingの評判・口コミ
GENIEE MA
- 興味関心データに応じたコミュニケーション施策を自動化
- メールやWebプッシュ通知、LINEなど多様な配信チャネルに対応
- サイト訪問といった行動データで顧客をスコアリング
GENIEE MAは、属性データやWeb行動、広告計測などのデータを統合し、分析したデータに応じたコミュニケーション施策を自動化できる国産内製のMAツールです。ポップアップやSMS、LINEなどの複数チャネルからアプローチできるため、取りこぼしを防止できます。
GENIEE MAの料金プラン・価格
要問い合わせ
GENIEE MAの評判・口コミ
BowNow by Cloud CIRCUS
良い評判・口コミ
- シンプルなUIで使いやすい
- 基本無料で試せる
- 顧客に合わせたマーケティング活動が実施可能
- コストパフォーマンスが良い
- カスタマーサポートの質が高い
改善を求める評判・口コミ
- タグ管理が煩雑となり顧客管理が複雑化する可能性
- 説明箇所の追加や詳細化
- マーケティング初心者向けの改善
BowNow by Cloud CIRCUSの料金プラン・価格
| 料金プラン | 初期費用 | 月額費用 |
|---|---|---|
| フリープラン | 要問い合わせ | 0円 |
| スタンダードプラン | 要問い合わせ | 36,000円(税抜) |
BowNow by Cloud CIRCUSの評判・口コミ
マーケティングについて深い知識はありませんでしたが、カスタマーサポートが手厚く、動画マニュアルがしっかり用意されており、時間は要しましたが一通りの機能を活用できるまでに成長できました。
BALES CLOUD
良い評判・口コミ
- 丁寧で親身なサポート
- 顧客リストの管理やメールの一括配信機能
- 開封率やクリック率の分析が可能
- 営業担当の業務進捗の見える化による効率向上
改善を求める評判・口コミ
- 現在の機能に対する強化の要望
- 携帯での操作に特化したアプリ版の要望
- HTMLメール配信機能の導入や改善の要望
BALES CLOUDの料金プラン・価格
要問い合わせ
BALES CLOUDの評判・口コミ
難しい操作も特になくカスタマイズ性も高く、UIも非常にみやすくて使いやすいです。
導入コストも安いので、取り組みやすかと思います。
SATORI
良い評判・口コミ
- シナリオ機能による配信の自動化で時間短縮が可能
- ユーザーを細かくセグメントし、CVR向上に寄与
- 初心者にも使いやすいシンプルな機能構成
- 日本語サポートマニュアルの充実
- UIが使いやすい、デザインが良い
改善を求める評判・口コミ
- 配信メールの作成プロセスの改善
- 他社ユーザーの事例を知るための機能の追加
- 人的サポートの強化
SATORIの料金プラン・価格
- 初期費用:300,000円(税抜)
- 月額費用(年間契約):148,000円(税抜)
※従量課金が発生する場合があります
SATORIの評判・口コミ
機能の部分だと、有名な海外MAツールなどとそれほど差はありません。
国産なので、全てが日本語で説明が実は一番良いポイントです。
UI含めて、操作性が良いし、それほど使う上で迷わない。
海外のツールは機能の項目が英語なので一瞬なんの項目か分からなくなります。
ferret One for MA
- ナーチャリング施策を管理しやすいCMS・MA一体型
- 必要な機能に絞って搭載しているから初心者も安心
- Webサイトの制作から顧客の行動検知までサポート
ferret One for MAの料金プラン・価格
要問い合わせ
List Finder
- 「ホットリードの商談化」への特化
- BtoBに特化した機能とシンプルな操作性
- 売上創出まで伴走する手厚いサポート
List Finderは、「ホットリードの商談化」に特化したBtoB向けMAツールです。アクセス解析やメール配信、セミナー管理など実務に直結する機能を低コストで利用でき、複雑な設定は不要です。活用定着から売上創出まで営業部門と連携して伴走する手厚いサポート体制が強みで、99%※という高い継続率を誇ります。
※出典:マーケティングオートメーションList Finder(リストファインダー)(2026年2月5日閲覧)
List Finderの料金プラン・価格
- 初期費用:100,000円(無料プランあり)
- 月額費用:45,000円〜(無料プランあり)
機能特化型のおすすめMAツール比較5選(BtoB)
機能特化型MAツールは、マーケティング施策を強化したい場合に適したツールです。
たとえば、メールマーケティングのパーソナライズ機能やSNS管理、アプリ内メッセージングなど、特定の業務に特化した機能を持つツールは、特定施策の効果を最大化したい企業におすすめです。ターゲットに応じた施策を細かくカスタマイズできるため、特定領域での成果を求める企業に適しています。
KARTE
良い評判・口コミ
- 細かなデータまで分析可能
- 効果的なPDCAサイクルの実行
- パーソナライズされたマーケティングの容易さ
- データの可視化
改善を求める評判・口コミ
- サービスの起動速度
- データ読み込みが若干遅い
- 機能の複雑さ
KARTEの料金プラン・価格
要問い合わせ
KARTEの評判・口コミ
Synergy!
良い評判・口コミ
- 使いやすさ
- 価格の安さ
- メールマーケティング機能
- 柔軟なデータインポート・Excel出力
改善を求める評判・口コミ
- UIの見えにくさ
- メールの詳細分析機能
- モバイルアプリのUI改善
Synergy!の料金プラン・価格
- 初期費用:118,000円
- 月額費用:20,000円〜
Synergy!の評判・口コミ
Repro(リプロ)
- Webとアプリを横断したマルチチャネル施策
- 「ツール」+「人」による伴走支援
- ノーコード運用と柔軟なデータ連携
Reproは、Webとアプリのユーザー行動データを活用し、ポップアップやプッシュ通知、メールなど最適なチャネルで1to1コミュニケーションを実現するプラットフォームです。「ツールにプロがつく」をコンセプトに、機能提供だけでなく専任チームによる手厚い伴走支援を行い、デジタルマーケティングの売上最大化に貢献します。
Reproの料金プラン・価格
要問い合わせ
Reproの評判・口コミ
導入当初は活用しきれていない部分もありましたがカスタマーサポートの方が丁寧に対応してくださりそれからすぐに使い慣れることができました。
ferret One
- Webサイトのデータもリード情報も一元管理できるCMS・MA一体型
- 初心者も安心の確実に使う機能に絞った構成
- AIによるコンテンツ制作でメール文やブログの作成時間を短縮
ferret Oneは、BtoBマーケティングに特化したCMS・MA一体型ツールです。文面作成をサポートするAIを搭載し、公開ページのURLからメール本文を作成したり、ブログ記事のテーマ決めや骨子を作成したりできます。顧客ごとにメール開封やページ閲覧履歴なども一元管理できるため、配信から振り返りまでをワンストップで行えます。
ferret Oneの料金プラン・価格
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ferret Oneの口コミ・価格
Synergy!LEAD
- Salesforce上でマーケティング活動を管理
- フォーム作成、メール配信、Webトラッキングなどの機能を搭載
- 訪問履歴や行動データを取得し、優先順位をつけたアプローチを支援
Synergy!LEADは、Salesforceとシームレスに連携したBtoB向けMAツールです。フォーム作成、メール配信、Webトラッキング機能を搭載し、Salesforce上でメールマーケティングやマーケティング活動などを集約管理できます。Salesforceのデータを活用したマーケティングにおすすめです。
Synergy!LEADの料金プラン・価格
- 初期費用:0円
- 月額費用:10,000円
Synergy!LEADの口コミ・評判
また、操作で不明点があった際には、担当の方がすぐに対応してくださり、安心して運用できています。サポート体制も含めて非常に満足しています。
業界特化型のおすすめMAツール比較3選(BtoB)
不動産や医療、教育など、特定の業界特有のニーズに対応した機能を持つMAツールです。各業界のビジネスプロセスに合わせたカスタマイズが可能で、業界特有の課題を迅速に解決することができます。
たとえば、不動産業界向けには物件情報の自動更新機能を備えたツール、医療業界向けには患者コミュニケーション機能を持つツールがあり、業界に特化したマーケティング施策を実施したい企業に最適です。
- 日本の製造業における営業・販売プロセスに対応したシステム
- 顧客データベースやフォーム作成、セミナー管理などの機能を提供
- Webトラッキングや顧客のセグメントなどで有望見込み顧客を発掘
MRCは、見込み顧客獲得から育成、ホットリードの抽出までサポートするBtoB製造業向けMAツールです。メールに特化したプランや、Webフォームに特化したプラン、全機能を統合したプランを提供し、必要な機能から段階的に導入可能です。メールへの反応やWeb行動をスコアリングし、興味度の高まった顧客を抽出できます。
MRCの料金プラン・価格
- 初期費用:要問い合わせ
- 月額費用:58,000円~
F-SUKE Sales Automation
- 搭載機能のCRM、MA、SFAは単体利用にも対応
- 顧客の属性情報をもとに顧客と相性のよい担当者をマッチング
- 可視化した顧客のアクションをもとにアプローチが可能
F-SUKE Sales Automationは、フランチャイズ加盟店開発に特化したMA、BI一体型CRMツールです。顧客検討度や、営業担当と顧客の相性などを可視化できるため、顧客別に最適な営業担当の振り分けが可能です。
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いえらぶ顧客管理システム
良い評判・口コミ
- 物件情報のWeb上での簡単な管理
- オンライン提案の効率向上(自動での物件情報配信)
- わかりやすいユーザーインターフェース
- きめ細かい顧客対応の実現
改善を求める評判・口コミ
- 特に指摘される改善点はなし
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いえらぶ顧客管理システムの評判・口コミ
失敗しないMAツールの導入手順
実際にMAツールを導入する際は、機能比較に入る前に、既存のCRMやSFAとどのような役割分担で運用するかを整理しておくことが重要です。自社の体制や目的によって最適な構成は異なり、ここを曖昧にしたまま進めると、導入後に二重管理や営業との摩擦が生じやすくなります。代表的な棲み分けの考え方を以下に整理します。
導入目的とKPIを明確にする
MA導入は「ツールを入れること」ではなく、商談創出や育成のやり方を仕組み化する取り組みです。まず、どの課題を解決したいのかを言語化しましょう。
- 資料DL後の放置
- 営業へ渡す基準が曖昧
- 施策の貢献が説明できない
そのうえで、KPIは開封率だけにせず、MQL数や商談化率など後工程につながる指標まで紐づけます。目的とKPIが曖昧だと、導入後に「何のために使うのか」が揺れ、活用が止まりやすくなります。
MA・CRM・SFAの棲み分けを整理する
導入前に、MA・CRM・SFAの役割を必ず整理しましょう。MAは商談前の行動履歴や温度感を可視化し、育成や優先度付けを行う領域、CRM/SFAは顧客・商談・営業活動を管理する領域です。
| パターン | 適している状況 | 詳細 |
|---|---|---|
| パターン1:MAを起点にCRM・SFAへ連携 | ・リード数が多い ・商談前の選別が重要 | ・MAで行動や属性をスコアリング ・条件を満たしたリードのみCRM/SFAへ連携 ・営業は温度の高いリードに集中できる |
| パターン2:CRMを主軸にMAを補助的に利用 | ・CRM中心の運用が既に定着 ・営業プロセスが整理されている | ・顧客・商談管理はCRMが正 ・MAはメール配信やナーチャリング用途が中心 |
| パターン3:MA・CRM・SFAを分業運用 | ・組織規模が大きい ・部門ごとの役割が明確 | ・各ツールが独立した役割を持つ ・データ設計や連携ルールの明確化が不可欠 |
ここが曖昧だと、同じ情報の二重入力や、数字が合わず「結局どれが正しいのかわからない」といった事象が発生しがちです。連携可否を確認する前に、何をMAに集め、何をCRM/SFAの正とするかを決めておくと、営業連携の摩擦を減らせます。
導入後の運用体制を決める
MAは設定して終わりではなく、配信やシナリオを回しながら改善していく運用が前提です。導入前に「誰が設計するか」「誰が日々の配信・リスト管理・効果確認を担うか」を決め、マーケティング部門だけに集中しない体制を作りましょう。
特に営業との連携では、どの条件で引き渡すか、引き渡し後の対応ルールまで合意しておくことが重要です。担当者任せにすると属人化し、異動や繁忙で運用が止まりやすいので、役割分担と運用ルールを最初に固めます。
範囲を限定して運用し、安定したら拡張する
導入直後から全施策を自動化すると、設計が複雑になり運用が破綻しやすくなります。最初は下記のように範囲を絞り、成果が見えやすい施策から始めます。
- 問い合わせ・資料請求後のフォローのみ
- ウェビナー申込者へのリマインドと事後配信のみ
まず正しく動くことと現場が回せることを確認し、運用負荷や営業連携の詰まりを洗い出しましょう。運用が安定したら、行動に応じた分岐やスコアリング連動など高度なシナリオへ段階的に拡張すると、失敗リスクを抑えながら定着させられます。
MAツールを活用するメリット

MAツールのメリットを一言でまとめると、マーケティング活動を効率化し、見込み顧客を効果的に育成することです。具体的には次のようなメリットがあります。
- リードナーチャリングやリードクオリフィケーションの自動化により、手作業を削減し、業務効率を向上できる
- 顧客データを一元管理することで、マーケティングと営業の連携を強化できる
- 見込み顧客の行動に基づいたターゲティングで、効果的なアプローチが可能になる
- マーケティングキャンペーンの効果を簡単に測定・分析し、戦略を最適化できる
- パーソナライズされたコンテンツの配信により、顧客エンゲージメントを高められる
これらのメリットにより、マーケティングの精度を向上させ、売上の増加に貢献します。
MAツールを導入する際の注意点
MAツールを導入する際は、次の点に注意が必要です。
- コスト管理とROIの検討
- 運用体制の整備と教育
- 導入失敗のリスク分析
- マーケティング部門だけで運用しない
- スコアリング結果を過信しない
コスト管理とROIの検討
MAツールの導入にはコストがかかるため、ツールの価格と得られる効果(ROI)を比較して、予算内で最も効果的なツールを選ぶことが必要です。月額費用や年間費用、追加機能のコストも考慮に入れましょう。
運用体制の整備と教育
導入後の運用体制や担当者のスキルレベルを事前に確認し、必要に応じて教育やトレーニングを行うことが重要です。ツールの機能を十分に活用するためには、適切な知識とスキルを持った担当者が必要です。
導入失敗のリスク分析
過去の導入事例(成功・失敗)を分析し、失敗の原因(機能不足、運用体制の問題など)を明確にすることで、同じ過ちを繰り返さないようにします。特にリプレイス(乗り換え)を検討する場合には、なぜ失敗したのかを詳しく分析し、適切なツールを再選定することが必要です。
マーケティング部門だけで運用しない
見込み客を増やせても最終的に契約に至らなければ結果に結びつきません。契約のためには営業の知識が必要です。マーケティング部門だけで完結せず、見込み顧客獲得のために他部門との連携をしましょう。
特に営業目線での評価は重要であり、営業と連携してツールを運用することで成果につながります。

営業側からは質の高いリードを期待されますが、営業側と協力して一緒に取り組むことでMAツールの精度が高まることを伝えましょう。
スコアリング結果を過信しない
スコアリングとは見込み客の興味度合いを定量的に評価するもので、MAツールにおいて非常に有効な機能です。
一方で、重点施策やコンテンツ状況などにより、スコアの点数傾向・特徴も企業ごとに大きく異なります。そのため、導入時のままの設定を続けることはほとんどなく、PDCAを回しながらスコア設定の内容をチューニングしていくことを前提に取り組むようにしましょう。
MAツールの導入事例
実際にMAツールを導入した企業の事例を紹介します。導入後のイメージ醸成や導入効果の提示にご活用ください。
IT業界H社:Marketing Cloud Account Engagementを導入
- 導入前の課題:顧客や商談情報をExcelで個別管理していたためマネジメントが機能しておらず、営業活動の属人化とノウハウ不足により販売数が伸び悩んでいた
- 導入後の変化:Web上の行動追跡やスコアリングにより確度の高い顧客への優先アプローチが可能になって商談化率が向上し、ノウハウ活用によって属人化からの脱却や円滑なテレワーク移行も実現
契約管理システムを提供する同社は、Excelによる情報管理の限界と、属人的な営業スタイルによる販売低迷が課題でした。SalesforceとAccount Engagementの導入により、見込み客の行動追跡やスコアリングに基づいた効率的なアプローチ体制を確立。
商談化率が向上したほか、ツールが持つノウハウを活用してマネジメント体制を強化し、緊急事態宣言下でもスムーズな業務継続を実現しました
コンサルティング業界C社:HubSpotを導入
- 導入前の課題:営業活動がリストへのテレアポ100%でWebフォームが戦略的に活用されておらず、長年培ったノウハウを採用担当者に伝える手段も構築できていなかった
- 導入後の変化:Webフォームからの問い合わせ数が5.5倍、閲覧数が3倍に増え、アポイント獲得率がテレアポの10倍、成約率が1.8倍になるなど営業効率が大幅に向上
エンジニアや営業職向けの転職サイトを運営する同社は、従来のアウトバウンド営業(テレアポ)への依存やWeb活用の遅れに課題を抱えていました。HubSpotを導入した結果、Webフォーム経由の問い合わせ数が5.5倍へと劇的に増加。
さらに、確度の高いリード(見込み客)への対応が可能になったことで、アポイント獲得率はテレアポ時代の10倍、成約率は1.8倍に達し、大幅な業務効率化と成果向上を実現しました。
より詳しくは下記記事でも紹介しています。
MAツールの比較検討にあたってよくある質問
最後に、MAツールの比較・導入にあたってよくある質問を取り上げます。
MAツールとメール配信ツールの違いは何ですか?
メール配信ツールは一斉配信や簡易セグメントが中心ですが、MAツールはWeb閲覧・資料DL・フォーム送信などの行動履歴を蓄積し、条件分岐やスコアリングで育成を自動化できます。商談化に近いリードを可視化し、営業へ渡す基準を作れる点が大きな違いです。
無料で使えるMAツールはありますか?
無料プランを用意するツールはありますが、検討時は「何が無料範囲か」を確認する必要があります。配信通数・登録件数・自動化(シナリオ)・スコアリング・連携機能は制限されることが多く、運用が軌道に乗った段階で有料移行が前提になりやすいです。
下記では無料で使えるツールを紹介しているのでご参考ください。
MAツールの費用対効果はどのように考えればよいですか?
MAツールの費用対効果は、「売上が直接いくら増えたか」だけで判断すると見誤りやすくなります。下記のような指標を組み合わせて評価しましょう。
- 商談化率やMQL数がどれだけ改善したか
- 営業が追うリードを絞れたことで無駄な工数がどれだけ減ったか
- メール配信やフォロー業務の自動化で担当者の作業時間がどれだけ削減されたか
導入前に改善したい指標を決め、3〜6か月単位で変化を見ると、社内説明にも使いやすくなります。
MAツールの比較ならBOXIL
MAツールにはおおまかに次のようなタイプがあり、これらのタイプのサービスを候補に、調査や資料請求、問い合わせを行うのがよいでしょう。
- マーケティング活動全般を包括的にサポートするタイプ
- マーケティングの特定業務に特化したタイプ
- 特定の業界や業種に特化した機能を持つタイプ
MAツールは、リード管理や顧客育成、メール配信などのマーケティング活動を効率化するために導入されます。選定にあたっては、自社のビジネスモデルや業界特有のニーズ、実施したい施策に合ったツールを選ぶことが重要です。
また、他のCRMや基幹システムと連携する必要がある場合は、事前に連携方法を確認しておくと良いでしょう。MAツールを導入することで、マーケティング活動の精度を向上させ、営業効率を最大化しましょう。
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