無料で使えるおすすめのWAF3選!ツールの特徴と選ぶ際のポイントを解説!

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Webサイトの攻撃や個人情報の漏えいなどの不安は、クラウド型WAFの無料プランやオープンソースの活用でも解消が可能です。最新のWAFは、攻撃を止めるだけでなく、AIによる未知の脅威の検知や、Botによる不正ログインの自動ブロックなど、無料でも高度な防御機能を備えるようになりました。 本記事では、2026年のセキュリティ動向を踏まえ、0円から始められる厳選3ツールと、失敗しない選び方を解説します。

WAFには多くの種類があり「どれを選べばいいか」迷いますよね。後から知ったサービスの方が適していることもよくあります。導入の失敗を避けるためにも、まずは各サービスの資料をBOXILでまとめて用意しましょう。
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【30秒でわかるこの記事の結論】無料で使えるWAFおすすめ3選と失敗しない選び方

CloudflareはCDN一体型で導入しやすく、小規模サイトのセキュリティ初手として最適
AIONCLOUDはAI検知に強く、ModSecurity専門知識があれば完全無料で高度な運用が可能
・無料版は「ログ機能」や「サポート」が制限されるため、あくまで検証・小規模運用に向いている

→コストゼロで防御機能を試したうえで、サイト成長やリスク増大に合わせて有料版へ切り替えるのが賢い運用です。

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WAFとは?基本的な仕組みと役割

WAFとは、Webアプリケーションのぜい弱性を悪用したサイバー攻撃を防御するための仕組みです。不正な通信パターンを検知し、ブロックやログ保存などの機能を備えており、Webサイトの改ざんや情報漏えいに対するセキュリティ対策業務を効率化します。

WAFの必要性が高まる背景

近年、ECサイトや業務システムなどWebアプリケーションを狙った攻撃が急増しています。これらの攻撃は、サーバーやネットワークの防御だけでは防ぎきれないことが多く、アプリケーション層に特化したセキュリティ対策が求められています。

そこで注目されているのがWAF(Web Application Firewall)です。WAFはWebアプリケーションに対する不正アクセスを検知・遮断することで、改ざんや情報漏えいといった被害を未然に防ぐ役割を果たします。

WAFで防げる主な攻撃手法

WAFは、主に次のような攻撃からWebアプリケーションを守ります。

  • SQLインジェクション:データベースへの不正な命令を挿入する攻撃
  • クロスサイトスクリプティング(XSS):悪意のあるスクリプトをWebページ上に埋め込む攻撃
  • OSコマンドインジェクション:システムコマンドを不正に実行させる攻撃
  • ディレクトリトラバーサル:ファイルシステムの階層構造を悪用して機密ファイルにアクセスする攻撃

これらの脅威に対し、WAFは通信の内容をリアルタイムに監視・解析し、不正なアクセスと判断された通信を遮断またはログとして記録します。

無料WAFを選ぶ前に知っておきたい3つのポイント

無料のWAFを選定する際は、いくつかの基準が存在します。代表的な基準について解説します。

提供形態(アプライアンス型/ソフトウェア型/クラウド型)の違い

WAFにはアプライアンス型、ソフトウェア型、クラウド型の3種類の提供形態があります。それぞれの特徴は次のとおりです。

提供形態概要メリットデメリット
アプライアンス型専用のハードウェアを設置高いセキュリティ性能、カスタマイズ性が高い導入コストが高い
ソフトウェア型自社サーバーにインストール導入コストが低いサーバー負荷が高くなる可能性がある
クラウド型インターネット経由で利用導入が簡単、ランニングコストが低いサービス提供者のセキュリティに依存

自社のネットワーク環境に合わせて、最適な提供形態を選びましょう。

防御対象とする脅威の種類

WAFはWebアプリケーションに対するさまざまな攻撃を防御できますが、製品によって対応できる攻撃の種類や範囲は異なります。

たとえば、クロスサイトスクリプティングやSQLインジェクションなどの一般的な攻撃はほとんどのWAFがカバーできますが、ゼロデイ攻撃やAPI攻撃などの新しい攻撃に対応できるWAFは限られています。自社のWebアプリケーションがどのような攻撃にさらされる可能性が高いかを事前に分析し、必要な防御機能を備えたWAFを選びましょう。

サポート体制や導入ハードル

WAFは導入後も定期的に設定や更新を行う必要があります。しかし、WAFの運用には専門的な知識や技術が必要なため、自社で行うのは困難な場合があります。そのため、WAFのベンダーやサービス提供者がどの程度のサポートを行ってくれるかを確認することが重要です。

たとえば、シグネチャの更新やルールの設定、不正侵入の検知や対応、レポートの作成などのサービスが提供されているかどうかをチェックしましょう。また、トラブルが発生したときに迅速に対応してくれるかどうかも重要なポイントです。

【0円で使える】おすすめのWAF3選

WAFのなかで無料で使えるおすすめのツールを紹介します。無料の範囲でできることや機能制限などを解説しているので、WAF選びの参考にしてみてください。

無料で使えるWAFの比較表

サービス名機能制限サポートその他の制限
Cloudflare無料プランは基本的なWAFルール中心で、高度なマネージドルールや詳細ログ機能は制限されやすい。セルフサービス中心で、専用サポートは基本的になし。本格運用ではログ分析やルール運用の自由度が壁になりやすく、有料プランで補う前提になりがち。
AIONCLOUD WAAP (WAF)月間トラフィック5GBまで、保護対象1ドメインまで、カスタムルール最大3件などの上限あり。無料プランはチケットでの問い合わせ対応が中心。SIEM連携などの外部連携は無料プランでは使えず、運用の自動化や統制を進めたい場合は上位プランが前提。
ModSecurityOSSのため料金由来の機能制限ないが、ルール設計と調整を自社で行う必要あり。ベンダーサポートはなく、基本的に自己解決が前提。導入・運用に専門知識が必要で、誤検知調整や継続運用の工数が重くなりやすい。

Cloudflare

Cloudflare Japan株式会社

Cloudflareは、CDNとDDoS緩和を土台に、クラウド型で手軽にWebアプリを守れる点が魅力のWAFです。無料プランでも基本的なWAFルールを有効化でき、Webサイトの公開範囲を大きく変えずに防御の第一歩を踏み出せます。

無料プランでは、WAFの基本ルールが利用可能です。高度なマネージドルールや詳細ログは制限されやすいものの、まずは小規模サイトで「入口対策を入れてみたい」ケースなら十分に試しやすく、スタートアップや小規模事業の検証用途にも向きます。

もし、無料プランの範囲を超えて運用の精度や可視化を高めたい場合は、月額5ドルからの有料プランへ移行できます。有料版ではOWASPコアルールセットをはじめとする高度なルール、WAFログの活用、運用支援に関わるサポート面が強化されるため、サービス成長に合わせて段階的に守りを厚くできます。

Cloudflareを無料で使う制限

項目制限
機能制限基本的なWAFルール中心で、高度なマネージドルールや詳細ログ機能は制限されやすい。
サポート無料プランのサポート範囲は要問い合わせ。
その他の制限本格運用ではログ分析やルール運用の自由度が壁になりやすく、必要に応じて有料プランで補う前提になりがち。

AIONCLOUD WAAP(WAF)

AIONCLOUD WAAP (WAF)は、AIを活用した脅威インテリジェンスを土台に、WAFだけでなくCDNやDDoS対策までまとめて強化しやすい点が魅力のWAFです。保護対象の入口にクラウド側で防御レイヤーを置けるため、サーバー設定だけに頼る運用から抜け出しやすくなります。

無料プランでは、月間トラフィックが5GBまで利用可能です。件数や連携に上限はあるものの、まずは1ドメインだけ先に守って効果を確かめたい場合や、小規模なサービスで段階導入したい企業にとって扱いやすい選択肢になります。

もし、無料枠の上限を超えそうな場合は、月額8,640円からの有料プランへ移行できます。有料版ではトラフィック上限の拡張、カスタムルールの拡大、SIEM連携などが利用できるようになるため、監視や運用の自動化まで含めて守りをスケールさせやすいです。

AIONCLOUD WAAP (WAF)を無料で使う制限

項目制限
機能制限月間トラフィック5GBまで、保護対象1ドメインまで、カスタムルール最大3件などの上限あり。
サポート無料プランはチケットでの問い合わせ対応が中心。
その他の制限SIEM連携などの外部連携は無料プランでは使えず、運用の自動化や統制を進めたい場合は上位プランが前提。

ModSecurity

ModSecurityは、ApacheやNginxなどのWebサーバーに組み込んで使うOSSのWAFで、柔軟にルールをカスタマイズできる点が魅力です。OWASP CRSなどのルールセットを適用すれば、SQLインジェクションやXSSといった代表的な攻撃の入口対策を自前で用意できます。

無料で利用できる一方、運用の中身は自社で作り込む前提になります。ルール調整や誤検知対応を継続して回せる体制がある場合はコストを抑えやすく、検証環境やオンプレミス中心の構成で「まずは自前で試したい」ケースに向きます。

OSSのため、月額課金の有料プランは用意されていません。運用負荷やサポート面がネックになりそうなら、マネージドWAFや有償サポート付きのWAFへ切り替える判断が現実的です。

ModSecurityを無料で使う制限

項目制限
機能制限OSSのため料金による機能制限はないが、ルール設計・導入・誤検知調整を自社で行う必要あり。
サポートベンダーサポートはなく、基本的に自己解決が前提。
その他の制限導入・運用に専門知識が必要で、継続運用の工数が重くなりやすい。

自社に合うサービスを選ぶには、各サービスの内容を比較することが重要です。気になるサービスの資料をダウンロードして自社に合うか検討してみましょう。

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無料と有料の違いは?よくある機能制限と注意点

無料のWAFでよくある機能の制限をまとめました。

攻撃対策の範囲の制限

無料のWAFでは、攻撃対策の範囲が限られている場合が多く、有料版に比べてセキュリティレベルが低い可能性があります。たとえば、SQLインジェクションやクロスサイトスクリプティングなど、一般的な攻撃には対応できても、ゼロデイ攻撃やDDoS攻撃など、新しく複雑な攻撃には対応できないことがあります。

また、無料版ではルールの更新や適用が遅れたり、カスタマイズができなかったりすることもあります。そのため、無料のWAFを使う場合は、攻撃対策の範囲に注意して、自社サイトのリスクに合ったサービスを選ぶ必要があります。

パフォーマンスの制限

無料のWAFでは、パフォーマンスの影響が大きい場合が多く、有料版に比べてサイトの速度や応答性が劣る可能性があります。たとえば、無料版ではWAFのサーバーが遠くにあったり、負荷が高かったりすることで、サイトのロード時間が長くなったり、タイムアウトが発生したりすることがあります。

また、無料版ではWAFの設定やチューニングができなかったり、不要な機能が有効になっていたりすることで、サイトのパフォーマンスに悪影響を与えることがあります。そのため、無料のWAFを使う場合は、パフォーマンスの影響に注意して、自社サイトの要件に合ったサービスを選ぶ必要があります。

サポートの制限

無料のWAFでは、サポートの制限がある場合が多く、有料版に比べてトラブルや問題の解決が遅い可能性があります。たとえば、無料版ではサポートの対応時間が限られていたり、メールやチャットのみで電話やビデオ通話ができなかったりすることがあります。

また、無料版ではサポートのスタッフが専門的な知識や経験が不足していたり、対応が丁寧でなかったりすることがあります。そのため、無料のWAFを使う場合は、サポートの範囲に注意して、自社サイトの運用に合ったサービスを選ぶ必要があります。

有料ツールを検討するべきケース

企業の状況やツールに求めることによっては、無料ツールではかなえられないケースが存在します。有料ツールを検討したほうがよいケースをまとめたので参考にしてください。

サイトの規模やトラフィックが大きい場合

無料のWAFでは、サイトの規模やトラフィックに応じて、WAFの性能や安定性が低下する場合があります。たとえば、無料版ではWAFの帯域幅や処理能力が制限されていたり、サイトのアクセスが急増したりすると、WAFが正常に動作しなかったり、サイトがダウンしたりすることがあります。

また、無料版ではWAFのスケーラビリティや冗長性が不十分だったり、障害やメンテナンスの対応が遅れたりすることもあります。そのため、サイトの規模やトラフィックが大きい場合は、有料サービスの導入を検討すべきです。

複数のWebサイトやサーバーを保護したい場合

WAFを導入する際、複数のWebサイトやサーバーを保護したい場合は有料サービスに切り替えることをおすすめします。無料版には利用できるドメインやIPアドレスの数に制限がかかっていることが多いです。

WAFを効率的に運用するためには、複数のWebサイトやサーバーを保護できるサービスを選ぶことが大切です。

高度なセキュリティ対策が必要な場合

無料のWAFサービスは、基本的な攻撃を防御できますが、高度な攻撃に対しては十分な対策ができない場合があります。たとえば、DDoS(分散型サービス拒否)攻撃やSQLインジェクションなどの複雑な攻撃に対しては、有料のWAFサービスのほうが高い防御性能を発揮します。

また、カスタマイズや設定の柔軟性も高く、自社のニーズに合わせてセキュリティレベルを調整できます。

無料プランや無料トライアルでシステムを比較しましょう

自社に合うシステムを選ぶには、実際にツールを操作してみて、防御対象とする脅威の種類や提供形態を確認することが重要です。まずは期間無制限の無料プランや、無料トライアルを活用して、使用感や機能性を確かめてみましょう。

また、本格的な導入や有料プランへの移行を検討する場合は、各社のサービス資料を見比べるのが効率的です。次のボタンから、人気サービスの資料をまとめてダウンロードできるので、ぜひ社内検討にご活用ください。

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WAF選び方ガイド

WAF選び方ガイド

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