【比較表あり】eラーニングシステム(LMS)を徹底比較!機能・選び方を解説
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おすすめeラーニングの資料を厳選。各サービスの料金プランや機能、特徴がまとまった資料を無料で資料請求可能です。資料請求特典の比較表では、価格や細かい機能、連携サービスなど、代表的なeラーニングを含むサービスを徹底比較しています。ぜひeラーニングを比較する際や稟議を作成する際にご利用ください。
eラーニングシステムのタイプ
eラーニングシステムは、導入目的に応じて次の3つのタイプに分類できます。
導入目的 | 内容 | |
---|---|---|
タイプA | 自社で制作済の教材を活用したい | 過去に制作した教材をシステムにアップロードし、学習状況の管理をできるようにしたい企業 |
タイプB | 自社で教材を制作して運用したい | 社内独自の教材をeラーニングシステムにて作成し共有したい企業 |
タイプC | 他社が制作した教材を購入したい | ビジネスマナーやセキュリティといった汎用的な教材を購入して社員へ教育したい企業 |
自社に当てはまるタイプを確認したら、比較表で要件に合うサービスを探してみましょう。
おすすめeラーニングシステムの比較表
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eラーニングシステムの失敗しない選び方
eラーニングシステムの選び方で迷わないよう、自社に合ったツールを探せる手順をまとめました。
1.必要な機能を洗い出す
eラーニングシステムを選ぶ際は、自社に必要な機能の要件を洗い出してから比較するのがおすすめです。次のリストを使って洗い出しておきましょう。
確認方法 | 内容 |
---|---|
テストやアンケートをシステム上で実施する必要があるか確認する | 実技でチェックする場合は不要ですが、セキュリティ研修のように広く一律に理解度を求められる教材では必要とされるケースが多いです。 |
全社連絡やフィードバックなど、システム内でコミュニケーションをとる機会が必要か確認します | 事務連絡や受講者同士の交流がほしいのであれば検討しましょう。なお、ビジネスチャットやグループウェアにてやり取りできるなら不要です。 |
内製した教材のファイル形式を確認する | システムによってインポート可能なファイル形式が異なるため確認は必須です。 |
教材の種類を確認する | 要求される教材によって買い切りがよいか、定期購読がよいか、内製すべきかなどがわかれます。可能であれば、必要なテストも調べておきましょう。 |
スマートフォンおよびタブレットにて閲覧・編集をする機会があるか確認する | 閲覧するだけでなく画像や動画の撮影にもスマートデバイスは活用できます。必要な際はどのOSに対応すべきかもあわせて確認しましょう。 |
外国語話者がいるか調べる | 在籍している人の言語に対応したeラーニングシステムを探しましょう。 |
外部からの内部統制の認証が必要か確認する | SOCやISOといった認証が必要かを調べます。IPOを控えている企業、上場グループの企業などは要件として含まれる場合が多いので注意が必要です。 |
2.予算を決める
eラーニングシステムの料金は1人あたりの場合500〜3,000円、システム単位の場合20,000〜100,000円が各社最安プランの相場です。
料金体系はアカウント数、アクティブユーザー数、機能などによって変わります。eラーニングシステムの導入に使える予算を確認しておきましょう。
※料金相場は本記事に掲載しているツールの料金を参考にしています。
確認方法 | 内容 |
---|---|
eラーニングシステムの導入に使用できる予算を確認する | eラーニングシステムの料金相場を把握し、導入に使用できる予算を確認しましょう。 |
3.要件に合う企業へ資料請求する
これまで確認した内容を踏まえて、BOXILの比較表で要件に合うeラーニングシステムを探しましょう。
確認方法 | 内容 |
---|---|
機能の要件を満たすサービスはあるか確認する | 各サービスの搭載機能を確認し、条件に合うシステムを探します。なければ必要な機能を見直しましょう。 |
予算内で導入できるか確認する | 機能、連携の要件を満たすサービスの料金を確認し、条件に合うシステムを探します。予算を超えてしまう場合は、予算の調整か各種機能、連携の必要性を再度検討しましょう。 |
要件に合うサービスの資料請求をする | 各要件を満たすサービスの口コミ評価の投稿と点数を確認し、要件に合うサービスの資料請求をしましょう。 |
試験導入するサービスを数社に絞り込む | 資料の内容であらためて要件と合っているのかを確認し、試験導入するサービスを数社に絞り込みましょう。 |
4.試験導入で社内評価を確認し、本導入するサービスを決める
絞り込んだサービスを試験導入し、実際の使用感を確かめてください。従業員からの評価もあわせて確認し、本導入するサービスを選定しましょう。
確認方法 | 内容 |
---|---|
絞り込んだサービスを試験導入して使用感を確認する | 資料請求したサービスのトライアルに申し込み、実際に社内で使ってみましょう。 |
従業員からの評価は高いか確認する | 簡単に操作できたかをヒアリングしましょう。 |
本導入するサービスを決める | 従業員の評価に問題がなければ公式サイトに問い合わせて導入手続きを進めましょう。 |
おすすめのeラーニングシステム
各項目でおすすめのeラーニングシステムを紹介します。評判・口コミの評価が高いサービスを厳選しました。
大企業におすすめのサービス
中堅企業や大企業向けのeラーニングシステムを検討する場合は、中長期的に利用する機能がそろっているか、料金のディスカウントが発生するかなどを確認しましょう。気軽にシステムを変えられない企業において、要件のとりまとめや経費削減は重要なポイントです。
次のサービスは、多くの機能を搭載しているうえ、データ容量に応じて課金される料金体系です。従業員数が増えても経費が増えづらく安定した運用を見込めます。
Cloud Campus - 株式会社サイバー大学
- 大企業におすすめ
- ユーザー数に関係なく定額
- 他社教材の購入や自社教材の販売可
Cloud Campusの口コミ・評判
小規模・中小企業におすすめのサービス
小規模・中小企業向けのeラーニングシステムを検討する場合は、サービス提供会社が作成した教材をサブスクリプション形式で利用するのがおすすめです。
教材を作る工数を削減できたり受講者の興味やスキルにあわせて必要な教材を選べたりするため、教材がまだないのであればその形式をおすすめします。
次のサービスは、新卒研修やマネジメント研修をはじめ、多様なコンテンツが見放題のサービスです。教材を作成する手間をかけずに豊富なスキルを身につけられます。
Schoo for Business - 株式会社Schoo
- 生放送授業を無料にて閲覧
- 多様な講師によるバラエティ豊かなコンテンツ
- 有料では録画配信あり
Schoo for Businessの口コミ・評判
「SaaS導入推進者が選ぶサイト第1位」のボクシルが、数あるeラーニングシステムの中からおすすめサービスをピックアップしました。さらに、各サービスの料金・機能をまとめた『比較表』もプレゼント!導入前の下調べにぜひお役立てください。
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eラーニングシステム一覧
個別で紹介できなかったおすすめのeラーニングシステムを一覧で紹介します。
タレントパレット - 株式会社プラスアルファ・コンサルティング
- スキルレベルに応じて学習コンテンツを自動でレコメンド
- 自動採点できるテスト形式、時間制限、動画など多様な形式に対応
- 社員の成長度合いをグラフ化し、研修の分析や改善もサポート
タレントパレットの口コミ・評判
AirCourse - KIYOラーニング株式会社
- 少数の利用なら0円
- 1人200円程度への割引あり
- 教材の作成も可能
AirCourseの口コミ・評判
etudes(エチュード) - アルー株式会社
- 人材育成の専門家が開発したeラーニングシステム
- 複数要素を組み合わせたカリキュラムを管理可能
- 集合研修の申し込み/出欠管理にも対応
etudes(エチュード)の口コミ・評判
etudes Plus(エチュードプラス) - アルー株式会社
- 受け放題、定額制のeラーニングサービス
- 階層別、スキル別に独自に体系化
- 演習やワークでアウトプットまで支援
learningBOX - learningBOX株式会社
- 13種類の出題形式※を組み合わせてテストを作成
- 教材の割り当てや学習順の制限、コース作成など、細かな設定が可能
- eラーニングの販売ができるEC機能や多言語対応機能を搭載
※ボクシル掲載資料参照(2024年1月時点)
learningBOXの口コミ・評判
AI英語学習アプリ レシピー - 株式会社ポリグロッツ
- 英語学習アプリで個別最適化されたカリキュラムを提供
- 日英バイリンガル講師によるマンツーマンレッスン
- 専属トレーナーが24時間チャットでサポート
Pholly - Mogic株式会社
- 教育機関向けコミュニケーション型授業支援システム
- 授業や動画教材の配信、レポート課題の評価、テストの実施、ふり返りまで一元化
- 月額20,000円から利用可能
- シンプルな機能
- 50人までなら月額4,900円〜
- 機能に応じて料金を選べる
LearnOの口コミ・評判
Smart Boarding - 株式会社FCEトレーニング・カンパニー
- 定着させるための4つの学習体型
- 課題や階層別のコース学習
- 5分~10分の短いコンテンツで隙間時間に適切
Smart Boardingの口コミ・評判
UIshare(ユーアイシェア) - 株式会社ユイコモンズ
- 教育研修からナーチャリング、動画配信サイトの運営まで幅広いシーンに対応可能
- 動画コンテンツの販売からテストの実施、視聴分析向け機能を搭載
- 運用サポートや導入パッケージ、コンテンツ制作サービスも提供
UIshare(ユーアイシェア)の口コミ・評判
パフォーマンスナビ - 株式会社パーソル総合研究所
- オンラインライブ研修とオンデマンド研修を学び放題
- 若手や中堅社員、管理職など階層に応じたコンテンツを利用可能
- アクションプランシートや受講報告書で研修後の行動定着までサポート
- 10分で読める※要約版と、音声要約版
- 著者、出版社による確認済みコンテンツ
- 利用を促進する施策支援
※出典:フライヤー「サービスの特徴|flier business」(2024年1月15日閲覧)
flierの口コミ・評判
Teachme Biz - 株式会社スタディスト
- 画像や動画ベースの業務マニュアルの作成から共有、理解度テストまで
- マニュアルをコース化し教育コンテンツとしても利用可能
- 外国人スタッフにも伝わる自動翻訳機能を搭載
Teachme Bizの口コミ・評判
ひかりクラウド スマートスタディ(eラーニング) - 東日本電信電話株式会社
- 比較的シンプルなeラーニングシステム
- 動画教材やライブ配信が可能
- 1IDあたり198円で1名から利用可能
ひかりクラウド スマートスタディ(eラーニング)の口コミ・評判
Generalist®/LM - 東芝デジタルソリューションズ株式会社
- 400以上※のコンテンツを提供
- コンテンツの短期利用やクラウド、オンプレミスなど選べる導入形態
- 研修の募集管理や課題提出機能を搭載
※出典:東芝デジタルソリューションズ「eラーニング・教育管理|Generalist|東芝デジタルソリューションズ」(2024年1月15日閲覧)
Generalist®/LMの口コミ・評判
VideoTouch - VideoTouch株式会社
- 動画の収録や編集、分析機能を搭載
- 関連動画をコースとして提供できるアカデミー機能
- 音声データを書き起こしできるAI
KnowledgeDeliver - 株式会社デジタル・ナレッジ
- 中堅企業以上におすすめ
- 英語や中国語をはじめ多くの言語に対応
- オプション機能が豊富
KnowledgeDeliverの口コミ・評判
KnowledgeC@fe - 株式会社富士通ラーニングメディア
- 中堅企業や大企業向け
- 2,900以上※の既成教材あり
- 英語や中国語をはじめ多くの言語に対応
※出典:富士通ラーニングメディア「KnowledgeC@fe が選ばれる理由|KnowledgeC@fe 公式サイト|富士通…」(2024年1月15日閲覧)
KnowledgeC@feの口コミ・評判
LearningWare - 株式会社プロシーズ
- 内製から作成代行、既成教材の利用まで可能
- 集中度計測、顔認証、Zoom連携などオプションが豊富
- 選べる料金体系
LearningWareの口コミ・評判
- 教材作成とLMSのシンプルな機能
- 選べる料金プラン
- 運用しない期間は月額1,500円で継続
UMU
- 即時フィードバックや学習内容の個別自動提供をAIがサポート
- オンライン、オフラインを組み合わせた受講
- 習得までを設計したeラーニングシステム
- 大手から小規模ユーザーまで、官公庁をはじめ業種を問わず導入実績
- 研修の進捗状況や利用状況を一括管理
- コース設計から映像制作まで依頼できるeラーニングコース制作サービス
SpeedLMSの口コミ・評判
playse. ラーニング - 株式会社manebi
- 5,000以上※の充実した教材
- 幅広い業種、職種に対応した教材
- 自社教材も作成可能
※出典:manebi「playes.(プレース)ラーニング|オンライン社員研修プラットフォーム」(2024年1月15日閲覧)
playse. ラーニングの口コミ・評判
通信教育 - 株式会社日本能率協会マネジメントセンター
- マネジメントやITスキル、資格取得など幅広いテーマのラインナップ
- レベルにあわせた段階的な学習が可能
- 目的にあったオリジナルプログラム
- セキュリティに特化した教材
- テスト結果は自動で採点・集計
- 標的型攻撃やメール訓練もサポート
セキュリオの口コミ・評判
SAKU-SAKU Testing - 株式会社イー・コミュニケーションズ
- 3,000問以上※のテスト
- 検定・資格試験団体の通信講座、企業内の教育などで活用実績
- 繰り返しの学習で定着
※出典:図書印刷「SAKU-SAKU Testing|図書印刷株式会社」(2024年4月19日閲覧)
SAKU-SAKU Testingの口コミ・評判
WisdomBase - 株式会社シェアウィズ
- 社外向けオンライン講座や試験の配信、販売に対応
- ランダム出題や記述問題などの試験作成機能
- オンライン試験の不正防止機能を搭載
WisdomBaseの口コミ・評判
- プログラミングに特化した教材
- 実際にコードを書いて習得
- ランキング形式で競える
Progateの口コミ・評判
- プログラミングに特化した教材
- 1動画あたり3分とコンパクト
- 各プログラミング言語の講座が豊富
ドットインストールの口コミ・評判
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BOXIL SaaS AWARD
「BOXIL SaaS AWARD(ボクシル サース アワード)」は、SaaS比較サイト「BOXIL SaaS」が毎年3月4日を「SaaSの日(サースの日)」と定め、優れたSaaSを審査、選考、表彰するイベントです。
「BOXIL SaaS AWARD 2024」の受賞サービス
「BOXIL SaaS AWARD 2024」では、エントリー式で審査する「導入事例セクション」と、データを元に定量評価する「BOXIL SaaSセクション」「BOXIL SaaS質問箱セクション」の計3つのセクションを設けています。各セクションの選考基準に従い、部門ごとにもっとも評価の高いサービスを部門1位として選出します。
受賞部門 | 受賞サービス |
---|---|
BOXIL SaaSセクション eラーニング(システム)部門1位 | Schoo for Business |
導入事例セクション 行政DX部門1位 | learningBOX |
>>BOXIL SaaS AWARD 2024の詳細はこちら
「BOXIL SaaS AWARD Spring 2024」の受賞サービス
今回の「BOXIL SaaS AWARD Spring 2024」は、2023年1月1日から2023年12月31日までの1年間で新たに投稿された口コミ約18,000件を審査対象としており、計334サービスに、ユーザーから支持されるサービスの証としてバッジを付与しました。
オンライン英会話・Bizmates | AirCourse | CodeCamp |
Progate | Smart Boarding | flier |
learningBOX | Schoo for Business |
【Good Service】:「BOXIL SaaS」上に投稿された口コミを対象に、各カテゴリで総得点の高いサービスに対してスマートキャンプから与えられる称号です。
料金の妥当性No.1 | learningBOX |
初期設定の容易さNo.1 | learningBOX |
サポートの品質No.1 | learningBOX |
営業担当の印象No.1 | learningBOX |
サービスの安定性No.1 | Progate |
機能満足度No.1 | Progate |
カスタマイズ性No.1 | Smart Boarding |
お役立ち度No.1 | Progate |
使いやすさNo.1 | Progate |
【口コミ項目別No.1】:「BOXIL SaaS」上に投稿された「口コミによるサービス評価」9項目を対象に、各カテゴリ、各項目において一定の基準を満たしたうえで、最も高い平均点を獲得したサービスに対して、スマートキャンプから与えられる称号です。
>>BOXIL SaaS AWARD Spring 2024の詳細はこちら
eラーニングシステムとは
eラーニング(e-learning)は、インターネットを利用した学習形態のことを指し、「Webラーニング」「オンライン学習」などと同じ意味で使われます。テキストに加えて画像、動画などを利用できるLMSを土台としているのが特徴で、企業の社内研修、教育機関での講義、資格取得の授業に活用されています。
受講者はパソコンやスマートフォンによる場所を選ばず学習できるメリットが、教材の製作者にとっては学習進捗度の把握、一斉研修の実施、ペーパレス化などのメリットがあります。
eラーニングシステムのメリット・デメリット
eラーニングシステムのメリットとデメリットは次のとおりです。デメリットについては、近年対処法が考案されつつあるため、導入時にはあわせて確認するとよいでしょう。メリットとデメリットの詳しい解説はこちらの記事にて行っています。
eラーニングシステムの機能
eラーニングシステムの主な機能は次のとおりです。
機能の分類 | 機能詳細 |
---|---|
受講者管理 | ・進捗管理 ・スキル評価 ・レポート ・お知らせ通知 ・メール送信 |
講座管理 | ・コース管理 ・スケジュール管理 ・テスト機能 ・アンケート機能 |
コミュニティ管理 | ・掲示板機能 ・チャット機能 ・問い合わせ機能 ・FAQ機能 |
eラーニングシステムの種類
eラーニングシステムをはじめとした、社内研修に役立つツールは次図のような種類にわかれます。研修によってどのようなスキルを習得してもらいたいのか、そのスキル習得が必須なのかに応じて分類しています。
「社内独自スキル」は企業固有の手法や運用を教材とするサービス
「一般スキル」はビジネスマナーやOfficeスキルといった多くの企業に共通したスキルを教材とするサービス
「習得は任意」は学習しなくてもよいが必要に応じて調べられる状態にしておくサービス
「習得は必須」は対象とする従業員に必ず学習してもらうためのサービス
ナレッジマネジメントツールとは
ナレッジマネジメントツールは、企業の情報や知見を集約するためのツールで、社内Wikiとも呼ばれます。多くの従業員が投稿するので、文書を投稿しやすく手軽に共有できることがポイントです。
マニュアル作成ツールとは
マニュアル作成ツールは、業務手順を図解するためのツールです。教材をわかりやすく作成できることが重要なため、画像や動画を加工しやすいかが選ぶ際の鍵となります。
eラーニングシステム(自社教材)とは
eラーニングシステム(自社教材)は、eラーニングシステムのなかでも教材を内製するのに強いサービスをさします。マニュアル作成ツールのような作りやすさと、LMS特有の管理しやすさの両方が求められます。
eラーニングシステム(他社教材)とは
eラーニングシステム(他社教材)は、eラーニングシステムのなかでも既成の教材を購読するサービスをさします。必要な教材が揃っていること、LMSとしての機能が充実していることがチェックすべきポイント点です。
本記事では、主にeラーニングシステム(他社教材)、eラーニングシステム(自社教材)を紹介しています。ナレッジマネジメントツールの比較はこちらの記事を参考にしてください。なお、最近ではそれぞれのシステムが多機能化しており、枠組みにとどまらないサービスも増えてきています。そのためあくまで目安として考えるにとどめましょう。
eラーニングシステム導入の注意点
eラーニングシステムを導入する際に注意すべき点をまとめました。必ず確認して導入時の参考にしてみてください。
注意点1:失敗例1:必要なデータ容量を確認しなかった
eラーニングシステムを利用するにあたって必要なデータ容量を把握していないと、導入に失敗する可能性があります。容量によって金額の変わる料金体系も存在するため、どれほどの容量が必要なのか、適した料金プランなのかは事前に確認しておきましょう。
注意点2:受講をフォローアップする体制ができていなかった
eラーニングシステムを使ってもらえる体制を構築できるよう努めましょう。eラーニングシステムには学習状況を管理する機能があるものの、受講者が利用してくれるかは別の問題です。受講必須の項目があるのなら、学習してもらえる仕組みづくりをしましょう。
eラーニングシステム導入時の注意点をさらに確認したい方は、eラーニングシステムの導入事例を参考にしてみてください。
eラーニングシステムのシェア率
BOXILが実施したeラーニングシステムの利用ユーザー50人を対象にしたアンケート※によると、eラーニングシステムのシェア率は、Cloud Campusが12%でトップでした。次点でドットインストールが8%、ひかりクラウド スマートスタディが6%と続いています。
※ 集計期間 2022年3月10日〜3月29日 「会社で利用経験のあるeラーニングに関する簡単なアンケート」をもとにスマートキャンプで集計
ここからは、シェア率の高いサービスはなぜ選ばれているのか、アンケートで得た回答をもとに解説します。
Cloud Campus - 株式会社サイバー大学
Cloud Campusが選ばれている理由としては、多くの方にとって使いやすい点があげられます。画面が見やすく操作しやすい点が評価されています。また、コミュニティ管理や講義管理など多くの機能を搭載している点も評価されていました。
ドットインストールが選ばれている理由としては、コストの低さがあります。また、プログラミングの知識を低価格にて学べる点が強みです。ITに慣れていない方でもスムーズに学習が進むコンテンツである点も評価されていました。
ひかりクラウド スマートスタディ(eラーニング) - 東日本電信電話株式会社
ひかりクラウド スマートスタディが選ばれている理由としては、機能の利便性があげられます。正誤機能や添削機能によってシステムの使用感がよいと評価されているもようです。
BOXILとは
BOXIL(ボクシル)は企業のDXを支援する法人向けプラットフォームです。SaaS比較サイト「BOXIL SaaS」、ビジネスメディア「BOXIL Magazine」、YouTubeチャンネル「BOXIL CHANNEL」、Q&Aサイト「BOXIL SaaS質問箱」を通じて、ビジネスに役立つ情報を発信しています。
BOXIL会員(無料)になると次の特典が受け取れます。
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- 約800種類のビジネステンプレートが自由に使える!
BOXIL SaaSでは、SaaSやクラウドサービスの口コミを募集しています。あなたの体験が、サービス品質向上や、これから導入検討する企業の参考情報として役立ちます。
BOXIL SaaS質問箱は、SaaS選定や業務課題に関する質問に、SaaSベンダーやITコンサルタントなどの専門家が回答するQ&Aサイトです。質問はすべて匿名、完全無料で利用いただけます。
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