Article square balloon green
2017-07-02

ネットワーク監視とは?その概要とネットワーク監視サービスを16個紹介!

本記事ではネットワーク監視の概要から主な監視内容、そしてお勧めのネットワーク監視サービスを紹介します。ネットワーク環境の維持は企業にとって非常に重要なトピックですので、ぜひこの機会に基本的な知識を押さえておきましょう。
ネットワーク管理ツール
Large

多くの企業にとって企業内ネットワークは業務の根幹を支える重要なインフラとなっています。いざネットワークが利用できなくなると、その時点で業務そのものがストップしてしまうこともあるでしょう。また、インターネットに接続できるのが当然となっている現在、顧客は企業のサイトにいつでもアクセスし情報を取得するということが当たり前となっています。ゆえに、もしネットワークがダウンしてしまうと、大切な顧客から信用を損なってしまうことにもなりかねません。そのような事態を防ぐために、今ではほとんどの企業でネットワークの監視に注力をしており、監視サービスの導入も進んでいます。

そこで今回は、ネットワーク監視についてよく知らないという人のために基本的な知識から具体的な監視内容について説明します。また、お勧めの監視サービスの紹介もしていきますから、企業のネットワーク担当の方もぜひご一読ください。

ネットワーク監視とは何か?

ネットワーク監視とは、主に企業の業務運営にとって不可欠な企業内ネットワークが何らかの原因でダウンしたり、性能が著しく低下したりしていないかを監視することです。ネットワークに障害が発生するとレスポンスが悪化し、場合によっては長時間ネットワークを利用できなくなる可能性もあるため、企業の大きな損失になりかねません。特に毎日24時間正常に稼動し続けることが当然とみなされる昨今では、そうした傾向がより顕著になっています。企業も自らの情報を動画や音声として配信するケースが増えてきており、電話や書面のやり取りが主だった時代と比べて、たった数時間のネットワークトラブルが致命的になりうるのです。

そのため、障害の早期復旧は当然として、何よりもネットワークのダウンやレスポンスの悪化が発生しないような体制を前もって整える必要性が出てきました。そこで多くの企業はネットワークの管理責任者を設け、常に監視を行うようになりました。こうしてトラブルが発生する前の段階で解決を図るように日々取り組んでいるのです。

ネットワーク監視の主な監視項目

ネットワーク監視の監視項目としては、主に「死活監視」「遅延監視」「経路監視」「状態監視」の4つに分類することができます。これらはどれもネットワークの稼動状況を監視して、障害や性能の低下が発生する前に原因を発見して解決をはかることを目的としています。

大まかには下図のようなイメージになりますが、企業によって監視するネットワーク範囲や対象とする機器に違いが出てきます。

死活監視

これはネットワーク監視では最も基本的かつ重要な監視項目です。死活監視とは、サーバやその周りのシステムが正常に動いているか、外部から継続して監視することをいいます。ネットワークを利用するユーザーにとって、まずは欲しい情報を与えてくれるサーバにきちんと辿り付けるかどうかが大前提であるとも言えます。死活監視はそのサーバの役割をもつコンピュータを含めたシステムについて、継続してきちんと稼動しているかを外部から監視します。安定したネットワーク環境を維持することが狙いです。

具体的な方法として、ネットワークを通して定期的に特定の信号を送り込み、その応答を確認するのが一般的です。ただし、死活監視では対象とするネットワークが正常に稼動しているかどうかを調べるのみであり、内部の状態まで精査することはありません。

遅延監視

サーバやそのネットワークが正常に稼動していたとしても、レスポンスに時間が掛かってしまう場合があります。ユーザーはアクセスに時間がかかってしまうことによりストレスを感じますし、目的の情報になかなかたどり着かないと途中で離脱してしまうかもしれません。特に動画や音声を利用したプロモーションなどを行っている企業サイトでの遅延の発生は、大きな損失をもたらしかねません。

遅延監視はそういったネットワークからのレスポンスに遅延トラブルが発生していないかどうかを監視します。具体的には、アクセスに対する反応にかかった時間の変化をグラフ化するなどして、レスポンスの遅れが定常的なものかどうかを判断します。

経路監視

たとえネットワークに問題がなかったとしても、そこを利用するトラフィック(データ量)が集中してしまうと結果としてレスポンスが遅くなってしまいます。場合によっては、アクセスそのものができなくなってしまうケースもあります。そこでネットワークを利用しているトラフィックも監視の対象となります。いわば、高速道路の混雑状況を把握するためのトラフィックカウンターや、渋滞を確認して管制センターに連絡をする交通管理隊のような役割が必要とされるわけです。

具体的にはサーバやその周囲のネットワーク機器のトラフィックを常時監視しておき、問題が発生してもすぐに対応策を取れるような体制を整えます。

状態監視

ネットワーク内にある機器の状態をなるべく詳細に監視します。ネットワークの状態が健全でも、サーバやその他のネットワーク機器の状態に問題があればサービスが利用できなくなってしまうこともあるからです。状態監視では対象とする危機のCPUやメモリの状態、ハードディスクの使用状況といった様々なリソースを監視します。それによって異常や障害が発生する前の段階で問題を特定、解決を図ることを狙いとしています。

異常が検出された際には当該機器の診断を実施し、異常検出箇所を切り分けることによって被害を最小限に抑えるといった対策をとるケースが多いです。その後リモートで復旧措置を実施したり、技術者を派遣したりして復旧を行います。

ネットワーク監視サービスの紹介

ここからは、具体的なネットワーク監視サービスの紹介をしていきます。サービスごとの特徴も紹介していますのでご自身で比較してみてください。

DARKTRCE Enterprise Immune System(ダークトレース)

  • 導入の手間が少ない
  • 事前の定義設定は不要
  • 未知の脅威の検出・防御

DARKTRCE Enterprise Immune Systemは、事前の定義設定は不要で導入の手間がかからないサービスです。人間の免疫システムをサイバーセキュリティに応用し、ネットワークに接続された機器の挙動を管理し、通常と異なる動きを検知することにより、新種、亜種などの未知の脅威による被害を視覚化することを可能にした自己学習型の製品です。

資料請求後にサービス提供会社、弊社よりご案内を差し上げる場合があります。
利用規約とご案内の連絡に同意の上
DARKTRCE Enterprise Immune Systemの資料を無料DL

arGuss(アーガス)

  • 2拠点体制で24時間モニタリング
  • パブリッククラウドの監視実績有り
  • フルマネージド・プランも提供

アーガスは、クラウドサーバと物理サーバ両方に対応した、運用監視システムです。一方が昼でももう一方は昼という、「日本とバンクーバーの時差」を利用し、エンジニアが24時間監視。海外拠点ですが、サポートはすべて日本語で行われます。完全なクラウド環境ではなく、全世界にある28拠点のデータセンターの中から任意に選択したサーバを使うこともできるようです。

SNMPc

  • TCP・死活・しきい値監視
  • リモートポーラを配置しポーリング処理分散
  • Windowsプラットフォーム

SNMPcは、分散アーキテクチャを利用した、大規模ネットワーク向けの分散型ネットワーク監視ソフトウェアです。既存のネットワーク監視ソフトと連携し、SNMPトラップを送信出来ます。すべての個別マネージャをスレーブとして一括統合し、1つのマスタマネージャによって、ネットワーク全体を一元管理出来ます。

Watchdog(ウォッチドッグ)

  • アプリケーション異常終了の自動検知
  • IoTデバイスのハングアップ通知
  • カスタムプランではオペレータ対応可

ウォッチドッグは、タイムアウトエラーを計測し、DBやアプリケーションサーバの稼働状況をモニタリングする監視システムです。予め想定した時間内に処理結果が返ってこない場合、メールやSlackでの通知や、Watchdogからの通知をフックして他のシステムに受け渡す等の処置を行います。

PATROLCLARICE(パトロールクラリス)

  • 無料版からクラウド版まで豊富な選択肢
  • IoT用のソリューションも有り
  • HTML・PDF・CSVレポート出力

パトロールクラリスは、サーバ・IoT混在環境でも利用できる、ネットワーク監視システムです。アプリケーションまたはクラウドサービスとして提供され、エージェントプログラムを使用しないため、迅速かつ安価に導入できます。ESXiの構成情報の監視で取得したデータを50世代まで閲覧可。CSV形式のインアウト、自由にレイアウト可の管理ダッシュボード、監視対象を可視化するマップ作成機能も備えています。

ISID-AO Service Management System(AOSMS)

  • システム規模を問わず利用できる
  • パブリッククラウドの監視可
  • 専用オペレーションセンタによる人的監視

AOSMSは、クラウド上のネットワークを見守る、リモート監視システムです。インシデント発生時には、メールあるいは電話で担当者へ即時連絡。不具合の要因を切り分け、ベンダーへのエスカレーションもサポート。障害対応時間の短縮化を見込めます。ネットワークの可用性を高め、安定稼働によって事業継続性を強化します。

System Answer(システムアンサー)

  • 障害時アラートメール・電話機能
  • サーバ応答時間を専用ページで一覧
  • クラウド系の監視パッケージも有り

システムアンサーは、SNMPやAPIなどの情報通信技術を用いて、ネットワーク性能監視システムを行うソリューションです。クラウド系の監視は「System Answer RS」を用いて行えます。システム応答時間のチェックはスマートデバイスでも可能です。エージェントを使用せずに、低負荷で動作し、広範囲のネットワークを監視します。

無線LANリモートサービス for Fortinet

  • SNMPポーリング
  • SNMPトラップ検出による状態検出
  • 365日、有人サポート対応

無線LANリモートサービス for Fortinetは、サービスセンター無線LANシステムが安定稼動しているかどうかを監視し、インシデント発生時には通知するサービスです。不要なセグメント・不審な端末・不正なアクセスポイント(正規SSIDの偽装など)の早期発見に繋がります。無線LANの利用状況やセキュリティ状態を把握しやすくし、システム管理者の負担を軽減します。アクシデント発生時に、リモートデスクトップ経由での復旧支援も行っています。

Scrutinizer(スクリューティナイザー)

  • ネットワークベースのアプリケーション識別
  • NetFlowや他ベンダの機器に対応
  • NBAR・NSELによる詳細な解析

スクリューティナイザーは、「シスコシステムズ」社のNetFlowなどを用いて、トラフィック・トランザクションの流量チェックを、低価格で提供するサービスです。日本語対応。ESXi5・6系・KVM・HyperVプラットフォーム上で稼働します。NATログやファイアウォールログ、認証ログなど多種のデータを集約して解析出来ます。

Net LineDancer(ネット・ラインダンサー)

  • 本体・マニュアルが完全日本語対応
  • 契約解除後もDBの読込みは可
  • 顧客をサーバごとに分割管理可能

Net LineDancerは、ネットワークアプライアンスに関する情報管理を行うソフトウェアです。事業規模に合わせて使用できるクラウド版も用意されています。ネットワーク内にある各アプライアンスのコンフィグを収集して、データベースを自動構築し、アクセスコントロール。ノード数の増減がある場合、月度内の最大ノード数が課金対象となります。

Net StreetDancer(ネット・ストリートダンサー)

  • 複数アプライアンスの一括検知
  • 設定を一括保存して切り替え出来る
  • テレビ会議やSkypeトラフィック識別

Net StreetDancerは、コンフィグ設定処理を自動化し、ヒューマンエラー対策を行う管理ツールです。ネットワーク管理コスト削減につながります。ネットワークに接続された沢山のアプライアンスから、コンフィグレーション(設定項目)ファイルを自動収集。設定状態を保存し、複数の環境を切り替えながらネットワークを使用することが出来ます。

LogStare Collector(ログステアコレクター)

  • 無料で全機能を利用可能
  • ネットワークアプライアンスを自動監視
  • ログをキーワード検索

ログステアコレクターは、ネットワークログ、及びSYSLOG・WMIイベントログを監視するWindows・Linuxベースのフリーソフトウェアです。あらかじめ設定した項目を、自動的に監視しログ収集する「オートディスカバリ機能」を備えています。ネットワークの状態をレポートにまとめ、ブラウザから確認出来ます。Pingによる死活監視や、TCPコネクションログを精査してポートを監視。エージェントレス方式のためすぐに使い始められます。

OPS

  • 自動運用AIと有人監視
  • システム障害をナレッジ化し発生時刻予測
  • エンジニアによる障害一次・二次対応BPO可

OPSは、サーバ環境を問わず利用できる、システム運用保守の代行サービスです。システム・インシデントやアクシデントが発生した状況や時刻を記憶。BIとして活用し、次のインシデント発生時刻を予測します。予測の2時間前に自動ログインを行い、復旧作業を開始します。

Zabbix(ザビックス)

  • インシデント発生時に手順書に基づき対応
  • Zabbixによるネットワーク監視
  • DBサーバの冗長構成化などもサポート可

ザビックスは、サーバ運用を、365日代行する監視システムです。夜間や休日のみのスポット契約も可能。人的リソースの配置効率上昇や、急な事業拡大にも柔軟な対応ができます。予め対応手順を打合せておき、インシデントやアクシデントの発生時には、打合せに沿った対応を迅速に行います。

CWFA(クーファ)

  • 完全自動化されたシステム監視
  • 検出するキーワードは自由に設定可
  • ツイッター、FB、インスタグラムなどを監視

クーファは、ワード検出によるSNSの監視を行うサービスです。根拠のない否定的な噂は「バズる(瞬間最大風速的に広まる)」ことが有ります。ネットはBOTの集合ではなく人の集合であり、ネット使用者と不使用者が排他的選言で成り立つわけではありません。実在する人々が引き起こす行動は予測が難しく、発生後は即時の初期対応が必要です。「クーファ」は風評被害による、Googleサジェスト汚染や、社会的なスティグマ(烙印)の形成を予防します。

TELstaff

  • 緊急災害情報をサイネージ等で連動表示
  • アラートをスヌーズ(自動繰り返し)
  • メッセージを受信側のPCで音声通知

TELstaffは、指示灯やデジタルサイネージ・音声・FAX・メールなどで障害情報を伝達出来る、統合通報管理システムです。いつ発生するか不明なインシデントの監視を自動化し、定時監視業務から開放されます。ベンダへのエスカレーションにも対応します。日中英に対応した音声合成エンジンを用いてアラートを通知。Windows 8以降では音声再生に対応していないようです。

IT Simple Manager

  • SNMPトラップやSyslogなどの監視
  • 監視データのレポート配信
  • 仮想化ホスト・ゲストOSの監視可

IT Simple Managerは、リモート監視ツールの「Managed Workplace」を使用したSaaSです。仮想化ホストOS(ハイパーバイザ)やゲストOS、プリンタなどのTCP/IP通信が可能なサプライも管理可能。スケジューラを用いて、任意のタイミングでスクリプトを実行出来ます。ライト・専用ポータル付きのエンタープライズ・プレミアムの3プランが用意されています。

ネットワーク監視の重要性を理解しよう

インターネットが私たちの生活だけでなく、あらゆる分野のビジネス環境にも定着してから、安定したネットワーク環境を構築・維持することが企業にとって非常に重要な課題になってきました。特に商業サイトを運営している企業は、ネットワークに問題が起こることによって大きな機会損失を被るだけでなく信用問題へと発展しかねません。今や、ネットワーク障害はそれぐらい深刻な被害を引き起こす可能性のある問題なのです。

ぜひ本記事を参考にネットワーク監視についての理解を深めつつ、実際に問題が起きる前に解決できるような体制を整えておきましょう。まずは基本的な監視サービスの導入から検討してみてはいかがでしょうか?

ボクシルとは

ボクシルでは、「コスト削減」「売上向上」につながる法人向けクラウドサービスを中心に、様々なサービスを掲載する日本最大級の法人向けサービス口コミ・比較サイトです。

「何かサービスを導入したいけど、どんなサービスがあるのか分からない。」
「同じようなサービスがあり、どのサービスが優れているのか分からない。」

そんな悩みを解消するのがボクシルです。

また、マーケティングに問題を抱えている法人企業様はボクシルを活用することで、効率的に見込み顧客を獲得することができます!また、リード獲得支援だけでなくタイアップ記事広告の作成など様々なニーズにお答えします。

ボクシルボクシルマガジンの2軸を利用することで、掲載企業はリードジェネレーションやリードナーチャリングにおける手間を一挙に解消し、低コスト高効率最小限のリスクでリード獲得ができるようになります。ぜひご登録ください。

Article like finger
この記事が良かったら、いいね!をしてください!最新情報をお届けします!
御社のサービスを
ボクシルに掲載しませんか?
月間600万PV
掲載社数3,000
商談発生60,000件以上
この記事とあわせて読まれている記事