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国産IoT検索エンジン「Karma」β版リリース、セキュリティ向上へ

記事の情報は2020-03-12時点のものです。
純国産SaaS型IoT機器検索エンジン「Karma(カルマ)」のβ版提供を、ゼロゼロワンが始めた。既存サービスでは難しかった日本メーカーのIoT機器情報を可視化。メーカーは自社製品の利用場所を確認できるほか、ユーザー企業はエンドユーザーから不適切な情報漏えいがないか、自身で調査可能になる。

ゼロゼロワンは2020年3月、IoT機器情報を可視化するSaaS型検索エンジン「Karma(カルマ)」のβ版を発表した。法人向けに提供する。

Wi-Fiルーターや監視カメラ、コネクテッドカーなど、さまざまなモノがインターネットでつながっている時代。5Gサービスが始まりスマートホームが普及すれば、IoT機器はより身近になる。同時にセキュリティ上の脅威も増す。

国立研究開発法人情報通信研究機構(NICT)サイバーセキュリティ研究所の「NICTER観測レポート2019」によれば、2019年に観測されたサイバー攻撃関連の通信のうち、約半数がIoT機器で動作するサービスやぜい弱性を狙った攻撃だった。またIoTマルウェアが機能を拡張し、攻撃を進める様子も観測されたという。

そしてセキュリティ対策を進めるにあたり、まず必要なのは管理者が製品の使用状況を把握することだ。ゼロゼロワンがリリースした「Karma(カルマ)」は、国内のIoT機器を網羅的に検索できるのが特徴。これまでも海外製検索エンジンが利用されてきたものの、国内IoT機器判別の精度は低く課題があったという。

Karmaの特徴と優位性(出典:PRTIMES)

同社によると純国産のIoT検索エンジンは初めて。「IoT機器の利用者が知らないうちに被害者や加害者になることのないよう、安心にIoT機器を使える世の中にしたい」としている。

Karmaのサービス概要(出典:PRTIMES)

検索可能な情報はIoT機器が接続されたIPアドレス、位置情報、バナー情報。今後IoT機器メーカーに限定し、IoT機器の既知のぜい弱性情報も提供予定だという。なお、ネットワークを経由したポートスキャンを含む、不正アクセスと判別される行為は一切行わないと言及している。

Karmaで検索可能な情報(出典:PRTIMES)

国内のIoT機器メーカー、通信事業者(ISPを含む)、企業のIT部門に対しKarmaβ版導入の希望を募っている。顧客からのフィードバックや検証を重ね、2020年6月の本格展開を目指す。

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