【比較表あり】組織診断・組織サーベイツール29選!導入メリットがある企業の特徴・選び方
おすすめ組織診断ツールの資料を厳選。各サービスの料金プランや機能、特徴がまとまった資料を無料で資料請求可能です。資料請求特典の比較表では、価格や細かい機能、連携サービスなど、代表的な組織診断ツールを徹底比較しています。ぜひ組織診断ツールを比較する際や稟議を作成する際にご利用ください。
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組織診断(組織サーベイ)ツールとは
組織診断ツールとは、企業の現状を把握して問題点・課題点を抽出できるツールのことです。「組織サーベイ(サーベイ/survey=調査)」とも呼ばれています。ツールの分析結果から明らかになった課題を改善することで、組織全体のパフォーマンスの向上が期待できます。
組織診断(組織サーベイ)ツールの導入がおすすめの企業
次のいずれかに当てはまる企業は、組織診断ツールの導入がおすすめです。見出しをクリックすると各詳細が見られます。
組織状態になんとなく不安を抱えている
問題らしい問題はなくても組織状態に不安を感じている企業は、「組織の健康診断」として組織診断ツールの導入を検討してみてください。
組織状態を把握できずに問題が顕在化するまで放置してしまうと、結果的に問題解決に莫大な労力を要する恐れがあります。
組織診断ツールを導入する大きなメリットは、組織状態をスコアにしてどこに課題があるのかがわかりやすくなることです。これまでなんとなく感じ取っていた課題を特定できたり、思いもよらなかった課題が見つかったりします。
離職や休職が増えた
離職や休職の増加に悩みを抱えている企業にも組織診断ツールの導入がおすすめです。
今までは対面で感じ取っていた従業員の変化もテレワーク環境では把握するのが難しくなり、気づけば従業員のコンディションが悪化していることも珍しくありません。
組織診断ツールでは従業員の仕事や環境に対する満足度や貢献意欲、心身のコンディションをチェックできる機能が利用できます。そのため従業員の状態を把握し、離職や休職に至る前に打ち手を練ることを可能とします。
上場している・上場を目指している
上場している、もしくは上場を目指している企業には、組織診断ツールが人的資本経営に役立つでしょう。
人的資本の開示が2023年3月期決算から主に上場企業を対象に義務化されました。対象となる「有価証券報告書」を発行する企業は、報告書の中で「人材育成」「エンゲージメント」「健康・安全」など開示項目が設けられ、投資状況や人材方針などを明示することが求められます。
組織診断ツールを導入すると、組織・人材情報を定量的に把握・分析できるため、人的資本の開示に対応する状況把握から方針策定を効率的にすることが期待できます。
組織診断(組織サーベイ)ツールで調査できること
多くの組織診断ツールは、従業員への「アンケート機能」とアンケート結果の「分析機能」が備わっており、主に次のことを調査できます。
内容 | 詳細 |
---|---|
従業員満足度 | 仕事内容や人間関係を含む職場環境に対する満足度。従業員満足度が低いと離職率増加や生産性低下の原因となりうる |
従業員エンゲージメント | 従業員の企業に対する貢献意欲を表す指標で、企業の目標や理念などへの共感度合いを測る。近年は自発的な組織を作るために従業員エンゲージメントを重要視している企業も多い |
ストレス、メンタルヘルス | 従業員のストレスやメンタル状態をチェックできる。義務化されたストレスチェック制度に対応したツールもある |
ツールによって得意な診断領域が異なるので、詳しくは各詳細な資料を確認しましょう。
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組織診断ツールの料金・機能の比較表
ボクシルでは組織診断ツールの料金・機能、口コミ評判を比較できます。必要な機能、コスト感などを把握して、条件に合いそうなサービスに目星をつけましょう。
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一覧で料金・機能を比較したい方にはBOXILが作成した比較表がおすすめです。各社サービスを一覧で比較したい方は、下のリンクよりダウンロードしてください。
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※ダウンロード可能な資料数は、BOXILでの掲載状況によって増減する場合があります。
組織診断(組織サーベイ)ツールの選び方
どのツールが環境にマッチするかは企業によって変わりますが、組織診断ツールを選ぶ際には次のポイントを順に確認していきましょう。
- 組織診断ツールのタイプを確認する
- 必要な機能を確認する
- 組織診断ツールの比較ポイントを押さえる
- 組織診断ツールの料金・価格相場を確認する
組織診断ツールのタイプを確認する
組織診断ツールのタイプは、大きく「特化型」「管理一体型」「非アンケート型」の3つに分けられます。
タイプ | 詳細 | おすすめの企業 |
---|---|---|
特化型 | アンケートを用いた組織調査と分析機能に特化したタイプ。調査と分析に絞った仕様であるため、コスト面や運用面における導入ハードルが比較的低い | まずは低コストで組織診断に注力したい企業 |
管理一体型 | 人事評価システムや労務管理システムなどの一元管理システムが、付属機能やオプションとしてアンケート調査と診断を提供しているタイプ。組織診断の結果と人材データベース情報を紐づけられるため、診断後にスムーズな人事・組織施策に移行できる点がメリット | 組織診断と合わせて人事管理や労務管理を一元化したい企業 |
非アンケート型 | アンケート調査を用いずに、組織や個人の状態を診断するタイプ。チャット内でのテキストコミュニケーションや業務管理データなどの日常的な情報から自動的に分析できる | 組織の業務効率化と組織診断を同時進行したい企業 |
3つのタイプがあることを念頭に導入理由や必要機能、費用などを確認しながら、組織診断ツールを絞り込んでいきましょう。
必要な機能を確認する
企業が置かれている状態によって必要な機能は異なるため、企業が組織診断ツールを導入する主な3つの理由に分けて紹介します。
組織状態になんとなく不安を抱えている
機能 | 詳細 |
---|---|
サーベイのテンプレート機能 | 仕事の取り組み方に関するアンケートや健康状態の把握ができるアンケートのテンプレートを利用できる |
グループ設計(部署や属性別) | 部署や属性別などの独自のグループ設計を設定可能。設定したグループでアンケート配信ができる機能 |
クロス分析 | 回答者の属性(職種、役職、入社年次、性別など)ごとに分析できる機能(分析できる属性はツールによって異なる) |
匿名回答 | 従業員がアンケートを匿名で回答できる機能 |
組織状態に不安を抱えていて組織診断をするケースでは、「テンプレート機能」があれば準備の手間を減らしスムーズに調査できます。
また「グループ設計」や「クロス分析」で多角的に分析できると組織状態を明確に捉えやすくなるでしょう。「匿名回答」は個別対応がとりにくい一方で、従業員の心理的負担も抑えつつより正直な回答を得やすい点がメリットです。
離職や休職が増えた
機能 | 詳細 |
---|---|
個人単位での分析 | 従業員一人ひとりの状態を分析できる機能 |
ストレスチェック機能 | 従業員のストレスチェックができる機能 |
退職リスク・コンディションのアラート機能 | 退職リスクが高い、コンディションに変化があった場合にアラートを出してくれる機能 |
人材配置の提案 | 組織図と人材情報を紐づけて人材配置の状況が可視化できる機能。配置シミュレーションの機能により人材配置を多角的に検討できる |
離職や休職の増加は、組織が危険な状態に陥っているサインかもしれません。
組織状態だけでなく、「個人単位での分析」「ストレスチェック機能」「退職リスク・コンディションのアラート機能」などで従業員一人ひとりの状態を確認することが大切です。離職防止策を検討するうえでは「人材配置の提案」も役立つでしょう。
上場している、上場を目指している
機能 | 詳細 |
---|---|
ベンチマーク機能 | アンケートの分析結果を業界他社と比較できる機能 |
ISO 30414対応ダッシュボード | 人的資本の情報開示におけるガイドライン「ISO 30414」に対応したダッシュボード機能 |
人的資本の開示への対応が必要になる上場企業、あるいは今後上場を目指している企業にとって、業界他社と比較できる「ベンチマーク機能」は人材の戦略立案の際に活用できます。
また「ISO 30414対応ダッシュボード」が搭載されていれば、人的資本の開示に適合した情報を表示してくれるため重宝するでしょう。
組織診断ツールの比較ポイントを押さえる
組織診断ツールの導入を検討する際には、費用や機能面以外にも次のポイントを押さえながら比較しましょう。
ポイント | 詳細 |
---|---|
調査の実施頻度 | 組織診断は定点観測が必要であるものの、改善が伴わないなかで次の調査を行うと従業員の不満につながる恐れがある。自社にとって適度な頻度で実施ができるかを要チェック |
サポート体制 | ツールの運用に不安を覚える際はサポート体制が充実しているツールがおすすめ。調査後の分析や改善施策の企画・実行に精通した人物がいない場合は、アドバイスやフィードバックをもらえるサポート体制のツールを選ぶと安心でしょう |
導入実績 | 自社と同業界他社のベンチマーク情報やノウハウを期待する場合は、同業界での導入実績があるか確認しておくとベター |
組織診断ツールの料金・価格相場を確認する
組織診断ツールの料金は、単発利用料や固定費用など設けている企業もありますが、主に「月額従量課金」か「初期費用+月額従量課金」で決まることが多いです。
利用する機能や会社規模、従業員数などによって料金は異なりますが、参考までにそれぞれの相場を紹介します。目安として参考にしてください。
「初期費用+月額従量課金」……初期費用5~20万円 + 約300~1200円/ユーザー
最低発注金額や契約期間などのルールが個別に設けられている場合もあるので、比較の際によく確認しておきましょう。
※料金相場は本記事に掲載しているサービスの料金を参考にしています。
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【特化型】組織診断(組織サーベイ)ツール比較16選
おすすめの特化型組織診断ツールを一覧で紹介します。
- 用途に合わせて2つの診断を活用できる
- 累計導入社数1,700社以上※1
- 個人・組織だけでなく「心と体」「人間関係」「組織の理解」ごとの分析も
ラフールサーベイは、19の質問からなる定点観測用のショートサーベイと、144の質問からなる現状把握・深堀りをするためのディープサーベイを利用できる組織診断ツールです。1億2千万の蓄積されたデータ※2をもとに設計された設問は、従業員と組織の状態が可視化できるようにエンゲージメント・メンタル・フィジカル・eNPS・企業リスクなどに関する内容を網羅しています。
分析結果に対して自動でフィードバックコメントを表示できる機能や、心身の健康改善・セルフケアの意識向上に役立つ15万通り※3のアドバイスコメント機能があります。
※1、2 出典:ラフール「組織改善ツール|ラフールサーベイ」(2023年11月2日閲覧)
※3 出典:ラフール「サーベイ回答・セルフケア|ラフールサーベイ」(2023年11月1日閲覧)
- 「個人の課題」と「組織の課題」を見える化
- テレワークに対応
- 25名~数千名の企業まで業界業種問わない導入実績
Geppoは、個人と組織の両方から働き方改善をサポートする組織診断ツールです。毎月1回の個人サーベイと半期/四半期に1回の組織サーベイによって、組織の課題を本質的に掘り下げていきます。
またテレワークにも対応。個人に焦点を置いたサーベイにより、従業員のコンディションをつかみやすくなります。
- 1回3分で社員のエンゲージメントを可視化
- 部署に加え入社年度・年代や類似業界・規模の他社比較まで可能
- 独自質問も簡単に作成
wevoxは、1人あたり月額300円(税抜)から利用できる手軽さが魅力です。案内文面のカスタマイズができるため、組織診断を実施する目的を伝え、回答率アップにつなげられます。その他にも、未回答者へのリマインドやAIによるデータ解析&レコメンドなど、より正確に組織の状態を把握できる機能が多数搭載されています。
調査対象の社員に対しては、アルゴリズムが各人に最適な質問をツールが自動で配信してくれるのが特徴です。豊富なデータ解析機能により、業界他社との差分や各グループで重視すべき要素、未来予測によってサポートが必要なメンバーの抽出が可能です。
クアルトリクス 従業員エクスペリエンス(EX)|Qualtrics - クアルトリクス合同会社
- 社員のライフサイクル全体のエクスペリエンスを改善
- パーソナライズされたプログラム
- あらゆる段階で専門家がサポート
従業員エクスペリエンス(EX)は、クアルトリクス社が培ってきたテクノロージーと専門家によるコンサルティングで、社員の入社から退職までの全過程のエクスペリエンスをデザインできるサービスです。
一人ひとりにパーソナライズされたプログラムを提供でき、独自の組織改装技術を利用して、改善策を組織の管理者に届けます。さまざまなデータを測定可能な従業員エクスペリエンスの改善へと変換し、継続的なアクションに落とし込み、組織全体として分析と改善策のサイクルを回せるようになります。
- 性格特性と心理状態をもとにサポートが必要な社員を可視化
- 本人の性格に合ったサポートやアドバイスをAIが提示
- 回答者の性格に応じポイントを絞ったサーベイが可能
ミキワメは、メンタル不調による休職や離職防止に役立つ従業員サーベイです。性格検査とサーベイアンケートを掛け合わせ、性格特性を踏まえたマネジメントをサポートしてくれます。
性格を踏まえた心理状態の解釈により、コンディションの悪化も可視化できます。また、性格と今の状態をもとに、上司向けのマネジメントアドバイスを提供できるほか、本人に対しても状態改善のためのアドバイスを提供可能です。
モチベーションクラウド - 株式会社リンクアンドモチベーション
- 社員のモチベーションを分析
- 日本最大級の組織データベースの活用
- 組織変革をデータで支援
モチベーションクラウドは、社員のモチベーション管理を通じて、組織全体のパフォーマンスを高められるクラウドサービスです。
国内で最大級のデータベースを駆使して、社員のエンゲージメントを可視化。どの組織課題から優先的に取り組むべきかが理解できます。さらに、ベンダーから自社の組織変革が円滑に行われるように随時アドバイスを受けられるので、初めて組織診断ツールを導入する企業も安心です。運用画面も直感的でわかりやすいのが特徴です。
- 仕事に対する価値観や働き方に対する期待値などを個別計測
- 個人の期待値と満足度とのギャップから組織課題を把握
- 課題解決のためのアクションを個人の価値観に合わせAIがレコメンド
ilodoliは、パルスサーベイの実施から組織課題の把握、改善策の提案までサポートするツールです。個人の価値観を測るマインドサーベイと、組織と個人の状態をモニタリングするパルスサーベイを行えます。
個人の価値観や期待値、エンゲージメントなどを数分のアンケートで測れ、組織と個人の特徴や改善ポイントを把握可能です。趣味や副業などの要素を含む価値観で個人の特性を分類し、分類タイプにあった課題解決のための施策を提案してくれます。
※2023年内の契約に限り、1年間無料キャンペーンを適用
A&Iエンゲージメント標準調査 - アジャイルHR
- ワークエンゲージメントと組織コミットメントの両方を測定
- 回答時間約5分、33問の最低限に整理された設問数
- 専門家による結果分析とエンゲージメントの解決策
A&Iエンゲージメント標準調査は、厳選された設問により、回答者の負担を軽減しながら従業員エンゲージメントを測定できるサーベイです。従業員エンゲージメントに加え、エンゲージメントに影響を及ぼす要因と結果も測定できます。
原因分析をもとにした施策提案と効果検証までを専門家に任せられ、人事制度見直しやPVVの策定などもサポートしてくれます。同業種の全国平均値とデータを比較したり、改善項目の優先度を可視化したりできるレポートにより、組織状態を定量的に把握可能です。
LLax forest - SOMPOヘルスサポート株式会社
- 計108問※のアンケートで組織の強みと課題を分析
- 個人結果に応じてヘルスケア動画をおすすめ表示
- 健康課題による損失金額をシミュレーション可能
LLax forestは、健康課題の調査、分析から、セルフケアをサポートするコンテンツ提供まで対応するエンゲージメントサーベイです。ヘルスケア専門職が制作した100種類以上※のコンテンツを視聴でき、個人結果に応じて悩みや関心に合わせたコンテンツを表示してくれます。
質問は、メンタル、フィジカル、エンゲージメントの3要素で構成され、ストレスチェックや従業員満足度調査などを、まとめて実施可能です。また、健康課題による損失金額を算出したり、リスクに該当する人としない人の損失額の差を算出したりできます。
※出典:SOMPOヘルスサポート「エンゲージメントサーベイ・ストレスチェック・従業員満足度調査(ES調査・アンケート)によ…」(2023年11月2日閲覧)
Cocolabo - 株式会社NEWONE
- 組織の問題の可視化から対話による解決までサポート
- 組織に潜む問題を12体の「オバケ」で特定するオバケ機能
- ファシリテーターを代行しチームの対話をサポートするキックオフ機能
Cocolaboは、心理学の動機づけ理論をもとにしたチームビルディングツールです。仲良しサークルおばけや言い出しっぺおばけなど、組織の問題を12体のおばけに例え、無記名投票によるアンケートによって、組織の問題となるオバケを特定します。
問題をオバケとして捉えることで、人と問題を切り離し対話可能です。また、理想の組織の状態についての対話をサポートし、心理的安全性とチームへの貢献意欲などの向上をサポートする、ファシリテーター機能を搭載しています。
CUBIC適性検査 TRIUMPH ver. - 株式会社トライアンフ
- 「働く環境に求める要素」を可視化
- フォローすべき内定者を特定
- 内定辞退・早期退職の防止
CUBIC適性検査は、人材採用・人材育成・組織改善のためのカルチャーマッチングを実現する総合適性検査です。自社にマッチした社員の獲得や育成方法の確立を支援します。社員のストレス耐性やキャリア志向など、幅広い測定領域を持っており、社員本人にフィードバックする「自己分析シート」も付いているため、社員自身にも新たな気付きを与えてくれます。
紙とWebどちらの形式も利用できることや、入社前の適性検査もできることが特徴です。
- インタビューで離職率を改善
- 人材定着のための分析と施策の立案を支援
- 定量分析と定性分析で課題を発見
いっとは、フォロアス社が提供している、本質的な離職率改善のための「ホンネインタビューシステム」です。ベースは人材管理システムですが、第三者であるベンダーが社員インタビューに介在し、社員および退職者を対象に、一人ひとりの「本音」を聞き出すためのヒアリングを行います。
一般的なタレントマネジメントシステムに加えて、インタビューによる定性情報の分析を行うことで、離職の本質的な原因を明らかにし、人材の定着のための施策の立案に寄与します。
hanaseru - パーソルイノベーション株式会社
- デジタルアンケートで組織状態を「見える化」
- キャリアコーチの1on1コーチング
- 組織と個人のミッションを意識したメンバーマネジメント
hanaseruは、パーソルグループが開発しているオンライン・パフォーマンス向上支援サービスです。デジタルアンケートによる社員のコンディションの「見える化」と、キャリアコーチによる1on1コーチングによって、社員の不安や孤独を払拭し、社員がみずから成長する組織作りを支援します。
人材大手が培ってきたノウハウにより、短期的なアドバイスに終始するのではなく、社員の成長を通じて継続的な組織づくりを実現可能です。
Willysm - サイオステクノロジー株式会社
- 社員の気持ちの変化を調査
- AIを用いたモチベーション判定
- スマートフォンアプリでも利用可能
Willysmは、月額700円(税抜)から利用できる、社員のモチベーション管理システムです。社員の気持ちを蓄積、可視化することで社員個人はもちろん、組織全体の生産性の向上につなげます。社員側は自身の気持ちの変化を入力するだけなので、簡単にモチベーションの調査が可能で、シンプルな仕組みで利用しやすいのが特徴です。
さらにストレスチェック機能も搭載されており、AI判定機能で社員自身が気づいていない感情も判定できます。徹底したモチベーション管理により、離職率の低下にも寄与します。
WILL CANVAS
- ベンダーによる独自のモチベーション理論がベース
- 自社に適したKGI・KPIが設定可能
- 自律的なPDCAサイクルの推進を支援
WILL CANVASは、JTBコミュニケーションデザインが提供している、組織開発コンサルティング型クラウドです。同社が25年にわたって開発してきた独自のワーク・モチベーション理論をもとにしており、それぞれの企業に適したKGI・KPIを設定し、社員のエンゲージメント管理が可能です。
組織単位ごとに改善施策を導き出せるので、それぞれの部署・部門でPDCAサイクルを回し、組織全体のパフォーマンスを高められます。オプションでベンダーからの導入サポートも受けられます。
おすすめ組織診断ツールの資料を厳選。各サービスの料金プランや機能、特徴がまとまった資料を無料で資料請求可能です。資料請求特典の比較表では、価格や細かい機能、連携サービスなど、代表的な組織診断ツールを徹底比較しています。ぜひ組織診断ツールを比較する際や稟議を作成する際にご利用ください。
【管理一体型】組織診断(組織サーベイ)ツール比較9選
おすすめの管理一体型組織診断ツールを一覧で紹介します。
HRBrain 組織診断サーベイ - 株式会社HRBrain
- 従業員エクスペリエンスをデザイン
- 設問内容を柔軟にカスタマイズ
- 配信月設定も領域ごとに自由に設定可能
HRBrain 組織診断サーベイは、HRBrain社が提供している組織改善ツールです。社員の業務に関する多角的な調査を実施でき、部署や役職だけでなく、テレワークの実施有無といった切り口から企業側が期待する数値と実感値のギャップを抽出。組織と個人の課題を具体的に発見できるのが特徴です。
離職防止機能や取り組むべき施策の優先順位付け、タレントマネジメント機能も付いているため、組織全体の診断と改革ができます。
- ストレス状態、エンゲージメント、従業員満足度の調査が可能
- 退職者分析や離職防止分析などの自動分析機能が豊富
- 人的資本の情報開示に対応したダッシュボード搭載
カオナビは、組織診断機能を備えたタレントマネジメントシステムです。
従業員満足度やエンゲージメント、労務負荷など収集したアンケート結果を元に従業員のコンディションに加えて、組織状態の変化を診断できます。さらに、個人スキルや評価履歴、面談記録を蓄積し一元管理できるため、モチベーションの変化を素早くキャッチして組織改善につなげられるでしょう。オプションのパルスサーベイでは、短いスパンで簡単なアンケートを実施し、結果を蓄積することで、組織課題の発見に役立ちます。
タレントパレット - 株式会社プラスアルファ・コンサルティング
- 「独自の組織診断(TPOD)×異動シミュレーション」で組織改善
- 蓄積した人材データから多角的な分析が可能
- ISO 30414に準拠したダッシュボード
タレントパレットは、集約した社員情報を活用し、人材育成や組織改善など、人事施策を一元管理できるマネジメントシステムです。
独自の組織診断(TPOD)は、従業員調査からレポーティングまでを一気通貫で行え、診断結果から7つの組織タイプ(例:高活性型組織、戦略重視型組織など)に分類して、タイプごとに改善へのアドバイスや研修プログラムの推奨などサポートしてくれます。組織診断のほかにも、1on1で社員の発言も分析でき、離職ワードを基準にスコアリングすることで離職予兆を察知可能です。
SmartHRタレントマネジメント - 株式会社SmartHR
- 目的別のプリセットサーベイでスピーディーな診断が可能
- 従業員データベースとかけあわせた詳細分析
- スマートフォンに対応していて手軽に回答
SmartHRタレントマネジメントは、人事業務効率化や、生産性向上をサポートするタレントマネジメントシステムです。
機能の中で従業員サーベイを利用すれば、最短で導入したその日から組織診断を実施できます。「プリセットサーベイ」では、エンゲージメントサーベイ、人事評価制度の理解度チェックサーベイ、キャリアサーベイ、ハラスメントサーベイなど多数の目的別テンプレートが用意されており手軽に組織状態の把握ができます。
- 従業員・組織の特徴を可視化
- 組織サーベイの実施で離職防止や生産性向上に
- 従業員・求職者への適性検査で合理的なマネジメント
ミイダスは、適性検査(コンピテンシー診断)によるハイパフォーマー人材の分析から、組織の特徴やフィットする人材の特徴を可視化できる組織診断ツールです。
「はたらきがいサーベイ」を実施すれば、働くことへの動機づけや評価に対する納得度を調査でき、適切にアクションすることでパフォーマンス向上や離職防止につながります。採用管理をはじめタレントマネジメントとしての機能も豊富なため、包括的な人材管理が可能です。
Yappli UNITE - 株式会社ヤプリ
- 職場環境や労働条件に関する満足度をアンケート
- 部署間の分析や、経営陣と従業員のギャップ分析などが可能
- 経営陣からのメッセージやマニュアルの配布も一元化
Yappli UNITEは、サーベイ実施や分析はもちろん、社内向けコンテンツやマニュアルの配信も一元化できるアプリです。
組織文化やコミュニケーションに関する社員の評価、職場環境や労働条件に対する満足度を可視化できます。現場向けマニュアルの配信や社内の活動の紹介などもアプリに集約でき、組織と従業員の関係構築までサポートしてくれます。
HRMOSタレントマネジメント - 株式会社ビズリーチ
- 専門家たちによって設計された10カテゴリにわたる設問群
- 対策優先度の高い組織課題を自動識別するレポート機能
- 個人コンディションサーベイで社員の変化をすばやく把握
HRMOSタレントマネジメントは、組織診断サーベイや個人コンディションサーベイを搭載した人材管理システムです。データベースはもちろん、組織シミュレーションや目標・評価管理ができます。
従業員の声を集める調査機能に加えて、属性ごとに比較分析できる「属性比較」機能や優先して改善すべき課題がわかる自動レポート機能などを用いて組織状態を可視化できるツールです。
- 10種類以上のテンプレートが用意されたアンケート機能
- 機能を柔軟に組み合わせて最適なプランを選択
- 人材データ分析や人材配置シミュレーションが可能
One人事は、人事評価や目標管理、タレント分析など組織の活性化に欠かせない機能を搭載した人事管理システムです。エンゲージサーベイや社員満足度調査、ハラスメント調査、リーダーシップ調査など社員の本音がわかるアンケート機能により、社員の状態を把握できます。
アンケート機能やダッシュボード、クロス分析、スキル管理、目標管理などはオプションとなり、必要な機能だけをそろえたカスタマイズが可能です。
ジンジャー人事労務(サーベイ) - jinjer株式会社
- 週1のアンケートでコンディションを定点観測
- 結果は自動分析
- 従業員の異変はシステムで自動検知
ジンジャー人事労務(サーベイ)は、システムが自動でコンディション変化を管理してくれるシステムです。従業員には週1でアンケートを送付。データはシステムが自動で管理・分析してくれます。
もし従業員に異変があった場合は、システムが自動で検知。迅速な対応に活かせます。
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【非アンケート型】組織診断(組織サーベイ)ツール比較4選
おすすめの非アンケート型組織診断ツールを一覧で紹介します。
Qasee - Qasee株式会社
- 業務データから組織分析やリスクアセスメントが可能
- 業務コストを正確に把握
- 従業員の働き方が健全かをチェックできるAI業務診断機能
Qaseeは従業員各自の業務上状況を可視化し、各従業員のストレス、業務負荷を可視化できるツールです。従業員の業務状況を自動でレポートしてくれる機能を選択すれば、定量的な課題の把握が可能です。
蓄積された業務データから組織分析ができ、たとえばリモートワークやオフィスワークにおける生産性の違いを調査できます。
- 社内の制度設計から施策の実行まで幅広くカバー
- 社員の基本情報とナレッジを共有
- 充実した運用サポート
TUNAGは、社員のエンゲージメントを高めて、組織の生産性を向上させるための経営プラットフォームです。社員の属性やスキル、ナレッジの共有などを通じて、社内の人事や社員教育に関する制度設計や、具体的な施策の実行まで広く活用できるのが特徴です。
組織の現状に合わせた制度設計が可能で、さまざまな運用データをもとにPDCAを重ねることで、組織全体のパフォーマンスの向上を実現します。ベンダーのカスタマーサクセスによる充実した導入サポートも受けられます。
- MBO、コンピテンシー評価、バリュー評価などに対応
- ISO30414対応のダッシュボードで組織の状態を可視化
- 従業員満足データや勤怠、評価、スキルデータで人材分布図を作成可能
CYDASは、個人の働きがいを軸に組織の成長をサポートするタレントマネジメントツールです。ISO30414に準拠し、部署やチームなどの単位で組織課題や実施すべき施策を明確化できます。
一元化した社員データをベースに、強みや弱みを可視化し、それぞれのキャリアビジョンに向けた学習環境を提供可能です。また、アセスメントやスキルや報酬データをもとに人材を分析でき、データを掛け合わせた戦略人事もサポートしてくれます。
- 社内のあらゆる情報を「資産化」「見える化」
- フィールド型のコミュニケーションが可能
- ベンダーによるカスタマーサクセス支援
Talknoteは、社員情報を含めた、社内のさまざまな情報を可視化でき、エンゲージメントを改善できるツールです。組織診断機能に加えて、特定のメンバーが参加するグループでのコミュニケーションやタスクの共有も可能で、アサイン状況も一元管理できます。社内用のSNSとして活用している企業も多く、導入から運用まで、ベンダーによる支援を受けられるのも魅力です。
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組織診断ツールを導入する際の注意点
組織診断ツールの導入が形骸化した施策にならないように2つの注意点を解説します。
従業員は改善を期待する
組織診断をする際は従業員にアンケートを取ることが多いですが、回答した従業員は少なからず組織に対して何らかの改善を期待するものです。離職や休職などのように組織課題が顕在化している状態では改善の期待はより高まります。
分析結果や改善のアクションなどは必要に応じて従業員へ告知して実行することで従業員のモチベーション向上にもつながるでしょう。
定期点検が欠かせない
組織診断ツールを有効活用するには、定期的に診断を実施して組織・従業員の状態の変化を観察することが大切です。ただし、実施頻度や準備・回答コストが高くなれば続けることも難しくなります。
自社が定期的に組織診断をするうえで必要な手間、費用、機能などがバランスのよいツールを選択するようにしましょう。
組織診断ツールの導入で失敗しないために
自社に合ったツールを選択するには、目的との整合性やツールの調査対象、コストとパフォーマンスのバランスに注目することが大事です。
ツールによって導入費用や実装されている機能、使いやすさがかなり変わってくるので、長期的・多角的な視点で自社に合ったものかどうかを判断しましょう。実際に導入している企業からの評判や、レビューを確認することも重要です。
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