[ええじゃない課Biz×BOXIL] 注目のITツールを紹介 - 2023年10月1日放送分
ええじゃない課Bizとは
「ええじゃない課Biz」は、業務効率化に役立つITツールを紹介する情報番組です。
<番組詳細>
番組名:ええじゃない課Biz
放送局:TOKYO MX(関東ローカル 東京・埼玉・千葉・神奈川・茨城およびYouTube 他)
放送日時: 2021年4月4日(日)25:35~26:05 以降、隔週放送
ジャンル: デジタル情報番組
ターゲット: 30~35歳のビジネスパーソン
本記事では、 2023年10月1日放送の番組内で紹介された注目のITツールを一気に紹介します。
TenTenの自販機AI
「TenTenの自販機AI」は、自販機に機器を取り付けるだけで、自販機に関するデータをクラウド上で管理できるようになる、AIを活用したサービスです。
これまで、自販機オペレーターは一台ずつ自販機を巡回して自販機内の在庫や釣り銭の確認を行っていました。
TenTenの自販機AIは、既存の自販機に「SmartBeacon」を取り付けるだけで、商品の売れ行きをスマートフォンやタブレットで確認できます。これにより、毎日現場を訪れ、売れ行きをチェックしてから発注を行う、釣り銭の補充を行うといった業務から解放されます。
TenTenの自販機AIを導入することで、スマートフォンやタブレットから機器を取り付けた自販機の状況を一覧で確認できるほか、購入本数、売り切れ本数、販売予測などの各種データをチェックできます。情報はリアルタイムに更新されるため、遠隔地にいながら常に最新の状況を把握できることも利点です。
SmartBeaconをすべての自販機に取り付けられない場合は、過去の販売データからの予測も可能。
集金や商品の補充に関しては、最適な巡回・訪問ルートを地図上で提案する機能の活用で、さらなる効率化を目指せます。
TULIP
「TULIP」は、ローコードで自社アプリを開発できる、製造業向けのDX支援ツールです。
製造の現場では、紙とペンを使ってデータを管理することが一般的です。DXが求められている近年、まずは身近な業務からデジタル化を進めたい企業も多いでしょう。
TULIPを導入することで、自社の課題解決に必要なシステムを、プログラミングの知識なくアプリを開発できるようになります。たとえば、チェックシートを紙やPDFで保管している場合、過去のデータを探して閲覧することが難しくなります。また、作業者によって書き方も異なるため、内容の把握やデータの取得に時間がかかってしまうこともあります。
TULIPを活用してチェックシートをアプリ化することで、データのリアルタイム共有や過去データの検索など、さまざまな機能の付与により業務効率化を図れます。TULIPはタブレットにも対応。チェックリストとあわせて、写真を撮影して品質チェックの証拠として残しておくことも可能です。
さらには、計測機器をTULIPにつなぐことで、計測したデータをパソコンからクラウドに自動で取り込めるようになります。世界各国の中小企業・工場で導入されているTULIPの活用によって、独自のアプリでミスの軽減や生産性の向上を図れます。
EX感性
「EX感性」は、「人の感性を見える化する」デザイン解析クラウドサービスです。
売れるデザインや刺さるデザインなど、これまで説明が難しかった人の感性を演算し可視化します。
EX感性では、「感性脳工学」という産学連携のプロジェクトから得た知見をもとに、人がモノを見たときに脳内で行われる処理を5つの要素に分解して演算を行い、結果をヒートマップで表示します。
たとえば、注目性分析で画像を分析すると、店舗での消費者の行動から、どの部分がどのくらい目立っているのかを数値化する、視線をシミュレーションするなども可能です。
EX感性は、どのような画像・動画も分析できます。商品に関するデザインだけでなく、YouTubeのサムネイルづくりなど幅広い場面で利用できます。より多くの人に自社の商品やサービスを利用してもらいたい企業は、各種デザインの見直しにEX感性を利用してみるのも手です。