車両管理システムのシェア・市場規模 一番選ばれている人気サービスはC-Portal(シーポータル)

車両管理システムを導入しようと思っても、種類がたくさんあってどうやって選べばいいの?と迷いますよね。そんな声にお応えして「SaaS導入推進者が選ぶサイト第1位※」のBOXILがおすすめ車両管理システムを厳選。チェックしたいサービスの紹介資料をまとめてダウンロードできます。
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※2020年9月実施 株式会社ショッパーズアイ「SaaS比較メディアに関するイメージ調査」より

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車両管理システムのシェア率
車両管理システムの導入に携わった1,739人を対象にBOXILが独自アンケート※1を実施し、導入した車両管理システムを尋ねました。
シェアが最も多かったのは、C-Portal(シーポータル)で14.2%。その後にTOYOTA MOBILITY PORTALが14.1%、KIBACOが12.3%、SmartDrive Fleetが10.4%、トラッカーズマネージャーが9.8%と続きます。これら5社で全体の半数以上を占めていました。
※調査概要:インターネット調査にて車両管理システムの導入に携わった全国20〜60代の1739人へ実施。本調査の期間は2025年2月7日〜8日。本アンケート結果は小数点以下任意の桁を四捨五入しており、合計が100%にならない場合がある
各社の比較を詳しく知りたい方は、以下の記事をご覧ください。

シェア率とあわせて口コミ・ユーザー満足度もチェック
シェア率だけでなく、各車両管理システムの口コミやユーザー満足度、導入事例を確認しておくことで、自社にあったサービス選びができるようになります。車両管理システムの口コミランキングもあわせて参考にしてください。

車両管理システムの市場規模
BOXIL編集部が2024年2月に実施した調査をもとに、車両管理システムの市場規模を算出※1しました。2023年のSaaS型車両管理システムの市場規模は、およそ327.7億円だと算定できます。
また、導入を検討しているユーザーの動向や導入予定時期をもとに算出すると、2024年の市場規模は364.1億円に到達する見込みで、2025年の市場規模は399.4億円規模に成長すると予測※できます。
※1 調査期間 2024年2月16日〜2月27日 スマートキャンプで実施した「SaaSの利用実態調査」をもとに、1社あたりの利用金額と法人数から算定
※2 同調査の導入時期と導入予定時期から算定
車両管理システム市場の成長率は?
同調査では、まだ車両管理システムを導入・利用していない法務・総務担当者に対して、導入予定も調査しました。その結果、利用を検討・開始する企業は少ない結果となりました。
導入予定時期 | 回答数 | 割合 |
---|---|---|
時期は未定だが利用検討中 | 19 | 3.6% |
半年以内には利用開始予定 | 5 | 1% |
1年以内には利用開始予定 | 3 | 0.6% |
2年以内には利用開始予定 | 1 | 0.2% |
現時点では未定・利用予定はない | 493 | 94.6% |
車両管理システム市場の成長の要因としては、東京証券取引所のコーポレートガバナンス・コードの改訂があったことが挙げられます。
2021年6月に、東京証券取引所はコーポレートガバナンス・コードを改訂しました。それにより、「プライム市場」「スタンダード市場」においては、気候変動の取り組みとそれに関する情報開示が要請されています。そのため、CO2排出量を算出できる機能も搭載されている、車両管理システムが注目される結果となりました。
また、働き方改革関連法案の施行により、2024年4月から自動車運転ドライバーの時間外労働時間の上限が年間960時間に制限されています。それにより、勤務時間中により効率的に車両を動かし、稼働効率を高める必要が出てきていること、運転業務日報やアルコールチェックの記録などの業務を効率化する必要があることも、車両管理システムが注目される要因の一つです。
もちろん、社用車・営業車の管理や予約などといった普段の業務でも広く活用されるようになっています。

車両管理システム シェア率TOP5の口コミ・満足度
シェア率だけでなく、各サービスの口コミやユーザー満足度を確認しておくことで、自社にあったサービス選びができるようになります。車両管理システムの比較表もあわせて参考にしてください。
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※ダウンロード可能な資料数は、BOXILでの掲載状況によって増減する場合があります。
C-Portal(シーポータル) - 株式会社コムテック
- シェア最大の車両管理サービス
- 急加速・急減速などの危険運転情報を自動検知して地図上にアイコン表示
- 運転を5段階で評価し100点満点でスコア化する客観的な運転評価システム
C-Portal(シーポータル)は、車両管理に必要な機能を統合的に提供する総合車両管理システムです。走行記録管理では単なる位置情報だけでなく、急加速・急減速などの危険運転情報も自動検知し、速度に応じてルートの色が変化するため視覚的に安全運転状況を確認できます。
アルコール検査管理では対応検知器との連携で測定結果を自動アップロード、なりすまし防止のための顔写真撮影機能も搭載しているため、確実な安全確認が可能です。運転日報作成も自動化されており、走行記録をもとに日報や月報を自動生成します。
特に注目すべきは運転評価機能で、各ドライバーの運転を5段階で評価し100点満点でスコア化。これにより客観的な基準での安全運転指導が可能となり、事故リスク低減とコンプライアンス対応の両立を実現します。
TOYOTA MOBILITY PORTAL - トヨタモビリティサービス株式会社
- リース契約1台から全ての基本機能が無料で利用可能
- 車両だけでなく駐車場やETCカード、給油カードも紐付けて一元管理
- グラフなどによる視覚的な「見える化」で車両運用状況を一目で把握
TOYOTA MOBILITY PORTALは、トヨタが提供する車両管理専用クラウドシステムで、リース契約1台から全ての基本機能が無料で利用できる点が最大の魅力です。管理者向けUIは各種情報をグラフなどで視覚的に「見える化」し、複雑な車両運用状況も一目で把握できます。
車両だけでなく、駐車場やETCカード、給油カードも紐付けて管理できるため、複数システムの運用コストを削減。アルコール検知器との連携やテレマティクス機能による運行ルート管理、ドライバーの運転特性確認、危険運転・危険地点の特定も可能で、安全運転管理を強力にサポートします。
点検予定・実績確認やアルコールチェック管理などの定型業務自動化により管理工数を大幅に削減し、スマホアプリ連携で運転者は外出先でも運転日報処理や点検通知を確認可能。特に複数拠点や多数の社用車を運用する企業、環境報告書作成が必要な上場企業に適したシステムです。
KIBACO - キムラユニティー株式会社
- 管理者向け機能は無料で利用可能
- 所有形態を問わず全ての車両情報を一元管理
- リース契約や保険契約のアラート機能により更新漏れや失効を防止
KIBACO(キバコ)は、車両管理と安全運転管理を統合したクラウド型車両管理システムです。所有形態を問わず全ての車両情報を一元管理できる点が最大の特徴で、管理者向け機能は無料で利用できるため、コスト意識の高い企業にも導入しやすいシステムとなっています。
ダッシュボードには事故発生などの緊急通知のほか、リース契約や保険契約のアラートが表示され、重要な更新の見落としを防止。また、業種別・保有台数別に車両コストの比較が可能で、対策すべき高コスト項目を明確に可視化します。
スマートフォンアプリ「KIBACO Link」でアルコールチェッカーと連携することで、なりすまし防止と管理の一本化を実現。紙の管理工数を大幅に削減しながら運転者の利便性も向上させます。
SmartDrive Fleet - 株式会社スマートドライブ
- 走行経路・運転のクセも確認できる
- アルコールチェックに必要な項目を管理
- 走行するだけで運転日報が自動で作成
SmartDrive Fleetは、安全運転管理、法令遵守、DXをワンストップで実現できるクラウド型車両管理サービスです。シガーソケットに差し込むだけの簡易タイプから、車内外の両方を記録し急操作発生時の前後10秒を映像で記録できるGPS搭載ドライブレコーダーまで、ニーズに合わせたデバイスを選択できます。
高精度GPSによるリアルタイムな位置情報把握や走行ルートの可視化、渋滞情報の取得により、ルート変更指示や到着予定時刻の予測が可能。車両やドライバーごとの移動経路作成機能により、経路設定と同時に車両予約も自動化され、二重予約防止と業務効率化を実現します。
特にドライバーの稼働状況や車両の運行状況がタイムライン形式で一目でわかり、予約時間に走行すれば自動でドライバー名を記録。さらに走行するだけで運転日報が自動作成される機能も備えており、管理者とドライバー双方の業務負担を大幅に軽減します。
トラッカーズマネージャー - 株式会社Azoop
- 運送会社に特化した利益最大化プラットフォーム
- 車両1台あたりの収支を数秒で集計し視覚的に把握
- 時間軸とリスト表示を軸に柔軟な配車管理が可能
トラッカーズマネージャーは、運送会社に特化した利益最大化プラットフォームとして、経営体質改善と持続可能な物流インフラの構築を支援するサービスです。運送業務に必要なすべての機能を網羅し、経営層と現場をシームレスにつなぐことで業務効率化を実現します。
最大の特徴は、車両1台あたりの収支を数秒で集計できる機能です。入力された原価情報をもとに損益を瞬時にレポート化し、推移や構成比をグラフで視覚的に把握できるため、経営判断のスピードアップに貢献します。Web上に情報が集約され、いつでもどこでも最新情報を確認可能な点も高く評価されています。
配車管理では、時間軸とリスト表示を軸に、車両・ドライバー軸の切り替え、一日・二日・週間表示に対応し、ドラッグアンドドロップによる直感的な操作が可能。安全管理機能では事故記録をグラフ化して分析し、法定12項目に準拠した安全運転教育実施計画の作成や、教育動画をドライバーのスマホに配信する機能も備えています。
シェア率だけでなく機能で比較しよう
車両管理システムを選ぶ際に重要なのは「自社の状況に合った機能が備わっているかどうか」です。あわせて各サービスの口コミなども見ておくと良いでしょう。
