CV (コンバージョン)とは?意味や種類、売上増加目指す設定ポイントを徹底解説
CV(コンバージョン)とは
CV(コンバージョン)とはConversionの略で、Webサイトにおける最終的な成果のことです。何をCVとするかは会社ごとで異なりますが、たとえばネット通販会社で、ユーザーが商品を1つ購入したとします。これでCVが1件発生したということになります。
目次を閉じる
CVの種類
CVには4つの種類があり、意味や違いをしっかりと理解する必要があります。
この種類の違いを明確にしていないと、広告主側と広告運用代行側とでコンバージョンの数値における行き違いが発生する恐れがあるので注意しましょう。
ユニークコンバージョン
ユニークコンバージョンとは、ユーザー単位のコンバージョンを指します。
あるユーザーがWebサイトを経由して、2つの商品を購入したとします。その場合、購入(アクション)は「2」とカウントされますが、ユニークコンバージョンではこれを「1」とカウントします。
というのも、購入したのは同一ユーザーだからです。購入が2回でも、同一ユーザーであれば1とカウントします。これがユニークコンバージョンの考え方です。
総コンバージョン
この総コンバージョンは上記のユニークコンバージョンと違い、アクション(購入)単位のコンバージョンを指します。
たとえば、同一ユーザーが2つの商品を購入(アクション2回)すれば、総コンバージョンではこれを「2」とカウントします。
つまり、ユニークコンバージョンとの明確な違いは、同一ユーザーの2回目の購入をカウントするか否か、という点です。
クリックスルーコンバージョン
クリックスルーコンバージョンとは、ある広告をクリックしたユーザーがWebサイトに来訪し、コンバーションした数を指します。
同じユーザーが複数回コンバーションしても、「1」とカウントする特徴をもっています。
ビュースルーコンバージョン
ビュースルーコンバージョンとは、ある広告を見たけれども、クリックはしなかったユーザーが、Webサイトに来訪してコンバーションした数を指します。
たとえば媒体Aの広告をみたユーザーが、後日媒体B経由で広告をクリックしコンバージョンした場合、媒体AのビュースルーCVは「1」とカウントします。
CV設定のポイント
上記で、CV(コンバージョン)とはWebサイトにおける最終的な成果だと説明しました。
しかし、何をもってCVとするかの基準はサイトや企業によって異なります。会員登録をコンバージョンとする場合もあれば、商品購入をコンバージョンとすることもあります。
さらに、商品購入をコンバージョンとする場合でも、購入したユーザーの数をコンバージョン件数とする場合と購入した商品の数をコンバージョン件数とする場合など、さまざまな設定方法があります。
そのため、設定する際には、「CV数にもとづいて何を知りたいのか」を明確にする必要があります。
「ユーザーの数をもとに母数を増やしたいからユニークコンバージョン数を算出する」などのように、目的に沿ってCV数を設定することがポイントです。
目的に沿ったCV設定は、Web広告運用における売上増加に結びつくのでしっかりと押さえておきましょう。
CVR(コンバージョン率)とは
CVRとは、「Conversion Rate」の略で、コンバージョン率と訳されます。Webサイトに発生したアクセスのうち、どれだけのCV(コンバージョン)を達成したかの割合を表す指標のことです。
CVRを知ることで、Webサイトで施策の優先度や施策を行うページを洗い出せます。計算式は次のとおりです。
CV(コンバージョン)を獲得するポイントやCVR(コンバージョン率)についてはこちらの記事でも詳しく紹介しているので参考にしてください。
CVを獲得し、賢くWeb広告の売上増加を目指そう
CV(コンバージョン)はWeb広告運用において、いかに広告コストが成果に結びついたかという最終的な成果を知るための指標の一つです。
サイトや企業によって何をもってCVとするかの基準が違うため、CVにもとづいて何を知りたいかという目的を設定することがとても重要になります。
CVの意味や種類、設定におけるポイントをしっかり押さえて、Web広告の売上増加を目指しましょう。
BOXILとは
BOXIL(ボクシル)は企業のDXを支援する法人向けプラットフォームです。SaaS比較サイト「BOXIL SaaS」、ビジネスメディア「BOXIL Magazine」、YouTubeチャンネル「BOXIL CHANNEL」を通じて、ビジネスに役立つ情報を発信しています。
BOXIL会員(無料)になると次の特典が受け取れます。
- BOXIL Magazineの会員限定記事が読み放題!
- 「SaaS業界レポート」や「選び方ガイド」がダウンロードできる!
- 約800種類のビジネステンプレートが自由に使える!
BOXIL SaaSでは、SaaSやクラウドサービスの口コミを募集しています。あなたの体験が、サービス品質向上や、これから導入検討する企業の参考情報として役立ちます。
BOXIL SaaSへ掲載しませんか?
- リード獲得に強い法人向けSaaS比較・検索サイトNo.1※
- リードの従量課金で、安定的に新規顧客との接点を提供
- 累計1,200社以上の掲載実績があり、初めての比較サイト掲載でも安心
※ 日本マーケティングリサーチ機構調べ、調査概要:2021年5月期 ブランドのWEB比較印象調査