ベンチャー就職のメリット・デメリットまとめ | 新卒・中途必見!【徹底解説】

ベンチャー企業とは
最近では「ベンチャー企業」「スタートアップ企業」などの言葉が新卒就職でもよく使われており、ベンチャー企業が身近な存在になってきました。自分で起業する人も増えはじめ、早くから起業や将来的な独立を考える人も珍しくありません。
そんななかで急成長しているベンチャー企業に就職先として人気が集まり、検討する人も増えています。
ベンチャー企業について詳しく解説し、ベンチャー企業に就職するメリット・デメリットを比較していきます。キャリアの描き方の示唆になれば幸いです。
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- ベンチャー企業とは
- ベンチャー企業の特徴
- ベンチャー企業の定義
- ベンチャー企業とスタートアップ企業の違い
- ベンチャー企業と中小企業の違い
- ベンチャー就職のメリットとデメリット
- ベンチャー就職のメリット
- ベンチャー就職のデメリット
- ここが違う!大企業就職とベンチャー就職
- 大企業vsベンチャー 揺れる就活生
- 大企業の定義とは
- メリット
- デメリット
- 自分の軸をもとに企業を選ぼう
- おすすめ就活サービス3選【転職者向け】
- リクルートエージェント - 圧倒的実績と求人数で人気!
- マイナビエージェント - 20代〜30代の転職におすすめ!
- ハタラクティブ
- ベンチャー就職適性
- ベンチャー企業に向いている人
- ベンチャー企業に向いていない人
- 今後さらに勢いを増すベンチャー就職
- BOXILとは
ベンチャー企業の特徴
ベンチャー企業の定義
ベンチャー企業とは、日本で生まれた和製英語で、明確な定義はありません。
一般的には「設立5年以内の会社」「小~中規模の会社」「ベンチャーキャピタルなどから資金援助を受けている」「既存ビジネスを参考に新ビジネスに挑戦」などの区分けポイントがあります。
日本では、グリーやサイバーエージェントなどが「ベンチャー企業」の成功例として知られているので、成長途中の企業を指す場合もあります。
ベンチャー企業とスタートアップ企業の違い
はっきりとした区分けはないですが、ベンチャー企業は既存ビジネスを参考に株式公開を目指す企業を指すことが多く、スタートアップ企業はイノベーションを理念に掲げて一攫千金を目指している企業が多いです。
スタートアップ企業は「企業」と名はつくものの、組織形態はさまざまで会社登記をせずに、個人事業主でスタートする場合もあります。
一般的には「設立3年以内」「革新的なアイデアと技術で起業」「成長スピードが早い」といった特徴があり、今までにないアイデアや技術を使ってビジネスに参戦するので、うまくいけば桁違いのスピードで会社が成長します。
ベンチャー企業と中小企業の違い
中小企業の定義は業種別に、資本金と従業員数で明確に定められています。
創設時期や事業内容は関係なく会社の規模を示す言葉なので、定義で言えば中小企業の中にベンチャー企業もスタートアップ企業も含まれます。一部「メガベンチャー」という、10年程度で企業価値が数千億規模に成長した企業は、中小企業の定義から外れます。
ベンチャー就職のメリットとデメリット
ベンチャー就職のメリット
ベンチャー企業は組織が小さいので社長や上長との距離が近く、経営層の目線・考え方を身近で学べる機会が多いです。フラットな社風の企業が多いので、自分の意見も言いやすい環境です。
また大企業と比較し、年齢や経験に関係なく重責を任されます。社員150人規模のあるベンチャー企業では、新卒半年の社員が京都支社長に抜擢されたこともありました。
昇進も早く個人に与えられる裁量が大きいので、若いうちに大企業では経験できないようなスキルを磨けます。
まとめると以下のようです。
- 若くても実績さえ出せば早く昇進できる
- 意見や提案を社長や経営層に言いやすい
- いろいろな経験ができ、スキルが磨ける

ベンチャー就職のデメリット
一方で従業員が少ないために、ハードワークになる可能性があります。自ら積極的に動く主体性を求められ、実力主義である点もハードワークに拍車をかけています。
また設立5年以内の会社ですから、研修などの教育体制や充実した福利厚生を望むことは難しいでしょう。さらに起業したベンチャー企業の中で、95%が10年以内に倒産するため、失業のリスクもあります。
まとめると次のようになります。
- ハードワークの可能性
- 教育体制や福利厚生が薄い事が多い
- 失業のリスクあり
ここが違う!大企業就職とベンチャー就職
大企業vsベンチャー 揺れる就活生
大企業に人気が集中する中、ユニークな社風や社会貢献の可能性の高さから、ベンチャー企業も就活生にとって、ひとつの選択肢になっています。
人生のターニングポイントである就職先を判断するためにも、大企業に就職することのメリット・デメリットを押さえてから、検討するようにしましょう。

大企業の定義とは
大企業の定義は、中小企業の基準を超える企業を指します。従業員も多く、安定した経営状態の企業が多いので、大企業に就職することは自分の価値が上がると考えて大企業を目指す人も多くいます。
メリット
大企業の事業はマーケットも大きいので、世の中にインパクトを与えるような仕事が回ってくるかもしれません。またセクハラやパワハラなどの相談機関や内部統制システムなどもしっかりとあるので、仕事だけに集中できることが多いです。
まとめると次のようになります。
- 大規模なプロジェクトに関われる可能性
- 教育体制や福利厚生の充実
- 社会的知名度がた銀行融資なども受けやすいので安定した生活が見込める
デメリット
大企業は基本的にプロジェクトチーム制を導入しているので、個人にスポットが当たりにくく、自分がどれだけ貢献しているのか見えないことが多く、モチベーションを保ちにくい点があります。また根底には年功序列の風土が残っているので、早期のキャリアアップは難しいのが大企業です。
まとめると次のようになります。
- 会社に対する貢献を感じにくい
- 就業規則などが細かく決まっている
- 昇進にある程度の時間がかかる
自分の軸をもとに企業を選ぼう
大企業とベンチャー企業には、それぞれ魅力があります。
「大企業に入社したから安心」「ベンチャー企業に入ったから昇進が早い」とは限りません。
自分のやりたい事、社風を含めた働く環境と将来性で判断して、自分に合った選択ができるかが重要です。
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ベンチャー就職適性
ベンチャー企業に向いている人
ベンチャー企業は「チャレンジ精神」が求められハードワークになる傾向もあるので、性格面では向上心があり、好奇心旺盛でタフな方が向いています。
また不確実なことが多く、変化するスピードも早いので、その変化を楽しめるくらいのタフさがあると活躍できるかもしれません。
能力面では、プレゼン力が高く、情報収集能力と実行力が高い人が向いています。新ビジネスを追い求めるベンチャー企業では、プレゼンの機会が多く、常にビジネスチャンスを意識して情報に反応する能力が問われます。
また変化スピードの速いベンチャー企業では、変わり続ける実行力が求められます。
ベンチャー企業に向いていない人
ベンチャー企業には大企業のような安定した組織や知名度、ブランド力はないので、仕事よりもプライベートを大切にする人や、知名度やブランドを重視する人には向いていないかもしれません。
会社を成長させることに常に全力なので、ハードワークになりがちで、勤務時間どおりに帰る生活を望む人にはおすすめできません。
また決められたとおりに仕事を進めたい人や受動的に仕事をしたい人にも、ベンチャー企業は厳しい職場です。
今後さらに勢いを増すベンチャー就職
ベンチャー企業に就職するメリットやリスク、大企業との違いについて理解していただけたでしょうか。
ベンチャー企業は成長過程であることが多いので、10年後には大企業になっているかもしれません。創業時期に社員であったことは、ベンチャー企業が大きくなったときに、きっとポジションを押し上げてくれるでしょう。またベンチャー企業で早くから多くの経験をして、知識と人脈を得て独立する道もあります。
キャリアアップするためには、事業内容だけでなく経営理念や社風などを見て、自分に合う会社を選ぶ必要があります。
ベンチャー企業は主体性があれば成長できる機会がたくさんあるので、就職活動時には大企業だけでなく、将来性の高いベンチャー企業も選択肢の一つとして検討してみてください。
BOXILとは
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